JPS6057996B2 - 原子炉容器スタツドの閉査装置 - Google Patents

原子炉容器スタツドの閉査装置

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JPS6057996B2
JPS6057996B2 JP57011931A JP1193182A JPS6057996B2 JP S6057996 B2 JPS6057996 B2 JP S6057996B2 JP 57011931 A JP57011931 A JP 57011931A JP 1193182 A JP1193182 A JP 1193182A JP S6057996 B2 JPS6057996 B2 JP S6057996B2
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stud
gripper
reactor vessel
tightening
sleeve
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ロバ−ト・ブライオン・サルトン
ロバ−ト・ウイリアム・ビア−
ルイス・ジエイムズ・マランドラ
マイケル・リ−・コグネヴイツチ
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • G21C19/20Arrangements for introducing objects into the pressure vessel; Arrangements for handling objects within the pressure vessel; Arrangements for removing objects from the pressure vessel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B29/00Accessories
    • B25B29/02Bolt tensioners
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉の燃料交換中に使用される工具に関
し、より詳細には、原子力発電所において原子炉圧力容
器の頭部を容器本体に固着するための容器スタット及び
ナットの組体に引張り力を加える装置に関するものであ
る。
圧力容器頭部は、ナット付きの複数の容器スタツドに
より原子炉容器の上縁に沿いフランジに固着されている
スタットは容器頭部の孔を経て挿入され、容器フランジ
にねじ止めされる。容器頭部と容器フランジとの間のシ
ールを圧縮しスタットに引張り力を加えるためにスタッ
ト締付け工具が用いられる。容器スタット上のナットを
回動させてスタットを締付け、スタット締付け工具をゆ
るめた時にシールが圧縮されたままになつているように
する。容器スタット及びこれに固着されたナットは燃料
交換サイクルの開始時に原子炉容器から取除かれる。
容器頭部と容器フランジとの間のシールを圧縮するため
に再びスタット締付け工具が用いられる。スタット締付
け工具がゆるめられた後にナットがゆるんだままりなつ
ているように、スタツドナツトを数巻分ゆるめる。全部
の容器スタットの締付けが解除されたら、スタット及び
固着されたナットを容器フランジから取除く。容器頭部
はその後に原子炉容器から引上げることができる。スタ
ット締付け工具は、ナット上方の容器スタットの頂部と
係合する手段と、スタットを引伸ばすために力を加える
手段とを備えている。ここに引伸ばしとは、容器スタッ
トの頂部を容器頭部の上面に関し引上げることであり、
正味の効果は、原子炉容器フランジと容器頭部との間の
シールを圧縮することである。引伸ばし力は普通は液圧
シリンダー装置によつて加えられる。しかし容器スタッ
トの頂部との係合手段にはいくつかの装置が含まれる。
従来技術において、一義的なスタット係合手段一は、締
付け工具の関連する部分を約6巻分手で容器スタットの
頂部にねじ込むことである。
スタットが充分に係合され、引伸ばし力が加えられると
、ナット回転装置によつてナットが自動的に適切な方向
に回転される。ナットが所望位置に到達,した時に、引
伸ばし力をゆるめ、締付け工具は操作者によりスタット
から手動により除去される。手動で行う場合のスタット
の係合は、スタットをゆるめるのに要する全時間のうち
の或る大きな割合を占める。スタットの締付け又はゆる
めに要・する時間は2つの理由により重要である。第1
に、スタット領域の普通の放射線場のため作業員はかな
りの蓄積量の放射線をスタットをゆるめる過程の間に受
ける。上記の時間が重要であることの第2の理由は、原
子炉の停止により利用率コストが増大することにある。
原子炉の燃料交換に要する全時間を少しでも減少させる
と、利用率に対するコストが大幅に節減される。従つて
