JPH0478203B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0478203B2 JPH0478203B2 JP10094685A JP10094685A JPH0478203B2 JP H0478203 B2 JPH0478203 B2 JP H0478203B2 JP 10094685 A JP10094685 A JP 10094685A JP 10094685 A JP10094685 A JP 10094685A JP H0478203 B2 JPH0478203 B2 JP H0478203B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- class
- amplifier
- circuit
- output
- signals
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
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- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
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- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高周波電力増幅器の直線性を補償する
前置補償回路に関するものである。
前置補償回路に関するものである。
高周波電力増幅器の直線性補償として、プレデ
イストーシヨン法が一般に知られている。増幅器
の直線性は一般に高出力部において飽和し、利得
が低下する特性であるから、これをプレデイスト
ーシヨン法によつて補償するための前記補償回路
の特性は、高出力部において利得が増大するよう
な特性であればよい。従来、この種の補償回路の
例としては、例えば第4図に示すように構成され
ていた。図において入力信号は入力端子1より分
配器12によつて2分配されて、一方は線形回路
13に加えられ、もう一方は非線形回路14に加
えられる。非線形回路14はトランジスタ増幅器
の飽和特性を利用して、高出力部において利得の
低下する特性となつている。線形回路13と非線
形回路14の出力信号は合成器15によつて互い
に逆相に合成される。即ち、線形回路13の出力
信号から非線形回路14の出力信号を引き算した
差が補償回路の出力信号となつて出力端子2より
出力されることとなる。従つて、補償回路の出力
信号は、第5図に示すように、Cの如く高出力部
において利得の増大する特性となる。尚、第5図
においては、aは線形回路13の出力、bは非線
形回路14の出力を示す。そして、非線形回路の
バイアス電流を調整することにより、非線形回路
14の飽和特性が変化し、それに伴なつて補償回
路出力信号の直線性が変化し、いわゆる補償カー
ブが調整される。
イストーシヨン法が一般に知られている。増幅器
の直線性は一般に高出力部において飽和し、利得
が低下する特性であるから、これをプレデイスト
ーシヨン法によつて補償するための前記補償回路
の特性は、高出力部において利得が増大するよう
な特性であればよい。従来、この種の補償回路の
例としては、例えば第4図に示すように構成され
ていた。図において入力信号は入力端子1より分
配器12によつて2分配されて、一方は線形回路
13に加えられ、もう一方は非線形回路14に加
えられる。非線形回路14はトランジスタ増幅器
の飽和特性を利用して、高出力部において利得の
低下する特性となつている。線形回路13と非線
形回路14の出力信号は合成器15によつて互い
に逆相に合成される。即ち、線形回路13の出力
信号から非線形回路14の出力信号を引き算した
差が補償回路の出力信号となつて出力端子2より
出力されることとなる。従つて、補償回路の出力
信号は、第5図に示すように、Cの如く高出力部
において利得の増大する特性となる。尚、第5図
においては、aは線形回路13の出力、bは非線
形回路14の出力を示す。そして、非線形回路の
バイアス電流を調整することにより、非線形回路
14の飽和特性が変化し、それに伴なつて補償回
路出力信号の直線性が変化し、いわゆる補償カー
ブが調整される。
しかしながら、上記従来の第4図に示す構成の
場合、線形回路13と非線形回路14の出力信号
の振幅の差が補償回路出力信号の振幅となるた
め、もし一方の信号が断となつた場合には補償回
路出力の振幅が増加し、後続の電力増幅器が過入
力によつて破損する可能性があつた。また補償カ
ーブは非線形回路14の飽和特性によつて決まる
ため、調整の自由度が少ないという欠点があつ
た。
場合、線形回路13と非線形回路14の出力信号
の振幅の差が補償回路出力信号の振幅となるた
め、もし一方の信号が断となつた場合には補償回
路出力の振幅が増加し、後続の電力増幅器が過入
力によつて破損する可能性があつた。また補償カ
ーブは非線形回路14の飽和特性によつて決まる
ため、調整の自由度が少ないという欠点があつ
た。
本発明は、この問題を解決するためになされた
もので、一方の信号が断となつても後続の電力増
幅器が過入力によつて破損するようなことがな
く、しかも補償カーブの調整の自由度も高い直線
性補償回路を提供せんとするものである。
もので、一方の信号が断となつても後続の電力増
幅器が過入力によつて破損するようなことがな
く、しかも補償カーブの調整の自由度も高い直線
性補償回路を提供せんとするものである。
そのために、本考案は、高周波電力増幅器の直
線性を補償する前置補償回路において、入力信号
をふたつ以上の信号に分配する分配器と、上記分
