JPS61265190A

JPS61265190A - 全自動洗濯乾燥機

Info

Publication number: JPS61265190A
Application number: JP60107872A
Authority: JP
Inventors: 太田　恵三
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-05-20
Filing date: 1985-05-20
Publication date: 1986-11-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（５）産業上の利用分野本発明は、自動脱水洗濯機と衣類乾燥機とを組合せ合体
させて、洗濯から乾燥までの全行程動作を、全自動で行
なうことができる全自動洗濯乾燥機に関するものである
。

（Ｂ）従来の技術従来は、洗濯、排水、脱水、すすぎなどの洗濯行程は自
動脱水洗濯機で行ない、そして洗濯行程を終えた衣類の
乾燥行程は、別置の衣類乾燥機で行なっていた。

（Ｃ）発明が解決しようとする問題点前記のように、従来は洗濯から乾燥までの一連の全行程
が全自動でなく、従って洗濯行程を終えて次の乾燥行程
に入る際、必ず人が自動脱水洗濯機から、洗濯脱水ずみ
の生温れの衣類を取り出して、衣類乾燥機に移し替えて
から乾燥行程に入るわずられしい手間を要々別個に計２
台設置する広いスペースを必要ｔ　９　）としていた。

（Ｄ）問題点を解決するための手段以上の問題点を解決するため、本発明は脱水洗濯装置と
乾燥装置とを組合せ、合体させて１台の全自動洗濯乾燥
機として動作させ、洗濯から乾燥までの全行程動作を、
全自動で行なうことができるものである。

この手段により、以上の問題点を解決することができる
。

（ＪＬ”）作　　用本発明は、脱水洗濯装置の外槽（又はその下部）の周囲
に、リング式（又は準リング式）傾転機構を設置し、こ
れで外槽、内槽などからなる脱水洗濯装置を弾性支持し
、洗濯行程を終えて、次の乾燥行程に入る際、更にこれ
で脱水洗濯装置を、空圧、液圧、又は電動機などにより
、正確な位置合せを、その前、又は后で行ない、クラン
プなどして固結して、洗濯脱水ずみの半溝れの衣類を内
槽に入れたま５、約９０°傾転させ、そして内槽を乾燥
用の回転ドラムとして使用し、これに乾燥装置のファン
、ヒーターなどを具備させて、乾燥行程を連続して行わ
せ、全自動洗濯乾燥機として、洗濯から乾燥までの一連
の全行程を全自動で行なうことができるようにしたもの
である。

なお、本機は従来の如く、洗濯行程のみ、又は乾燥行程
のみ、各々単独別個に選択使用もできる。

又、洗濯行程のうちで、脱水のある行程と、脱水のない
行程の選択使用もできる。

その他、従来の使用できた動作は、原則として、すべて
選択使用できるものである。

（町実施例以下、本発明の実施例を、図面にもとづいて説明する。

第１図は、洗濯行程時の全自動洗濯乾燥機の縦断立面図
、第２図はリング式（又は準リング式）傾転機構の縦断
部分図、第３図はその横断図である。

■は全自動洗濯乾燥機の本体である。２は脱水洗濯装置
の外槽で、洗濯時、洗濯液を保持し、脱水時、脱水液を
受ける。外槽２（又はその下部）の周囲に、リング式（
又は準リング式）傾転機構３が設置され、傾転軸４を介
して本体１の側面と両端（又は片持ち）軸受支持されて
いる。その支持位置は脱水洗濯装置の傾転時、最適の位
置寸法とする。又、本機構３で、外槽２の外側面に設け
た複数個（図では４個）の支持金具５．スプリング６、
ロッド７（又はロッドなしで）を介して脱水洗濯装置を
数点（図では４点）で弾性支持されている。そして又、
本機構３に、外槽２（又はその下部）の心合せ用シリン
ダー８２位置合せクランプ用シリンダー９．傾転用シリ
ンダー１０などが複数個づつ設けられている。

１１は外槽２内に回転自在に装備された洗濯兼脱水用の
内槽で、底部にパルナータ１２（又は回転槽）を設は上
端に慣性リング兼回転シール材１３が固設されている。

又、内槽１１の局側面は、その底面近傍部から上端部に
かけて、円錐形の逆テーパー状をなしており、脱水孔１
４が、その底面近傍部より下部と底面に設けられ、脱水
時の水抜孔の作用と共に乾燥行程時、熱風の抜孔として
作用する。又乾燥行程時、ドラムとして回転する内槽１
１内の衣類を転勤攪拌させるため、その内周側面にバッ
フル１５が複数個設けられている。

