JPS61263035A - 走査電子顕微鏡 - Google Patents

走査電子顕微鏡

Info

Publication number
JPS61263035A
JPS61263035A JP10374385A JP10374385A JPS61263035A JP S61263035 A JPS61263035 A JP S61263035A JP 10374385 A JP10374385 A JP 10374385A JP 10374385 A JP10374385 A JP 10374385A JP S61263035 A JPS61263035 A JP S61263035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
rest
movement
coordinate system
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10374385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH063721B2 (ja
Inventor
Kimio Kanda
神田 公生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60103743A priority Critical patent/JPH063721B2/ja
Publication of JPS61263035A publication Critical patent/JPS61263035A/ja
Publication of JPH063721B2 publication Critical patent/JPH063721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は走査電子顕微鏡に係υ、特に半導体ウェーハ試
料等を観察等するのに好適な走査電子顕微鏡に関する。
〔発明の背景〕
従来の走査電子顕微鏡の試料ステージとしては、通常、
5軸(X、 Y、 Z、 T (傾斜)、R(回転))
の機構を有し、各種の試料をいろいろな角度方向よシ観
祭できる様になっているが、特にパターンが焼き付けら
れた半導体ウェーハの如く、同種のパターン(チップ)
が整然と配列されている試料を回転、或いは回転/傾斜
させた状態で観察する場合、現在観察している箇所に対
応する別のチップの対応箇所を試料ステージのX/Y移
動で探すのが困難であり、この点への配置がなされてい
なかった。
又、試料回転に対して大幅な視野移動が生じる為、成る
試料位置を別の角度から(試料傾斜が行なわれていると
考えて)観察する場合に同一箇所を試料ステージのX/
Y移動で探すのが困難であシ、この点への配慮もなされ
ていなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、パターンが焼き付けられた半導体ウェ
ーハの如く、同種のパターン(チップ)が整然と配列さ
れている試料を回転、或いは回転/傾斜させた状態で観
察する場合、現在観察している箇所に対応する別のチッ
プの対応箇所を素早〈容易に探し得る走査電子顕微鏡を
提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明は、試料ステージ座標系(試料ステージ駆動系)
X、Yに対して、試料に固定された座標系x、  yを
採り、試料を試料座標系x、  yにて常に移動する様
にステージ駆動X、 Yを制御するようにしたものであ
る。
〔発明の実施列〕
以下、本発明の一実施例を図によシ説明する。
第1図は走査電子顕微鏡の試料ステージ8の基本概念を
示すものである。試料2けR(回転)台3の上に乗せら
れていて回転(自転)運動ができる。
8台3はY移動台4に、Y移動台4はT(傾斜)台5に
、1台5はX移動台6に、X移動台6は2移動台7に乗
せられている。通常、R台30回転中心軸はR台3自身
の機械的中心に置かれている為、電子ビーム1の照射に
よる走査電子顕微鏡の像観察において、単なる試料回転
に対して大幅な視野移動(像シフト)が生じる。一方、
1台5の傾斜中心軸は電子ビーム1の照射点に一致する
様に置かれている為、電子ビーム1の照射による走査電
子顕微鏡の像観察において、試料傾斜に対して視野移動
(像シフト)は生じない。尚、X、 Y移動量が小さな
試料ステージにおいては駆動は手動で行なわれるのが一
般的であるが、半導体ウェーハ等の大口径試料を試料全
域に亘って観察する様な大移動量の試料ステージにおい
そは、駆動はモータ等で行なわれるのが普通である。最
近では。
この種の試料ステージに対して5軸(X、  Y、  
Z。
T、R)共にモータ駆動のものも出来ているが、ステー
