JPS6125303Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6125303Y2 JPS6125303Y2 JP10151481U JP10151481U JPS6125303Y2 JP S6125303 Y2 JPS6125303 Y2 JP S6125303Y2 JP 10151481 U JP10151481 U JP 10151481U JP 10151481 U JP10151481 U JP 10151481U JP S6125303 Y2 JPS6125303 Y2 JP S6125303Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- drum
- gear
- tension
- pulling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は土木、建築の作業現場に敷設されてい
る電線挿入用配管内に予め挿通された予備網の一
端に接続する配管用電線を挿入するためのロープ
をを牽引して配管内に電線を挿入する装置に係る
ものである。
る電線挿入用配管内に予め挿通された予備網の一
端に接続する配管用電線を挿入するためのロープ
をを牽引して配管内に電線を挿入する装置に係る
ものである。
更に詳しく説明すれば、土木、建築作業現場に
予め電線挿入用配管が敷設されて居り、該配管内
に電線を通線する際に、先ず管内をエアーで掃除
すると共に予備網を挿通して置き、該予備網の後
端に電線挿入用ロープを結び付け、該ロープの先
端に配線用電線を結び付けて置き、前記の予備網
を配管より引出した後、予備網と該ロープを解放
する。
予め電線挿入用配管が敷設されて居り、該配管内
に電線を通線する際に、先ず管内をエアーで掃除
すると共に予備網を挿通して置き、該予備網の後
端に電線挿入用ロープを結び付け、該ロープの先
端に配線用電線を結び付けて置き、前記の予備網
を配管より引出した後、予備網と該ロープを解放
する。
本考案はその後に行われる配管内の電線挿入用
ロープを牽引して配管内に電線を挿入する装置に
関するものである。
ロープを牽引して配管内に電線を挿入する装置に
関するものである。
本考案は、通線用の引張りロープを強く引くと
速く、緩く引くと遅くロープの引張り加減を作業
現場の状況に合せてロープの牽引を自由に調整出
来、又引張りロープを大ドラム又は大小ドラムに
捲回させた状態でロープをドラムの外周にスリツ
プさせるだけでロープの引張を停止させることが
出来、一々駆動用のモーターを停止させる必要が
なく、そのため操作が簡単で作業効率が良好であ
り、しかも構造が簡単で小型軽量のため工事現場
での持ち運びが容易な配管に電線を挿入するため
のロープ牽引装置を提供せんとするものである。
速く、緩く引くと遅くロープの引張り加減を作業
現場の状況に合せてロープの牽引を自由に調整出
来、又引張りロープを大ドラム又は大小ドラムに
捲回させた状態でロープをドラムの外周にスリツ
プさせるだけでロープの引張を停止させることが
出来、一々駆動用のモーターを停止させる必要が
なく、そのため操作が簡単で作業効率が良好であ
り、しかも構造が簡単で小型軽量のため工事現場
での持ち運びが容易な配管に電線を挿入するため
のロープ牽引装置を提供せんとするものである。
本考案の装置を図面によつて説明すれば、第1
図、第2図に示す如くフレーム1上に固定装置し
た駆動用のモーター2の軸3に歯輪4を取付け、
フレーム1の後方一端部に垂設した支持枠5の上
部両隅部に軸受6,7を装着し、小ドラム8に歯
輪9を取付けたドラム軸10を支持枠5の軸受6
に嵌挿して小ドラム8と前輪9がドラム軸10と
共動する様装備し、支持枠5の外側に突出するド
ラム軸10に歯輪11を取付けて、前記歯輪4と
ローラチエーン12で連動する様に装備する。
図、第2図に示す如くフレーム1上に固定装置し
た駆動用のモーター2の軸3に歯輪4を取付け、
フレーム1の後方一端部に垂設した支持枠5の上
部両隅部に軸受6,7を装着し、小ドラム8に歯
輪9を取付けたドラム軸10を支持枠5の軸受6
に嵌挿して小ドラム8と前輪9がドラム軸10と
共動する様装備し、支持枠5の外側に突出するド
ラム軸10に歯輪11を取付けて、前記歯輪4と