配された信号のうちひとつの信号を受けて増幅す
るAクラス増幅器と、上記分配された信号のう
ち、その他の信号を受けてそれぞれを増幅するC
クラス増幅器と、上記Aクラス増幅器及びCクラ
ス増幅器のそれぞれの出力信号を受けて各信号を
同相関係で合成する合成器とを備えることを特徴
とする直線性補償回路を提供するものである。
線性を補償する前置補償回路において、入力信号
をふたつ以上の信号に分配する分配器と、上記分
配された信号のうちひとつの信号を受けて増幅す
るAクラス増幅器と、上記分配された信号のう
ち、その他の信号を受けてそれぞれを増幅するC
クラス増幅器と、上記Aクラス増幅器及びCクラ
ス増幅器のそれぞれの出力信号を受けて各信号を
同相関係で合成する合成器とを備えることを特徴
とする直線性補償回路を提供するものである。
第1図に本発明の一実施例を示す。図において
入力端子1に加えられた信号は分配器2によつて
4分配され、それぞれ線形回路としてのAクラス
増幅器3及び非線形回路としてのCクラス増幅器
4,5,6へ加えられる。それぞれの出力信号は
合成器7によつて同相関係にて合成され、補償回
路出力信号として出力端子8に現われるようにな
つている。Cクラス増幅器4,5,6は動作点付
近の立ち上がり部分を利用しており、第2図に示
すように、1aが入力波形、1bが出力波形で入
力信号の振幅がある値より大きい場合にのみ出力
信号1cが現われ、小さい場合には現われない。
つまり非線形回路としてのCクラス増幅器4,
5,6の出力信号は、入力信号の信号に対応し
て、低レベル部では振幅がゼロとなり、高レベル
部のみ残つた形で振幅が現われる。このような信
号をAクラス増幅器3の出力信号に加え合わせる
ので、補償回路の出力信号は高レベル部にて利得
が増大する特性となる。Cクラス増幅器4,5,
6のバイアス電圧をそれぞれ別々に調整すること
によつて、折れ線的に変化する補償カーブが得ら
れる。これを第3図に示す。図中aはAクラス増
幅器の出力、b〜dは各Cクラス増幅器4,5,
6の出力、eは補償回路出力である。なお実際の
回路構成においては、4つの信号径路の途中に減
衰器等を適宜配置すてレベル調整を行なうことは
言うまでもない。それによつて補償カーブ調整の
自由度がさらに増加する。また本発明においては
信号の分配から合成までの位相は同相関係となつ
ているため、どれかひとつの信号が断となつて
も、補償回路の出力レベルは正常値より低下する
のみであつて増加することはないので、後続の電
力増幅器に過大入力を与える心配はない。
入力端子1に加えられた信号は分配器2によつて
4分配され、それぞれ線形回路としてのAクラス
増幅器3及び非線形回路としてのCクラス増幅器
4,5,6へ加えられる。それぞれの出力信号は
合成器7によつて同相関係にて合成され、補償回
路出力信号として出力端子8に現われるようにな
つている。Cクラス増幅器4,5,6は動作点付
近の立ち上がり部分を利用しており、第2図に示
すように、1aが入力波形、1bが出力波形で入
力信号の振幅がある値より大きい場合にのみ出力
信号1cが現われ、小さい場合には現われない。
つまり非線形回路としてのCクラス増幅器4,
5,6の出力信号は、入力信号の信号に対応し
て、低レベル部では振幅がゼロとなり、高レベル
部のみ残つた形で振幅が現われる。このような信
号をAクラス増幅器3の出力信号に加え合わせる
ので、補償回路の出力信号は高レベル部にて利得
が増大する特性となる。Cクラス増幅器4,5,
6のバイアス電圧をそれぞれ別々に調整すること
によつて、折れ線的に変化する補償カーブが得ら
れる。これを第3図に示す。図中aはAクラス増
幅器の出力、b〜dは各Cクラス増幅器4,5,
6の出力、eは補償回路出力である。なお実際の
回路構成においては、4つの信号径路の途中に減
衰器等を適宜配置すてレベル調整を行なうことは
言うまでもない。それによつて補償カーブ調整の
自由度がさらに増加する。また本発明においては
信号の分配から合成までの位相は同相関係となつ
ているため、どれかひとつの信号が断となつて
も、補償回路の出力レベルは正常値より低下する
のみであつて増加することはないので、後続の電
力増幅器に過大入力を与える心配はない。
さらに、本実施例において、線形回路としての
Aクラス増幅器3、非線形回路としてのCクラス
増幅器4,5,6とも同一のトランジスタを使用
し、Aクラス、Cクラスの動作点の違いのほかは
類似の回路構成としておけば、回路内の遅延時間
や位相回転の同程度となるため、分配、合成にお
ける位相合わせが容易である。
Aクラス増幅器3、非線形回路としてのCクラス
増幅器4,5,6とも同一のトランジスタを使用
し、Aクラス、Cクラスの動作点の違いのほかは
類似の回路構成としておけば、回路内の遅延時間
や位相回転の同程度となるため、分配、合成にお
ける位相合わせが容易である。
本実施例は、Aクラス増幅器3の線形信号にC
クラス増幅器4,5,6の非線信号を加算する方
式であるため。Cクラス増幅器4,5,6の数は
原理上いくらでも多くできる。つまり補償カーブ
調整の自由度を大きくすることができる。また、
引き算方式の場合は、補償量を大きくしようとす
ると出力レベルが低下し、信号対雑音比が悪化す
る傾向があつたが、加算方式ではそのような欠点
はない。
クラス増幅器4,5,6の非線信号を加算する方
式であるため。Cクラス増幅器4,5,6の数は
原理上いくらでも多くできる。つまり補償カーブ
調整の自由度を大きくすることができる。また、
引き算方式の場合は、補償量を大きくしようとす
ると出力レベルが低下し、信号対雑音比が悪化す
る傾向があつたが、加算方式ではそのような欠点
はない。
以上説明したように、本発明は、高周波電力増
