JPS61258980A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JPS61258980A
JPS61258980A JP9930785A JP9930785A JPS61258980A JP S61258980 A JPS61258980 A JP S61258980A JP 9930785 A JP9930785 A JP 9930785A JP 9930785 A JP9930785 A JP 9930785A JP S61258980 A JPS61258980 A JP S61258980A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
hollow body
blade
body side
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP9930785A
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English (en)
Inventor
Shuichi Kitamura
修一 北村
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Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は,各々のローターが非接触状態で同期的に互い
に反対方向へ回転し合うポンプに係わり,製造が容易で
,製造原価が低廉なポンプを提供しようとしたものであ
る。
本発明を理解する為に,先ず従来提案されたポンプ(詳
しくは昭和59年特許願第126516号参照)につい
て説明する。
第1図において,ローター1は基準円周面3と,この基
準円周面3から陥没した部分を有しながら羽根5の羽根
外周部6まで連絡する羽根嵌り込み部4と,この羽根嵌
り込み部4に隣接しながら基準円周面3から突出した羽
根5とを有しており(ローター2についても同様である
),ローター1とローター2とは非接触状態で(0.2
mm程度の極めて僅かな間隙を保ちつつ)図示しない同
期歯車によつて同期的に互いに反対方向へ回転し合う様
になつている。
線c1(実際には面であるが断面を考える)は線c3に
よつて創成される様になつており,例えばピツチ円が基
準円周面3に一致する連続接触型歯車(図示せず)の歯
末の歯形曲線、歯元の歯形曲線を各々線c1,c3とし
て使用する。
この時,α=βである。
更に,線c2はローター2の羽根5の羽根外周部6(羽
根5のローターケーシング13の内周面に面で密接する
部分)と羽根嵌り込み部4との交わり部により創成され
る様になつている。
線c′2はローター1の羽根5の羽根外周部6と羽根嵌
り込み部4との交わり部により創成される必要は特にな
いが,両者間とは1〜2mm程度の間隙を残しておく事
が望ましい(但し,様c′2の先端部の位置は正確でな
ければならない)。
8はローター1の中心軸と同心的に固定された中空体で
,この中空体8の周囲に密接してローター1が回転する
様になつている。
12はローター1をしつかりと支えるローター支持体,
線c4はローター1の羽根5の羽根外周部6が密接する
円周面で,逆にローター2の羽根5の羽根外周部6は中
空体8に密接する様になつている。
ローター1,2の形状は各々互いに事実上合同である。
今,各々のローターの羽根5によつて挟まれたポンプ室
7に注目すると,同ポンプ室7内の流体は同ポンプ室7
の容積の縮小によつて密閉的に圧縮され,中空体8内の
圧力にほぼ等しくなつた時点で羽根嵌り込み部4,及び
中空体8に形成された吐出口9を介して中空体8内へ最
後まで吐出される様になつている。
10は吸入通路,11は吸入溝である。
さて以上の様に構成されたポンプにおいては線c1,c
2,c3を極めて正確に形成する必要があり,従つて製
造が困難で,製造原価が高騰する欠点があつた。
本発明はこの様な欠点を解決しようとしたもので,以下
図面に従つて説明する。
第2図は本発明によるポンプの一実施例で,各々のロー
ターが,基準円周面3と,この基準円周面3から陥没し
た部分を有しながら羽根5の羽根外周部6まで連絡する
羽根嵌り込み部4と,この羽根嵌り込み部4に隣接しな
がら基準円周面3から突出した羽根5とを有する様に各
々構成されたローターが非接触状態で同期的に互いに反
対方向へ回転し合う様になつており,第1図と同様にロ
ーター1は固定された中空体8の周囲に密接して回転す
る様になつている。
中空体8側のローター1の羽根嵌り込み部4の遅れ側の
部分(線l2に相当する部分)は,中空体8側のロータ
ー1と噛合うローター2の羽根5の羽根外周部6と羽根
嵌り込み部4との交わり部(通常は線l′2の先端部の
点とするが,羽根外周部6と線l′2との交わり部に小
さな丸みを形成し,この小さな丸みとしても良い)によ
つて創成される様になつている。
更には中空体8側のローター1の羽根嵌り込み部4の進
み側の部分の断面の線l3,及び中空体8側のローター
1と噛合うローター2の羽根5の進み側の羽根側面の断
面の線l1に注目し,いずれか一方の線が他方の線の一
部(点も含む)又は全部によつて創成される様になつて
いる(これは例えば線l1,l3を各々第1図における
線c1,c3とすれば良いし、更には線l3を若干修正
