JPH01267378A - 内歯歯車機械 - Google Patents

内歯歯車機械

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JPH01267378A
JPH01267378A JP1040152A JP4015289A JPH01267378A JP H01267378 A JPH01267378 A JP H01267378A JP 1040152 A JP1040152 A JP 1040152A JP 4015289 A JP4015289 A JP 4015289A JP H01267378 A JPH01267378 A JP H01267378A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/082Details specially related to intermeshing engagement type machines or pumps
    • F04C2/084Toothed wheels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C2/101Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member with a crescent-shaped filler element, located between the inner and outer intermeshing members

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般的に、内歯歯車ポンプのような内歯歯車
機械に関する。
(従来の技術) ポンプのような内歯歯車機械においては、外側に歯を形
成されたピニオンもしくはポンプ・インペラがポンプの
本体に対して偏心状態に取り付けられ、それによりポン
プのケーシング内に回転可能に設けられた内歯を有する
環状歯車を作動させるようにしている。そのようなポン
プの圧送作動時には、当該ポンプの加圧室内にある流体
が、前記ピニオンおよび環状歯車の歯間の係合もしくは
噛み合いが増大することにより、外歯付きピニオンと内
歯付き環状歯車の噛み合っている歯間の間隙の外へ追放
され、その結果、当該流体は前記ポンプの出口へ搬送さ
れる。そのような追放作用により、前記流体は前記ピニ
オンおよび環状歯車の歯を軸方向および半径方向に通過
して流れ去るように強制され、前記ピニオンおよび環状
歯車の歯は、当該環状歯車およびピニオンの各歯間の間
隙内に入る。しかし、前記噛み合っている歯間の流体の
流れのために確保できる間隙は、当該歯間の噛み合い係
合の初期において既に比較的小さく、それゆえ、前記噛
み合う歯が互いに面接触を行なうようになるかなり前に
、既にその流体の流れに対して比較的高いレベルの流れ
抵抗が存在することになる。さらに、そのような流れ抵
抗は、前記噛み合っている山間の流体の流れのために確
保できる間隙の寸法が減少するときにも生じ、前記歯の
噛み合い係合がさらに増体すると、前記間隙は最終的に
ゼロとなる。そのような高いレベルの流れ抵抗は、それ
自体、ポンプからの出力の損失として現れる。
そのようなパワーの損失を減少させる努力を施した構成
を有する内歯歯車ポンプによると、それの環状歯車は、
複数の半径方向に延在する開口を有し、これらの開口は
、環状歯車の複数の歯間の間隙の領域内において、環状
歯車の外周囲部を当該環状歯車の内側と連通させ、その
結果、当該ボンブにより配送される流体は、前記環状歯
車を貫通している前記開口を通してポンプ出口へ通され
る。前記環状歯車を貫通する開口が存在すると言うこと
が意味することは、前記環状8車およびピニオンの噛み
合っている歯間の間隙が減少するときに、前記流体も、
前記環状歯車を貫通している開口の方向内において、前
記噛み合い要素の歯間の間隙を去ることができ、その結
果、環状歯車およびピニオンの噛み合っている歯間で流
体が圧搾される現象は、特に当該各歯間の完全な噛み合
い係合状態の直前では発生しないと言うことである。
これらの線に沿う他の改良が、米国特許明細書第173
9139号に開示されているように、他の構成の内歯歯
車機械において見出されるはずである。当該米国特許に
おいては、環状歯車の外周囲部を当該環状歯車の複数の
歯間の間隙と連通させる開口に加えて、他の開口が存在
