JPS61259380A - 音波情報再生装置 - Google Patents

音波情報再生装置

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JPS61259380A
JPS61259380A JP60101085A JP10108585A JPS61259380A JP S61259380 A JPS61259380 A JP S61259380A JP 60101085 A JP60101085 A JP 60101085A JP 10108585 A JP10108585 A JP 10108585A JP S61259380 A JPS61259380 A JP S61259380A
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JP
Japan
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data
audio
memory
image
recording
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JP60101085A
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Inventor
Noboru Murayama
村山 登
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■技術分野 本発明は音波情報を音波に再生する音波再生装置に関し
、特に、シート上に記録された音声デジタルデータの可
視ビット情報を音声に再生する音声再生装置に関する。
■従来技術 音波情報記録媒体としは従来、レコードおよび磁気テー
プが良く知られている。しかしこれらは。
記録および再生に特別な装置(テープレコーダ)を必要
とする。最近はカードやシートに磁気薄膜をコーティン
グして、磁気薄膜には磁気情報を書込み、また文字、絵
、写真、記号等を印刷している。つまり、1枚のカード
又はシートに磁気情報と可視情報の2つが担持されてい
る。磁気情報を音声情報とすることも出来る。しかしな
がら、可視情報と磁気情報の両者を記録するには、印刷
装置と磁気記録装置の2つを必要とする。これら2つの
装置は、記録原理が全く異なり、カード又はシートの搬
送機構等は共用できるかも知れないが、書込ヘッドやヘ
ッドドライバは個別に備えなければならない。
最近のOA機器の発達により1文章作成および編集(キ
ャラクタ情報処理)がワードプロセッサで広く行なわれ
るようになり、また、イラスト。
中間調画像などの入力、修正2作成等(イラス1−情報
処理、中間調情報処理)もスキャナや入力ボード又は入
力タブレットおよび必要に応じてマウスなどの付加的入
力手段で容易に行なわれるようになり、これらの情報処
理を一画面上に組合せる高度編集処理も実用化されてい
る。しかし音声情報は磁気媒体記録であり、口述録音機
(テープレコーダ)を必要とする。したがって、1枚の
カード又はシートに可視情報と音声情報とを記録すると
言っても、カード又はシートに磁気薄膜を塗付するか貼
り付ける必要があり、また、記録手段に可視記録手段で
ある印刷機(複写機を含む)又はプリンタと、磁気録音
装置の2つを必要とする。
このような背景において、記録手段として、シート上に
ドツト単位で可視像を記録するプリンタを備え;かつ、
音波を電気信号に変換する音/電気変換手段、該電気信
号をデジタルデータに変換するデジタル変換手段、デジ
タル変換手段の変換データを記憶するための記憶手段;
および該変換データを該記憶手段に与えて記憶し、該記
憶手段のデータを前記プリンタに与えてプリントを指示
するプリント指示手段、を備えることにより、音声デー
タが紙又はそれと同等のシートに、通常の文字又は画像
の記録と同様に可視記録される。
これによりカード又はシートに再生可能に音声情報が可
視記録され、1つの記録手段で、キャラクタ情報、イラ
スト情報、中間調情報等の可視情報に加えて、音声情報
が記録される。これにおいて。
音声データの記録画像は可視であるが、通常人は意味を
認識し得ない。
■目的 本発明はこのような可視記録された音波デジタルデータ
を音波に再生する音波再生装置を提供することを目的と
する。
■構成 本発明においては、広く使われているスキャナ、たとえ
ばファクシミリに用いられているスキャナ、などの画像
読取装置で前記記録シートの画像を読み取って音波デジ
タルデータのビット画像データを得て、このデータを、
前記デジタル変換の逆ロジックで音声信号に再生しこの
音声信号で、電気/音波変換器、たとえばスピーカ、を
付勢する構成とする。
まず本発明で用いられる記録シートへの音声データ記録
の概要を説明する。
音声信号のデジタル変換処理は比較的に高度に発達して
おり、各種態様の変換処理が公知である。
記録シートの作成においては、音声をデータ変換するい
かなるデジタル変換も用い得る。好ましい例では、音声
アナログ信号のレベルが、たとえば8ビット以上の比較
的にビット数が多いデジタルデータにA/D変換され、
更にこのデジタルデータが予測符号化されてたとえば4
ビツト以下の、比較的にビット数が少ないデジタルデー
タに圧縮される。これによれば、音声信号のデジタル処
理が、比較的に簡単なハードウェアと比較的に簡単なプ
ログラム処理で実行され、しかも記録ドツト(ビット)
数が少なくなるので、一枚の紙又はそれに類するシート
又はカード(以下紙およびそれに類するシート又はカー
ドを一括してシートと称する)に比較的に長時間に渡る
音声を記録し得る。
たとえば速記又は口述記録において、ワードプロセッサ
が用いられることが多いが、口述にワードプロセッサの
キー人力が遅れる場合は、キーボード操作で音声記録を
指示して、文章入力から音声記録に切換えるか、あるい
は、文章入力と音声記録の並行処理を行なうのが好まし
い。また、ワードプロセッサの打出し文章に、筆者(又
は口述者)の生の声をサインに代えて、あるいはサイン
と共に記録するのが好ましい場合もある。
そこで−態様では、ワードプロセッサのCPU等にデジ
タル変換手段のハードウェアを接続し、すなわちワード
プロセッサに音声信号デジタル変換手段を組込み、これ
によって、一枚のシート上に文章と音声データの両者を
組合せて記録する。また、シート別に文章と音声データ
を記録しても良い。記録シート作成装置は実質上ワード
プロセッサであって、テープレコーダ等の音声記録装置
を要しない。また、同一材質のシートが文章記録と音声
データ記録に共用されるので、特別な音声データ記録媒
体を要しない。
更ニは、CA、D(コンピュータ・エイデツド・デザイ
ン)においは、記録図面又はイラストに加えて設計者あ
るいはデザイナの説明音声又は識別音声等を加えるのが
好ましく、ファクシミリにおいても、原稿送信と別に電
話で話すのではなく、原稿受信と同時しこ、又は受信紙
より音声信号を再生して、自動的に原稿上の記録データ
より送信者の音声が再生されるのが望まれる。また、キ
ーボード、入力タブレット、マウス、および/又は画像
スキャナで入力された、又は読み取られた、グラフ、イ
ラスト、写真、あるいは絵、などの記録に加えて、説明
音声、バックグラウンドミュージック、自然音、朗読音
声等を組合せて記録するのが好ましい。本発明はこれら
の記録のいずれの音声再生にも利用できる。
すなわち本発明では、このような記録を有するシートの
可視情報をスキャナで読み取ってメモリに書込み、メモ
リより音声データ記録画像部のデータを読み出して記録
時の予測符号化の逆ロジックでA/D変換データを再生
し、再生したA/D変換データをD/A変換器に与えて
アナログ信号を再生して、この信号でスピーカを付勢す
る。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
説明より明らかになろう。
第1図に本発明の一実施例の外観を示し、第2図にその
システム構成をす。第1図および第2図において、CR
Tディスプレイ1161およびフロッピーディスク装置
118,119を装備したワードプロセッサ本体100
には、マイクロホン11、スピーカ21.キーボード1
172.画像読取スキャナ1171およびレーザプリン
タ1173が接続されている。
ワードプロセッサ本体100とキーボード1172およ
びレーザプリンタ1173の組合せは、いわゆる英文兼
用の日本語ワードプロセッサであり、キーボード117
2を操作して作文し、文章をディスク装置119でフロ
ッピーディスクに記録し、あるいはレーザプリンタ11
73でプリントアウトする。
ワードプロセッサ本体100とキーボード1172およ
びスキャナ1171の組合せは、いわゆる画像処理装置
であり、スキャナで読んだ画像を必要に応じて編集し、
フロッピーディスクに記録し、あるいはプリントアウト