し、この修正された線の先端部にある点により線l1を
新たに創成する様にすれば良い)。
そして,中空体8側のローター1と噛合うローター2の
羽根嵌り込み部4の遅れ側におけるいずれか一方のロー
ターの中心軸を中心軸とする円周面(例えばローター2
の羽根嵌り込み部4における線l4に相当する円周面,
更には第4図における欠円部16に相当する円周面)を
除く部分(線l′3に相当する部分)と,中空体8側の
ローター1の羽根5の遅れ側の羽根側面(線l′1に相
当する部分)との間の間隙を最も接近した状態でも比較
的大きく(一般には1.0mm程度)取る様にしてある
従つて線l′1,l′2,l′3は正確に形成する必要
はない(但し,線l′2の先端部の位置は従来通り正確
に形成する)。
ローター2の羽根5の羽根外周部6は中空体8に密接す
る様になつている。
今,各々のローターの羽根5によつて挟まれたポンプ室
7に注目すると,同ポンプ室7内の流体は,ローター2
の羽根嵌り込み部4の遅れ側の部分の基準円周面3との
交わり部t2がローター1の基準円周面3に到達(密接
)した時点から同ポンプ室7の容積の縮小によつて密閉
的に圧縮されし従つて前述の時点までは,同ポンプ室7
内の流体は逃し溝14を介してそのまま吸入通路10内
へ逃されるのである)、中空体8内の圧力にほぼ等しく
なつた時点でローター1の羽根嵌り込み部4,及び中空
体8に形成された吐出口9を介して中空体8内へ最後ま
で吐出される様になつている(従つてポンプの全■熱効
率は高く,騒音も小さい)。
この様に本発明によれば,線l′1,l′3を正確に形
成する必要がないので,線l′1,l′3をも正確に形
成しなければならない従来(第1図参照)に比較して,
製造が容易で製造原価が低廉であると合う事ができる。
又,リシヨルムポンプ(図示せず)に比較しても各々の
ローターがヘリカル状にねじれていないから,製造が容
易で製造原価も低廉である。
かくして本発明の目的を達成する。
第3図は,中空体8側のローター1が羽根5を2枚有し
,中空体8側のローター1と噛合うローター2が羽根5
を1枚有するポンプに本発明を実態したもので,ロータ
ー1の線l2はローター2の羽根5の羽根外周部6と羽
根嵌り込み部4との交わり部によつて創成される様にな
つている。
更にはローター1の線l3,及びローター2の線l1に
注目し,いずれか一方の線が他方の線の一部又は全部に
よつて創成される様にすると共に,ローター1の線l′
1とローター2の線l′3との間の間隙を最も接近した
状態でも比較的大きく取る様に構成されている(ロータ
ー2の羽根5の羽根外周部6は中空体8に密接する様に
構成されている事は言うまでもない)。
ローター2の羽根嵌り込み部4にある円周面(線l4に
相当する部分)とローター1の羽根5の羽根外周部6と
は,互いに密接させる必要はないが,両者間には1.0
〜1.5mm程度の間隙を残しておく様にするのが良い
(第2図も同様である)。
かくして線l′1,l′3をも正確に形成しなければな
らない従来(図示せず)に比較して製造が容易で製造原
価も低廉となり(リシヨルムポンプに比較しても全く同
様である)。本発明の目的を達成する事ができる。
ローター2の羽根嵌り込み部4の遅れ側の部分の基準円
周面3との交わり部t2がローター1の基準円周面3に
到達(密接)した時点から,各々のローターの羽根5に
よつて挟まれたポンプ室7の圧縮過程が開始される事は
言うまでもない。
尚,ローター1が羽根5を3枚有し,ローター2が羽根
5を1枚有するポンプにも,同様に本発明を実施する事
ができる。
次に,第2図におけるローター2が第4図に示す如くロ
ーター1の羽根5の羽根外周部6が密接する欠円部16
を有する欠円体15の周囲に密接して回転する様に構成
した実施例を,第4図に示す。
即ち第4図において,15は固定された欠円体,16は
欠円部,12はローター2をしつかりと支えるローター
支持体で,ローター1の羽根5の羽根外周部6の遅れ端
が欠円部16から離れる瞬間には,ローター2羽根嵌り
込み部4の遅れ側の部分の基準円周面3との交わり部t
2が(既に)ローター1の基準円周面3に到達(密接)
したいる様に構成されているから,各々のローターの羽
根5によつて挟まれたポンプ室7と吸入通路10との連
通は常時遮断される様になり,第2図における逃し溝1
4を不要とし,ポンプの吐出容積を増加させる事ができ
る。
以上は第3図に示す実施例においても同様に実施する事
ができ,これによりポンプの吐出容積は若干増加する。
第5図は,中空体8側のローター1が羽根5を3枚有し
,中空体8側のローター1と噛合うローター2が羽根5
を2枚者するポンプに本発明を実施したものである。
15は固定された欠円体,16はローターの羽根5の羽
根外周部6が密接する欠円部で,ローター1の羽根5の
羽根外周部6の遅れ端が欠円部16から離れる瞬間には
,ローター2の交わり部t2が(既に)ローター1の基
準円周面3に到達(密接)したいる様に構成されている
から,各々のローターの羽根5によつて挟まれたポンプ
室7と吸入通路10との連通は常時遮断される様になる
かくしてローター1の線l′1,及びローター2の線l
′3を正確に形成する必要がないから,線l′1,l′
3をも正確に形成しなければならない従来(図示せず)
に比較して製造が容易で製造原価が低廉であると言う事
ができる。
(ローター2の線l1を創成するローター1の線l3は
