JPS6125820A - 管内面ライニングチユ−ブ - Google Patents
管内面ライニングチユ−ブInfo
- Publication number
- JPS6125820A JPS6125820A JP59148470A JP14847084A JPS6125820A JP S6125820 A JPS6125820 A JP S6125820A JP 59148470 A JP59148470 A JP 59148470A JP 14847084 A JP14847084 A JP 14847084A JP S6125820 A JPS6125820 A JP S6125820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- resin
- lining
- nylon
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L58/00—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
- F16L58/02—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
- F16L58/04—Coatings characterised by the materials used
- F16L58/10—Coatings characterised by the materials used by rubber or plastics
- F16L58/1009—Coatings characterised by the materials used by rubber or plastics the coating being placed inside the pipe
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/0017—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor characterised by the choice of the material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/26—Lining or sheathing of internal surfaces
- B29C63/34—Lining or sheathing of internal surfaces using tubular layers or sheathings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業の利用分野〕
本発明は水道管、ガス管等、特にそれらの既設管を補修
、更生する際に使用する管内面被覆用チューブに関する
ものである。
、更生する際に使用する管内面被覆用チューブに関する
ものである。
従来水道管、ガス管等の既設管が老朽化した場合、道路
を掘り起こして新管と交換し布設していた。しかし近年
の道路事情により道路の掘り起こしが出来ない場合には
、埋設された状態で管を補修し更生する必要性が高まっ
ている。数十メートルから数百メートルに亘って埋設さ
れている管を更生する方法として、老朽化した鋳鉄管、
ダクタイル管、鋼管等の内部を清掃した後、エポキシ樹
脂を塗装したり、常温硬化型エポキシ樹脂をナイロンチ
ューブの外面に塗布しながら、ナイロンチューブを管内
へ引込み、チューブを加圧膨張して、管壁に密着させる
工法が採られていた。
を掘り起こして新管と交換し布設していた。しかし近年
の道路事情により道路の掘り起こしが出来ない場合には
、埋設された状態で管を補修し更生する必要性が高まっ
ている。数十メートルから数百メートルに亘って埋設さ
れている管を更生する方法として、老朽化した鋳鉄管、
ダクタイル管、鋼管等の内部を清掃した後、エポキシ樹
脂を塗装したり、常温硬化型エポキシ樹脂をナイロンチ
ューブの外面に塗布しながら、ナイロンチューブを管内
へ引込み、チューブを加圧膨張して、管壁に密着させる
工法が採られていた。
しかしながら、エポキシ樹脂を塗布する工法では、塗布
厚が不均一で、管壁を貫通した穴や接続部の隙間を完全
