JPS61255597A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPS61255597A
JPS61255597A JP60096335A JP9633585A JPS61255597A JP S61255597 A JPS61255597 A JP S61255597A JP 60096335 A JP60096335 A JP 60096335A JP 9633585 A JP9633585 A JP 9633585A JP S61255597 A JPS61255597 A JP S61255597A
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gate
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mos transistor
transistor
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Hiroshi Iwahashi
岩橋 弘
Masamichi Asano
正通 浅野
Eishin Minagawa
皆川 英信
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Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は不揮発性半導体メモリ素子をメモリセルとし
て用いた不揮発性半導体記憶装置に関する。
[発明の技術的背景] 不揮発性半導体記憶装置、特に浮遊ゲート構造を有する
二重ゲート型の不揮発性メモリ素子をメモリセルとして
用いるものは、データの再書込みが可能であるために、
マイクロコンピュータシステムを始めとする種々のシス
テムに利用されている。二重ゲート型の不揮発性メモリ
素子はよく知られているように、浮遊ゲートと制御ゲー
トの二つのゲート構造を有する。そして浮遊ゲートに電
子が注入されている状態であればそのしきい値電圧が高
くされているので、制御ゲートに高レベルの電圧、例え
ば5Vを印加してもメモリ素子は導通しない。他方、浮
遊ゲートに電子が注入されず元の中性状態のままであれ
ば、しきい値電圧は元の低い値のままであり、制御ゲー
トに高レベルの電圧を印加すればメモリ素子は導通する
。このように制御ゲートに高レベル電圧を印加したとき
のメモリ素子の導通、非導通状態をデータの“1”、“
0″に対応させることによってデータの記憶がなされる
。また、浮遊ゲートに対する電子の注入は、制御ゲート
およびドレインに通常の電源電圧5vよりも十分に高い
電圧、例えば2σVないし25Vを印加することにより
行われる。このような高電圧を印加することによって、
ドレイン近傍のチャネル領域でインパクト アイオナイ
ゼーション(Impact  Ionization)
が発生し、これによって生じる電子、正孔対うちの電子
が浮遊ゲートに注入される。いったん浮遊ゲートに注入
された電子は消去動作が行われない限り浮遊ゲートに残
されているので、記憶データは不揮発的に保持されるこ
とになる。
第8図は上記のような不揮発性メモリ素子をメモリセル
として用いた従来の半導体記憶装置の回路図である。こ
の装置では、メモリセルにおけるデータの書込み量を少
なくし、かつ読み出し速度を高めるために、センスアン
プとして差動型のものが用いられている。図において、
R1ないしRmは図示しない行デコーダからの出力が与
えられる行線、C1ないしCnは図示しない列デコーダ
からの出力が与えられる列選択線であり、この列選択線
C1ないしCnによりn個の各列線選択用のMOSトラ
ンジスタG1ないしGnが駆動される。上記列線選択用
のMo8 t−ランジスタG1ないしGnの各一端は回
路点Aaに共通に接続され、各他端は上記行線R1ない
しRmと交差するように設けられているa本の各列線C
0LIないしC0Lnに接続されている。上記行線R1
ないしRmと列線C0LIないしC0Lnとの交差点位
置には浮遊ゲートおよび制御ゲート構造を有する二重ゲ
ート型のMOSトランジスタからなるメモリセルM11
ないしMmnが設けられている。
こられメモリセルMllないしMmnの各制御ゲートは
対応する行線Ri(1≦i≦m)に接続され、各ドレイ
ンは対応する列線COしj(1≦j≦n)に接続され、
すべてのソースはアース電位VS (OV)の印加点に
接続されている。
上記回路点Aaにはしきい値電圧がほぼ0■に設計され
ているMOSトランジスタ(以降、真性型と称する)1
aないし5aからなる負荷回路LQaが接続されている
。この負荷回路LOaでは、ゲートが共に電源電圧VC
の印加点に接続され、Vc印加点とVs印加点との間に
直列に挿入されたMOSトランジスタ4a、5aにより
VCよりも低い電位を形成し、ソースが回路点Aaに接
続されているMoSトランジスタ1aのゲートにこの電
位を印加することによって回路点Aaの電位がVCより
も低くなるようにしている。ざらにこの負荷回路LOa
では、上記MOSトランジスタ4a、5aによって形成
される電位をMOSトランジスタ2aのゲートにも印加
することにより、MOSトランジスタ3aによってVc
に設定される回路点Baを上記回路点Aaと分離してい
る。
ここで回路点BaとAaとを分離しているのは、データ
の読み出し時にメモリセルM11ないしMmnのドレイ
ン電位(回路点Aaの電位に対応)が高いと、長時間の
使用により中性状態であった浮遊ゲートに電子が順次注
入されてデータの反転が起こる恐れがあるからである。
従って、回路点A a G、t V C以下に保ち、回
路点BaはMOSトランジスタ2aで回路点Aaと分離
し、回路点Aaの信号電位の振幅を回路点BaでVCま
で増幅している。
MoSトランジスタ6a、6b、9.10aないし12
a110bないし12b、13およびデプレッション型
のMOSトランジスタ7a、7b、8から構た差動型の
ものであり、比較検出すべき信号電位として上記回路点
Baの電位が入力段のMOSトランジスタ6aのゲート
に与えられている。
第8図において破線が囲んだ部分は、上記センスアンプ
SAに与えるべき比較用電位を発生する比較用電位発生
回路14である。この比較用電位発生回路14では、上
記回路点Baの信号電位を検出するために、上記回路点
Baに対応した回路点Bbの電位が、上記メモリセルM
11ないしMmnから゛1パ、″OI+のデータがそれ
ぞれ読み出されるときの回路点Baの信号娠幅の中間の
一定電位に設定される。このような電位を発生するため
、比較用電位発生回路14は、ドレインが上記回路点A
aに対応した回路点Abに接続されかつゲートがVC印
加点に接続され、上記列線選択用のMOSトランジスタ
G1ないしQnそれぞれと等価なMOSトランジスタQ
b、このMOSトランジスタGbのソースとVs印加点
との間に挿入される上記メモリセルMllないしMmn
それぞれと等価でかつ浮遊ゲートが中性状態に設定され
た二重ゲート型のMOSトランジスタMb1このMOS
トランジスタMbの制御ゲートにVCよりも低いバイア
スを与えるための、VC印加点とVs印加点との間に直
列接続された2個のデプレッション型のMo3 l−ラ
ンジスタ15.16からなるバイアス発生回路17、上
記MoSトランジスタ1aないし5aとそれぞれ等価な
MOSトランジスタ1bないし5bからなる負荷回路L
Obから構成されている。すなわち、この比較用電位発
生回路14内にメモリセルM11ないしMmnと等価な
MOSトランジスタbを設けることによってメモリセル
M11ないしMmnのしきい値電圧の変動によるセンス
アンプSAの比較用電位(回路点Bbの電位)の変動を
キャンセルするようにしている。なお、特に型を指定し
ていないMOSトランジスタはすべてエンハンスメント
型のものである。
このような構成でなる装置において、いまそれぞれ一つ
の行線R1と列線C0L1が選択されたとすると、その
交差点位置にあるメモリセルM11が選択される。この
選択されたメモリセルM11の浮遊ゲートが中性状態に
されており、しきい値電圧が元の低いままになっていれ
ば、このメモリセルM11は導通し、列線C0LIは放
電されて回路点Aa、BaはVSに近い所定の電位にな
る。以下、このデータ読み出し状態を1nの読み出し状
態と規定する。
他方、選択されたメモリセルM11の浮遊ゲートに予め
電子が注入されており、しきい値電圧が高くなっていれ
ば、このメモリセルM11は非導通となり、回路点Ba
の電位はほぼVCになる。
以下、このデータ読み出し状態を“Onの読み出し状態
と規定する。
メモリセルMllないしMmnからのデータ読み出しの
際、センスアンプSAの比較用電位として上記回路点3
aの信号電位の振幅の中間に設定された比較用電位発生
14の回路点Bbの電位が与えられており、センスアン
プSAは上記両回路点Ba、Bbの電位を比較すること
によってデータを検出し、この検出データを図示しない
出力バッフ7に与える。
[背景技術の問題点] ところで、第8図に示す従来装置で、電源電位VCが変
化した場合に比較用電位発生回路14内の回路点Bbの
電位、すなわちセンスアンプSAの比較用電位がどのよ
うに変化するかを検討してみる。
一般的なMoSトランジスタに流れる電流Iは5極管領
域では次式で与えられる。
■−β(VG−VTH)2    ・   1ここでV
GはMOSトランジスタのゲート電位であり、VTRは
しきい値電圧、βはMOSトランジスタのチャネル幅W
およびチャネル長L1キャリアの移動度μ、ゲート絶縁
膜の誘電率εOXおよび厚みtoxで規定される定数で
ある。
いま、メモリセルM11ないしMmnのうちその浮遊ゲ
ートが中性状態であるものが選択されたとき、そのセル
に流れる電流IMaは次式で与えられる。
IMa−β (0,6Vc−VTH)”   −2ここ
でゲート電位をVCの6割としたのは、実質的なゲート
電極である浮遊ゲートには、制御ゲートとの容量結合に
より約6割の電位が与えられるように設計しているため
である。
他方、比較用電位発生回路14内のMOSトランジスタ
Mbの制御ゲート電位をVC−αとすれば、このMOS
トランジスタMbに流れる電流IMbは次式で与えられ
る。
IMb=  β (0,6<Vc  −α ) −VT
H)  2・・・    3 ここで次にIMaとIMbの比を求めると次式%式% 上記第4式においてαを2V、VT)−1を1Vと仮定
すると、VCが4vのときに第4式の比の値は49/1
になる。次にVc  が上昇して6Vになると、第4式
の比の値は35/1になる。すなわち、第8図の装置で
電源電位が上昇すると、浮遊ゲートが中性状態のメモリ
セルが選択されたときに流れる電流の増加分は、比較用
電位発生回路14内のMOSトランジスタMbに流れる
電流の増加分よりも少なくなる。このことはVCが上昇
すると、回路点Bbの電位が回路点Baの電位に接近す
ることを意味する。
第9図はVCに対する回路点Ba、3bの電位変化を示
す特性図である。図において、VBalは浮遊ゲートが
中性状態のメモリセルが選択されたときの回路点Baの
電位であり、VBa2は浮遊ゲートに電子が注入されて
いるメモリセルが選択されたときの回路点Baの電位で
あり、VBbは回路点Bbの電位である。上記のように
電源電位VCの上昇に伴い、VBbはVBalに順次接
近している。この第9図から明らかなように、従来装置
でVC,を高くして使用すると、“1”のデータの読み
出し時に読み出しマージンが悪化してしまう。
このように従来の記憶装置ではセンスアンプSAの比較
用電位の電源電位変化に伴う変化が一様であるため、“
1″あるいは0″のデータ読み出し状態の際にいずれか
一方のマージンが悪化し、センスアンプSAで誤ったデ
ータを検出する恐れがある。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的とするところは、メモリセルからデータ
を読み出す際の読み出しマージンが電源電位に依存せず
、しかも十分に高い不揮発性半導体記憶装置を提供する
ことにある。
[発明の概要〕 上記目的を遠戚するためこの発明にあっては、“1″も
しくは“O”のデータを記憶しているメモリセルからデ
ータを読み出す際、そのデータ検出点における′1”お
よび“0″のデータに対応する電位と等価な電位をそれ
ぞれ発生する電位発生回路を設け、′O”のデータに対
応する電位は実際に浮遊ゲートに電子を注入してデータ
の書き込みを行なった不揮発性メモリセル素子からなる
ダミーセルを用いて発生させ、両電位の中間電位をセン
スアンプに比較用電位として与えるようにしている。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
この発明による不揮発性半導体記憶装置は、第8図に示
す従来装置の比較用電位発生回路14の代りに、第1図
に示すような新たな比較用電位発生回路20を設け、こ
の回路20で発生される電位を比較用電位として上記セ
ンスアンプSAの入力段のMo5 トランジスタ6bの
ゲートに与えるようにしたものである。なお、新たな比
較用電位発生回路20以外は従来装置と同様に構成され
ている。
上記比較用電位発生回路20は二つの電位発生回路30
と40から構成されている。一方の電位発生回路30は
、ドレインが回路点ACに接続されかつゲートがVC印
加点に接続され、列選択用のMOSトランジスタG1な
いしQnそれぞれと等価なMoSトランジスタGC,こ
のMOSトランジスタGCのソースとVs印加点と9間
に挿入されメモリセルM11ないしMmnそれぞれと等
価でかつ浮遊ゲートが中性状態に設定された二重ゲート
型のMOSトランジスタMc、MOSトランジスタ1a
ないし5aそれぞれと等価でかつ負荷回路LOaと等価
に接続されたMo8 トランジスタ1Cないし5Cで構
成された負荷回路しOCから構成されている。
そして上記電位発生回路30内のMOSトランジスタM
Cの制御ゲートには選択時に行線R1ないしRmに印加
される電位VCと等価な電位が印加される。
他方の電位発生回路40は、上記一方の電位発生回路3
0とほぼ同様な回路構成にされており、電位発生回路3
0と対応する箇所にはその符号の末尾に付されている英
文字のCの代りにdを付してその説明は省略する。また
、この電位発生回路40内にはメモリセルMdにO″の
データを書き込むための回路が新たに追加されている。
すなわち、データ書き込み用電圧vpの印加点とVSの
印加点との間にはエンハンスメント型(以下、E型と称
する)2個のMOSトランジスタ41.42が直列に挿
入され、このうち一方のMoSトランジスタ41のゲー
トには第1の制御信号発生回路50の出力が与えられ、
他方のMOSトランジスタ42のゲートには第2の制卸
信号発生回路60の出力が与えられる。またMoSトラ
ンジスタGdのゲートおよびMdの制御ゲートは、ソー
ス、ドレイン間の一端が上記Vp印加点に接続されたデ
プレッション型(以下、D型と称する)のMOSトラン
ジスタ43のソース、ドレイン間の他端に共通に接続さ
れ、ざらにこの共通接続点には第3の制御信号発生回路
80の出力が与えられる。また、上記り型のMoSトラ
ンジスタ43のゲートには上記第1の制御信号発生回路
50の出力が与えられる。
上記一方の電位発生回路30の電位出力点であるMo8
 トランジスタ2Cと30の接続点3cには真性型のM
oSトランジスタ18のソース、ドレイン間の一端が接
続され、他方の電位発生回路40の電位出力点であるM
OSトランジスタ2dと3dの接続点Bdにも真性型の
MOSトランジスタ19のソース、ドレイン間の一端が
接続され、上記両MoSトランジスタ18と19のそれ
ぞれのソース、ドレイン間の他端は回路点りに共通接続
される。
上記両MOSトランジスタ18と19のゲートには電s
’rit位VCが定常的に与えられている。そして上記
回路点りの電位が新たな比較用電位としてセンスアンプ
SAに供給される。
すなわち、この比較用電位発生回路20は二つの電位発
生回路30.40を設け、それぞれの出力電位をMoS
トランジスタ18.19で抵抗分割して中間電位を形成
し、この中間電位をセンスアンプSAに供給するように
している。
第2図ないし第4図は上記第1ないし第3の制御信号発
生回路50.60.80それぞれの具体的構成を示す回
路図である。
第2図に示す第1の制御信号発生回路50は、VC印加
点とVs印加点との間に直列に挿入されたD型およびE
型のMoSトランジスタからなり、上記電位発生回路4
0内のMo8)−ランジスタMdの浮遊ゲートにデータ
を書き込む際に“1”にされる制御信号Wが与えられる
いわゆるE/D型のインバータ51と、Vp印加点とV
S印加点との間に直列に挿入されたD型およびE型のM
o8 トランジスタからなり、上記インバータ51の出
力が与えられるE/D型のインバータ52とから構成さ
れ、このインバータ52の出力が制御信号として上記M
OSトランジスタ41のゲートに与えられる。
第3図に示す第2の制御信号発生回路60は次のように
構成されている。この回路60ではVC印加点とVS印
加点との間にD型およびE型のMOSトランジスタを直
列に挿入して構成した5個のE/D型のインバータ61
ないし65が設けられている。上記インバータ61には
上記制御信号Wが入力として与えられ、このインバータ
61の出力は次のインバータ62に入力として与えられ
ている。インバータ62の出力はゲートにVCが常時供
給されているD型のMo8)−ランジスタロ6を介して
次のインバータ63に入力として与えられている。この
インバータ63の入力端子とVs印加点との間には容量
67が接続されている。インバータ63の出力は次のイ
ンバータ64に入力として与えられている。このインバ
ータ64の出力端子とVs印加点との間にはE型のMO
Sトランジスタ68が挿入されており、このMOSトラ
ンジスタ68のゲートには上記信号Wが与えられる。イ
ンバータ64の出力は次のインバータ65に入力として
与えられている。
VC印加点とVs印加点との間には真性型のMOSトラ
ンジスタ69およびE型のMOSトランジスタ10が直
列に挿入されており、MOSトランジスタ69のゲート
には上記インバータ64の出力が、MOSトランジスタ
70のゲートには上記インバータ65の出力がそれぞれ
与えられ、この両MoSトランジスタ69.70の直列
接続点の信号が制御信号として上記MOSトランジスタ
42のゲートに与えられる。
第4図に示す第3の制御信号発生回路80は基本的には
上記第2の制御信号発生回路60とほぼ同様に構成され
ている。すなわち、この回路80は第2の制御信号発生
回路60に対しさらにもう1個のE/D型のインバータ
71とD型のMo8 トランジスタ72を追加し、イン
バータ71の入力として上記両MoSトランジスタ69
と70の直列接続点の信号を与え、インバータ71の出
力を上記MOSトランジスタ72を介して制御信号とし
て上記MO8トランジスタGdのゲート、MOSトラン
ジスタMdの制御ゲート等に与えるようにしている。な
お、新たに追加されたMOSトランジスタ72のゲート
には制御信号Wの反転信号が与えられる。
次に動作を説明する。まず、メモリセルM11ないしM
mnからデータを読み出す前に電位発生回路40内のM
o8)−ランジスタMdの浮遊ゲートに“0″データの
書き込みが行われる。この書き込みは次のようにして行
われる。
まず、書き込み用電圧Vpがほぼ20Vにされ、制御信
号Wが゛0″から“1″にされる。すると第2図の第1
の制御信号発生回路50ではインバータ51の出力がV
sとなり、これによりインバータ52の出力が■pまで
上昇する。この電位Vpは第1図の電位発生回路40内
のMOSトランジスタ41.43に与えられるので、こ
の後、両MOSトランジスタ41.43がオン状態とな
りMOSトランジスタGdのゲートおよび回路点Ad側
の一端それぞれに電位■pが印加される。従って、この
ときMOSトランジスタMdのソースには書き込み用の
電位■pが印加されることになる。
他方、制御信号Wが“O″から“1″にされると、第3
図の第2の制御信号発生回路60ではMOSトランジス
タ68がオン状態となり、インバータ64の出力端子の
電位はVSにされるので、Mo3)−ランジスタロ9は
オフ状態にされる。このとき、VSにされたインバータ
64の出力端子の電位はインバータ65に与えられてお
り、このインバータ65の出力がVCにされるので、M
OSトランジスタ70はオン状態にされる。すなわち、
制御信号Wが“1″にされた直模ではこの第2の制御信
号発生回路60から出力される制御信号はO″にされ、
第1図の電位発生回路40内のMOSトランジスタ42
はオフ状態にされるので、上記したように書き込み用の
電位VpがMOSトランジスタ41を介して回路点Ad
に与えられる。
同様に第3の制御信号発生回路80でも、MOSトラン
ジスタ69と70の直列接続点の信号は“0”にされる
ので、インバータ71の出力は“1′にされる。このと
きMoSトランジスタ72のゲートに与えられている信
号Wの反転信号は″0”されており、一端には“1″に
されたインバータ71の出力が与えられているので、こ
のMOSトランジスタ72はオフ状態にされ、上記MO
Sトランジスタ43を介して出力されている書き込み用
電位VpはMOSトランジスタQdのゲートおよびMO
SトランジスタMdの制御ゲートにそのまま印加される
。すなわち、MOSトランジスタ43を介して出力され
ている書き込み用電位■pは第4図回路内のMOSトラ
ンジスタ72を介して放電されることはない。
以上により電位発生回路40内のMOSトランジスタM
dのドレインおよび制御ゲートには共に書き込み用電位
■pが印加され、これによりこのMOSトランジスタM
dでドレイン近傍のチャネル領域でインパクト アイオ
ナイゼーションによる電子、正孔対が発生し、このうち
の電子が浮遊ゲートに注入されて“O″データ書き込み
が行われる。
上記MoSトランジスタMdに対するデータの書き込み
が終了した時点で制御信号Wが“1”から“0”にされ
る。制御信@Wが“O″にされることにより、第1の制
御信号発生回路50ではインバータ51の出力が“0″
から“1”にされ、これによりインバータ52の出力電
位がVpからVsに放電される。その結果、第1図の電
位発生回路40内のMOSトランジスタ41.43がオ
フ状態にされる。
他方、制御信号Wが“1″から“0″にされると、第3
図の第2のIIIIJ m信号発生回路60ではMOS
トランジスタ68がオフ状態にされる。またインバータ
61の出力が“1′となり、これに続くインバータ62
の出力は“0°′になるが、インバータ62の出力が“
1″にされているとき容167は“1nに充電されてい
るので、この容167の放電期間が経過するまで、イン
バータ63の入力は“1″にされたままである。従って
、このインバータ63の出力は“0′のままにされ、イ
ンバータ64の出力は“1″にされたままである。他方
、制御信号Wが“0″にされるとMOSトランジスタ6
8はすぐにオフ状態にされるので、インバータ64の出
力端子の信号は“1′′に保持されたままである。すな
わち、上記容量67の放電期間が経過するまで、この第
2の制御信号発生回路60の出力は“1″にされる。従
って、第1図の電位発生回路40内のMOSトランジス
タ42がオン状態にされ、いままで書き込み用電位■p
に充電されていた回路点AdはこのMOSトランジスタ
42を介してVSに放電される。
同様に第4図の第3のll1IJIIl信号発生回路8
0でも、容量67の放電期間が経過するまではMoSト
ランジスタ69と70の直列接続点の信号は“1″にさ
れる。これによりインバータ71の出力は“0゛′にさ
れる。このとき、MOSトランジスタ72のゲートに与
えられている信号Wの反転信号は“1″である。従って
、このMOS t−ランジスタフ2はオン状態にされ、
予めVpに充電されていたMOSトランジスタGdのゲ
ートおよびMoSトランジスタMdの制御ゲートはこの
MOS )−ランジスタフ2およびインバータ71を介
してvSに放電される。
次に、第3図回路内および第4図回路内の容量θ7の放
電期間が経過すると、インバータ63の出力が“1”に
なり、インバータ64の出力が“0″にされる。この結
果、第2の制御信号発生回路60の出力は“0″に、第
3の制御信号発生回路80の出力は“1″にされる。
第5図はMoSトランジスタMdの浮遊ゲートに対する
データ書き込みの際のタイミングチャートであり、第1
ないし第3の制御信号発生回路50.60、80の各出
力はSlないし$3で示されている。
以上のように第1図の回路において、制御信号Wが“1
″にされている期間では電位発生回路40内のMOSト
ランジスタMdの浮遊ゲートに電子の注入が行われ、制
御信号Wが“0にされた後の所定期間では電位発生回路
40内において予め書き込み電位Vpに充電された各回
路点の放電が行われる。他方、電位発生回路30内のM
OSトランジスタMOには電子の注入は行われず、浮遊
ゲートは常時、中性状態にされている。
このような構成において、第1図回路の一方の電位発生
回路30内のMOSトランジスタMOの浮遊ゲートは常
に中性状態に設定されており、その制御ゲートには行線
R1ないしRmに印加される電位と等価な電位が印加さ
れているため、回路点Bcに発生する電位VBcは電源
電位Vcの変化に伴い、第6図の特性図に示すように変
化する。
この電位MBCの電位勾配は、このMoSトランジスタ
Mdに対する条件がメモリセルM11ないしMmnと等
価なので、前記第9図の電位VBalの特性と同じであ
る。他方の電位発生回路40内のMoSトランジスタM
dには“0″のデータが書き込まれ、その浮遊ゲートに
は電子が注入されているので、回路点3dに発生する電
位VBdは電源電位VCの変化に伴い、第6図の特性図
に示すように変化する。この電位VBdの電位勾配は前
記第9図の電位VBa2の特性と同じである。なお、上
記VBcおよびVBdの変化の傾きすなわち勾配がVC
のある値を境にして異なっているのは、Vcが上昇し、
メモリセルもしくはMOSトランジスタのしきい値電圧
に達した後、これらのメモリセルもしくはMOSトラン
ジスタに電流が流れ出すからである。
一方、上記両電位VBc、VBdは抵抗成分を持つMO
S トランジスタ18.19によって回路点Dに結合さ
れているので、この回路点りに発生する電位VDは電源
電位VCの変化に伴い第6図に示すように、常に上記両
電位VBc、VBdの中間電位となるように変化する。
すなわち、センスアンプSAには、″O11のデータを
記憶しているメモリセルのしきい値電圧を境にして、電
源電位Vcの上昇に伴いその値の変化の勾配が異なり、
しかもメモリセルM11ないしMmnから“0”、′1
”のデータを読み出したときの回路点Baの信号振幅の
中間電位に設定された電位VDが比較用電位として与え
られる。このため、電源電位VCが変化しても、センス
アンプSAにおける比較用電位VDは常に電位VBc(
電位VBalと等価)と電位V13d(電位VBa2と
等価)の中間電位になる。このため、“0″、1”デー
タの読み出しは電源電位VCに依存せず、共に十分高い
マージンで行なうことができる。従って、電源電位Vc
が所定の値から推移しても、センスアンプSAでは常に
正しいデータを検出することができる。
なお、上記電位発生回路40内のMOSトランジスタM
dとして、第7図に示すように外部入射光に対する光シ
ールドの施されたものを使用すれば、データ書き込み後
に紫外線による消去を防止することができ、−回のデー
タ書き込みだけで比較用電位を得ることができる。すな
わち、第7図のMoSトランジスタはソース領域91に
接続される金属配線92を、浮遊ゲート93および制御
ゲート94からなるゲート構造の上を覆うように形成し
、かつこの金属配線92を十分な距離だけ延長するよう
にしたものである。なお、95はドレイン領域であり、
96は絶縁膜であり、破線の矢印は外部入射紫外線の通
路を示す。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、メモリセルから
データを読み出す際の読み出しマージンが電源電位に依
存せず、しかも十分に高い不揮発性半導体記憶装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例に係る装置の回路図、第2
図ないし第4図はそれぞれ上記実施例装置の一部の具体
的構成の回路図、第5図は上記実施例装置の動作を示す
タイミングチャート、第6図は上記実施例装置の特性図
、第7図は上記実施例装置で使用されるMOSトランジ
スタの構造を示す断面図、第8図は従来装置の回路図、
第9図は上記従来装置の特性図である。 M・・・メモリセル、R・・・行線、COL・・・列線
、LO・・・負荷回路、SA・・・センスアンプ、20
・・・比較用電位発生回路、30.40・・・電位発生
回路、50、60.80・・・制御信号発生回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第5図 ’JI6rIl 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 行線と、 浮遊ゲートおよび制御ゲートを有し上記行線の信号で制
    御ゲートが選択的に駆動される不揮発性メモリセル素子
    と、 上記不揮発性メモリセル素子から読み出されるデータを
    受ける列線と、 浮遊ゲートに電子が注入された不揮発性メモリセル素子
    を有し、出力電位が電源電位に対応して変化し、かつ所
    定の電源電位を境にして出力電位の変化の傾きが異なる
    ような比較用電位を発生する比較用電位発生手段と、 上記列線に読み出されデータに対応する電位を上記比較
    用電位と比較してデータの検出を行なうデータ検出手段
    とを具備したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置
JP60096335A 1985-05-07 1985-05-07 不揮発性半導体記憶装置 Granted JPS61255597A (ja)

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