JPS6126475B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6126475B2
JPS6126475B2 JP6707682A JP6707682A JPS6126475B2 JP S6126475 B2 JPS6126475 B2 JP S6126475B2 JP 6707682 A JP6707682 A JP 6707682A JP 6707682 A JP6707682 A JP 6707682A JP S6126475 B2 JPS6126475 B2 JP S6126475B2
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JP
Japan
Prior art keywords
finger
rod
workpiece
spring
fingers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6707682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58186586A (ja
Inventor
Hitoshi Murata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6707682A priority Critical patent/JPS58186586A/ja
Publication of JPS58186586A publication Critical patent/JPS58186586A/ja
Publication of JPS6126475B2 publication Critical patent/JPS6126475B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、クランプフインガーとくに、ワー
クの芯ずれに追従できるワークを傷つけないクラ
ンプフインガーに関するものである。
従来のこの種のクランプフインガーたとえば産
業用ロボツトのアームの先端に設けられるクラン
プフインガーとしては、たとえば第1図に示すも
のがある。ここではフインガー取付体1の先端側
に二本のフインガー2をピン3で枢支する一方フ
インガー取付体1の中央部にその前後方向に貫通
させて設けた孔4内で、ロツド5を固定ブツシユ
6によつて進退可能に軸受けし、また、このロツ
ド5の後端をスプリング7を介してアクチユエー
タ8の出力軸9に連結する。そしてさらに、ロツ
ド5の先端に固定されて両フインガー2の方向へ
突出するブラケツト10に、腕部材11の一端を
枢支し、その他端をフインガー2の中間部にピン
12で枢支する。
なお、本来ならば、フインガー取付体1はロボ
ツトマームの手首に固定されているが、ここでは
図示を略する。
かかるクランプフインガーでは、アクチユエー
タ8の作動によつて出力軸9を後退させることに
より、スプリング7を介してロツド5が後退され
るので、腕部材11がブラケツト10によつてフ
インガー取付体1の方向へ回動され、結果として
フインガー先端の開度が次第に狭まる。
従つて、クランプされるワーク例えばボルト
が、フインガー取付体1ひいてはロツド5の中心
線A上に位置する場合には、両フインガー2の所
定の先端開度下でフインガー2によるワークの確
実なクランプが行われる。なお、ここにおけるワ
ークのクランプ力は、ロツド5と出力軸9をスプ
リング7によつて連結していることからそれほど
大きくはならず、このためワークに、過大なクラ
ンプ力による傷が生じることはない。
しかしながら、このような従来技術にあつて
は、ロツド5はフインガー取付体1に対して進退
運動できるだけであるため、図示のように、ワー
ク13を収納したボツクスCの位置決めがくるつ
ているために前述した中心線Aとワーク13の中
心線Bとの間の芯がずれた場合には、フインガー
2またはワーク13の位置を芯ずれ相当分だけ修
正しなければ、ワーク13の確実なクランプを行
い得ない問題があつた。しかも、このようなフイ
ンガー2は一般に、ロボツトに取り付けられてい
るため、クランプの都度、芯ずれεに応じたフイ
ンガー2の位置修正を行うには別個のセンサーそ
の他の関連手段が必要になり、またワーク13の
位置修正は、それが大型機器たとえば台車に位置
決めされたものである場合には、実質的に不可能
であるなどの問題があつた。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解
決したクランプフインガーを提供するものであ
る。
このクランプフインガーは、とくに、フインガ
ー取付体に進退可能に軸受けしたロツドを、フイ
ンガー取付体に対して揺動可能ならしめるととも
に、そのロツドを中立位置へ復帰させるばね手段
を設け、また、ロツドの先端部およびフインガー
の中間部にそれぞれ連結されてフインガーの開閉
を司どるリンク機構を、中央部をロツドに枢支し
た揺動リンクと、この揺動リンクの両端部に各一
端部を枢支し、他端部を二本のフインガーにそれ
ぞれ枢支した二本の腕部材とで構成し、さらに、
揺動リンクを、その中立位置へ附勢するばねを設
けてなる。
このクランプフインガーによれば、リンク機構
のロツドに対する揺動運動に基づき、芯ずれした
ワークをも確実にクランプできることはもちろ
