JPS6126005A - イメ−ジフアイバの製造方法 - Google Patents
イメ−ジフアイバの製造方法Info
- Publication number
- JPS6126005A JPS6126005A JP14609184A JP14609184A JPS6126005A JP S6126005 A JPS6126005 A JP S6126005A JP 14609184 A JP14609184 A JP 14609184A JP 14609184 A JP14609184 A JP 14609184A JP S6126005 A JPS6126005 A JP S6126005A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- image
- optical transmission
- unit
- fibers
- Prior art date
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- Granted
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は画像の直接伝送路であるイメージファイバの製
造方法に関する。更に詳しくは、円形マルチ法(マルチ
マルチ法)として知られる技術によるイメージファイバ
の改良製造方法に関する。
造方法に関する。更に詳しくは、円形マルチ法(マルチ
マルチ法)として知られる技術によるイメージファイバ
の改良製造方法に関する。
従来の技術
イメージファイバは、光の全反射を利用して画像を遠隔
地に伝送する画像伝送路として機能するものであり、一
般的には多数の光フアイバ素線からなり、画像の伝送に
寄与する画素部と、該画素部を取巻くジャケット部とか
らなっている。
地に伝送する画像伝送路として機能するものであり、一
般的には多数の光フアイバ素線からなり、画像の伝送に
寄与する画素部と、該画素部を取巻くジャケット部とか
らなっている。
ところで、該ジャケット部は耐光性並びに化学的に安定
であるという理由から石英管により一般に構成されてお
り、したがって画素部を保護する部材としては優れてい
るが、画像の伝送には何隻寄与しない。
であるという理由から石英管により一般に構成されてお
り、したがって画素部を保護する部材としては優れてい
るが、画像の伝送には何隻寄与しない。
そこで、このようなイメージファイバをユニットファイ
バとし、これを更に複数本束ねて多量の画像情報を伝送
しようとする場合、該ユニットファイバを単に束ねただ
けでは該ジャケット部が画像の暗部として残り画質の低
下をきたす。この問題点はユニットファイバを所定本数
束ねた後ジャケット部を溶融する所謂酸溶出法によれば
解決し得るが、この方法は極めて割高となる。
バとし、これを更に複数本束ねて多量の画像情報を伝送
しようとする場合、該ユニットファイバを単に束ねただ
けでは該ジャケット部が画像の暗部として残り画質の低
下をきたす。この問題点はユニットファイバを所定本数
束ねた後ジャケット部を溶融する所謂酸溶出法によれば
解決し得るが、この方法は極めて割高となる。
イメージファイバの公知の製造法として円形マルチ法が
あり、この方法においては、まずユニットファイバを製
造する。この場合、添付第2図(本図は7芯の場合に相
当)に示すように、単一のコア1を有するガラス棒3(
光伝送棒)を、同心円状に平行かつ密に、7本、19本
または37本といったように最密構造を与えるような本
数でジャケット管9の中に挿入し、コラップス化してユ
ニットファイバ用母材とし、これを線引きしてユニット
ファイバを作製していた。
あり、この方法においては、まずユニットファイバを製
造する。この場合、添付第2図(本図は7芯の場合に相
当)に示すように、単一のコア1を有するガラス棒3(
光伝送棒)を、同心円状に平行かつ密に、7本、19本
または37本といったように最密構造を与えるような本
数でジャケット管9の中に挿入し、コラップス化してユ
ニットファイバ用母材とし、これを線引きしてユニット
ファイバを作製していた。
しかしながら、該ユニットファイバの製造の際、コラッ
プス化する時にワレが生じたり、またジャケット部が残
存するために、このようなユニットファイバを用いて製
造したイメージファイバは既に述べたように、かつ第3
図に示すように、ユニット間に大きな間隙10ができる
ことがあり、単位面積当たりの伝送効率の低下や画像の
質の低下をもたらす等、種々の問題を残している。
プス化する時にワレが生じたり、またジャケット部が残
存するために、このようなユニットファイバを用いて製
造したイメージファイバは既に述べたように、かつ第3
図に示すように、ユニット間に大きな間隙10ができる
ことがあり、単位面積当たりの伝送効率の低下や画像の
質の低下をもたらす等、種々の問題を残している。
更に、別法として、ジャケット管を使用せず、に、同心
円状に平行かつ密に最密構造を与えるような本数、即ち
7本、19本もしくは37本の光伝送棒を東ね、そのま
ま線引きしてユニットファイバとする方法も知られてい
るが、この方法においても、第4図に示すように、線引
きされたユニットファイバにおけるコアは変形し、真円
を維持せず更に良好な画質を得るためには不利な間隙1
1を残している。従って、この方法で得られるイメージ
ファイバも伝送特性上大きな問題を残している。
円状に平行かつ密に最密構造を与えるような本数、即ち
7本、19本もしくは37本の光伝送棒を東ね、そのま
ま線引きしてユニットファイバとする方法も知られてい
るが、この方法においても、第4図に示すように、線引
きされたユニットファイバにおけるコアは変形し、真円
を維持せず更に良好な画質を得るためには不利な間隙1
1を残している。従って、この方法で得られるイメージ
ファイバも伝送特性上大きな問題を残している。
発明が解決しようとする問題点
イメージファイバの1製造方法として知られる従来の円
形マルチ法では、上記の如く、ユニットファイバ製造の
際、コラップス化する時にワレが生゛じたり、またジャ
ケット部が残るために、このようなユニットファイバを
使用してイメージファイバを製造した場合には、該イメ
ージファイバに−は第3図に示すようなユニット、間の
大きな間隙10が形成され、そのために画質、伝送効率
等が阻害される結果となっていた。
形マルチ法では、上記の如く、ユニットファイバ製造の
際、コラップス化する時にワレが生゛じたり、またジャ
ケット部が残るために、このようなユニットファイバを
使用してイメージファイバを製造した場合には、該イメ
ージファイバに−は第3図に示すようなユニット、間の
大きな間隙10が形成され、そのために画質、伝送効率
等が阻害される結果となっていた。
また、ジャケット管を使用しないユニットファイバを使
用してイメージファイバを作製する方法においても、ユ
ニットファイバは線引きされた際コアの変形を生じたり
、真円が維持されないなどイメージファイバの伝送特性
に対して有害な各種欠点を有していた。
用してイメージファイバを作製する方法においても、ユ
ニットファイバは線引きされた際コアの変形を生じたり
、真円が維持されないなどイメージファイバの伝送特性
に対して有害な各種欠点を有していた。
そこで、本発明は従来から知られている円形マルチ法に
おける上記のような欠点を解消し、即ちユニットファイ
バ間に特異な間隙を生じず、またコア変形を最小限にと
どめたユニットファイバを用いるイメージファイバの製
造方法を提供することを目的とするものである。
おける上記のような欠点を解消し、即ちユニットファイ
バ間に特異な間隙を生じず、またコア変形を最小限にと
どめたユニットファイバを用いるイメージファイバの製
造方法を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本発明者等はイメージファイバの製造方法の上記のよう
な現状に鑑みて、前記従来法の諸欠点を克服し得る新た
な方法を開発すべ(種々検討、研究した結果、コアおよ
びクラッドからなる光伝送棒を、平行かつ密接して配置
した際に形成される間隙の形状、大きさに対応するスペ
ーサを使用することが、前記目的を達成する上で極めて
有効であることを知り、このような新規知見に基き本発
明を完成した。
な現状に鑑みて、前記従来法の諸欠点を克服し得る新た
な方法を開発すべ(種々検討、研究した結果、コアおよ
びクラッドからなる光伝送棒を、平行かつ密接して配置
した際に形成される間隙の形状、大きさに対応するスペ
ーサを使用することが、前記目的を達成する上で極めて
有効であることを知り、このような新規知見に基き本発
明を完成した。
即ち、本発明のイメージファイバの製造方法は、コアと
クラッドとを有する光伝送棒の複数本を平行かつ密に配
置させ、その際該光伝送棒間に形成される間隙に、該間
隙と同形、同寸法のスペーサを挿入し、これを加熱線引
きしてユニットファイバとし、次いで複数のかくして得
たユニットファイバを束ねて、加熱線引きすることを特
徴とする特本発明の方法において、スペーサはすくなく
とも二種の形状のものが必要である。即ち、周辺部スペ
ーサと中央部スペーサである。また、これらスペーサは
一般にガラスであり、光伝送棒におけるクラッド部分と
同質のものであることが好ましい。 即ち、これらは以
下に述べるように場合によっては加熱融合されて一体化
され、全体として光伝送棒のコアに対するクラッドとし
て機能するからである。
クラッドとを有する光伝送棒の複数本を平行かつ密に配
置させ、その際該光伝送棒間に形成される間隙に、該間
隙と同形、同寸法のスペーサを挿入し、これを加熱線引
きしてユニットファイバとし、次いで複数のかくして得
たユニットファイバを束ねて、加熱線引きすることを特
徴とする特本発明の方法において、スペーサはすくなく
とも二種の形状のものが必要である。即ち、周辺部スペ
ーサと中央部スペーサである。また、これらスペーサは
一般にガラスであり、光伝送棒におけるクラッド部分と
同質のものであることが好ましい。 即ち、これらは以
下に述べるように場合によっては加熱融合されて一体化
され、全体として光伝送棒のコアに対するクラッドとし
て機能するからである。
これらのスペーサを配置した複数の光伝送棒の間隙に挿
入した後、これらを加熱線引きするが′、該加熱線引き
する前に光伝送棒とスペーサとの配列体を加熱軟化して
これらの接触部を融合することも有利である。
入した後、これらを加熱線引きするが′、該加熱線引き
する前に光伝送棒とスペーサとの配列体を加熱軟化して
これらの接触部を融合することも有利である。
以下、添付図面を参照しつり本発明のイメージファイバ
の製造方法を更に詳しく説明する。
の製造方法を更に詳しく説明する。
まず、第1図(a)に示すようにコア1およびクラッド
2を有するガラス棒3を同心円状に平行かつ密な状態で
、7本、9本もしくは37本といった最密構造を与える
本数で束ねる。ついで、夫々第1図(b)に示すような
断面を有する2種のスペーサ即ち周辺スベー!4および
中央部スペーサ5を前記ガラス棒の束において形成され
る間隙(αおよびβ)に挿入し、第1図Cに示すような
丸味をおびた6角形状の中実な状態にある配列体6を形
成する。次に、第1図(d)に示すように、該配列体6
の一端を石英棒7(ダミー棒)に接続し、ダミー棒付き
プリフォーム8とする。これをこのまま線引きし、切断
したものをユニットファイバとするか、もしくは前記配
列体6の形成後、電気抵抗炉、プラズマ炎などで軟化点
付近の温度で加熱し、第1図(e)に示すように接触・
部をすべて融着させ一体化させてプリフォーム8′とし
、これを軟化点以上に加熱し、径数百μm程度に線引き
し、切断してユニットファイバとしてもよい。
2を有するガラス棒3を同心円状に平行かつ密な状態で
、7本、9本もしくは37本といった最密構造を与える
本数で束ねる。ついで、夫々第1図(b)に示すような
断面を有する2種のスペーサ即ち周辺スベー!4および
中央部スペーサ5を前記ガラス棒の束において形成され
る間隙(αおよびβ)に挿入し、第1図Cに示すような
丸味をおびた6角形状の中実な状態にある配列体6を形
成する。次に、第1図(d)に示すように、該配列体6
の一端を石英棒7(ダミー棒)に接続し、ダミー棒付き
プリフォーム8とする。これをこのまま線引きし、切断
したものをユニットファイバとするか、もしくは前記配
列体6の形成後、電気抵抗炉、プラズマ炎などで軟化点
付近の温度で加熱し、第1図(e)に示すように接触・
部をすべて融着させ一体化させてプリフォーム8′とし
、これを軟化点以上に加熱し、径数百μm程度に線引き
し、切断してユニットファイバとしてもよい。
かくして作製した多数のユニットファイバを、平行かつ
密な状態で東ね、線束が密着される程度の径やジャケッ
ト管に挿入し、軟化点近傍の温度に加熱し、伸延するこ
とにより所定の径のイメージファイバが得られる。
密な状態で東ね、線束が密着される程度の径やジャケッ
ト管に挿入し、軟化点近傍の温度に加熱し、伸延するこ
とにより所定の径のイメージファイバが得られる。
本発明の方法において使用する光伝送棒は各種方法例え
ばCVD法、VAD法等によって得ることができ、製造
法によっては制限されない。また、既に述べたまうに該
光伝送棒におけるクラッド部は、前記スペーサ材料と同
質であることが好ましい。
ばCVD法、VAD法等によって得ることができ、製造
法によっては制限されない。また、既に述べたまうに該
光伝送棒におけるクラッド部は、前記スペーサ材料と同
質であることが好ましい。
一作月
本発明のイメージファイバの製造法に従って、複数のコ
アとクラッドからなる光伝送棒を平行かつ密に配列させ
た後、これらの間に形成される間隙にガラススペーサを
挿入し、この状態で線引きすることにより、後にイメー
ジファイバに形成した際に残される可能性のある間隙を
著しく減少させ、更にコア変形を最小限に抑えることが
可能となる。
アとクラッドからなる光伝送棒を平行かつ密に配列させ
た後、これらの間に形成される間隙にガラススペーサを
挿入し、この状態で線引きすることにより、後にイメー
ジファイバに形成した際に残される可能性のある間隙を
著しく減少させ、更にコア変形を最小限に抑えることが
可能となる。
″ 従って、このような特別の構成を包含する本発□明
の方法に従えば、従来の円形マルチ法によって得られる
イメージファイバの有する前述のような諸欠点を効果的
に解消することが可能となる。即ち、ユニット間の境界
が目立たず、更にコアの変形が非常に少ないイメージフ
ァイバを得ることができるので、このようなイメージフ
ァイバによれば画質の良好な鮮明画像を伝送することが
可能となる。
の方法に従えば、従来の円形マルチ法によって得られる
イメージファイバの有する前述のような諸欠点を効果的
に解消することが可能となる。即ち、ユニット間の境界
が目立たず、更にコアの変形が非常に少ないイメージフ
ァイバを得ることができるので、このようなイメージフ
ァイバによれば画質の良好な鮮明画像を伝送することが
可能となる。
また、本発明の1態様においては、光伝送棒とスペーサ
との配列体を形成した後、これを軟化点近傍の温度に加
熱し、線引きする前に、予め軟化点温度付近まで加熱し
、光伝送棒とスペーサとを融着させる。これは前述のよ
うに一ダミー棒付きプリフォームをそのまま線引きした
場合、特に光伝送棒の本数が多い時、また各光伝送棒が
太い時などには線引き初期にバラバラになってしまい、
スペーサを用いてわざわざ間隙を埋めた意味がなくなっ
てしまう。
との配列体を形成した後、これを軟化点近傍の温度に加
熱し、線引きする前に、予め軟化点温度付近まで加熱し
、光伝送棒とスペーサとを融着させる。これは前述のよ
うに一ダミー棒付きプリフォームをそのまま線引きした
場合、特に光伝送棒の本数が多い時、また各光伝送棒が
太い時などには線引き初期にバラバラになってしまい、
スペーサを用いてわざわざ間隙を埋めた意味がなくなっ
てしまう。
従って、この融合工程は本発明の方法を効率的に実施す
るために極めて好ましいものである。
るために極めて好ましいものである。
実施例
以下、実施例によって2本発明のイメージファイバの製
造方法を更iご具゛体内に説明する。ただし、これら実
施例1ご下って本発明の範囲は何隻制限されない。
造方法を更iご具゛体内に説明する。ただし、これら実
施例1ご下って本発明の範囲は何隻制限されない。
実施例I
VAD法により製造した、外径5.6mm、コア/クラ
ッド=0.40および△n=1.5%の石英系ガラス棒
7本を、第1図(a)に示したように、同心円状に平行
かつ密に配列させ、次いで第1図(ハ)に示したガラス
スペーサを該ガラス棒間に形成された間隙に挿入して、
第11n(C)に示した丸味のある6角形状の配列体を
形成した。この配列体の一端をダミー棒としての石英棒
(径16.8mm、長さ800mm )に接合し、ダミ
ー棒付きプリフォームとした。これを2100℃で加熱
し、線引きして径232μmのユニットファイバを作製
した。このユニットファイバを300mmの長さに切断
し、その17500本を外径35mm、肉厚1.5mm
の石英ガラス管に挿入し、超音波振動を利用して整列さ
せ、その内部を10−2mmHgに減圧し、2100℃
で加熱伸延し、外径4柵、画素部径3.7mm、コア径
4,2μm、コア間距離10.4μm画素数120.0
00 、 N A’0.25、長さlOmのイメージフ
ァイバを作製した。
ッド=0.40および△n=1.5%の石英系ガラス棒
7本を、第1図(a)に示したように、同心円状に平行
かつ密に配列させ、次いで第1図(ハ)に示したガラス
スペーサを該ガラス棒間に形成された間隙に挿入して、
第11n(C)に示した丸味のある6角形状の配列体を
形成した。この配列体の一端をダミー棒としての石英棒
(径16.8mm、長さ800mm )に接合し、ダミ
ー棒付きプリフォームとした。これを2100℃で加熱
し、線引きして径232μmのユニットファイバを作製
した。このユニットファイバを300mmの長さに切断
し、その17500本を外径35mm、肉厚1.5mm
の石英ガラス管に挿入し、超音波振動を利用して整列さ
せ、その内部を10−2mmHgに減圧し、2100℃
で加熱伸延し、外径4柵、画素部径3.7mm、コア径
4,2μm、コア間距離10.4μm画素数120.0
00 、 N A’0.25、長さlOmのイメージフ
ァイバを作製した。
かくして得たイメージファイバはコア変形が少なく、ユ
ニット境界の目立たない、極めて鮮明な画像を与えるも
のであった。
ニット境界の目立たない、極めて鮮明な画像を与えるも
のであった。
実施例2
VAD法により製造した外径5.6mm、コア/クラッ
ド−0,40、△n = 1.5%の石英系ガラス棒1
9本を、第1図(a)と同様な第5図(a)に示すよう
に同心円状に平行かつ密に配列し、次いでこれらガラス
棒間に形成される間隙に第1図ら)に示したようなスペ
ーサを挿入して配列体(第5図(ハ)参照)を形成し、
該配列体の一端を第1図(d)に示すように石英棒(径
28mo+、長さ800mm )に接合し、ダミー棒付
きプリフォームとした。これを更に電気抵抗炉で170
0℃に加熱し、プリフォームのガラス棒とスペーサとの
接触部を融合させ、第5図(C)に示すような丸味のあ
る六角形状の融合体に一体化して、これをプリフォーム
とした。このプリフォームを2100、℃に加熱し、線
引きして径380μmのユニットファイバr−,4た。
ド−0,40、△n = 1.5%の石英系ガラス棒1
9本を、第1図(a)と同様な第5図(a)に示すよう
に同心円状に平行かつ密に配列し、次いでこれらガラス
棒間に形成される間隙に第1図ら)に示したようなスペ
ーサを挿入して配列体(第5図(ハ)参照)を形成し、
該配列体の一端を第1図(d)に示すように石英棒(径
28mo+、長さ800mm )に接合し、ダミー棒付
きプリフォームとした。これを更に電気抵抗炉で170
0℃に加熱し、プリフォームのガラス棒とスペーサとの
接触部を融合させ、第5図(C)に示すような丸味のあ
る六角形状の融合体に一体化して、これをプリフォーム
とした。このプリフォームを2100、℃に加熱し、線
引きして径380μmのユニットファイバr−,4た。
かくして得たユニットファイバを300mmの長さに切
断し、その6.3f)0本を外径35mm、肉厚1.5
mmの石英ガラス管に挿入し、超音波振動を利用して整
列させ、その内部を10−2+nn+)Igに減圧り、
2100℃で加熱伸延して、外径4mm、画素部径3
.7mm、コア径4.2μm1コア間距離10.4μm
、画素数120.000、N A =0.’25、長さ
10+TIのイメージファイバを得た。
断し、その6.3f)0本を外径35mm、肉厚1.5
mmの石英ガラス管に挿入し、超音波振動を利用して整
列させ、その内部を10−2+nn+)Igに減圧り、
2100℃で加熱伸延して、外径4mm、画素部径3
.7mm、コア径4.2μm1コア間距離10.4μm
、画素数120.000、N A =0.’25、長さ
10+TIのイメージファイバを得た。
このようにして得られた本発明のイメージファイバはコ
ア変形が少なく、ユニット境界が目立たない極めて鮮明
な画像を与えるものであった。
ア変形が少なく、ユニット境界が目立たない極めて鮮明
な画像を与えるものであった。
発明の効果
かくして、本発明のイメージファイバの製造方法によれ
ば、原材料の光伝送棒間に形成される間隙内に、該間隙
と同形かつ同寸法のスペーサを配置させ、これを加熱線
引きしてユニットファイバとし、これから従来と同様に
操作してイメージファイバを形成するという特異な技術
的特徴により、得られるイメージファイバは従来法にお
いてみられた諸問題点、即ちコラップス化の際のワレの
問題、ユニット間に形成される大きな間隙あ問題、これ
に基く画質の劣化並びにコアの変形、それに基く伝送特
性の劣化の問題等を解決することができる。即ち、本発
明によれば、コア変形が著しく少なく、ユニット境界が
殆ど目立たないことに基き、極めて鮮明な画像を伝送し
得るイメージファイバを作製することが可能となる。
ば、原材料の光伝送棒間に形成される間隙内に、該間隙
と同形かつ同寸法のスペーサを配置させ、これを加熱線
引きしてユニットファイバとし、これから従来と同様に
操作してイメージファイバを形成するという特異な技術
的特徴により、得られるイメージファイバは従来法にお
いてみられた諸問題点、即ちコラップス化の際のワレの
問題、ユニット間に形成される大きな間隙あ問題、これ
に基く画質の劣化並びにコアの変形、それに基く伝送特
性の劣化の問題等を解決することができる。即ち、本発
明によれば、コア変形が著しく少なく、ユニット境界が
殆ど目立たないことに基き、極めて鮮明な画像を伝送し
得るイメージファイバを作製することが可能となる。
第1図(a)〜(e)は本発明のイメージファイバの製
造方法を説明するための図であり、 第2図は従来の円形マルチ法を説明するだめの図であり
、 第3図は従来の円形マルチ法により得られるイメージフ
ァイバがユニット間に大きな間隙を有することを示す図
であり、 第4図は、従来法の別法に従って作製されたイメージフ
ァイバにおいてはコアが大きく変形され、第5図(a)
〜(C)は本発明のイメージファイバの製造方法の別の
態様を説明するだめの図である。 (主な参照番号) ■ コア、 2 クラッド、 3 光伝送棒4 周辺ス
ペーサ、 5 中央部スペーサ、6 配列体、
7 ダミー棒、 8 プレフォーム、 9 ジャケット10 ユニッ
ト間々隙、11 ユニット内間隙特許出願人 工業技
術院長 川1)裕部第5図
造方法を説明するための図であり、 第2図は従来の円形マルチ法を説明するだめの図であり
、 第3図は従来の円形マルチ法により得られるイメージフ
ァイバがユニット間に大きな間隙を有することを示す図
であり、 第4図は、従来法の別法に従って作製されたイメージフ
ァイバにおいてはコアが大きく変形され、第5図(a)
〜(C)は本発明のイメージファイバの製造方法の別の
態様を説明するだめの図である。 (主な参照番号) ■ コア、 2 クラッド、 3 光伝送棒4 周辺ス
ペーサ、 5 中央部スペーサ、6 配列体、
7 ダミー棒、 8 プレフォーム、 9 ジャケット10 ユニッ
ト間々隙、11 ユニット内間隙特許出願人 工業技
術院長 川1)裕部第5図
Claims (3)
- (1)複数の、コアとクラッドとを有する光伝送棒を平
行かつ密に配置させ、その際該光伝送棒間に形成される
間隙に、該間隙と同形かつ同寸法のスペーサを挿入して
、光伝送棒とスペーサとの配列体を形成し、これを加熱
線引きしてユニットファイバとし、次いで複数のかくし
て得たユニットファイバを束ねて、加熱線引きすること
を特徴とするイメージファイバの製造方法。 - (2)前記スペーサがクラッドと同じ材料で形成された
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の方法。 - (3)前記配列体を加熱線引きしてユニットファイバを
形成する前に、予め該配列体を軟化点近傍の温度に加勢
して該光伝送棒とスペーサとの接触部を融合することを
特徴とする特許請求の範囲第1または2項に記載の方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14609184A JPS6126005A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | イメ−ジフアイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14609184A JPS6126005A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | イメ−ジフアイバの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6126005A true JPS6126005A (ja) | 1986-02-05 |
JPH0310580B2 JPH0310580B2 (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=15399927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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