ジ制御は試料ステージ座標系にて行なわれている。第1
図において駆動モータ系及び制御系は省略しである。
試料ステージ8に対して、半導体ウェーハ試料2′を装
着するが、最初に半導体ウェーハ試料2′のオリフラを
X移動台6の移動方向に平行にセットするのが普通であ
る。これは半導体ウェーハ試料2′のチップ配列を番地
割シする時に、通常その様にしているからである。第2
図は、第1図においてP矢視よシ見た半導体ウェーハ試
料2′の状態を示すものである。X移動台6の移動方向
とオリフラ(正確にはチップ配列)が完全に一致してい
れば、この図に示す様に試料ステージ座標系X、 Yと
試料座標系x、  yとは一致している。この場合には
、試料ステージ座標系(試料ステージ駆動系)のX又は
Yでステージ駆動を行なえば、半導体ウェーハ試料2′
のチップ上の観察対応点が次々と現われてくる事になる
次に、試料2′を角度θだけ回転させた場合を考えてみ
る。これを第3図に示す。試料ステージ座標系X、 Y
と試料座標系x、  yとの間にはの関保が成立つ。こ
の場合、半導体ウェーハ試料2′のチップ上の観察対応
点が次々と現われてくる様に、試料座標系x、  yで
ΔX移動又はΔy移動をさせようとすれば、試料ステー
ジ駆動ΔX。
ΔYは夫々 又は、 とすれば良い。
つまシ、走査電子顕微鏡のオペレータは試料座標系x、
  yで試料移動を指令して半導体ウェーハ試料の観察
が出来れば極めて楽な訳で、この場合ΔX、Δy駆動指
令に対して試料ステージの実際の移動は(2)式又は(
3)式を満す様に自動的に制御されれば良い訳である。
以上は、試料座標系x、  y指令による半導体ウェー
ハ試料のチップ上の観察対応点探しにおける試料ステー
ジX、Y駆動の駆動を述べた1ものであるが、試料座標
系x、  yを採用することによシ。
もう一点重要な点がでてくる。以下にそれを述べる。
走査電子顕微鏡のオペレータは、通常、5軸の座標管理
をしているが、試料面内移動については上述の様に試料
座標系で管理するのが極めて便利である。この場合、試
料回転を実行した時に視野移動(像シフト)が生じると
すれば、試料の観察点がシフトした事になり、つま多試
料回転により観察点が、例えば、試料座標系での座標点
(X+。
Yx  )から(Xz、)’z)に移った事になって、
単なるR(回転)制御指令によ多試料座標系での観察座
標点(x、Y)も変化してしまう事を意味し、つまシ各
軸の独立性が失なわれ、座標管理上大変不都合である。
つまシ、5軸の管理において単なるR制御指令でx、 
 y座標値も変わってしまうのは、各軸の独立性の破線
という点から困るという訳である。この場合、試料ステ
ージ座標系X。
Yと試料座標系x、  yとが角度θだけ回転している
所からR制御でΔθだけ回転させようとすれば、現在の
試料座標系での観察点(x、Y)に対し、試料ステージ
の補正駆動ΔX、ΔYは とすれば良い。
つまり、走査電子顕微鏡のオペレータのΔθ(回転)指
令に対して、試料ステージの実際の移動は70回転ばか
シでなく 、 (4)式を満すようにX。
Y駆動も自動的に制御されれば良い訳である。これによ
シ、R制御指令によ多試料座標系の座標値が変わらない
、つまシ走査電子顕微鏡の像観察において視野中心回転
の像観察ができることになる。
第4図は本発明の一実施例の試料座標系制御による。試
料ステージ制御系である。5軸(x、y。
Z、T、FL)制御の指令を与える操作パネル9よジノ
指令は、コンピュータ10に与えられ、このコンピュー
タ10はX又はy駆動については(2)又は(3)式に
よるX、 Y駆動、R制御に関してはfl、駆動の他に
(4)式によるX、Y駆動、T及びZ駆動に対してはそ
のままのT及び2駆動の指令に読み替えて指令を出す。
この指令によりドライバ回路11が作動され、出力は試
料ステージ8の駆動系(例えばモータ等)に供給され、
試料ステージ8に装着されている試料2が駆動される事
になる。
勿論、これによシ5軸の独立性は保たれる。
以上は、半導体ウェーハ試料2′が試料ステージに対し
理想的に装着された場合であるが、実際には半導体ウェ
ーハ試料2′のチップ配列が試料ステージのX、Y方向
と完全に平行(又は垂直)とはならないのが普通である
。又、試料ステージの回転中心軸も、半導体ウエーノ・
試料2′の中心と一致するとは限らない。これを第5図
に示す(第2図、第3図のP矢視的な図表現は判シにく
いので、試料ステージのX、 Yが水平、垂直となる様
に画いである)。最初、半導体ウエーノ・試料2′のチ
ップ配列の、試料ステージのX移動方向に対するプリセ
ット角度誤差φを求める。半導体ウェーハ試料2′のチ
ップで、オリ7うに平行で然も出来るだけ離れているも
のを選び出す。図で示すようにチップ12及び13とす
る。チップ12の成る箇所を試料ステージ駆動で像観察