する6 ワードプロセッサ本体100はローカルネットワークに
接続されており、ワードプロセッサ本体100とキーボ
ード1172.スキャナ】171およびレーザプリンタ
1173はいわゆるファクシミリ装置を構成しており、
他のステーション(ファクシミリ装置id)より受信し
た画像部プリントアウトし、また、スキャナにセットさ
れた原稿の画像データ、フロッピーディスクに記録され
たデータ、又はワードプロセッサ本体100の内部メモ
リに記憶しているデータを他のステーションに伝送する
スキャナ1171とレーザプリンタ1173の組合せは
、いわゆるデジタル複写機として構成されているが、ス
キャナのみが動作してビデオ信号(デジタル)をホスト
(ワードプロセッサ本体100)に与える画像読取モー
ド、ホストよりのビデオ信号(デジタル)をプリントア
ウトするプリントモードおよびスキャナで原稿画像を読
んでプリントアウトする複写モードの3モードで動作す
るものである。
以上に説明した従来の機能に加えて、マイクロホンで吹
込んだ音声の記憶、再生およびプリントアウトの機能が
あり、音声データが単独にあるいは画像情報と組合せて
処理される。
第1図に外観を示し、第2図にシステム構成を示す装置
の機能を要約すると次の通りである。
a0文書作成編集機能・・・各種の文書を作成、編集す
ることができ、例えば標準的和文/欧文ワードプロセッ
サの機能に加えて、各種フォントの使用、画像の入力と
編集、フオーム、グラフおよび数表の作成と処理、これ
らの合成編集、ベージレイアウト、文書フォーマツティ
ングの各機能を具備する。
b、音声吹込編集機能・・・マイクロホンで捕えた音声
を圧縮データとして、この圧縮データを単独又は上記a
の文章データと組合せて処理する。
C6音声プリント機能・・・上記aの圧縮データをプリ
ントアウトする。
d、音声再生機能・・・RAMの圧縮データ、フロッピ
ーディスクの圧縮データを再生して音声を再生する。ス
キャナで読んだ圧縮データを音声に再生する。また、マ
イクロホンで捕えた音声を同時にスピーカで再生する。
e、市販プログラムを利用する機能・・・市販のプログ
ラムを使用する機能を具備する。
f、ターミナル機能・・・コミュニケーションステーシ
ョンを介して接続される装置のファイルの検索、および
プログラムの利用等を行なう機能を具備する。
g、印刷機能・・・作成された文書、音声圧縮データ等
を印刷する機能を具備する。
h、複写機能・・・通常の複写を行なう機能を具備する
f、保管機能・・・作成された文書、音声圧縮データ等
を、フロッピーディスクに記録する機能を具備する。
g、検索機能・・ローカルネットワークに接続されたフ
ァイルステーション(図示せず)のファイルを検索する
機能を具備する。
h、伝達機能・・・ローカルネットワークを使用して、
他ステーション(図示せず)間で文書、音声圧縮データ
等の送受信を行なう機能、およびコミュニケーションス
テーション(図示せず)を介して外部装置の間で文書、
音声圧縮データ等の送受信を行なう機能を具備する。
第2図に示すように、ワードプロセッサ本体100は、
それの通信制御装置CCU120で、トランシーバTR
を介してローカルネットワークケーブル19に接続され
ている。
このケーブル19は、例えば特願昭57−230828
号に開示したローカルネットワークのケーブルであり、
これに、各種のステーションが接続されている。ワード
プロセッサ本体100は、このネットワークの1つのワ
ークステーションである。
ワークステーションであるワードプロセッサ本体100
には、音声(圧縮データ)9文書(テキスト、グラフィ
ック)およびイメージ(ピクセル)の混合情報又はその
中の一部を入力しうる。ここで、圧縮データとは、デジ
タル処理回路1で音声アナログ信号を8ビツトデジタル
データにA/D変換したデータを、CPU2で予測符号
化処理して4ビツトデータに圧縮したデータであり、テ
キストとは、コード化された文字の集合であり、グラフ
ィックとはコード化された図形情報であり。
例えば直線、円1円弧等を描かせるコマンドの集合であ
る。また、イメージ(ピクセル)とは2画像を画素(ド
ツトピクセル)単位に分割して、画素の白黒情報あるい
は明暗、カラー情報をビットのrlJ、rOJで対応さ
せたビット列情報であって、第1図のスキャナ1171
から入力される。なお、スキャナ1171からは1文字
や図形情報も入力できるが、入力された時点では、これ
らはイメージ情報として扱われる。ワードプロセッサ本
体100はまた1文書を作成編集する機能をも有する。
すなわち、・標準的和文、欧文、ワードプロセッサの機
能に加え、各種フォントの使用、画像の編集、フオーム
の作成、グラフの作成、イラストの作成、数表の作成と
処理、これらの合成編集、ページレイアウト、文書フオ
ーマッテンングの各機能を有している。これらの処理に
おいて、音声圧縮データもこれらのデータと同様に処理
する。更にプログラム作成機能を有し、標準的言語を使
用してプログラムを作成しうる6また、ターミナル機能
も有し、コミュニケーションステーションを介して接続
されるホストコンピュータのファイルの検索や、プログ
ラムの利用等を行ないうる。
更には、保管機能を有し、本体100で作成した文書(
音声圧縮データを含む二以下同様)あるいはファイル、
および、ファイルステーション、ホストコンピュータ、
ファクシミリ、他のワークステーション等から転送され
てきた文書あるいはファイル等をフロッピーディスク1
191に保管する機能を有する。なお、イメージ情報は
、指定によってデータ圧縮してから保管することができ
る。
本体100はまた、検索機能も有する。すなわち。
ファイルステーションおよび自ワークステーションであ
る本体100のフロッピーファイルを検索する機能を有
する。
ワークステーションである本体100は更に、伝達機能
を有する。すなわち、ネットワークの資源を使用して、
他のステーションたとえば画像合成装置、ファシミリ装
置との間で文書あるいはメツセージの送信、受信を行な
う機能を有する。なお、イメージ情報は、指定により、
データ圧縮して転送することができる。
本体100へのデータの入力方法としては、マイクロホ
ン11.キーボード1172、スキャナ1171から入
力する場合と、外部からファクシミリ信号として通信回
線を介して入力する場合と、ホストコンピュータからコ
ード入力する場合とがある。
完成された文書を他のワークステーションに転送したり
、ファクシミリを介して送信したり、レーザプリンタ1
173により複製する場合に、スキャナ1171からピ
クセル(イメージ)情報として入力処理することになる
。この場合に、本体100は情報をすべてピクセル(ド
ツトビット:音声圧縮データではビット)で扱い、デー
タ圧縮してネットワークに送出する。送出の相手方がワ
ークステーションであれば、電子メイルの扱いとなり、
そのワークステーションが仕事中のときには、ディスプ
レイ装置1161の画面の一部にメイルが到着している
旨を表示して、オペレータに通知する。オペレータは、
適当な時刻に、その文書を画面に呼出すことができる。
この場合に、情報はピクセルであるため、データ圧縮さ
れたフォーマットを復元し。
画面表示用のピクセルに線密度変換を行なってからディ
スプレイ1161に送出する。なお、元の圧縮されてい
る情報は、メモリ内にそのまま残っているので、オペレ
ータの指示によって、保存するか、あるいは消去するか
を決定する。
次に、スキャナの利用方法として第1は、各種画像の読
取りがあり、第2に大量文書の入力がある。画像又は文
書の全部が音声圧縮データの場合(通常は記録紙よりの
音声の再生)、一部分が音声圧縮データの場合、および
、全部が音声圧縮データを含まない場合の3通りの態様
がある。
ワードプロセッサ本体100において、音声。
文字、グラフ(イラスト)、絵が混合された文書を作成
する場合、音声はマイクロホンから、文字はキーボード
1172から、イラストはキーボード(のグラフ処理入
力)から、絵はスキャナ1171からそれぞれ入力し、
それらを合成する。その場合、本体100において、画
像処理プログラムを実行させることにより、位置の移動
、拡大、縮少等の自由な編集が可能であるにの作業を援
助するため、ディスプレイ1161の画像は、マルチウ
ィンド処理ができるようになっている。すなわち、画面
上のイメージは、完全分割形あるいは複数枚の紙を互い
にずらせて重ねたイメージのいずれかを選ぶことができ
、前者は各イメージが縮小されるのに対して、後者では
イメージの大きさは変らず、一部が見えなくなる。その
他、システムステータスや、現在使用できるコマンド等
も、ディスプレイ上のシステムエリアに表示されている
このようにして作成された複合文書がメモリに格納され
るとき、コード(文字情報、イラスト情報)、および、
圧縮されたピクセル(中間調画像。
絵、音声)の形で格納される。また、この複合文書を、
前述のイメージ情報と同じように他のワークステーショ
ンに送出する場合、他のワークステーションは送られて
きたコードおよび圧縮されたピクセル情報を受は取り、
これらの情報をディスプレイ1161に表示するために
、コード(文字)をキャラクタジェネレータにより、コ
ード(イラスト)をグラフィックジェネレータにより、
またピクセル(絵、音声)を伸長することにより、ピッ
トマツプメモリ上にピットストリームを展開する。
このピットストリーム情報をディスプレイ1161のビ
デオRAM 116にDMA転送すれば、送出側のワー
クステーションと全く同じ情報が受取り側のワークステ
ーションのディスプレイ1161上に表示されることに
なる。同じようにして、ファイルステーションも、ビッ
トマツプメモリ上にピットストリームを展開し、それ以
後の処理は前述めピクセル情報と同じ手続きで、プリン
トあるいはファイル格納を行なう。
第3図から第14図はそれぞれワードプロセッサ本体1
00を構成する各処理装置の構成図である。
第3図に示す、音声信号をA/D変換するためのインタ
ーフェイス、すなわちデジタル処理回路iは、マイクロ
ホン11の音声信号を増幅する増幅器、音声信号レベル
を調整するオフセット調整器、ローパスフィルタ、サン
プルホールド回路およびA/D変換器で構成されており
、音声信号を8ビツトデータに変換してバス1121を
介してマイクロプロセッサ112に与える。マイクロプ
ロセッサ112は、8ビツトデータを予測符号化により
4ビツトに圧縮して、圧縮データを、ピクセル情報と同
様に処理し、メモリに書込む。
音声再生の場合には、マイクロプロセッサは、音声ピク
セル情報(圧縮データ)を復号して8ビツトデータを得
てバス4を介して、音声信号(アナログ)を再生するた
めのインターフェイス、すなわちアナログ処理回路2に
与える。アナログ処理回路2は、8ビツトデータをアナ
ログ信号に変換するD/A変換器、バッファアンプ、ロ
ーパスフィルタおよび出力増幅器で構成されており、8
ビツトデータに応じたレベルでスピーカ21を付勢する
ワードプロセッサ本体100は前述のように、各種の機
能を具備しており、かつイメージ情報および音声情報の
ように扱う量も膨大なものがあるため、複数個のプロセ
ッサ(C20)を配置して、並行処理を行なう。すなわ
ち、第2図に示すように。
メインプロセッサ111とサブプロセッサ112をマル
チパス1110で結び、両者間の通信はメモリ113を
介して行なう。両者間の連結は、割込み信号あるいはス
テータス信号により行なう。
プロセッサ111から112への画像データの転送は。
メモリ113を介して行なう。
両プロセッサ111,112にはそれぞれローカルバス
1111,1110が接続され、それらのローカルバス
1111.1110にはメモリl 1.4 、115 
、パラメルI10を介したキーボード1172.スキャ
ナ1171およびプリンタ1173、符号化圧縮、復号
器1151.イメージプロセシングユニット1152,
1153.コントローラ118.119を介した外部メ
モリ1181,1191、コントローラ116を介した
CRT表示装置1161、および1通信制御装置120
が接続されている。
なお、通信制御装置120は、通信ラインにワードプロ
セッサ本体100を結線するものであり、通信ラインに
接続されているときには、ラインからの呼びがあるとき
、およびプロセッサ111がライン(他局)を呼ぶとき
にプロセッサ111を通信ラインに接続する。
プロセッサ111(CPtJl)は、ワードプロセッサ
のメインプロセッサとして機能を有し、ディスプレイの
ためのタスクを除くすべてのタスクを司どる。
したがって、ワードプロセッサ100のO5(オペレー
ティングシステム)は、このプロセッサ111上で走行
する。また、アイドル状態のとき1診断プログラム(D
iagnostic Program)を走行させるこ
とができる。その他、パラレルI10、シリアルI10
ボート、タイマ、および割込制御回路を内蔵する。
プロセッサ112(CPU2)は、前述のようにプロセ
ッサ111の従属的存在であり、CRTデイスプメイ用
画像画像処理用び音声データ圧縮・再生処理用で動作す
る。デジタル処理回路1から送られてくるA/D変換デ
ータ(ピクセルと同じに扱う)およびプロセッサ111
からメモリ113を介して送られて来る文字コード、ピ
クセル(Pixel)、およびベクトル等を用いて、最
終的な絵まじり文書ビットマツプをRAM(320KB
)上に合成する。そして、完成した絵まじり文書ビット
マツプをCRTコントローラ116内のVRAM(19
2KB)に転送する。音声再生時には、RAM上のビッ
トマツプの音声圧縮データを摘出して、1ワード(4ビ
ツト)づつ復号して8ビツトデータを作り、アナログ処
理回路2に与える。
CRTコントローラ116は、高解度CRTディスプレ
イ用水用水平置垂直同期信号び映像信号を発生する。表
示用メモリとしてVRAMが内蔵され、データはプロセ
ッサ112内のRAMから転送される。このコントロー
ラ116は、和文用ランドスケープ(Landscap
e)型CRTと英文用のポートレイト型(解像度945
×1260ドツト)のモノクロのラスタースキャン方式
とが接続可能である。
メモリ113は、プロセッサ111から112に画像デ
ータ(文字コード、ピクセル、ベクトル)の転送のため
に使われる。メモリエリアの一部に、キャラクタジェネ
レータが存在する。メモリアドレス空間は、1024に
Bである。
メモリ114は、ワードプロセッサ100のメインメモ
リであって、メモリアドレス空間は1.5MBである。
また、デュアルポート機能、つまりローカルバス111
1とのインタフェースとパラレル■ノ0モジュール11
7とのインタフェースを僅えている。これによって、パ
ラレルI10モジュールから直接スキャナデータが転送
され、またキーボードおよびマウス(カーソル位置の指
示)のコードも転送される。
パラレルI10.117は、パラレルI10インターフ
ェースとして12ポート(96ビツト)を具備し、スキ
ャナデータ(キーボード、マウスおよびスキャナのデー
タ)をローカルバス1111を介することなく、直接メ
モリ114に転送する。
キーボード1172は、3種(カナ漢字変換用、タブレ
ット漢字入力用、英字用)の文字キーと、16個のファ
ンクションキーを具備している。
スキャナ1171は、読取サイズが最大A3で、解像度
が12ドツト/mm(300DPI)であり、シート型
の原稿を読取ることができる。
FDC118,119は、FDD (フロッピーディス
クドライブユニット)の制御を行なう。
FDD 1181.1191は、両面倍密度(IMB/
DRIVE) (7)ものが使用される。これらは、プ
ログラム、ローカルファイル、カナ漢字変換用辞書、お
よびキャラクタジェネレータが格納される他に、ログア
ウト用メモリとしても用いられる。一度フロッピーデー
タをメモリに読込んだ後は、一方のディスクには文章等
記録用の別フロッピーを装着して作成文章等の記録、記
録文章等の読み出しが行なわれる。
イメージプロセシングユニット(IPUI) 1151
は、2値DCR(データ圧縮、再生)の機能を有する。
イメージプロセシングユニット(IPU2) 1152
は。
密度変換・拡大/縮小を行なう機能を有する。密度変換
としては、12→4ドツト/+nm、12→6ドツト/
mm。
12→8ドツト/■、8→12ドツト/mm、があり、
拡大/縮小としては、0.5〜2倍の間を0.1ステツ
プずつ設定可能である。
イメージプロセシングユニット(IPU3) 1153
は、イメージ回転機能を有する。1ステツプで+90゜
ずつ回転する。
通信制御装置120は、ローカルネットワークを介して
伝送されるデータの授受に関する制御を行い、少なくと
もデータリンクレベルまでの階層を含むプロトコル制御
を行なう。すなわち、データリンク階層の制御としては
、データカプセルの分解/組立(フレーミング、アドレ
ッシング、誤り検出)およびリンク管理(チャネル割当
(衝突回避)、衝突処理)があり、また、物理階層の制
御としては、データエンコード(プリアンプルの生成/
除去(同期化のため)、ビットエンコード/デコード)
およびチャネルアクセス(ビット送信/受信、キャリア
検知、衝突検出)がある。
トランシーバTRは、ローカルネットワークの通信媒体
(同軸ケーブル)と直接接続され、通信制御装置120
とトランシーバTRとはトランシーバケーブルにより接
続される。
次に、上記各装置の構成を、図面を参照して説明する。
第4図は、第2図におけるプロセッサ111の内部構成
図である。
プロセッサ111は、ローカルバス1111とマルチパ
ス1110の両方をコントロールできるようになってい
る。ローカルバス1111とマルチパス1110には。
それぞれバス使用を管理するバスアービタ1130゜1
134と、制御信号を一時格納するバッファ1131.
1135と、アドレス信号のバッファ/ドライバ、アド
レスバスバッファ1132,1136と、データの入出
力バッファ/ドライバ、データバストランシーバ113
3.1137とが接続され、各バッファからバスをアク
セスするデータを出力させるか否かの制御を、CPU1
112.1113.バスコントロール1123、バスセ
レクト回路1125等により行う、?&iJ方のバス1
110゜1111から割込信号が入力すると、内部で処
理できる数が7レベル存在するので、それらのいくつか
を内部とローカルバス1111とマルチパス1110と
に。
割込み用マルチプレクサ1126.1127で割り振っ
て使用する。バイト/ワード制御回路1128,112
9は。
データバストランシーバ1133.1137を経由する
データがバイトかワードかにより、セット位置を切り替
える。
一方、パラレルI101116、シリアルI10111
7およびタイマ1118が配置されており、外部からコ
ネクタを介して高速データの援用が可能になっている。
クロック発生器1121からのクロックで動作するタイ
マ1118は、シリアルI101117でボーレイトの
クロックが必要なときにこれを出力する。チップ選択回
路1115は、これらの■10.タイマを選択するため
のものである。また、クロック発生器1120は、CP
U1112でコマンドの処理をする際にクロックを与え
る。CPU1112.NPU(数値演算用CPU)11
13は、ROM 1124に格納されているプログラム
を実行することにより、プロセッサ111内のバッファ
、■10゜マルチプレクサ等をダイレクトに管理する。
第5図は、第2図におけるプロセッサ112の内部構成
図である。
プロセッサ112においても、ローカルバス1161と
マルチパス11114の両方にアクセスすることが可能
であって、それぞれのバスにアービタ1155゜115
9、コントロールバッファ1156,1160、アドレ
スバッファ1157,1162およびデータバッファ1
158゜1163が接続される。また、プロセッサ11
2には。
絵まじりおよび又は音声圧縮データ文書ビットマツプを
形成するためのRAM(320KB)1141が設けら
れており、メモリコントローラ1142の制御の下に入
力バッファ1144と出力バッファ1145を介してデ
ータの書き込み、読み出しが行われる。RAM1141
には、1行がアッパ8ビツト、ロワー8ビツトの計16
ビツトで書き込まれるので、コントローラ1142はア
ッパードロワーのいずれをアクセスするか選択する。
ROM1143は、CPUIL40のプログラムを格納
するものである。割込みマルチプレクサ11’54は、
プロセッサ111と同じように、マルチパス111oと
ローカルバス1161から割込みがあったとき、これら
を受は付けて、各レベルに割り当てる。
なお、タイマや割込み回路等は、CPU 1140の内
部に組み込まれている。
第6図は、第3図におけるマルチパスメモリ113の内
部構成図である。
RAM (256KBあるいは512KB) 1180
は、ワード単位の構成であるため、データがバイト単位
で入力すると、メモリコントローラ1166はアッパー
かロワーかを識別して切換える。RAM1180への入
出力時には、エラーデテクタ1167により入出力デー
タのチェックを行う。
マルチパス1110には、アドレスバッファ1175と
コントロールバッファ1176とデータバッファ117
7が接続され、アドレス信号、コントロール信号および
データの授受を行う。1枚のメモリボードには、512
KBのメモリ容量が格納されるが、プロセッサ111,
112からはさらに広範囲のIM〜2MBのメモリアド
レスをアクセスできるため、複数のメモリボードが使用
される。スイッチ1169は0〜512KBの指定を行
うスイッチであり、セレクタ1170によりバッファ1
176.1177を選択する。512KB〜IMBのメ
モリの指定は、別のボードのスイッチにより行なわれる
。また、スイッチ1178は、RAMコントローラ11
66のイニシャル設定スイッチである。スイッチ117
8でセットされ、シフトレジスタ1179で指定された
コードを読み込んだコントローラ1166は、電源投入
とともにそのコードにより指定された内容の処理を行な
う。
第7図は、第3図におけるローカルバスメモリ114の
内部構成図である。
このメモリ114は、ローカルバス1111とパラレル
I10117に接続されたプライベートバス1174の
両方に接続されており、いずれか一方のデータを処理し
ている間に他方のバスからアクセスされた場合には、待
機させる6すなわち、RAMコントローラ1190は、
RAM1189の読み出し中に書き込み要求があった場
合には、待ち合おせ指示、切り換え等の制御を行なう。
メモ1月13と同じように、エラーデテクタ1193お
よびイニシャルスイッチ1198が設けられている。
第8図は、第3図におけるCRTコントローラ116の
内部構成図である。
プロセッサ112からローカルバス1161を介して送
られてきたビットマツプデータを、アドレスバッファ1
207、コントロールトランシーバ1208、およびデ
ータトランシーバ1209を介して受は取り、グラフィ
ックコントローラ1199を経てビデオRAM1200
に一時記憶した後、パラレルシリアル変換器1201で
シリアルデータに変換してCRTディスプレイ1161
に出力する。
すでに絵および又は音声圧縮データまじり文書ビットマ
ツプの形態で送られてくるため、リフレッシュメモリの
ビデオRAM 1200の内容をそのまま画面に表示す
るという機能を遂行する。したがって、グラフィックコ
ントローラ1199も、リフレッシュカウンタを内蔵し
て、DRAMコントローラ1201やアドレスラッチ1
202を制御するのみであり、DRAMコントローラ1
201はダイナミックMO5RAMのビデオRAM12
00を定期的にリフレッシュする。データトランシーバ
1204は、逆向きにビットマツプデータを転送すると
きには、入出力の方向を返換える等の制御を行なう。
第9図は、第3図におけるパラレルl10117の内部
構成図である。
このパラレルI10117のボードは、汎用性があるた
め、コネクタJ1〜J4に何を接続してもパラレルデー
タのインタフェース機能を持たせることができる。この
実施例では、スキャナ1171.キーボード1172、
プリンタ1173が接続されている。プロセッサ111
の指令によってパラレルI10117の10プロセツサ
121Oは、ROM 1224に格納されたプログラム
を実行し、8ビツトパラレル、16ビツトパラレルデー
タの入出力動作を行なう。
たとえば、キーボード1172からの入力データをメモ
リ114に記憶するときには、コントロールトランシー
バ1221、アドレストランシーバ1222、データト
ランシーバ1223からプライベートバス1174を介
してメモリ114にアクセスし、パラレルにデータを送
出する。また、スキャナ1171からの入力データを符
号化処理ユニット1151に送出するときには、アドレ
ストランシーバ1215、コントロールトランシーバ1
216、データトランシーバ1217がらローカルバス
1111を介して処理ユニット(IPUI)1151に
パラレルに送出する。
各パラレルI101230〜1233の動作は、パラレ
ルI10コントローラ1234により制御される。
第10図は、第3図におけるフロッピーディスクコント
ローラ(FDC) 11gの内部構成図である。
コネクタJlにはフロッピーディスクドライブ1181
が、コネクタJ2.J3にはハードディスクドライブ1
191.1192が接続され、これらはそれぞれ、フロ
ッピーディスクコントローラ1237により制御される
プロセッサ111の指令によって、IOプロセッサ12
35がROM1244に格納されたプログラムを実行し
、フロッピーディスクドライブの制御を行なう。
第11図、第12図および第13図は、それぞれ第?図
におけるイメージ処理ユニット(IPUI、2゜3) 
1151,1152および1153の内部構成図である
IPU 1151は、画像処理のうち圧縮・伸長の処理
を、 IPU1152は密度変換、拡大および縮少の処
理を、 IPU 1153は回転の処理を、それぞれ行
なう。
すなわち1通信回線に送出するため、あるいはファイル
・ステーションFCに転送して記憶するためには、デー
タを圧縮して伝送時間と記憶容量の節約を行なうことが
必要であり、一方、プロセッサ112で処理したり、C
RTディスプレイ1161に表示するためには、圧縮さ
れたデータを伸長して元のイメージ(ピクセル)情報に
戻す必要がある。
IPUl151では、ローカル・バス1111からアド
レス信号、制御信号、データをそれぞれアドレス・トラ
ンシーバ1263、コントロール・トランシーバ126
4、およびデータ・トランシーバ1265で受け、アド
レス選択回路1262により入力データ・バッファ12
56をアクセスし、データをここに一時格納する。ステ
ータス・レジスタ1261では、圧縮か伸長かを識別し
、コントローラ1260により圧縮伸長器1253に入
力する際にはパラレル・シリアル変換器1258でシリ
アル・データにして入力し、圧縮・伸長器1253から
出力する際には、シリアル・パラレル変換器1259で
パラレル・データに戻してバッファ1257に一時格納
し、ローカル・バス1111に送出する。
次に、密度変換の必要性として、例えばスキャナ117
1から入力された画像は12本/mmの線密度であり、
CRTディスプレイ1161に表示するときには4本/
I+lII+のままでよいが、特に写真のところだけ拡
大または縮少して表示する場合もあり、またプリント・
ステーションPSに転送して印刷する場合、コミョニケ
ーション・ステーションDC5、Fe2に転送して通信
伝送する場合には、8本/mmの画像に変換する必要が
ある。また、プロセッサ111で処理し、メモリ113
に格納するときには、12本/mmに変換する場合もあ
る。
次に、画像の回転の必要性として、A3判の横書き用紙
で入力された文書データをCRTディスプレイ1161
で縦書きに表示したい場合、あるいはA4判の横書き用
紙で入力された文書データを、プリント・ステーション
PSで縦書き印刷したい場合、等である。
密度変換用のIPU1152.回転用のlPt1l15
3においも、変換処理回路1254.1255以外は全
く同じ経路で、同じ制御が加えられる。
第14図は、第2図における通信制御装置(CCU)1
20の内部構成図である。
CCU120は、ローカル・ネットワーク・ケーブル1
9からステーション内のローカル・バス1111にデー
タを中継し、またローカル・バス1111からケーブル
19にデータを中継する。その場合、ローカル・ネット
ワークのデータ授受に必要なプロトコルにしたがって、
他のステーションと会話を行なう、 ESI(インター
フェイス) 1267は、受信信号(RD)、送信信号
(TX)、キャリア・デテクタ(CD)の送受を行なう
。ケーブル19にデータが流れているか否かを、キャリ
ア・デテクタ(CD)を検出することにより常時監視し
、データが無いとき送信号(TX)を送出するが、自分
が送信したものと異なったデータを検出することにより
衝突したことを検出し、別のタイミングで再送信を行な
う。その場合、ランダム時間を備えることにより、衝突
後、ランダム時間が経過してから送信する。その他、ケ
ーブル19に流れるデータが自ステーションに宛てたも
のか、あるいは他のステーションを宛先とするものかを
識別する。ローカル・バス1111には、バス・アービ
タ1269.バス・コントローラ1270.コントロー
ル・シグナル1274.アドレス・ラッチ1271.ア
ドレス・トランス1273およびデータ・トランス12
72が接続され、しANC(コントローラ)1268に
はシリアル・データを出力する。LANC1268内の
バッファには、最大1500バイトのパケット・データ
が一時格納される。
以上に説明した音声2文書2画像処理システムにおいて
、本発明が主に関連するところは、文章等の処理と組合
せての、あるいは音声単独での、音声のデジタル圧縮処
理および圧縮データのプリントアウトであり、また、音
声の再生に関連しての、シート上可視情報の読取および
読取データよりの音声圧縮データの摘出と音声の再生処
理である。音声圧縮データを含まない文章、イラスト。
絵等の作成2編集、転送、プリント等の処理は従来の装
置と同様であるので、これらに関する制御の詳細な説明
は省略し、以下に、音声入力処理と音声再生処理に関す
る制御を第1.5 a図以下を参照して説明する。
まず概略を説明すると、これらの処理において、処理制
御主体はプロセッサ112であり、これがデジタル処理
回路1で8ビツトデータにしたA/D変換データを予測
符号化により4ビツトに圧縮してメインメモリ113に
ピクセル情報と同じ態様で書込むが、音声圧縮処理指示
および書込アドレスはマイクロプロセッサ111が11
2に指示する。メインメモリ113に書込んだ情報は、
キーボードよりの指示にしたがってプロセッサ111が
プリンタ1173又はコン1−ローラ119に与える。
また、記録紙より音声圧縮データを読取って音声を再生
するときには、スキャナ1171からの画像読取データ
の、メモリ113への書込はプロセッサ111が制御す
る。プロセッサ112は、111から再生指示があると
メモリ113のデータの中から音声圧縮データのみを摘
出し、それを8ビツトデータに復号してアナログ処理回
路2に与える。
まず第15a図を参照する。マイクロプロセッサ111
は、ワードプロセッサ本体100に電源が投入されメニ
ュー表示をしているときに、又は、文章新規作成(キー
ボードによる文章入力)あるいは編集(他のステーショ
ン又はスキャナ1173から受信した情報の表示、又は
フロッピーから読み出した情報の表示と、表示情報のキ
ー人力編集)の間、実質上周期的に第15a図に示す音
声処理ルーチンに進む。この音声処理ルーチンに進むと
、プロセッサ111は、まずキーボード117.2の「
音声記録」キーが操作されている(キーオン)か否かを
参照する(ステップl:以下カッコ内ではステップとい
う語を省略して数字のみを示す)。該キーが操作されて
いないと、音声記録フラグ(すでに音声記録キーがオン
となり、これに応じて音声記録処理を開始していること
を示すフラグ)の有無を参照する(19)。このフラグ
がないと、音声記録処理の指示がなく、また音声記録処
理を開始していないので、メインルーチンにリターンす
る。つまり記録処理ルーチンを抜ける。この態様では、
記録処理ルーチンは実質上実行しないので、記録処理ル
ーチンに入ってから抜けるまでの時間は極く短い。
キーボード1172の「音声記録」キーが操作されると
、プロセッサ111は、音声記録フラグをセットしく2
)、ディスプレイ1161の画面に「音声記録位置入力
指示」画面を表示する(3)。この画面には、「記録開
始頁1行」の欄、「記録終了頁2行」の欄およびその他
の付加的な指示の欄がある。そしてキーボード入力を待
つ。オペレータがディスプレイ1161の画面のカーソ
ルを「記録開始頁2行」の欄の頁に置き、テンキーで数
字を入力すると入力テンキーNo、対応の数字データ(
1桁)が頁データとして読込まれる。他の指定も同様で
ある(4〜7)。キーボードのスタートキーが押される
と、そこでプロセッサ111は指示読取を終了し、指示
画面を消去して。
その前の画面に戻す。なお、プロセッサ111は。
スタートキーが押された時点までに頁入力のみで行入力
がなかったときには、頁入力が開始アドレスのときは指
定頁の第1行の先頭にセットし1頁入力が終了アドレス
のときは指定頁の未行の末尾にセットする。音声記録位
置入力がなくスタートキーが押された場合には、直前の
処理が文章作成や編集であったときには、記録処理ルー
チンに進む前にカーソルがあった行の先頭(その行に情
報がない場合)又は次の行の先頭(その行に情報がある
場合)を音声圧縮データの記録開始位置とする。
直前の処理がメニュー表示であったときには、第1頁第
1行の先頭を記録開始位置とする。いずれにしても、終
了位置入力がなかったときには、終了位置アドレスは設
定しない(4〜10)。プロセッサ111は次いで記録
開始位置から1行分(1行の幅は文字の縦幅:24ドツ
ト)の全黒情報をメモリ113にビット展開で書込む。
これはそこより音声圧縮データが書込まれることを示す
識別用のマーク33(第16a図)となる。プロセッサ
111は次に、プロセッサ112に、該マークの次の行
の先端の位置を示す始端アドレスデータ(メモリ113
への書込み開始アドレデータ)および、入力により設定
されている場合には記録終了位置アドレスデータ(メモ
リ113への書込み終了アドレスデータ)を与え、また
音声記録をプロセッサ112に指示する。そしてて音声
記録開始フラグをセクトしてメインルーチンに戻る。
プロセッサ112は記録開始位置アドレスデータを書込
アドレスレジスタにセットし、また転送を受けている場
合には記録終了位置アドレスデータを終点レジスタにセ
ットし、音声データ処理に割り当てている2つのバッフ
ァメモリの1つバッファメモリ1を書込にセットし、同
期カウンタに1をセットし、チャンネルカウンタに1を
セットする(13)。
これらは、音声処理のための初期設定である。プロセッ
サ112はついで、音声サンプリング周期を定めるdし
タイマをセットしく14)で、タイムオーバの割込を許
可にセットし、デジタル処理回路1にA/D変換を指示
して変換データ(8ビツト)を読み込む(15)。次に
、プログラムされた予測符号化を実行して8ビツトデー
タを4ビツトに圧縮する(16)。次に、4ビツトデー
タを、同期カウンタの内容およびチャンネルカウンタの
内容を参照して、書込に設定しているバッファメモリ(
ノベツファ1又は2)の所定アドレスに書込む(17)
。書込みに設定しているバッファに所定量のデータを書
込むと、該バッファをメモリ113への書込に設定し、
もう1つのバッファをこれからサンプリングする音声の
データ書込に設定する(18)。プロセッサ112は、
1回サンプリングした音声の圧縮データ(4ビツト)を
バッファに書込むと、通常のワードプロセッサとしての
処理を行なうメインルーチンに戻り、dしタイマのタイ
ムオーバで割込がかかると(20)と、第15a図のス
テップ14〜18でなる音声記憶処理を実行する。すな
わち実質上一定の周期(dシ)で音声記憶処理を実行す
る。
ここで第16a〜16c図を参照して、ノベツファメモ
リへの書込み制御を説明する。
この実施例では、音声圧縮データの記録開始に先立って
、1行幅の黒を識別マーク33として書込むようにして
いる。第16a図には、文章新規作成中に、音声記録が
指定され、それ以降音声圧縮データを書込んだときの、
プリントアウトシート3を示す。31は文章を記録した
領域を示し、33は上記識別マークを示し、32は音声
圧縮データを記録した領域を示す。
この実施例では、標準文字をタテ24ドツト、横24ド
ツトで記録するようになっており、このタテ24ドツト
(1行)を識別マークの幅とし、文章記録領域31の主
走査方向Xの長さを識別マーク33の長さおよび音声圧
縮データの1行記録長と自動的に定めるようにしている
。音声圧縮データ単独記録のときには、文章新規作成で
標準としている書式設定で定まるものとするようになっ
ている。
前述のように1行を24ドツト幅としているので、また
音声圧縮データが4ビツトであるので、単純には、1行
に6チヤンネルの音声圧縮データを記録し得る。しかし
、スキャナで記録データを読取るときの情報読取ミスな
ど、情報の消去、混乱等を出来るだけ低くするため、こ
の実゛施例では、音声圧縮データ(1ワード4ビツト)
の1ビツトにタテ2ドツト、横2ドツト計4ドツトの記
録を割り当てるようにしている。これに対応して、同様
にバッファメモリに書込むときに、音声圧縮データの1
ビツトを主走査方向に2ビツト、副走査方向に2ビツト
に拡大して書込み、その状態でメモリ113に転送書込
みする。
したがってこの実施例では、1行(24ドツト)に3チ
ヤンネルで音声圧縮データを記録し得る。
しかし、記録データ読取・音声再生において、主走査X
方向の主走査方向のドツト分解読取の精確を記すため、
同期ドツトも記録するようにし、この同期ドツトもX、
Y方向共に2ドツト記録で計4ドツトで記録するように
している。また、この同期ドツトと音声圧縮データドツ
トの区分を明確にするため、結局この実施例では、第1
6c図に示すように、Y方向24ドツト(メモリのビッ
ト分布対応)を、上4ドツトの同期ドツト記録チャンネ
ル、次の8ドツトの第1チヤンネル、次の8ドツトの第
2チヤンネルおよび下4ドツトの空白チャンネルに区分
し、第1チヤンネルおよび第2チャンネルにそれぞれ、
音声圧縮データ(4ビツト)を2倍に拡大して記録する
ようにしている。
第16c図において、34は同期ドツト記録領域を示し
、実記録ドツトは4個で構成される。この例では同期ド
ツト34は、音声圧縮データの4ワード毎に記録するよ
うにしている。バッファメモリおよび主メ・モリ113
の記憶データも実記録ドツト分布と同じとなる。
前述の、第15a図の記録データ作成では、バッファ1
と2に交互に音声圧縮データがX、Yに2倍に拡大され
て書込まれる。各バッファの書込領域は、Y方向24ビ
ツトに設定され、X方向はそのときの文章処理書式設定
に対応したビット数、又は、書式設定がないときには、
標準書式対応のビット数に設定される。記憶開始時には
バッファ1が書込に設定され、同期カウンタに1が設定
され、チャンネルカウンタに1が設定される(第15a
図の13)。第1番目の1ワード(4ビツト)の音声圧
縮データを得ると、同期ドツト(34)と該圧縮データ
がバッファ1のX方向第1ビツト、Y方向第1ビツトか
ら第12ビツトに書込まれる。そして同期カウンタおよ
びワードカウンタが1カウントアツプされる。第2番目
の1ワード(4ビツト)の音声圧縮データを得ると、該
圧縮データがバッファ1のX方向第2ビツト、Y方向第
5ビツトから第12ビツトに書込まれる。そして同期カ
ウンタおよびワードカウンタが1カウントアツプされる
。第3ワードおよび第4ワードの場合も同様である。同
期カウンタはその内容が5になると1に更新される。し
たがって第5番目の1ワード(4ビツト)の音声圧縮デ
ータを得ると、同期カウンタの内容が1になっているの
で、同期ドツト(34)と該圧縮データがバッファlの
X方向第5ビツト、Y方向第1ビツトから第12ビツト
に書込まれる。そして同期カウンタおよびワードカウン
タが1カウントアツプされる。このように、チャンネル
カウンタの内容が1のときには、同期カウンタは5にな
る毎に1に更新され、同期カウンタの内容が1のときに
第1〜4ビツトに同期ドツト(34)が書込まれる。
ワードカウンタの内容が1特長記録ワード数になると、
ワードカウンタがクリアされ、同期カウンタが1にセッ
トされ、チャンネルカウンタの内容が2にセットされる
。これは第2チヤンネルへの書込が指定されたことにな
る。この状態ではチャンネルカウンタの内容が2である
ので、同期ドツトは記録されず、Y方向第13ビツトか
ら第20ビツトに音声圧縮データが書込まれ、第21ビ
ツト〜第24ビツトにはOが書込まれる。
ワードカウンタの内容が1特長記録ワード数になると、
すなわち第1行分のバッファ書込を終えると、チャンネ
ルカウンタの内容が3になる。そこでバッファlが読出
し一メモリ113への転送に、バッファ2が書込みに設
定され、同期カウンタが1に更新され、チャンネルカウ
ンタが1に更新され、ワードカウンタがクリアされる。
そして今度は、上述と同様な書込がバッファ2に行なわ
れる。
バッファ2の書込、すなわち第2行分のバッファ書込が
終了すると、今度はバッファ2が読出し−メモリ113
への書込転送に設定され、バッファ■が音声サンプリン
グ圧縮データ書込に設定される。このような書込−転送
が、音声データ終了位置が設定されているときにはその
位置になるまで、設定されていないときには、停止入力
があるか、メモリオーバになるまで続けられる。
以上の記憶処理により、第16b図に示すような行区分
のプリントが得られるデータが、メモリ113に書込ま
れる。なお、第16b図は、第16a図の領域32の先
頭部を拡大した平面図である。
以上のように音声圧縮データをメモリ113に書込んで
、キーボードの編集印刷キーを押し、次いで実行キーを
押すと、メモリ113のメモリデータがビット/ドツト
対応で記録紙にプリントアウトされる。文章編集中に前
述の音声圧縮データ記憶を行なってプリントを指示した
場合、第16a図に示すプリントが得られる。31は文
章記録領域であり、32は音声圧縮データ記録領域であ
る。
このプリントには音声データが領域32に可視記録され
ており、後述するようにこのプリントから音声を再生し
得る。
メモリ113のデータは、通常のワードプロセッサと同
様にフロッピーに登録することができると共に、他のス
テーションに転送したり登録したりすることができる。
また、コミュニケーションステーションを介してファク
シミリ送信し得る。
最も注目すべきは、文章、絵、イラスト、写真等の可視
認識情報と音声圧縮データの両者を1枚又は数枚に組合
せてプリントした、手紙又はペーパドキュメントとして
郵送、ファイルなどをし得ることである。
次に第15b図を参照して音声再生処理制御を説明する
音声再生には、2つのモードがある。その1つは、たと
えば第16a図に示すような、音声圧縮データを記録し
た記録紙、そのコピー又は印刷紙、をスキャナにセット
して画情報を読取り、その中から音声圧縮データを復元
して音声を再生する第1の態様(スキャナ読取−音声再
生)、たとえば文字/声の複合側り(手紙)の再生であ
り、スキャナ1171に紙をセットしてキーボードの「
原稿読取音声再生」キーが押されると、原稿画像読取−
メモリ113への書込−メモリ113読出し一音声再生
が行なわれる。
もう1つは、メモリ113にすでにデータを表示してい
る状態(たとえば文章作成又は編集、ファクシミリ受信
、ファイル検索、フロッピー文章読み出し)で、音声再
生を指示する第2の態様(メモリ読出し音声再生)であ
る。キーボードの「音声再生」キーが押されと、そのと
きメモリ113に書込まれている音声圧縮データが復号
されて音声が再生される。
前記第1の態様が本発明によって得られる利点が最も大
きい態様である。第1の態様は、前処理として原稿読取
が加わる点、ならびに、必要に応じてメモリ113に読
み込みCRTディスプレイ1161に表示した状態で、
記録紙画像のずれ補正のためのずれ補正編集をする点で
第2の態様と異なるが。
メモリ113に画像データを読込んだ後の処理は両者と
も同じである。なお、ずれ補正編集は、スキャナ117
1で画像情報を読取るときの読取軸X、Yに対する原稿
画像のずれ(主に原稿のプリントアウト時の、プリント
ずれと、スキャナ1171での原稿位置ずれ)を補正す
るための、回転処理およびx、■方向のシフト処理であ
り、ビクセル(スキャナ読取画像)編集に用いられるも
のである。このずれ補正編集で、ディスプレイ1161
画面上で音声圧縮データ記録領域のマーク33又は同期
ドツト34を画面のX軸基準線に平行なるように、メモ
リ113上のデータ位置が修正される。
メモリ113に画像データが書込まれ、必要に応じてず
れ編集補正が行なわれた状態で音声再生キーが押される
と、プロセッサ111は、音声再生フラグをセットしく
22)、プロセッサ112に音声再生を指示し、キーオ
ン前の処理に戻る。
プロセッサ112は音声再生が指示されると、メモリ1
13よりメモリデータを読み出して識別マーク33を検
索する。この検索において、読出しデータが隣接する8
ラインで全黒の場合、読出しがマーク33に入ったとし
て、次にマーク33最初の1ライン(1ビツトライン=
1ドツトライン)の、メモリ113上の領域を検索する
。この検索において、プロセッサ112は、8ライン全
黒を検出したときの、該8ラインの最初のラインのXア
ドレスYbを確認し。
このXアドレスYbより1つ前のYアドレスYPのライ
ンの黒ビットと白ビットの分布を検出する。このライン
Ypが余白であると、YbのラインのYアドレスvbを
、マーク33の左始端と右始端のXアドレスとして設定
し、■読み出しアドレス補正量を0にセットする(24
,25)。Ypのラインが余白でないと、Ybラインの
黒始端XアドレスをXsとし、黒線点アドレスをXeと
すると、XアドレスをXsとしてXアドレスをybから
1づつ小さい値にしてデータビットを読んで、それが黒
から白に変わったときのYアドレス補正量を検出し、ま
た、XアドレスをXeとしてXアドレスをYbから1づ
つ小さい値にしてデータビットを読んで、それが黒から
白に変わったときのYアドレス補正量を検出する。これ
により、マーク33の始端(第1ライン)が(Xs、■
5−1)と(X e r Y e  L )を結ぶ線で
あることが分かる。これら2点のデータより、該線を表
わす数式を演算し、X読み出しアドレスに対するYアド
レス補正量データ(マーク33のV方向始端縁をX軸に
平行に補正するに要する補正量)を演算する(24.2
5)。
つまり、マイクロホン11で捕えた音声をデータ変換し
てメモリ113に記憶した状態で音声再生が指示された
ときには、メモリ113上でマーク33データは、それ
をプリントアウトしたと仮定するとX軸に完全に平行に
なる形で記憶されており、この場合には、メモリ113
上でマークデータ33のななめずれはないので、データ
読出し時に、音声圧縮データ読出しエラーは生じない。
しかし、第16a図、第16b図に示すように一度記録
紙にプリントアウトし、この記録紙あるいはそれの複写
紙又は印刷紙をスキャナ1171で読んだ画像データが
メモリ113に記憶されている場合には、画像読取にお
いて紙の位置ずれなどにより、メモリデータ(メモリ1
13上)では、マーク33はメモリ上の仮想X軸に対し
て正確に平行ではない。
平行でないと、音声圧縮データ(第1チヤンネル。
第2チヤンネル)の読出しが乱れ、正確に音声を再生で
きない。前述のずれ補正編集が行なわれた場合、ずれ量
は無いか少なくなっているが、完全に補正されているか
は不明である。
上述の読出しアドレス補正データ演算(24,25)は
、このようなずれを更に補正して5x軸に平行にした形
での読出しデータと同等に、音声圧縮データを読み出す
ために実行される。
以上のように補正データを設定すると(24、25)、
前述の音声圧縮記憶制御(第15a図)と論理的に逆処
理関係にあるデータ読出しおよび音声再生を行なう。
データ読み出しにおいては、プロセッサ112は、X軸
読み出しアドレスに応じて、先に設定された補正量を加
えてY軸読み出しアドレスを定めてマーク33に続く音
声圧縮データをメモリ113より読み出す。すなわち、
まず、Ys+24(マーク33の次のアドレス)から2
4ライン分のデータを2分の1(4ビツトを1ビツト)
に縮小してバッファ1に読み出し、その次の24ライン
分のデータを同様に縮少してバッファ2に読み出す。こ
のとき、圧縮データ1ワード(正確には第1チヤンネル
で1ワードと第2チヤンネルで1ワードの計2ワード)
に各1ビツトが割り当てられた同期ビットの情報が黒で
あると、同期カウンタの内容を参照して、それが5であ
るとそのまま同期カウンタの内容を1に更新し、圧縮デ
ータ1ワードをバッファに書込む毎に6同期カウンタの
内容を1インクレメントする。同期ビットの情報が黒の
ときに同期カウンタの内容が4以下であると、ワード検
出が欠落していたとして5に足らない数分、同一ワード
データを連続して書込む65を越えていたときには、同
期ドツト検出が欠落していたとして、ワード書込はその
ままとして同期カウンタの内容を1に更新する(26)
。プロセッサ112は1次にバッファ1を読出しにセッ
トし、チャンネルカウンタに1をセットし、ワードカウ
ンタに1をセットして(27)、dtタイマをセットL
、dt、タイマのタイマオーバに応答する割込を許可に
セットしく27)、バッファ1の第1チヤンネルの第1
番の1ワード(4ビツト)のデータを読み出し、プログ
ラムされている予測復号化を実行して8ビツトのデータ
を得て(28)、D/A変換器(第3図)に出力セット
し、ワードカウンタを1カウントアツプして(29)、
通常のワードプロセッサとしての処理を行なうメインル
ーチンに戻る。
dしタイマのタイムオーバで割込がかかる(31)とプ
ロセッサ112は、dtタイマをセットしく27)、チ
ャンネルカウンタの内容jとワードカウンタの内容jで
定まる第1チヤンネルの第jワードを読み出して予測復
号化を実行して8ビツトデータを得て、D/A変換器に
更新出力し、ワードカウンタを1インクレメントして、
その値を、第26ステツプで書込んだワード数と比較し
て、ワードカウンタの内容が該ワード数を越えていない
とメインルーチンに戻る。ワード数を越えているとワー
ドカウンタの内容を1に更新し、チャンネルカウンタの
内容を1インクレメントする。そしてチャンネルカウン
タの内容が2以下であるとメインルーチンに戻る。これ
は読出しチャンネルを更新したことになる。チャンネル
カウンタの内容が3以上であると、チャンネルカウンタ
を1に更新し、バッファ2を読出しにセットし、バッフ
ァ1を書込みにセットして、バッファ1への書込(メモ
リ113よりの第3行のデータ読出しとバッファ1への
書込:前述のステップ2Gと同様な読出し/書込み処理
)をセットし、これを開始する。その後は、第に+1行
のバッファ1への書込みおよびバッファ2より第に行の
第1チヤンネルデータおよび第2チヤンネルデータの読
出しをしてその次には、第に+2行のバッファ2への書
込みおよびバッファ1より第に+1行の第1チヤンネル
データおよび第2チヤンネルデータの読み出しをすると
いう形で、バッファ1への書込・バッファ2よりの読み
出し−バッファ2への書込・バッファ1よりの読み出し
、と交互に書込みと読み出しを行なう。
以上のメモリ113よりの音声圧縮データの読み出し一
復号−D/^出力処理により、音声サンプリング周期d
t (音声記録周期)と実質上等しい周期で音声データ
(8ビツトデータ)が順次にフナログ処理回路2(第3
図)に出力され、記録音声が再生される。
この記録音声再生中でも、音声再生キーを押す前後に文
章編集がセットされていると、メインルーチンで、キー
ボード入力に応じた文章入力/編集が行なおれる。した
がって、たとえばオペレータは、音声を聞きながらそれ
を文章としてキーイン(文章作成)し得る。
第16a図は、文章新規作成又は編集を設定して領域3
1に文章を作成し、その次に音声記録をしてプリントア
ウトした記録紙を示す。これ以外に、まず音声記録をし
てから文章作成又は編集を設定して文章を音声圧縮デー
タの次に書込むこともできる。また、文章と音声を交互
に書込むこともできる。
スキャナ1171である紙の絵を読込んで、編集処理で
メモリ113上のデータおよびディスプレイ1161上
の画像の一部のみを残して他部を消去し、次に残した画
像の始点を音声記録開始位置に指定して音声記録を指示
したときには、第17図に示すように、残した絵領域の
外に音声圧縮データが書込まれる。
文章がすでに書込まれているときには前述のように1文
章の次の行から文章の1行の長さ範囲に音声圧縮データ
が書込まれるが、文書書式設定で設定された用紙サイズ
に対応付けて音声圧縮データの1行の長さ領域を予めプ
ログラム上で設定しておき、音声記録開始位置指定は任
意として、該開始位置より、文章書込領域外に音声圧縮
データを書込むようにしてもよい。この場合には、文章
の左側および右側にも音声圧縮データが書込まれること
になる。
以上に説明した本発明の一実施例の各種使用態様の内1
本発明の要旨に関連した使用態様を要約すると次の通り
である。
使用態様l:スキャナ(171に音声圧縮データを記録
した紙をセットして画像読取を指示して、画像データを
メモリ113に書込み、次に編集を指示してずらし補正
lIa集をして、音声再生を指示する。
使用態様2:他のステーション(例えばファクシミリス