ローラチエーン12で連動する様に装備する。
大ドラム13に歯輪14を固着し、ドラム軸1
5を前記の支持枠5の軸受7に嵌挿して回転可能
に装備し、歯輪14の外側面に等間隔に複数個の
嵌孔14Aを形成し、支持枠5の軸受7の下方に
前記嵌孔14Aに合致する個所にクラツチケース
16を装備し、クラツチケース16は第3図、第
4図に示す如く、スプリング17で常時クラツチ
ピン18を押圧し、クラツチピン18の先端は傾
斜面19に形成し、車輪14が正回転のときはク
ラツチピン18の傾斜面19が歯輪14の回輪方
向を向いて居り、嵌孔14Aに嵌らずピン18の
傾斜面19が歯輪14の外側面を押圧し乍ら摺動
してクラツチは作動せず歯輪14が逆回転すれ
ば、クラツチケース16内のクラツチピン18が
歯輪14の嵌孔14Aに嵌合して歯輪14を停止
させる様装備する。
5を前記の支持枠5の軸受7に嵌挿して回転可能
に装備し、歯輪14の外側面に等間隔に複数個の
嵌孔14Aを形成し、支持枠5の軸受7の下方に
前記嵌孔14Aに合致する個所にクラツチケース
16を装備し、クラツチケース16は第3図、第
4図に示す如く、スプリング17で常時クラツチ
ピン18を押圧し、クラツチピン18の先端は傾
斜面19に形成し、車輪14が正回転のときはク
ラツチピン18の傾斜面19が歯輪14の回輪方
向を向いて居り、嵌孔14Aに嵌らずピン18の
傾斜面19が歯輪14の外側面を押圧し乍ら摺動
してクラツチは作動せず歯輪14が逆回転すれ
ば、クラツチケース16内のクラツチピン18が
歯輪14の嵌孔14Aに嵌合して歯輪14を停止
させる様装備する。
歯輪14と歯輪9はローラーチエーン20で連
動する。
動する。
ローラーチエーン12,20はモーター2の能
力以上の負担がかゝればピンが切れる様にして、
モーターの能力〓ローラーチエーンの破断強度と
なる様構成し、ローラーチエーン12,20の各
繋ぎ目には第6図に示す如くリンクプレート21
を当てがつて、各ローラーチエーン12,20の
ピン22よりも弱いピン23を使用して止め割り
ピン24で連結した構成である。
力以上の負担がかゝればピンが切れる様にして、
モーターの能力〓ローラーチエーンの破断強度と
なる様構成し、ローラーチエーン12,20の各
繋ぎ目には第6図に示す如くリンクプレート21
を当てがつて、各ローラーチエーン12,20の
ピン22よりも弱いピン23を使用して止め割り
ピン24で連結した構成である。
次に本考案の使用法について説明すれば、例え
ば、配管に送電線敷設の際のパイロツトワイヤ
(予備網)に引張ロープ25の先端を結付け、引
張ロープ25の後端を大ドラム13に2〜3回捲
回させて、引張ロープ25の後端を手で持つて、
モーター2に電源を接続すると歯輪4、これと連
動するドラム軸10の歯輪11,9、小ドラム8
が回動し、歯輪9とチエーン20で連動するドラ
ム軸15の歯輪14が回動し、該歯輪14と連動
して大ドラム13が回動する。
ば、配管に送電線敷設の際のパイロツトワイヤ
(予備網)に引張ロープ25の先端を結付け、引
張ロープ25の後端を大ドラム13に2〜3回捲
回させて、引張ロープ25の後端を手で持つて、
モーター2に電源を接続すると歯輪4、これと連
動するドラム軸10の歯輪11,9、小ドラム8
が回動し、歯輪9とチエーン20で連動するドラ
ム軸15の歯輪14が回動し、該歯輪14と連動
して大ドラム13が回動する。
大ドラム13に捲回した引張ロープ25は大ド
ラム13にロープ25が捲回されていて強くロー
プ25を手操ると大ドラム13の捲回したロープ
25が大ドラム13との接触抵抗が大きくなりロ
ープ25はよく張張られ、ロープ25の引張る力
を緩めると大ドラム13の捲回したロープ25は
大ドラム13の外周をスリツプすることになりあ
まりロープ25は引張られない。
ラム13にロープ25が捲回されていて強くロー
プ25を手操ると大ドラム13の捲回したロープ
25が大ドラム13との接触抵抗が大きくなりロ
ープ25はよく張張られ、ロープ25の引張る力
を緩めると大ドラム13の捲回したロープ25は
大ドラム13の外周をスリツプすることになりあ
まりロープ25は引張られない。
従つてロープ25の引張り加減を強く又は緩く
することにより、ロープ25を速く又は遅く手操
ることが出来る。
することにより、ロープ25を速く又は遅く手操
ることが出来る。
又ロープ25を軽く持つている丈けであれば、
大ドラム13に捲回したロープ25はドラム13
の外周をスリツプする丈けでロープ25は牽引さ
れずロープ25の牽引は停止する。
大ドラム13に捲回したロープ25はドラム13
の外周をスリツプする丈けでロープ25は牽引さ
れずロープ25の牽引は停止する。
次にロープの牽引速度をあげる場合は、大ドラ
ム13に2〜3回ロープ25を捲回させ、次に小
ドラム8にも4〜5回ロープ25を捲回させてロ
ープ25を手繰ると、ロープ25のスリツプが少
なくなりロープ25は速く捲引される。
ム13に2〜3回ロープ25を捲回させ、次に小
ドラム8にも4〜5回ロープ25を捲回させてロ
ープ25を手繰ると、ロープ25のスリツプが少
なくなりロープ25は速く捲引される。
又何らかの原因でドラム13,8が逆回転しよ
うとすれば、クラツチピン18が歯輪14の嵌孔
14Aに嵌つてドラムの逆転が抑止される。
うとすれば、クラツチピン18が歯輪14の嵌孔
14Aに嵌つてドラムの逆転が抑止される。
本考案は上述のようにドラムに捲回した引張ロ
ープの引張り乍ら、強く又は弱くロープの手繰
り、加減によつて、ロープ25を現況に合せ乍ら
引張ることが出来、調子を見ながらロープ25を
引張つたり緩めたりして自由に調整出来るもので
ある。しかもロープ25の停止の場合もロープ2
5を引張らずに持つている丈けで引込まれず、ド
ラムに捲回したロープ25はスリツプするので
一々モーター2を停止させる必要がない。しかも
ロープ25をドラムに巻き込む方式でないので、
ロープの長さは無制限である。
ープの引張り乍ら、強く又は弱くロープの手繰
り、加減によつて、ロープ25を現況に合せ乍ら
引張ることが出来、調子を見ながらロープ25を
引張つたり緩めたりして自由に調整出来るもので
ある。しかもロープ25の停止の場合もロープ2
5を引張らずに持つている丈けで引込まれず、ド
ラムに捲回したロープ25はスリツプするので
一々モーター2を停止させる必要がない。しかも
ロープ25をドラムに巻き込む方式でないので、
ロープの長さは無制限である。
又ロープ25の捲引速度も大小ドラム13,8
の両方にロープ25を捲回させれば、ロープの牽
引速度をあげることが出来るので、ロープの捲引
速度を二段変速させることが出来る。
の両方にロープ25を捲回させれば、ロープの牽
引速度をあげることが出来るので、ロープの捲引
速度を二段変速させることが出来る。
前記の作用に従つてロープ25に接続せられた
電線は支障なくしかも被覆膜を障害せられること
なく円滑且つ容易に配管内に挿入せられる。
電線は支障なくしかも被覆膜を障害せられること
なく円滑且つ容易に配管内に挿入せられる。
尚、本考案は駆動用モーターに減速機構を有し
ないので、保守、点検が簡単で全体の重量が従前
のものに比べて軽量であり、各作業現場において
持運びが簡単に出来る利点もある。
ないので、保守、点検が簡単で全体の重量が従前
のものに比べて軽量であり、各作業現場において
持運びが簡単に出来る利点もある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
平面図、第2図は正面図、第3図は第2図の一部
省略左側面図、第4図は歯輪とクラツチの開係を
示す要部説明図、第5図は使用状態を示す斜視
図、第6図はローラーチエーンの一部を示す説明
図である。 1……フレーム、2……モーター、3……軸、
4……歯輪、5……支持枠、8……ドラム、9…
…歯輪、10……ドラム軸、11……歯輪、12
……ローラーチエーン、13……大ドラム、14
……歯輪、20……ローラーチエーン。
平面図、第2図は正面図、第3図は第2図の一部
省略左側面図、第4図は歯輪とクラツチの開係を
示す要部説明図、第5図は使用状態を示す斜視
図、第6図はローラーチエーンの一部を示す説明
図である。 1……フレーム、2……モーター、3……軸、
4……歯輪、5……支持枠、8……ドラム、9…
…歯輪、10……ドラム軸、11……歯輪、12
……ローラーチエーン、13……大ドラム、14
……歯輪、20……ローラーチエーン。
Claims (1)
- フレーム1上に垂設した支持枠5に、ドラム軸
15に歯輪14を固着してなる大ドラム13と、
ドラム軸10に歯輪9を固着してなる小ドラム8
