JPS6126341Y2 - - Google Patents

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JPS6126341Y2
JPS6126341Y2 JP15898381U JP15898381U JPS6126341Y2 JP S6126341 Y2 JPS6126341 Y2 JP S6126341Y2 JP 15898381 U JP15898381 U JP 15898381U JP 15898381 U JP15898381 U JP 15898381U JP S6126341 Y2 JPS6126341 Y2 JP S6126341Y2
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JP
Japan
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spring
case
piston
hole
nut
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JP15898381U
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JPS5865342U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコークス炉の炉蓋閂スプリング着脱操
作治具の考案に係り、コークス炉の炉蓋圧着用閂
スプリングの強力な反力によるピストン及び該ス
プリングの飛び出しを的確に防止し安全且つ平易
に上記スプリング収納機構部分の点検、補修等を
実施し得るための治具を提供しようとするもので
ある。
コークス炉の炉蓋においては該炉蓋のナイフエ
ツジを炉枠に対し緊密状態に圧接シールし、しか
も該炉蓋に取付けられた閂を閂受に対して圧接保
持させるために強力な閂スプリングが閂と炉蓋と
の間のケースに収納されている。即ち斯かる炉蓋
部分の構成は第1図に示す通りであつて、炉口を
形成する炉枠11に閂受12が対設され、炉蓋1
3には該炉枠11に対し炉口を囲繞するように設
けられたナイフエツジ21を取付けると共に中央
部に設けられたケース17内に閂スプリング18
を内蔵せしめ、該閂スプリング18の反力をピス
トン19で受けると共に該ピストン19を蓋24
の通孔に挿通し、蓋24を前記ケース17の受座
17aに螺入された止螺子20で定着させるよう
にしたもので、上記ピストン19には閂止めナツ
ト15と閂止め16で閂14を取付けたものであ
り、前記ケース17の両側には押出機の如きにお
ける蓋取機の操作部と係合するラグピース22が
対設されている。然してこのような炉蓋に関して
そのナイフエツジ21を圧着し又閂14を閂受1
2に圧着する前記スプリング18取付部分を分解
整備するには上記したような閂止めナツト15を
閂止め16を取外して閂14をピストン19から
取去り、次いで複数個の止螺子20を取外して蓋
24を外すわけであるが、この場合においてスプ
リング18が強く圧縮されてケース17内に収容
されているわけであるからこのスプリング18が
〓〓〓〓
自由長に到るまでの緩め代が止螺子20にない場
合には該止螺子20が雌螺孔から外れる瞬間にス
プリング18の反力でピストン19及びスプリン
グ18が強く飛び出すこととなることは明かであ
り、従業者を傷害する可能性が高い。又この場合
において止螺子20がスプリング18の自由長を
許容するような長いものであるとすると著しく冗
長は弛緩操作を夫々に止螺子20に加えなければ
ならないこととなるので作業的に甚だしく不利で
あるし受座17aの雌螺孔を甚だしく長いものに
しなければならないから実際の操作に当つては各
止螺子20に関しては1本宛自由長まで余裕のあ
るボルトに取替えをなし、斯うして取替えられた
新しいボルトによつて自由長まで弛緩させること
が行われている。若しこのような方法によらない
とすればラグピース22に金枠(図示せず)を取
付け、該金枠にジヤツキ等を設け、このジヤツキ
等でピストン19を押えておき、この状態で各止
螺子20を取外し、次いでジヤツキ等を緩めて蓋
24を取外すようにしている。何れの場合も収納
取付けは上記の操作が逆に順次行われ、更にピス
トンとケース17とが固着している場合にはピス
トン先端部にワイヤ等を巻きつけてチエンブロツ
ク等で引抜いているが、この場合もスプリング等
の飛び出す危険性が同じである。即ちこれら従来
法によるものは繁雑な操作を必要とし、しかも細
密な注意が必要であつて、若干の設定誤差や取替
ボルトの取付不良などによつてスプリングやピス
トン、蓋の飛び出し、或いはジヤツキの飛び逃げ
等が発生し、労力、所要時間的に不利であると共
に安全性において不備の多い作業とならざるを得
ない。なお上記したような従来のものにおいては
その使用条件が高温酸化性のものであることから
上記したようなケース17にピストン19がこび
りつき、又前記スプリング18が腐食又は折損し
て各止螺子20を取外しても抜け出さないような
場合があり、このような場合においてはこびりつ
いたそれらの部材を分解操作する場合に相当の苦
心を必要とし、特にスプリング18が充分な弾力
を有しているのにケース17とピストン19が固
着しているような場合には該ケース17とピスト
ン19の固結が解除されるとその瞬間に前述した
ところと同じにスプリング18、ピストン19が
飛び出すこととなるのに斯様な飛び出しを阻止す
ることが困難で作業的に大きな危険を伴うことと
ならざるを得ない。
本考案は上記したような従来のものの不利、欠
点を解消するように研究して考案されたものであ
つて、その具体的な実施態様は第2図以下に示す
通りである。即ち第2〜4図に示すものにおいて
は両側に上記したようなケース17のラグピース
22に係合するフツク部6を備えたU形の基枠1
の中央部に螺杆2を挿通する貫通孔1aを形成
し、該貫通孔1aに挿通された前記螺杆2の先端
部に上記した閂止めナツト15の締着軸10と接
合する当接部体5を固定すると共に前記貫通孔1
aの内側に反力受ナツト3を螺合させたものであ
る。
なおこの第2〜4図のものにおいては前記当接
部体5が袋ナツト状の部材であり、その雌螺孔5
aに対して適宜に閂止めナツト15を取外して締
着軸10と螺合係着されるように成つており、即
ちこのようにして螺合係着することにより締着軸
10と螺杆2の芯合わせが自動的に得られるもの
であるから、この構成は場合によつては第6図に
示すように単なる板片状の当接部体5aとするこ
とができ、このような板片状当接部体5aであつ
ても基枠1のフツク部6とラグピース22との間
に適当な位置決め手段(例えば凹刻溝或いは指標
など)を用いることにより有効な芯合わせ状態を
形成せしめ同様にセツトし使用操作し得る。
又第2〜4図と第5図に示すように当接部体5
として雌螺孔5bを有する袋ナツト状物その他の
締着軸10に対して螺杆2の軸方向移動を阻止し
得る係着関係が採用された場合において、前記螺
杆2の基枠1外部位置にもう1つの回動ナツト4
を螺合せしめ、ケース17に対しピストン19が
固着したような場合のピストン抜取りを行わしめ
得る。即ち前記反力受ナツト3を第2図において
貫通孔1aをもつた受部材7から充分に離隔させ
た状態で上記回動ナツト4を受部材7の外端面に
接するまで螺杆2の図示左方向に移動するように
回動し、この受部材7に当接した後に更に回動ナ
ツト4を上記と同じ方向に回動するならば螺杆2
が図示右方向に引出されることとなり、当接部体
5で連結されたピストン19を図示右方向に抜き
出すことができる。このような回動ナツト4の回
動を円滑且つ強力に行うため該回動ナツト4には
〓〓〓〓
回動操作ハンドル8を設けておくことが好まし
く、又螺杆2の基端にも回動操作ハンドル9を固
定しておく。
更に基枠1の前記受部材7取付部周辺には補強
部材1b,1cを第5図に示すように配設するな
らば上記したような強力な操作に充分対処し得る
ものとすることができる。
上記したような本考案によるものの使用操作に
ついて説明すると、第2図に示すように基枠1の
フツク部6をラグピース22に係合させた状態で
螺杆2を回動し当接部体5を締着軸10の先端に
接合させた状態で反力受ナツト3を基枠1(図示
の場合その受部材7)の内端面に接合させ、この
状態から更に反力受ナツト3を外側方向に移動す
るように回動すると螺杆2を介してピストン19
にケース17内に進入するような押進力が作動せ
しめられ、それまで止螺子20で受けられていた
スプリング18の反力は螺杆2において受けられ
てセツト状態を形成し得ることになる。即ちこの
ようにしてスプリング18の反力を螺杆2で受け
るようにした状態で各止螺子20を取外し、次い
で前記反力受ナツト3をピストン19側に移動す
るように前記セツト時とは反対方向に回動するな
らばスプリング18の反力でナツト3が常に受部
材7に圧接された状態で螺杆2が図示右方に移動
せしめられることとなり、スプリング18は次第
に伸張して自由長に達する。蓋しこのようにして
自由長まで発条を伸長させてから本案治具を取外
すことにより蓋24、ピストン19およびスプリ