容器スタットに締付け工具を係合させる装置の改良は、
燃料交換効率を高める上の恰好の目標である。従来の或
る改良によれば、電動式ねじ込み装置の使用により、ス
タットに締付け工具をねじ込んだりゆるめたりするのに
要する時間を減少させjる。この改良は操作者による手
動ねじ込み運動の代りに自動ねじ込み方式を用いたもの
である。この改良によりスタット係合の時間効率は有効
に増大するが、締付け工具の複雑さがそれに伴つて増大
するため、保守及び修理のための停止時間が長くなり、
また締付け工具がコスト高になる。スタット係合過程の
効率に向けられた第2の改良は、スタットに工具をねじ
止めする必要を全く除くことにある。このために締付け
工具の雌ねじ部分はいくつかの区分に分割される。これ
らの区”分を押広げると、工具のスタット係合部分の内
径が増大する。そのため工具をスタット頂部上に挿入で
き、その後に各区分を容器スタットの周部分の回りに閉
合させて係合させる。この径方向運動は液圧シリン.ダ
ーにより行わせる。液圧シリンダーによるこの区分ごと
の係合はスタット係合に必要な時間を減少させる上に非
常に有効である。
しかし実用上からは第2の液圧系統が付加されるため、
それに伴なう定期的な保守及び修理の必要を生する。ま
た付加される液圧系統により締付け工具のコストが増大
する。スタット締付け工具を改良するための従来技術に
よる第3の試みは、回転ロック係合として知られる容器
スタット係合方法である。
この改良には特別の構造のスタットを用いることが必要
になる。このスタットのねじは、スタットの周面全体に
連続しているのではなく、3つの群に分けられている。
3群のねじはねじなしの3つの滑らかなスタット面区分
により隔だてられている。
スタット締付け装置の内部に位置されたスタット係合面
の雌ねじは相補状の3群として形成される。スタットは
、スタット締付け装置の雌ねじが容器スタットの滑らか
な面区分に整列されるように、回転ロツクスタツド上に
スタット締付け装置を挿入することによつて係合される
。締付け装置がスタット上に充分に挿入されたら、締付
け装置を約60度回転させ、スタット締付け装置中の各
群の雌ねじが容器スタットの雄ねじの各群と噛合うよう
にする。回転ロック係合方式は、従来技術による他の改
良と同様に、スタット係合に要する時間を減少させるこ
とに成功したものである。
しかし特別の構造のスタットが必要なことはこの試みの
利点を減少させる。更に回転ロック係合方式の使用には
、挿入前のねじの各群の適正な整列と、係合を行わせる
ための工具の回転とが必要になる。従つて本発明の目的
は、手動によるねじ止めの必要を除くことにより、容器
スタットの係合及びその解除に要する時間を少くすると
共に、作業員の放射線被曝も少くし、係合過程の間特別
の整列を要せず、現用されている容器スタットに適合さ
れることにより普通の燃料交換作業に使用できるように
した、改良されたスタット締付け装置ないし工具、即ち
スタット締付け及びゆるめ装置を提供することにある。
この目的のために、本発明により提供されるスタツドナ
ツトの締付け及びゆるめ装置は、原子炉容器スタット上
のスタツドナツトの締付け及びゆるめ装置であつて、該
スタット上に位置されるようにしたハウジングと、原子
炉容器スタットをつかむために上記ハウジング中に配設
されたグリツパーーと、該グリツパーに係合位置を取ら
せるための付勢手段と、該付勢手段に打勝つことにより
該グリツパーに無係合位置を取らせる手段と、上記スタ
ツドナツトがゆるめられ又は締付けられるように上記原
子炉容器スタットに引張り力を加える手段とを備えたも
のにおいて、上記スリツパーは軸方向に分割された複数
のグリツパー区分からなり、これらのグリツパー区分は
押込まれた時閉合して、原子炉容器スタットの上端とつ
かみ接触する内面をもつた円筒体を形成し、更に、円筒
状グリツパースリーブを備え、このグリツパースリーブ
は上記グリツパーを囲みこれとすベリ接触する内面を有
し、原子炉容器スタットの回りに上記グリツパーの開閉
を制御するために上記グリツパーに関し軸方向に運動す
るように支持され、複数の垂直に配設された操作ロッド
が設けられ、これらの操作ロッドの下端は上記グリツパ
ースリーブに、また上端はホイスト装置にそれぞれ固着
され、引張り棒が設けられ、引張り棒の下端は上記グリ
ツパーに、上記はスタットに緊張力を加える装置にそれ
ぞれ組合されたことを特徴としている。
この本発明の装置はホイストにより原子炉容器スタット
上に下降させられる。
装置が着座した時、ばね一くさび作用によりグリツパー
が容器スタットの上端と係合してそれをつかみ、グリツ
パーが自己の作動を終わると、ホイストから装置に加え
られる引上げ力がばね力に打勝つて容器スタットがくさ
び作用から解放される。その後に装置を容器スタットか
ら引上げ、次の容器スタットまで移送することができる
。次に本発明の好ましい実施態様を示した図面を参照し
て更に詳述する。
速動型のスタット締付け工具10は、装置ハウジング1
2、引張り棒14、複数の区分からなる割りグリツパー
16、円筒状つかみスリーブないしグリツパースリーブ
20、複数の操作ロッド22及び液圧シリンダー組立体
30を備えている。
これらの要素は、原子炉容器スタット46上に工具10
を挿入した時スタット46の係合が直ちに行われるよう
に共働する。ホイストから原子炉容器スタット46及び
周囲の支持構造物への工具10の質量の移動により、ば
ね作用が開始され、その結果として原子炉容器スタット
46がくさび止め係合される。ばね作用によつて原子炉
容器スタット46の上端の回りに割りグリツパー16の
各区分が強制的に閉合される。引伸ばし力即ち原子炉容
器頭部72の上面に対し原子炉容器スタット46の上端
を引上げる力が、締付け又はゆるめのため原子炉容器ス
タツドナツトを自由にするように次に加えられる。
この引伸ばし力は原子炉容器頭部を原子炉容器フランジ
に押付けるため、原子炉容器シールが圧縮され、原子炉
容器スタット46の引伸ばしを生ずる。速動型スタット
締付け工具10の構造及び作用について以下に詳述する
原子炉容器スタット4・6の頂端26に当接する引張り
棒14の下端24は、ねじ山27を画定する複数の溝か
らなり、ねじ山27は引張り棒14の外周を囲むように
形成されている。ねじ山27は、径方向に最も外側の点
に関して、上面は平たんであり、下面は下向きに傾斜し
、ウェッジを形成している。引張り棒14の上端28は
、液圧シリンダー装置30によりハウジング12に連結
されており、シリンダー装置30は容器スタット46に
引伸ばし力を加えるために複数の液圧シリンダーにより
形成されている。操作ロッド22は、共通の構造物てあ
る上板組立体42に固着してあり、上板組立体42は引
上げ力が工具に加えられる箇所となる。
この引上げ力の結果として操作ロッド22が対応的に上
動し、この力はやがて各操作ロッド22上の止めナット
40によりハウジング12に伝達される。各々の操作ロ
ッド22は、操作ラグ32及びねじのような適宜の手段
により単一のグリツパースリーブ20に固着されている
。円筒状グリツパースリーブ20は、割りグリツパー1
6を囲んでおり、割りグリツパー16の各区分は引張り
棒14の下端24及び原子炉容器スタット46の上端4
4の回りに位置されている。
下部支持ウェッジ36は割りグリツパー16の各区分の
下端に適宜の手段例えばねじにより固着されている。各
々の操作ロッド22は適宜の手段例えば作動ばね38に
より下方に偏倚され、グリツパースリーブ20を下部支
持ウェッジ36に押付けている。各々の操作ロッド22
の行程上端は止めナット40により形成される。割りグ
リツパー16の複数の区分は、引張り棒14の下端24
及び炉容器スタット46の上端44の回りに閉合される
割リグリツパー16を全体として形成する円筒状の構造
物を、径方向内方に押付けられた時に形成する。
割りグリツパー16の上部内面には円周の回りに溝が切
つてあり、引張り棒14の下端24のねじ山27に対し
相補状のねじ山48が形成されている。各々のねじ山4
8は平らな下面と下向き内方に傾斜した上面とを.備え
ている。割リグリツバー16を引張り棒14の下端24
上に強制的に閉合すると2つの表面は合致して実質的に
完全な面接触が生ずる。割リグリツパー16の下部内面
には円周の回りに溝が切つてあり、ねじ山50が形成さ
れ、これ・らのねじ山50の上面は平らであるが下面は
下向い内方に傾斜して、ウェッジを形成している。
これらのねじ山50は、割リグリツパー16を強制的に
閉合すると、原子炉容器スタット46の上端44の相補
状のねじ山52と噛合い、実質的に完全な面接触を生ず
る。原子炉容器スタット46のねじ山52の下面は平た
んであり、上面は上向き内方に傾斜しているため、液圧
シリンダー装置30の引伸ばし力が引張り棒14に加え
られて割りグリツパー16を介し原子炉容器スタット4
6に伝達されるあいだ原子炉容器スタット46の係合を
割リグリツパー16により保持することができる。)
現用されている或るユニットの原子炉容器スタットは、
上述した配列のねじ山の代りに、上端44にねじ山を備
えている。
これらのねじスタットに締付け工具10即ち速動型スタ
ット締付け及びゆるめ装置を使用する場合には、スタッ
トの係合.を容易にするための図示しないアダプタ」の
使用が必要となる。割りグリツパー16の外面54は、
リツパースリーブ20の内面とすばり接触し、割リグリ
ツパー16の円周の回りに一連のチャンネル即ち溝5”
6を限定する複数の凹部を備えている。
各々の溝56は底面58と、2つの溝壁部62とからな
り、底面58は2つの溝56の間の表面60と幅が等し
く且つ表面60の面と平行であり、溝壁部62は溝56