外槽２の上端部にリング・シール材１６が固設されてお
り、前記内槽１１の回転シール材１３と共に、内外槽が
約９０°傾転された后、乾燥装置の内ガイド３１．外ガ
イド３２と嵌合密接され、密封されて、乾燥用熱風が洩
れないようになされている。

又外槽２の溢水口の位置より高いレベルの上部側面に出
入可能な複数個（図では４個）の耐熱耐水のベアリング
受台１７が設けており、内外槽が約９０°傾転された時
、内槽１１の上部を支えると共に、乾燥用ドラムとじて
回転する内槽１１の他端の部分軸受としても作用する。

外槽２の底部に洗濯脱水用モータ１８が取付けられ、そ
の回転駆動の動力がベルト１９゜および２０を介して、
クラッチ・ブレーキ機構２１により、パルセータ１２（
又は回転槽）又は、内槽１１を切換えて、低速又は高速
回転して洗濯、又は脱水せしめる機構となっている。更
に、この洗濯脱水用モータ１８はインバーター制御され
、これによって洗濯行程の最終脱水時に、次の乾燥行程
用のためにきめ細かな脱水圧、逆転をさせて衣類をよく
ほぐし、又乾燥行程時、内槽１１を乾燥用ドラムとして
、きめ細かく回転（正逆転を含めて）させる。更に、コ
ンピューター制御によって、更にきめ細かな正、逆転で
衣類のはぐれが一層促進される。

又、外槽２．内槽１１は共に耐熱材質製とする。

本体の底部又は適当な場所に、電動機付小型コンプレッ
サー２２が設けられている。これはリング式（又は準リ
ング式）傾転機構３に設けられた心合せ用シリンダーｓ
、位置合セクランプ用シリンダー９．傾転用シリンダー
１０、およびベアリング受台１７の出入用シリンター２
３．乾燥装置前後進用シリンダー２４への駆動空圧源と
して使用される。この電動機付小型コンプレッサー２２
から上記の各々の空圧用シリンダーに配管（一部フレキ
シブル、又は回転継手使用）され、更に必要に応じて速
度制御弁、フィルター、減圧弁、潤滑器、水分分離器な
どが設けられており、各々の空圧用シリンダーの操作は
各々に設けられたソレノイド弁により行われる。

第４図は乾燥行程時の全自動洗濯乾燥機の縦断立面図で
、洗濯行程を終えた后、洗濯脱水ずみの衣類を内槽１１
に入れたま＼、脱水洗濯装置を約９０°傾転させて、内
槽１１を乾燥用の回転ドラムとして使用し、これにファ
ンモ−ターなどの乾燥装置を具備させて乾燥行程が行わ
れている。

内槽１１は一端は複数個（図では４個）支持のベアリン
グ受台１７により部分軸受支持され、他端はパルセータ
１２および脱水回転軸により軸受支持され、外槽２の内
側面との間に熱風の通る空間を作っている。

２５は乾燥装置のファンでベルト２６を介してファンモ
ータ２７で廻転駆動される。２゛８は正特性半導体抵抗
素子よりなる熱源である。

２９はリントフィルターで熱風より糸くずなどを取る。

３０は熱風から湿気を凝縮し、水滴に分離させる水分除
去器である。（但し、こ−では図示せず）次に本発明の全自動洗濯乾燥機の動作を説明する。

脱水洗濯装置での洗濯全行程（給水−洗濯一排水一説水
一給水一すすぎ一排水一説水一給水−すすぎ一排水一最
終脱水一停止）のうちで最終脱水は、きめ細かく行われ
る。すなわち、洗濯脱水用モータ１８のインバーター制
御とコンピユータ−制御により、ベルト２０を介して、
クラッチ・ブレーキ機構２１の切換を経て内槽１１を回
転せしめる。その回転は最初は最終脱水のための必要な
高速正回転を行ない、次に中速で周期的に自動正反転を
繰り返し、洗濯脱水ずみの衣類を大まかにほぐし、更に
低速のきめ細かな自動正反転により、最終的にほぐされ
、内槽１１の回転が停止。

次いで電動機付小型コンプレッサー２２が駆動され、発
生された圧縮空気圧（空圧）が各配管、機器を通じ各シ
リンダーのソレノイド弁入側に到達する。

ベアリング受台１７の出入用シリンダー２３のソレノイ
ド弁が作動し、その空圧により、複数個（図では４個）
のベアリング受台１７が出され、内槽１１を部分軸受支
持する。