し、これの座標点を(Xl 、 Yt  )とする。一
方、チップ13のそれに対応する箇所を試料ステージ駆
動で像観察し、これの座標点を(X2 、 Yz )と
する。これにより、試料座標系x、  yの試料ステー
ジ座標系X、 Yに対する回転角 が求まる。次に試料座標系の原点、つまシ回転中心の、
試料ステージ座標系の原点に対するズレ量(a、b)を
求める。まず、(5)式よりプリセットの角度誤差φが
判ったので、試料2′を角度φだけ逆方向に回転させ試
料座標系x、  yと試料ステージ座標系X、  Yと
が平行となる様にする。この時、試料2′上の成る箇所
、例えばチップ12の成る箇所の座標点を(X3 、 
 Ys )及び(Xo。
Yo )とする。2つの座標系は平行であるから、これ
の2軸の原点ズレをa、  bとしてとなる。次に、試
料を90°反時計方向に回転させる。先程の着目箇所の
座標点を(X4 、  Y4 )及び(xl、Yt  
)とする。この時、試料自身に試料座標系x、yが乗っ
ている事からX l−X Q *Y1=Yoである事に
注意し、原点ズレを含む座標回転の式 においてθ=90°として 全得る。尚、(6)式も(7)式においてθ=06とし
て求まる。
)、 (6+、 (8)式よシ r) と原点ずれf(a、b)が求まる。
プリセット角度誤差φ、及びプリセット原点ずれ量(a
、b)が求まったので、試料2′を角度φだけ逆方向に
回転して試料座標系と試料ステージ座標系を平行にし、
その後、更に量(a、b)だけ試料ステージ座標系を並
進させて試料座標系の原点に試料ステージ座標系の原点
を一致せしめる。この様にしたのをイニシャル設定、つ
まシ第2図と考えれば、半導体ウェーハ試料2′が試料
ステージに対し理想的に装着された場合となシ、本発明
の詳述は全て有効となる。
本発明の一実施例によれば、試料座標系による移動指令
ができ、半導体ウェーハ試料上の観察対応点が極めて容
易に探せるはかシでなく、視野中心回転も出来る効果が
ある。   ゛ 〔発明の効果〕 本些7明に五は、試料座標系による試料駆動指令が出来
るので、パターンが焼き付けられた半導体ウェーハの如
く、同種のパターン(チップ)が整然と配列されている
試料を回転、或いは回転/傾斜させた状態で観察する場
合、現在観察している箇所に対応する別のチップの対応
箇所を素早く容易に探し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は走査電子顕微鏡の試料ステージの基本概念図を
、第2図は第1図のP矢視よυ見た試料ステージにプリ
セットされた半導体ウェーハ試料と試料ステージ座標系
(試料ステージ駆動系)X。 Y及び試料座標系x、  yとの関係を示す図を、第3
図は第2図の試料を角度θだけ回転させた場合の両座標
系の関係を示す図を、第4図は本発明の一実施例である
試料ステージ制御系を示すブロック図を、第5図は試料
が第2図の如く理想的にはプリセットされなかった時の
両座標系の関係を示す図を夫々示す。 1・・・電子ビーム、2・・・試料、2′・・・半導体
ウェーハ試料、8・・・試料ステージ、9・・・操作パ
ネル、10・・・コンピュータ、11・・・ドライバ回
路、12゜13・・・チップ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、X移動、Y移動、回転(R)の機能を持つ試料ステ
    ージを有する走査電子顕微鏡において、試料ステージ制
    御を試料座標系x、yと、Rとで行なうことを特徴とす
    る走査電子顕微鏡。 2、X移動、Y移動、回転(R)の機能を持つ試料ステ
    ージを有する走査電子顕微鏡において、試料ステージ制
    御を試料座標系x、yと、Rとで、各軸の独立性を保つ
    て行なうことを特徴とする走査電子顕微鏡。
JP60103743A 1985-05-17 1985-05-17 走査電子顕微鏡 Expired - Lifetime JPH063721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60103743A JPH063721B2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17 走査電子顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60103743A JPH063721B2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17 走査電子顕微鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61263035A true JPS61263035A (ja) 1986-11-21