の中心円周線の回りに対称であり、溝幅が底面58にお
いて最も狭くなるように傾斜している。グリツパースリ
ーブ20の上方への運動を割りグリツパー16の径方向
外向きの運動に変換するための上部支持ウェッジ64は
、ねじにより割りグリツパー16の各々の区分の頂部に
固着されている。グリツパースリーブ20の内面には、
割リグリツパー16の外面54上の溝と同じ形状の溝6
6を限定する複数の凹部が形成されている。
上板組立体42に外力が加えられていない場合には、グ
リツパースリーブ20は、操作ロッド22上の作動ばね
38により下部支持ウェッジ36に突当るように付勢さ
れ、グリツパースリーブ20の溝66を割りグリツパー
16の溝56に整列させると共に、グリツパースリーブ
20と割リグリツパー16との間の面接触を溝56,6
6の間の表面域に制限している(第2図参照)。上板組
立体42に外部から引上げ力が加わるとグリツパースリ
ーブ20は割りグリツパー16とすベリ嵌合され、やが
て実質的に完全な面接触が生ずる(第1図参照)。原子
炉容器スタット46の間の速動型スタット締付け及びゆ
るめ装置10の運動は、アイボルト68に固着したホイ
ストを用いて行われ、アイボルト68は適宜の手段例え
ば溶接により上板組立体42に固着されている。
上板組立体42には操作ロッド22がボルト締めされて
いる。ホイストがアイボルト68のところで装置10を
上動させると引上げ力が操作ロッド22及び操作ラグ3
2を経てグリツパースリーブ20に伝達される。上方へ
のわずかな運動の後にグリツパースリーブ20の先導縁
70は上部支持ウェッジ64の下縁に接触する。2つの
接触面は水平面に対し約450に配向されているため、
グリツパースリーブ20は上部支持ウェッジ6牡次に割
りグリツパー16の各区分を、引張り棒14の下端24
及び原子炉容器スタット46の上端44から径方向外向
きに引離し始める。
グリツパースリーブ20が割りグリツパー16の各区分
を原子炉容器スタット46から強制的に離脱させ、割リ
グリツパー16の外面54の溝56をグリツパースリー
ブ20の溝66に強制的に嵌合させ、両部分の間に実質
的に完全な面接触が成立した後は、操作ロッド22に働
らく引上げ力は止めナット40によりハウジング12に
伝達される。次に速動型スタット締付け及びゆるめ装置
10を原子炉容器スタット46から離脱させ、ホイスト
の引上げ力により装置10全体をスタット46から離れ
るように上動させる。次に速動型スタット締付け及びゆ
るめ装置10を次の原子炉容器スタット46上に位置さ
せる。
装置10が所定位置となつたら、引張り棒14の下端2
4が原子炉容器スタット46の上端44に接触し装置1
0の底部が原子炉容器頭部72に接触するまで、原子炉
容器スタット46及びスタツドナツト47上に装置10
を下動させる。この時点でハウジング12の質量は原子
炉容器(図示しない)に移行される。ホイストを更に下
行させると、操作ロッド22は、それに関連された質量
及び作動ばね38のばね力により下方に引かれる。作動
ばね38が操作ロッド22及びそれに固着されたグリツ
パースリーブ20を下方に引くと、グリツパースリーブ
20及び割りスリーブ16の嵌合した溝56,66の傾
斜した溝壁部62により割りスリーブ16が内方に付勢
される。この運動は、グリツパースリーブ20と割りグ
リツパー16とが各面の溝56,66の間の領域のみに
おいて接触し、グリツパースリーブ20の下端が下部支
持ウェッジ36に接触するまで続けられる(第2図参照
)。この時点で下部支持ウェッジ36は、作動ばね38
により強制された下向き運動を停止させる。割リグリツ
パー16の区分18の内向き運動により割りグリツパー
16の内面のねじ山48,50は、引張り棒14の下端
34の外面上のねじ山27及び原子炉容器スタット46
の上端44のねじ山52に嵌合される。装置10は今や
炉容器スタット46と係合しており、締付け解除過程を
いつでも開始することができる。締付け解除は、液圧シ
リンダー装置30を付勢し、ハウジング12、原子炉容
器頭部72及び原子炉容器の質量に抗して引張り棒14
の上端に引上げ力を加えることによつて行われる。
この引上げ力は引張り棒14から割りグリツパー16を
経て原子炉容器スタット46の上端44に伝達される。
その結果として、原子炉容器頭部72と原子炉容器との
間のシール(図示しない)が圧縮されるため、原子炉容
器のスタツドナツト47から圧力が除かれる。次に手動
レンチ又は図示しない一体のレンチユニットのような適
宜の装置によりスタツドナツト47が数巻ゆるめられる
。ナット47をゆるめ終ると、液圧シリンダー装置30
を消勢し、原子炉容器頭部72と原子炉容器との間のシ
ールの圧縮を解放する。締付け解除過程は終了し、速動
型スタット締付け及びゆるめ装置10は次の原子炉容器