次にリング式（又は準リング式）傾転機構３に設けられ
た心合せ用シリンダー８のソレノイド弁が作動し、その
空圧により複数個（図では４個）のバーが出され、その
先端のコ口が支持金具５の根元（又は外槽２の外側面）
に到達し、外槽２の心合せが行われる。次いで位置合せ
クランプ用シリンダー９のソレノイド弁が作動し、その
空圧により、リンク機構のバーとの挾み作用で複数個（
図では４個）の支持金具５をリフト（又はダウン）し、
レベルの位置合せが行われ、そしてバーとの挾み作用で
支持金具５をクランプする。

そのリフト（又はダウン）量はスプリング６の弾性域内
の最大伸び（又は縮み）以内とする。次いで傾転用シリ
ンダー１０のソレノイド弁が作動し、その空圧により、
ラック・ピニオン機構を介して２本（又は１本）の傾転
軸４が傾転され、従って、リング式（又は準リング式）
傾転機構３が傾転され、それによって複数個（図では４
個）の支持金具５を介してクランプされた外槽２．スプ
リング６、ロッド７、内槽１１および洗濯脱水用モータ
１８などの脱水洗濯装置一式を、洗濯脱水ずみの衣類を
内槽１１に入れたま５傾転させる。

そして予め調整された速度で、調整されたストローク・
エンドまで、空圧により、ピストンロッドが到達して、
脱水洗濯装置は約９０゜傾転され固定される。

次いで前後進用シリンダー２４のソレノイド弁が作動し
、その空圧により、ファン２５゜ファンモータ２７など
の乾燥装置が、そのスライド面上を前進し、予め調整さ
れた速度で、ストローク・エンドで正確な位置に固定さ
れる。この時テーパー状の内ガイド３１．外ガイド３２
が、それぞれ内槽１１．外槽２と嵌合密接され、回転シ
ール材１３．リング・シール材１６で密封されて、接合
部の気密性が保たれる。

次に、ファンモータ２７が回転駆動され、ベルト２６を
介してファン２５が駆動され、そして正特性半導体抵抗
素子２８の熱源がＯＮされ、予め調整された温度の熱風
が内槽１１（又は内外槽間の空間）内の奥深く送り込ま
れ（又は引き出され）内槽１１の底面とその近傍部の脱
水孔１４を抜けて、内外槽間の空間（又は内槽１１）を
通って帰され、水分除去器３０で湿気が除去される。同
時に洗濯脱水用モータ１８がインバーター制御とコンピ
ューター制御により、低速回転され、内槽１１が乾燥用
ドラムとしてゆっくり回転し、内部の洗濯脱水ずみの衣
類が、バッフル１５により、転勤攪拌されながら熱風に
より、順次乾燥させられてゆく。そして、内槽１１の回
転はインバーター制御とコンピューター制御により、低
速回転の正、逆転がきめ細かく行われる。内槽１１の円
錐形の逆テーパーの形状の周側面、およびバッフル１５
による転勤攪拌、更にきめ細かな低速の正、逆転などに
より、内槽１１内の洗濯脱水ずみの衣類が適度にほぐさ
れながら、ファン２５からの適度な熱風により、乾燥が
なされてゆく。そして最終の仕上り時にファン２５も正
、逆転を繰り返し、かくて乾燥が仕上がる。

タイマー作動し、正特性半導体抵抗素子２８の熱源がＯ
ＦＦされ、そしてファンモータ２７が停止し、次いで洗
濯脱水用モータ１８が停止し、内槽１１の回転が停止す
る。

前後進用シリンダー２４のソレノイド弁が作動し、その
空圧により、ファン２５．ファンモータ２７などの乾燥
装置が、そのスライド面上を後退し、内槽１１．外槽２
と嵌合密接されていたテーパー状の内ガイド３１．外ガ
イド３２も共に離れ、後退してゆき、そのストローク・
エンドの所で乾燥装置が固定される。

次いで、傾転用シリンダー１０のソレノイド弁が作動し
、その空圧により、ラック・ピニオン機構を介して、２
本（又は１本）の傾転軸４が逆転され、リング式（又は
準リング式）傾転機構３が逆転し、それによって複数個
（図では４個）の支持金具５を介してクランプされた外
槽２．スプリング６、ロッド７、内槽１１および洗濯脱
水用モータ１８などの脱水洗濯装置一式が、乾燥ずみの
仕上がりの衣類を内槽１１に入れたま５、元の位置に戻
り固定される。

そして位置合せクランプ用シリンダー９のソレノイド弁
が作動し、その空圧により、リンク機構のバーとの挾み
作用のクランプが解かれ、リフトしていた複数個（図で
は４個）の支持金具５が元の位置にまで下げられる。

