JPS5828916B2 - サイドストリ−ム式復水器の復水系統およびその制御装置 - Google Patents

サイドストリ−ム式復水器の復水系統およびその制御装置

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JPS5828916B2
JPS5828916B2 JP3980579A JP3980579A JPS5828916B2 JP S5828916 B2 JPS5828916 B2 JP S5828916B2 JP 3980579 A JP3980579 A JP 3980579A JP 3980579 A JP3980579 A JP 3980579A JP S5828916 B2 JPS5828916 B2 JP S5828916B2
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hot well
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water
condenser
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JP3980579A
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洋二 永井
徳紀 松島
健 上野
普 常松
昭三 中村
好弘 内山
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発電プラントの復水系統に係り、特に復水浄化
系統を発電プラントの主統系より独立させたサイドスト
リーム式復水器の復水系統およびその制御装置に関する
1ず、サイドストリーム式復水器について第1図により
説明する。
サイドストリーム式復水器1はホットウェル部分が仕切
板4により第1ホツトウエル2と第2ホツトウエル3の
2つの独立したホットウェルに分割されている。
第1ホツトウエル2内の復水はプラント運転状態と独立
に一定量となるように混床式脱塩装置や沢過式脱塩装置
を有する復水浄化装置6へ送られ、水質処理(不純物処
理、PHコントロールなど)された後に第1ホツトウエ
ル2と第2ホツトウエル3へ送られる。
また第2ホツトウエル3の復水はプラントの運転状態に
従って主系統11へ送られる。
このように復水浄化系統を主系統より独立させるサイド
ストリーム式復水器は、復水浄化系の流量制御が主系統
の給水制御系と無関係となり相互の協調が不要である。
急激な圧力、流量変動がないので浄化性能が向上するな
どの利点を有する。
こうした利点を有する反面、サイドストリーム式復水器
には、制御すべき水位が2個所となるので、水位制御を
いかにすべきかという問題がある。
従来、この問題を解決するために、以下に述べる系統や
制御方法が用いられて来た。
図にかいて、第1ホツトウエル2の復水は、復水浄化系
ポンプ5により復水浄化装置6へ送られ、水質処理され
た後に復水の一部は流量調節弁7を有す復水戻り配管8
を通って再び第1ホツトウエル2へ戻される。
一方、残りの復水は、復水供給配管9を通って第2ホツ
トウエル3へ送られる。
第2ホツトウエル3の復水は、復水ポンプ10により主
系統11へ送られる。
ここでスピルオーバ弁13を有すスピルオーバ配管14
は第2ホツトウエル3の復水の一部を復水貯蔵タンク1
2へ戻すためのものであり、補給水調節弁15を有す補
給水配管16は補給水を第1ホツトウエル2へ送るため
のものである。
このような系統のもとで、水位制御は以下のようになっ
ていた。
すなわち、第1ホツトウエル2の水位制御は、水位検出
器17の信号を水位制御装置18に入れ、この水位制御
装置18により流量調節弁7の開度を制御し、第1ホツ
トウエル2へ戻す復水流量を調節することにより実施さ
れていた。
ここで第1ホツトウエル2の水位が上昇した場合には、
流量調節弁7を絞り第1ホツトウエル2へ戻る復水流量
を減少させ、水位低下の場合には逆の制御動作をさせて
いた。
第2ホツトウエルの水位制御は、水位検出器19の信号
を水位制御装置20に入れ、この水位制御装置20によ
りスピルオーバ弁13の開度と補給水調節弁15の開度
を制御し、第2ホツトウエル3から補給水タンク12へ
の復水戻り量ならびに復水貯蔵タンク12から第1ホツ
トウエル2への補給水量を調節することにより実施され
ていた。
ここで、第2ホツトウエル3の水位が上昇した場合には
、スピルオーバ弁13の開度を大きくし、復水貯蔵タン
ク12への復水戻り量を増加させるとともに、補給水調
節弁15の開度も大きくし、第1ホツトウエル2への補
給水量を増加させる。
水位低下の場合には逆の制御動作をさせていた。
しかしながらこの様な従来の制御方式に釦いては次の様
な欠点がある。
すなわち、第1ホツトウエル2の水位制御時には復水浄