ング18を何等の危険なく簡易に抜き取ることが
できる。分解手入れや部品交換後の組付けに当つ
てはこのような操作手順を反対として実施すれば
よい。
なお回動ナツト4を用いることによりピストン
19がケース17にこびりついた条件下において
も該ピストン19に引抜き力を作用せしめ、適切
な抜き取りを図ることができる。
以上説明したような本考案によるときはこの種
炉蓋閂スプリングの強力な反力作用条件下におい
ても該スプリングやピストン19その他の部材の
飛出しを有効に防止し安全且つ的確に抜き取り操
作することができるものであり、しかもその構成
は基本的にはU形基枠に螺杆2と反力受ナツト3
を配設した程度の比較的簡易なもので足り、その
取扱操作も容易且つ円滑であるなどの作用効果を
有しており、実用上その効果の大きい考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的関係および実施態様を示
すものであつて、第1図はコークス炉の炉蓋閂ス
プリング機構部分の断面的説明図、第2図は本考
案による治具の使用操作状態を示した部分切欠側
面図、第3図は本案治具の部分切欠平面図、第4
図はその部分切欠側面図、第5図はその1例につ
いての使用操作状態の斜面図、第6図は本考案の
もう1つの実施例による第5図と同様な使用操作
状態の斜面図である。 然してこれらの図面において、1は基枠、2は
螺杆、3は反力受ナツト、4は回動ナツト、5及
び5aは当接部体、5bはその袋ナツト状部、6
はフツク部、7は受部材、8,9は操作ハンド
ル、10は締着軸、12は閂受、14は閂、15
は閂止めナツト、17はケース、18は閂スプリ
ング、19はピストン、20は止螺子、21はナ
イフエツジ、22はラグピース、24は蓋を夫々
示すものである。 〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 閂スプリングを内装したケース両側のラグピ
    ースに係合するためのフツク部を対設した基枠
    の中央部に貫通孔を形成し、該貫通孔に挿通さ
    れた螺杆の先端部に前記ケースに装着され上記
    閂スプリングの反力を受けるピストン先端部に
    おける締着軸と接合する当接部体を設け、しか
    も該螺杆の上記した基枠内側に反力受ナツトを
    螺合させたことを特徴とするコークス炉の炉蓋
    閂スプリング着脱操作治具。 2 当接部体に締着軸と螺合する雌螺孔を形成
    し、螺杆の基枠貫通孔外側に回動ナツトを螺合
    させて成る実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載のコークス炉の炉蓋閂スプリング着脱操作治
    具。
JP15898381U 1981-10-27 1981-10-27 コ−クス炉の炉蓋閂スプリング着脱操作治具 Granted JPS5865342U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15898381U JPS5865342U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 コ−クス炉の炉蓋閂スプリング着脱操作治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15898381U JPS5865342U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 コ−クス炉の炉蓋閂スプリング着脱操作治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5865342U JPS5865342U (ja) 1983-05-02
JPS6126341Y2 true JPS6126341Y2 (ja) 1986-08-07

Family

ID=29951458

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JP15898381U Granted JPS5865342U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 コ−クス炉の炉蓋閂スプリング着脱操作治具

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JPS5865342U (ja) 1983-05-02

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