JPS61262786A - Ｃｒｔデイスプレイ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ＣＲＴディスプレイ（以下、単にＣＲＴで表
わす）画面の輝度比が適性な範囲内にあるかどうかを判
定し、判定結果を表示する機能を自らもつＣＲＴに関す
るものである。

従来の技術 従来、ＣＲＴ画面の輝度比を評価する場合、ＣＲＴ画面
の背景輝度と、文字あるいは図形の輝度を測定する必要
があった。そしてこれらの測定データからＣＲＴ画面の
輝度比を計算するというプロセスを取っていた。このた
め、ＣＲＴ画面の輝度比を、輝度計などの測定器を用い
ずに簡易に求めることができなかった。さらに、画面の
輝度比を直接計算し、それが適性な範囲内にあるかどう
かを判定し、判定結果を表示する機能を自らもつＣＲＴ
はなかった。

発明が解決しようとする問題点 このように従来のＣＲＴでは、ＣＲＴ画面の輝度比を求
める場合、画面の背景輝度と、文字あるいは図形の輝度
を測定する必要があった。さらに、ＣＲＴ画面の輝度比
を直接計算し、それが適性な範囲内にあるかどうかを判
定し、表示する機能をもつＣＲＴはなかった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、輝度計など
の測定器を用いずに、ＣＲＴ自身に装備された機能で、
画面の輝度比を計算し、それが適性な範囲内にあるかど
うかを判定し、判定結果を表示するＣＲＴを提供するこ
とを目的としている。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、ＣＲＴ画面の鉛直
照度を測定する測定部と、ＣＲＴ画面の拡散反射係数と
文字輝度の信号の出力部と、ＣＲＴ画面の輝度比を演算
する演算部と、輝度比が適性な範囲内にあるかどうかを
判定する判定部と、適性信号あるいは不適性信号を発生
するキャラクタ−ゼネレータとを装備させることによっ
て、ＣＲＴ画面の輝度比を計算し、それが適性な範囲内
にあるかどうかを判定し、表示する。

作　　用 本発明は上記した構成により、ＣＲＴ画面の鉛直面照度
と拡散反射係数と文字輝度とから、演算部によってＣＲ
Ｔ画面の輝度比を計算させ、判定部トキャラクターゼネ
レータによってＣＲＴ画面の輝度比が適性な範囲内にあ
るかどうかを判定し、その結果を表示する。

実施例 徊図は本発明のＣＲＴ画面の輝度比を計算し、それが適
性な範囲内にあるかどうかを判定し、表示する機能を自
らもつＣＲＴの一実施例を示すブロック図である。第１
図において、１はＣＲＴ本体に埋め込まれた受光部を含
む、ＣＲＴ画面の鉛直面照度測定部、２はＣＲＴ画面の
拡散反射係数信号出力部、４はＣＲＴ画面の文字輝度調
整ツマミ３によって調節される文字輝度信号出力部であ
る。さらに、５はＣＲＴ画面の輝度比演算部、６はＣＲ
Ｔ画面の輝度比の判定部、７は適性信号を発生するキャ
ラクタ−ゼネレータ、８は不適性信号を発生するキャラ
クタ−ゼネレータ、９はＣＲＴである。

一般に、ＣＲＴは照明光源がＣＲＴ画面に映り込まない
位置に設置されるか、あるいは、照明光源がＣＲＴ画面
に映シ込む位置にあっても、照明光源や照明器具が実際
には映り込まないように配光制御された照明器具を使用
するのが望ましい。

したがって、ここでは、ＣＲＴ画面に直接照明光源や照
明器具の映り込みによって生じる鏡面反射成分の輝度が
ない場合を取り扱う。鉛直面照度測定部１、拡散反射係
数信号出力部２、文字輝度信号出力部４からそれぞれ出
力された信号は、輝度比演算部５に入力され、Ｃ＝Ｉ＋
Ｌｃ／ＥｖＲｄで表わされる輝度比Ｃを計算する。ここ
で、ＬｃはＣＲＴ画面の文字輝度、Ｅｖは鉛直面照度、
Ｒｄは拡散反射係数をそれぞれ表わす。但し、拡散反射
係数は、ＣＲ７画面固有の既知の値であるから、拡散反
射係数信号出力部２からは、常にその値に相当する同じ
信号が出力される。

輝度比演算部５から出力された信号は、判定部６に入力
され、ここで、ＣＲＴ画面の輝度比が適性な範囲内にあ
るかどうかを判定する。ＣＲＴ画面の輝度比の適性な範
囲として、通産省のＶＤＴガイドライン専門（委）で３
から１０を推奨している。したがって、判定部６では、
輝度比が３から１０の範囲にあるかどうかを判定させる
。その結果、輝度比が３から１０の範囲にある場合には
、キャラクタ−ゼネレータ７に信号が入力され、輝度比
が３から１０の範囲にない場合には、キャラクタ−ゼネ
レータ８に信号が入力される。さらに、キャラクタ−ゼ
ネレータ７あるいは８からＣＲＴ９に信号が入力され、
適性信号あるいは不適性信号に相当する表示をＣＲＴ画
面に映し出す。

発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、ＣＲＴ画面の
輝度比をＣＲＴに内蔵された装置によって直接計算され
、それが適性な値の範囲にあるかどうかを判定し、ＣＲ
Ｔ画面に表示することができ、実用的にきわめて有用で
ある。

【図面の簡単な説明】

←図は本発明の一実施例における、ＣＲＴ画面の輝度比
を計算し、適性判定し、その結果を表示する機能をもつ
ＣＲ’Ｔを示すブロック図である。 １・・・・・・鉛直面照度測定部、２・・・・・・拡散
反射係数信号出力部、３・・・・・・文字輝度調整ツマ
ミ、４・・・・・・文字輝度信号出力部、５・・・・・
・輝度比演算部、６・・・・・・判定部、７，８・・・
・・・キヤ、ラクターゼネレータ、９・・・・・・ＣＲ
Ｔｏ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＣＲＴディスプレイ画面の鉛直面照度を測定する
   測定部と、前記画面の拡散反射係数を出力する出力部と
   、文字輝度調整ツマミと連動する文字輝度信号出力部を
   有し、これら三つの信号を演算処理して前記画面の輝度
   比を出力する演算部と、演算部から出力された信号から
   、前記画面の輝度比が適性な範囲内にあるかどうかを判
   定する判定部と、判定部から出力された信号から、適性
   信号かあるいは不適性信号を発生するキャラクターゼネ
   レータとを装備したＣＲＴディスプレイ。
2. （２）前記判定部の判定結果を表示するようにした特許
   請求の範囲第１項記載のＣＲＴディスプレイ。