JPS6125887B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125887B2 JPS6125887B2 JP10703780A JP10703780A JPS6125887B2 JP S6125887 B2 JPS6125887 B2 JP S6125887B2 JP 10703780 A JP10703780 A JP 10703780A JP 10703780 A JP10703780 A JP 10703780A JP S6125887 B2 JPS6125887 B2 JP S6125887B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- generator
- control valve
- temperature control
- accumulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 90
- 239000002918 waste heat Substances 0.000 description 10
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 7
- 238000010025 steaming Methods 0.000 description 5
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は動力プラントことに熱水発電プラント
の改良に関する。
の改良に関する。
熱水発電プラントは、熱水を用いて廃熱を回収
するため廃熱の回収効率が高くなるので中低温廃
熱の回収システムとして経済性が高いことが注目
されている。廃熱回収プラントでは廃熱量に時間
的変動があることが多いが、この場合廃熱量に応
じて廃熱が出る分だけ発電し、廃熱を無駄に捨て
ないことが重要である。このための手段として熱
水発電プラントでは廃熱量の変動に応じて熱水量
を増減して熱水温度を一定に制御し、発電量を変
化させることが考えられている。
するため廃熱の回収効率が高くなるので中低温廃
熱の回収システムとして経済性が高いことが注目
されている。廃熱回収プラントでは廃熱量に時間
的変動があることが多いが、この場合廃熱量に応
じて廃熱が出る分だけ発電し、廃熱を無駄に捨て
ないことが重要である。このための手段として熱
水発電プラントでは廃熱量の変動に応じて熱水量
を増減して熱水温度を一定に制御し、発電量を変
化させることが考えられている。
この熱水量の増減には従来の蒸気プラントの常
識からすれば給水流量制御弁すなわち熱水温度制
御弁を熱水発生器入口(給水ポンプ出口)に設置
することとなる(第1図参照)。
識からすれば給水流量制御弁すなわち熱水温度制
御弁を熱水発生器入口(給水ポンプ出口)に設置
することとなる(第1図参照)。
しかしこのようにすれば後述するように熱水の
スチーミング等の不具合を生じる。
スチーミング等の不具合を生じる。
本発明はこの問題を解決することを目的とする
ものである。
ものである。
すなわち本発明は、熱水発生器の被加熱水入口
側に給水ポンプを設け、出口側はアキユムレータ
を介して熱水タービンに連絡した被加熱水の循環
系において、上記熱水発生器とアキユムレータの
間に熱水温度制御弁を設けてなる動力プラントに
ある。
側に給水ポンプを設け、出口側はアキユムレータ
を介して熱水タービンに連絡した被加熱水の循環
系において、上記熱水発生器とアキユムレータの
間に熱水温度制御弁を設けてなる動力プラントに
ある。
本発明によれば熱水発生器に給水ポンプ吐出圧
力が加わるのでスチーミングが防止できるのであ
る。
力が加わるのでスチーミングが防止できるのであ
る。
以下本発明を、第1図に例示した従来の蒸気プ
ラントの常識から熱水温度制御弁を熱水発生器入
口に設置した熱水発電プラントの例と、第2図に
示す本発明の実施例とを対応しつつ、詳述する。
ラントの常識から熱水温度制御弁を熱水発生器入
口に設置した熱水発電プラントの例と、第2図に
示す本発明の実施例とを対応しつつ、詳述する。
第1図に示す従来の熱水発電プラントにおいて
熱水発生器1より出た熱水はアキユムレータ4を
介してまず熱水タービン5に導かれる。熱水ター
ビン5はフラツシユ蒸気タービン6および発電機
7と直結してある。熱水タービン5で仕事をなし
た熱水は熱水タンク9′に導出され、これに隣接
するフラツシヤ9から出た蒸気および熱水タービ
ン5から直接出た蒸気はフラツシユ蒸気タービン
6に導かれ、仕事をなす。フラツシユ蒸気タービ
ン6の出口蒸気は復水器8を通り水となり、復水
