JPH04166191A - 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機 - Google Patents

全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機

Info

Publication number
JPH04166191A
JPH04166191A JP2294856A JP29485690A JPH04166191A JP H04166191 A JPH04166191 A JP H04166191A JP 2294856 A JP2294856 A JP 2294856A JP 29485690 A JP29485690 A JP 29485690A JP H04166191 A JPH04166191 A JP H04166191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
washing
fully automatic
variable frequency
frequency control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2294856A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Tawara
田原 和雄
Toshiyuki Yasujima
俊幸 安島
Haruo Oharagi
春雄 小原木
Kunio Miyashita
邦夫 宮下
Etsuro Hirose
広瀬 悦朗
Yoshinori Fujimori
藤森 好則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2294856A priority Critical patent/JPH04166191A/ja
Publication of JPH04166191A publication Critical patent/JPH04166191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機に係り、特
に可変周波数制御装置を用いてパルセータやバスケット
を駆動する駆動方式の構成に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭58−155894号公報及び特
公昭64−9040号公翰のように、前者は無刷子交流
電動機により駆動される洗濯機、後者は三相交流モータ
を周波数変換装置を介して任意の回転数に設定できる可
変速制御を特徴とした洗濯機の暉動方式であり、いずれ
もインバータ等の周波数可変装置でモータ回転数を制御
するために、駆動モータのギヤー切換えを不要としてい
た。
しかし、少くとも洗濯、脱水の工程は勿論であるが、洗
濯、脱水さらに乾燥等の工程を1台の洗濯機で行う場合
には駆動用モータの回転数範囲が広いので、インバータ
の周波数制御範囲が広くなる。この結果、各工程におけ
るモータの電圧と電流の関係に差異が生じる。すなわち
、モータの回転数は乾燥工程が最も低く、次いで洗濯工
程、最も回転速度の大きいのが脱水工程である。このた
め、洗濯工程時のモータ回転数に対して脱水工程時の回
転数は4〜6倍大きく、乾燥工程時のモータ回転数と脱
水工程時の回転数ではさらに回転数差が大きく、14〜
16倍の差異がある。
このため、1台のモータでギヤ切換を行なわない場合に
は各工程でモータの印加電圧及び電流の値に大きな差異
が生じ、駆動モータが大きくなり問題となる。また、モ
ータの回転数が高い領域では騒音が大きくなり、低騒音
化が困難であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術はブラシレスモータを駆動モータもしくは
三相誘導電動機をインバータで駆動する場合に洗濯、脱
水あるいは乾燥等におけるパルセータやバスケットの回
転をギヤあるいはプーリ等の減速比を変えられる減速機
を用いないこと及び回転数範囲が広いために、各工程に
おける所要人力の電圧と電流値の差異が大きくなり、モ
ータの小形化が困難であった。また、モータを高速で運
転する場合は騒音が大きくなる問題もあった。
本発明の目的は、洗濯、脱水、乾燥等の各工程における