幅器の直線性を補償する前置補償回路において、
入力信号をふたつ以上の信号に分配する分配器
と、上記分配された信号のうちひとつの信号を受
けて増幅するAクラス増幅器と、上記分配された
信号のうち、その他の信号を受けてそれぞれを増
幅するCクラス増幅器と、上記Aクラス増幅器及
びCクラス増幅器のそれぞれの出力信号を受けて
各信号を同相関係で合成する合成器とを備えるこ
とを特徴とする直線性補償回路としたため、Aク
ラス増幅器とCクラス増幅器を通る信号が互いに
同相関係で合成されることとなり、どれかひとつ
の信号が断となつても出力は低下するのみであつ
て、正常時より増加することなく、従つて後続の
電力増幅器に過大入力を与えない。
幅器の直線性を補償する前置補償回路において、
入力信号をふたつ以上の信号に分配する分配器
と、上記分配された信号のうちひとつの信号を受
けて増幅するAクラス増幅器と、上記分配された
信号のうち、その他の信号を受けてそれぞれを増
幅するCクラス増幅器と、上記Aクラス増幅器及
びCクラス増幅器のそれぞれの出力信号を受けて
各信号を同相関係で合成する合成器とを備えるこ
とを特徴とする直線性補償回路としたため、Aク
ラス増幅器とCクラス増幅器を通る信号が互いに
同相関係で合成されることとなり、どれかひとつ
の信号が断となつても出力は低下するのみであつ
て、正常時より増加することなく、従つて後続の
電力増幅器に過大入力を与えない。
また、非線形回路をCクラス増幅器で構成し、
このバイアス電圧を調整する方式であるため、補
償カーブの調整の自由度が大きく、さらに線形回
路、非線形回路ともトランジスタ増幅器であるた
め、分配、合成における位相合わせが容易である
等の効果がある。
このバイアス電圧を調整する方式であるため、補
償カーブの調整の自由度が大きく、さらに線形回
路、非線形回路ともトランジスタ増幅器であるた
め、分配、合成における位相合わせが容易である
等の効果がある。
第1図は、本発明の実施例を示す系統図、第2
図は、Cクラス増幅器の特性を示す説明図、第3
図は、本発明に実施例の動作説明図、第4図は、
従来の補償回路の例を示す系統図、そして、第5
図は、従来の補償回路の動作説明図である。 2,7……分配器、3……Aクラス増幅器、
4,5,6……Cクラス増幅器。
図は、Cクラス増幅器の特性を示す説明図、第3
図は、本発明に実施例の動作説明図、第4図は、
従来の補償回路の例を示す系統図、そして、第5
図は、従来の補償回路の動作説明図である。 2,7……分配器、3……Aクラス増幅器、
4,5,6……Cクラス増幅器。
Claims (1)
- 1 高周波電力増幅器の直線性を補償する前置補
償回路において、入力信号をふたつ以上の信号に
分配する分配器と、上記分配された信号のうちひ
とつの信号を受けて増幅するAクラス増幅器と、
上記分配された信号のうち、その他の信号を受け
てそれぞれを増幅するCクラス増幅器と、上記A
クラス増幅器及びCクラス増幅器のそれぞれの出
力信号を受けて各信号を同相関係で合成する合成
器とを備えることを特徴とする直線性補償回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10094685A JPS61258513A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 直線性補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10094685A JPS61258513A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 直線性補償回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61258513A JPS61258513A (ja) | 1986-11-15 |
JPH0478203B2 true JPH0478203B2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=14287516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10094685A Granted JPS61258513A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 直線性補償回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61258513A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6501332B1 (en) * | 2000-07-13 | 2002-12-31 | Texas Instruments Incorporated | Apparatus and method for electrical signal amplification |
JP4786021B2 (ja) * | 2000-09-05 | 2011-10-05 | 三菱電機株式会社 | 高周波増幅器、フィードフォワード増幅器および歪み補償増幅器 |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP10094685A patent/JPS61258513A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61258513A (ja) | 1986-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |