JPS61253180A - 補修用ｔｉｇ溶接方法 - Google Patents
補修用ｔｉｇ溶接方法Info
- Publication number
- JPS61253180A JPS61253180A JP9227485A JP9227485A JPS61253180A JP S61253180 A JPS61253180 A JP S61253180A JP 9227485 A JP9227485 A JP 9227485A JP 9227485 A JP9227485 A JP 9227485A JP S61253180 A JPS61253180 A JP S61253180A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- wire
- tungsten electrode
- welding wire
- arc
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、各種溶接構造物の溶接継手部等に生じた欠陥
部の局部補修溶接を行なう補修用ＴＩＧ溶接方法に関す
る。
部の局部補修溶接を行なう補修用ＴＩＧ溶接方法に関す
る。
〈従来の技術〉
これまで、溶接継手部等に生じた欠陥部を補修するには
、まず欠陥部をドリル等により局部的に削除し、補修溶
接を行なう局部補修用ＴＩＧ溶接法が知られている。
、まず欠陥部をドリル等により局部的に削除し、補修溶
接を行なう局部補修用ＴＩＧ溶接法が知られている。
そこで従来、局部補修用ＴＩＧ溶接法は第５図に示すよ
うに、溶加材（以下溶接用ワイヤと称す）１が絶縁チッ
プ２によシ垂直に送給され、通電体３先端に取υ付けた
タングステン電極４により発生させたアーク５のアーク
熱により溶融され、間欠的送給８がなされる。
うに、溶加材（以下溶接用ワイヤと称す）１が絶縁チッ
プ２によシ垂直に送給され、通電体３先端に取υ付けた
タングステン電極４により発生させたアーク５のアーク
熱により溶融され、間欠的送給８がなされる。
ここで図面中６は溶接電源、７は欠陥部を局部的に削除
した母材、９は溶融池、１０は溶接金属を示している。
した母材、９は溶融池、１０は溶接金属を示している。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、従来の局部補修用ＴＩＧ溶接法では、溶
加材添加は間欠的添加法が採用されており、品質の向上
が図られているが、溶接サイクル毎に溶加材添加量を増
加する必要がある等、作業工数が増大し、溶接作業性が
低い等の問題があり改善が望まれている。
加材添加は間欠的添加法が採用されており、品質の向上
が図られているが、溶接サイクル毎に溶加材添加量を増
加する必要がある等、作業工数が増大し、溶接作業性が
低い等の問題があり改善が望まれている。
本発明は、上述した事情にもとづいてなされたものであ
り、溶接継手部等に生じた欠陥部を局部的に補修溶接す
る場合、上記欠陥部を局部的に小面積で削除して作業工
数を削減するとともに、補修溶接部の品質向上と溶接作
業性の向上を図ることを目的としてなる補修用ＴＩＧ溶
接方法を提供するものでおる。
り、溶接継手部等に生じた欠陥部を局部的に補修溶接す
る場合、上記欠陥部を局部的に小面積で削除して作業工
数を削減するとともに、補修溶接部の品質向上と溶接作
業性の向上を図ることを目的としてなる補修用ＴＩＧ溶
接方法を提供するものでおる。
く問題点を解決するだめの手段〉
かかる目的を達成するだめの本発明の構成は、溶接部に
生じた欠陥を補修溶接する方法であって、上記欠陥部を
小面積で除去した後の穴内にタングステン電極とそれと
近接させて溶接ワイヤを挿入し、タングステン電極と母
材との間に電流を供給すると共に、溶接ワイヤと母材と
の間にも電流を供給して溶接するようにしたことを特徴
とする。
生じた欠陥を補修溶接する方法であって、上記欠陥部を
小面積で除去した後の穴内にタングステン電極とそれと
近接させて溶接ワイヤを挿入し、タングステン電極と母
材との間に電流を供給すると共に、溶接ワイヤと母材と
の間にも電流を供給して溶接するようにしたことを特徴
とする。
〈作用〉
このような本発明の補修用ＴＩＧ溶接方法によれば、従
来法と同様に溶接サイクル毎に、一定厚さの溶融金具を
凝固させ、熱サイクルによシ調質を行なうが、毎溶接サ
イクルごとに起る可能性のあるワイヤ溶滴のタングステ
ン電極への付着を反発現象によシ防止し、溶接不安定時
に生じやすい溶融池底に溶接ワイヤが冷えた状態で到達
し、欠陥を発生させる危険性をワイヤを過熱してやるこ
とにより防止すると同時に、添付量の増加が可能となる
。
来法と同様に溶接サイクル毎に、一定厚さの溶融金具を
凝固させ、熱サイクルによシ調質を行なうが、毎溶接サ
イクルごとに起る可能性のあるワイヤ溶滴のタングステ
ン電極への付着を反発現象によシ防止し、溶接不安定時
に生じやすい溶融池底に溶接ワイヤが冷えた状態で到達
し、欠陥を発生させる危険性をワイヤを過熱してやるこ
とにより防止すると同時に、添付量の増加が可能となる
。
〈実施例〉
以下、本発明に係る補修溶接方法による一実施例を添付
した図面に基づいて詳細に説明する。第１図は本発明に
よるワイヤ加熱方式による局部補修用ＴＩＧ溶接機構を
示す概略構成図、第２図ないし第４図は本発明のワイヤ
加熱力式による補修用ＴＩＧ溶接方法の動作説明図であ
る。図において、従来例と対応する同一部品には同一符
号を付して説明する。
した図面に基づいて詳細に説明する。第１図は本発明に
よるワイヤ加熱方式による局部補修用ＴＩＧ溶接機構を
示す概略構成図、第２図ないし第４図は本発明のワイヤ
加熱力式による補修用ＴＩＧ溶接方法の動作説明図であ
る。図において、従来例と対応する同一部品には同一符
号を付して説明する。
まず、母材７の欠陥部が小面積で削除された穴部７ａが
形成されている。また、溶接用ワイヤ１は先端部にタン
グステン電極４を取付けた通電体３と平行に設置された
絶縁チップ２によって、垂直に送給されるようになって
いる。上記溶接ワイヤ１を絶縁チップ２によって垂直に
送給するようにした保持し、タングステン電極４を取付
けた通電体３からなる全体は、上記母材７の穴部７ａ内
にほぼ平行で、かつ穴壁より数ミリメートル離れた位置
で回転させるとともに１上記溶接用ワイヤＩＫワイヤ加
熱電源１１から溶接アーク５と同じ方向の電流を給電チ
ップ１３を介して連続的まだは間欠的に給電し、Ｉ”Ｒ
（電流の２乗×抵抗）の抵抗熱を与え、溶融池９への送
給を容易にし、溶接アーク５を母材７の大壁方向に溶融
させるようにしたものである。図面中１２は溶融池９へ
の溶接用ワイヤ１の送給時を示している。
形成されている。また、溶接用ワイヤ１は先端部にタン
グステン電極４を取付けた通電体３と平行に設置された
絶縁チップ２によって、垂直に送給されるようになって
いる。上記溶接ワイヤ１を絶縁チップ２によって垂直に
送給するようにした保持し、タングステン電極４を取付
けた通電体３からなる全体は、上記母材７の穴部７ａ内
にほぼ平行で、かつ穴壁より数ミリメートル離れた位置
で回転させるとともに１上記溶接用ワイヤＩＫワイヤ加
熱電源１１から溶接アーク５と同じ方向の電流を給電チ
ップ１３を介して連続的まだは間欠的に給電し、Ｉ”Ｒ
（電流の２乗×抵抗）の抵抗熱を与え、溶融池９への送
給を容易にし、溶接アーク５を母材７の大壁方向に溶融
させるようにしたものである。図面中１２は溶融池９へ
の溶接用ワイヤ１の送給時を示している。
したがって、上述したようにワイヤ加熱による補修用Ｔ
ＩＧ溶接方法によれば、溶接用ワイヤＩＫ給電チップ１
３を取付け、溶接電源６と同じ方向同極のワイヤ加熱電
源１１を取付は第２図に示すようにタングステン電極４
から溶接アーク５ａを発生させ、てれにワイヤ加熱電源
１１によシミ圧の加わった溶接用ワイヤ１２ａを溶融池
９へ送入させる。上記溶接用ワイヤ１２ａが溶融池９に
入ると第３図に示すように通電され、溶接用ワイヤ１２
ａは半溶融状態１２ｂになり、溶融池９に容易に入ると
同時に、ワイヤ加熱電源１１と同極のため、溶接アーク
５ｂは半溶融状態１２ｂに対して反発され、欠陥削除後
の穴壁にアークが指向されて溶融しやすくなる。
ＩＧ溶接方法によれば、溶接用ワイヤＩＫ給電チップ１
３を取付け、溶接電源６と同じ方向同極のワイヤ加熱電
源１１を取付は第２図に示すようにタングステン電極４
から溶接アーク５ａを発生させ、てれにワイヤ加熱電源
１１によシミ圧の加わった溶接用ワイヤ１２ａを溶融池
９へ送入させる。上記溶接用ワイヤ１２ａが溶融池９に
入ると第３図に示すように通電され、溶接用ワイヤ１２
ａは半溶融状態１２ｂになり、溶融池９に容易に入ると
同時に、ワイヤ加熱電源１１と同極のため、溶接アーク
５ｂは半溶融状態１２ｂに対して反発され、欠陥削除後
の穴壁にアークが指向されて溶融しやすくなる。
また、上記溶接用ワイヤ１２を溶融池９に送入しつづけ
ると、アーク熱と抵抗熱とでアーク近傍が溶融され、第
４図に示すように間欠的送給となる。この間溶接アーク
５Ｃは電荷をおびた溶滴による小さな反発現象を起こし
、振動されて溶融池９を拡大し、溶接用ワイヤ１の送入
を容易にしている。上記溶接用ワイヤ１は間欠送給され
ながら冷却され、第２図の状態に戻シ、以下順次第３図
および第４図の動作が繰）返される。
ると、アーク熱と抵抗熱とでアーク近傍が溶融され、第
４図に示すように間欠的送給となる。この間溶接アーク
５Ｃは電荷をおびた溶滴による小さな反発現象を起こし
、振動されて溶融池９を拡大し、溶接用ワイヤ１の送入
を容易にしている。上記溶接用ワイヤ１は間欠送給され
ながら冷却され、第２図の状態に戻シ、以下順次第３図
および第４図の動作が繰）返される。
〈発明の効果〉
以上、実施例に基づいて詳細に説明したように、本発明
の補修用ＴＩＧ溶接方法によれば、毎溶接サイクル毎に
起る可能性のあるワイヤ溶滴のタングステン電極への付
着を反発現象によって防止し、溶接不安定時に生じやす
い溶融池底に溶接用ワイヤが冷えた状態で到達して欠陥
を発生させる危険性が、溶接用ワイヤを加熱することに
よって防止されると同時に、添加量の増大を図ることが
できる。
の補修用ＴＩＧ溶接方法によれば、毎溶接サイクル毎に
起る可能性のあるワイヤ溶滴のタングステン電極への付
着を反発現象によって防止し、溶接不安定時に生じやす
い溶融池底に溶接用ワイヤが冷えた状態で到達して欠陥
を発生させる危険性が、溶接用ワイヤを加熱することに
よって防止されると同時に、添加量の増大を図ることが
できる。
したがって作業工数を削減することができ、溶接品質の
向上と溶接作業性の向上を図ることができる。
向上と溶接作業性の向上を図ることができる。
第１図は本発明による補修用ＴＩＧ溶接方法の実施に供
する機構の概略構成図、第２図ないし第４図は本発明の
工程説明図、第５図は従来の局部補修用Ｔ Ｉ Ｇ溶接
方法を示す概略構成図である。 図 面 中、 １は溶接用ワイヤ、２は絶縁チップ、３は通電体、４は
タングステン電極、５はアーク、６は溶接電源、７は母
材、７ａは穴部、９は溶融池、１０は溶接金属、１１は
ワイヤ加熱電源、１２は溶接用ワイヤ、１３は給電チッ
プ、である。 特許出願人 三菱重工業株式会社 復代理人弁理士 光石士部（他１名） 第１図 第２図 第３図 第４図
する機構の概略構成図、第２図ないし第４図は本発明の
工程説明図、第５図は従来の局部補修用Ｔ Ｉ Ｇ溶接
方法を示す概略構成図である。 図 面 中、 １は溶接用ワイヤ、２は絶縁チップ、３は通電体、４は
タングステン電極、５はアーク、６は溶接電源、７は母
材、７ａは穴部、９は溶融池、１０は溶接金属、１１は
ワイヤ加熱電源、１２は溶接用ワイヤ、１３は給電チッ
プ、である。 特許出願人 三菱重工業株式会社 復代理人弁理士 光石士部（他１名） 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- 溶接部に生じた欠陥を補修溶接する方法であつて、上記
欠陥部を小面積で除去した後の穴内にタングステン電極
とそれと近接させて溶接ワイヤを挿入し、タングステン
電極と母材との間に電流を供給すると共に、溶接ワイヤ
と母材との間にも電流を供給して溶接するようにしたこ
とを特徴とする補修用ＴＩＧ溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227485A JPS61253180A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 補修用ｔｉｇ溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227485A JPS61253180A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 補修用ｔｉｇ溶接方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61253180A true JPS61253180A (ja) | 1986-11-11 |
Family
ID=14049819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9227485A Pending JPS61253180A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 補修用ｔｉｇ溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61253180A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103447669A (zh) * | 2013-09-03 | 2013-12-18 | 中广核工程有限公司 | 一种用于核电站管道自动打底焊接方法及其弯钨极 |
| CN103612002A (zh) * | 2013-10-29 | 2014-03-05 | 南京南车浦镇城轨车辆有限责任公司 | 一种不锈钢车体电阻点焊飞溅修补方法 |
| CN113714606A (zh) * | 2020-05-26 | 2021-11-30 | 西安核设备有限公司 | 一种激光焊焊接接头缺陷tig熔修工艺方法 |
-
1985
- 1985-05-01 JP JP9227485A patent/JPS61253180A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103447669A (zh) * | 2013-09-03 | 2013-12-18 | 中广核工程有限公司 | 一种用于核电站管道自动打底焊接方法及其弯钨极 |
| CN103612002A (zh) * | 2013-10-29 | 2014-03-05 | 南京南车浦镇城轨车辆有限责任公司 | 一种不锈钢车体电阻点焊飞溅修补方法 |
| CN113714606A (zh) * | 2020-05-26 | 2021-11-30 | 西安核设备有限公司 | 一种激光焊焊接接头缺陷tig熔修工艺方法 |
| CN113714606B (zh) * | 2020-05-26 | 2023-01-31 | 西安核设备有限公司 | 一种激光焊焊接接头缺陷tig熔修工艺方法 |
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