モータ回転数及び電圧、電流がほぼ近い値となるように
プーリもしくはギヤの減速比を選定し、少なくとも2種
類の減速比で運転するようにして、モータの小形化、低
騒音化を図り、高性能な全自動洗濯機及び全自動洗濯乾
燥機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、インバータで駆動されるブ
ラシレスモータや誘導電動機の駆動システムを全自動洗
濯機に適用する場合には必ず減速比の異なる少なくとも
2種類の減速ギヤを設け、洗濯工程と脱水工程のギア比
を切換えるようにしたものである。なお、洗濯、脱水、
乾燥を有する全自動洗濯乾燥機の場合は回転数が比較的
に近い洗濯と乾燥を同一の減速比とし、脱水のみを異な
る減速比とすることで上記目的を達成することができる
〔作用〕
一般に全自動洗濯機は洗濯、脱水工程からなり、また全
自動洗濯乾燥機は洗濯、脱水、乾燥工程からなる。洗濯
工程は水を攪拌するためのパルセータを回転させ、脱水
及び乾燥工程ではバスケットを回転させる。各工程でバ
スケットの回転数が低いのが乾燥工程、次に洗濯工程の
パルセータの回転数で、乾燥工程のバスケットの回転数
に対し3倍程度である。バスケットの回転数が最も高い
のは脱水工程であり、乾燥工程の約20倍と大きい。
このようにギア切換えを行なわない場合はモータの回転
数が各工程で大幅に異なるために、モータの印加電圧、
電流に大きな差異が生じ、各工程における負荷条件を満
足させるにはモータが大きくなる。このため、洗濯工程
(あるいは洗濯と乾燥工程)専用の減速ギア比と脱水工
程専用の減速ギア比をそれぞれ設定し、洗濯工程と脱水
工程のモータ回転数が一致するようにする。この結果、
少なくとも洗濯と脱水工程のモータ回転数が一致するの
でモータ電圧がほぼ一致し、バランスのとれたモータと
することができ、小形化が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明を、図面の一実施例にもとづいて先ず、洗
濯、脱水、乾燥を、1つのモータをインバータで駆動す
る場合について説明する。第1図〜第4図は全自動洗濯
乾燥機の例で第1図は右側面から見た状態の内部構造説
明図、第2図は駆動システムのブロック図、第3図は第
1図を背面から見た状態の内部構造説明図、第4図は第
1図と異なる部分を右側面から見た状態の内部構造説明
図である。
図において、鋼板製の箱形の外枠1内には、吊棒2およ
び防振ばね3によって回動ベース4が防振支持されてい
る。回動ベース4は、外槽6に可回転的に取り付けられ
ている0回動ビーム5は、回動ベース4と同様、その一
端が外槽6に可回転的に取り付けられており、回動ビー
ム5の他端は、後述する回動モータ機構に取り付けられ
ている。
外槽6内には、横断面形状がほぼ円形でしかも、洗い槽
、脱水槽、乾燥用ドラムを兼ねるバスケット7が設けら
れている。バスケット7の上端には。
バランスリング8が、超音波溶着等の手段により取り付
けられている。バスケット7の内側壁には、バスケット
7を傾けて乾燥をおこなう場合に布をかき上げる縦リブ
状のりフタ−78が複数個設けられており、また多数の
縦溝7bが設けられている。縦溝7bには、多数の脱水
孔7cが設けられている。バスケット7の内底中央には
、パルセータ9を回転自在に装着する四部7dが設けら
れている。外槽6の上端には、外槽6とバスケット7と
の間に洗濯物が落下するのを防止するために槽カバー1
0を固定する。外槽6の外底部には、排水バルブ11が
取り付けられている。
回転翻動装置12は、鋼板製のベース13に取り付けら
れている。ベース]3は、はぼ箱形に形成されており、
ねじ等の手段により外槽7に固定されている。
内部排水ホース】5の一端は、排水バルブ11に接続さ
れ、他端は、外枠1の下部に設けたベース16上に開放
されている。ベース16は、その下部に複数個の足16
a、外枠1の保持部16b。
水受部16c、および排水口部]、 6 dを有する。
水受部16cは、中央に向けて傾斜させた構成とし、排
水ホース】5から放出された水は、前記排水口部1.6
 dから排出される。なお、排水口部16dからの水は
、外部排水ホース20を介して外部に排出される。水受
部16cの外周には、水が溢水しないようにリブ16e
が設けられている。
全自動洗濯機の場合は洗濯と脱水、また、全自動洗濯乾
燥機の場合は、洗濯、脱水、乾燥工程があり、その駆動
システムの基本構成を全自動洗濯機の例として第2図(
a)で説明する。洗いと脱水工程でのパルセータ9とバ
スケット7を駆動するモータ17は三相交流モータ(ブ
ラシレスモータ及び三相誘導電動機)であり、モータ1
7への電力は単相あるいは三相交流電源を整流して直流
に変換するコンバータとインバータからなる可変周波数
制御装置18から供給される。
なお、モータ17の出力軸はプーリとベルト(第2図で
は図示せず)を介して一定の減速比で回転駆動装置11
2にモータ17の動力を伝達する。
回転駆動袋[112はクラッチ19aと洗い工程用の減
速装置119b及び脱水工程用の減速装置19bを内蔵
した変速装置!19からなり、洗い工程ではクラッチ1
9aを介して洗い用減速装置119bが連結されて、パ
ルセータ9を回転させる。脱水工程ではクラッチ19a
が動作して洗い用の減速装置への連結が開放され、脱水
用減速装[19eが連結されてバスケット7を回転させ
る構成としている。
なお、第2図(a)で全自動洗濯乾燥機としての洗い、
脱水、乾燥工程を行う場合、洗いはパルセータ9を駆動
するので減速装置19bを使用する。一方、脱水、乾燥
はバスケット7を駆動するので、この場合には減速装K
g 19 c &使用することになる。しかし、脱水と
乾燥が同一減速比では良好な減速比とならない場合には
第2図(b)の構成とする。
すなわち、クラッチ19aの他にクラッチ19dを設け
、クラッチaで減速装置119bと19eの選択を行い
、クラッチ19dで負荷であるパルセータ9とバスケッ
ト7へ連結を選択する構成とすることにより、洗い工程
のパルセータ9と乾燥工程のバスケット7の減速装置と
して減速装置19bを選定できることになる。
次に回動モータ21の出力軸には、回動アーム22が取
り付けられており、回動アーム22には、回動ビーム5
の一端が可回転的に取り付けられている。外槽6には、
軸ベース23が、ねじ等の手段により設けられており゛
、軸ベース23の一部を延出してビーム受け24が形成
されている。回動ビーム5の他端は、ビーム受け24の
係止部25に可回転的に支持されている。外槽軸26は
、軸ベース23に取り付けられており、また外槽軸26
は、回動ベース4の軸受部27で可回転的に支持されて
いる。スイッチレバー40は、外槽軸26に一体的に設
けられており、またスイッチレバー40は、マイクロス
イッチ(H)41、マイクロスイッチ(V)42に係合
するように取り付けられている6 ダクト44は、乾燥工程中に熱風を循環するためのもの
であり、その一端は、外槽6の排気部6bに、他端は、
送風機45の吸気口45aに気密的に接続されている。
ダクト44の中央内径部44aは、外槽6に一体的に設
けられた溢水すすぎ用の溢水口46の上端部47よりH
寸法だけ高くして、洗濯水が送風機45の内部に侵入し
ないよう構成されている。
ダクト44の内部には、ノズル50が設置されており、
ホース49を介して導入された水がダクト44内に噴霧
される。すなわち、乾燥工程中、衣類からの湿気を含ん
だ空気が循環するのを防止すべく、バスケット7内の熱
風をダクト44内に導びき、このダクト44内を通過す
る熱風に水を噴射して、当該熱風中の湿気を凝縮捕集す
る。送風ガイド52の一端は、送風機45の排気側に取
り付けられ、他端は、加熱ユニット51に接続されてい
る。さらに、加熱ユニット51は、槽内排気口53を有
している。
以上の構成において、洗い−すすぎ一説水の洗濯工程は
、外槽6、バスケット7を直立させた状態でおこなう。
なお、この位置検出は、スイッチレバー40がマイクロ
スイッチ(V)42と係合することによりおこなわれる
。また、洗濯工程(洗い、すすぎ)と乾燥工程は、変速
装[19内のクラッチの動作で洗濯及び乾燥用減速装置
を介して運転され、脱水工程はクラッチにより脱水用減
速装置を介して可変周波制御装置18によりモータ17
の回転数を任意に変えて運転される。
次に、乾燥工程に入るが、この乾燥工程に際しては、通
常のドラム式乾燥機と同じように、バスケット7をほぼ
水平の位置まで傾斜させる。すなわち、この動作は、回
動モータ21により回動アーム22を回転させ、いわゆ
るリンク機構の一要素をなす回動ビーム5を移動させる
ことによりおこなわれる。なお、回動角度の検出は、ス
イッチレバー40がマイクロスイッチ(H)41と係合
