JPS61196951A

JPS61196951A - 超音波砕石プロ−ブ

Info

Publication number: JPS61196951A
Application number: JP60036467A
Authority: JP
Inventors: 大作根来
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1985-02-27
Filing date: 1985-02-27
Publication date: 1986-09-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明はたとえば膀胱、尿道および腎臓などの体腔内に
ある結石を超音波振動で破□砕するための超音波砕石プ
ローブに関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般に、超音波砕石プローブは超音波振動子を内蔵した
握持部と超音波振動を伝達する伝達管とからなり、伝達
管の先端を体腔内にある結石に当てながら振動させるこ
とにより砕石するものである。（ＵＫ　、　ＰＡＴ　、
　ＧＢ　２１１６０４５　Ａ　）そして、破砕された石
片は伝達管内を通じて生理食塩水とともに吸引して体外
に排除するようになっている。

ところで、上記吸引を行なう通路は伝達管および握持部
中央に設けられた貫通孔からな□るが、その各貫通孔の
内径は寸法上の制約からそれほど大きなものではない。

したがりて、大きめの破片が吸引された際には途中で引
つ掛るととも起り得た。そして、詰りを生じて吸引効率
を悪くしたり、吸引不能になフたりする。さらＫ、引っ
掛った石片により音響特性の変化が生じて砕石効率の低
下を招くこともあった。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に着目してなされたもので。

その目的とするところは、プローブ内の吸引孔において
破片が引っ掛ることが生じにくい徊造とした超音波砕石
グローブを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は破砕した結石の破片を吸引する吸引にめ流路断
面積がその吸引の流れ後方はど大きくした超音波砕石プ
ローブである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

矛１図は超音波砕石グローブｌを示し、この超音波砕石
グローブｌは握持部２と挿入部３とからなる・握持部２
は外装ケース４の内部にランジニパン型娠動子５を収納
してなり、上記ランジニバン盤振動子５は圧電素子６、
電極板７゜前側金属ブロック８および後側金属ブロック
９から構成されている。そして、圧電素子６および電極
１＃Ｌ７を前後両金属ブロック８．９により挾み込んで
いる。さらに、前側金属ブロック８にはボルト部１０が
一体に付設されており、こ金属ブロック８を貫通してい
る。そして、このボルト部１ＯｉＣＩＩＩＡ装したナツ
ト１２１１Ｃより上記圧電素子睨、電極板ヱおよび後側
金属ブロック８を圧縮して固定している。そして、この
ランジｊパン釜振動子５はその振動の節に位置する個所
をビス１３により外装ケース４に支持固定されている。

つまり、この実施例においては前側金属ブロック８０局
面部がビス１３により固定されている。なお、前側金属
ブロック８の前端外周にはりば１４が一体に形成されて
おり。

このつば１４は外装ケース４の前端に突き当てられてい
る。

前側金属ブロック７の前端面には円錐形状のホーン１５
の後熾面が密着し、ねじ１６により連結固定されている
。また、ホーン１５の先端には′挿入部３としての金属
製のパイプ１７が連結されている。すなわち、ホーン１
５の先端部に同軸的に形成した接続孔Ｉ８に対してパイ
プ１１の基端部を密に嵌め込んで溶接することにより連
結固定されている。

一方、外装ケース４のｌ！ｔｒｙｓ部の外周には前側カ
バー２１の後熾がねじ込むことにより嵌着されている。

この前側カバー２１は上記ホーン１５を包囲するもので
ある。さらに、前側カバー２１の先端には保持環２３が
取り付けられているｅこの保持環２３の内面には２条の
周回溝２４が形成されていて、この各周回溝２４にはそ
れぞれ弾性０リング２５が嵌め込まれている。

そして、各弾性Ｏリング２５はホーン１５の光重筒状部
の外周面に対し弾性的に密着してその間を遮蔽している
。

また、外装ケース４のｖｋ５１ｆｉ壁２６には吸引チェ
ーブ２７を接続する口金２８が水密的に貫通してねじ込
み固定されている◎この口金２８の内側には上記ボルト
部ｌＯの突出熾に形成した小径部２９を遊嵌しである。

さらに、口金２８の内面には２１！Ｊ！の周回溝３１が
形成され、この各周回溝３１１１Ｃはそれぞれ弾性０リ
ング３２が嵌め込まれている。そして、この各弾性Ｏリ
ング３２は上記小径部２９の外周面に対し弾性的に密着
してその間を遮蔽している。

ところで、上記２ンジエバン製振動子５の一体化部品１
１．およびホーン１５の中央にはその軸方向に泪う貫通
孔３３．３４が穿設されている。そして、これらと前記
パイプ１７の内孔３５とは同一直線上に並んで互いに連
通するとともに、吸引孔３６を形成している。そして、
ホーン１５における貫通孔３４の内径はパイプ１２の内
孔３５のものより大きく、一体化部品１１における貫通
孔３３のものよりも小さい。

つまり、内孔３５１貫通孔３４および貫通孔３３の順で
その内径が大きくなっている。また、口金２８の内径は
貫通孔３３のものよりもさらに大きい。

一方、後側金属ブロック９の外周には前後に２条の周回
溝４１が形成され、また、ナツト１２の外周にも１条の
周回＃＄４２が形成されている。そして、後側金属ブロ
ック９０周回溝４１１Ｃはそれぞれ１個ずつ弾性０す／
グイ３が嵌め込まれている。さらＫ、ナツト１２の周回
溝４２には２個の弾性Ｑ　ＩＪング４４が嵌め込まれて
いる。そして、圧電素子６０ｔ＆板２に導びかれる電源
コード４５をその各弾性０リング４３．４４で受け、後
側金属ブロック９やナツト１２の金属部分に直接当らな
いようにしている。なお、上記電源コード４５は外装ケ
ース４の後ｆＩｔＡ壁２６を貫通して外部の図示しない
電源に導びかれるが、この電源コード４５が貫通する後
端壁２６にはその電源コード４５を通す導出用ダクト４
６が設けられている。この導出用ダクト４６内には電源
コード４５を受ける２個の弾性Ｏリング４２が設けられ
ている。また、導出用ダクト４６の汲湯には折止め用弾
性チューブ４８が取り付けられている。