次いで心合せシリンダー８のソレノイド弁が作動し、そ
の空圧により複数個（図では４個）のバーが支持金具５
から後退する。かくて外槽２．内槽１１．洗濯脱水用モ
ータ１８などの脱水洗濯装置は、複数個（図では４個）
の支持金具５でスプリング６、ロッド７を介してリング
式（又は準リング式）傾転機構３に弾性支持され、元の
如くなる。

同時にベアリング受台１７の出入用シリンダー２３のソ
レノイド弁が作動し、その空圧により、複数個（図では
４個）のベアリング受台１７が後退され、内槽１１の部
分軸受支持が解かれ、元の如く、自在となる。

次いで電動機付小型コンプレッサー２２の駆動が停止さ
れ空圧が消滅する。かくて全自動洗濯乾燥機の全行程が
終了し、それを告げるランプが点灯し、ブザーが鳴る。

人はカバー３３を開けて、内槽１１内の洗濯、脱水、乾
燥ずみの仕上った衣類を取り出し、カバー３３を元の如
く閉める。

なお、リング式（又は準リング式）傾転機構による位置
合せはリング式拡縮機構でもでき、又この位置合せを約
９０°傾転后行なうこともできる。又クランプはトグル
、又はカムなどでもできる。

以上が空圧による全自動洗濯乾燥機の実施例である。

液（油又は水）圧の場合、前記の空圧の代わりに、液圧
になったもので、電動機付ポンプ、液タンク、液圧配管
、減圧弁、流量制御弁、逆止弁、ソレノイド弁、その他
などで各液圧シリンダーを作動して行なうことができる
。液圧は精密な制御が容易にでき、且つ応答が速く確実
性があるなどの長所があるが、短所として液洩れなどの
メンテナンスがわずられしく、又高価であることなどで
空圧に比べ実施の可能性は少ないと思われる。

電動機による場合は、モータ（又はサーボモータ）とね
じ機構、ウオーム・ホイール、ラック・ピニオン、ギヤ
・セグメント、ベルト伝達機構などとを組合せ、更に位
置制御用のセンサー、カムリミットスイッチ、ロータリ
・エンコーダー、ストッパーなどの機器も必要であり、
従ってかなり高価となるきらいがあり、やはり空圧に比
べ実施の可能性は少ないと思われる。

ＣＧ）発明の効果本発明の全自動洗濯乾燥機により、洗濯、排水、脱水、
すすぎなどの洗濯行程に引続いて、乾燥までの全行程が
全自動で行われる。

その効果としては、従来洗濯の行程を終えて乾燥汚程に
入る際、洗濯脱水ずみの半濁れの衣類を自動脱水洗濯機
から取り出して、衣類乾燥機に移し替えなければならな
いわずらわしい手間が省け、洗濯から乾燥までの一連の
全行程動作が本機で全自動で行なうことができることで
ある。

又、この全自動洗濯乾燥機は洗濯脱水、乾燥の両機能を
兼備したコンパクトな構造であり、従って従来、自動脱
水洗濯機と、衣類乾燥機とを、各々別個に計２台分の設
置場所を必要としていたが、本機１台で、その広いスペ
ースも必要でなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は洗濯行程時の全自動洗濯乾燥機の縦断立面図第２図はリング式（又は準リング式）傾転機構の縦断部
分図第３図は同上の横断図第４図は乾燥行程時の全自動洗濯乾燥機の縦断立面図である。２：外槽３　：　リング式（又は準リング式）傾転機構４　：　傾転軸５　：　支持金具６　：　スプリング１１　　：　　内　　槽１５　：　バッフル１８　：　洗濯脱水用モータ２２　：　電動機付小型コンプレ・ンサー２５　：　フ
ァン

Claims

【特許請求の範囲】

脱水洗濯装置の外槽（又はその下部）の周囲に、リング
式（又は準リング式）傾転機構を設置し、これで外槽、
内槽などからなる脱水洗濯装置を弾性支持し、洗濯行程
を終えて、次の乾燥行程に入る際、更にこれで、脱水洗
濯装置を、空圧、液圧、又は電動機などにより、正確な
位置合せを、その前、又は后で行ない、クランプなどし
て固結して約９０°傾転させ、そして内槽を乾燥用の回
転ドラムとして使用し、これに乾燥装置のファン・ヒー
ターなどを具備させて、洗濯、排水、脱水、すすぎ、お
よび乾燥などの一連の自動全行程動作を行なうことが、
できることを特徴とする全自動洗濯乾燥機。