し、これらの他の開口は、環状歯車の外周囲部から始ま
って、当該環状歯車の各歯を通り、当該各市の尖端へ到
達しており、且つ当該各歯の尖端において精密に開放さ
れている。そのような構成により、環状歯車の各歯の尖
端と、外歯付きピニオンの各歯間の間隙との間に存在し
て圧搾される全ての流体は、同様に上記した方法と同じ
方法で、ポンプの加圧室へ移送される。しかし、そのよ
うな内歯歯車ポンプ内の開口は、当該開口を環状歯車の
菌内に位置させることによって、比較的小さくすること
ができるだけのものである。なぜなら、もし当該各開口
が小さくないとすると、大寸法であって、密接に連続す
るように互いに隣接する必要のある当該各開口により、
前記環状歯車の強度が過度に損われるからである。当該
各開口の寸法が小さいと言うことが意味することは、そ
の結果、それらが狭い流路断面を有し、それゆえ、特に
環状歯車の歯の尖端で開放されている開口が、依然とし
て非常に狭い流路を形成し、当該流路は、これらの流路
を通して移送されるべき流体に対して、重要で無くはな
い程の流れ抵抗を示すと言うことである。したがって、
その機械においては、当該機械の動作により移送される
流体の流れに対する高い抵抗に基づくパワーの損失を低
減させることが、狭い限度内のみにとどまっている。
西独国公開出願(DE−O3)第1802984号から
見ることができるように、外歯歯車ポンプに関しては、
噛み合っている歯間に存在して圧搾される流体を排除す
るために、半径方向に延在する複数の開口が、2つの相
互に噛み合う外歯付き歯車の1つに設けられ、当該各開
口は各歯の側面内へ変位されており、それゆえ、それら
は前記各歯の歯先円および歯元円の両方に交差し、且つ
その結果、前記各歯の尖端の領域、および当該各歯の根
元の領域を前記歯車のシャフト取付は孔へ連通させてい
る。この構成は、流体が噛み合っている歯車の歯間に捕
捉されるのを回避し、そして、結果的に、協働している
歯間の噛み合い係合の現象の終わりに圧力損失の発生が
増大するけれども、前記歯車の取付は孔へ移送されるよ
う、当該ポンプにより搬送される流体の一部は、当該ポ
ンプからの配送量に僅かではない損失を発生させる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、より高いレベルの動作効率を有する内
歯歯車機械を提供することにある。
本発明の他の目的は、ポンプに含まれる構成要素の強度
を著しく減少させることなく、ポンプを通過する流体の
流れを強化し且つさらに合理的にする内歯歯車ポンプを
提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、強度を著しく減少させるこ
となく、相互に噛み合っている歯間を流れる流体に基づ
く損失の程度をさらに減少させることができる内歯歯車
機械を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、流体損失を減少させてポン
プ作用を強化するとともに、適切な構造形態との互換性
を有する内歯歯車ポンプを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明によると、これらの目的および他の目的は、ポン
プのような内歯歯車機械であって、内歯付き環状歯車と
、これに噛み合う外歯付きピニオンとを具備し、充満部
材が前記環状歯車および前記ピニオンの間に配置されて
いる内歯歯車機械により形成される。前記環状歯車は、
これをほぼ半径方向において貫通する複数の開口を有し
、これらの開口は、前記環状歯車の内側にある複数の歯
間の領域内において、当該環状歯車の外周囲部を当該環
状歯車の内側と連通させる。前記各歯間の間隙内へ開放
している前記各開口は、一対の歯間に各間隙の一側を設
定している各歯の非当接側面内へ配置され、且つこれら
の開口が、前記各歯の基部および当該各歯の尖端間を連
通させる範囲に配置されている。
(発明の作用および効果) それゆえ、本発明による構造は、環状歯車の各歯の尖端
まで、別々に各歯を通って延在する開口がないが、隣接
する複数の歯間の間隙内へ開放されている残りの開口が
、前記各歯の非当接側面内に配置され、それにより当該
各開口が、歯の根元および当該歯の尖端間を連通させる
ようにしている。開口の数は半分に減るので、当該各開
口は、環状歯車の全体強度に悪影響を及ぼすことなく、
大きい断面を有することができる。同時に、環状歯車の
歯の尖端と、外歯付きピニオンの歯の根元との間で見出
されるべき流体も、流れ抵抗が低い条件下で、前記歯の
非当接側面の領域内へ入り込み、次いでそこから、環状
歯車を貫通している前記開口へ進むことができる。前記
環状歯車を貫通している各開口は、前記機械もしくはポ
ンプの出口へ到達しているので、その構造においては、
配送量の損失が存在しない。
本発明のさらに有利な実施例によると、前記各歯の尖端
側のエツジである前記各開口のエツジの高さを越えて、
前記歯の尖端が、環状歯車の冠円もしくは歯先円を設定
しているそれの周囲表面から後退されている。前記歯の
尖端はそのように後退されているので、前記開口の流れ
る流体のために確保し得るスペースが増大される。それ
がよく当てはまるケースは、特に上記した領域内におけ
る前記歯の尖端の後退形状が、当該歯の全幅に亘って延
在するときである。なぜなら、その構造によっても、前
記開口から軸方向に遠い位置の流体のための流通断面が
より大きくなり、それにより当該流体が前記開口を通過
するよう、当該開口へ容易に配送されることが可能とな
るからである。
さらに、前記歯の尖端寄りの側において、前記開口が前
記歯の周囲表面に交差する当該歯の部分内で、当該歯の
尖端が後退されていると言う事実により、結果的に生じ
たエツジは、前記充満部材に関連して前記歯の尖端上に
形成されている潤滑剤の膜を排除せず、あるいは、前記
充満部材が圧延もしくは研磨作用を行なうようにさえす
ることが補償される。
本発明の他の有利な特徴によると、前記各歯の尖端は、
前記開口のうちの上記した部分において、平坦な面取り
部分の形態、または凹形溝もしくは丸溝の形態で後退さ
れることができるが、有利であるのは、面取り部分およ
び溝もしくは丸溝の両方を組合わせた形態である。直前
に記載したケースにおいて望ましいのは、前記面取り部
分が、前記歯の周囲表面から始まって、当該歯の尖端側
のエツジである前記開口のエツジの高さの一部にまで亘
って延在すると同時に、前記溝もしくは丸溝が、その面
取り部分へ直接隣接していることである。この構成は、
前記面取り部分の領域内、ならびに当該面取り部分およ
び前記歯の尖端の平坦な周囲表面の間の移行領域内にお
いて、前記充満部材に関連する潤滑剤の膜を形成し、同
時に前記隣接する溝もしくは丸溝形態は、前記歯の端部
に見出されるべき流体であって、前記開口へ流されるべ
き流体の量のための流路断面を設定する。
一対の歯間の各間隙に関連して、2つの開口を軸方向に
並置された状態に設けることを構想することも可能であ
るが、1つの間隙毎に、適切な大きい断面を有する単一
の開口を設けるのが、より有利である。前記開口は、簡
単な孔の形態となっていてもよいもの、すなわち円形断
面の開口であってもよいものである。しかし、有利であ
るのは、前記開口のうちの少なくとも側部が、対応する
歯の側面内に貫入するよう、当該開口の断面形状が設定
されることであり、そして当該開口の断面形状が、前記
対応する歯の側面に線に対して直線的および平行となる
ことである。その形状が意味することは、前記歯の尖端
の領域内での前記歯側面との交差線も、直線的な交差線
であって、前記歯の方向もしくは前記側面の線に対して
平行に延在することである。そのように構成することに
より、一方では、上記したような前記歯の尖端において
後退された部分の高さが、最小にされることが可能であ
るとともに、他方では、前記開口の断面が、前記対応す
る歯の側面の領域内でより大きく且つ精密になる。また
、そのことにより、前記歯の端部および当該面内の開口
の端部の間での流通経路が短くされる。
前記開口が直前で論じた断面形状を有するものであると
き、すなわち少なくとも一側が直線により設定されるも
のであるときは、歯が既に形成されている環状歯車に孔
を切削することによりそのような開口を設けることが困
難であろうと、留意されるであろう。それに関連して、
本発明の有利な進展例によると、前記環状歯車は2つの
別々の部分から作られてもよく、これらの別々の部分の
分離平面が、前記開口の領域内に位置される。前記環状
歯車は、それを対称的に分ける面において精密に分割さ
れるのが有利である。この構成により可能になることは
、前記中空(環状)歯車の2つの部分を焼結により、ま
た押出しプレスにより作ることであり、この場合、前記
開口を形成する一部は、前記環状歯車部分に直接形成さ
れることも可能である。しかし、留意すべきことは、前
