JPS61255699A - ガス衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用する衣類乾燥機に関する
ものである。

従来の技術 従来、衣類を乾燥した高温多湿の循環空気を冷却除湿し
て乾燥運転をおこなういわゆる除湿型の衣類乾燥機は電
気を熱源とする電気式衣類乾燥機はあるが、ガス（都市
ガス又はＬＰＧ）を熱源とするガス式衣類乾燥機は開発
されていない。

発明が解決しようとする問題点 しかし従来の電気式衣類乾燥機は電気を熱源としている
ためガスに比べると経済性が悪く、短時間乾燥ができな
かった。本発明は上記問題点に鑑み、経済性にすぐれ、
短時間乾燥ができるとともに、安全性と省スペースを実
現し、かつ排気ダクト工事の不要なガス式衣類乾燥機を
提供しようとす・るものである。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のガス衣類乾燥機はボ
デー内に回転ドラムと、加熱用のガスバーナー用熱交換
器とこのガスバーナー熱交換器に熱を供給するガスバー
ナーを設け、前記回転ドラム内の空気をガスバーナー用
熱交換器を介して循環させる循環空気経路と、この循環
空気経路の一部に設けられ冷却空気により循環空気経路
内の高温多湿の空気から水分を除去する冷却用熱交換器
を備えた構成である。

作　　用 以上の構成によれば、ガスバーナー用熱交換器にて間接
的に加熱した循環空気を前記回転ドラム内に送入し、回
転ドラム内で衣類から水分を蒸発させて高温多湿となっ
た循環空気を冷却用熱交換器に導き、外部冷却空気によ
り間接的に冷却し、循環空気中に含有する水分を凝縮分
離した後、再び前記循環空気をガスバーナーおよびガス
バーナー用熱交換器にて間接的に加熱して前記回転ドラ
ム内へ循環させることにより衣類を乾燥させる。

しだがって衣類を乾燥させる循環空気はガスバーナーお
よびガスバーナー用熱交換器により間接的に加熱される
ので直火がドラム内に入るおそれがなく安全である。又
、衣類を乾燥した高温多湿の循環空気は外部冷却空気に
より間接的に冷却し除湿するため、外部へ高温多湿の空
気を排出することがないので、従来の排気型ガス衣類乾
燥機に必要な排気タクトの工事が本発明の衣類乾燥１餌
１知ある。

実施例 以下、添付の図面に基づいて本発明の一実施例について
説明する。第１図において、衣類乾燥機のボデー１内に
回転ドラム２が回動自在に設けられている。この回転ド
ラム２はモータ３の軸に設けたプーリー４の回転をベル
ト５を介して伝達されている。回転ドラム２の後方には
プラスチ・シフ薄肉材よりなる熱交換形の両翼ファン６
が配設されている。この両翼７７ン６の軸に設けられた
プーリー９とモータ３の軸に設けられたプーリー８はベ
ルト７により連係されている。

両翼ファン６を覆うファンケース１０と回転ドラム２の
吹出し口との空隙をシール用フェルト１１で閉塞してい
る。回転ドラム２の吹出し口部には衣類のほこりを捕捉
するフィルター１２が設けられ、回転ドラム２の前方に
は衣類をドラム内に投入するための投入口にドアー１３
が設けられている。回転ドラム２内から吹き出され両翼
ファン６により除湿された空気ａを加熱するガスバーナ
ー用熱交換器（以優り交換器と呼ぶ）、４の下部にガス
バーナ一点火スイッチ部２６を備えだガスバーナー１６
が設けられている。両翼ファン６の外周の摺動７−ル１
６とファンケース１０により回転ドラム２内とガス熱交
換器を循環する循環空気ａと冷却空気すが混合しないよ
う仕切っている。

循環空気ａの流れる循環経路の下方に排水口１７を設は
両翼ファン６によって結露させられた結露水の排水をす
る。冷却空気経路を形成する裏板１８をボデー１の背面
に設けている。この裏板１８に設けた取付板２０に回転
軸受２１が設けられ、この回転軸受２１によりドラム２
と両翼ファンの回転を受ける軸１９の一端が軸支され他
端が回転ドラム２に設けられた回転軸受２２により軸支
されている。２３はドラム２の軸受兼用フェルトシール
、２４は被乾燥衣類である。両翼ファン６の形状は第２
図に示すように蛇腹状の薄肉ファンで、第３図に示すよ
うな断面形状である。２６はガスバーナ一点火スイッチ
部２６およびモータ３と連動した操作つまみである。

上記構成だおいて動作を説明する。被乾燥衣類２４をド
アー１３を開はドラム２内に投入し、操作つまみ２６を
回し、モータ３に通電しバーナー１６に点火すると、ド
ラム２および両翼ファン６は回転を始め衣類２４はドラ
ム２内でタンブル（攪拌）されると同時にドラム２内に
はバーナー用熱交換器１４により加熱された循環空気ａ
がドラム２内に入ってくる。ドラム２内に入った循環空
気ａは衣類２４を乾燥させて高温多湿となり、フィルタ
ー１２を通過した後、両翼ファン６外面を通過する冷却
空気すにより冷却され両翼７１ン６の内面に水滴が生じ
除湿される。この除湿された循環空気ａは再びガスバー
ナー用熱交換器１４で再度加熱されてドラム２内へ送り
込まれる。両翼７１ン６の内面側を通過する時に両翼フ
ァン６の薄肉部を介して冷却されて結露した水は排水口
１７より滴下する。

この動作をくり返して除湿乾燥が行なわれ、被乾燥衣類
２４は乾燥する。

尚、この実施例では除湿冷却用熱交換器に両翼ファンを
使用しているが、従来のアルミフィン熱交換器を用いて
もよい。

以上のように本実施例によれば両翼ファン６に熱交換器
２よび送風ファンの機能を併用させているため衣類乾燥
機の小型化が図れ省スペースに適合できるものである。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、ドラム２内にはガス
バーナー用熱交換器を介して循環空気を加熱するだめ、
循環空気経路内にガスバーナーを配設する直火加熱の従
来方式に比べて安全である。

また衣類を乾燥した高温多湿の循環空気は外部冷却空気
により間接的に冷却除湿し、外部へ高温多湿の空気を排
出することがないので、従来の排気型ガス乾燥機に必要
な排気ダクト工事が本発明の衣類乾燥機では不要である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガス衣類乾燥機の縦断面図、第２図は
両翼ファンの外観斜視図、第３図は両翼ファンの薄肉フ
ァンブレードの断面図である。 １・・・・・ボデー、２・・・・・・回転ドラム、３・
・・・・・モータ、６・・・・・・両翼ファン、１０・
・・・・・ファンケース、１２・・・・フィルター、１
４・・・・・ガス熱交換器、１５・・・・・・ガスバー
ナー、１７・・・・排水口。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名／−
−−ボテ詩 ２−ｍ−回転ドラム １５−−一カースバーナー 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ボデー内に回転ドラムと加熱用のガスバーナー用
   熱交換器とこのガスバーナー熱交換器に熱を供給するガ
   スバーナーを設け、前記回転ドラム内の空気をガスバー
   ナー用熱交換器を介して循環させる循環空気経路と、こ
   の循環空気経路の一部に設けられ冷却空気により循環空
   気経路内の高温多湿の空気から水分を除去する冷却用熱
   交換器を備えたガス衣類乾燥機。
2. （２）冷却用熱交換器を薄肉の両翼ファンとした特許請
   求の範囲第１項記載のガス衣類乾燥機。