JPS61258513A - 直線性補償回路 - Google Patents
直線性補償回路Info
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- JPS61258513A JPS61258513A JP10094685A JP10094685A JPS61258513A JP S61258513 A JPS61258513 A JP S61258513A JP 10094685 A JP10094685 A JP 10094685A JP 10094685 A JP10094685 A JP 10094685A JP S61258513 A JPS61258513 A JP S61258513A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高周波電力増幅器の直線性を補償するための前
置補償回路に関するものである。
置補償回路に関するものである。
高周波電力増幅器の直線性補償として、プレディストー
ション法が一般に知られている。増幅器の直線性は一般
に高出力部において飽和し、利得が低下する特性である
から、これをプレディストーション法によって補償する
だめの前置補償回路の特性は、高出力部において利得が
増大するような特性であればよい。従来、この種の補償
回路の例としては、例えば第4図に示すように構成され
ていた。図において入力信号は入力端子1より分配器1
2によって2分配されて、一方は線形回路13に加えら
れ、もう一方は非線形回路14に加えられる。非線形回
路14はトランジスタ増幅器の飽和特性を利用して、高
出力部において利得の低下する特性となっている。線形
回路13と非線形回路14の出力信号は合成器15によ
って互いに逆相に合成される。即ち、線形回路13の出
力信号から非線形回路14の出力信号を引き算した差が
補償回路の出力信号となって出力端子2よシ出力される
こととなる。従って、補償回路の出力信号は、第5図に
示すように、Cの如く高出力部において利得の増大する
特性となる。尚、第5図において、aは線形回路13の
出力、bは非線形回路14の出力を示す。そして、非線
形回路のバイアス電流を調整することによシ、非線形回
路14の飽和特性が変化し、それに伴なって補償回路出
力信号の直線性が変化し、いわゆる補償カー 。
ション法が一般に知られている。増幅器の直線性は一般
に高出力部において飽和し、利得が低下する特性である
から、これをプレディストーション法によって補償する
だめの前置補償回路の特性は、高出力部において利得が
増大するような特性であればよい。従来、この種の補償
回路の例としては、例えば第4図に示すように構成され
ていた。図において入力信号は入力端子1より分配器1
2によって2分配されて、一方は線形回路13に加えら
れ、もう一方は非線形回路14に加えられる。非線形回
路14はトランジスタ増幅器の飽和特性を利用して、高
出力部において利得の低下する特性となっている。線形
回路13と非線形回路14の出力信号は合成器15によ
って互いに逆相に合成される。即ち、線形回路13の出
力信号から非線形回路14の出力信号を引き算した差が
補償回路の出力信号となって出力端子2よシ出力される
こととなる。従って、補償回路の出力信号は、第5図に
示すように、Cの如く高出力部において利得の増大する
特性となる。尚、第5図において、aは線形回路13の
出力、bは非線形回路14の出力を示す。そして、非線
形回路のバイアス電流を調整することによシ、非線形回
路14の飽和特性が変化し、それに伴なって補償回路出
力信号の直線性が変化し、いわゆる補償カー 。
プが調整される。
しかしながら、上記従来の第4図に示す構成の場合、線
形回路13と非線形回路14の出力信号の振幅の差が補
償回路出力信号の振幅となるため、もし一方の信号が断
となった場合には補償回路出力の振幅が増加し、後続の
電力増幅器が過入力によって破損する可能性があった。
形回路13と非線形回路14の出力信号の振幅の差が補
償回路出力信号の振幅となるため、もし一方の信号が断
となった場合には補償回路出力の振幅が増加し、後続の
電力増幅器が過入力によって破損する可能性があった。
また補償カーブは非線形回路14の飽和特性によって決
まるため、調整の自由度が少ないという欠点があった。
まるため、調整の自由度が少ないという欠点があった。
本発明は、この問題を解決するためになされたもので、
一方の信号が断となっても後続の電力増幅器が過入力に
よって破損するようなことがなく、しかも補償カーブの
調整の自由度も高い直線性補償回路を提供せんとするも
のである。
一方の信号が断となっても後続の電力増幅器が過入力に
