JPS62167556A - 超音波手術装置 - Google Patents

超音波手術装置

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JPS62167556A
JPS62167556A JP61007186A JP718686A JPS62167556A JP S62167556 A JPS62167556 A JP S62167556A JP 61007186 A JP61007186 A JP 61007186A JP 718686 A JP718686 A JP 718686A JP S62167556 A JPS62167556 A JP S62167556A
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JP
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tubular probe
tip
ultrasonic surgical
surgical device
ultrasonic
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JP61007186A
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出本 守人
野口 康夫
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波振動により腎臓、尿管、尿道等の体腔
内に存在する結石を破砕し、体腔外に除去するだめの超
音波手術装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来より、腎臓、尿管、尿道等の体腔内の結石を除去す
る方法としては、開腹手術によって結石を除去する方法
や、バスケットカテーテルやループカテーテルを腎瘍よ
り経皮的に腎孟内に挿入し、結石を把持して除去する方
法等が用いられている。しかし、開腹手術の場合、手術
後の開腹に非常に時間がかかる。また、バスケットカテ
ーテルやループカテーテルを用いる場合には、腎痩の寸
法、例えば8ttm程度よ)大きな結石を除去すること
は難しく、サンゴ状結石などの腎杯にくい込んだ結石は
把持ができないという欠点があった。
次に、最近では結石を破砕する種々の新しい方法が提案
されておシ、例えば、レーザ光を結石に照射して結石表
面を加熱した後、冷媒等により冷却し熱衝撃によって破
砕する方法(例えば特開昭56−23943号公報)が
ある。しかし、この方法では結石を加熱することにより
体腔内表面の生物組織を損傷する恐れがあった。
また、非侵襲的截石術の1つとして、放電又は爆薬によ
る爆発で衝撃波を発生させ、レンズ等によって収束して
体表面より体腔内にある結石に焦点を合せ、その結石を
破砕する方法(例えば特開昭59−88146号公報)
も開示されている。しかし、サンゴ状結石や巨大結石を
破砕するのは難しく、まだ、衝撃波により破砕された直
径4mm以下の結石砂が自然排出される際、尿管の狭窄
部や尿管口で詰り、水腎症、疼痛、腎障害等を生ずる恐
れがあplまだ、腸骨稜より十分に距離をおく必要があ
るため、下部尿管結石の破砕及び小児への適用は難しい
という欠点があった。
更に、結石を破砕する方法として、超音波周波数の機械
的振動、またはその機械的振動を先端に取付けた衝撃体
によって衝撃力に変換させ、結石を破砕する方法(例え
ば、特開昭49−21989号公報)がある。しかし、
結石には比較約款かいものとして燐酸塩結石、硬いもの
として尿酸塩結石や蓚酸塩結石があり、単純な形状のプ
ローブ先端の超音波振動では硬い尿酸塩結石や蓚酸塩結
石は極めて徐々にしか破砕することができない。また、
結石表面が滑らかな場合には、超音波振動しているプロ
ーブ先端を接触させても結石を弾いてしまう恐れがあっ
た。また、機械的振動を衝撃力に変換して結石を破砕す
る場合には、破砕性能は向上するが、衝撃体という質量
負荷が加わったプローブと超音波振動源を効率の良い周
波数で駆動させることは難しく、さらに結石を破砕する
という高負荷に対して、負荷追尾特性に優れている動イ
ンピーダンス帰還発振器を使用したとしても、連続的に
超音波周波数の機械的振動より衝撃力に変換することは
難しい。また、プローブに加わる応力も増加し、プロー
ブが破損する恐れがあった。
〔発明の目的〕
本発明は、従来の結石除去方法のこのような問題点を解
決することを目的としたもので、超音波振動により結石
を破砕し、破砕された結石片を管状プローブの内腔を通
して体腔外に吸引除去する方法を用いることにより、破
砕、除去できる結石の寸法に制限がなく、また、腎杯に
くい込んだサンゴ状結石、固定されていない結石、硬く
表面の滑らかな結石等あらゆる結石を連続的に破砕する
ことができるとともに、術中にプローブ等が破損する危
険がなく、操作性に優れた超音波手術装置を提供しよう
とするものである。
〔発明の構成〕
即ち本発明は、超音波振動により体腔内の結石を破砕し
体腔外に除去する超音波手術装置において、帰還型発振
器、振動方向に平行な貫通孔を有するボルト締めランジ
ュバン型振動子、貫通孔を有する金属製のホーン、該ホ
ーンの先端に接合された管状プローブ、および吸引装置
から構成され、ボルト締めランジュバン型振動子、金属
製のホーンおよび管状プローブの各貫通孔が相互に連通
ずるとともに吸引装置に連結されていることを特徴とす
る超音波手術装置である。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例となる超音波手術装置の構成
を示す図である。帰還型発振器(1)よりケーブル(2
)を通ってボルト締めランジ−パン型振動子(3)(以
下BLTと記す)に高周波電流が送られ、BLT (3
1は超音波周波数の機械的振動を発生させる。
超音波周波数は20〜40 KHz 、好ましくは23
〜30KH2であり、BLT (3)は振動方向に平行
な貫通孔を有する電歪素子からなシ、その最大直径は通
常10〜30+mφで特に限定されるものではないが、
操作性あるいは破砕性能の点からは15〜25瓢グとす
るのが好ましい。
BLT (31で発生した超音波周波数の機械的振動は
、その先端に適切なる方法、例えばネジで接続したホー
ン(4)で拡大され、更にホーン(4)の先端に接合さ
れた管状プローブ(5)に伝達される。ホーン(4)及
び管状プローブ(5)の材質は、疲労強度の高いチタン
合金、ステンレス鋼が好ましいが、特に限定されない。
また、ホーン(4)と管状プローブ(5)の接合方法も
特に限定されるものではないが、ホーン(4)と管状プ
ローブが同種金属であればアルゴンガス中でのアークガ
ス溶接、もしくは真空中での電子ビーム溶接で接合する
の台が好く、異種金属であればネジで接続するのが好ま
しい。管状プローブ(5)の先端部(6)の作業部(1
1)Kおける振幅は、40Itm以上あるのが好ましい
。作業部aυで破砕した結石片は、管状プローブ(5)
、ホーン(4)およびBLT (3)の内部の孔(貫通
孔)を通って、チューブ(7)より吸引装置(8)に吸
引、排出される。
第2図は管状プローブ(5)の先端部(6)の一実施例
を示す図である。先端部(6)には複数のスリット(9
)が設けられ、開口部顛の直径は管状プローブ(5)の
貫通孔の直径より小さくなっている。また、作業部αυ
の厚みが管状プローブ(5)の肉厚より薄くなっている
ので、作業部←υにおける振動エネルギーが作業部αυ
の面積に反比例して増加し、破砕能力が向上する。スリ
ット(9)の数および幅等については特に限定されるも
のではない。第3図は第2図に示した先端部構造を有す
る管状プ四−プ(5)による結石破砕の状況を示す図で
ある。管状プローブ(5)は矢印(141の方向に振動
しているが、スリット(9)の効果によって作業部αη
は矢印(14の方向だけではなく、矢印(klの方向の
振動を含む複合振動をしており、これによって従来問題
点であった、作業部組りが結石(I埠に接触しただけで
結石αつを弾き飛ばしてしまう現象を防止することがで
きる。
第4図は管状プローブ(5)の先端部(6)の開口径を
該管状プローブの貫通孔の直径より小さくした一実施例
を示す図で、第4図の例では管状プローブ(5)の先端
に環状工具αQを適切なる方法で接合しである。接合方
法はアルゴンガス中でのアークガス溶接、真空中での電
子ビーム溶接等が好ましい。
また、環状工具(IQの材質としてはチタン合金を用い
るのが好適で、管状プローブ(5)の材質より比重の軽
い合金を使用することによって、管状プローブ(5)の
振動速度より環状工具αeの作業部αDの振動速度の方
が大きくなシ、破砕性能が向上する利点が得られる。第
5図は第4図に示した先端部構造を有する管状プローブ
(5)による結石破砕の状況を示す図で、環状工具αQ
の内腔(ISO直径は管状プロ・−ブ(5)の内腔αη
よりネさく、吸引、除去する結石片による詰シを防止す
る効果がある。
第6図は管状プローブ(5)の先端部(6)の他の実施
例を示す図で、先端部(6)K適切な方法で固定された
保持兵員を有する。保持具0の材質としては、耐熱性の
優れたフッ素系、テリイミド系、テリアミド系、プリカ
ーボネイト系、ぼりエステル系等の樹脂、あるいは耐蝕
性の優れたチタン合金、ステンレス鋼等を用いるのが好
ましく、その形状については線状、板状等第7図のよう
にして結石を保持することができるものであれば特に限
定されるものではない。第7図は第6図に示した保持兵
員を有する管状プローブ(5)による結石破砕の状況を
示す図で、可撓性の保持兵員で結石α■を包み込むよう
にして結石を破砕する状況を示している。
管状プローブ(5)の振動方向は矢印Q〃の通シである
が、保持具部の働きによって、従来の問題点であった作
業部Iが結石a2を弾き飛ばしてしまう現象を防止する
ことができる。
第8図は管状プローブ(5)の断面形状を示す図で、管
状プローブ(5)の内表面には振動方向と平行に溝(1
)が複数設けられている。これによって管状プローブ(
5)の内腔αηを通る結石片と管状プローブ(5)との
接触面積が小さくなり、結石片による詰りを防止する効
果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明に従うと、体腔内の結石を破砕、除去する作業を
、従来の装置に比べて、結石の大きさや性状、発生部位
等に左右されることなく、連続的に確実に破砕、除去す
ることができ、かつ、術中にゾローブ等に過大な力が加
わることがないため破損の危険もなく、体腔内の結石を
破砕、除去するだめの超音波手術装置として好適である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となる超音波手術装置の構成
を示す図である。第2図、第4図および第6図は、本発
明の管状プローブ先端部形状の実施例を示す図で、第3
図、第5図および第7図は、夫々第2図、第4図および
第6図に示した管状プローブを用いて結石を破砕してい
る状況を示す図である。また5、第8図は本発明の管状
プローブの断面形状の一例を示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波振動により体腔内の結石を破砕し体腔外に
    除去する超音波手術装置において、帰還型発振器、振動
    方向に平行な貫通孔を有するボルト締めランジュバン型
    振動子、貫通孔を有する金属製のホーン、該ホーンの先
    端に接合された管状プローブ、および吸引装置から構成
    され、ボルト締めランジュバン型振動子、金属製のホー
    ンおよび管状プローブの各貫通孔が相互に連通するとと
    もに吸引装置に連結されていることを特徴とする超音波
    手術装置。
  2. (2)管状プローブの結石に接する先端部の開口径を該
    管状プローブの貫通孔の直径より小さくしたことを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項記載の超音波手術装置。
  3. (3)管状プローブの貫通孔の内表面に、超音波振動方
    向に対して平行な複数の溝を設けたことを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項記載の超音波手術装置。
  4. (4)管状プローブの結石に接する先端部に、直角また
    は角度をもった複数のスリットを設けたことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項または第2項記載の超音波手
    術装置。
  5. (5)管状プローブの結石に接する先端部に、該管状プ
    ローブより比重の小さい金属製環状工具を接合したこと
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の超音波手術
    装置。
  6. (6)管状プローブの結石に接する先端部に、複数の可
    撓性を有する線状または板状の保持具を付設したことを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    超音波手術装置。
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