ん、ロツドそれ自身のフインガー取付体に対する
揺動運動により、ロツドにこじり方向の無理な力
を及ぼすことなく、比較的大きく芯ずれしたワー
クをも極めて円滑にクランプすることができる。
加えて、このクランプフインガーでは、ワーク
の解放後において、ロツドは、皿ばねとすること
ができるばね手段により、また、揺動リンク、ひ
いてはフインガーは、コイルスプリングとするこ
とができるばねにより、それぞれ中立位置へ確実
かつ迅速に復帰されるので、次工程でのワークの
クンプに際し、そのワークが、ロツドおよびフイ
ンガーの中立位置からいずれの方向へ芯ずれして
いる場合であつても、その芯ずれに十分に対処し
てワークを、常に所期した通りにクランプするこ
とができる。すなわち、ロツドおよびフインガー
が、ワークの解放後においてもなお、それらの中
立位置へ復帰されず、前工程にてクランプしたワ
ークの芯ずれ位置と対応する位置に存在する場合
には、次工程にてクランプされるワークが、たと
えば、ロツドの中立位置に対して前工程のワーク
とは反対側へ芯ずれしたときに、その芯ずれに有
効に対処し得なくなるおそれが極めて高くなると
ころ、この発明のクランプフインガーでは、ロツ
ドおよびフインガーがともに中立位置へ復帰する
ので、ワークがいずれの方向へ芯ずれした場合で
あつても、その芯ずれに十分有効に対処すること
ができる。
以下にこの発明を図面に基づいて説明する。
第2図中、第1図と同一もしくは類似部分は第
1図と同一の番号で示す。
ここではロツド5をフインガー取付体1(ロボ
ツトアームの手首Tに固定されている)に対して
進退可能ならしめるとともに、揺動可能ならしめ
るため、フインガー取付体1に球面ブツシユ21
を取り付け、ここにほぼ球状をなす内接部材22
を嵌め合せる一方、その内接部材22の中央にブ
ツシユ28を貫通させ、そこにロツド5を軸受け
する。
また球面ブツシユ21のフインガー取付体1か
らの抜け出しを防止するため、取付体1の前端面
に、ロツド貫通孔24を設けたキヤツプ25を固
定し、その筒状突出部分26で球面ブツシユ21
の前端面を拘束する。なお球面ブツシユ21の後
端面はフインガー取付体1に設けた肩部27と当
接するので、それが取付体1の後方へ移動するお
それはない。
図中28,29はそれぞれ、フインガー取付体
1と内接部材22の後端面との間およびキヤツプ
25と内接部材22の前端面との間に介装した皿
ばねを示し、これらの皿ばね28,29は、ロツ
ド5の揺動を許容するための内接部材22の回動
の後、それを元位置に復帰させるよう機能する。
さらに、揺動リンク30と腕部材11とからな
るリンク機構のロツド5に対する揺動を可能なら
しめるため、ロツド5の先端部に揺動リンク30
の中央部をピン31で枢支し、この揺動リンク3
0の両端部に、各腕部材11の一端部を枢支する
とともに、それぞれの腕部材11の他端部を、フ
インガー2の中間部にピン33で枢支することに
より、ここでは両腕部材11をフインガー2の先
端部に向けて拡開させる。また、リンク機構のロ
ツド5に対する揺動の後、それを復元させるた
め、ロツド5の先端に、揺動リンク30と同一の
平面内に延在するエンドバー34を固定し、この
エンドバー34の各端部に掛け止めしたばね35
を揺動リンク30の各端部に掛止する。
このように構成してなるクランプフインガーに
おいて、ワークがフインガー取付体1およびロツ
5の中心線A上に位置する場合には、出力軸9の
後退に基づき、従来技術について前述したと同様
に、フインガー2によるワークの適正なクランプ
が行われる。
一方、中心線Aに対してワークの中心線Bが芯
ずれεを生じた場合のクランプ作動を図示例に基
づいて説明する。
かかる芯ずれεがある場合には、出力軸9の後
退に基づいて図に実線で示すフインガー2が、そ
の先端部の閉止作動を行うに際し、まず、ワーク
の芯ずれ側のフインガー2(この例では上側のも
の)がその作動中にワークの側面に当接する。こ
のことにより、そのフインガー2はワークから作
動抵抗を受けるので、そのフインガー2の閉止作
動が停止する。この停止状態を、フインガー2の
作動開始から一定時間をおいた時点にて考える
と、上側のフインガー2は、ワークに芯ずれがな
く、図に実線で示すように、通常の閉止作動を行
つた場合の上側のフインガー2に対して仮想線位
置までその開放方向へ回動されたことになる。一
方において、上側のフインガー2のこの仮想線位
置までの回動に際し、実線で示す上側の腕部材1
1は、ピン33の周りの反時計方向のモーメント
を受けるため、揺動リンク30とともにそのモー
メント方向へ仮想線位置まで回動する。
なお、揺動リンク30のこの回動において、下
側のばね35はその回動を妨げる方向に作用する
ので、上述のモーメントはこのばね力にも打ち勝
つ大きさを有することが必要である。また揺動リ
ンク30のこのような回動を十分円滑ならしめる
ためにはそのピン31もまた実線位置かれ仮想線
位置まで移動することが必要であることから、ロ
ツド5は、スプリング7のばね力に抗して幾分前
進するとともに、皿ばね28,29の力に抗して
内接部材22と一緒に球面ブツシユ21に対して
上側のフインガー方向へ幾分回動する。
さらに、揺動リンク30のこのような回動運動
は、下側の腕部材11を介して下側のフインガー
2の図に仮想線で示す位置への閉止方向作動をも
たらすことになる。
