JPS6112196B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112196B2 JPS6112196B2 JP1154382A JP1154382A JPS6112196B2 JP S6112196 B2 JPS6112196 B2 JP S6112196B2 JP 1154382 A JP1154382 A JP 1154382A JP 1154382 A JP1154382 A JP 1154382A JP S6112196 B2 JPS6112196 B2 JP S6112196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condensate
- water level
- flow rate
- head tank
- hot well
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 30
- 238000000746 purification Methods 0.000 claims description 18
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 210000004907 gland Anatomy 0.000 description 4
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 4
- 238000010612 desalination reaction Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
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- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28B—STEAM OR VAPOUR CONDENSERS
- F28B11/00—Controlling arrangements with features specially adapted for condensers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原子力発電所及び火力発電所の復水
浄化系に於る復水ヘツドタンク水位制御装置に係
り、特に、復水浄化系流量の流量変化信号による
先行制御機能を有した復水ヘツドタンク水位制御
装置に関する。
浄化系に於る復水ヘツドタンク水位制御装置に係
り、特に、復水浄化系流量の流量変化信号による
先行制御機能を有した復水ヘツドタンク水位制御
装置に関する。
従来のサイドストリーム型復水器を持つ復水浄
化系では、復水ヘツドタンク及び復水浄化系流量
検出装置から復水器第２ホツトウエルへ向う配管
の途中に設けられた流量調節弁は、復水ヘツドタ
ンクの水位により制御されていた。
化系では、復水ヘツドタンク及び復水浄化系流量
検出装置から復水器第２ホツトウエルへ向う配管
の途中に設けられた流量調節弁は、復水ヘツドタ
ンクの水位により制御されていた。
このような復水浄化系に於ては、復水浄化ポン
プ１台（通常２台並列運転となつている）がトリ
ツプし、かつ予備機不起動の場合、復水浄化系流
量は半分に減少するが、給水側への供給流量は一
定のためその差流量を復水ヘツドタンクから供給
し、これによつて第２ホツトウエルの水位はある
程度の時間は持つように設計されている。また、
復水浄化系は飽和圧力の復水を復水浄化ポンプで
昇圧し復水ろ過装置、復水脱塩装置で浄化した
後、第２ホツトウエル戻す系統となつているた
め、前記の流量調節弁から第２ホツトウエルまで
の配管で機器の破損を招くキヤビテーシヨン発生
の可能性があり、そのキヤビテーシヨンの防止の
ために復水ヘツドタンクの水位にて背圧を確保し
ている。このために、流量調節弁を前述したよう
に復水ヘツドタンク水位によつて制御し、復水ヘ
ツドタンク水位を一定とするようにしていたが、
前述したようなポンプトリツプ時の復水ヘツドタ
ンクからの第２ホツトウエルへの給水開始時に
は、この水位制御の過渡応答により一時的に復水
タンク水位が低下し、キヤビテーシヨン発生の原
因となつていた。
プ１台（通常２台並列運転となつている）がトリ
ツプし、かつ予備機不起動の場合、復水浄化系流
量は半分に減少するが、給水側への供給流量は一
定のためその差流量を復水ヘツドタンクから供給
し、これによつて第２ホツトウエルの水位はある
程度の時間は持つように設計されている。また、
復水浄化系は飽和圧力の復水を復水浄化ポンプで
昇圧し復水ろ過装置、復水脱塩装置で浄化した
後、第２ホツトウエル戻す系統となつているた
め、前記の流量調節弁から第２ホツトウエルまで
の配管で機器の破損を招くキヤビテーシヨン発生
の可能性があり、そのキヤビテーシヨンの防止の
ために復水ヘツドタンクの水位にて背圧を確保し
ている。このために、流量調節弁を前述したよう
に復水ヘツドタンク水位によつて制御し、復水ヘ
ツドタンク水位を一定とするようにしていたが、
前述したようなポンプトリツプ時の復水ヘツドタ
ンクからの第２ホツトウエルへの給水開始時に
は、この水位制御の過渡応答により一時的に復水
タンク水位が低下し、キヤビテーシヨン発生の原
因となつていた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、安定した復水ヘツドタンク水位制御を実現
する復水ヘツドタンク水位制御装置を提供するこ
とにある。
くし、安定した復水ヘツドタンク水位制御を実現
する復水ヘツドタンク水位制御装置を提供するこ
とにある。
本発明の特徴とするところは、従来の復水ヘツ
ドタンク水位により流量調節弁を制御することに
加え、復水浄化装置から復水ヘツドタンク及び第
２ホツトウエルへ向う配管の途中に設けられた流
量検出器による復水浄化系の流量信号から、その
変化分を検出して前記調節弁を先行制御し、復水
ヘツドタンク水位の過渡変化が最小となるように
したことにある。
ドタンク水位により流量調節弁を制御することに
加え、復水浄化装置から復水ヘツドタンク及び第
２ホツトウエルへ向う配管の途中に設けられた流
量検出器による復水浄化系の流量信号から、その
変化分を検出して前記調節弁を先行制御し、復水
ヘツドタンク水位の過渡変化が最小となるように
したことにある。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。第
１図は、本発明の装置を用いた復水浄化系の系統
図で、サイドストリーム式復水器１は、第１ホツ
トウエル２と第２ホツトウエル３の２つの独立し
たホツトウエルに分割されている。第１ホツトウ
エル２の復水は復水浄化ポンプ４により昇圧さ
れ、過式脱塩装置５と混床式脱塩装置６を通過
して浄化され、タービンと弁のグランド部の封入
蒸気を凝縮するグランド蒸気復水器７、及び復水
器１内の非凝縮気体を抽出するための蒸気エゼク
タ駆動用蒸気の排出蒸気を凝縮させる復水器空気
抽出器８へ送られる。グランド蒸気復水器７及び
復水器空気抽出器８で熱交換され温度上昇された
復水は、流量検出器９を経て、復水ヘツドタンク
１０により加圧され流量調節弁１１を通り第２ホ
ツトウエル３へ送られる。
１図は、本発明の装置を用いた復水浄化系の系統
図で、サイドストリーム式復水器１は、第１ホツ
トウエル２と第２ホツトウエル３の２つの独立し
たホツトウエルに分割されている。第１ホツトウ
エル２の復水は復水浄化ポンプ４により昇圧さ
れ、過式脱塩装置５と混床式脱塩装置６を通過
して浄化され、タービンと弁のグランド部の封入
蒸気を凝縮するグランド蒸気復水器７、及び復水
器１内の非凝縮気体を抽出するための蒸気エゼク
タ駆動用蒸気の排出蒸気を凝縮させる復水器空気
抽出器８へ送られる。グランド蒸気復水器７及び
復水器空気抽出器８で熱交換され温度上昇された
復水は、流量検出器９を経て、復水ヘツドタンク
１０により加圧され流量調節弁１１を通り第２ホ
ツトウエル３へ送られる。
ここで本発明の水位制御装置１４は、第２ホツ
トウエル３の水位検出器１２及び復水ヘツドタン
ク１０の水位検出器１３の出力の他に流量検出器
９からの信号もとり入れ、これらによつて流量調
整弁１１を制御する。
トウエル３の水位検出器１２及び復水ヘツドタン
ク１０の水位検出器１３の出力の他に流量検出器
９からの信号もとり入れ、これらによつて流量調
整弁１１を制御する。
第２図は本発明になる水位制御装置１４の一実
施例を示すもので、本発明に関する部分のみが示
されている。即ち、復水ヘツドタンク水位検出器
１３の出力ｈは、その設定値h0と比較され、その
偏差分に対応して比例積分演算器１４ａの出力制
御信号にて流量調節弁１１は常時制御されてい
る。即ち、流量検出器９の出力Ｑは通常時は一定
流量であり変化しない。しかし、前述したよう
に、復水浄化ポンプ１台トリツプ時等に流量Ｑが
変化すると、微分演算器１４ｂにより流量変化に
対応した変化率ｑを検出し、加算器１４ｃを介し
て流量変化に対する先行制御を行う。即ち、流量
信号Ｑの急激な低下に対応して早目に調節弁１１
を絞り、ヘツドタンク水位ｈの低下を防止する。
なお、信号制限器１４ｄは、系統の脈動による誤
動作防止用である。
施例を示すもので、本発明に関する部分のみが示
されている。即ち、復水ヘツドタンク水位検出器
１３の出力ｈは、その設定値h0と比較され、その
偏差分に対応して比例積分演算器１４ａの出力制
御信号にて流量調節弁１１は常時制御されてい
る。即ち、流量検出器９の出力Ｑは通常時は一定
流量であり変化しない。しかし、前述したよう
に、復水浄化ポンプ１台トリツプ時等に流量Ｑが
変化すると、微分演算器１４ｂにより流量変化に
対応した変化率ｑを検出し、加算器１４ｃを介し
て流量変化に対する先行制御を行う。即ち、流量
信号Ｑの急激な低下に対応して早目に調節弁１１
を絞り、ヘツドタンク水位ｈの低下を防止する。
なお、信号制限器１４ｄは、系統の脈動による誤
動作防止用である。
第３図は上記の動作例を示すもので、通常時は
復水浄化ポンプ２台運転であり、この内１台が時
刻ｔ＝t1でトリツプした時、復水流量Ｑは定格Ａ
よりＡ／２へと変化する。この流量を微分演算す
ると流量変化信号ｑが得られ、この信号ｑによる
先行制御によつて、ヘツドタンクの水位ｈの応答
は、従来の実線のような大きな振幅の過渡応答が
抑圧された、点線で示すようなものに改善され
る。
復水浄化ポンプ２台運転であり、この内１台が時
刻ｔ＝t1でトリツプした時、復水流量Ｑは定格Ａ
よりＡ／２へと変化する。この流量を微分演算す
ると流量変化信号ｑが得られ、この信号ｑによる
先行制御によつて、ヘツドタンクの水位ｈの応答
は、従来の実線のような大きな振幅の過渡応答が
抑圧された、点線で示すようなものに改善され
る。
なお、第２図の実施例では、各要素をアナログ
回路により構成しているが、同様の機能をデイジ
タル回路で構成しても全く同様である。
回路により構成しているが、同様の機能をデイジ
タル回路で構成しても全く同様である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、復水浄化系流量に急激な変化が生じても、こ
の変化によつて流量調節弁を先行制御することに
より、復水ヘツドタンクの水位を安定に保ち、配
管に一定圧力をかけておくことができるので、キ
ヤビテーシヨンの発生を確実に防止できるという
効果がある。
ば、復水浄化系流量に急激な変化が生じても、こ
の変化によつて流量調節弁を先行制御することに
より、復水ヘツドタンクの水位を安定に保ち、配
管に一定圧力をかけておくことができるので、キ
ヤビテーシヨンの発生を確実に防止できるという
効果がある。
第１図は本発明の装置を用いた復水浄化系統
図、第２図は本発明の一実施例を示すブロツク
図、第３図は第２図の実施例による過渡応答を示
す図である。２……第１ホツトウエル、３……第
２ホツトウエル、５，６……脱塩装置、７……グ
ランド蒸気復水器、８……復水器空気抽出器、９
……復水流量検出器、１０……復水ヘツドタン
ク、１１……流量調節弁、１３……復水ヘツドタ
ンク水位検出器、１４……水位制御装置、１４ｂ
……微分演算器、１４ｃ……加算器。
図、第２図は本発明の一実施例を示すブロツク
図、第３図は第２図の実施例による過渡応答を示
す図である。２……第１ホツトウエル、３……第
２ホツトウエル、５，６……脱塩装置、７……グ
ランド蒸気復水器、８……復水器空気抽出器、９
……復水流量検出器、１０……復水ヘツドタン
ク、１１……流量調節弁、１３……復水ヘツドタ
ンク水位検出器、１４……水位制御装置、１４ｂ
……微分演算器、１４ｃ……加算器。
Claims (1)
- １ サイドストリーム式復水器の第１ホツトウエ
ルから復水浄化装置へ送られて浄化された復水の
一部を貯えるとともに該復水を第２ホツトウエル
へ導く経路に設けられた流量調節弁の背圧をその
水位によつて確保する機能を有した復水ヘツドタ
ンクの水位を、該水位の検出値に応じて上記流量
調節弁の開度調整を行うことにより制御するため
の復水ヘツドタンク水位制御装置に於て、上記復
水の流量の時間変化率を検出し、該時間変化率に
よつて上記流量調節弁の開度を先行制御する機能
を有せしめたことを特徴とする復水ヘツドタンク
水位制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1154382A JPS58129189A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 復水ヘツドタンク水位制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1154382A JPS58129189A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 復水ヘツドタンク水位制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58129189A JPS58129189A (ja) | 1983-08-02 |
| JPS6112196B2 true JPS6112196B2 (ja) | 1986-04-07 |
Family
ID=11780873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1154382A Granted JPS58129189A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 復水ヘツドタンク水位制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58129189A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4905815B2 (ja) | 2009-10-28 | 2012-03-28 | カシオ計算機株式会社 | 緩衝部材、腕時計の衝撃緩衝構造および腕時計 |
-
1982
- 1982-01-29 JP JP1154382A patent/JPS58129189A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58129189A (ja) | 1983-08-02 |
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