よって破損するようなことがなく、しかも補償カーブの
調整の自由度も高い直線性補償回路を提供せんとするも
のである。
そのために、本考案は、高周波電力増幅器の直線性を補
償する前置補償回路において、入力信号をふたつ以上の
信号に分配する分配器と、上記分配された信号のうちひ
とつの信号を受けて増幅するAクラス増幅器と、上記分
配された信号のうち、その他の信号を受けてそれぞれを
増幅するCクラス増幅器と、上記Aクラス増幅器及びC
クラス増幅器のそれぞれの出力信号を受けて各信号を同
相関係で合成する合成器とを備えることを特徴とする直
線性補償回路を提供するものである。
償する前置補償回路において、入力信号をふたつ以上の
信号に分配する分配器と、上記分配された信号のうちひ
とつの信号を受けて増幅するAクラス増幅器と、上記分
配された信号のうち、その他の信号を受けてそれぞれを
増幅するCクラス増幅器と、上記Aクラス増幅器及びC
クラス増幅器のそれぞれの出力信号を受けて各信号を同
相関係で合成する合成器とを備えることを特徴とする直
線性補償回路を提供するものである。
第1図に本発明の一実施例を示す。図において入力端子
lに加えられた信号は分配器2によって4分配され、そ
れぞれ線形回路としてのAクラス増幅器3及び非線形回
路としてのCクラス増幅器4.5.6へ加えられる。そ
れぞれの出力信号は合成器7によって同相関係にて合成
され、補償回路出力信号として出力端子8に現われるよ
うになっている。Cクラス増幅器4,5.6は動作点付
近の立ち上がり部分を利用しておシ、第2図に示すよう
に、1aが入力波形、1bが出力波形で入力信号の振幅
がある値よシ大きい場合にのみ出力信号ICが現われ、
小さい場合には現われない。
lに加えられた信号は分配器2によって4分配され、そ
れぞれ線形回路としてのAクラス増幅器3及び非線形回
路としてのCクラス増幅器4.5.6へ加えられる。そ
れぞれの出力信号は合成器7によって同相関係にて合成
され、補償回路出力信号として出力端子8に現われるよ
うになっている。Cクラス増幅器4,5.6は動作点付
近の立ち上がり部分を利用しておシ、第2図に示すよう
に、1aが入力波形、1bが出力波形で入力信号の振幅
がある値よシ大きい場合にのみ出力信号ICが現われ、
小さい場合には現われない。
つまシ非線形回路としてのCクラス増幅器4,5゜6の
出力信号は、入力信号の振幅に対応して、低レベル部で
は振幅がゼロとなシ、高レベル部のみ残った形で振幅が
現われる。このような信号をAクラス増幅器3の出力信
号に加え合わせるので、補償回路の出力信号は高レベル
部にて利得が増大する特性となる。Cクラス増幅器4,
5.6のバイアス電圧をそれぞれ別々に調整することに
よって、折れ線的に変化する補償カーブが得られる。
出力信号は、入力信号の振幅に対応して、低レベル部で
は振幅がゼロとなシ、高レベル部のみ残った形で振幅が
現われる。このような信号をAクラス増幅器3の出力信
号に加え合わせるので、補償回路の出力信号は高レベル
部にて利得が増大する特性となる。Cクラス増幅器4,
5.6のバイアス電圧をそれぞれ別々に調整することに
よって、折れ線的に変化する補償カーブが得られる。
これを第3図に示す。図中aはAクラス増幅器の出力、
b−dは各Cクラス増幅器4,5.6の出力、eは補償
回路出力である。なお実際の回路構成においては、4つ
の信号径路の途中に減衰器等を適宜配置してレベル調整
を行なうことは言う首でもない。それによって補償カー
ブ調整の自由度がさらに増加する。また本発明において
は信号の分配から合成までの位相は同相関係となってい
るため、どれかひとつの信号が断となっても、補償回路
の出力レベルは正常値よシ低下するのみであって増加す
ることはないので、後続の電力増幅器に過大入力を与え
る心配はない。
b−dは各Cクラス増幅器4,5.6の出力、eは補償
回路出力である。なお実際の回路構成においては、4つ
の信号径路の途中に減衰器等を適宜配置してレベル調整
を行なうことは言う首でもない。それによって補償カー
ブ調整の自由度がさらに増加する。また本発明において
は信号の分配から合成までの位相は同相関係となってい
るため、どれかひとつの信号が断となっても、補償回路
の出力レベルは正常値よシ低下するのみであって増加す
ることはないので、後続の電力増幅器に過大入力を与え
る心配はない。
さらに、本実施例において、線形回路としてのAクラス
増幅器3、非線形回路としてのCクラス増幅器4,5.
6とも同一のトランジスタを使用し、Aクラス、Cクラ
スの動作点の違いのほかは類似の回路構成としてお゛け
ば、回路内の遅延時間や位相回転も同程度となるため、
分配、合成における位相合わせが容易である。
増幅器3、非線形回路としてのCクラス増幅器4,5.