することによりおこなわれる。そして、所定の乾燥工程
が実施されると、前記と逆の動作で外槽6、バスケット
7が直立の位置まで戻される。
なお、乾燥工程は変速装置19内のクラッチ19aと1
9dの動作で洗濯及び乾燥用減速装置19bを介してモ
ータ17が可変周波数制御装置18から電力が供給さけ
てバスケット7が回転する構成となっている。
ここで、洗い、脱水及び乾燥工程に必要なパルセータ9
とバスケット7を回転させるモータ18と変速装置19
との関係について詳述する。
まず、洗い時あるいはすすぎ時には、パルセータ9を約
12Orpmで短周期反転させる。なお、実験によれば
、この場合のパルセータ9を回転させるのに必要なトル
クは、衣類の種類にもよるが、最大的200kg(1m
である。脱水時には、バスケット7を約90Orpmで
高速一方向回転させる。なお、同じく実験によれば、こ
の場合のバスケット7の定常回転を維持させるのに必要
なトルクは、最大的15kgcsと小さな値となる。そ
の理由を述べると、バスケット7の回転を阻害させよう
とする力は、駆動装置12の伝達損失でありしかも、主
として軸心の狂い、軸受部の回転損失であるため、前記
のごとく小さな値となる。
乾燥時には、バスケット7を約55rpmで回転させる
。なお、乾燥工程が進むにしたがって負荷は減少するが
、実験によれば、この場合のバスケット7の定常回転を
維持させるのに必要なトルクは、最大的100kgam
である。
以上を整理すると、この洗濯乾燥機に要求される回転動
力は、表1に示すようになる。
表   1 しかして、このように種々変化する回転数、トルクに対
して好適な動力として、近年急速に普及してきた交流式
のインバータモータがある。
従来、インバータでモータを駆動する場合は、可変周波
数にできることから任意の回転数に設定できるので減速
装置の減速比を変えないで、モータ軸出力を負荷に直接
直結する方式と一定の減速比で洗濯、脱水及び乾燥を行
う方式が適用されていた。しかし、この減速装置の減速
比が一定(例えば、ギヤー比ξ=1/10)とすると表
2に示すモータの所要特性となる0表2中のモータの所
要出力P (W)は表1の回転数N (rpm)、必要
トルクτ()cgm)とすると次式から求められる。
P=1.027・τ・N なお、表2はブラシレスモータあるいは電圧/周波数(
V/F)一定制御インバータで誘導モータを駆動する場
合を示している。また1表中のモータ電圧、電流はモー
タ効率を100%と仮定した概略計算値である。
表  2   (ギア比・E=1/10一定)表2より
、減速比が一定の場合に、回転数が最も高い脱水工程の
モータ電圧を最大の200Vに設定すると洗い工程では
26.6Vで、電流が9.3A と大きくなる。また、
乾燥工程はモータ電圧が1.2.2Vと最少となるが、
電流は4.6Aと比較的大きい値となる。すなわち、モ
ータ電流が各工程で大幅な差異を生じ、モータの設計上
からは洗い工程のモータ電流9.3Aにモータが耐えら
れるような設計しなければならなくなり、モータが大き
くなる。
これに対し、本発明では減速比の異なる2つの減速装置
を設けた場合を表3に示す。
表  3 表3より、洗いと乾燥のギア比εをε=1/10、脱水
工程のギアー比E′をε’ =2/3とすると、各工程
におけるモータ17の電圧差が表2に比べて小さくなる
結果、モータ電流の各工程における差異を小さくするこ
とができる。すなわち、洗い工程の電流1.38(A)
に対し、脱水、乾燥工程は0.7 (A)と0.68 
(A)となり、各工程におけるモータ電流の差異が小さ
くできる。
この結果モータ電流は洗い工程の1.38(A)に十分
耐えれば良いことから、表2に比してモータ巻線の線径
を小さくすることができ、モータ】−7の小形軽量化を
図ることができる。以上は1つのモータとインバータで
洗濯、脱水、乾燥工程におけるパルセータやバスケット
を駆動する場合について述べた。なお、可変周波数制御
装置]、8の概略構成を第5図、第6図に示す一実施例
で述べる。
第5図の可変周波数制御装置118はモータ17をブラ
シレスモータで構成した場合を示す。家庭用の単相10
0V電源100の場合は力率改善回路101を介して倍
電圧整流ダイオード102a、102bを介して平滑コ
ンデンサ103a、103bを充電する。平滑コンデン
サの出力はトランジスタとフライホイルダイオード1.