スタット46にいつでも移行させることができる。速動
型スタット締付け及びゆるめ装置10を使用したことに
より、原子炉容器スタット46の係合及び解放に必要な
時間が少くなると共に、作業員が放線に被曝する時間も
少くなる。
保守の問題及び余分のコストを伴う余分の弁又は自動ね
じ止め装置は不要になる。また本発明による速動型スタ
ット締付け及びゆるめ装置は、回転ロック式の・装置の
ように特別の整列を必要とせず、現用されている原子炉
容器スタットに適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は原子炉容器スタットから離脱した状態において
速動型スタット締付け及びゆるめ装置の要部を示す一部
縦断側面図、第2図は原子炉容器スタットと係合した状
態において原子炉容器スタットをつかんでいる速動型ス
タット締付け及びゆるめ装置の部分の詳細を示す一部縦
断側面図である。 10・・・・・・スタット締付け工具(スタツドナツト
の締付け及びゆるめ装置)、12・・・・・・ハウジン
グ、14・・・・引張り棒、16・・・・・割リグリツ
パー、20・・・・グリツパースリーブ、22・・・・
・・操作ロッド、44・・・・・上端、46・・・・・
・原子炉容器スタット、47・・・・・・スタツドナツ
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原子炉容器スタッド上のスタッドナットの締付け及
    びゆるめ装置であつて、該スタッド上に位置されるよう
    にしたハウジングと、原子炉容器スタッドをつかむため
    に上記ハウジング中に配設されたグリツパーと、該グリ
    ツパーに係合位置を取らせるための付勢手段と、該付勢
    手段に打勝つことにより該グリツパーに無係合位置を取
    らせる手段と、上記スタッドナットがゆるめられ又は締
    付けられるように上記原子炉容器スタッドに引張り力を
    加える手段とを備えたものにおいて、上記グリツパーは
    軸方向に分割された複数のグリツパー区分からなり、こ
    れらのグリツパー区分は押込まれた時閉合して、原子炉
    容器スタッドの上端とつかみ接触する内面をもつた円筒
    体を形成し、更に、円筒状グリツパースリーブを備え、
    このグリツパースリーブは上記グリツパーを囲みこれと
    すべり接触する内面を有し、原子炉容器スタッドの回り
    の上記グリツパーの開閉を制御するために上記グリツパ
    ーに関し軸方向に運動するように支持され、複数の垂直
    に配設された操作ロッドが設けられ、これらの操作ロッ
    ドの下端は上記グリツパースリーブに、また上端はホイ
    スト装置にそれぞれ固着され、引張り棒が設けられ、引
    張り棒の下端は上記グリツパーに、上端はスタッドに緊
    張力を加える装置にそれぞれ組合されたことを特徴とす
    るスタッドナットの締付け及びゆるみ装置。
JP57011931A 1981-01-29 1982-01-29 原子炉容器スタツドの閉査装置 Expired JPS6057996B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US229362 1981-01-29
US06/229,362 US4433828A (en) 1981-01-29 1981-01-29 Reactor vessel stud closure system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57201175A JPS57201175A (en) 1982-12-09
JPS6057996B2 true JPS6057996B2 (ja) 1985-12-18

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ID=22860883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57011931A Expired JPS6057996B2 (ja) 1981-01-29 1982-01-29 原子炉容器スタツドの閉査装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4433828A (ja)
EP (1) EP0057346B1 (ja)
JP (1) JPS6057996B2 (ja)
KR (1) KR890000668B1 (ja)
DE (1) DE3276053D1 (ja)
EG (1) EG16397A (ja)
ES (1) ES509152A0 (ja)
GB (1) GB2092254B (ja)
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