ポンプ10を介して給水ポンプに送られる。他方
フラツシヤ9からの水はブースタポンプ14を介
して給水ポンプ11へ送られる。給水ポンプ11
からの水は熱水発生器1に戻るのである。
熱水発生器1より出た熱水はアキユムレータ4を
介してまず熱水タービン5に導かれる。熱水ター
ビン5はフラツシユ蒸気タービン6および発電機
7と直結してある。熱水タービン5で仕事をなし
た熱水は熱水タンク9′に導出され、これに隣接
するフラツシヤ9から出た蒸気および熱水タービ
ン5から直接出た蒸気はフラツシユ蒸気タービン
6に導かれ、仕事をなす。フラツシユ蒸気タービ
ン6の出口蒸気は復水器8を通り水となり、復水
ポンプ10を介して給水ポンプに送られる。他方
フラツシヤ9からの水はブースタポンプ14を介
して給水ポンプ11へ送られる。給水ポンプ11
からの水は熱水発生器1に戻るのである。
さて、このような熱水発電プラントで廃熱量の
変動に応じて熱水量を増減して熱水温度を一定に
制御するためには、従来常識によれば、熱水発生
器1の入口側すなわち給水ポンプ11の出口側に
熱水温度制御弁12を配設してこれを熱水発生器
出口側に設けた温度検出器2からの信号により制
御して熱水発生器1の給水量を加減して結果的に
熱水発生器出口温度を一定とするのである。
変動に応じて熱水量を増減して熱水温度を一定に
制御するためには、従来常識によれば、熱水発生
器1の入口側すなわち給水ポンプ11の出口側に
熱水温度制御弁12を配設してこれを熱水発生器
出口側に設けた温度検出器2からの信号により制
御して熱水発生器1の給水量を加減して結果的に
熱水発生器出口温度を一定とするのである。
しかしこの場合次に述べる不都合が生ずる。
(イ) 熱水温度制御弁12で減圧するので熱水発生
器1の出口では熱水圧力が低くなり、飽和温度
と熱水温度との差が小さくなるため、温度制御
上の余裕がなくなり、場合によつては熱水発生
器1の出口でスチーミングを起すおそれがあ
る。
器1の出口では熱水圧力が低くなり、飽和温度
と熱水温度との差が小さくなるため、温度制御
上の余裕がなくなり、場合によつては熱水発生
器1の出口でスチーミングを起すおそれがあ
る。
(ロ) 廃熱量の変動などにより熱水温度制御弁12
が急激に閉じた場合、この熱水温度制御弁12
以後の圧力が減じて熱水発生器1の途中からス
チーミングを起すおそれがある。
が急激に閉じた場合、この熱水温度制御弁12
以後の圧力が減じて熱水発生器1の途中からス
チーミングを起すおそれがある。
(ハ) このような現象の発生を防止するためには、
アキユムレータ4の入口部にオリフイス3を配
設して熱水発生器1内の熱水圧力を高目にして
飽和温度と熱水温度との差を大きくすることが
必要であるが、この場合は熱水温度制御弁12
の制御性を保つため、すなわち弁12に充分な
差圧を与えるため、給水ポンプ11の吐出圧力
を高める必要があり、このため経済的に有利で
なくなる。
アキユムレータ4の入口部にオリフイス3を配
設して熱水発生器1内の熱水圧力を高目にして
飽和温度と熱水温度との差を大きくすることが
必要であるが、この場合は熱水温度制御弁12
の制御性を保つため、すなわち弁12に充分な
差圧を与えるため、給水ポンプ11の吐出圧力
を高める必要があり、このため経済的に有利で
なくなる。
この点を改善せんとしてなされたのが本発明で
あり、その好適な1実施例を第2図に示してあ
る。
あり、その好適な1実施例を第2図に示してあ
る。
この実施例において基本的な熱水循環系統は第
1図に示す従来例と変りないので、同一部分には
第1図と同一の参照番号を付して示したので、そ
の重復説明は省略する。
1図に示す従来例と変りないので、同一部分には
第1図と同一の参照番号を付して示したので、そ
の重復説明は省略する。
第2図から明かなように、本発明によれば、熱
水発生器1の入口側の制御弁12およびアキユム
レータ4の入口側のオリフイス3(いずれも第1
図)を廃し、熱水発生器1の出口とアキユムレー
タ4の入口との間に新たに熱水温度制御弁13を
配設してその開度を温度検出器2により制御する
のである。
水発生器1の入口側の制御弁12およびアキユム
レータ4の入口側のオリフイス3(いずれも第1
図)を廃し、熱水発生器1の出口とアキユムレー
タ4の入口との間に新たに熱水温度制御弁13を
配設してその開度を温度検出器2により制御する
のである。
すなわち熱水温度制御弁13は熱水発生器1の
出口の熱水温度を検出してこれを一定値にするよ
うに給水流量を制御する。
出口の熱水温度を検出してこれを一定値にするよ
うに給水流量を制御する。
上述の構成により本発明によれば、熱水発生器
1に給水ポンプ11の吐出圧力が加わるので飽和
温度と熱水温度との差が大きくなり、熱水温度制
御の余裕が増えてスチーミングが防止できる。ま
た給水ポンプ吐出圧力を必要以上に上げることな
く熱水温度制御弁13の制御性を良くするための
充分な差圧を与えることができる。このため安全
かつ経済的に熱水温度が制御できるのである。
1に給水ポンプ11の吐出圧力が加わるので飽和
温度と熱水温度との差が大きくなり、熱水温度制
御の余裕が増えてスチーミングが防止できる。ま
た給水ポンプ吐出圧力を必要以上に上げることな
く熱水温度制御弁13の制御性を良くするための
充分な差圧を与えることができる。このため安全
かつ経済的に熱水温度が制御できるのである。
第1図は従来の蒸気プラントの常識から熱水温
度制御弁を熱水発生器入口に設置した熱水発電プ
ラントの系統図、第2図は本発明の1実施例の系
統図である。 1……熱水発生器、2……温度検出器、3……
オリフイス、4……アキユムレータ、5……熱水
タービン、6……フラツシユ蒸気タービン、7…
…発電機、8……復水器、9……フラツシユ、
9′……熱水タンク、10……復水ポンプ、11
……給水ポンプ、12,13……熱水温度制御
弁、14……ブースタポンプ。
度制御弁を熱水発生器入口に設置した熱水発電プ
ラントの系統図、第2図は本発明の1実施例の系
統図である。 1……熱水発生器、2……温度検出器、3……
オリフイス、4……アキユムレータ、5……熱水
タービン、6……フラツシユ蒸気タービン、7…
…発電機、8……復水器、9……フラツシユ、
9′……熱水タンク、10……復水ポンプ、11
……給水ポンプ、12,13……熱水温度制御
弁、14……ブースタポンプ。
Claims (1)
- 1 熱水発生器の被加熱水入口側に給水ポンプを
設け、出口側はアキユムレータを介して熱水ター
ビンに連絡した被加熱水の循環系において、上記
熱水発生器とアキユムレータの間に熱水温度制御
弁を設けてなる動力プラント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10703780A JPS5732003A (en) | 1980-08-04 | 1980-08-04 | Motive power plant |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10703780A JPS5732003A (en) | 1980-08-04 | 1980-08-04 | Motive power plant |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732003A JPS5732003A (en) | 1982-02-20 |
JPS6125887B2 true JPS6125887B2 (ja) | 1986-06-18 |
Family
ID=14448911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10703780A Granted JPS5732003A (en) | 1980-08-04 | 1980-08-04 | Motive power plant |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5732003A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6088806A (ja) * | 1983-10-21 | 1985-05-18 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 内燃機関の廃熱回収装置 |
JPS60187704A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 熱水発電プラント |
GB8724211D0 (en) * | 1987-10-15 | 1987-11-18 | British Petroleum Co Plc | Activation of carbons |
JP7207399B2 (ja) | 2018-03-30 | 2023-01-18 | ソニーグループ株式会社 | 磁性粉末の製造方法および磁気記録媒体の製造方法 |
-
1980
- 1980-08-04 JP JP10703780A patent/JPS5732003A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5732003A (en) | 1982-02-20 |
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