記環状歯車を2つの別々の部分から作ることにより、当
該各別々の部分に設けられ、且つ後で前記開口を構成す
るように協働する四部が、切削加工作業により設けられ
るときにも有利であると言うことである。なぜなら、そ
のような構成の場合、環状歯車の側面に接近することが
極めて容易だがらである。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
最初に第1図を参照すると、内歯歯車ポンプのような内
歯歯車機械において;内側に歯を形成された環状の歯車
1が、ハウジング内に回転可能に配置されており、一方
、外側に歯を形成されたピニオン2が、前記環状歯車1
の内側に回転可能に配置され、且つ環状歯車1の一部と
噛み合う状態で係合している。充満部材3が、前記ピニ
オン2と、前記環状歯車1の残りの部分との間のスペー
ス内に配置され、且つ前記ポンプの加圧室4を吸引室も
しくは取入れ室5から分離している。この充満部材3は
、回転可能に取り付けられたビン6上に支持されている
。前記環状歯車1は、符号7で指示されているようなカ
ップ状ケーシング内に直接取り付けられ、且つ少なくと
も半径方向に延在する複数の開口8を有し、開口8は環
状歯車1を貫通して、環状歯車1の外周囲をそれの内側
と連通させており、当該開口8を通って、前記ポンプに
より搬送されるべき媒体もしくは流体が、前記加圧室4
からポンプ出口(図示せず)まで流れることができる。
第3図に示されているように、前記カップ形ケーシング
7は、その開放側を、符号って指示されるような取付は
カバーにより閉鎖されている。
前記開口8の特別な形状および構成を除いて、第1図に
示されている機械の構造および動作の態様は既知であり
、それゆえ、ここでさらに詳細に説明する必要はない。
次に第3図を参照すると、同図から分がることは、環状
歯車1の一対の山間の各間隔毎に、互いに横に並置され
た2つの開口8があることである。
第2図から分かるように、前記加圧室4の領域において
は、前記ピニオン2の歯12が、符号11で指示するよ
うな隣接する歯のペア間の間隔13の中へ、しだいに深
く入り込み、その結果、間隔13内の流体を間隔13外
へ移動させる。
前記複数の開口8は、前記間隔13の半径方向に延びる
中央平面に関して非対称的であり、その非対称性により
、各開口8は各歯11の側面14を貫通し、側面14は
、環状歯車1およびピニオン2の回転方向の後方の側面
であり、それゆえ、側面14は各歯12が当接する側面
ではない。
第2図に示された実施例において、各開口8は孔の形態
となっており、この孔の直径は、当該孔が、前記各歯1
1の当接側面および非当接側面の両方において前記各歯
の根元を収容するとともに、前記歯11の非当接側面1
4の領域において前記歯の尖端を収容する直径である。
前記開口8のエツジが貫通する前記歯の尖端15の一部
は、第2図で見ることができる要領で後退されているが
、第5図にさらに明確に図示されている。
それゆえ、第5図から理解することができるように、各
歯の尖端の内向き周面に隣接して、各面取り部分16が
設けられ、而取り部分16は、前記歯の全幅に亘って延
在している。非当接側面14が見出されるべき前記歯の
側部において、前記面取り部分1Bに隣接しているのは
、第5図において符号17で指示されているような凸形
溝もしくは丸溝である。この丸溝17は、第5図から明
確に理解することができるように、面取り部分16より
も大きい高さ(深さ)を有するものであり、丸溝17も
前記歯の全幅に亘って延在している。そのような形態の
結果、ピニオン2の歯12が環状歯車1の複数の歯11
間の間隙13内へ入る際、それにより間隙13の外へ移
動される流体が、各開口8の中へ圧入されることが可能
である。それが生じるときは、第2図から明確に理解す
ることができるように、環状歯車1およびピニオン2の
それぞれの歯11および12間での噛み合い係合の最終
段階において、ピニオン2の各歯12の根元へ向かう当
該複数の歯12間のスペースが、環状歯車1の各歯11
の尖端によりほぼ閉鎖され、面取り部分16ないし特に
丸?;1j17が、開口8へ向かう流体のための流路と
して、また開口8の横方向外側で見出されるべき流体部
分のための流路としての役目をする。
第2および3図に示されている実施例では、開口8が円
形断面の簡単な孔の形で設けられており、第4および5
図に示す実施例では、開口8′が異なった断面形状を存
していることにより、それがら異なっている。第4図か
らさらに詳細に理解することができるように、同図にお
いて符号8′で指示されている各開口は、環状歯車1′
の内側に位置されたそれらの端部から環状歯車1の外側
へ向かって、次第に先細りとなる断面を有しているとと
もに、特に各歯の非当接側面14の領域において、それ
らの断面形状に対する直線的境界を有し、この境界は、
前記各歯の側面の線に平行に延在している。また、歯の
尖端15を示す第5図において符号18で指示するよう
な、対応する交差直線が設けられ、この直線18は、面
取り部分1Gおよび溝もしくは丸溝17間の移行部に形
成されたエツジに整列されている。第4および5図に示
す構造において、環状歯車1′ もその中央平面で分割
され、この中央平面は同時に開口8′の対称面となって
おり、それゆえ、上記したように、図示の形態の開口8
′がそのような要領でさらに容品に形作られることが可
能である。環状歯車1′の2つの部分もしくは半割部は
、第4図において符号19で簡単に概略的に指示した例
えばネジ手段により互いに接続され、これらのネジ手段
は、環状歯車1′上の多数の周辺位置に配置され、且つ
環状歯車1′の歯を貫通する。
次に第1図に戻ると、同図から分かるように、各開口8
は環状歯車1をほぼ半径方向において貫通しているが、
各開口8は環状歯車1の中心に関して半径方向に配置さ
れたそれらの長手軸心に精密に整列されてはおらず、む
しろ、対応する半径に対して鋭角となるように傾斜状態
で延在している。その構成において、環状歯車1の周囲
表面上における各開口8の開口端は、歯11を所持して
いる環状歯車1の内側における同一の開口8の開口端に
対して、環状歯車1の回転方向の反対方向へ変位されて
いる。開口8のそのような配置を採用する理由は、開口
8の直径を大きくすることが結果的に可能になることと
、それゆえ開口8を通る流体の流れに対する抵抗レベル
を低レベルに保持することが可能になることにある。第
6図も、そのような状況を拡大スケールで示し、そして
、上記した要領で配置された開口8と、第6図中の破線
で示した開口との間の直径の関係をより明確に示し、こ
の破線で示す開口の長手軸心は、環状歯車1の中心に関
して精密に半径方向に延在しているものである。
上記した本発明の実施例は、単なる例であり、種々な変
更および交換をなし得ることは言うまでもない。例えば
、前記開口は、環状歯車1または1′の中央平面に関し
て対称的に配置されるのが育利であるけれども、それは
必須の構成ではない。
さらに、環状歯車の歯の尖端の各側に、第5図の符号1
6で指示するような二重の面取り部分を設けて、前記充
満部材3上に潤滑剤のフィルムが形成されるのを強化す
ることも、絶対的に必要゛なことではなく、各歯の非当
接側面14のみがそのような面取り部分を設けられるだ
けでも充分である。また、本発明は、分離された充満部
材3を使用し、且つケーシング内に直接取り付けられた
環状歯車を含む第1図の内歯歯車ポンプの構造に限定さ
れず、それとは異なる構造にも適用されることが可能で
あることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による内歯歯車ポンプの断面図であって
、環状歯車を包囲しているケーシング部分を簡単に概略
的に示した断面図、 第2図は第1図に示した構造の一部を拡大して示す断面
図であって、前記ポンプ内の加圧室内での、ピニオンお
よび環状歯車の各歯間の噛み合い係合を示した断面図、 第3図は第2図のm〜■線に沿って取られた断面図、 第4図は環状歯車がそれの中央平面により分割される実
施例の軸方向断面図、 第5図は第4図に示された環状歯車の歯の斜視図、 第6図は2つの歯間の間隙の拡大断面図であって、これ
らの間に配置された開口の位置および方向を示した断面
図である。 1.1′・・・環状歯車  2・・・ピニオン3・・・
充満部材     4・・・加圧室5・・・取入れ室 
    6・・・ビン7・・・ケーシング    8,
8′・・・開口9・・・取付はカバー   11・・・
歯(環状歯車)■2・・・歯(ピニオン)   13・
・・間隙14・・・側面       15・・・尖端
1B・・・面取り部分    17・・・丸溝I8・・
・交差直線     19・・・ネジ手段’    F
IG、4

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内歯歯車機械であって、内側に歯を形成された環
    状歯車と、この環状歯車の一部に噛み合うよう外側に歯
    を形成されたピニオンと、前記環状歯車および前記ピニ
    オンの間に配置された充満部材とを具備し、前記環状歯
    車は当該環状歯車を貫通してほぼ半径方向に延在する複
    数の開口を有し、これらの開口は前記環状歯車の複数の
    歯間の間隙の領域において、当該環状歯車の外周囲部を
    当該環状歯車の内側と連通させ、また前記間隙内で開放
    されている当該開口の各々は、一対の歯間の前記各間隙
    の一側を形成する歯の非当接側面内に設けられ、且つ当
    該開口の各々が前記環状歯車の各歯の根元と、当該各歯
    の尖端との間に連通状態を生じさせる範囲まで設けられ
    ていることを特徴とする内歯歯車機械。
  2. (2)前記環状歯車の歯の尖端側に位置した前記各開口
    のエッジの高さを越えて、前記環状歯車の歯の尖端が、
    当該環状歯車の冠円を設定する当該環状歯車の周囲表面
    から後退されていることを特徴とする請求項1記載の機
    械。
  3. (3)前記環状歯車の歯の尖端が、当該歯の全幅に亘っ
    て、面取り部分の形態で後退されていることを特徴とす
    る請求項2記載の機械。
  4. (4)前記環状歯車の歯の尖端が、当該歯の全幅に亘っ
    て、丸溝の形態で後退されるいることを特徴とする請求
    項2記載の機械。
  5. (5)前記面取り部分が、前記環状歯車の周囲表面から
    始まっている当該環状歯車の歯の尖端側に位置した前記
    開口のエッジの高さの一部に亘って延在し、前記丸溝が
    当該面取り部分に隣接していることを特徴とする請求項
    4記載の機械。
  6. (6)前記開口の断面が、少なくとも前記側面内へ貫入
    したその側部における直線的エッジにより、境界を設定
    され、当該直線的エッジは、前記環状歯車の歯の側面の
    線に平行に延在していることを特徴とする請求項1記載
    の機械。
  7. (7)前記環状歯車の歯の尖端が、当該歯の全幅に亘っ
    て、面取り部分の形態で後退され、また前記開口の直線
    的エッジが、前記環状歯車の歯の尖端側の側部において
    、前記面取り部分のエッジと整列していることを特徴と
    する請求項6記載の機械。
  8. (8)前記環状歯車の歯の尖端が、当該歯の全幅に亘っ
    て、丸溝の形態で後退され、また前記開口の直線的エッ
    ジが、前記環状歯車の歯の尖端側の側部において、前記
    丸溝のエッジと整列していることを特徴とする請求項6
    記載の機械。
  9. (9)前記環状歯車が、2つの別々の部分から形成され
    、当該別々の部分の分離面が、前記開口の領域内に配置
    されていることを特徴とする請求項1記載の機械。
  10. (10)前記開口の軸心が、前記環状歯車の関係する半
    径線に対して鋭角度に傾斜した状態で延在していること
    を特徴とする請求項1記載の機械。
  11. (11)内歯歯車機械であって、ケーシングと、このケ
    ーシング内に回転可能に取り付けられ且つ内側に歯を形
    成された環状歯車とを具備し、この環状歯車は複数の開
    口を有し、これらの開口は前記環状歯車をほぼ半径方向
    において貫通しているとともに、前記環状歯車の少なく
    とも幾つかの歯間の間隙の領域内において、前記環状歯
    車の内側と当該環状歯車の外周囲部との間で流体の流れ
    を連通させ、さらに当該開口の各々は、一対の歯間の各
    間隙の一側を設定する歯の非当接側面における流体流通
    溝部分と連通し、それにより前記各歯の尖端および当該
    各歯の根元間での流体の流れを連通させるとともに、当
    該歯の尖端および根元に当該各開口が連通し、また前記
    内歯歯車機械は外側に歯を形成されたピニオンを具備し
    、このピニオンは前記環状歯車の内側に回転可能に配置
    され、且つ当該環状歯車の一部と噛み合い、このピニオ
    ンと前記環状歯車の残部との間には隙間が設けられ、こ
    の隙間の中にはほぼアーチ形の充満部材が配置され、こ
    の充満部材は前記環状歯車のほぼ周囲方向に延在してい
    ることを特徴とする内歯歯車機械。
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