に密封することは困難であり、また補修後に機械的振動
が加わるとクラック等が発生し気密性に問題が生じるこ
とがあった。一方ナイロンチューブを被覆する工法では
常温硬化型エポキシ樹脂を用いるため、作業性が悪く
(夏場は早く硬化し、冬場は非常に硬化しにくい等)使
用上の制約があり、更にはナイロンチューブを用いるた
め、常温における曲げ弾性率が高いため曲り管やフラン
ジ継手管が埋設されている箇所では曲り部で多数のしわ
が寄り、流体損失が大きくなったり、端末の折り曲げ処
理が困難で、この工法を適用することが出来なかった。
厚が不均一で、管壁を貫通した穴や接続部の隙間を完全
に密封することは困難であり、また補修後に機械的振動
が加わるとクラック等が発生し気密性に問題が生じるこ
とがあった。一方ナイロンチューブを被覆する工法では
常温硬化型エポキシ樹脂を用いるため、作業性が悪く
(夏場は早く硬化し、冬場は非常に硬化しにくい等)使
用上の制約があり、更にはナイロンチューブを用いるた
め、常温における曲げ弾性率が高いため曲り管やフラン
ジ継手管が埋設されている箇所では曲り部で多数のしわ
が寄り、流体損失が大きくなったり、端末の折り曲げ処
理が困難で、この工法を適用することが出来なかった。
このため上記の従来工法に代り貫通した穴や接続部の隙
間でも完全に密封補修出来、曲り管やフランジ継手管の
ある既設管へ適用可能な水道、ガス等の管更生工法が望
まれていた。
間でも完全に密封補修出来、曲り管やフランジ継手管の
ある既設管へ適用可能な水道、ガス等の管更生工法が望
まれていた。
上記工法に使用される管内面ライニングチューブは柔軟
性があり、高温高強度である必要がありこの様なチュー
ブとして、加硫ゴムチューブカ考えられている。しかし
0.2〜2.OB位の薄肉チューブを製造することは、
押出し加工時の粘着性、加熱加圧時の融着防止、発泡防
止等技術的に困難な問題が実用化出来なかった。
性があり、高温高強度である必要がありこの様なチュー
ブとして、加硫ゴムチューブカ考えられている。しかし
0.2〜2.OB位の薄肉チューブを製造することは、
押出し加工時の粘着性、加熱加圧時の融着防止、発泡防
止等技術的に困難な問題が実用化出来なかった。
上記問題点を解決するため柔軟性と、高温高強度物性を
持つチューブ材料について種々検討した結果、ナイロン
樹脂とポリウレタン樹脂を適宜に混練することにより、
本発明を完成するに到った。
持つチューブ材料について種々検討した結果、ナイロン
樹脂とポリウレタン樹脂を適宜に混練することにより、
本発明を完成するに到った。
本発明は、上記工法において使用される管内面ライニン
グチューブを提供するものであって、その要旨とすると
ころはナイロンとポリウレタン樹脂の混合樹脂組成物か
らなることを特徴とする管内面ライニングチューブにあ
る。
グチューブを提供するものであって、その要旨とすると
ころはナイロンとポリウレタン樹脂の混合樹脂組成物か
らなることを特徴とする管内面ライニングチューブにあ
る。
本発明は常温で非常に柔軟性があり、管内面にライニン
グする際の加熱加圧接着を容易にしたチューブで、軟ら
くて強いチューブを提供する。
グする際の加熱加圧接着を容易にしたチューブで、軟ら
くて強いチューブを提供する。
従来ナイロン樹脂とポリウレタン樹脂はあまりにも曲げ
弾性率がかけ離れていて、又、溶融粘度が異なっていた
ため、混線方法がむづかしく実用化されていなかった。
弾性率がかけ離れていて、又、溶融粘度が異なっていた
ため、混線方法がむづかしく実用化されていなかった。
即ち、ナイロン樹脂としてナイロン6、ナイロン6・6
、ナイロン6・10.ナイロン11、ナイロン12等が
あるが、これらの曲げ弾性率は一般に3000〜120
,000 Kg/cm2 と高く、又、ポリウレタン
樹脂は、ポリエステル系ポリウレタン、ポリエーテル系
ポリウレタン、ひまし油系ポリウレタン等があるが、こ
れらの曲げ弾性率は500Ky/cIns以下と低いか
らである。更にナイロン樹脂は融点以上になると溶融粘
度が急激に低下し、ポリウレタン樹脂は高分子量のため
低下しにくいことも、混合を困難にしている。
、ナイロン6・10.ナイロン11、ナイロン12等が
あるが、これらの曲げ弾性率は一般に3000〜120
,000 Kg/cm2 と高く、又、ポリウレタン
樹脂は、ポリエステル系ポリウレタン、ポリエーテル系
