JPS61254702A - 車両用テストコ−スの施工方法 - Google Patents
車両用テストコ−スの施工方法Info
- Publication number
- JPS61254702A JPS61254702A JP60094359A JP9435985A JPS61254702A JP S61254702 A JPS61254702 A JP S61254702A JP 60094359 A JP60094359 A JP 60094359A JP 9435985 A JP9435985 A JP 9435985A JP S61254702 A JPS61254702 A JP S61254702A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road surface
- asphalt
- asphalt road
- granules
- dry
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は車両用テストコースの施工方法に関するもので
ある。
ある。
(従来技術)
車両用テストコースの内、特に乗心地性等の官能評価を
行なうためのテストコースには、市場路面(一般道路)
における官能評価と可及的に相関性を持たせてより信頼
性の高い評価を得るという点から、市場路面と同様にア
スファルト路面としく現在、市場路面の約8割がアスフ
ァルト路面であり、コンクリート路面は僅少である)、
しかもその表面に市場路面に通常見られるような自然劣
化による荒れ、くぼみ、ひび割れあるいは段差等の非平
滑部分を可及的に如実に再現する必要がある。
行なうためのテストコースには、市場路面(一般道路)
における官能評価と可及的に相関性を持たせてより信頼
性の高い評価を得るという点から、市場路面と同様にア
スファルト路面としく現在、市場路面の約8割がアスフ
ァルト路面であり、コンクリート路面は僅少である)、
しかもその表面に市場路面に通常見られるような自然劣
化による荒れ、くぼみ、ひび割れあるいは段差等の非平
滑部分を可及的に如実に再現する必要がある。
このようにアスファルト路面に、市場路面に見られるよ
うな非平滑部分を形成する方法としては、例えばアスフ
ァルト路面上に手作りで荒れ面、ひび割れ面等の非平滑
部を形成することが考えられる。ところが、アスファル
ト路面の強度は十分に転圧することにより得られるもの
であり、従って、手作りによって上記の如き非平滑部分
を形成してもその後、十分に転圧しなければ使用に耐え
るような強度が得られず、また転圧により強度アップを
図ろうとすれば折角形成した非平滑部分が壊れてしまう
等の得失相反する問題があり、到底実用に供し得るよう
な方法ではなく、事実上、アスファルト路面に人工的に
強度的に優れた荒れ、ひび割れ等の非平滑部を形成する
ことができないというのが現状である。
うな非平滑部分を形成する方法としては、例えばアスフ
ァルト路面上に手作りで荒れ面、ひび割れ面等の非平滑
部を形成することが考えられる。ところが、アスファル
ト路面の強度は十分に転圧することにより得られるもの
であり、従って、手作りによって上記の如き非平滑部分
を形成してもその後、十分に転圧しなければ使用に耐え
るような強度が得られず、また転圧により強度アップを
図ろうとすれば折角形成した非平滑部分が壊れてしまう
等の得失相反する問題があり、到底実用に供し得るよう
な方法ではなく、事実上、アスファルト路面に人工的に
強度的に優れた荒れ、ひび割れ等の非平滑部を形成する
ことができないというのが現状である。
又、例えばテストコースのアスファルト路面上に自然劣
化により市場通路に見られるのと同様の荒れ、ひび割れ
等の非平滑部が形成されたとしても、この自然劣化によ
る非平滑部分はアスファルト路面の末期的状態でありそ
の強度が弱く、側底使用に供し得るようなものではない
。
化により市場通路に見られるのと同様の荒れ、ひび割れ
等の非平滑部が形成されたとしても、この自然劣化によ
る非平滑部分はアスファルト路面の末期的状態でありそ
の強度が弱く、側底使用に供し得るようなものではない
。
このような背景から、従来は予めその表面に、市場路面
に見られるような荒れ、ひび割れ等に似せた非平滑部を
