JPS61255754A - ダイハイト・型締力調整装置 - Google Patents

ダイハイト・型締力調整装置

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JPS61255754A
JPS61255754A JP9805785A JP9805785A JPS61255754A JP S61255754 A JPS61255754 A JP S61255754A JP 9805785 A JP9805785 A JP 9805785A JP 9805785 A JP9805785 A JP 9805785A JP S61255754 A JPS61255754 A JP S61255754A
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die height
mold
value
clamping force
mold clamping
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JP9805785A
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Koji Sugiyama
杉山 孝治
Masashi Uchida
正志 内田
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1751Adjustment means allowing the use of moulds of different thicknesses

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイカストマシンや射出成形機等の射出成形
装置において、種々の金型に応じたダイハイト調整を自
動的に可能とするダイハイト調整装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般に、この種の射出成形装置においては、固定プラテ
ンに固定した固定金型と可動プラテンに固定した可動金
型とを突き合わせ、両者を大きな力で締め付けて所定の
聾締力を与えた状態で、金型キャビティ中に金属の溶湯
を射出して成形を行なっている。
このような射出成形装置において鉱、成形加工品の種類
に応じて適宜金製交換を行なっており、金型交換の際固
定プラテンと可動プラテンとの間隔、すなわち、ダイハ
イトを金型の厚みに応じて適宜調整している。このダイ
ハイトの調整は、通常、作業者の目測によって行なわれ
ておシ、適当な距離だけ可動プラテンを後退させた後、
箆締屋開用のトラブル機構を完全に伸ばし、町動プラテ
ンを一定速度で前進させて、可動金型と固定金型とを接
触させ、この接触した時点を作業者が目視およびフィー
リングで確認し、ダイノ1イト調整位置として設定して
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなダイハイトの調整方法による
と、作業者の設定するダイノ1イト調整位置と真のダイ
ハイト調整位置との間に極めて大きな誤差が生じる虞れ
が多分にあった。すなわち、真のダイハイト調整位置は
可動金型と固定金型とがソフトタッチする微妙な時点で
あシ、このソフトタッチする時点を目視およびフィーリ
ングで確認するという作業社、熟練した作業者の感に頼
らざるを得なかった。並みの作業者がこの作業を行なお
うとすると、可動金型が固定金製に接触しない前に、つ
まシ、可動金型を固定金型の大きく手前側に停止させた
状態で、あるいは可動金型を固定金型に強く接触させた
状態で、ダイハイト調整位置の設定を行なってしまうと
いう不具合の生ずるものであった。
また、可動プラテンの前進速度は一般に速く設定されて
おシ、このような速度で前進する可動金型と固定金型と
の接触の際の衝撃力は極めて大きいものであった。つま
シ、可動金型の停止時期が前述のソフトタッチ時点より
も遅れるに伴ってその衝撃力が大きくなシ、金型ばかシ
でなく射出成形装置自体をも損傷させてしまう虞れがあ
った。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、ダイハ
イト間隔を検出するダイハイト検出器を設け、このダイ
ハイト検出器の検出するダイハイト検出値L′と、装着
される金型に応じて予め設定されるダイハイト設定値り
とを比較するようにし、L′ンLと判定された場合、α
(所定値)士りとL′とを比較し、L′>L+αの範囲
にあるときは前記ダイハイト間隔を急速減少させると共
に、L′=L+αとなった時およびL′≦L+αの範囲
にあるときはダイハイト間隔を微速減少させるようにし
、L’(Lと判定された場合、L′=L+αとなるまで
前記ダイハイト間隔を急速増大させ、L′=L+αとな
った時点よりダイハイト間隔を微速減少させるようにし
てダイハイトを調整するようにしたものである。
〔作用〕
したがってこの発明によると、急速減少あるいは急速増
大させた後、ダイハイト間隔を微速減少させながら、設
定値りに近づけることができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係るダイハイト調整装置を詳細に説明す
る。第2図は、このダイハイト調整装置を装着する射出
成形装置の一例を示す正面図であシ、第3図は第2図の
図示左方側面図である。同図において、1は固定プラテ
ン、2は可動プラテン、3はリンクハウジングを示し、
固定プラテン1には固定金ff1la、可動プラテン2
には可動金m2aが夫々クランプ装ai18 、18を