ポリウレタン、ひまし油系ポリウレタン等があるが、こ
れらの曲げ弾性率は500Ky/cIns以下と低いか
らである。更にナイロン樹脂は融点以上になると溶融粘
度が急激に低下し、ポリウレタン樹脂は高分子量のため
低下しにくいことも、混合を困難にしている。
本発明は両者の混合方法を検討し、両者の均一な混線法
を確立し、ナイロン/ポリウレタン樹脂チューブを得た
ものである。混線法は、低温から高温まで温度を変化さ
せながら2軸の混線スクリューで混練することにより行
なう。
を確立し、ナイロン/ポリウレタン樹脂チューブを得た
ものである。混線法は、低温から高温まで温度を変化さ
せながら2軸の混線スクリューで混練することにより行
なう。
管が比較的新しくて突起や異物が少ない場合、曲り部が
ないか或は曲り部があっても曲り角度が比較的小さい場
合においては、ライニングチューブ材料として、ナイロ
ン樹脂とポリウレタン樹脂の混合組成物を用いる限りに
本発明のライニングチューブを使用することができる。
ないか或は曲り部があっても曲り角度が比較的小さい場
合においては、ライニングチューブ材料として、ナイロ
ン樹脂とポリウレタン樹脂の混合組成物を用いる限りに
本発明のライニングチューブを使用することができる。
管が、管内壁に特に大きな突起や異物が付着している場
合や、曲り角度の大きい曲り部を有する場合においては
、ライニング施工が行ないやすくするためにライニング
チューブの25℃における引張り弾性率が100〜10
00Ky/cInI+で、100℃における引張強さが
50 Ky7’cm”以上であるのが好ましい。この様
なライニングチューブを得るためには例えばナイロン樹
脂とポリウレタン樹脂との混合割合を7:3〜8ニア重
量比とすることができる。
合や、曲り角度の大きい曲り部を有する場合においては
、ライニング施工が行ないやすくするためにライニング
チューブの25℃における引張り弾性率が100〜10
00Ky/cInI+で、100℃における引張強さが
50 Ky7’cm”以上であるのが好ましい。この様
なライニングチューブを得るためには例えばナイロン樹
脂とポリウレタン樹脂との混合割合を7:3〜8ニア重
量比とすることができる。
即ちナイロン樹脂が70重量%以上では曲げ弾性率がl
000にダ/(?l+1”以下が得られにくく、80重
量%以下では100℃における引張り強さが50Kyl
儒8 以上得られないためである。
000にダ/(?l+1”以下が得られにくく、80重
量%以下では100℃における引張り強さが50Kyl
儒8 以上得られないためである。
ライニングチューブの曲げ弾性率が100 Ky/cm
”以下ではチューブとしての柔軟性は良好であるが、既
設管に付着している突起や異物のところでライニング中
に破れる恐れがあるためであり、又、1000 Ky/
cm”以上では曲り管部の内側のところでチューブ材に
多数のしわが寄ることがあり、水、ガス等の流体抵抗が
増加して圧力損が生じ、さら1ζ管端部でチューブを押
し広げてフランジにセツ一〇− トする場合にも作業性が非常に劣り、実用上困難である
ためである。
”以下ではチューブとしての柔軟性は良好であるが、既
設管に付着している突起や異物のところでライニング中
に破れる恐れがあるためであり、又、1000 Ky/
cm”以上では曲り管部の内側のところでチューブ材に
多数のしわが寄ることがあり、水、ガス等の流体抵抗が
増加して圧力損が生じ、さら1ζ管端部でチューブを押
し広げてフランジにセツ一〇− トする場合にも作業性が非常に劣り、実用上困難である
ためである。
又、ライニングチューブの100℃における引張強さが
50Kp/(1)8以下ではライニングチューブを加熱
加圧接着する際、既設管部に欠陥孔や接続部のすき間で
破裂することがあるので、一般に管の加熱加圧には加圧
水蒸気が用いられるため1.5Kp/cmII の水
蒸気圧に耐えるには、100℃で50に9/an”以上
の引張強さにすることが好ましい。
50Kp/(1)8以下ではライニングチューブを加熱
加圧接着する際、既設管部に欠陥孔や接続部のすき間で
破裂することがあるので、一般に管の加熱加圧には加圧
水蒸気が用いられるため1.5Kp/cmII の水
蒸気圧に耐えるには、100℃で50に9/an”以上
の引張強さにすることが好ましい。
しかし、管内面を十分に清掃し、曲り部の少ない管や、
欠陥孔、接続部におけるすき間の少ない管に対しては、
上記物性の範囲以外のライニングチューブであっても、
勿論使用することができる。
欠陥孔、接続部におけるすき間の少ない管に対しては、
上記物性の範囲以外のライニングチューブであっても、
勿論使用することができる。
ライニングチューブは必要に応じて、可塑剤、充填剤、
顔料等を添加することができるので、これらの添加剤が
添加された場合においては、上記ナイロン樹脂とポリウ
レタン樹脂の混合比率を好ましい曲げ弾性率と引張り強
度の範囲になるように選ぶことができる。
顔料等を添加することができるので、これらの添加剤が
添加された場合においては、上記ナイロン樹脂とポリウ
レタン樹脂の混合比率を好ましい曲げ弾性率と引張り強
度の範囲になるように選ぶことができる。
本発明の管内面ライニングチューブにおいて、チューブ
の外面もしくは内面には例えば軟化点60〜120℃の
熱溶融型接着剤の層を設けることにより、加熱加圧時に
既設管内面に接着させることができる。チューブの外面
に接着剤を塗布した場合は、チューブは折りたたんだ状
態で管内へ挿入されるが、内面に塗布した場合にはチュ
ーブの表裏を反転させながら挿入することにより接着さ
れる。
の外面もしくは内面には例えば軟化点60〜120℃の
熱溶融型接着剤の層を設けることにより、加熱加圧時に
既設管内面に接着させることができる。チューブの外面
に接着剤を塗布した場合は、チューブは折りたたんだ状
態で管内へ挿入されるが、内面に塗布した場合にはチュ
ーブの表裏を反転させながら挿入することにより接着さ
れる。
ここで言う軟化点はJIS K 2817による環球法
軟化点であり、加熱接着温度を決定する重要な因子であ
る。軟化点が60℃以下ではチューブ材が巻取られた状
態で接着剤同志が融着するおそれがあり、120℃以上
では水蒸気圧力を2 Kl/cIn2以上に高める必要
があり、工事現場での作業性や高温高圧による危険性が
増すためである。
軟化点であり、加熱接着温度を決定する重要な因子であ
る。軟化点が60℃以下ではチューブ材が巻取られた状
態で接着剤同志が融着するおそれがあり、120℃以上
では水蒸気圧力を2 Kl/cIn2以上に高める必要
があり、工事現場での作業性や高温高圧による危険性が
増すためである。
熱溶融型接着剤としては、ポリオレフィン系樹脂やポリ
エステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、熱可塑性ゴム等を
ベースにした接着剤を用いることが出来るが、好ましく
はアミン価が0.5〜15.0 のダイマー酸ベース
のポリアミド樹脂が優れている。
エステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、熱可塑性ゴム等を
ベースにした接着剤を用いることが出来るが、好ましく
はアミン価が0.5〜15.0 のダイマー酸ベース
のポリアミド樹脂が優れている。
アミン価0.5〜15のポリアミド樹脂としては、ダイ
マー酸と呼ばれる二塩基酸とジアミンとを反応させた重
合体で、例えばトール油脂肪酸、大豆油脂肪酸等の不飽
和脂肪酸にアジピン酸、アゼライン酸、七パチン酸等を
添加し、さらにエチレンジアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、インフォロンジアミン、キシレンジアミン、4−
4’ジアミノジシクロヘキシルメタン、P−P’メチレ
ンジアニリン、ピペリジン、トリメチルへキサメチレン
ジアミン、アルカノールアミン等を反応させたポリアミ
ド樹脂が挙げられる。
マー酸と呼ばれる二塩基酸とジアミンとを反応させた重
合体で、例えばトール油脂肪酸、大豆油脂肪酸等の不飽
和脂肪酸にアジピン酸、アゼライン酸、七パチン酸等を
添加し、さらにエチレンジアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、インフォロンジアミン、キシレンジアミン、4−
4’ジアミノジシクロヘキシルメタン、P−P’メチレ
ンジアニリン、ピペリジン、トリメチルへキサメチレン
ジアミン、アルカノールアミン等を反応させたポリアミ
ド樹脂が挙げられる。
得られたポリアミド樹脂は数平均分子量約1500〜2
