JPS6125739Y2 - - Google Patents

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JPS6125739Y2
JPS6125739Y2 JP9136483U JP9136483U JPS6125739Y2 JP S6125739 Y2 JPS6125739 Y2 JP S6125739Y2 JP 9136483 U JP9136483 U JP 9136483U JP 9136483 U JP9136483 U JP 9136483U JP S6125739 Y2 JPS6125739 Y2 JP S6125739Y2
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JP
Japan
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guard
shaving
blades
cutting edges
razor
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JP9136483U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、本体柄部の頭部に前後一対の剃り
刃をその刃先が互いに対向するように八字状に配
設するとともに、同じく頭部には剃り面に多数の
透孔を有するガードを前記剃り刃を覆うように取
着したガード付き安全剃刀に関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来、この種の安全剃刀としては、例えば特開
昭55−112号公報に記載のものがある。
通常、剃り刃をひげに対し直角に当てると、ソ
フトな剃り味が得られるとともに剃り刃の耐久性
も向上する。ところが、同安全剃刀においては、
第28図に示すように、ガード10がフラツトで
あるため、これを膚面Sに当てがつたとき、剃り
刃5,6とひげMののびる方向Aとのなす角度θ
が小さくなつてひげMに対し剃り刃5,6を直
角に当てにくくなる。従つて、ソフトな剃り味が
得られにくいとともに剃り刃の耐久性がなくな
る。
そこで、ガードの形状に工夫を凝らして剃り刃
をひげに対しできる限り直角に当て易くしたもの
が本考案である。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は後記する実施例の図面に示
すように、本体柄部1の頭部に前後一対の剃り刃
5,6をその刃先5a,6aが互いに対向するよ
うに八字状に配設するとともに、同じく頭部には
剃り面11に多数の透孔11aを有するガード1
0を前記剃り刃5,6を覆うように取着したガー
ド付き安全剃刀において、前記ガード10は中央
部の剃り面11から両側へ下る斜状部12を形成
するように断面山形状に湾曲されたものである。
(作用) そして、ガード10を膚面Sに当てがつたと
き、剃り刃5,6とひげMののびる方向Aとのな
す角度θが大きくなつてひげMに対し剃り刃
5,6を直角に当て易くなる。
(実施例) 以下、本考案の第1実施例を第1図〜第6図に
従つて説明すると、本体柄部1の頭部上面にはア
リ状のレール部2が左右方向へ延設され、ヘツド
3の下面に形成されたアリ溝状のレール溝4がこ
のレール部2に対し第5図に示すように嵌合され
てヘツド3が本体柄部1に対し着脱可能になつて
いる。ヘツド3の上面の前後両側には剃り刃5,
6がその刃先5a,6aを互いに対向させて八字
状に配設されている。第3図に示すようにヘツド
3を上方から覆うカバー7の前後両側には脚板8
が下方へ突設され、本体柄部1の前後両面の上部
に重ね合わされるようになつている。カバー7の
上面に形成された開口部9の周縁下面には断面山
形状に湾曲されたガード10が係止され、その中
央部の剃り面11が開口部9から露出されてい
る。この剃り面11には第4図に示すように多数
の透孔11aが縞模様に形成され、その剃り面1
1から前後両側へ下る斜状部12の内側に前記剃
り刃5,6が配設され、この剃り刃5,6を覆う
ガード10の剃り面11の内面側に剃り刃5,6
の刃先5a,6aのみが当接可能になつている。
本体柄部1の頭部にはその前後両面に開放され
た挿入孔13が形成され、その挿入孔13に支持
板14が挿入されるとともに、その支持板14の
上面と挿入孔13の天井面との間に断面山形状の
板ばね15が介入されている。又、前記カバー7
の両脚板8の下端部には係止孔16が形成され、
この係止孔16に前記支持板14の前後両側の係
止突部14aが係入され、第5図に示すようにカ
バー7はこの板ばねの付勢力により常に下動され
ている。
本体柄部1の頭部には前記挿入孔13の上方位
置において前後両面に開放された支持孔17が形
成され、又前記カバー7の両脚部8には係止孔1
6の上方位置において左右方向へ延びる係合孔1
8が形成されている。この両孔17,18には一
方の操作つまみ19の連結突部21及び他方の操
作つまみ20の連結杆22が本体柄部1の前後両
面から挿入され、それらが互いに嵌合されて両操
作つまみ19,20は一体回動可能になつてい
る。両操作つまみ19,20の内側にはそれぞれ
カム部23,24が形成され、前記カバー7の係
合孔18に係入されるようになつている。従つ
て、第5図に示すようにカバー7が下動された状
態からいずれかの操作つまみ19,20を90度回
動させると、第6図に示すように両操作つまみ1
9,20のカム部23,24が係合孔18を介し
てカバー7を持ち上げることができる。この上動
状態では、剃り刃5,6の刃先5a,6aがガー
ド10の剃り面11の内面から離れ、ヘツド3を
本体柄部1のレール部2に対し着脱することによ
り、カバー7を本体柄部1から取外すことなくヘ
ツド3を自在に交換することができる。
このように構成されたガード付き安全剃刀では
ガード10を膚面に当てがい、本体柄部1を持ち
替えることなく若干傾動させて両剃り刃5,6を
交互に使用するだけで往復方向に剃ることがで
き、しかもガード10があるため大変安全性が高
くなる。
特に、本実施例では、第27図に示すように、
ガード10を膚面Sに当てがつたとき、一方の剃
り刃5とひげMののびる方向Aとのなす角度θ
が前記従来例の同角度θよりも大きくなり(両
剃り刃5,6のなす角度α,αが同一のと
き)、ひげMに対し剃り刃5を直角に当て易くな
る。なお、剃り刃6の場合も同様である。
第7図〜第9図に示す第2実施例は前記第1実
施例に比較して主にヘツド3の構造、本体柄部1
のレール部2とヘツド3のレール溝4の形状、カ
バー7の本体柄部1に対する取付構造を異にして
いる。すなわち、ヘツド3においては、ヘツド本
体25の上面の前後両側に八字状に配設された剃
り刃5,6は、ヘツド本体25の前後両側におい
てかしめ着された押え板26により挾持されてい
る。又、カバー7の前後両側には一対ずつ下方に
向けて係止脚27が突設され、その係止脚27は
本体柄部1の上面の前後両側に一対ずつ形成され
た係止凹部28に対し着脱可能に係入されるよう
になつている。この実施例においてヘツド3を交
換する場合には、カバー7の係止脚27を本体柄
部1の係止凹部28から外し、ヘツド3を本体柄
部1のレール部2から抜く。
第10図に示す第3実施例は前記第2実施例に
おいてヘツド3を本体柄部1の上面に対し一体化
したものである。
第11図〜第14図に示す第4実施例はヘツド
3をなくしてその代わりに剃り刃5,6をカバー
7の前後両側部の内側に取着したものであつて、
カバー7の左右両側に突設された係止脚27が本
体柄部1の左右両側の係止凹部28に対し着脱可
能に係入されるようになつている。
第15図に示す第5実施例、第6図に示す第6
実施例、第17図に示す第7実施例、第18図に
示す第8実施例はそれぞれ前記第4実施例に比較
して剃り刃5,6及びガード10を異にしてい
る。すなわち、第15図に示す第5実施例では、
ガード10の両斜状部12の内側において剃り刃
5,6が上下一対ずつ互いに重ね合わされて配設
され、それらの刃先5a,6aのみがガード10
の剃り面11の内面側に当接されている。又、そ
れらの剃り刃5,6の刃先5a,6a付近には髭
かす排出孔5b,6bが透設されている。
第16図に示す第6実施例では、ガード10の
両斜状部12の内面に剃り刃5,6が重ね合わさ
れ、その刃先5a,6aがガード10の剃り面1
1の内面側に当接されている。
第17図に示す第7実施例では、前記第6実施
例において剃り刃5,6の刃先5a,6a付近が
ガード10の内面側から離間するように若干湾曲
され、刃先5a,6aのみが剃り面11の内面側
に当接されている。この場合には、前記第6実施
例に比較して、刃先5a,6aが剃り面11の内
面側に対しより一層密着し易くなり切れ味が良く
なる。
第18図及び第19図に示す第8実施例では、
ガード10の剃り面11の各透孔11aを区切る
枠部11bのうちその一部のものが切断されてそ
の切断端部で折り曲げられ、その折り曲げ部11
c間に剃り刃5,6の刃先5a,6a部分が挿入
されて支持され、刃先5a,6aのみが剃り面1
1の内面側に当接されている。この場合には、刃
先5a,6a部分がこの折り曲げ部11cに支え
られるため、剃り刃5,6の下方への反りが防止
される。
なお、ガード10の剃り面11の各透孔11a
は第20図に示すように刃先5a,6aに対し若
干斜状に交差するようにしてもよい。又、前記ガ
ード10をアモルフアス合金で形成すれば、高耐
蝕性、高硬度性、高靭性等において優れたものに
なる。さらに、剃り刃5,6の刃先5a,6aを
ガード10の剃り面11の内面に当接させること
なく極僅かに離間させてもよい。
考案の効果 要するに本考案によれば、ガード10が断面山
形状になつているので、ひげMに対し剃り刃5,
6を直角に当て易くなり、従来例のものよりもソ
フトな剃り味が得られるとともに剃り刃5,6の
耐久性も向上する。
別例 第21図〜第26図に示す実施例は、本考案の要
部とは関連しないが、前記第4実施例に比較して
剃り刃の配設構造を異にしている。すなわち、本
体柄部1と一体化されたヘツド3の上面には第2
4図に示すように4枚の剃り刃29がその刃先2
9aを前方に向けかつ本体柄部1の左右方向に対
し斜状をなすように配設され、しかもその斜状方
向に順次ずれ、又第25図に示すように各刃先2
9aを結ぶ線が弧状を描くようになつている。こ
の各刃先29aはカバー7の内側に取着されたガ
ード10の剃り面11の内面側に当接されてい
る。この実施例では、ガード10の剃り面11を
膚面に当てがい、本体柄部1を一方向へ若干傾動
させて各剃り刃29で連続的に剃る。この場合に
は、各剃り刃29の刃先29aが本体柄部1の左
右方向に対し斜状をなしているため、引き切り作
用が生じて切れ味が大変良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は〜第6図は第1実施例を示し、第1図
はガード付き安全剃刀の分解斜視図、第2図はそ
の一部品である操作つまみの斜視図、第3図はガ
ード付き安全剃刀の組立斜視図、第4図はガード
の剃り面の部分拡大図、第5図はカバーの下動状
態を示す部分拡大断面図、第6図はカバーの上動
状態を示す部分拡大断面図、第7図〜第9図は第
2実施例を示し、第7図はガード付き安全剃刀の
分解斜視図、第8図は同じく組立斜視図、第9図
は組立時における部分拡大断面図、第10図は第
3実施例に係るガード付き安全剃刀の部分拡大断
面図、第11図〜第14図は第4実施例を示し、
第11図はガード付き安全剃刀の分解斜視図、第
12図はその一部品であるガードの斜視図、第1
3図はガード付き安全剃刀の組立斜視図、第14
図は同じく部分拡大断面図、第15図は第5実施
例を示す部分拡大断面図、第16図は第6実施例
を示す部分拡大断面図、第17図は第7実施例を
示す部分拡大断面図、第18図は第8実施例を示
す部分拡大断面図、第19図は第8実施例におけ
るガードの剃り面の部分拡大図、第20図はガー
ドの剃り面の別例を示す部分拡大図、第21図〜
第26図は本考案の要部とは関連しない別例を示
し、第21図は正面図、第22図は平面図、第2
3図は右側面図、第24図は一部切欠き平面図、
第25図は第24図のX−X線断面図、第26図
は第24図のY−Y線断面図、第27図は本考案
の作用説明図、第28図は従来例の作用説明図で
ある。 本体柄部……1、ヘツド……3、剃り刃……
5,6、刃先……5a,6a、カバー……7、ガ
ード……10、剃り面……11、透孔……11
a、枠部……11b、折り曲げ部……11c、斜
状部……12。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体柄部1の頭部に前後一対の剃り刃5,6
    をその刃先5a,6aが互いに対向するように
    八字状に配設するとともに、同じく頭部には剃
    り面11に多数の透孔11aを有するガード1
    0を前記剃り刃5,6を覆うように取着したガ
    ード付き安全剃刀において、 前記ガード10は中央部の剃り面11から両
    側へ下る斜状部12を形成するように断面山形
    状に湾曲されていることを特徴とするガード付
    き安全剃刀。 2 ガード10の両斜状部12の内側に配設した
    剃り刃5,6の刃先5a,6aのみが剃り面1
    1の内面側に当接されている実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載のガード付き安全剃刀。 3 ガード10の両斜状部12の内側に配設した
    剃り刃5,6はそれぞれ上下一対ずつ互いに重
    ね合わされたものであつてそれらの刃先5a,
    6aのみが剃り面11の内面側に当接されてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のガー
    ド付き安全剃刀。 4 剃り刃5,6は両斜状部12の内面に重ね合
    わされてその刃先5a,6aが剃り面11の内
    面側に当接されている実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のガード付き安全剃刀。 5 剃り刃5,6の刃先5a,6a付近がガード
    10の内面側から離間するように湾曲され、そ
    の刃先5a,6aのみが剃り面11の内面側に
    当接されている実用新案登録請求の範囲第4項
    に記載のガード付き安全剃刀。 6 ガード10の剃り面11はその透孔11aを
    縞模様に配置したものであつて、その各透孔1
    1aを区切る枠部11bのうち一部のものが切
    断されてその切断端部で折り曲げられ、その折
    り曲げ部11c間に剃り刃5,6の刃先5a,
    6a部分が挿入されて支持されている実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のガード付き安全
    剃刀。
JP9136483U 1983-06-15 1983-06-15 ガ−ド付き安全剃刀 Granted JPS602476U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9136483U JPS602476U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 ガ−ド付き安全剃刀

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JP9136483U JPS602476U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 ガ−ド付き安全剃刀

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Publication Number Publication Date
JPS602476U JPS602476U (ja) 1985-01-10
JPS6125739Y2 true JPS6125739Y2 (ja) 1986-08-02

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ID=30221343

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2354474B8 (en) * 1999-09-27 2008-01-29 Gillette Co Safety razors
US6305084B1 (en) * 2000-02-29 2001-10-23 Wheel Technology Ltd. Razor cartridge and corresponding method of assembly
JP5188820B2 (ja) * 2008-01-31 2013-04-24 株式会社貝印刃物開発センター 剃刀

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JPS602476U (ja) 1985-01-10

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