JPS6348390Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6348390Y2 JPS6348390Y2 JP1982120971U JP12097182U JPS6348390Y2 JP S6348390 Y2 JPS6348390 Y2 JP S6348390Y2 JP 1982120971 U JP1982120971 U JP 1982120971U JP 12097182 U JP12097182 U JP 12097182U JP S6348390 Y2 JPS6348390 Y2 JP S6348390Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- wire
- drive
- drive roll
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 15
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は地盤中等に埋設されたより線を引抜い
て徹去する際などに用いるより線引抜装置に関す
る。
て徹去する際などに用いるより線引抜装置に関す
る。
除去式アースアンカー等において、地盤中に埋
設したPC鋼より線を引抜く場合、通常センター
ホール油圧ジヤツキを用いている。この種の油圧
ジヤツキは、ピストンの移動速度が非常に遅く、
0.5〜1m/分程度であり、またピストンのスト
ロークも短かく、150〜200mm程度に過ぎない。一
方、地盤中に埋設されるPC鋼より線は平均して
約15m、場合によつては30mにまで及び、したが
つて上述したような油圧ジヤツキでは数十回に亘
るPC鋼より線の掴み直しを要するとともに、完
全にPC鋼より線を引抜くまでに長時間を費やし、
非能率的な作業となるという問題があつた。
設したPC鋼より線を引抜く場合、通常センター
ホール油圧ジヤツキを用いている。この種の油圧
ジヤツキは、ピストンの移動速度が非常に遅く、
0.5〜1m/分程度であり、またピストンのスト
ロークも短かく、150〜200mm程度に過ぎない。一
方、地盤中に埋設されるPC鋼より線は平均して
約15m、場合によつては30mにまで及び、したが
つて上述したような油圧ジヤツキでは数十回に亘
るPC鋼より線の掴み直しを要するとともに、完
全にPC鋼より線を引抜くまでに長時間を費やし、
非能率的な作業となるという問題があつた。
本考案はこのような点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、より線を連続して
短時間に能率よく引抜くことができるより線の引
抜装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、より線を連続して
短時間に能率よく引抜くことができるより線の引
抜装置を提供することにある。
それぞれ周面に保持溝を有し、その周面の保持
溝が互いに対向して配置する駆動ロールとアイド
ルロールとのロール対を二組設け、各組のロール
対の駆動ロールとアイドルロールとの保持溝間に
より線を挿通して挟持し、このより線を上記駆動
ロールの駆動回転により地盤中等から引抜くもの
であつて、上記駆動ロールの軸間距離Lを、 L=(n+0.5)p 〔但しpは上記より線のよりピツチ、 nは0または正の整数〕 に設定したものである。
溝が互いに対向して配置する駆動ロールとアイド
ルロールとのロール対を二組設け、各組のロール
対の駆動ロールとアイドルロールとの保持溝間に
より線を挿通して挟持し、このより線を上記駆動
ロールの駆動回転により地盤中等から引抜くもの
であつて、上記駆動ロールの軸間距離Lを、 L=(n+0.5)p 〔但しpは上記より線のよりピツチ、 nは0または正の整数〕 に設定したものである。
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
図中1はケースで、このケース1内に二つの駆
動ロール2a,2bと、二つのロール3a,3b
とがそれぞれ支軸4を介して回転自在に設けられ
ている。各ロール2a…はそれぞれ周面に同形の
円弧状をなす保持溝5を有し、駆動ロール2a,
2bの保持溝5,5とアイドルロール3a,3b
の保持溝5,5とが互いに接近して対向してい
る。各駆動ロール2a,2bにはそれぞれチエー
ンスプロケツト6,6が設けられ、これらチエー
ンスプロケツト6と6との間に連動チエーン7が
掛け渡されている。また、ケース1内にはモータ
8およびこのモータ8に連動する小径のチエーン
スプロケツト9が設けられ、このチエーンスプロ
ケツト9と上記一方の駆動ロール2aにおけるチ
エーンスプロケツト6との間に駆動チエーン10
が掛け渡されている。
動ロール2a,2bと、二つのロール3a,3b
とがそれぞれ支軸4を介して回転自在に設けられ
ている。各ロール2a…はそれぞれ周面に同形の
円弧状をなす保持溝5を有し、駆動ロール2a,
2bの保持溝5,5とアイドルロール3a,3b
の保持溝5,5とが互いに接近して対向してい