形成しやすい直線を採用してある)。
尚,第5図において中空体8の直径を若干拡大し,第6
図に示す如くローター2の羽根5の羽根外周部6が密接
する欠円部17を中空体8に形成する様にすれば,両者
は面と面で密接する事ができるから,圧縮されてた高圧
流体の漏れ損失が減少する(以上は本発明の他の実施例
にも適用可能である)。
本発明は以上の如く構成されているので,製造が容易で
,製造原価が低廉なポンプを提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のポンプの図,第2・3・4・5図は本発
明によるポンプの図,第6図は中空体の図である。 1・2はローター,3は基準円周面,4は羽根嵌り込み
部,5は羽根,6は羽根外周部,7はポンプ空,8は中
空体,9は吐出口,10は吸入通路,11は吸入溝,1
2はローター支持体,13はローターケーシング,14
は逃し溝,15は欠円体,16・17は欠円部,c1・
c2・c3・c4・c′2・l1・l2・l3・l4・
l′1・l′2.l′3は線,t2はローター2の羽根
嵌り込み部の遅れ側の部分の基準円周面との交わり部で
ある。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々のローターが、基準円筒面と、この基準円筒
    面から陥没した部分を有しながら羽根の羽根外周部まで
    連絡する羽根嵌り込み部と、この羽根嵌り込み不に隣接
    しながら前記基準円筒面から突出した羽根とを有する様
    に各々構成されたローターが非接触状態で同期的に互い
    に反対方向へ回転し合い、かつ各々のローターの基準円
    筒面が互いに密接し合う様に構成されたポンプであり、
    片方のローターが固定された中空体の周囲に密接して回
    転する様に構成すると共に、前記中空体側のローターと
    噛合うローターの羽根の羽根外周部が前記中空体に密接
    する様にしたポンプにおいて、前記中空体側のローター
    の羽根嵌り込み不の遅れ側の部分が前記中空体側のロー
    ターと噛合うローターの羽根の羽根外周部と羽根嵌り込
    み部との交わり部によって創成される様にならしめると
    共に、前記中空体側のローターの羽根嵌り込み部の進み
    側の部分の断面の線、及び前記中空体側のローターと噛
    合うローターの羽根の進み側の羽根側面の断面の様に注
    目し、いずれか一方の線が他方の線の一部又は全部によ
    って創成される様にならしめ、前記中空体側のローター
    と噛合うローターの羽根嵌り込み部の遅れ側におけるい
    ずれか一方のローターの中心軸を中心軸とする円周面を
    除く部分と、前記中空体側のローターの羽根の遅れ側の
    羽根側面との間の間隙を最も接近した状態でも比較的大
    きく取る様にし、更に各々のローターの羽根によって挟
    まれたポンプ室に注目し、同ポンプ室内の流体が同ポン
    プ室の容積の縮小によって圧縮された後に前記中空体側
    のローターの羽根嵌り込み部、及び前記中空体に形成さ
    れた吐出口を介して前記中空体内へ吐出される様にした
    事を特徴とするポンプ。
  2. (2)中空体側のローターと噛合うローターが固定され
    た欠円体の周囲に密接して回転する様に構成すると共に
    、中空体側のローターの羽根を羽根外周部が密接する欠
    円部を前記欠円体に形成し、中空体側のローターの羽根
    の羽根外周部の遅れ端が前記欠円体の欠円部から離れる
    瞬間には、中空体側のローターと噛合うローターの羽根
    嵌り込み部の遅れ側の部分の基準円筒面との交わり部が
    中空体側のローターの基準円筒面に到達したいる様に構
    成特許請求の範囲第1項記載のポンプ。
  3. (3)中空体側のローター噛合うローターの羽根の羽根
    外周部が密接する欠円部を中空体に形成する様にした特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載のポンプ。
  4. (4)中空体側のローターが羽根を2枚有し、中空体側
    のローターと噛合うローターが羽根を1枚有する側にし
    た特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    のポンプ。
  5. (5)中空体側のローターが羽根を3枚有し、中空体側
    のローターと噛合うローターが羽根を1枚有する様にし
    た特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    のポンプ。
  6. (6)各々のローターが羽根を各々2枚づつ有する様に
    した特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
    載のポンプ。
  7. (7)中空体側のローターが羽根を3枚有し、中空体側
    のローターと噛合うローターが羽根を2枚有する様にし
    た特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    のポンプ。
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