化系の流量に外乱として変動を与える。
また第1ホツトウエル2の水位と補給水調節弁15とは
直接的な関係があるにもかかわらず第2ホツトウエル3
の水位により補給水調節弁15が制御されているため水
位制御の応答が遅くなるとともに第2ホットウェル水位
制御の結果が外乱として第1ホットウェル水位に影響を
与える。
また第2ホツトウエル3の水位と復水供給配管9からの
復水戻り量とは直接関係があるにもかかわらず制御され
ていないため水位制御の応答が遅い。
また第1ホットウェル水位制御と第2ホットウェル水位
制御とが互に干渉し合う等である。
本発明の目的は、上記した第1ホットウェル水位制御、
第2ホットウェル水位制御の欠点をなくし、応答の早い
サイドストリーム式復水器の復水系統むよびその制御装
置を提供することにある。
本発明の特徴とするところは、第1ホツトウエル2の水
位と直接的な関係のある復水貯蔵タンク12へ復水浄化
系より復水を直接戻せるように復水浄化装置と復水貯蔵
タンク12をスピルオーバ配管14で直接連結し、かつ
復水浄化系から第2ホツトウエル3へ復水を供給する復
水供給配管9に流量調節弁21を付けることにより、第
1ホツトウエル2と補給水タンク12とを直接的に連結
し、復水貯蔵タンク12を使用して第1ホツトウエル2
の水位制御を行ない、かつ復水供給配管9に取り付けら
れた流量調節弁を使用して第2ホットウェル3の水位を
制御するものである。
この様にすることにより、第1ホットウェル2と第2ホ
ツトウエル3の水位制御の応答性、安定性を向上させる
とともに、復水浄化系の圧力、流量へ外乱を与えず復水
浄化装置の性能を向上させることが可能である。
本発明の1実施例を第2図により説明する。
第1図と系統的に異なる点は第1ホツトウエル2、復水
浄化装置6、第2ホツトウエル3(あるいは第1ホツト
ウエル)を結ぶ復水浄化系配管26の途中より復水を復
水貯蔵タンク12へ戻すためのスピルオーバ配管14を
分岐(第2図にむいては復水浄化装置6の下流側で分岐
されているが復水浄化系配管26からの分岐であればよ
い。
)し、かつ復水浄化系配管26から第2ホツトウエル3
へ復水を供給するための復水供給配管9へ流量調節弁2
1を設置することにある。
このような系統変更のもとて本発明によるサイドストリ
ーム式復水器1のホットウェル水位制御は欠の様に行わ
れる。
第1ホツトウエル2の水位制御としては、第1ホツトウ
エル2の水位検出器17からの信号を水位制御装置23
に入れ、この水位制御装置23によりスピルオーバ弁1
3の開度と補給水調節弁15の開度を制御し、復水浄化
系から復水貯蔵タンク12への復水戻り量ならびに補給
水タンク12から第1ホツトウエル2への補給水量を調
節することにより実施する。
すなわち第1ホツトウエル2の水位が上昇した場合には
、スピルオーバ弁の開度を太きくシ、補給水タンク12
への復水戻り量を増加させるとともに、補給水調節弁1
5の開度を絞り第1ホツトウエル2への補給水量を減少
させる。
第1ホツトウエル2の水位低下の場合には逆の制御動作
となる。
また第2ホットウェル3の水位制御としては、第2ホツ
トウエル3の水位検出器19からの信号を水位制御装置
24に入れ、この水位制御装置24により復水供給配管
9へ取り付けられている流量調節弁21の開度を制御し
、復水浄化系から第2ホツトウエル3への復水供給量を
調節するととにより実施する。
すなわち第2ホツトウエル3の水位が上昇した場合には
、流量調節弁21の開度を絞り、復水浄化系から第2ホ
ツトウエル3へ供給する復水流量を減少させる。
第2ホツトウエル3の水位低下の場合には逆の制御動作
となる。
ここで復水浄化系配管26へ流量検出器22が取り付け
られ、この流量検出器22からの信号を流量制御装置2
5に入れ、この流量制御装置25により流量調節弁7の
開度を制御するように構成されているものは、復水浄化
系の流量を等流量制御するものである。
すなわち復水浄化系の流量が減少した場合には流量制御
装置25により流量調節弁7の開度を大きくし、復水浄
化系を流れる復水流量を増加し正規の流量に回復させる
ことにある。
また復水浄化系の流量が増加した場合には流量調節弁7
の開度を絞り、復水浄化系を流れる復水流量を減少させ
正規の流量に回復させる。
ただし、復水浄化装置6自体に上記の復水浄化系の等流
量制御の機能が含1れている場合には上記した流量検出
器22、流量制御装置25、流量調節弁7による等流量
制御機能は不要となる。
本発明によれば、従来のサイドストリーム式復水器ホッ
トウェル水位制御の欠点をなくし下記のような効果が生
ずる。
すなわち第1ホツトウエルと復水貯蔵タンクとに直接的
な関係をもたすことにより第1ホツトウエルの水位制御
の応答が早くなる。
第2ホツトウエルの水位と復水浄化系から第2ホツトウ
エルへの復水供給量を調節するための流量調節弁とに直
接的な関係をもたすことにより第2ホットウェルの水位
制御の応答が早くなる。
また第1ホットウェル水位制御と第2ホットウェル水位
制御との互の干渉がほとんどなくなりサイドストリーム
式復水器のホットウェル水位制御として安定した制御が
可能となる。
また水位制御の結果が外乱として復水浄化系の流量に影
響を与えることはほとんどなくなり復水浄化系の性能が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサイドストリーム式復水器の復水系統と
ホットウェル水位制御装置を説明するための図、第2図
は本発明によるサイドストリーム式復水器の復水系統と
ホットウェル水位制御装置を説明するための図である。 1・・・サイドストリーム式復水器、2・・・第1ホツ
トウエル、3・・・第2ホツトウエル、6・・・復水浄
化装置、7・・・流量調節弁、8・・・復水戻り配管、
9・・・復水供給配管、11・・・主系統、12・・・
復水貯蔵タンク、13・・・スピルオーバ弁、14・・
・スピルオーバ配管、15・・・補給水調節弁、16・
・・補給水配管、17・・・水位検出器、18・・・水
位制御装置、19・・・水位検出器、20・・・水位制
御装置、21・・・流量調節弁、22・・・流量検出器
、23・・・水位制御装置、24・・・水位制御装置、
25・・・流量制御装置、26・・・復水浄化系配管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 復水器のホットウェル部分を、蒸気タービン排気蒸
    気の凝縮水を溜めてこの復水を復水浄化装置へ送る第1
    ホツトウエルと、復水浄化装置からの復水を溜めてこの
    復水を蒸気プラントの主系統に送る第2ホツトウエルの
    2つのホットウェルに分割したサイドストリーム式復水
    器にあ・いて、前記復水浄化装置と復水貯蔵タンクとの
    間に浄化された復水の一部を送水する配管を連結し、こ
    の配管の途中には流量調節弁を設けることを特徴とする
    サイドストリーム式復水器の復水系統。 2、特許請求の範囲第1項記載の復水系統にかいて、前
    記浄水された復水の一部を復水貯蔵タンクより第1ホツ
    トウエルへ送水する配管を設けることを特徴とするサイ
    ドストリーム式復水器の復水系統。 3 復水器のホットウェル部分を、蒸気タービン排気蒸
    気の凝縮水を溜めてこの復水を復水浄化装置へ送る第1
    ホツトウエルと、復水浄化装置からの復水を溜めてこの
    復水を蒸気プラントの主系統に送る第2ホツトウエルと
    、前記復水浄化装置より前記第1ホツトウエル、前記第
    2ホツトウエル、及び復水貯蔵タンクの、それぞれに浄
    化された復水を供給する配管を有するサイドストリーム
    式復水器の復水系統にかいて、第1ホツトウエルの水位
    を検出し、この水位信号により前記復水浄化装置から復
    水貯蔵タンクへ向かう配管の途中に設けた調節弁および
    復水貯蔵タンクと第1ホツトウエルを連結する補給水配
    管に設けた補給水調節弁の開度を制御する第1の水位制
    御装置と、第2ホツトウエルの水位を検出し、この水位
    信号により、前記復水浄化装置から第2ホツトウエルに
    向かう配管の途中に設けた調節弁の開度を制御する第2
    の水位制御装置を設けたことを特徴とするサイドストリ
    ーム式復水器の復水系統制御装置。 4 特許請求の範囲第3項記載復水系統制御装置に釦い
    て、前記復水浄化装置より送られる復水の流量を検出し
    、この流量信号により前記復水浄化装置から第1ホツト
    ウエルに向かう配管の途中に設けた調節弁の開度を制御
    する第3の水位制御弁を設けたことを特徴とするサイド
    ストリーム式復水器の復水系統制御装置。
JP3980579A 1979-04-04 1979-04-04 サイドストリ−ム式復水器の復水系統およびその制御装置 Expired JPS5828916B2 (ja)

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JPS55134285A JPS55134285A (en) 1980-10-18
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JPS5618289A (en) * 1979-07-23 1981-02-20 Toshiba Corp Steam condenser
JPS5655897A (en) * 1979-10-15 1981-05-16 Tokyo Shibaura Electric Co Condenser

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