ここで、フインガー2の閉止作動のためのロツ
ド5の継続した後退運動を考慮すると、上側のフ
インガー2は芯ずれワークと当接していることか
ら、閉止作動を拘束される一方、下側のフインガ
ー2は閉止作動は可能である。このため、ロツド
5の後退にともなつて、その先端部が上側のフイ
ンガー方向へ回動するとともに、下側のフインガ
ー2の閉止作動が行なわれ、最終的には、両フイ
ンガー2は中心線Bを中心とする位置で芯ずれワ
ークの完全なクランプを行う。
従つて、クランプフインガーのこような作動に
よれば、中心線Bが芯ずれεを生じたワークをク
ランプする場合には、各フインガー2はそのクラ
ンプ状態において、芯ずれを生じていないワーク
をクランプする場合に比してその芯ずれ方向へ芯
ずれεに相当する距離だけ相対変位することにな
り、その芯ずれワークを両フインガー2の中央に
確実にクランプすることができる。
ワークのクランプの解除は、それを所定位置ま
で運搬し、そこでアクチユエータ8の出力軸9を
前進させることにより行われる。すなわち、ロツ
ド5は、出力軸9の前進にともなつてスプリング
7に押圧されて前方へ突出し、両フインガー2を
ピン3の周りに開放方向へ回動するので、ワーク
はそこでフインガー2から解放される。一方にお
いて、ワークを解放したフインガー2は、そこへ
の外力の作用から解放されるので、皿ばね28,
29およびばね35の復元力に基づいて、ロツド
5の中心線Aに対する対称位置に復帰して次の作
動を待機とすることになる。
なおここで、揺動リンク30を、ロツド5と直
交する状態に維持できる限りにおいてばね35の
取付位置および種類を種々に変更することができ
る。
従つて、この発明によれば、リンク機構のロツ
ドに対する揺動運動に加え、ロツドそれ自身のフ
インガー取付体に対する揺動運動に基づき、芯ず
れしたワークを極めて円滑に、しかも確実にクラ
ンプすることができる。
また、この一方において、ワークを解放後のロ
ツドおよびフインガーはいずれも、直ちにその中
立位置へ復帰されるので、次工程にてクランプす
るワークが、その中立位置のいずれの方向へ芯ず
れしている場合であつても、その芯ずれに常に十
分に対処して所期した通りのワーククランプを行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクランプフインガーを示す部分
断面図、第2図はこの発明の実施例を示す部分断
面図である。 1……フインガー取付体、2……フインガー、
3,31,32,33……ピン、4……孔、5…
…ロツド、7……スプリング、8……アクチユエ
ータ、9……出力軸、11……腕部材、21……
球面ブツシユ、22……内接部材、23……ブツ
シユ、25……キヤツプ、28,29……皿ば
ね、30……揺動リンク、34……エンドバー、
35……ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フインガー取付体1と、このフインガー取付
    体に一端を枢支した2本のフインガー2,2と、
    フインガー取付体に進退可能に軸受けしたロツド
    5と、このロツドの後端にスプリング7を介して
    連結したアクチユエータ8と、ロツドの先端部お
    よびフインガーの中間部にそれぞれ連結されてフ
    インガーの開閉を司どるリンク機構とを具えるク
    ランプフインガーにおいて、 前記ロツド5をフインガー取付体1に対して揺
    動可能ならしめるとともに、そのロツド5を中立
    位置へ復帰させるばね手段28,29を設け、ま
    た、前記リンク機構を、中央部をロツド5に枢支
    した揺動リンク30と、この揺動リンク30の両
    端部に各一端部を枢支し、他端部を前記二本のフ
    インガー2,2にそれぞれ枢支した二本の腕部材
    11,11とで構成し、さらに、前記揺動リンク
    30を、その中立位置へ附勢するばね35,35
    を設けてなることを特徴とするクランプフインガ
    ー。
JP6707682A 1982-04-23 1982-04-23 クランプフインガ− Granted JPS58186586A (ja)

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JPS58186586A JPS58186586A (ja) 1983-10-31
JPS6126475B2 true JPS6126475B2 (ja) 1986-06-20

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FR2576295B1 (fr) * 1985-01-22 1987-03-27 Vosgienne Applications Ind Prehenseur pour nappe textile ou similaire
JP2007070022A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 High Frequency Heattreat Co Ltd 搬送装置
JP2013079028A (ja) * 2011-10-05 2013-05-02 Hiroki Mizuno タイヤロック

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