0000の範囲のもので、環球法軟化点が約60℃〜1
20℃の範囲のものが良い。特に本発明においてアミン
価が0.5〜15のものが好ましく、アミン価が0.4
以下では反応性に乏しく金属との接着性に劣り、またア
ミン価が16以上では反応性が強く熱劣化を受は易く、
さらにナイロンとポリウレタン樹脂との相溶性が悪く接
着力の低下をまねくためである。
0000の範囲のもので、環球法軟化点が約60℃〜1
20℃の範囲のものが良い。特に本発明においてアミン
価が0.5〜15のものが好ましく、アミン価が0.4
以下では反応性に乏しく金属との接着性に劣り、またア
ミン価が16以上では反応性が強く熱劣化を受は易く、
さらにナイロンとポリウレタン樹脂との相溶性が悪く接
着力の低下をまねくためである。
本発明のアミン価0.5〜15のポリアミド樹脂として
はヘンケル日本株製商品名パーサロン1300゜IHI
、 1802.1112.1117.1115.112
4.1128゜等や富士化成工業(株)製商品名トーマ
イド394,509゜1810.535.等を用いるこ
とが出来る。
はヘンケル日本株製商品名パーサロン1300゜IHI
、 1802.1112.1117.1115.112
4.1128゜等や富士化成工業(株)製商品名トーマ
イド394,509゜1810.535.等を用いるこ
とが出来る。
これらポリアミド系熱溶融接着剤は前記ナイロンとポリ
ウレタン樹脂との混合樹脂組成物からなるチューブ上に
押出し機で0.1〜0.5IuL厚に溶融塗布したり、
有機・溶媒で溶解してローラー塗布したりすることによ
り、接着性に優れたライニングチューブを得ることが出
来る。
ウレタン樹脂との混合樹脂組成物からなるチューブ上に
押出し機で0.1〜0.5IuL厚に溶融塗布したり、
有機・溶媒で溶解してローラー塗布したりすることによ
り、接着性に優れたライニングチューブを得ることが出
来る。
実施例1〜3
ナイロン樹脂としてダイアミドL−2121(ダイセル
化学工業社製)と、ポリウレタン樹脂としてバラプレン
26S(日本ポリウレタン社製)を7:3.5:5.3
ニアの重量比で2軸押出し混練しナイロンとウレタン樹
脂の混合樹脂組成物を得た。
化学工業社製)と、ポリウレタン樹脂としてバラプレン
26S(日本ポリウレタン社製)を7:3.5:5.3
ニアの重量比で2軸押出し混練しナイロンとウレタン樹
脂の混合樹脂組成物を得た。
これらを各々外径9Qu#、肉厚1.0#IMのチュー
ブ状に押出し成形し、さらにその外部に熱溶触接着剤と
してパーサロン1aOO(ヘンケル日本社製アミン価0
.5)を0.2xx厚になるよう溶融塗布しライニング
チューブを得た。
ブ状に押出し成形し、さらにその外部に熱溶触接着剤と
してパーサロン1aOO(ヘンケル日本社製アミン価0
.5)を0.2xx厚になるよう溶融塗布しライニング
チューブを得た。
得られたチューブ25℃における曲げ弾性率、100℃
における引張強さを測定し、さらに熱溶融接着剤の軟化
点を測定した。
における引張強さを測定し、さらに熱溶融接着剤の軟化
点を測定した。
一方、ライニングチューブのライニング性を検討するた
め、90°曲り管を有する100A鋼管内へ前記チュー
ブを挿入し、端末部を折曲げ処理した後、ライニングチ
ューブ内に加熱加圧器を用いて1.5 K117cm”
の水蒸気を圧入し、管内壁に密着するよう加熱加圧接着
した。
め、90°曲り管を有する100A鋼管内へ前記チュー
ブを挿入し、端末部を折曲げ処理した後、ライニングチ
ューブ内に加熱加圧器を用いて1.5 K117cm”
の水蒸気を圧入し、管内壁に密着するよう加熱加圧接着
した。
その後鋼管を解体し、90°曲り管へのライニング性例
4〜6 ナイロン樹脂としてダイアミドL−1940(ダイ七ル
化学工業社製)と、ポリウレタン樹脂としてタケラック
T−890(飲用薬品工業社製)を7=8.5:5.3
ニアの重量比で2軸押出し混練しナイロン樹脂とウレタ
ン樹脂の混合樹脂組成物を得た。
4〜6 ナイロン樹脂としてダイアミドL−1940(ダイ七ル
化学工業社製)と、ポリウレタン樹脂としてタケラック
T−890(飲用薬品工業社製)を7=8.5:5.3
ニアの重量比で2軸押出し混練しナイロン樹脂とウレタ
ン樹脂の混合樹脂組成物を得た。
これらを各々外径9QJIJL#、肉厚1.QIIIM