テーション)より送られた画像データをCRTディスプ
レイに表示し、必要に応じてずらし補正編集を施こして
音声を再生する。
使用態様3:態様1又は2で所要の発声が得られると、
必要に応じて編集処理をしてメモリ113の画像データ
全部あるいはその一部をフロッピーに登録する。あるい
は他のステーションに転送する。
編集した場合、プリントアウトしてもよい。
使用態様4:フロッピーあるいは他のステーションに登
録した画像情報を呼び出して音声を再生する。
使用態様5:スキャナ読取、フロッピー再生又は他のス
テーションよりの呼出し等で、通常の画像編集処理と同
様に、他の画像と組合せ、必要に応じて音声を再生し1
編集済画像をプリントアウトし、フロッピーに登録し、
あるいは他のステーションに転送する。
使用態様6:上記態様2〜4の、2態様以上の組合せ・ なお上記実施例においては、音声記@/再生を一台で行
ない得る構成としているが、プリンタ1173 、デジ
タル処理回路1およびマイクロホン11を備えない音声
再生(および文章処理)専用機としてもよい。これに対
応して、スキャナ1171.アナログ処理回路2および
スピーカ21を備えない音声記録(および文章処理)専
用機を提供してもよい。
しかし、これらに関連して省略するハードやプログラム
は比較的に少量であるので、1台で音声記録および再生
ができるように、一台にスキャナ1171、アナログ処
理回路2.スピーカ21.マイクロホン11およびデジ
タル処理回路1を備えるのが好ましい。
■効果 最近は極低価格携帯形から比較的に高価格専用機まで多
種のパソコンおよびワードプロセッサが普及しており、
パソコンも周知の通り、ワードプロセッサとして活用し
得る。しかしてこの種のOA機器では、外部とのデータ
のやり取りをする端子を備えるのが大半であり、その端
子に、モデム等を備えるスキャナを容易に接続し得る。
またモデムを備えるものもある。したがってこの種のパ
ソコンおよびワードプロセッサを、第3図に示す如きの
、スキャナ、スピーカおよびアナログ処理回路、ならび
にプリンタ、マイクロホンおよびデジタル処理回路を備
えるものとし、かつ、機能プログラムに前述の音声記録
/再生処理プログラムおよび音声圧縮データを文字キャ
ラクタデータと同様にビットマツプ展開して編集する編
集プログラムを加えておくことにより、OAの対象から
は外れていた音声処理を、可視情報処理と同様に。
また、可視情報と組合せて処理出来るので、OA機器へ
のハード付加が少なく、シかも処理プログラムも再情報
処理プログラムと共用できる部分が多いので追加が少な
い。
しかして、たとえば取材や会議記録など1口述記録する
仕事において、その場でキーインし得る場合には文章入
力し、それが難かしいときには音声記録としてシート上
に可視記録し得る。また作成文章(音声圧縮データを含
む)はメモリに保持され、また必要に応じてフロッピー
記録するので、その場で音声を再生できる。その場でプ
リントアウトして交付できる。チープレ°コーダなどを
別途必要としない。その後に、フロッピーを再生して。
あるいはスキャナで記録紙を読取って、音声を再生しな
がらそれを文章にしてキーインし得る。
また、たとえば、特許出願は通常明細書である文字情報
書類と、図面であるイラスト情報書類で行なわれるが、
その内容の理解のためには、明細書の文章を読み1図面
を見ることを繰り返して出願の発明が理解されるが、こ
のとき、明細書のめくりと、図面のめくりにかなりの労
力を要する。
特に目を文章と図面の間に移し変える頻度が高く、彼方
が大きい。仮に本発明の処理装置を用いて、明細書を文
章と音声圧縮データの組合せとすると、音声を再生しな
がら図面のみを見て内容を理解することが可能となり、
理解が容易となり、彼方、特に眼性彼方、も少なくなる
ものと確信する。
遠隔地には、音声圧縮データを記録した紙を手紙と同じ
く送ることができ、OAが家庭に普及した現在において
は、文字と音声圧縮データを記録した普通紙を、文字+
音声の便りとして郵送することができる。ファクシミリ
で送ると文字情報と同時に音声情報が送信されことにな
り、これは、文字+音声の電子メールである。
この外に、従来の絵本、教育書、説明書、取扱書、書籍
2カタログ、証明書、資格カード等々を、可視記録媒体
のみに可視情報と音声情報を同じく記録したものにする
ことができる。
したがって本発明は、普通紙を用いる従来の可視情報処
理、伝達、保管および利用の分野にそのまま適用するこ
とができる。特別な情報媒体を要しないので汎用性が高
く、情報処理分野に新たな広がりをもたらすであろう。
パソコンやワードプロセッサを、音声再生専用機とした
場合でも、従来の可視情報と同様に画像情報を読み取り
、発声するという、新たな、機能がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の外観を示す斜視図、第2図
はその内部構成概要を示すブロック図である。 第3図は第2図に示すデジタル処理回路1およびアナロ
グ処理回路2の構成を示す電気回路図である。 第4図、第5図、第6図、第7図、第8図、第9図、第
10図、第11図、第12図、第13図および第14図
は、それぞれ第2図に示す各ブロックの内部構成を示す
ブロック図である。 第15a図は、プロセッサ111および112の音声記
録処理制御の概要を示すフローチャート、第15))図
は、プロセッサ111および112の音声再生処理制御
の概要を示すフローチャートである。 第16a図は、文章と音声データを編集してプリントア
ウトした記録紙の平面図であり。 第16b図は、第16a図の一部を拡大して示す平面図
、第16c図は更に拡′大して示す平面図である。 第17図は、絵と音声データを編集してプリントアウト
した記録紙の平面図である。 1:デジタル処理回路 2:アナログ処理回路(アナログ変換手段のD/A変換
手段) 3:記録シート     1にマイクロホン21:スピ
ーカ(電気/音変換手段) 100:ワードプロセッサ本体(アナログ変換手段の復
号手段、記憶手段、再生制御手段) 111.112 :マイクロプロセッサ113:メモリ
(記憶手段) +17 : I10モジュール  120:通信制御装
置1161 : CRTディスプレイ(面表示手段)1
171 :スキャナ(画像読取装置)1172 :キー
ボード(W集入力手段)1173 :レーザプリンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音波デジタルデータをビット単位で可視ドット記
    録した記録シート 該記録シートの画像情報を読み取る画像読取装置; 画像読取装置で読み取ったドット画像データを記憶する
    ための記憶手段; 該記憶手段のドット画像データをアナログ信号に変換す
    るためのアナログ変換手段; 該アナログ信号で付勢される電気/音波変換手段;およ
    び、 該ドット画像データを該記憶手段に与えて記憶し、該記
    憶手段のデータを前記アナログ変換手段に与える再生制
    御手段; を備える音波情報再生装置。
  2. (2)音波デジタルデータは、音波から変換された電気
    信号を2ビット以上の2値信号でなるデジタルデータに
    A/D変換し該デジタルデータをデータ圧縮したもので
    あり、アナログ変換手段は、記憶手段から読み出したデ
    ジタルデータを復号する復号手段および復号データをD
    /A変換するD/A変換手段でなる前記特許請求の範囲
    第(1)項記載の音波情報再生装置。
  3. (3)前記再生制御手段は、前記記憶手段のデータを表
    示するための面表示手段を備え、該記憶手段のデータを
    該面表示手段に表示する前記特許請求の範囲第(1)項
    記載の音波情報再生装置。
  4. (4)前記再制御制御手段は、編集入力手段を備え、該
    編集入力手段の入力に応じて前記面表示手段および記憶
    手段のデータ位置をシフトする編集制御手段である前記
    特許請求の範囲第(2)項記載の音波情報再生装置。
JP60101085A 1985-05-13 1985-05-13 音波情報再生装置 Pending JPS61259380A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0720121A2 (en) * 1994-12-28 1996-07-03 Sharp Kabushiki Kaisha Information reproducer and information creating unit
US5929429A (en) * 1995-01-03 1999-07-27 Xerox Corporation Distributed dimensional labeling for dimensional characterization of border-type embedded data blocks

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