用いて取り付けられている。4は互いに平行に配設され
た複数本(通常4本)のコラムで、コラム40両端は固
定プラテン1およびリンクハウジング3の外側において
コラムナツト5によって固定されている。6はを締シリ
ンダで、7はトラブル機構、8はマシンペースを示し、
リンクハウジング3側のコラムナツト5を回すことによ
ってこのリンクハウジング3をコラム4に沿って摺動移
動させることができるようになっている。リンク/Sウ
ジフグ3に回転自在に取シ付けたコラムナツト5の局面
には、チェーンホイル5aが形成されておシ、これらチ
ェーンホイル5aとダイハイトモータ9の出力軸に固定
されたチェーンホイル9aとの間には、エンドレスのチ
ェーン10が巻掛けられておシ、グイハイドモータ9を
正転あるいは逆転させることによりコラムナツト5を回
転させ、リンクハウジング3を第2図において右方向に
前進あるいは左方向に後退させることができるようにな
っている。すなわち、コラム4の自然長tを適宜調節し
得るようになっている。
型締シリンダ6はリンクハウジング3に固定されておシ
、との型締シリンダ6に内装されるピストンロッド6a
を介してトラブル機構7を伸縮させて、コラム4に嵌合
された可動プラテン2を固定プラテン1に対して接近さ
せたり後退させたシすることができるようになっている
。図示状態はトラブル機構7を一杯に張って、即ち型締
シリンダ6のピストンロンドロ&を一杯に伸ばして、可
動金型2aと固定金型1aとを密着させた状態を示して
いる。通常、このような状態において、可動金型2aと
固定金型1aとは所定圧力(型締力)で圧接(型締)さ
れた状態にあるが、ここでは以降の説明を容易とするた
めに、可動金型2aと固定金型1aとはこのような状態
において、ン7トタツテ状態(型締力零)にあるものと
して説明を進める。すなわち、可動金型2aと固定金f
111 aとを合わせた金型厚TI と、金112aお
よび1aを装着しない状態においてトラブル機構7t−
一杯に張った時の可動プラテン2と固定プラテン1との
間隔(ダイハイ))LMとが略等しく設定されており、
したがって可動金型2aと固定金型1aとに型締力が作
用していない状態、即ちン7トタッチ状態となっている
ものとする。
一方、マシンペース8には、前記ダイハイトLMを検出
するためのダイハイト検出器11が取シ付けられておシ
、このダイハイト検出器11は、リンクハウジング3に
固定されたダイハイト検出バー111を介して、ダイハ
イトLMを1ミクロンの精度で検出することができるよ
うになっている。
すなわち、この射出成形装置において、金W2aおよび
1aを装着せず、トラブル機構7を一杯に張った状態で
リンクハウジング3を移動させ、可動プラテン2を固定
プラテン1側に最大限近接させた後の可動プラテン2と
固定プラテン1との間隔(最小ダイハイ)、)L、は機
械仕様によって決定される固定値であシ、この時の(ト
ラブル機構7を一杯に張った状態)リンクハウジング3
と可動プラテン2との間隔1. も機械仕様によって決
定される固定値である。金型2aおよび1aを装着した
時のダイハイトLMはLs (最小ダイハイト)十ΔL
で表わされ、したがって、リンクハウジング3と固定プ
ラテン1との間隔tは、1=1゜+L s十Δtとなる
。tl十Lsは前述の如く機械仕様によって決定される
固定値であシ、このt!十LIIを零基準位置としてΔ
Lを検出すれば、即ちリンクハウジング3の移動量ΔL
を検出すれば、ダイハイトLMを算出することができる
。つまシ、ダイハイト検出器11はダイハイト検出バー
11a k介してこのΔLを検出することができるよう
になっておシ、このΔLに応じたパルス信号を発生する
パルス発生器で構成されている。
また、リンクハウジング3にはトラブル機構Tによる可
動プラテン2のストローク位置(tlを最大ストローク
位置とする)を検出する戯開閉ストローク位置検出器1
2が取シ付けられておシ、可動プラテン2に固定された
ストローク検出バー12aを介して可動プラテン2のス
トローク位tx t’を検出し、このストローク位置に
応じたパルス信号を発生するパルス発生器で構成されて
いる。
しかして、このように構成された射出成形装置13に、
第4図に示す様なダイハイト調整装置14が接続されて
いる。このダイハイト調整装置14は、マイクロコンピ
ュータを内装してなるコントロールユニット15を有し
ておシ、このコントロールユニット150入力端子15
aにダイハイト検出器11の送出するΔLに応じた信号
が、入力端子15bに型開閉ストローク位置検出器12
の送出するt′に応じた信号が入力されるようになって
いる。また、入力端子15cに機械仕様によって定まる
最小ダイハイト寸法L8が、入力端子15dに、ダイハ
イト設定器16に設定されるダイハイト設定値りが入力
されるようになっている。このダイハイト設定値しは金
型交換の度毎にダイハイト設定器16に設定されるよう
になっておシ、今まさに交換しようとする金型の厚みに
等しい値が適宜設定されるようになっている。そして、
これらの入力情報に基づいて、コントロールユニット1
5に内装されるマイクロコンピュータが演算処理を行な
い、出力端子15e〜15により適宜出力信号を送出す
るようになっている。すなわち、出力端子15e〜15
hの送出する出力信号が、射出成形装置13のダイハイ
トモータ9に入力されるようになっておシ、出力端子1
5i 、 15jの送出する出力信号が、シリンダ6を
制御する油圧バルブ等6bに入力されるようになってい
る。また、出力端子15にの送出する出力信号が、例え
ばブザー、あるいは弐示器等よりなる異常警告装置17
に入力されるようになっている。そして、出力端子15
eの送出する信号によって、ダイハイトモータ9を急速
正転させ、第2図においてリンクハウジング3を固定プ
ラテン1側に急速前進させるようになし、出力端子15
fの送出する信号によりダイハイトモータ9を急速逆転
させ、リンクハウジング3を急速後退させるようになっ
ている。さらに、出力端子15gの送出する信号によっ
てグイハイドモータ9は微速正転し、リンクハウジング
3t−微速前進させるようになし、出力端子15hの送
出する信号でダイハイトモータ9を停止し、リンクハウ
ジング3の移動を停止させるようになっている。また、
出力端子151の送出する信号によって、シリンダ6は
トラブル機構7を張って可動プラテン2を固定プラテン
1側に前進させ、出力端子15jの送出する信号によっ
てトラブル機構7t−縮めて可動プラテン2を後退させ
るようになっている。
しかして、このように構成されたコンドロールユニット
150マイクロコンピユータに、交換する金型に応じた
ダイハイトの調整を自動的に可能とするダイハイト調整
プログラムがストアされている。第5図はこのダイハイ
ト調整プログラムの一実施例を示すフローチャートであ
シ、このダイハイト調整プログラムは、以下に述べる交
換金型の搬入配置後に適宜スタートされるようになって
いる。尚、第4図における入力端子151は、このダイ
ハイト調整プログラムをスタートさせるためのスタート
信号が入力されるセット端子である。
次に、交換金型の搬入配置について説明する。
すなわち、第2図に示す射出成形装置13において、金
型1aおよび2aを取シはずし、別の金型(交換金型)
を固定プラテン1と可動プラテン2との間に搬入配置す
るまでについて説明する。金型1aおよび2aを取シ祉
ずす場合は、第6図に示す様に、ローラ19aを有する
金型交換装置19を固定金属1&および可動金製2aの
下側に配置し、クランプ装置18.18のロックを解除
する。
そして、トラブル機構7t−縮めて可動プラテン2を後
退させる。これによって、可動金ff12mは固定金W
laと共に金型交換装置19のロー219a上に残る。
一方、固定プラテン1の金型取付面側には、成形材料を
注入するための鋳込スリーブ20のクランプ部20aが
突出位置してお9、との鋳込スリーブ20のクランプ部
20aが、固定金量1aの裏面側に形成された窪部1a
、に嵌合している。
したがって、可動プラテン2を後退させたのみでは金型
1aおよび2aを取シはずすことはできず、このため第
7図に示す様に固定プラテン1に内蔵したを押シリンダ
21を利用する。すなわち、製押シリンダ21のピスト
ンロッド21aでもって固定金ff11aを図示矢印方
向に押圧しつつ、固定金属1&の窪部1aIをクランプ
部20mから離脱させてフリーの状態とし、金型1aお
よび1bを取シ除く。
そして、このようにして金型1aおよび2aを取シはず
した後、第8図に示す様に、金MT2の交換金型1bお
よび2bを金型交換装置19を介して、固定プラテン1
と可動プラテン2との間に搬入する。この交換金型の搬
入は、可動プラテン2を最大ストローク位置より約4割
後退させたス −トローク位置、即ちリンクハウジング
3と可動プラテン2との間隔をt、Xo、6  とした
状態で行ない、固定金m1bの裏面側の窪部1btを、
固定プラテン1の金型取付面に突出するフランジ部20
aに対向するように配置する。また、この時の固定金属
1bと固定プラテン1との間隙JLlは、鋳込スリーブ
20のクランプ部20aの突出寸法a2よりも大きく、
所定寸法αよりも小さい値に設定する( az<at<
α)。本実施例においては、このαを例えば10mとす
る。尚、交換金型の搬入の際、可動プラテン2を4割後
退させるようにしたのは。
最大ダイハイトに応じた金型であっても充分搬入可能と
する九めである。
しかして、交換金型1bおよび2bを固定プラテン1と
可動プラテン2との間に搬入配置した後、第4図におけ
るダイハイト設定器16に、この交換金型の金型厚T2
を設定する。すなわち、金屋厚T2をこの金型のダイハ
イト設定値りとして設定する。そして、セット・端子1
5tにスタート信号を入力して、第5図に示したダイハ
イト調整プログラムをスタートさせる。
以下、このダイハイト調整プログラムの動作を、第4図
および第8図を参照しながら説明する。すなわち、この
ダイハイト調整プログラムをスタートすると(ステップ
100)、ステップ101にてダイハイト設定値りとダ
イハイト検出値L′とが比較される。つまシ、ダイハイ
ト設定器16に設定された設定値りと、ダイハイト検出
器11の検出するΔLより算出される検出値L′とが比
較され、L′〉Lの場合、即ち第8図に示す全温厚T2
が第2図に示す金型厚Tl  よりも小さい場合、ステ
ップ102に進み、検出値L′とL(設定値)+αとが
比較される。ここで、αは前述したとうシ、本実施例に
おいては10amに設定されておシ、L′>L+10の
場合はステップ103を実行し、第8図においてトラブ
ル機構7を一杯に張って可動プラテン2を前進させる。
そして、ステップ104にて、ダイハイトモータ9を急
速正転させ、リンクハウジング3を急速前進させる。こ
れによって、ダイハイトが急速に狭まシ始める。そして
、L′=L+αが検出されると(ステップ105)、ス
テップ106を実行し、それまで出力端子15eより送
出されていた急速前進信号が中断され、これに変わって
出力端子15gより微速前通信号が送出される。
この信号によって、ダイハイトモータ9はそれまでの急
速正転から微速正転状態となシ、リンクハウシング3を
微速前進させる。つ−!シ、検出m L’がL(設定値
)+αに等しくなった以降は、ダイハイ)f微速度で狭
めて行く。
一方、ステップ102にて、L′≦Lトαと判定された
場合は、出力端子15fより出力信号を送出するように
なしくステップ107)、ダイハイトモータ9を逆転さ
せ、リンクハウジング3を後退させる。そして、ステッ
プ108においてL′=L+αを検出すると、ダイハイ
トモータ9を停止させ、以下ステップ103以降を上述
と同様に実行する。
しかして、ステップ106により可動プラテン2微速前
進させつつ交換金型を押圧して行くと、ついには固定金
型1bが固定プラテン1の金型取付面に接触する。つま
シ、ダイハイト検出値L′の値が一定となシ、ダイハイ
ト検出器11の送出するパルス信号に変化がなくなる。
109はこのパルス信号の変化の有無を検出するステッ
プで、ここでパルス信号に変化がなくなると、ステップ
110にてその状態が1(8)以上継続されたか否かが
検出され、l5ec以上継続された後にあってはステッ
プ111が実行され、出力端子15hより停止信号が送
出されてダイハイトモータ9が停止し、クランプ装置1
8.18によって固定金Wlbおよび可動金型2bが固
定プラテン1および可動プラテン2に装着される。そし
て、ステップ112にて、l L/−L+≦1 が判定
されると、トラブル機構7を縮退させて可動プラテン2
を後退させる(ステップ113)。そして、型開閉スト
ローク位置検出器12の送出する信号によって得られる
可動プラテン2のストローク位置検出器lがt(最大ス
トローク)−5となると(ステップ114)、トラブル
機構1の縮退動作を停止しくステップ115)、ステッ
プ116にて主プログラムにリターンする。このステッ
プ113〜115の動作は後述する型締力調整の為に行
なわれる。このようにして、交換金型の厚さT2が交換
時点におけるダイハイト設定値、即ち第2図におけるL
 M ”i T 1  よりも小さい場合、自動的にそ
のダイハイトの調整が行なわれる。また、その調整動作
も所定位1tまでは急速に、それ以降は金型の損傷等を
考慮して微速にという巧みな調整がなされる。
尚、ステップ112にてIL’−Ll)1という判定が
下されると、出力端子15により異常信号を出力し、異
常曽告装置17を作動させる(ステップ117)。すな
わち、ダイハイト検出値L′の値が一定となったにもか
かわらず、l L’ −L lンlということは固定金
ff11bと可動金型2bとの間に異物が挾まっている
か、ダイハイト設定値りの入力値が間違つCいる等とい
う異常の虞れがある。したがって、このような異常状態
を想定してステップ11γにて異常状態のυ告がなされ
る。
尚、本実施例においては、ステップ103においてトラ
ブル機構7を張る様にしたが、ここでトラブル機構7を
張らず、縮まっている状態のままでリンクハウジング3
を急速および微速前進させて検出値L′がIL’−Ll
≦1となった時点でリンクハウジング3を停止させ、こ
のような状態からトラブル機構7を張ってダイハイトを
調整するという方法も考えられる。しかしこのようにす
ると、金型間に異物等が挾まっていて金型の厚みが設定
値りよりも厚くなっていた場合等にあっては、異物を挾
んだ状態で固定金m1bが固定プラテン1に圧接してし
まう。もしとの圧接力が極めて大きく許容値を越える様
な場合にあっては、射出成形装置のコラムが折れた9、
プラテンにひび等が入る等の虞れもあシ、非常に危険な
状態となってしまう。また、設定値りの値を間違えて小
さく設定した場合等にあっても同様の不具合が生じてし
まう。
さらに、設定値りの値を間違えて大きく設定した場合等
にあっては、固定金製1bが固定プラテン1に接触せず
、金型が装着されないという不具合が生じてしまう。し
たがって、トラブル機構7を縮めたままで、リンクハウ
ジング3を前進させて、ダイハルトの調整を行なうこと
はあまシ好ましくなく、ステップ103によってトラブ
ル機構7を張った状態でリンクハウジング3を前進させ
ることが望まれる。
一方、ステップ101にてL′≦Lという判定が下され
ると、ステップ118にてL’(Lか否がが判定され、
L’(Lであればステップ119に移行し、出力端子1
5fより出力信号が送出され、ダイハイトモータ9が急
速逆転し、リンクハウジング3が急速後退する。そして
、ステップ120でL′=L+αが検出されると、ダイ
ハイトモータ9が停止しくステップ121)、ステップ
122でトラブル機構7が一杯に張られ、以下ステップ
106以降を上述と同様に実行する。このようにするこ
とによって、交換金型の厚さT2が交換時点におけるダ
イハイト設定値、即ち第2図におけるL M −T 1
よりも大きい場合であっても、自動的にダイハイトの調
整が行なわれる。一方、ステップ118においてL′≧
Lと判定されると、ステップ123によってこのプログ
ラムの動作が停止する。
尚、ステップ122において、トラブル機構7を張らず
、縮まっている状態のままでリンクハウジング3を微速
前進させて、検出値L′がIL’−Ll≦1となった時
点でリンクハウジング3t−停止させ、このような状態
からトラブル機構7を張ってダイハイトを調整すること
も可能ではあるが、前述と同様の不慕合が生ずるのであ
まシ好ましくない。また、ステップ119において、リ
ンクハウジング3を急速後退させず、を締シリンダ6の
圧力を検出するようになし、トラブル機構7を徐々に張
って交換金型を押圧し、型締シリンダ6の圧力が急に上
昇し始めたらその状態で停止させ、リンクハウジング3
を所定量後退させ、再びトラブル機構1を張シ、圧力の
上昇を検出し・・1−という動作を繰シ返してダイハイ
トを調整するようにする方法も考えられるが、型締シリ
ンダ6の圧力を検出する圧力検出器の故障等の事故が想
定され、もしこの圧力検出器が故障してしまうと強大な
力で交換金型を締め付けてしまい、交換金型ばかシでな
く、射出成形装置自体をも損傷してしまうという危険が
生じてしまう。したがって、このような方法による調整
は不適当である。
また、ステップ119を行なった後、IL’−Ll≦1
になった時点でリンクハウジング3を停止させ、トラブ
ル機構7を一杯に張ってダイハイト調整を行なうという
ような方法も考えられるが、このような方法とすると、
型締を行なった場合のコラムナツト5によるバックラッ
シュの影響が、υ〉Lの場合とL′<Lの場合とで異な
ってしまい、後述する型締力の設定に影響を与えてしま
うという不具合が生じてしまう。すなわち、第9図にリ
ンクハウジングを前進させつつ調整した際のコラムナツ
ト5のコラム4に対する螺合状態を示し、flN10図
にリンクハウジングを後退させつつ調整し喪際のコラム
ナツト5の螺合状態を示す。つまシ、コラムナツト5を
前進させながら停止した時と、後退させながら停止した
時とでは、図からも明らかな様にその係止面が異なって
いる。したがつて、コラム4に型締力が作用して伸びよ
うとするときの伸び量が異なってしまい、型締力の設定
に悪影響を与えてしまう。このため、L’(Lの場合に
おいて、リンクハウジング3を一旦後退させた後前進さ
せ、バックラッシュの影響をL’)Lの場合と同一にす
るようにしている。
第1図は、このようなダイハイト調整プログラムのスト
アされたマイクロコンピュータの主要動作部の概略機能
ブロック図である。同図において、22はダイハイト検
出器11およびダイハイト設定器16の送出する信号を
入力とし、最小ダイハイト値り、を基準としてダイハイ
ト検出値L′を演算すると共に、この検出値L′とダイ
ハイト設定器りとを比較する第1比較回路である。また
、23はダイハイト検出器11およびダイハイト設定器
16の送出する信号を入力とし、ダイハイト検出値L′
を演算すると共に、この検出値L′とL(設定値)+α
(所定値)とを比較する第2比較回路であシ、29はこ
の第2比較器23と同じく検出値L′とL+αとを比較
する第3比較回路である。
第1比較回路22においてL’)Lが判定されると出力
端子22aよ)出力信号が送出され、ラッチ回路30に
おいてこの信号が保持され、セット信号として、@2比
較回路23に入力されるようになっている。第2比較回
路23はこのセット信号を受けて作動し、L+αとL′
とを比較する。そして、この第2比較回路23において
、L’)L+αという判定が下されると、出力端子23
aより急速前進信号が送出され、ダイハイトモータ9が
急速回転し、リンクハウジングが急速前進する。リンク
ツ1ウジングが急速前進すると、ダイノ1イトが急速に
狭まってダイハイト検出値L′が減少して行く。そして
、第2比較回路23において、L′≦L+αとなると出
力端子23bより微速前進信号が送出され、ダイハイト
モータ9が微速回転し、リンクハウジングが微速前進す
る。もちろん、第2比較回路23において、リンクハウ
ジング全急速前進させることな(L”mL+αが判定さ
れた場合も出力端子23bより微速前進信号が送出され
る。
一方、第1比較回路22において、L’(Lという判定
が下されると、出力端子22bより出力信号が送出され
、ラッチ回路31において保持されて、急速後退信号と
してダイハイトモータ9に送出される。ダイハイトモー
タ9はこの信号を受けて急速回転し、リンクハウジング
を急速後退させる。
また、この急速後退信号はランチ回路30のリセット端
子30aおよび第3比較回路29のセット端子29aに
も同時に入力され、ラッチ回路30におけるセット信号
の保持を解除すると共に、第3比較回路29を作動させ
る。そして、この第3比較回路29にて、L′=L+α
という判定が下されると、出力端子29bよりリセラY
信号がランチ回路31のリセット端子31&に送出され
、ラッチ回路31における急速後退信号へ保持を解除す
る。これによって、ダイハイトモータ9は停止し、第3
比較回路29の作動も停止する。また、これと同時に、
ラッチ回路30におけるリセット状態も解除され、この
時のL′とLとの関係はL′=L+αであるので、第2
比較回路23が作動する。そして、出力端子23bより
微速前進信号が送出されリンクハウジングが微速前進す
る。このようにして、第5図におけるステップ101,
102,104,105,106゜118.119,1
20 が行なわれる。尚、この機能ブロック図において
、ダイハイト検出器11がダイハイト検出手段を、第1
比較回路22がダイハイト比較手段を、第2比較回路2
3が第1のダイハイト調整手段を、@3比較回路29が
第2のダイハイト調整手段を構成している。また、この
機能ブロック図においては、リンクハウジングを微速前
進させた後、L’#Lとなる時点で停止させる機能につ
いては示さなかったが、ステップ109〜111に応じ
た機能を有することは言うまでもなく、このリンクハウ
ジングの停止は必ずしもステップ109〜111による
方法に限ることはなく、L’=I。
を検出することができれば他の方法を用いてもよい。
ま九、本実施例においては、ダイハイト検出器11とし
てパルス発生器を用いたが、リニアスケールのポテンシ
ョメータを用いてもよく、ダイハイト寸法を検出するこ
とができれば、他の方法による検出器であってもよい。
また、所定値αは予めマイクロコンピュータ内にストア
されているものとして説明したが、外部より適宜設定し
てもよい。
尚、ダイハイトを調整するのみであれば、第5図におけ
るフローチャートのステップ112までで、充分その目
的を達成することはできるが、ステップ113〜115
を用いて、第11図に示すようにトラブル機構1を最大
ダイノ・イトt1に対してβだけ縮退させた状態で停止
させておく様にしておくことによって、以下に述べる型
締力の自動調整が可能となる。
以下、型締力の自動調整を可能とする型締力調整装置に
ついて説明する。第12図はこの温締力調整装置の一実
施例を示す概略構成図であシ、第4図と同一符号は同一
部分を示す。この産締力調整装置24は、マイクロコン
ピュータを内装してなるコントロールユニット25を有
しておシ、このコントロールユニットの入力端子25a
にダイハイト検出器の送出するΔLに応じた信号が、入
力端子25bに型開閉ストローク位置検出器12の送出
するt′に応じた信号が入力されるようになっている。
また、入力端子25cに、ロードメータ26の送出する
実際の型締力F′に応じた信号が入力されるようになっ
ておシ、入力端子25dに、型締力設定器27に設定さ
れる希望型締力Fが入力されるようになっている。とこ
ろで、ロードメータ26は第2図に示す様にコラム4に
装着されており、コラム4の伸び量に基づいて実際の型
締力に応じた信号を送出するようになっている。希望型
締力Fは、金型のm類や成形条件等を考慮した最適の型
締力であシ、この温締力調整装置24を作動させる前に
予め外部より設定可能となっている。また、入力端子2
5eには、後述する予想型締係数C1に応じfc信号が
型締係数設定器17を介して入力されるようになってい
る。そして、これらの入力情報に基づいて、コントロー
ルユニット25に内装されるマイクロコンピュータが演
算処理を行ない、出力端子25f〜25jより適宜出力
信号を送出するようになっている。すなわち、出力端子
25fの送出する信号によって、ダイハイトモータ9を
正転させ、第11図においてリンクノ−ウジング3を固
定プラテン1側に前進させるようになし、出力端子25
gの送出する信号によりダイハイトモータ9を逆転させ
、リンクツ1ウジング3を後退させるようになっており
、出力端子25hの送出する信号でダイハイトモータ9
を停止し、リンクハウジング3の移動を止めるようにな
っている。また、出力端子25tの送出する信号によっ
て、シリンダ6はトラブル機構7を張って可動プラテン
2を固定プラテン1側に前進させ、出力端子25jの送
出する信号によってトラブル機構1を縮めて可動プラテ
ン2を後退させるようになっている。
次に、前述の予想型締係数C,について説明する。すな
わち、第2図における射出成形装置13において(型締
力零のノットタッチ状態)、コラムナツト5を回転し、
リンクハウジング3を前進させると、可動プラテン2が
金型1aおよび2aを押圧し、この押圧力によって、コ
ラム4が伸び。
このコラム4が復元しようとする力が型締力となる。そ
して、この型締力yがロードメータ26t−用いて検出
される。ところで、この型締力F′を希望型締力Fに合
致させるためには、リンクツ)ウジング3をさらにΔδ
0だけ移動させる必要がある。
このΔδ0は、 Δδ== c (F  F/ )         1
1 II 11 a m (1)と表わされる。すなわ
ち、この式におけるCが真の型締係数であり、フラム4
.リンクツ1ウジング3、可動プラテン2.固定プラテ
ン1等の剛性により決まる比例定数である。このように
して求められるΔδGが正の場合、リンクハウジング3
をΔδ0だけ前進させ、負の場合Δδ0だけ後退させる
ようにすれば、型締力F′を希望型締力Fに合致させる
ことができる。
しかし、この真の製綿係数Cを予め決定することは極め
て困難である。すなわち、コラム4の伸U代ILtは、
コラム4の張力のかかる長さをL2とすると(第2図)
、 (1、A:コラムの断面積、E:ヤング率で求めること
ができる。この式においてF′はその時の凰締力であシ
、コラム4の剛性のみでF′を希望型締力Fに合致させ
るためには、Δδlだけリンクハウジング3を移動させ
ればよい。ここで、Δδlは次式で表わされる。
・・・−・(3) コラム4の長さt2は、第2図により明らかな様に t 2 = tB +tt + L鼠十tb     
・・−−−(4)で表わされる。この式において、ta
 # tl+ L bは機械仕様によって決定される固
定値であF)、Lwは金型の厚みTIに略等しい値であ
る。したがって、金型厚Ttのみを与えれば、コラム4
の剛性による移動量Δδ1は割と簡単に求まる。
ところが、実際のΔδ0は上記Δδ!と金型およびプラ
テン類等の剛性による歪Δa2とを含んぞものであシ、
この金型およびプラテン類等の歪Δδ2がそう簡単には
求められない。例えば、プラテンの場合、金型の寸法、
W、Hと金型の剛性の影響を大きく受ける(第13図)
。プラテンに対する荷重条件も第14図甑)〜(e)に
あるように、金型の剛性で等分布荷重に近いか、部分的
に荷重か、又は上下2点の集中荷重に近いか等によって
変わつ工くる。すなわち、プラテンの歪は金型によって
大きく変動し、この歪を予め求めることは困難である。
つま夛、真の型締係数Cを多種類の金型に応じて予め決
定することは極めて困難であシ、この様なことから取υ
敢えず真の型締係数Cの95%をねらって予想型締係数
atを定め、第12図に示すを締係数設定器28に設定
する。この型締係数C1は前記(1)式に基づいて容易
に決定することができる。
一方、このように構成された温締力調整装置24のコン
トロールユニット25に内装されたマイクロコンピュー
タには、装着される金型に応じた希望型締力の調整を自
動的に可能とする型締力調整プログラムがストアされて
いる。第15図はこの温締力調整プログラムの一実施例
を示すフローチャートであり、この製綿力調整プログラ
ムは、壓締力設定器2Tに希望型締力Fを、量線係数設
定器28に前述の予想型締係数C1を設定した後、第1
1図に示す様な、トラブル機構γをβだけ縮退させた状
態でスタートされるようになっている。
すなわち、可動金型2bと固定金型1bとの間に間隙β
を設けた状態で、第12図に示すコントロール二二ツ)
250セツト端子25kにス’、h信号を入力すること
により、この型締力調整プログラムがスタートするよう
になっている0尚、本実施例においてはβを5鴎として
いる。
以下、この型締力調整プログラムの動作を第11図およ
び第12図を参照しながら説明する。すなわち、との温
締力調整プログラムがスタートすると(ステップ200
)、ステップ201によってリンクハウジング3が前進
し始める。そして、ステップ202にて予想型締係数C
I と希望型締力Fとからコラムの予想伸び量Δtが算
出され(Δt =C1xF)、実際の伸び量ΔL′と比
較される。そして、ここで実際の伸び量Δt′がΔtに
等しくなると、リンクハウジング3の前進を停止する(
ステップ203)。すなわち、可動金型2bはΔtだけ
前進して、第11図に示す点線の位置で停止する。そし
て、このような状態から、トラブル機構7を一杯に張っ
て型締を行なう(ステップ204)。そして、この時の
型締力F′と希望型締力Fとから、l F−F’ l 
/Fk算出し、許容誤差率λ(本実施例においては0.
05)と比較する(ステップ205)。
すなわち、実際の型締力F′の希望型締力Fに対する誤
差λ’ = l F−F’ l/Fを算出し、この誤差
λ′が0.05(5%)以下であれば、F′が下に合致
したものとして、トラブル機構7を一杯に縮退しくステ
ップ207〜209)、主プログラムにリターンする(
ステップ210)。尚、ステップ205を実行した後、
この時のΔt′ヲステップ206にて記憶しておく。
判定が下されると、ステップ211において実際の製綿
係数C′が算出され、記憶された後、トラブル機構7が
縮退する(ステップ212)。このステップ211にお
けるC′の演算式は以下の如く表わされる。
すなわち、リンクハウジング3の修正すべき移動量Δδ
は。
Δδ=Δt−Δz’=(ax−C’ )XF’=C’ 
(F−F’)・・・・・(6) る。しかして、ステップ212にてトラブル機構1が縮
退し、可動プラテン2のストローク位置Z 、/がt7
≦t1−βとなると(ステップ213)、トラブル機構
7の縮退動作が停止しくステップ214)、この時のダ
イハイト検出値L′を恥に記憶すると共に(ステップ2
15)、ステップ216にてΔδを算出しくΔδ=C’
(F−F’)入ステップ217にてこのΔδの正負の判
定を行なう。そして、このステップ217においてΔδ
が正(Δδ〉0)と判定されると、リンクハウジング3
を前進しくステップ218)、前記Lr と検出されつ
つあるL′とから実際の46′を求め(ステップ220
)、Δδ′=Δδとなった時点でステップ203に戻シ
、リンクツ・ウジング3を停止させ、以下ステップ20
4以降を再び実行する。一方、ステップ217にてΔδ
≦0と判定された場合は、リンクハウジング3を後退し
くステップ219)、同様にしてステップ220にてΔ
δ′=Δδとなった時点でステップ203に戻シ、リン
クハウジング3を停止し、ステップ204以降を再び実
行する。すなわち、ステップ204において、リンクハ
ウジング3をΔtよりもさらにΔδだけ移動させた状態
で型締が再び行なわれる。この動作は、ステップ205
においてλ′くλ トするまで自動的に繰シ返される。
このようにして、希望型締力Fに対して5%の誤差で型
締力の調整が自動的に行なわれる。尚、許容誤差λは必
ずしも5%とせずともよく、さらに小さく設定してもよ
いことは言うまでもなく、ステップ206およびステッ
プ211において記憶されるΔt′およびC′は、次回
、同−金星の減縮力調整の際、ΔtおよびCとして使用
することができる。すなわち、装着金属に対応してΔt
′およびC′を記憶させておけばよく、このようにする
ことによってこのプログラムにおける処理時間を短縮さ
せることができる。
尚、第15図に示したフローチャートにおけるステップ
209以降に、第16図にそのフローチャートを示す様
な型締力チェックプログラムを付加させてもよい。すな
わち、ステップ221にて、トラブル機構を張って製綿
を行ない、との量線動作を5回線ル返す(ステップ22
5)と共に、その都度の型締力F l/〜F s/  
を記憶する(ステップ222゜223)。そして、この
型締力Fl/〜Fl、/  の中より最大値および最小
値を削除して(ステップ226)、そして、ステップ2
28において、平均型締力Fn′と希望型締力Fとの誤
差λn’ =l F Fn’ l/ Fを求め、許容誤
差e(本実施例においては、O,OS)と比較し、λn
’<6であれば、型締力が許容誤差内にあるものとして
ステップ221以降が再び繰シ返される。もし、このス
テップ228においてλn′≧εと判定されると、第1
5図におけるステップ211以降が実行され、適切な型
締力に修正された後、再びステップ221以下の動作が
実行される。
すなわち、このようなプログラムを備えた射出成形装置
は、自動的に型締力の最適調整を行なうと共に、成形加
工時、5シヨツトに1回の割合で型締力を自動的にチェ
ックし、その型締力の誤差が許容値を越えた場合にあっ
ては、適宜型締力を修正して適切な値とし、成形加工動
作を支障なく継続する。
また、第17図に示す様にステップ211におけるC′
演算の前に、畿締力最大許容値FmaXと減締力検出値
L′とを比較する。ステップ229を設け、こ時は型を
開き、C/ ==自×0.5  として(ステップ23
4)、Δδを演算し、リンクツ1ウジングを後退させて
製綿力を設定し直す様にしてもよい。すなわち、この様
にすることによって、過大な型締力による装置の破損等
の事故を防止することができる。尚、ステップ234に
おける係数は0.5に限るものではなく、型締力を小さ
く設定し直すことができれば他の値であってもよい。ま
た、本実施例においては、予想型締係数C1を真の型締
係数Cの95%をねらって定めるようにしたが、95%
に限ることはなく、100%に近いほどよいことは言う
までもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によるダイハイト調整装置に
よると、ダイハイト検出値L′とダイハイトモータりと
を比較し、L’ ) Lの場合、α(所定値)十りとL
′とを比較し、L′>L+αの範囲にあるときはダイハ
イト間隔を急速減少させると共に、L’ =L+αとな
った時およびL′≦L+αの範囲にあるときはダイハイ
ト間隔を微速減少させるようにし、L’<I、の場合、
L′=L+αとなるまでダイハイト間隔を急速増大させ
ると共に、L′=L+αとなった時点よりダイハイト間
隔を微速減少するようにしてダイハイトを調整するよう
にしたので、金型に応じたダイハイトの調整を自動的に
行なうようにすることが可能となシ、その調整も所定位
置までは急速に、それ以降は金型の損傷等を考慮して微
速にという巧みな調整をすることができ、従来の如く熟
練した作業者の感に頼ることなく正確且つ速やかにダイ
ハイトの調整を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るダイハイト調整装置の一実施例を
示す概略機能ブロック図、第2図はこのダイハイト調整
装置を装着する射出成形装置の一例を示す正面図、第3
図はこの射出成形装置の第2図における左側面図、第4
図はこの射出成形装置に装着するダイハイト調整装置の
概略構成図、第5図はこのダイハイト調整装置のマイク
ロコンピュータにストアされたダイハイト調整グログラ
ムを示すフローチャート、第6図〜第8図は射出成形装
置における金型の交換方法を説明する側面図、第9図お
よび第10図はコラムナツトによるコラムのバックラッ
シュを説明する部分側断面図、第41図はダイハイト調
整プログラムの動作が終了した時点における射出成形装
置の状態を示す概略側面図、第12図はダイハイト調整
プログラムの動作終了後型締力の調整を自動的に可能と
する型締力調整装置の概略構成図、第13図はプラテン
に装着された金型の状態を示す外観斜視図、第14図(
a) 、 (b) 、 (c)はこのプラテンに作用す
る荷重の例を示す側面図、第15図は型締力調整装置の
マイクロコンピュータにストアされた型締力調整プログ
ラムを示すフローチャート、第16図はこの剪締力調整
プログラムに付加して型締力の自動チェックを行なう型
締力チェックプログラムを示すフローチャート、第17
図はとの型締力調整プログラムの他の実施例を示すフロ
ーチャートである。 9・・・・ダイハイトモータ、11・・―・ダイハイト
検出器、12・・・・型開閉ストローク位置検出器、1
4・・・・ダイハイト調整装置、15−・・・コントロ
ールユニ:、/)、16・・・・ダイハイト設定器、2
2・・・・第1比較回路、23・・・・第2比較回路、
29・・・・第3比較回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ダイハイト間隔を検出するダイハイト検出手段と、この
    ダイハイト検出手段の検出するダイハイト検出値L′と
    装着される金型に応じて設定されるダイハイト設定値L
    とを比較するダイハイト比較手段と、このダイハイト比
    較手段においてL′>Lと判定された時α(所定値)+
    LとL′とを比較しL′>L+αの範囲にあるとき前記
    ダイハイト間隔を急速減少させると共にL′=L+αと
    なつた時およびL′≦L+αの範囲にあるときダイハイ
    ト間隔を微速減少させる第1のダイハイト調整手段と、
    前記ダイハイト比較手段でL′<Lと判定された時L′
    =L+αとなるまで前記ダイハイト間隔を急速増大させ
    L′=L+αとなつた時点よりダイハイト間隔を微速減
    少させる第2のダイハイト調整手段とを備えた事を特徴
    とするダイハイト調整装置。
JP9805785A 1985-05-10 1985-05-10 ダイハイト・型締力調整装置 Granted JPS61255754A (ja)

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JPH035265B2 JPH035265B2 (ja) 1991-01-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013006393A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Japan Steel Works Ltd:The トグル式型締装置の型厚調整方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125259A (ja) * 1982-12-29 1984-07-19 Fuso Light Alloys Co Ltd ダイカスト機におけるダイハイト調整装置

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