形成したコンクリートブロックを適当に配列することに
よって官能評価用のテストコースを作るのが通例であっ
た。このため、市場のアスファルト路面での官能評価と
の相関性の低い評価しか得られず、実車の市場性向上に
十分に寄与できないという問題があった。
に見られるような荒れ、ひび割れ等に似せた非平滑部を
形成したコンクリートブロックを適当に配列することに
よって官能評価用のテストコースを作るのが通例であっ
た。このため、市場のアスファルト路面での官能評価と
の相関性の低い評価しか得られず、実車の市場性向上に
十分に寄与できないという問題があった。
(発明の目的)
本発明は上記従来技術の項で指摘した問題点を解決しよ
うとするもので、車両用テストコースのアスファルト路
面上に、市場路面に見られる各種の非平滑部分のうち、
特に荒れ路面あるいはくぼみ路面を、容易にしかも十分
な強度をもって形成することのできる車両用テストコー
スの施工方法を提案することを目的とするものである。
うとするもので、車両用テストコースのアスファルト路
面上に、市場路面に見られる各種の非平滑部分のうち、
特に荒れ路面あるいはくぼみ路面を、容易にしかも十分
な強度をもって形成することのできる車両用テストコー
スの施工方法を提案することを目的とするものである。
(目的を達成するための手段)
本発明は上記の目的を達成するための手段として、一次
転圧されたアスファルト路面上に乾燥粒体を所定量載置
したのち、該アスファルト路面を上記乾燥粒体の上から
二次転圧し、しかる後、上記乾燥粒体をアスファルト路
面から除去することにより該アスファルト路面上に所定
の非平滑部分を形成するようにしたものである。
転圧されたアスファルト路面上に乾燥粒体を所定量載置
したのち、該アスファルト路面を上記乾燥粒体の上から
二次転圧し、しかる後、上記乾燥粒体をアスファルト路
面から除去することにより該アスファルト路面上に所定
の非平滑部分を形成するようにしたものである。
(作 用)
本発明では上記の手段により、
(1)二次転圧によりアスファルト路面内に喰込
′まされた乾燥粒体、例えば乾燥砂もしくは乾燥した
単粒度砕石により該アスファルト路面上に凹凸のある非
平滑部が容易に形成され、 (2)乾燥粒体を用いているところから、湿った粒体を
用いる場合の如く粒体に接触する部分のアスファルトが
急速に冷却されて硬化するというようなことがなく、そ
れだけ転圧による非平滑部の形成が容易となる、 (3)乾燥粒体を用いているため、湿った粒体を用いる
場合の如く粒体がアスファルトに粘着するということが
なく、転圧後の粒体の除去が容易である、 (4)転圧によって乾燥粒体をアスファルト路面中に喰
込ませこれによって該アスファルト路面にくぼみ等の非
平滑部を形成するものであるため、該乾燥粒体の粒子の
大きさあるいは使用量を選択することによりくぼみの大
きさ等を容易に調整できる、等の作用が得られる。
′まされた乾燥粒体、例えば乾燥砂もしくは乾燥した
単粒度砕石により該アスファルト路面上に凹凸のある非
平滑部が容易に形成され、 (2)乾燥粒体を用いているところから、湿った粒体を
用いる場合の如く粒体に接触する部分のアスファルトが
急速に冷却されて硬化するというようなことがなく、そ
れだけ転圧による非平滑部の形成が容易となる、 (3)乾燥粒体を用いているため、湿った粒体を用いる
場合の如く粒体がアスファルトに粘着するということが
なく、転圧後の粒体の除去が容易である、 (4)転圧によって乾燥粒体をアスファルト路面中に喰
込ませこれによって該アスファルト路面にくぼみ等の非
平滑部を形成するものであるため、該乾燥粒体の粒子の
大きさあるいは使用量を選択することによりくぼみの大
きさ等を容易に調整できる、等の作用が得られる。
(実施例)
以下、第1図ないし第3図を参照して本発明を適用して
の路面の施工例をいくつか説明する。
の路面の施工例をいくつか説明する。
(第1の施工例)
この施工例は、アスファルト路面に、市場路面において
見られるような2種類の微小な荒れを形成するものであ
り、これを第1図(A)及び(B)を参照して説明する
と、先ず、第1図(A)に示す如(一次転圧を施したア
スファルト路面l上に、粒径の小さな細砂を乾燥させて
なる第1の乾燥砂2(乾燥粒体)と、粒径の大きな粗砂
を乾燥させてなる第2の乾燥砂3(乾燥粒体)とをそれ
ぞれ別々に薄く撒き、しかる後、これら乾燥砂2.3の
上からローラZ等の適宜の転圧装置によって二次転圧を
かける。
見られるような2種類の微小な荒れを形成するものであ
り、これを第1図(A)及び(B)を参照して説明する
と、先ず、第1図(A)に示す如(一次転圧を施したア
スファルト路面l上に、粒径の小さな細砂を乾燥させて
なる第1の乾燥砂2(乾燥粒体)と、粒径の大きな粗砂
を乾燥させてなる第2の乾燥砂3(乾燥粒体)とをそれ
ぞれ別々に薄く撒き、しかる後、これら乾燥砂2.3の
上からローラZ等の適宜の転圧装置によって二次転圧を
かける。
二次転圧が行なわれると、上記各乾燥砂2.3はそれぞ
れアスファルト路面l側に圧接されて適度に喰い込むこ
とになる。従って、二次転圧後、この各乾燥砂2.3を
アスファルト路面lから除去すると該アスファルト路面
l上には該乾燥砂2゜3の喰込み跡によって比較的細か
い凹凸を存する第1の荒れ面4と、比較的大きな凹凸を
有する第2の荒れ面5とが形成されることになる(この
第1の荒れ面4と第2の荒れ面5とが特許請求の範囲中
の非平滑部に該当する)。
れアスファルト路面l側に圧接されて適度に喰い込むこ
とになる。従って、二次転圧後、この各乾燥砂2.3を
アスファルト路面lから除去すると該アスファルト路面
l上には該乾燥砂2゜3の喰込み跡によって比較的細か
い凹凸を存する第1の荒れ面4と、比較的大きな凹凸を
有する第2の荒れ面5とが形成されることになる(この
第1の荒れ面4と第2の荒れ面5とが特許請求の範囲中
の非平滑部に該当する)。
この場合、この各荒れ面4,5は、ローラZにより十分
に転圧されているため、市場路面に自然劣化に才って形
成された末期的な荒れ部分等に比べて強度が大きく、高
水準の耐久性が確保される。
に転圧されているため、市場路面に自然劣化に才って形
成された末期的な荒れ部分等に比べて強度が大きく、高
水準の耐久性が確保される。
また、荒れ面形成用に乾燥砂を用いているため、乾燥砂
をアスファルト路面1上に撒いた場合においても該荒れ
面形成予定位置のアスファルトが乾燥砂との接触により
急激に冷されて硬化するというようなことがなく長時間
その柔軟性が保持され、従って、転圧により容易に乾燥
砂の一部がアスファルト内に喰込まされ、荒む而が速や
かに形成されることになる。
をアスファルト路面1上に撒いた場合においても該荒れ
面形成予定位置のアスファルトが乾燥砂との接触により
急激に冷されて硬化するというようなことがなく長時間
その柔軟性が保持され、従って、転圧により容易に乾燥
砂の一部がアスファルト内に喰込まされ、荒む而が速や
かに形成されることになる。
又、乾燥砂を用いているため、転圧時におけるアスファ
ルトと乾燥砂2.3との粘着がほとんどなく、従って転
圧後における乾燥砂2.3の除去作業を容易且つ確実に
行なうことができる。
ルトと乾燥砂2.3との粘着がほとんどなく、従って転
圧後における乾燥砂2.3の除去作業を容易且つ確実に
行なうことができる。
尚、この荒れ面4.5の荒れ程度は、乾燥砂2゜3の粒
径を選択することにより任意に設定可能であり、乾燥砂
2.3の撒き量を多くする(厚く撒く)と」二記の如、
き略平面的な荒れ而のみならず表面の荒れたくぼみとか
穴等も形成できるものである。
径を選択することにより任意に設定可能であり、乾燥砂
2.3の撒き量を多くする(厚く撒く)と」二記の如、
き略平面的な荒れ而のみならず表面の荒れたくぼみとか
穴等も形成できるものである。
(第2の施工例)
この施工例は、第2図(C)に示す如くアスファルト路
面2+4二に比較的大きなくぼみ24(この場合、この
くぼみ2、特許請求の範囲中の非平滑部に該当する)を
形成するものであり、これを第2図(A)及び(B)を
参照して詳述する。
面2+4二に比較的大きなくぼみ24(この場合、この
くぼみ2、特許請求の範囲中の非平滑部に該当する)を
形成するものであり、これを第2図(A)及び(B)を
参照して詳述する。
先ず、第1図(A)に示す如くアスファルト路面21を
一次転圧した後、アスファルトが硬化しない内(暖かい
内)に、出来上がり時の深さを考慮しながらアスファル
トの一部を削り取って下穴23を形成するとともに、こ
の下穴23内に適度に盛り上げた状態で乾燥砂22を所
定量投入する。
一次転圧した後、アスファルトが硬化しない内(暖かい
内)に、出来上がり時の深さを考慮しながらアスファル
トの一部を削り取って下穴23を形成するとともに、こ
の下穴23内に適度に盛り上げた状態で乾燥砂22を所
定量投入する。
次に第2図(B)に示す如く上記乾燥砂22の上からロ
ーラZによりアスファルト路面2Iに二次転圧を施工す
る。この、ように二次転圧が行なわれると、乾燥砂22
が流動性を有しているところから該乾燥砂22を介して
転圧力が下穴23の全域にほぼ均等に負荷され、該下穴
23部分は十分に転圧されその強度が高水準に保持され
る。
ーラZによりアスファルト路面2Iに二次転圧を施工す
る。この、ように二次転圧が行なわれると、乾燥砂22
が流動性を有しているところから該乾燥砂22を介して
転圧力が下穴23の全域にほぼ均等に負荷され、該下穴
23部分は十分に転圧されその強度が高水準に保持され
る。
二次転圧が終了すると、下穴23内から乾燥砂22を取
り除き、くぼみ24とする。この場合、くぼみ24の内
面は、上記乾燥砂22の転圧時の喰込みにより適度に荒
れた面に形成され、あたかも市場路面における古いくぼ
みの如き自然な仕上がりとなる。
り除き、くぼみ24とする。この場合、くぼみ24の内
面は、上記乾燥砂22の転圧時の喰込みにより適度に荒
れた面に形成され、あたかも市場路面における古いくぼ
みの如き自然な仕上がりとなる。
(第3の施工例)
この施工例は第3図(B)に示す如く比較的大きな石が
突出したような大きな粗粒荒れ面33を形成するもので
あり、その手法は上記2つの施工例の場合とは若干異な
っている。以下、この施工例を第3図(A)及び(B)
を参照して詳述する。
突出したような大きな粗粒荒れ面33を形成するもので
あり、その手法は上記2つの施工例の場合とは若干異な
っている。以下、この施工例を第3図(A)及び(B)
を参照して詳述する。
粗粒荒れ面33(特許請求の範囲中の非平滑部に該当す
る)を形成する場合には、アスファルト路面31の形成
時に予め第3図(A)に示す如く粗粒荒れ面形成予定地
部分の骨材35.35・・の粒径を他の通常路面部分の
骨材34.34・・の粒径より大きなものを選定してお
く(例えば、粗粒荒れ面部分の主体となる骨材の粒径を
20〜13m/m、通常路面部分の主体となる骨材の粒
径を13〜5ffl/I11とする)。
る)を形成する場合には、アスファルト路面31の形成
時に予め第3図(A)に示す如く粗粒荒れ面形成予定地
部分の骨材35.35・・の粒径を他の通常路面部分の
骨材34.34・・の粒径より大きなものを選定してお
く(例えば、粗粒荒れ面部分の主体となる骨材の粒径を
20〜13m/m、通常路面部分の主体となる骨材の粒
径を13〜5ffl/I11とする)。
このように骨材の粒径を異ならせて形成したアスファル
ト路面31(一次転圧済み)のしかも大粒径の骨材35
.35・・を有する部分に第3図(A)に示す如く乾燥
砂32を適量撒き、さらに該乾燥砂32の上からローラ
Zにより二次転圧を行なう。
ト路面31(一次転圧済み)のしかも大粒径の骨材35
.35・・を有する部分に第3図(A)に示す如く乾燥
砂32を適量撒き、さらに該乾燥砂32の上からローラ
Zにより二次転圧を行なう。
二次転圧が行なわれると乾燥砂32は支持力の大きな大
粒径の骨材35.35・・を避けてその周囲のアスファ
ルト36部分を集中的に押し付けて該各骨材35,35
..相互間に喰込む。従って、転圧終了後、上記乾燥砂
32を除去すると、第3図(B)に示す如く上記骨材3
5.35・・が表面に露出して全体的にゴロゴロした感
じの粗粒荒れ面33が形成される。この場合にも、乾燥
砂32を介しての転圧により骨材35.35・・間のア
スファルト36が十分に転圧されその強度が高水準に保
持されているため、テストコース完成後の実車走行時に
おいても骨材35.35・・が脱落飛散するようなこと
がほとんどなく、その耐久性が良好ならしめられる。
粒径の骨材35.35・・を避けてその周囲のアスファ
ルト36部分を集中的に押し付けて該各骨材35,35
..相互間に喰込む。従って、転圧終了後、上記乾燥砂
32を除去すると、第3図(B)に示す如く上記骨材3
5.35・・が表面に露出して全体的にゴロゴロした感
じの粗粒荒れ面33が形成される。この場合にも、乾燥
砂32を介しての転圧により骨材35.35・・間のア
スファルト36が十分に転圧されその強度が高水準に保
持されているため、テストコース完成後の実車走行時に
おいても骨材35.35・・が脱落飛散するようなこと
がほとんどなく、その耐久性が良好ならしめられる。
(発明の効果)
本発明の車両用テストコースの施工方法は、荒れ、くぼ
み等の非平滑な路面部分を有する車両用テストコースの
施工方法において、一次転圧されたアスファルト路面上
に乾燥粒体を所定量載置したのち、該アスファルト路面
を上記乾燥粒体の上から二次転圧し、しかる後、上記乾
燥粒体をアスファルト路面から除去することにより該ア
スファルト路面上に所定の非平滑部分を形成することを
特徴とするものである。
み等の非平滑な路面部分を有する車両用テストコースの
施工方法において、一次転圧されたアスファルト路面上
に乾燥粒体を所定量載置したのち、該アスファルト路面
を上記乾燥粒体の上から二次転圧し、しかる後、上記乾
燥粒体をアスファルト路面から除去することにより該ア
スファルト路面上に所定の非平滑部分を形成することを
特徴とするものである。
従って、本発明の車両用テストコースの施工方法では、
(1) 二次転圧によりアスファルト路面内に喰込ま
れた乾燥粒体により該アスファルト路面上に凹凸のある
非平滑部が容易に形成でき、 (2)乾燥粒体を用いているところから、湿った粒体を
用いる場合の如く粒体に接触する部分のアスファルトが
急速に冷却されて硬化するというようなことがなく、そ
れだけ非平滑部の形成が容易であり、 (3)乾燥粒体を用いているため、湿った粒体を用いる
場合の如く粒体がアスファルトに粘着するということが
なく、転圧後における乾燥粒体の除去が容易であり、 (4)転圧によって乾燥粒体をアスファルト路面中に喰
込ませこれによって該アスファルト路面にくぼみ等の非
平滑部を形成するものであるため、該乾燥粒体の粒子の
大きさあるいは使用量を選択することによりくぼみの大
きさ等を容易に調整することが可能であり、種々の非平
滑部をもつ路面の形成が容易である、 等のことから、車両用テストコースのアスファルト路面
上に強度の大きい荒れ、くぼみ等の非平滑部を容易に形
成することができるという効果が得られる。
れた乾燥粒体により該アスファルト路面上に凹凸のある
非平滑部が容易に形成でき、 (2)乾燥粒体を用いているところから、湿った粒体を
用いる場合の如く粒体に接触する部分のアスファルトが
急速に冷却されて硬化するというようなことがなく、そ
れだけ非平滑部の形成が容易であり、 (3)乾燥粒体を用いているため、湿った粒体を用いる
場合の如く粒体がアスファルトに粘着するということが
なく、転圧後における乾燥粒体の除去が容易であり、 (4)転圧によって乾燥粒体をアスファルト路面中に喰
込ませこれによって該アスファルト路面にくぼみ等の非
平滑部を形成するものであるため、該乾燥粒体の粒子の
大きさあるいは使用量を選択することによりくぼみの大
きさ等を容易に調整することが可能であり、種々の非平
滑部をもつ路面の形成が容易である、 等のことから、車両用テストコースのアスファルト路面
上に強度の大きい荒れ、くぼみ等の非平滑部を容易に形
成することができるという効果が得られる。
第1図(A)及び(B)は本発明を適用して微小な荒れ
をもつ路面を形成する場合の施工状態図、第2図(A)
ないしくC)は本発明を適用してくぼみをもつ路面を形
成する場合の施工状態図、第3図(A)及び(B)は本
発明を適用して粗粒荒れをもつ路面を形成する場合の施
工状態図である。 1.21.31・・・・・アスファルト路面2.3,2
2.32・・・・乾燥砂 4.5.24.33・・・・非平滑部 Z ・・・・・転圧用ローラ 出 願 人 マ ツ ダ 株式会社 (外/名]第3
図(8) 第1図(A) 第1図CB)
をもつ路面を形成する場合の施工状態図、第2図(A)
ないしくC)は本発明を適用してくぼみをもつ路面を形
成する場合の施工状態図、第3図(A)及び(B)は本
発明を適用して粗粒荒れをもつ路面を形成する場合の施
工状態図である。 1.21.31・・・・・アスファルト路面2.3,2
2.32・・・・乾燥砂 4.5.24.33・・・・非平滑部 Z ・・・・・転圧用ローラ 出 願 人 マ ツ ダ 株式会社 (外/名]第3
図(8) 第1図(A) 第1図CB)
Claims (1)
- 1、荒れ、くぼみ等の非平滑な路面部分を有する車両用
テストコースの施工方法であって、一次転圧されたアス
ファルト路面上に乾燥粒体を所定量載置したのち、該ア
スファルト路面を上記乾燥粒体の上から二次転圧し、し
かる後、上記乾燥粒体をアスファルト路面から除去する
ことにより該アスファルト路面上に所定の非平滑部分を
形成することを特徴とする車両用テストコースの施工方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60094359A JPS61254702A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 車両用テストコ−スの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60094359A JPS61254702A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 車両用テストコ−スの施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61254702A true JPS61254702A (ja) | 1986-11-12 |
Family
ID=14108100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60094359A Pending JPS61254702A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 車両用テストコ−スの施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61254702A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084944A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ロードノイズ試験路及び試験方法 |
JP5600777B1 (ja) * | 2013-06-25 | 2014-10-01 | 株式会社ブリヂストン | タイヤの性能試験装置 |
JP2014194118A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Taisei Rotec Corp | 舗装体の施工方法、及び、舗装構造の施工方法 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP60094359A patent/JPS61254702A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084944A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ロードノイズ試験路及び試験方法 |
JP2014194118A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Taisei Rotec Corp | 舗装体の施工方法、及び、舗装構造の施工方法 |
JP5600777B1 (ja) * | 2013-06-25 | 2014-10-01 | 株式会社ブリヂストン | タイヤの性能試験装置 |
WO2014208211A1 (ja) * | 2013-06-25 | 2014-12-31 | 株式会社ブリヂストン | タイヤの性能試験装置 |
US9958359B2 (en) | 2013-06-25 | 2018-05-01 | Bridgestone Corporation | Tire performance testing apparatus |
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