05 a〜105 c’からなるインバータ回路を介し
てモータ17に電力を供給する。モータ17は固定子巻
線からなる固定子17aと永久磁石磁極を内蔵した回転
子17bと永久磁石磁極位置を検出する位置検出器17
cとで構成している。モータ17の軸出力は回転駆動装
置112内のクラッチで2つの減速装置を切換えて、負
荷であるパルセータ9、バスケッドアを回転させる。イ
ンバータの駆動制御回路110は直流電流検出器104
で検出した電流検出信号、モータ17の位置検出器17
cの検出信号及び洗濯機及び洗濯乾燥機としての運転を
行う速度指令回路111の出力信号によりインバータを
構成している各トランジスタ105a〜105c’にド
ライブ信号を与えて、インバータ18を動作させてモー
タ17を所要回転数となるように周波数を制御する。
第6図はモータ17に誘導モータを適用した場合であり
、V/Fインバータは半導体スイッチング素子106 
a 〜l O6e ’ としてIGBTを適用した場合
を示す。誘導モータの場合はエアーギャップが小さいた
めに、インバータのPWMチョッパ周波数を16kHz
以上に上げて可聴周波数内での騒音が発生しないように
している。特に洗濯機及び洗濯乾燥機は外槽がスピーカ
のような形状のために騒音発生源を極力小さくしなけれ
ばならない。第6図のV/Fインバータ18で誘導モー
タ17を駆動する場合も第5図と同様に直流電流を検出
し、洗濯機及び洗濯乾燥機の運転に適した速度指令を速
度指令回路111から出力してインバータの駆動制御回
路110からインバータ106a〜106c’ を駆動
するゲート信号を出す構成としている。
以上は洗濯、脱水、乾燥を1台のモータで行う一実施例
を述べたが、次に2台のモータを駆動する場合の一実施
例について、第7図、第8図を用いて説明する。第7図
は洗い、乾燥を1台のモータ17とし、脱水用のモータ
を17′とする。インバータである可変周波数制御装置
!18はブラシレスモータ、もしくは誘導モータ17を
駆動し、また、他のモータ17′は可変周波数制御装置
l18の出力を第8図に示すごとくモータ17と17′
を切換器120で切換えても良い、また、切換えない場
合にはモータ17のみを可変周波数制御装置18で運転
し、他のモータ17′は従来のコンデンサモータ等によ
る運転方式とすることもできる。
なお、ここでは1台のモータで洗いと乾燥用とし、他の
モータを脱水用としたが、洗いを1台のモータで、他の
モータを脱水、乾燥用としても良い。また、洗いと脱水
を1台のモータで行い、他のモータを乾燥用とすること
も可能であることはいうまでもない。いずれにおいても
インバータである可変周波数制御装置18でモータを駆
動し、連続的に必要な回転数で運転することができる。
また、可変周波数制御装置118でモータを駆動する場
合は共振点の通過を急加速運転により共振にいたる前に
通過させることができると同時に、洗濯、乾燥時には連
続的に回転速度を変えることができるので、ゆっくりし
た洗いも可能となる。
また、2台のモータの場合の回転駆動装置12内のクラ
ッチ及び減速装置との連けいについて特に述べなかった
が、モータの電圧、電流のバランス上から、クラッチと
減速装置を用いて第2図(a)、(b)に示した構成を
適用できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機を
対象にして、インバータで駆動されるブラシレスモータ
や誘導電動機の駆動システムを全自動洗濯機に適用する
場合には必ず減速比の異なる少なくとも2種類の減速ギ
アを設け、洗濯工程と脱水工程のギア比を切換えるよう
にしたものである。なお、洗濯、脱水、乾燥を有する全
自動洗濯乾燥機の場合は回転数が比較的に近い洗濯と乾
燥を同一の減速比とし、脱水のみを異なる減速比となる
ように構成した。この結果、各運転工程におけるモータ
の電圧、電流の値が比較的に近い値となり、全工程を一
台のモータで運転しても小形軽量化を達成することがで
きる。また、インバータである可変周波数制御装置で運
転するので連続的に低速回転から高速回転まで任意に設
定でき。
ゆっくりした洗いを実現することができる。さらに、2
台のモータを可変周波数制御装置で運転する場合は、そ
れぞれのモータの減速装置を専用に設定でき、減速装置
の切換えを少なくすることができるので構成の簡単化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は可変周波数制御装置でモータを駆動する本発明
の全自動洗濯乾燥機の一実施例の右側面から見た状態の
内部構造説明図、第2図は駆動システムの基本構成図、
第3図は背面から見た状態の内部構造説明図、第4図は
第1図と異なる部位を右側から見た状態の内部構造説明
図であり、第5図は可変周波数制御装置とモータをブラ
シレスモータで構成した場合の回路構成図及び第6図は
誘導モータを可変周波数制御装置で駆動する場合の回路
構成説明図である。さらに第7図は可変周波数制御装置
により2台を駆動する他の実施例の全自動洗濯乾燥機の
右側面から見た状態の内部構造説明図、第8図は1台の
可変周波数制御装置で2台のモータを駆動する場合の回
路構成説明図である。 1・・・外枠、6・・・外槽、7・・・バスケット、9
・・・パルセータ、12・・・回転駆動装置、17・・
・モータ、(ほか1名) 第1図 1・・・外枠、6・・・外槽、7・・・バスケット、9
・・・パルセータ、12・・・回転駆動装置、17・・
モータ、18・・・可変周波数制御装置、19・・・変