JPH063721B2 JPH063721B2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=14362087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60103743A Expired - Lifetime JPH063721B2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17 走査電子顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063721B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4818874A (en) * 1987-04-17 1989-04-04 Jeol Ltd. Scanning electron microscope
JP2016103387A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930998A (ja) * 1972-07-19 1974-03-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930998A (ja) * 1972-07-19 1974-03-19

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4818874A (en) * 1987-04-17 1989-04-04 Jeol Ltd. Scanning electron microscope
JP2016103387A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置
CN107004555A (zh) * 2014-11-28 2017-08-01 株式会社日立高新技术 带电粒子束装置
US10134564B2 (en) 2014-11-28 2018-11-20 Hitachi High-Technologies Corporation Charged particle beam device
CN107004555B (zh) * 2014-11-28 2019-04-16 株式会社日立高新技术 带电粒子束装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH063721B2 (ja) 1994-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4627009A (en) Microscope stage assembly and control system
EP0687380B1 (en) Electron microscope having a goniometer controlled from the image frame of reference
JPS61263035A (ja) 走査電子顕微鏡
JP4826584B2 (ja) 並進旋回2自由度ステージ装置およびこれを用いた3自由度ステージ装置
JP4327477B2 (ja) X線透視装置
JP3014274B2 (ja) 2軸傾斜試料微動装置及び像の逃げ補正方法
JP2001249086A (ja) X線透視装置
JP2003114201A (ja) X線透視撮影装置
KR0129784B1 (ko) 인쇄 회로 기판용 육안 검사 지원 시스템
JP3148489B2 (ja) 3次元対象物配置装置
JPH03121092A (ja) 刺繍枠のマニュアル移動装置
JP3190406B2 (ja) 欠陥検査装置
JPH0337946A (ja) 走査型電子顕微鏡の観察位置表示方式
JPS59123149A (ja) 電子線装置における試料移動装置
JP3440516B2 (ja) 移動テーブルの位置制御方法とその制御装置
JPH1123751A (ja) XYθステージおよびXYθステージの制御装置
JP4007561B2 (ja) 試料ステージ移動装置
JPH02215200A (ja) 電子部品実装装置
JPH07104153B2 (ja) 駆動装置
JPH0544726Y2 (ja)
JPH06103948A (ja) 透過電子顕微鏡用試料傾斜操作方法
JPH0227488Y2 (ja)
JPH11352069A (ja) 目視観察装置とそれを用いた目視・顕微鏡観察装置
JPS60235433A (ja) 半導体評価装置
JPH11144670A (ja) 集束イオンビーム装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term