JPS6125438A - 家禽から胸肉を分離する方法および家禽処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は膜処理した家禽の胴体から胸肉な分離する方法
および装置に関する。

（従来の技術） 一般に家禽から胸肉の切離し作業は手作業で行なわれる
ことが多く、特に鎖骨は慎重に胸肉から除去されている
。この場合鎖骨は状をなしていて、胸肉内に埋まってお
り、鎖骨の両端部は家禽が跳ね飛ぶ際羽根関節部を保持
するよう機能する。

また鎖骨の頂部は家禽の胸骨の先端部近傍に位置してい
る。

（発明が解決しようとする問題点） この手作業により家禽から鎖骨および胸肉を取り外す場
合、相当量の肉が鎖骨に付着したま＼除去されてしまい
胸肉が無駄にされていた。更に鎖骨の除去には時間がか
かシ、作業が煩雑になる問題があった。

一方、家禽から胸肉の除去を自動処理する構成もとられ
ているが、鎖骨の除去作業が大きなネックになっている
。良質の胸肉は胸骨と鎖骨との間にあり、従来の自動処
理構成では鎖骨に損傷が与えられて、骨の一部が胸肉中
に残留する問題があった。一方鎖骨を損傷しないように
すれば、相当量の肉が骨に付着して無駄になる。熱論切
離した胸肉は極力損傷しないことが要求される。更に胸
肉は複数に分断されず単一体として切離すことが望まれ
る。

従って本発明の一目的は上記の欠点を解決し、迅速、簡
単かつ効果的に胸肉を切取可能であり、家禽の骨に残留
する胸肉量を最小限にし、かつ切離した胸肉に対する骨
の残留を最小限に押えた、家禽から胸肉を分離する方法
および装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するため本発明によれば、胸肉を切離
す前に鎖骨の頂部を除去することを特徴とする。

また本発明；＝よれば、処理する家禽が夫々運搬装置に
載せられ、各処理装置が軌道部に隣接して配設されてい
て゛運搬装置が軌道部に沿って移動されるに応じ骨と胸
肉とが自動的に分離されるように設けられる。特に本発
明の家禽処理装置において、分離装置の前段に家禽の鎖
骨の頂部を除去する装置が配設されてなる。

しかして本発明の好ましい一実施態様によれば、家禽処
理装置には切断装置が包有され、切断装置は運搬装置お
よび鎖骨の頂部間に位置する第１の位置と、運搬装置か
ら離間して位置する第２の位置との間（＝おいて移動可
能に設けられる。

切断装置を上記の如く移動可能になすことによシ鎖骨の
頂部が迅速かつ効果的に除去される。

また本発明の他の好ましい実施態様においては分離装置
に駆動装置の背部に位置する第１のかき取り装置が包有
され、第１のかき取り装置は少なくとも運搬装置に沿っ
て延び運搬装置の長手方向の平面に沿い運搬装置に対し
前後方向に往復動可能に設けられ、互譲１のかき取り装
置の運搬装置と対向する端部は空所にされる。この第１
のかき取り装置によシ胸骨の近傍の胸肉の一部が胸骨か
ら分断され得る。第１のかき取り装置の端部の空所は家
禽の形状と適合する形状にされる。

更に本発明の他の好ましい実施例においては、分離装置
に更に運搬装置の両側部においてがき取り装置の直上流
に配設されかつ軌道部に対し実質的に平行に延びる２つ
の案内部材が包有され、２つの案内部材は、運搬装置の
直近の第１の位置と、運搬装置から離間する第２の位置
との間を前後方向に往復動可能に設けられる。この２案
内部材によシ運搬装置に対し家禽が適確に押圧され、第
１のかき取り装置の動作が効果的にされる。

本発明の更に別の実施態様においては、分離装置に２つ
のストリッパプレートが包有され、２っのストリッパプ
レートは運搬装置の両側部がき取り装置の背部において
軌道部に対し平行に延びると共に、彎曲した断面を持つ
ように設けられる。

この２つのストリツパプレートにより、胸骨の上部の胸
肉が除去され得る。またストリツパプレートの彎曲形状
は家禽の形状に適合するように設定される。

本発明の更に別の実施態様においては、各ストリッパプ
レートに凹部が形成され、各ストリッパプレートに隣接
して旋回可能ながき取りロッドが配設され、且かき取り
ロッドの自由端部はストリツパブ・レートの凹部内にお
いて移動可能に設けられる。このかき取りロッドは胸骨
の両側部がら胸肉を切断するよう機能する。

本発明の他の実施態様においては、ストリツパプレート
の下部に凹部な越えて延びる切離し装置が配設され、胸
肉は最終的に胸骨の下側部がら完全に分離され得る。

（作用） しかして本発明によれば、特に胸肉の分離に先行して鎖
骨が除去されるから、家禽がら胸肉を切離すとき骨を肋
骨に押圧しっ＼胸肉を分離し得ることになる。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例の、膜処理した家禽胴体から
胸部の肉を取り出す家禽処理装置（１１が示されている
。家禽処理装置（１）には処理する家禽を軌道部（２）
に沿って移動せしめる多数の運搬装置（３）が包有され
る。且軌道部（２）に隣接して家禽胴体から胸部肉を分
離する多数の分断装置が配設さ゛れる。

また各運搬装置（３）の前部には家禽の首部開腔に挿入
される突出部材（４）が具備される。

この場合軌道部（２）に隣接して案内切断装置（５）が
配設されており、案内切断装置（５）にはバネにより抑
圧された案内部材（６）と運搬部材（３）の両側に位置
する２つの切断ナイフ（７）とが包有される。案内切断
装置（５）により家禽の背骨の両側の肉に２つの切り目
が入れられて肉が切断される。切断ナイフ（７）は曲刃
作動機構（８）を介し軌道部（２）の駆動装置（９）と
連結されておシ、切断ナイフ（７）は運搬°部材（３）
の動作に同期して作動され得るように設けられている。

運搬装置（３）は案内切断装置（５）を通過した後、彎
曲した案内ロッドＯａに沿って下方へ移動される。

運搬装置（３）が案内ロッドａ１に沿って下方へ移動さ
れる際、案内ロッド帥により確実に運搬装置（３）がら
家禽が落下するように構成する必要がある。

次に運搬装置（３）およびその上に置かれた家禽は皮は
ぎ装置αυへ送られる。皮はぎ装置αυは軌道部（２）
に隣接して配設される。皮の付いた胸肉を得たい場合に
はこの皮はぎ装置０υは不要になる。皮はぎ装置αυの
直下流には家禽の鎖骨の頂部を除去する処理装置ｔ１２
が配設される。運搬装置（３）は処理装置Ｑ３を通過し
た後、第１および第２のがき取り装置α３．ａ４へ、且
最終的に軌道部（２）と隣接した切離し装置０９へ送ら
れる。切離し装置ｔｔＳはチェーンａ８Ｉを介し軌道部
（２）と連係されている。更に第１図に簡略に示すよう
に家禽処理装置（１）全体はフレームαηに装置されて
いる。

案内切断装置（５）、案内ロッド（５）および皮はぎ装
置αυ自体は周知の構成のものを採用することができる
から、処理装置（１ｚ、第１および第２のかき取り装置
（１３１、（１４１および切離し装置ａりについて後述
する。

第２図および第３図に詳示する如く処理装置α２は鎖骨
の頂部を除去するように構成されており、アングルブレ
ー）（ＩＩを介し皮はぎ装置ａ１二連結される。アング
ルプレートｅｓｔ畷ｔ２本の案内ロッド（１（Ｊが固着
されておシ、往復体（イ）が案内ロッド０に沿って往復
動可能に設けられている。また往復体（イ）には旋回可
能に支承アームＱＤが支承され、支承アームｒ２Ｄ上に
はｖ形の鎖骨頂部の背部に保合可能な抜き型のような切
断装置器が具備されている。

往復体−の下側部にはジブ（ハ）が付設され、ジブ（２
）の一端部にはピストン装置（２）が配設されている。

ピストン装置＠のピストンロッド（ハ）は支承アーム＋
２１１に連結され、ピストンロッド（至）が作動に伴い
切断装置（２）が駆動される。往復体−には支承アーム
ＱＤの他に上側面に切断装置＠と協働するナイフ翰が具
備されている。更に往復体−はバネ（ロ）を介し皮はぎ
装置ｔ（ｉｌｌと連結され、バネ（２）のバネ力によシ
往復体翰がアングルプレート錦に対し押圧される。

皮はぎ装置ａｌｌおよび処理装置ａ２の下流には平行に
延びる２本の案内部材（至）が配設され、運搬部材（３
）からの家禽の落下を防止し得る。第１図の実施例にお
いて案内部材（至）は皮はぎ装置αυの直後から第１の
かき取り装置ａ３の近傍まで延びている。又案内部材（
至）は皮はぎ装置（１］）の近傍において下向きに曲げ
られていて、案内部材（至）は運搬装置（３）上の家禽
と徐々に且正確に係合され得る。

第２図において処理装置ａｚの第１の位置を実線で互譲
２の位置を点線で示しである。すなわち運搬装置（３）
の移動によシ往復体翰がバネ（ハ）のバネ力に抗し送り
方向へある距離だけ移動された時処理装置＜１２１は第
２の位置を取ることになる。換言すれば第２図の実線の
位置では、切断装置器はナイフ（イ）の上位に位置し、
ピストンロッド（ハ）が駆動されたとき点線で示す如く
切断装置（２３はナイフ（ホ）の下位に位置するように
変位せしめられる。

処理装置α２の下流に配設される第１のかき取り装置０
は第４図および第５図に示すように構成される。第１の
かき取り装置（１３には送り方向に対し直角方向へ延び
る２本の案内ロンド翰が具備され、案内ロンド翰の中央
部にはブロック（至）が固設されている。ブロック（至
）の両側には案内ロンド翰に沿い往復動可能な２つのサ
イド部材０υが設けられ、各サイド部材ＯＤはピストン
装置Ｏａを介しブロック（至）に連結されている。各サ
イド部材Ｇυには垂直に延びるロッド（至）が支承され
、ロッド（至）上には高さ位置を調整可能に案内装置（
ロ）が保持される。

またブロック（至）の前部には第２のブロック（至）が
配設されており、２本の案内ロッド（至）がブロック（
至）を貫通して延設され、案内ロッド（至）の端部には
ブロック（至）の上部において家禽の胸肉と保合可能な
かき取り装置０ηが支承される。案内ロッド（至）の他
端部は平プレート（至）を介し相互に連結され、平プレ
ート（至）にはピストン装置のハウジング（至）が固着
され、ピストン装置のピストンロッド顛はブロック（至
）に固設されている。これによシピストンロッドに）が
ピストン装置のハウジング（至）に向って移動されたと
き、平プレート（至）、案内ロッド（至）およびかき取
り装置０ηも移動される。

かき取り装置０′？）には案内ロッド（至）と直結され
た水平に延びる平プレート（４Ｄと垂直方向に延びる平
プレート（４３とが包有される。平プレートａの上端縁
には運搬装置（３）およびその家禽の形状と適合するよ
うに実質的に弧状の切欠部が形成される。

第４図および第５図には第２のかき取り装置Ｉの一部、
すなわち胸骨の上部の胸肉の一部を切り離す２枚のスト
リッパプレート０３の一部が示されている。第６図およ
び第７図も併照するにストリッパプレート（４３は互い
に離間したホルダ０４を介し家禽処理装置（１１のフレ
ーム（ｌＤに調整可能に連結され、この構成によシス）
９ツバブレー）　ｒ４３は異なるサイズの家禽に対し適
合可能にされる。Ｌ字状に彎曲した断面を有するストリ
ッパプレー）　（４３は軌道部（２）に対し平行に延び
互譲１のかき取り装置ａ３のかき取り装置（ロ）の位置
から延長され、またストリッパプレート（４３の高さは
運搬装置（３）の長手方向の平面に対し次第に大になる
ように段状に形成されている（第１図参照）。

また各ストリッパプレート（４３には凹部（４！９が設
けられており、凹部Ｉｓ内には各ストリッパプレート啜
と隣接する旋回可能なかき取ブロッド帥の自由端部が位
置せしめられる。かき取りロッド−の自由端部は対応す
るストリッパプレー）鰺の凹部（ハ）内において移動さ
れ得、胸骨の側部と係止されて胸肉を切離すように作用
する。この場合かき取りロッド顛はフレーム（１７）に
取付けられた枢支部Ωηを中心にフレーム（１？）に固
設されたピストン装置囮を介し旋回可能にされている。

ピストン装Ｗ１（ハ）によシかき取りロッドーがストリ
ッパプレー１に対し旋回され第２の位置をとり得る状態
を第７図に点線で示しである。

一方にかき取りロッド−の下流かつストリツパプレート
０３の下部には切離し装置α９が配設される。

切離し装置ａ！９には第８図に詳示する如くチェーン案
内体−の周囲に互いに反対方向に駆動される２つのエン
ドレスチェーン（至）が包有され、エンドレスチェーン
働は運搬装置（３）の長手方向の平面に沿って互いに隣
接されており、運搬装［（３）から離間して移動せしめ
られ得る。またエンドレスチェーン輸はスプロケット６
Ｄを介し駆動され、スブロケッ）５４）自体はチェーン
５ｚを介し歯車装置的と連結され、−万歳車装Ｗ１（ト
）はチェーンＯｅにより駆動される。切離し装置１ｉ０
５）により家禽の胸骨の下側部から胸肉が切離され得る
。

更に第１図に示す家禽処理装置（１）の動作を第９図乃
至第２０図を併照して詳述する。先ず運搬装置（３）に
より移送される家禽（ロ）には案内切断装置（５）の通
過時に背骨の両側に２つの切れ目６９が付けられる（第
９図参照）。切れ目６９の付けられた家禽（２）は皮は
ぎ装置（１υへ送られ皮が剥ぎとられる。運搬装置（３
）が軌道部（２）に沿って移動するに応じ、案内部材（
２）は家禽の一部に当接される。また切断装置＠が第２
図に示すように位置せしめられることにより、家禽（財
）が軌道部（２）に沿って移動するとき切断装置四は家
禽（ロ）の首の開口内に挿入される。

切断装置（２）が鎖骨６？）の頂部（至）と当接すると
、家禽（財）の移動に応じ切断装置（２）がバネ（財）
のバネ力に抗し家禽（ロ）と共に移動される。このとき
支承アーム３Ｄがピストン装Ｒ■およびピストンミツド
（ハ）にょｐ下方に旋回され、切断装置■が下方へ移動
される。この結果鎖骨６ηの頂部−がこれと対向するナ
イフ（ハ）に向って押圧される。第９図および第１０図
にはこの動作が加えられる直前の状態が示される。家禽
が切断装置（２）を通過した後切断装置＠は再び上方へ
変位せしめられる。

第１のかき取り装置（Ｉ沸のかき取り装置０′ｉ）にお
いては第１１図および第１２図に示す如く２、頂部岐が
除去された鎖骨６７）の残部力（上方に押圧され、家禽
（財）の鎖骨６ηと胸骨（至）との間の肉がすべて取出
される。かき取り装置（ロ）がピストンミツドＯｏにょ
シ移動され第１２図に示す位置に達した直後にがき取り
装置０ηは下方に移動されかき取り装置ｃｌηは胸骨（
至）と実質的に接触しないように構成される。

かき取り装置Ｇηが家禽（財）と係合する直前、案内装
置（ロ）は第４図および第５図に示す位置に置かれる。

その後案内装置（ロ）はピストン装置０２により家禽−
に向って内側へ移動され、案内装置（ロ）により運搬装
置（３）に対し家禽（ロ）が強固に押付けられる。

家禽（財）が案内装置（ロ）を通過した後案内装置（ロ
）は当初の位置に復帰される。

家禽５４は第１のかき取り装置を通過した後第１３図お
よび第１４図に示す如く第２のかき取り装置（１４およ
びストリツパプレート１４３に遅する。ストリッパプレ
ー）　（４３が家禽６４）の骨と肉との間に挿入され、
この場合ストリッパプレート（４３が段状に成形されて
いるので家禽６４の薄皮が確実かつ簡単に剥離され得る
。またストリツパプレート卿の形状は家禽５蜀の形状と
適合するように彎曲されているので、胸骨（至）の上部
の胸肉が効果的に切離される。

第１５図および第１６図には胸肉を胸骨−がら垂下せし
める時点におけるストリツパプレート０３の位置を示し
である。

運搬装置（３）が移動されるに応じ胸骨（至）がストリ
ツパプレート（４３の凹部０９に達したとき、第１７図
および第１８図に示す如くがき取りロッドーが胸骨（至
）の側部に当接し、胸肉が胸骨槌の側部がら切離され、
胸肉は胸骨類の下部にのみに逼がる。胸骨（至）が凹部
（ハ）に達するまでかき取ブロッド顛は第７図の点線で
示す位置に置かれ、その後ピストン装置囮によりかき取
りロッド■の端部が凹部（ハ）内に移動される。胸骨（
至）がストリツ゛パブレート（４３の凹部（４！９を通
過した後、かき取りロッド０ｅは当初の位置に復帰され
る。

最終的に家禽（財）が切離し装置（１９に達すると、第
１９図および第２０図に示す如くチェーン（至）により
胸骨の下部から胸肉が切離される。この場合第２０図か
ら明らかなように、チェーン（イ）は軌道部（２）に対
し鋭角をなすように配置される。

家禽（財）が切離し装置（ＩＩ５１を通過した後胸肉は
家禽から完全に切離され、好適な運搬装置（図示せず）
によシ移送される。次に処理の完了した家禽（ロ）は運
搬装置（３）から除去され、運搬装置（３）が清掃にさ
れ次回の使用に備えられる。

第２１図〜第２６図には本発明の他の実施例の家禽処理
装置が示される。本実施例において処理装置ａｚまでの
構成は第１図の実施例と同様であるが、第１および第２
のかき取り装置６１１輪および切離し装置Ｉｆ）は第１
図の実施例と相違している。

き取りロールＩ２が包有され、かき取りロール６ｚは運
搬装置（３）の両側部に、配設される。またかき取りロ
ール１２は円錐ギヤ關を介し駆動装置（図示せず）によ
り駆動され得、胸骨から最遠位置の胸肉の一部な家禽か
ら切除するように設けられる。且各かき取りロール１２
の軸線は運搬装置（３）の長手方向の平面に対し平行に
かつ移送方向に対し傾斜されている。この場合かき取り
ロール−間の距離は処理する家禽の幅に適合される。

かき取りロールＩ３の下流には第２のかき取り装置−が
配設され、第２のかき取り装置−には２つのかき取りプ
レート−が包有されており、かき取りプレート（２）は
運搬装置（３）の両側部に軌道部（２）に対し平行に延
びている。かき取りプレート（財）は彎曲した断面を持
つように形成され、上述したかき取りプレート０３と同
一の機能を有している。かき取りプレ゛−ト（財）のか
き取りロールＩ６と対向する側面をなすプレート部霞が
運搬装置（３）に沿って延設され、運搬装置（３）の長
手方向の平面に対、し〆る角度をなす軸線−を中心に、
プレート部−がかき取りプレート−と合致する第１の位
置と運搬装置（３）から外側へ突出する第２の位置との
間を旋回可能に設けられる。プレート部霞の高さはかき
取りロール１１６側から運搬装置（３）の下流に向つ文
階段状に次第に増大される。

またプレート部（至）のかき取りプレー）　１４）に対
する動作はジブ關を介しプレート部缶と連結されるピス
トン装置６つによシ与えられる。

特に第２６図に示すように切離し装置１１）にはチェー
ン案内体ＩＩの周囲を互いに反対方向に走行する２つの
エンドレスチェーン６Ｉとエンドレスチェーンｆｆｌの
下流に配設されるストリップ装置συとが包有される。

更に詳述するに、２つのエンドレスチェーンσＯは運搬
装置（３）の長手方向の平面に沿って互いに隣接され且
運搬装置（３）から離間して走行され得る。ストリップ
装置συの運搬装置（３）と対向する端部には筒状部−
が設けられ、ストリップ装置συはピストン装置σ騰を
介し前後方向に往復動可能に設けられる。運搬装置（３
）およびストリップ装置συの長手方向の平面（二沿っ
て配設されるチェーン部υ４は運搬装置（３）の移送方
向に対し鋭角をなすように配設され、切離し装置ｆｉＤ
が良好：二動作される。切離し装置６υの機能は上述の
切離し装置（ｌりと同様である。更に運搬装［（３）の
長手方向の平面シ二沿って位置するチェーン部σ〜と協
働するチェーン案内体Ｉｌには、チェーン部（７４）と
接触する面部に凹部σ９が形成されておシ、チェーン部
ＣＩ旬が胸肉：二適合して僅かに変形し得る。

次に第２１図〜第２６図の家禽処理装置の動作を第２７
図〜第３０図を併照して説明する。

第２７図に示すように家禽６荀には、案内切断装置（５
）によりすでに２つの切れ目（至）が付けられた家禽（
ロ）は運搬装置（３）と共に移動されるＣニルじ力１き
取りロール６２が家禽に当接し切れ目（至）の後部の肉
の一部が除去される。かき取りロール６邊は移送方向に
対しある角度をなして配設されてしするので、肉が効果
的に除去され得、第２７図に示すよう３二胸肉は家禽（
財）の側部に垂下する。

家禽（財）はかき取りロール６ｚを通過した後部２のか
き取り装置−へ送られる。家禽（ロ）が第２のかき取り
装置−に近づくに応じプレート部（至）が運搬装置（３
）から外側へ向けられかつかき取りプレート（財）に対
しある角度をなす。次にプレート部缶がピストン装置但
ηにより内側へ旋回され、家禽（ロ）の胸骨と胸肉との
間に挿入される。この場合プレート部ｖａｉ−を階段状
に形成されているので、家禽（ロ）の薄皮が効果的に除
去され得、且胸骨岐の上部の肉が切離される。この状態
を第２８図に示す。

胸肉の大部分が切断された後、家禽（ロ）は切離し装置
６υへ送られる。第２９図に示す如く、エンドレスチェ
ーンσ値が胸骨（至）の側部と当接し胸骨から胸肉が除
去される。同時にストリップ装置συの筒状部６ａが胸
骨（至）の下部に当接しく第３０図参照）、家禽（財）
から胸肉が切除される。ストリップ装置συは、胸骨−
がストリップ装置ａυの筒状部σａの上部に位置するま
で、胸骨（至）に向って上方に移動されない。ストリッ
プ装置ａ珍の筒状部（２）の胸骨（至）の下部への移動
はピストン装置σ罎により行なわれる。

本発明の各実施例に使用した各ピストン装置は軌道部（
２）に沿う運搬装置（３）の動作と同期して駆動される
ことになる。従って軌道部（２）に隣接して近接スイッ
チ（図示せず）がピストン装置を適宜駆動するように配
設されることは理解されよう。

本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲の技術的思想に含まれる設計変更を包有する
。

（発すの効果） 上述のように構成された本発明によれば胸肉の分離作業
の当初に鎖骨の頂１部を除去して、鎖骨を肋骨に対し押
圧しつ＼胸肉を分離でき、作業性を向上すると共に胸肉
の歩留末りな顕著に向上する等々の効果を達成する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の家禽処理装置の簡略側面図
、第２図は同部分側面図、第３図は同部分平面図、第４
図は同部分端面図、第５図は同部分平面図、第６図は同
部分端面図、第７図は同部分平面図、第８図は同部分端
面図、第９図〜第２０図は夫々同部分動作説明図、第２
１図は本発明の他の実施例の家禽処理装置の簡略側面図
、第２２図は同部分端面図、第２３図、第２４図は夫々
同部分側面図、第２５図、第２６図は夫々同部分端面図
、第２７図〜第３０図は夫々同部分動作説明図である。 １・・・家禽処理装置、２・・・軌道部、３・・・運搬
装置、４・・・突出部材、５・・・案内切断装置、６・
・・案、内部材、７・・・切断ナイフ、８・・・曲刃作
動機構、９・・・駆動装置、１０・・・案内ロッド、１
１・・・皮はぎ装置、１２・・・処理装置、１３・・・
第１のかき取り装置、１４・・・第２のかき取り装置、
１５・・・切離し装置、１６・・・チェーン、１７・・
・フレーム、１８・・・アングルプレート、１９・・・
案内ロッド、２０・・・往復体、２１・・・支承アーム
、２２・・・切断装置、２３・・・ジブ、２４・・・ピ
ストン装置、２５・・・ピストンロッド、２６・・・ナ
イフ、２７・・・バネ、２８・・・案内部材、２９・・
・案内ロッド、３０・・・ブロック、３１・・・サイド
部材、３２・・・ピストン装置、３３・・・ロッド、３
４・・・案内装置、３５・・・ブロック、３６・・・案
内ロッド、３７・・・かき取り装置、３８・・・平プレ
ート、３９・・・ハクジング、４０・・・ピストンロッ
ド、４１　、４２・・・平プレート、４３・・・ストリ
ッパプレート、４４・・・ホルダ、４５・・・凹部、４
６・・・かき取りロツド、４７・・・枢支部、４８・・
・ピストン装置、４９・・・チェーン案内体、５０・・
・チェーン、５１・・・スプロケット、５２・・・チェ
ーン、５３・・・歯車装置、５４・・・家禽、５５・・
・切れ目、５６・・・頂部、５７・・・鎖骨、５８・・
・胸骨、５９・・・第１のかき取り装置、６０・・・第
２のかき取り装置、６１・・・切離し装置、６２・・・
かき取りロール、６３・・・円錐ギヤ、６４・・・かき
取りプレート、６５・・・プレート部、６６・・・軸線
、６７・・・ピストン装置、６８・・・ジブ、６９・・
・チェーン案内体、７０・・・エンドレスチェーン、　
　７１・・・ストリップ装置、７２・・・筒状部、７３
・・・ピストン装置、７４・・・チェーン部、７５・・
・凹部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、胸肉を取り出す前に鎖骨の頂部を除去することを特
   徴とする家禽から胸肉を分離する方法。 ２、家禽を支承する運搬装置が軌道部に沿つて移動可能
   に設けられ、軌道部に隣接して胸肉と骨とを分離する分
   離装置が配設され、分離装置の上流に家禽の鎖骨の頂部
   を除去する処理装置が配設されてなることを特徴とする
   、家禽から胸肉を分離する家禽処理装置。 ３、処理装置には切断装置が包有され、切断装置は、運
   搬装置および鎖骨の頂部の間に位置する第１の位置と、
   運搬装置から離間して位置する第２の位置との間を移動
   可能に設けられてなる特許請求の範囲第２項記載の家禽
   処理装置。 ４、切断装置はナイフと協働するように設けられ、ナイ
   フは切断作業中運搬装置から離間して配設され、且ナイ
   フには鎖骨の頂部を通過可能な開口部が具備されてなる
   特許請求の範囲第３項記載の家禽処理装置。 ５、ナイフが往復体に支承され、往復体は軌道部に対し
   平行に前後方向に往復動可能に設けられてなる特許請求
   の範囲第４項記載の家禽処理装置。 ６、往復体にはバネ装置が具備され、バネ装置により往
   復体に対し運搬装置の移動方向と反対方向にバネ力が与
   えられてなる特許請求の範囲第５項記載の家禽処理装置
   。 ７、抜き型状部材が往復体に装着された支承アーム上に
   配設され、支承アームは運搬装置の長手方向の平面に沿
   つて旋回可能に設けられてなる特許請求の範囲第５項又
   は第６項記載の家禽処理装置。 ８、切断装置がピストン装置を介し前後方向に往復動可
   能に設けられてなる特許請求の範囲第３項〜第７項のい
   ずれか一項記載の家禽処理装置。 ９、分離装置には作動装置の背部に配設され少なくとも
   運搬装置に沿つて延びる第１のかき取り装置が包有され
   、第１のかき取り装置は運搬装置の長手方向の平面に沿
   つて運搬装置に対し前後方向に往復動可能に設けられ、
   第１のかき取り装置の運搬装置と対向する端部が空所と
   して設けられてなる特許請求の範囲第２項〜第８項のい
   ずれか一項記載の家禽処理装置。 １０、第１のかき取り装置には平プレートが包有されて
   なる特許請求の範囲第９項記載の家禽処理装置。 １１、第１のかき取り装置がピストン装置を介し前後方
   向に往復動可能に設けられてなる特許請求の範囲第１０
   項記載の家禽処理装置。 １２、分離装置には運搬装置の両側部にかつかき取り装
   置の直前に位置し軌道部と実質的に平行に延びる２つの
   案内部材が包有され、２つの案内部材は、運搬装置の直
   近に位置する第１の位置と、運搬装置から離間して位置
   する第２の位置との間を前後方向に往復動可能に設けら
   れてなる特許請求の範囲第９項〜第１１項のいずれか一
   項記載の家禽処理装置。 １３、案内部材が案内体に沿つて移動可能な往復体上に
   支承されてなる特許請求の範囲第１２項記載の家禽処理
   装置。 １４、各往復体がピストン装置を介し移動可能に設けら
   れてなる特許請求の範囲第１３項記載の家禽処理装置。 １５、分離装置にはかき取り装置の背部に配設され軌道
   部と平行に延びる２つのストリツパプレートが包有され
   、ストリツパプレートは彎曲した断面を持つように設け
   られてなる特許請求の範囲第１２〜第１４項のいずれか
   一項記載の家禽処理装置。 １６、ストリツパプレートの高さが運搬装置の長手方向
   の平面に対し平行に且階段状に増大されてなる特許請求
   の範囲第１５項記載の家禽処理装置。 １７、運搬装置とストリツパプレートとの間の距離が調
   整可能に設けられてなる特許請求の範囲第１５項又は第
   １６項記載の家禽処理装置。 １８、各ストリツパプレートには凹部が具備され、各ス
   トリツパプレートに隣接して旋回可能なかき取りロツド
   が設けられ、かき取りロツドの自由端部がストリツパプ
   レートの凹部内において移動可能に設けられてなる特許
   請求の範囲第１５項〜第１７項のいずれか一項記載の家
   禽処理装置。 １９、かき取りロツドがピストン装置を介し旋回可能に
   設けられてなる特許請求の範囲第１８項記載の家禽処理
   装置。 ２０、切離し装置がストリツパプレートの下部かつ凹部
   を越えて延びるように配設されてなる特許請求の範囲第
   １８項又は第１９項記載の家禽処理装置。 ２１、切離し装置にはチエーン案内体の周囲を互いに反
   対方向に走行する２つのエンドレスチエーンが包有され
   、エンドレスチエーンは運搬装置の長手方向の平面に沿
   つて互いに隣接され運搬装置から離間して移動可能に設
   けられてなる特許請求の範囲第２０項記載の家禽処理装
   置。 ２２、運搬装置の長手方向の平面に沿つて配設されるチ
   エーン部が順送り方向に対しある角度なしてなる特許請
   求の範囲第２１項記載の家禽処理装置。 ２３、分離装置には運搬装置の両側部に且処理装置を越
   えて延びるように配設された一対のかき取りロールが包
   有されてなる特許請求の範囲第２項〜第８項のいずれか
   一項記載の家禽処理装置。 ２４、各かき取りロールはその軸線が運搬装置の長手方
   向の平面に対し平行に延びるように配設され、かつ送り
   方向に対し傾斜せしめられてなる特許請求の範囲第２３
   項記載の家禽処理装置。 ２５、分離装置には運搬装置の両側部に且かき取りロー
   ルを越えて延びるように配設され、軌道部と平行に延び
   る２つのストリツパプレートが包有され、各ストリツパ
   プレートに彎曲した断面を持つように設けられ、ストリ
   ツパプレートのかき取りロールと対向する側部にはプレ
   ート部が具備され、プレート部は運搬装置の平面に沿つ
   て位置し、運搬装置の長手方向の平面に対しある角度を
   なす旋回軸を中心に、プレート部がストリツパプレート
   と合致する第１の位置と、運搬装置から外側へ突出する
   第２の位置との間を旋回可能に設けられてなる特許請求
   の範囲第２３項又は第２４項記載の家禽処理装置。 ２６、プレート部の高さが運搬装置の長手方向の平面に
   対し平行に且階段状に増大されてなる特許請求の範囲第
   ２５項記載の家禽処理装置。 ２７、各ストリツパプレートには切離し装置の端部を受
   容する凹部が形成されてなる特許請求の範囲第２５項又
   は第２６項記載の家禽処理装置。 ２８、切離し装置にはチエーン案内体の周囲を互いに反
   対方向に走行する２つのエンドレスチエーンが包有され
   、２つのエンドレスチエーンは運搬装置の長手方向の平
   面に沿い互いに隣接し且運搬装置とエンドレスチエーン
   を越えて延びるストリツプ装置とから離間して移動可能
   に設けられてなる特許請求の範囲第２７項記載の家禽処
   理装置。 ２９、運搬装置およびストリツプ装置の長手方向の平面
   に沿つて配設されるチエーン部が順送り方向に対し鋭角
   をなしてなる特許請求の範囲第２８項記載の家禽処理装
   置。 ３０、ストリツプ装置がピストン装置を介し前後方向に
   往復動可能に設けられてなる特許請求の範囲第２９項記
   載の家禽処理装置。 ３１、ストリツプ装置の運搬装置と対向する端部に筒状
   部が具備されてなる特許請求の範囲第２８項〜第３０項
   のいずれか一項記載の家禽処理装置。 ３２、運搬装置の長手方向の平面に沿つて配設されるチ
   エーン部と協働するチエーン案内体にチエーン部と接触
   する面に凹部を有するチエーン案内プレートが包有され
   てなる特許請求の範囲第２８項〜第３１項のいずれか一
   項記載の家禽処理装置。