速装置、111・・速度指令。 第2図 第3図 6d 第4図 第5図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、洗い、脱水工程からなる全自動洗濯機において、2
    つの減速装置と2つの減速装置を切換えるクラッチ装置
    を設けてモータの回転力を伝達する駆動装置に可変周波
    数制御装置(インバータ)から電力を供給するようにし
    たことを特徴とする全自動洗濯機。 2、特許請求の範囲第1項記載の発明において、1個の
    モータで、洗いと脱水工程は、異なる減速比の減速装置
    をクラッチ装置で切換えて運転するようにしたことを特
    徴とする全自動洗濯機。 3、パルセータ、バスケットを回転駆動させるモータと
    して、可変周波数制御装置で運転される交流モータを2
    個使用するとともに、前記2個のモータはそれぞれ減速
    比の異なる減速装置に連結し、一方のモータを洗い時に
    おけるパルセータの回転動力源とし、かつ、前記他方の
    モータを脱水時におけるバスケットの回転動力源とした
    ことを特徴とする全自動洗濯機。 4、特許請求の範囲第3項記載の発明において、2個の
    交流モータを駆動する可変周波数制御装置(インバータ
    )は、洗い工程と脱水工程では各々の可変周波数制御装
    置を設けるかもしくは出力を切換えてそれぞれのモータ
    を駆動できるようにしたことを特徴とする全自動洗濯機
    。 5、パルセータ、バスケットを回転駆動させるモータと
    して可変周波数制御装置で運転される三相交流モータ(
    ブラシレスモータもしくは誘導電動機)と単相交流で運
    転される単相交流誘導電動機の2個の駆動装置を用いた
    ことを特徴とする全自動洗濯機。 6、特許請求の範囲第5項記載の発明において、可変周
    波数制御装置(インバータ)で駆動される三相交流モー
    タは減速装置を介してパルセータ及びバスケットの回転
    動力源として洗い運転を行い、単相交流誘導モータは減
    速装置を介してバスケットの回転動力源として脱水運転
    を行うことを特徴とする全自動洗濯機。 7、特許請求の範囲第3項記載の発明において、洗い工
    程と乾燥工程では可変周波数制御装置を各々設けるかも
    しくは出力を切換えて三相交流モータを駆動するように
    したことを特徴とする全自動洗濯機。 8、特許請求の範囲第5項記載の発明において、洗い用
    モータを可変周波数制御装置で駆動し、脱水を単相交流
    誘導モータを用いて運転するようにしたことを特徴とす
    る全自動洗濯機。 9、特許請求の範囲第1項記載の発明において、クラッ
    チ装置を2個設け、一方のクラッチで減速比の異なる減
    速装置の切換えを行い、他方のクラッチでパルセータと
    バスケットの切換えを行うようにしたことを特徴とする
    全自動洗濯機。 10、洗い、脱水、乾燥工程を行う全自動洗濯乾燥機に
    おいて、2つの減速装置と2つの減速装置を切換えるク
    ラッチ装置を設けてモータの回転力を伝達する駆動装置
    に可変周波数制御装置(インバータ)から電力を供給す
    るようにしたことを特徴とする全自動洗濯乾燥機。 11、特許請求の範囲第10項記載の発明において、1
    個のモータで、洗いと乾燥工程は同一の減速装置を適用
    し、脱水工程は異なる減速比の減速装置をクラッチ装置
    で切換えて運転するようにしたことを特徴とする全自動
    洗濯乾燥機。 12、パルセータ、バスケットを回転駆動させるモータ
    として、可変周波数制御装置で運転される交流モータを
    2個使用するとともに、前記2個のモータはそれぞれ減
    速比の異なる減速装置に連結し、一方のモータを洗い時
    におけるパルセータの回転動力源、及び乾燥時における
    バスケットの回転動力源として共用し、かつ、前記他方
    のモータを脱水時におけるバスケットの回転動力源とし
    たことを特徴とする全自動洗濯機乾燥機。 13、特許請求の範囲の第12項記載の発明において、
    2個の交流モータを駆動する可変周波数制御装置(イン
    バータ)は、洗い、乾燥工程と脱水工程では各々の可変
    周波数制御装置を設けるかもしくは出力を切換えてそれ
    ぞれのモータを駆動できるようにしたことを特徴とする
    全自動洗濯乾燥機。 14、パルセータ、バスケットを回転駆動させるモータ
    として可変周波数制御装置で運転される三相交流モータ
    (ブラシレスモータもしくは誘導電動機)と単相交流で
    運転される単相交流誘導電動機の2個の駆動装置を用い
    たことを特徴とする全自動洗濯乾燥機。 15、特許請求の範囲第14項記載の発明において、可
    変周波数制御装置(インバータ)で駆動される三相交流
    モータは減速装置を介してパルセータ及びバスケットの
    回転動力源として洗いと乾燥運転を行い、単相交流誘導
    モータは減速装置を介してバスケットの回転動力源とし
    て脱水運転を行うことを特徴とする全自動洗濯乾燥機。 16、特許請求の範囲第12項記載の発明において、洗
    い、脱水工程と乾燥工程では可変周波数制御装置を各々
    設けるともしくは出力を切換えて三相交流モータを駆動
    するようにしたことを特徴とする全自動洗濯乾燥機。 17、特許請求の範囲第5項記載の発明において、洗い
    用モータを可変周波数制御装置で駆動し、脱水、乾燥を
    単相交流誘導モータを用いて減速比を切換えて運転する
    ようにしたことを特徴とする全自動洗濯乾燥機。 18、特許請求の範囲第10項記載の発明において、ク
    ラッチ装置を2個設け、一方のクラッチで減速比の異な
    る減速装置の切換えを行い、他方のクラッチでパルセー
    タとバスケットの切換えを行うようにしたことを特徴と
    する全自動洗濯乾燥機。
JP2294856A 1990-10-31 1990-10-31 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機 Pending JPH04166191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2294856A JPH04166191A (ja) 1990-10-31 1990-10-31 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2294856A JPH04166191A (ja) 1990-10-31 1990-10-31 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04166191A true JPH04166191A (ja) 1992-06-12

Family

ID=17813140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2294856A Pending JPH04166191A (ja) 1990-10-31 1990-10-31 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04166191A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4955172A (ja) * 1972-09-29 1974-05-29
JPS61265190A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 太田 恵三 全自動洗濯乾燥機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4955172A (ja) * 1972-09-29 1974-05-29
JPS61265190A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 太田 恵三 全自動洗濯乾燥機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101619231B1 (ko) 세탁기 구동장치 및 이를 구비한 세탁기와 그의 제어방법
US6257027B1 (en) Full-automatic washing machine with two drive motors
US6041625A (en) Washing machine with direct drive mechanism for rotatable tub and agitator
US7818983B2 (en) Driving device of a washing machine and a method of driving a washing machine with the same
CA2513216C (en) Washing machine
KR102596976B1 (ko) 세탁기 및 그의 제어 방법
RU2262563C1 (ru) Способ управления скоростью отжима стиральной машины (варианты)
KR101100317B1 (ko) 세탁물 처리기기 및 세탁물 처리기기의 제어방법
KR102596969B1 (ko) 세탁기 및 그의 제어 방법
JP3142863B2 (ja) 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機
US10883218B2 (en) Laundry treatment machine
JP3222838B2 (ja) 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機
JPH04166191A (ja) 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機
JP3268294B2 (ja) 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機
JPH10295983A (ja) 洗濯機の制動方法及びその装置
JP3357657B2 (ja) 全自動洗濯機及び全自動洗濯乾燥機
JP3357658B2 (ja) 全自動洗濯乾燥機
US11811341B2 (en) Motor drive apparatus and home appliance having same
KR20200005379A (ko) 세탁물 처리기기 및 그 제어방법
JP3861967B2 (ja) 洗濯機の制御装置
KR102583502B1 (ko) 구동장치 및 이를 포함하는 세탁기
JP3751302B2 (ja) ドラム式洗濯機の制御装置
KR102583503B1 (ko) 구동장치 및 이를 포함하는 세탁기
JP2004248732A (ja) ドラム式洗濯機
JP2008295909A (ja) 洗濯機