6とも同一のトランジスタを使用し、Aクラス、Cクラ
スの動作点の違いのほかは類似の回路構成としてお゛け
ば、回路内の遅延時間や位相回転も同程度となるため、
分配、合成における位相合わせが容易である。
本実施例は、Aクラス増幅器3の線形信号にCクラス増
幅器4,5.6の非線形信号を加算する方式であるため
、Cクラス増幅器4,5.6の数は原理上いくらでも多
くできる。つまり補償カーブ調整の自由度を大きくする
ことができる。また、引き算方式の場合は、補償量を大
きくしようとすると出力レベルが低下し、信号対雑音比
が悪化する傾向があったが、加算方式ではそのような欠
点はない。
幅器4,5.6の非線形信号を加算する方式であるため
、Cクラス増幅器4,5.6の数は原理上いくらでも多
くできる。つまり補償カーブ調整の自由度を大きくする
ことができる。また、引き算方式の場合は、補償量を大
きくしようとすると出力レベルが低下し、信号対雑音比
が悪化する傾向があったが、加算方式ではそのような欠
点はない。
以上説明したように、本発明は、高周波電力増幅器の直
線性を補償する前置補償回路において、入力信号をふた
つ以上の信号に分配する分配器と、上記分配された信号
のうちひとつの信号を受けて増幅するAクラス増幅器と
、上記分配された信号のうち、その他の信号を受けてそ
れぞれを増幅するCクラス増幅器と、上記Aクラス増幅
器及びCクラス増幅器のそれぞれの出力信号を受けて各
信号を同相関係で合成する合成器とを備えることを特徴
とする直線性補償回路としたため、Aクラス増幅器とC
クラス増幅器を通る信号が互いに同相関係で合成される
こととなシ、どれかひとつの信号が断となっても出力は
低下するのみであって、正常時よシ増加することはなく
、従って後続の電力増幅器に過大入力を与えない。
線性を補償する前置補償回路において、入力信号をふた
つ以上の信号に分配する分配器と、上記分配された信号
のうちひとつの信号を受けて増幅するAクラス増幅器と
、上記分配された信号のうち、その他の信号を受けてそ
れぞれを増幅するCクラス増幅器と、上記Aクラス増幅
器及びCクラス増幅器のそれぞれの出力信号を受けて各
信号を同相関係で合成する合成器とを備えることを特徴
とする直線性補償回路としたため、Aクラス増幅器とC
クラス増幅器を通る信号が互いに同相関係で合成される
こととなシ、どれかひとつの信号が断となっても出力は
低下するのみであって、正常時よシ増加することはなく
、従って後続の電力増幅器に過大入力を与えない。
また、非線形回路をCクラス増幅器で構成し、このバイ
アス電圧を調整する方式であるため、補償カーブの調整
の自由度が太きい。さらに線形回路、非線形回路ともト
ランジスタ増幅器であるため、分配、合成における位相
合わせが容易である等の効果がある。
アス電圧を調整する方式であるため、補償カーブの調整
の自由度が太きい。さらに線形回路、非線形回路ともト
ランジスタ増幅器であるため、分配、合成における位相
合わせが容易である等の効果がある。
第1図は、本発明の実施例を示す系統図、第2図は、C
クラス増幅器の特性を示す説明図、第3図は、本発明の
実施例の動作説明図、第4図は、従来の補償回路の例を
示す系統図、そして、第5図は、従来の補償回路の動作
説明図である。 2.7・・・分配器 3 ・・・Aクラス増幅器
クラス増幅器の特性を示す説明図、第3図は、本発明の
実施例の動作説明図、第4図は、従来の補償回路の例を
示す系統図、そして、第5図は、従来の補償回路の動作
説明図である。 2.7・・・分配器 3 ・・・Aクラス増幅器
Claims (1)
- 高周波電力増幅器の直線性を補償する前置補償回路にお
いて、入力信号をふたつ以上の信号に分配する分配器と
、上記分配された信号のうちひとつの信号を受けて増幅
するAクラス増幅器と、上記分配された信号のうち、そ
の他の信号を受けてそれぞれを増幅するCクラス増幅器
と、上記Aクラス増幅器及びCクラス増幅器のそれぞれ
の出力信号を受けて各信号を同相関係で合成する合成器
とを備えることを特徴とする直線性補償回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10094685A JPS61258513A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 直線性補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10094685A JPS61258513A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 直線性補償回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61258513A true JPS61258513A (ja) | 1986-11-15 |
JPH0478203B2 JPH0478203B2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=14287516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10094685A Granted JPS61258513A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 直線性補償回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61258513A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002021685A1 (fr) * | 2000-09-05 | 2002-03-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Amplificateur haute frequence, amplificateur a correction aval et amplificateur a compensation de distorsion |
KR100836279B1 (ko) * | 2000-07-13 | 2008-06-09 | 텍사스 인스트루먼츠 인코포레이티드 | 전력 증폭기 회로, 차동 출력 증폭기 회로, 및 왜곡 보정 방법 |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP10094685A patent/JPS61258513A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100836279B1 (ko) * | 2000-07-13 | 2008-06-09 | 텍사스 인스트루먼츠 인코포레이티드 | 전력 증폭기 회로, 차동 출력 증폭기 회로, 및 왜곡 보정 방법 |
WO2002021685A1 (fr) * | 2000-09-05 | 2002-03-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Amplificateur haute frequence, amplificateur a correction aval et amplificateur a compensation de distorsion |
US6894562B2 (en) | 2000-09-05 | 2005-05-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | High-frequency amplifier, feed-forward amplifier and distortion compensating amplifier |
CN100426664C (zh) * | 2000-09-05 | 2008-10-15 | 三菱电机株式会社 | 高频放大器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0478203B2 (ja) | 1992-12-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |