JPH0568497U - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH0568497U
JPH0568497U JP753392U JP753392U JPH0568497U JP H0568497 U JPH0568497 U JP H0568497U JP 753392 U JP753392 U JP 753392U JP 753392 U JP753392 U JP 753392U JP H0568497 U JPH0568497 U JP H0568497U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
clothes
rotary drum
heater
dried
Prior art date
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Pending
Application number
JP753392U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 長谷川
哲行 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP753392U priority Critical patent/JPH0568497U/ja
Publication of JPH0568497U publication Critical patent/JPH0568497U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ドラム内に取込んだ熱風がドラム内の被
乾燥衣類に満遍無く当たるようにして乾燥効率を向上さ
せ、また、衣類出入口を大きく形成して衣類の出入れを
容易にする。 【構成】 前面に被乾燥衣類出入用の扉を有する外箱内
に乾燥室である回転ドラム6を設け、該回転ドラム6の
背後に排気孔を形成した衣類乾燥機において、前記回転
ドラム6のドラム前板24に全周に渉って送風孔23を
形成し、該送風孔23の前方を覆うようにヒータケース
19を配設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は除湿型の衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
被乾燥衣類からの水分を機外へ排出する除湿型の衣類乾燥機の一例として、空 冷式のものがある。これは、図5に示すように、前面に被乾燥衣類出入用の扉1 を有する外箱2内の天井部にモータ3を吊支し、外箱2の前面の衣類出入口4に 設けたドラムカバー5で支持する乾燥室である回転ドラム6を外箱2内の中央部 分に配設する。図中24はドラムカバー5による直接の支承部となるドラム前板 を示す。
【0003】 そして、回転ドラム6の背面に形成した排気孔7の背後にファンケース8を設 け、該ファンケース8内に熱交換機能を有する両翼ファン9を配設し、前記モー タ3の回転軸と両翼ファン9の回転軸とをそれぞれのプーリ10,11を介して ベルト12で連結する。また、モータ3の回転軸に設けた他のプーリ13と回転 ドラム6の外周とにベルト14を掛渡す。
【0004】 前記回転ドラム6の背面の排気孔7には回転ドラム6の前面の衣類出入口4か ら着脱できるフィルター15及びフィルターカバー16を取付ける。
【0005】 外箱2の背面に取付けた裏フタ17に冷却用の外気を取入れる吸気口18を設 け、また、回転ドラム6を支承するドラムカバー5の前方に位置させて外箱2内 の前面下部にヒータケース19を設け、該ヒータケース19内にPTCヒータな どの半導体ヒータ20を収納した。そして、該ヒータ20の対向位置のドラムカ バー5に送風孔23を形成し、ファンケース8とヒータケース19とを排気ダク ト30を介して連通させて循環風路21を形成し、該循環風路21に外箱2の下 面で外箱2外に開口し、被乾燥物から除去された水分を排出する排水口22を設 ける。
【0006】 乾燥運転を行うには扉1を開いて衣類出入口4から回転ドラム6内へ被乾燥衣 類を投入し、操作パネル上の操作スイッチ31により、乾燥時間や乾燥程度を設 定すれば、モータ3に通電されこれが回転する。その結果、ベルト14により回 転ドラム6が回転を開始すると同時に、モータ3の回転はベルト12を介して両 翼ファン9にも伝わり、これが回転する。また、ヒータ20に通電されこれが発 熱する。
【0007】 両翼ファン9の回転により外箱2内の空気はヒータケース19内のヒータ20 に送られ、ここで加熱されて乾いた熱風となってドラムカバー5に形成した送風 孔23から回転ドラム6内に送り込まれ被乾燥衣類に当てられる。
【0008】 これにより被乾燥衣類が加熱され、前記温風は被乾燥衣類から蒸発した水分を 含んで湿った温風となり、この湿った温風は、両翼ファン9により回転ドラム6 の背面の排気孔7からファンケース8内へ送り出される。そして、吸気口18か ら取入れられ排気口32から出ていく冷たい外気と両翼ファン9を介して間接的 に接触する。このように両翼ファン9が熱交換機能を発揮して前記温風は外気で 冷却され水分が除去されて循環風路21を通ってヒータ20へと再び送られる。 除去された水分は排水口22から外箱2外へと排出され、この循環を繰返して乾 燥運転が行われる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ヒータ20からの熱風を回転ドラム6内へ送り込む構成として、従来はドラム カバー5に送風孔23を形成し、この送風孔23を通して熱風を回転ドラム6内 へ送り込んでいるが、前記ドラムカバー5は回転ドラム6のドラム前板24のさ らに内周側に位置するため、このドラムカバー5に形成した送風孔23は、背面 の排気孔7とほぼ対向する位置に開口することとなる。さらに、ドラムカバー5 は外箱2側に固定され、しかも、送風孔23はこの固定されたドラムカバー5の 下部にのみヒータ20に対向させて形成されている。
【0010】 その結果、回転ドラム6内への熱風の取入口が該回転ドラム6の前面下部でし かも排気孔7とほぼ対向する位置に限定され、送風孔23から取込んだ熱風のほ とんどはそのまま背後の排気孔7に吸込まれて排出されてしまい、回転ドラム6 内の被乾燥衣類に熱風が充分に行き渡らない。
【0011】 これによりヒータ熱を充分に受ける衣類と受けない衣類とが生じ乾燥ムラが発 生する。そして、ヒータ熱を充分に受けない衣類は乾燥終了までに長時間を費し 、乾燥効率がよくない。
【0012】 また、ドラムカバー5は回転ドラム6内への衣類出入口4を形成するものであ るが、このドラムカバー5に送風孔23を形成しているため、ドラムカバー5の 径方向の巾を送風孔23を形成できるよう、ある程度の大きな巾とする必要があ る。その結果、ドラムカバー5の内径が小さくなり、図6に示すように衣類出入 口4が狭くなって衣類の出入れ作業が行いにくい。
【0013】 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、乾燥ムラをなくし、乾燥効率の 向上を図り、また衣類出入口を大きく形成して衣類出入れの作業も行い易い衣類 乾燥機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するため、前面に被乾燥衣類出入用の扉を有する外箱 内に乾燥室である回転ドラムを設け、該回転ドラムの背後に排気孔を形成した衣 類乾燥機において、前記回転ドラムのドラム前板に全周に渉って送風孔を形成し 、該送風孔の前方を覆うようにヒータケースを配設したことを要旨とするもので ある。
【0015】
【作用】 本考案によれば、ヒータケース内のヒータで加熱された熱風は、ドラム前板に 全周に渉って形成した送風孔から回転ドラム内に送り込まれる。よって、回転ド ラムの前面の全周方向から熱風が回転ドラム内に取込まれ、回転ドラム内の衣類 に満遍なく熱風が当たり、乾燥ムラなどが発生することがない。
【0016】
【実施例】
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。図1は本考案の衣類乾 燥機の要部を示す回転ドラム部分の分解斜視図、図2は本考案の衣類乾燥機の実 施例を示す縦断側面図で、図中、図5,図6に示した従来例と同一の構成要素に は同一の参照符号を付してある。
【0017】 本考案の衣類乾燥機の基本構成は図5に示した従来例と基本的には同様であり 、ここでの詳細な説明は省略するが、前面に被乾燥衣類出入用の扉1を有する外 箱2内にモータ3、回転ドラム6を配設し、回転ドラム6の背面に排気孔7を形 成し、該排気孔7の背後に、熱交換機能を有する両翼ファン9を配設したファン ケース8を設ける。
【0018】 本考案では回転ドラム6の前面周方向に取付くドラム前板24に、図1に示す ように全周に渉って多数の送風孔23を穿設した。そして、ドラム前板24の前 面に、図1,図3に示すように該ドラム前板24の全ての前方を覆うようにヒー タケース19を、シール材としてテフロンシート25を貼付したゴムパッキン2 6を介して取付け、このヒータケース19内の下方にヒータ20を配設する。
【0019】 このようにして前面にドラム前板24とヒータケース19が取付けられた回転 ドラム6をドラムカバー5で支承する。ドラムカバー5は従来と同様、ドラム前 板24の部分を支持するものであるが、図3に示すようにドラムカバー5ドラム 前板24との間には滑り軸受27が介装される。また、ドラムカバー5は衣類出 入口4に配設されることとなるが、該ドラムカバー5には従来のように送風孔を 形成せずにすむので、巾狭のものに形成でき、これにより図4に示すように衣類 出入口4の開口を大きく形成できる。
【0020】 そして、前記ファンケース8とヒータケース19とを排気ダクト30を介して 連結して循環風路21を構成し、該循環風路21に排水口22を設ける。
【0021】 図中28はドラム側板、29はこのドラム側板に設けたバッフルを示す。
【0022】 次に動作について説明する。扉1を開いて衣類投入口4から回転ドラム6内へ 被乾燥衣類を投入する。この際、衣類投入口4の開口面は大きく形成されている ので、被乾燥衣類の投入作業が行い易い。
【0023】 次に、操作パネル上の操作スイッチ31により、乾燥時間や乾燥程度を設定す れば、モータ3に通電されこれが回転する。その結果、回転ドラム6が回転を開 始すると同時に両翼ファン9が回転し、ヒータ20が発熱する。
【0024】 両翼ファン9の回転により外箱2内の空気はヒータ20に送られ、ここで加熱 されて乾いた熱風となって、ドラム前板24に形成した送風孔23を通って回転 ドラム6内に送り込まれる。このとき、ヒータ20を配設してあるヒータケース 19はドラム前板24の前方に該ドラム前板24の全てを覆うようにして配設さ れ、しかも、送風孔23はドラム前板24の全周に渉って形成してあるので、ヒ ータ20で加熱された熱風はヒータケース19内を通って全ての送風孔23から 回転ドラム6内へ送り込まれる。その結果、回転ドラム6では前面の全周方向か ら熱風が取込まれる。
【0025】 他方、回転ドラム6の回転により生ずる遠心力により回転ドラム6内の被乾燥 衣類は、ドラム側板28やバッフル29などに集まり、送風孔23から取込んだ 熱風が効率よく満遍なく被乾燥衣類に当てられる。
【0026】 熱風は被乾燥衣類の水分を蒸発させて湿った温風となり、回転ドラム6の背面 の排気孔7からファンケース8内へと吸込まれ、両翼ファン9の平板状の羽根板 の個所で、吸気口18から取入られた冷たい外気と熱交換されて凝縮水となって 排水口22から機外へ排出される。熱交換された循環風は排気ダクト30を通過 して再びヒータ20で加熱され乾いた熱風となって送風孔23から回転ドラム6 内へ送り込まれる。
【0027】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の衣類乾燥機は、回転ドラム内に取込む熱風を被乾燥 衣類に満遍無く効率よく当てることができるので、乾燥ムラを防止でき、乾燥時 間が長びくことを防げる。
【0028】 また、回転ドラム内への送風のための送風孔をドラム前板に形成したので、ド ラムカバーに送風孔を設けずにすみ、ドラムカバーの巾を小さく形成できて被乾 燥衣類の出入口を大きくすることができ、衣類の出入れが容易に行えるものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の衣類乾燥機の実施例の要部を示す回転
ドラム部分の分解斜視図である。
【図2】本考案の衣類乾燥機の実施例を示す縦断側面図
である。
【図3】本考案の衣類乾燥機の要部であるドラム前板部
分の縦断側面図である。
【図4】本考案の衣類乾燥機の実施例を示す全体斜視図
である。
【図5】従来の衣類乾燥機の縦断側面図である。
【図6】従来の衣類乾燥機の全体斜視図である。
【符号の説明】
1…扉 2…外箱 3…モータ 4…衣類出入口 5…ドラムカバー 6…回転ドラム 7…排気孔 8…ファンケース 9…ファン 10…プーリ 11…プーリ 12…ベルト 13…プーリ 14…ベルト 15…フィルター 16…フィルターカバー 17…裏フタ 18…吸気口 19…ヒータケース 20…ヒータ 21…循環風路 22…排水口 23…送風孔 24…ドラム前板 25…テフロンシート 26…ゴムパッキン 27…滑り軸受 28…ドラム側板 29…バッフル 30…排気ダクト 31…操作スイッチ 32…排気口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に被乾燥衣類出入用の扉を有する外
    箱内に乾燥室である回転ドラムを設け、該回転ドラムの
    背後に排気孔を形成した衣類乾燥機において、前記回転
    ドラムのドラム前板に全周に渉って送風孔を形成し、該
    送風孔の前方を覆うようにヒータケースを配設したこと
    を特徴とする衣類乾燥機。
JP753392U 1992-02-21 1992-02-21 衣類乾燥機 Pending JPH0568497U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP753392U JPH0568497U (ja) 1992-02-21 1992-02-21 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP753392U JPH0568497U (ja) 1992-02-21 1992-02-21 衣類乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0568497U true JPH0568497U (ja) 1993-09-17

Family

ID=11668428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP753392U Pending JPH0568497U (ja) 1992-02-21 1992-02-21 衣類乾燥機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0568497U (ja)

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