を、ローラーチエーン20で連繋して回転可能に
支持し、ドラム軸10の一端に固着した歯輪11
と、駆動用のモーター2の軸3に固着した歯輪4
をローラーチエーン12で連繋して回転可能に装
備し、歯輪14の逆回転で停止作動するクラツチ
装置を設けて、ドラムにロープを捲回させて、ロ
ープを手繰り乍らロープの引張りを調整すること
を特徴とする配管に電線を挿入するためのロープ
牽引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10151481U JPS589022U (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | 配管に電線を挿入するためのロ−プ牽引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10151481U JPS589022U (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | 配管に電線を挿入するためのロ−プ牽引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS589022U JPS589022U (ja) | 1983-01-20 |
JPS6125303Y2 true JPS6125303Y2 (ja) | 1986-07-30 |
Family
ID=29896176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10151481U Granted JPS589022U (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | 配管に電線を挿入するためのロ−プ牽引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589022U (ja) |
-
1981
- 1981-07-07 JP JP10151481U patent/JPS589022U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS589022U (ja) | 1983-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW466210B (en) | Hoist | |
JPS6125303Y2 (ja) | ||
JP3692409B2 (ja) | 架線の移線工法及び移線装置 | |
JPS6122425Y2 (ja) | ||
US3224733A (en) | Portable cable puller | |
JPS6341398Y2 (ja) | ||
JP2583033Y2 (ja) | 電気ケーブル送り出し装置 | |
JP2022187167A (ja) | ケーブル巻取り補助装置 | |
JPH0710139B2 (ja) | 電気ケーブル送り出し装置 | |
CN210418813U (zh) | 设有用于施放电缆线的辅助装置的工程车 | |
JP2561224Y2 (ja) | ワイヤーロープのプリテンション装置 | |
JPS6341428Y2 (ja) | ||
US2991977A (en) | Bull wheel cable puller | |
JP3396388B2 (ja) | ステップワイヤ移送装置 | |
JP3681800B2 (ja) | 自動引き込み装置付ウインチおよび自動引き込み装置 | |
US20180099844A1 (en) | Portable Endless Line Puller | |
JP2005016659A (ja) | ロープ緊張装置 | |
JP2575293Y2 (ja) | 電線一括巻取装置 | |
JP2003054835A (ja) | アンダーローラ | |
JPH0419925Y2 (ja) | ||
JPS6348390Y2 (ja) | ||
JPH0455031Y2 (ja) | ||
JPH07312810A (ja) | 電気ケーブルの正・逆送り出し装置 | |
JPS6233478Y2 (ja) | ||
KR20230001313U (ko) | 전선 포설 및 전선 회수 장치 |