JPS61261180A - 組立台船 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は海岸、河用岸等の施工に利用する組立台船に
関するものである。

従来の技術 従来、海岸、河用岸等の施工においては、小型台船を凹
凸継手やピン継手で連結した作業台船を組立して浮べな
がらシャベルやクレーン等の作業機ヶ載せているもので
ある。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、各台船を凹凸継手やピン継手で連結した
場合には、各台船の継手部に間隙があるため荷重が加わ
った場合ζで単独で揺動して作業に支障を来し易いもの
であった。

この様な問題点を解消する目的において、本発明は箱型
状の台船を前後方向に並列させながら上甲板でボルト継
手し、該並列した台船の船首と船尾とに台船を配置して
上甲板でボルト継手すると共に吃水線下でフック、ピン
継手で各々連結する様になした組立台船であって、連結
組立が容易で、しかも連結部も張体である等を特徴とす
るものである。

問題点を解決するための手段 以下、実施例図により本発明の詳細な説明する。

箱型状の台船１ａの上甲板２の両舷側や船首並びに船尾
等を切欠してＵ型鋼３を周回状に埋設溶接し、該各Ｕ型
鋼３の外側板に適当間隔をおいてボルト孔を開孔した船
上継手部４ａを設け、該台船１ａの船首や船尾の外側板
５の下端部に長孔を開孔して内面に水密性のフック室６
を設け、該フック室６の１方半休部と対向した凹部７を
上甲板２に設けて管軸８で連通させ、該管軸８に作動軸
９を挿入して下端をフック室６内に軸支し、フック室６
内において作動軸９にフック１０を一体的に固定し、凹
部７内において作動軸９の上端にハンドル係合溝１１，
１１’付の作動円板１２を固締した船底フック継手部４
ｂを設け、数隻の台船１ａの舷側を接合させて上甲板２
の船上継手部４ａの相互に連通したボルト孔をボルトナ
ツト１３で連結させ、該各盤列状に連結した各台船１ａ
の船首や船尾の船底フック継手部４ｂの各フック室６と
相互に連通ずるピン室１４を舷側に多数設けてピン室１
４内に縦ピン１５を設けると共に舷側上端に船上継手部
４ａを設けた２隻の台船１ｂ。

１ｂの舷側を並列連結した多数の台船１ａの船首部と船
尾部とに接合させ、各台船１ａの船首部並びに船尾部と
前後台船１ｂ、１ｂとの上甲板２の船上継手部４ａの相
互に連通したボルト孔をボルトナツト１３で連結させる
と共に各台船１ａの船首部と船尾部に設けた船底フック
継手部４ｂの上甲板２の凹部７内の作動円板１２を回転
してフック１０を前後台船１ｂ、ｌｂの舷側に設けたビ
ン室１４内の縦ピン１５に係着させて組立台船１６を組
立てすべくなして成るものである。尚、図中１７は突起
、１８はハンドル、１９はロック用ブロック片、２０は
蓋板を示す。

作用、効果 本発明になる組立台船１６は、台船１ｇの数隻を各々舷
側を接合させ、船上継手部４ａの相互に連通したボルト
孔をボルトナツト１３で固締しながら連結してゆき、次
に連結した台船１ａの船首と船尾とに台船１ｂ、ｌｂを
配置し同じく上甲板の船上継手部４ａの相互に連通した
ボルト孔をボルトナツトで連結し、更に各台船１ａの船
首と船尾との船底フック継手部４ｂの作動円板１２をハ
ンドル係合溝１１．１１’に係合する突起１７付のハン
ドル１８でもって各々回転させながら吃水線以下の位置
でフック１０を対向した縦ピン１５に係着させて各台船
１ａと前後台船１ｂ、ｌｂとを強固に連結するものであ
る。なお作動円板１２はフック１０を縦ピン１５に係着
させた場合にロックするために凹部７の内側面に係合溝
１１と対向した溝を設けてロック用ブロック片１９を嵌
着してロックするものである。

従って、本発明になる組立台船１６は、各継手を台船の
上甲板２上面で連結したり操作したりなすため連結が容
易であり、且つ台船１ａと台船１ｂとを吃水線以下の位
置で各々連結するため連結も張体となり、各種作業機を
上面に設置した場合の各台船のバランスも良好である等
、前記した様な顕著な諸効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る組立台船の平面図、第２
図はそのＡ−Ａ線一部拡大断面図、第３図は船底フック
継手部の拡大平面図、第４図はそのＢ−Ｂ線断面図、第
５図は第４図Ｃ−Ｃ線断面図、第６図は作動円板を回転
させるハンドルの底面図、第７図はその正面図である。 ｌａｔ　ｌｂ台船、２上甲板、３Ｕ型鋼、４ａ船上継手
部、４ｂ船船底フッ縦継部、６フツク室、９作動軸、１
０フツク、１２作動円板、１３ボルトナツト、１４ビン
室、１５縦ピン 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　箱型状の台船の上甲板の両舷側、船首、船尾位置に
   Ｕ型鋼を周回状に埋設してＵ型鋼の外側板に適当間隔を
   おいてボルト孔を開孔した船上継手部と、船首と船尾の
   外側板の下端部に長孔を開孔して内面にフック室を設け
   、上甲板に設けた凹部よりフック室に管軸を連通して作
   動軸を挿入し、該作動軸の下端部をフック室内に軸支す
   ると共にフック室内で作動軸にフックを一体的に固定し
   凹部内の作動軸上端に作動円板を固締した船底フック継
   手部とを設け、該台船の数隻を舷側を接合させて上甲板
   の船上継手部をボルトナットで連結させ、舷側を連結さ
   せた多数の台船の船首や船尾の船底フック継手部の各フ
   ック室と相互に連通するピン室を舷側に多数設けると共
   に舷側上端に船上継手部を設けた２隻の台船の舷側を並
   列連結した多数の台船の船首部と船尾部とに接合させて
   上甲板の船上継手をボルトナットで連結すると共に各台
   船の船首と船尾の船底フック継手部の作動円板を上甲板
   で操作しながら作動軸のフックを対向した台船の舷側の
   ピン室内の縦ピンに係着して相互に連結したことを特徴
   として成る、組立台船。