のチューブ状に押出し成形し、さらにその外部に熱溶融
接着剤としてパーサロン1302 (ヘンケル日本社
製アミン価5.8)を0.2題 厚になるよう溶融塗
布しライニングチューブを得た。得られたチューブは実
施例1〜8と同様の性能試験を行なった。その結果を第
1表に示した。
のチューブ状に押出し成形し、さらにその外部に熱溶融
接着剤としてパーサロン1302 (ヘンケル日本社
製アミン価5.8)を0.2題 厚になるよう溶融塗
布しライニングチューブを得た。得られたチューブは実
施例1〜8と同様の性能試験を行なった。その結果を第
1表に示した。
第1表の結果、実施例で得られたライニングチューブは
施工性に優れたライニングチューブであることが判った
。
施工性に優れたライニングチューブであることが判った
。
ナイロン樹脂とポリウレタン樹脂の混合樹脂組成物から
成る本発明の管内面ライニングチューブは柔軟性と高温
における強度に優れているので、既設管における貫通し
た穴や接続部の隙間でも完全に密封補修でき、更に曲り
管やフランジ継手管のある既設管へも適用可能なもので
ある。
成る本発明の管内面ライニングチューブは柔軟性と高温
における強度に優れているので、既設管における貫通し
た穴や接続部の隙間でも完全に密封補修でき、更に曲り
管やフランジ継手管のある既設管へも適用可能なもので
ある。
Claims (4)
- (1)ナイロンとポリウレタン樹脂の混合樹脂組成物か
らなることを特徴とする管内面ライニングチューブ。 - (2)混合樹脂組成物の25℃における曲げ弾性率が1
00〜1000Kg/cm^2で、100℃における引
張強さが50Kg/cm^2以上である特許請求の範囲
第(1)項記載の管内面ライニングチューブ。 - (3)チューブの内面又は外面に熱溶融型接着剤の層が
設けられてなる特許請求の範囲第(1)項記載の管内面
ライニングチューブ。 - (4)熱溶融型接着剤が、アミン価0.5〜15のダイ
マー酸ベースのポリアミド系接着剤である特許請求の範
囲第(3)項記載の管内面ライニングチューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59148470A JPS6125820A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 管内面ライニングチユ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59148470A JPS6125820A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 管内面ライニングチユ−ブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125820A true JPS6125820A (ja) | 1986-02-04 |
Family
ID=15453465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59148470A Pending JPS6125820A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 管内面ライニングチユ−ブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125820A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577684U (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-22 | 大阪瓦斯株式会社 | 合成樹脂管 |
JP2011500365A (ja) * | 2007-10-17 | 2011-01-06 | エボニック デグサ ゲーエムベーハー | 管状導管を被覆するためのポリアミド成形材料の使用 |
-
1984
- 1984-07-16 JP JP59148470A patent/JPS6125820A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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