JPS61259655A

JPS61259655A - 超音波砕石プロ−ブ

Info

Publication number: JPS61259655A
Application number: JP60103406A
Authority: JP
Inventors: 大作根来
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1985-05-15
Filing date: 1985-05-15
Publication date: 1986-11-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、膀胱、尿道および腎臓危どの体腔内にある
結石を超音波振動によって破砕するだめの超音波砕石プ
ローブに関する。

〔従来の技術〕

体腔内の結石を超音波振動によって破砕して体腔外に排
除する超音波砕石プローブは、一般に第養図に示すよう
に構成されている。図中ａはランジュバン型超音波振動
子を内蔵した握持部で、ｂＦｉこの握持部ａに連結され
た挿入部である。そして、砕石プローブの挿入部すを腹
腔鏡をガイドとして挿入した処置具挿通チャンネル付ス
コープに挿通するように彦っており、前記超音波振動子
から発生した超音波振動を挿入部すを介してその先端に
伝達させ、この振動破砕力によって結石を破砕するよう
になっている。

さらに、前記挿入部すはパイプによって構成され、その
軸方向に貫通する吸引孔Ｃから吸引することによって破
砕した破片を生理食塩水とともに、吸引孔Ｃを通じて体
蜘外に排除するようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来技術においては、吸引孔Ｃが挿入部すの先端に開口
しているために先端が結石に接触させると、結石が先端
に吸い付き吸引孔Ｃが塞がれてしまう。したがって、結
石が破砕されても局間に飛び散り、破片を吸引すること
ができないという問題点があった。

この発明は、このような問題点に８着目してなされたも
ので、挿入部の先端の耐久性および破砕力を維持しなが
ら破片の吸引効率を向上することができる超音波砕石プ
ローブを提供することを目的とする。

〔問題点を解決するだめの手段及び作用〕この発明の超
音波砕石グローブは、超音波振動を伝達させる挿入部の
先端または先端近傍の側面に吸引孔と連通ずる開口窓を
設け、先端で破砕された破片が開口窓から吸引されるよ
うにしたことにある。

〔実施例〕

以下、この発明の各実施例を図面にもとづいて説明する
。

第１図〜第３図は第１実施例を示すもので、１は超音波
砕石グローブである。この超音波砕石プローブｌは握持
部２と挿入部３とから構成されている。握持部２は外装
ケース４の内部にランジュバン型振動子５を収納してな
り、このランジュバン型振動子５ば２枚の圧’ＩＧ索子
６．２枚の電極板７、絶縁材８、前側金属ブロック９お
よび後側金１萬ブロック１０から構成されている。そし
て、上記前側金属ブロック９にはホーン１１が一体に設
けられ、この前側金属ブロック９の軸心部には軸方向に
■通孔１２を有するボルト１３の先端部が螺着されてい
る。このボルト１３には上記絶縁材８を介して圧電素子
６、電極板７が嵌合されているとともに、ボルト１３の
中間部には上記後側金属ブロック１０が嵌合されている
。そして、上記ボルト１３の末端部にナツトＩ４を螺着
することにより、上記圧電素子６および電極板７を前後
両金属ブロック９，１０により圧縮固定し、一体化部品
１５を構成している。ここで、後側金属ブロック１０ポ
ルト１３、ナラ）Ｚ（および一体化部品１５は同電位で
あり、一体化部品１５の後端面は電極板としての役割を
兼ねている。このランジ−パン型振動子５はその振動の
節に位置する個所をビスＺ６により上記外装ケース４に
支持固定されている。つまり、この実施例においてはホ
ーン１１と一体の前側金属ブロック９の周面部に外装ケ
ース４が固定されている。さらに、前側金属ブロック９
の後端外周には鍔１７が一体に形成されており、この鍔
１７は外装ケース４の前端に突き当てられている。また
、上記ホーン１）は円錐形状をなし、このホーン１１の
先端には挿入部３を構成する伝達管としての金属製のパ
イプ１８が連結されている。すなわち、このパイプ１８
はその基端部をホーン１１の先端部の円筒形状部１９に
同軸的に形成した接続孔２０に対して密に嵌め込んで溶
接することにより連結固定されている。

一方、外装ケース４の前端部の外周には前側カバー２１
の後端がねじ込むことにより嵌着されている。この前側
カバー２１は上記ホー７１１を包囲するものである。さ
らに、前側カバ７２１の先端には保持環２２が取り付け
られている。この保持環２２の内面には２条の周回溝２
３が形成されていて、この各周回溝２３にはそれぞれ弾
性０リング２４が嵌め込捷れている。

そして、各弾性０リング２４はホーン１１の円筒形状部
１９の外周面に対し弾性的に密着してその間を遮蔽して
いる。

また、外装ケース４の後端壁２６には吸引チー−ブ２７
を接続する口金２８が水密的に貫通してねじ込み固定さ
れている。この口金２８の内側には上記ボルト１３の突
出端に１し成した円筒形状部２９に遊嵌しである。さら
に、口金２８の内面には２条の周回溝３ノが形成され、
この各周回溝３１にはそれぞれ弾性Ｑ　ＩＪソング２が
嵌め込塘れている。そして、この各弾性Ｏリング３２は
上記円筒形状部２９の外周面に対し弾性的に密着してそ
の間を遮蔽している。

さらに、上記ホーン１１の軸心にはその軸方向に沿う貫
通孔３３が穿設されている。ぞして、この貫通孔３３は
ボルト１３の貫通孔１２と連通しているとともに、上記
パイプ１８の吸引孔３４と同一直線上に並んで互いに連
通して吸側路３５を形成している。そして、ホーン１１
（でおける貫通孔３３の内径はボルトＩ３の貫通孔１２
のものよりも小さく、貫通孔３３および貫通孔１２の順
でその内径が大きくなっている。

また、口金２８の内径は貫通孔３３のものとほぼ同一で
ある。なお、口金２８は２股に分岐しており、−万は吸
引チューブ２７を介して図示しない吸引ポンプにＶ続さ
れ、他方には開閉コック３６を有する挿通臼体３７が設
けられている。そして、この挿通臼体３７にはゴムキャ
ンプ３８に装着されている。

一方、後側金属ブロック９の外周には前後方向に２条の
溝４１が形成でれ、ランジュバン型振動子６の圧電素子
６の電極板７に接続される電源コード４２が収納されて
いる。そして、この電源コード４２はエポキシ系の充填
剤４３により固定されている。彦お、上記電源コード４
２は外装ケース４の後端壁２６を貫通して外部の図示し
ない電源に導びかれるが、この電源コード４２が貫通す
る後端壁２６にはその電源コード４２を通す導出用ダク
ト４４が設けられている。この導出用ダクト４４内には
電源コード４２を受ける２個の弾性Ｑ　ＩＪング４５が
設けられている。また、導出用ダクト４４の後端には折
止め用弾性チューブ４６が取り付けられている。

一方、挿入部３としてのパイプ１８の最先端部分の先端
チップ４７は第２図に示すように、バイブ１８０１１１
１面に一対の開口窓４８．４８が互いに対向して穿設σ
れ、先端チップ４７の先端で破砕した結石の破片を先端
および開口窓４　＃　、　４　Ｂから吸引するようにな
っている。

次に、超音波砕石プローブＩの使用方法を説明する。第
３図は腎臓内に生じた結石５２を砕石する場合を示して
いる。すなわち、腎孟５３内にはあらかじめ腹腔鏡５４
のシース５５が差し込まれており、このシース５５にけ
処置具挿通チャンネル付きのスコープ５６が差し込まれ
ている。さらに、シース５５の基端部にある注入チュー
ブ５７と排出チューブ５８およびシース５５内の給排路
（図示しない。）を通じて腎孟５３内に対して生理食塩
水の潅流を行なう。

そして、スコープ５６の処置具挿通チャンネル（図示し
ない。）を通じて腎孟５３内へ超音波砕石プローブ１の
挿入部３を差し込む。そして、シース５５の先端から突
き出した状態での腹腔鏡５４の観察下で突当て部５０を
結石５２に向ける。

ここで、電源から駆動電圧、を圧′亀素子６に印加する
。これによりランジ−パン型振動子５には超音波振動が
発生し、この振動はホーンＩＩで増幅されるとともに、
バイブｌ−５（伝達管）を介して先端チップ４７に伝わ
る。そこで、超音波撮動する先端チップ４７を結石５２
に押し当てると、その振動が破砕力となり、結石５２は
破砕する。

また、この破砕時において、図示しない吸引ポンプによ
り吸引′チューブ２７および吸引路３５を通じて開口窓
４８．４８から吸引しており、このため、破砕した破片
は生理食塩水とともに、吸引孔３４、開口窓４８から吸
引路３５を通じて体外に排除される。

なお、挿通臼体３７は必要に応じてバスケットカテーテ
ル等を併用する際に貫通孔１２を介して電源５，９にカ
テーテルを導くために用いる。

第４図〜第１０図はこの発明の他の実施例を示すもので
、第４図はパイプ１８のｆｏｌｊ　１ｉｒｉに複数個の
開口窓６０．・・・を穿設したものである。第５図はバ
イブ１８の先端部に有底形状の接続バイブロ１を接続し
、この接続バイブロ１の先端を鋸歯形状とするとともに
側面に長孔の開口窓６２’、６２を穿設したものである
。このように構成することによって先端面全体を結石こ
の接触部位とすることができ、形状の自由度が大きく、
また破砕力を向上できる。第６図は接続バイブロ１の先
端に突部６３を設けたものであり、第７図および第８図
は接続バイブロ１の先端に円錐状突子６４およびその範
囲に凹凸部６５を設けたものである。第９図は接続バイ
ブロ１の先端に突部６６を設けるとともに、側面に先端
面まで通じる凹溝６７　、、６７を有した開口窓６８を
設けたものである。虻１０図はパイプ１８の先端部を円
錐状部６９とし、この円錐状部６９の側面に開口窓７０
と連通する凹溝７ノを設けたものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、挿入部の先端
近傍の側面に吸引孔と連通ずる開口窓を設けたから、先
端の耐久性および破砕力を維持しながら破片の吸引効率
を向上することができ、また構造的にも簡単で廉価に提
供できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図はこの発明の第１実施例を示すもので、
第１図は超音波砕石グローブの縦断側面図、第２図は挿
入部の先端の一部切欠した側面図、第３図は使用状態の
斜視図、第４図〜第１０図は挿入部の先端の他の実施例
を示す説明図、第１１図は従来の超音波砕石グローブの
一部切欠した側面図である。３４・・・吸引孔、４８・・・開口窓。

Claims

【特許請求の範囲】

超音波振動子を有した握持部と、この握持部に連結され
た挿入部とからなり、超音波振動を上記挿入部を介して
結石に伝達させ、振動破砕力によって結石を破砕すると
ともに、破砕した破片を上記挿入部の吸引孔から吸引す
るようにした超音波砕石プローブにおいて、上記挿入部
の先端または先端近傍の側面に上記吸引孔と連通する開
口窓を設けたことを特徴とする超音波砕石プローブ。