一方、挿入部３としてのパイプ１７の最先熾部分は矛２
図ないし矛４図で示すように複数のスリット４９が形成
され、体腔内結石に当てる突当て部５０を構成しである
。そして、この突当て部５０の表面にはＴｉＮなどの超
硬質の皮膜５１で被覆されている。なお、この皮膜５１
は突当て部５０だけに限らず、パイプ１７の全体にわた
って設けてもよい。

次に、超音波砕石グローブｌの使用方法を説明する。矛
５図は腎臓内に生じた結石５２を砕石する場合を示して
いる。すなわち、腎孟５３内にはあらかじめ腹腔鏡５４
のシース５５が差し込まれており、このシース５５には
処置具挿通チャンネル付きのスコープ５６が差し込まれ
ている。さらに、シース５５の基端部にある注入チェー
ン５２と排出チェーン５８およびシース５５内の給排路
（図示しない。）を通じて腎孟５３内に対して生理食塩
水の潅流を行なう。

そして、スコープ５６の処置具挿通チャンネル（図示し
ない。）を通じて腎孟５３内へ超音波砕石プローブｌの
挿入部３を差し込む。そして、矛５図で示すようにシー
ス５５の先晦から突き出した状態での腹腔鏡５４の観察
下で突当て部５０を結石５２に向ける。

ここで、電源から駆動電圧を圧電素子６に印加する。こ
れによりランジニバン童振動子５には超音波振動が発生
し、この振動はホーン１５で増幅されるとともに、パイ
プ７Ｆ（伝達管）を介して、硬質な皮膜５１を付した突
当て部ＳＯ＜伝わる。そこで、超音波振動する突当て部
５０を結石５２に押し当てると、その振動が破砕力とな
り、結石５２は破砕する。

また、この破砕時において１図示しない吸引ポンプによ
り吸引チューブ２７および吸引孔３６を通じて吸引して
おり、このため、破砕した破片は生理食塩水とともに、
吸引孔３６を通じて体外に排除される。

ところで、上記吸引孔３６はそのパイプ１７の内孔３５
１貫通孔３３．３４および白金２８の内径が吸引の流れ
後方に向って順次大径化するので、吸引中の破片が引っ
掛りたり詰ったりしない。

また、前側金属ブロック８とボルト部ＩＯが一体化部品
１１として一体に形成されているため、その貫通孔３３
にはつなぎ目がなく、つなぎ目の隙間や段差が生じる余
地がない。したがって、破片の引っ掛りや、管路抵抗の
増大等による吸引効率の低下を招くおそれが解消される
。

しかも、圧電素子６の近辺での生理食塩水の漏れもない
。つまり、生理食塩水の漏れＫより圧１！素子６の動作
に障害を与える危険を回避できる。

また、一体化部品１１の後端であるボルト部１０の小径
部２９は口金２８に設けた弾性Ｏリング３２に対し、水
密的に軟接触している。一方、ホーン１５の先１も同じ
く弾性０リング２５により水密的に軟接触している。し
たがって、これらの各部分では振動ロスを招くことなく
、かつ漏れ防止が確保されている。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は破砕した結石の破片を吸引
する吸引孔の流路断面積をその吸引の流れ後方を大きく
したから、吸引途中の破片が途中で引っ掛り、や詰りか
起きにくいとともに。

吸引排除能率がよい。さらに、破片の引っ掛りや詰りか
起きにくいので、振動部の音響特性に悪い影響を与える
ことがなく、安定した砕石効率が得られる。

【図面の簡単な説明】

矛１図は本発明の一実施例を示す超音波砕石プローブの
側断面図１，１−２図は同じくその挿入部の先端の斜視
図、矛３図は同じくその光漏の側断面図、矛４図は同じ
くその光漏の正面図。矛５囚は同じくそのプローブの使用状態図である。ｌ・・・超音波砕石グローブ、２・・・握持部、３・・
・挿入部、５・・・２ンジニパン型振動子、６・・・圧
電素子、３３．３４・・・貫通孔、３５・・・内孔、３
６・・・吸引孔。出願人代理人　弁理士　　坪　井　　　淳特許庁長官　
　宇　賀　道　部　殿１．事件の表示特願昭６０−３６４６７号２、発明の名称超音波砕石グローブ３、補正をする者事件との関係　　特許出願人名称（０３７）オリンパス光学工宅株人会社４、代理人５、自発補正７、補正の内容（１）　　第８頁第３行目および第８頁下から第７行目
の各「腹腔鏡」を、それぞれ「會孟鏡」Ｋ補正する。（２）第８頁第２行目、同頁第９行目、および同頁第１
１行目の各「腎孟」を「腎孟」に補正する。

Claims

【特許請求の範囲】

超音波振動で破砕した体腔内結石の破片を吸引孔を通じ
て体外に吸引排除するようにした超音波砕石プローブに
おいて、上記吸引孔は吸引の流れ後方の流路断面積を大
きくしたことを特徴とする超音波砕石プローブ。