る。各駆動ロール2a,2bにはそれぞれチエー
ンスプロケツト6,6が設けられ、これらチエー
ンスプロケツト6と6との間に連動チエーン7が
掛け渡されている。また、ケース1内にはモータ
8およびこのモータ8に連動する小径のチエーン
スプロケツト9が設けられ、このチエーンスプロ
ケツト9と上記一方の駆動ロール2aにおけるチ
エーンスプロケツト6との間に駆動チエーン10
が掛け渡されている。
第3図は除去式アースアンカーの施工現場を示
すもので、aが地盤、bが穿孔で、穿孔b内にモ
ルタルcを介してPC鋼より線dが埋設されてい
る。PC鋼より線dは穿孔bの深奥部においてユ
ーターンピンeを介して折り返され、両端末が穿
孔bの開口部側に引出されている。そして地盤a
の側壁面に土留板fが設けられ、この土留板fに
上記PC鋼より線dの端末部分がブラケツトgを
介して掛着し、この掛着により土留板fが支持さ
れている。
すもので、aが地盤、bが穿孔で、穿孔b内にモ
ルタルcを介してPC鋼より線dが埋設されてい
る。PC鋼より線dは穿孔bの深奥部においてユ
ーターンピンeを介して折り返され、両端末が穿
孔bの開口部側に引出されている。そして地盤a
の側壁面に土留板fが設けられ、この土留板fに
上記PC鋼より線dの端末部分がブラケツトgを
介して掛着し、この掛着により土留板fが支持さ
れている。
ここで、駆動ロール2a,2bの軸間距離を
L,PC鋼より線dのよりのピツチをpとしたと
き、L=(n+0.5)p、〔但しnは0または正の
整数〕に設定されている。
L,PC鋼より線dのよりのピツチをpとしたと
き、L=(n+0.5)p、〔但しnは0または正の
整数〕に設定されている。
しかして、PC鋼より線dを引抜いて徹去する
場合には、まずその端末部分をブラケツトgから
外し、その一方の端末をケース1内に挿入して各
ロール2a…の保持溝5…間で挾持する。そして
モータ8に通電をし、各駆動ロール2a,2bを
回転させる。これによりPC鋼より線dは順次連
続的に走行し、他方の端末がユーターピンeを折
り返して通過し、最終的に全体が穿孔bから引抜
かれる。
場合には、まずその端末部分をブラケツトgから
外し、その一方の端末をケース1内に挿入して各
ロール2a…の保持溝5…間で挾持する。そして
モータ8に通電をし、各駆動ロール2a,2bを
回転させる。これによりPC鋼より線dは順次連
続的に走行し、他方の端末がユーターピンeを折
り返して通過し、最終的に全体が穿孔bから引抜
かれる。
ここで、駆動ロール2a,2bの軸間距離L
が、L=(n+0.5)pの関係にあるため、PC鋼
より線dを常に円滑に引抜くことができる。なぜ
ならば、いま7本よりのPC鋼より線を例に挙げ
ると、上記関係式が成立するとき、第2図に示す
ように、鋼より線を構成する各素線〜のうち
,およびの3本が一方の駆動ロール2aの
保持溝5に接触し、,およびの3本が他方
の駆動ロール2bの保持溝5に接触して外周に配
置する各素線〜が均等に引張られ、したがつ
て無理なく円滑に引抜くことができるのである。
が、L=(n+0.5)pの関係にあるため、PC鋼
より線dを常に円滑に引抜くことができる。なぜ
ならば、いま7本よりのPC鋼より線を例に挙げ
ると、上記関係式が成立するとき、第2図に示す
ように、鋼より線を構成する各素線〜のうち
,およびの3本が一方の駆動ロール2aの
保持溝5に接触し、,およびの3本が他方
の駆動ロール2bの保持溝5に接触して外周に配
置する各素線〜が均等に引張られ、したがつ
て無理なく円滑に引抜くことができるのである。
第4図は地盤aの穿孔bにPC鋼より線dを直
線状に挿入して埋設した場合であるが、この場合
においても上述と同様にそのPC鋼より線dを地
盤aから引抜いて徹去することができる。
線状に挿入して埋設した場合であるが、この場合
においても上述と同様にそのPC鋼より線dを地
盤aから引抜いて徹去することができる。
以上説明したように本考案によれば、ロールの
駆動回転でより線を引抜くようにしたから、その
より線を連続して短時間に能率よく引抜くことが
できるという効果を奏する。
駆動回転でより線を引抜くようにしたから、その
より線を連続して短時間に能率よく引抜くことが
できるという効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す平断面図、第
2図は同実施例の作用説明図、第3図および第4
図は除去式アースアンカーの施工状態の断面図で
ある。 2a,2b,3a,3b……ロール、5……保
持溝。
2図は同実施例の作用説明図、第3図および第4
図は除去式アースアンカーの施工状態の断面図で
ある。 2a,2b,3a,3b……ロール、5……保
持溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれ周面に保持溝を有し、その周面の保持
溝が互いに対向して配置する駆動ロールとアイド
ルロールとのロール対を二組設け、各組のロール
対の駆動ロールとアイドルロールとの保持溝間に
より線を挿通して挟持し、このより線を上記駆動
ロールの駆動回転により地盤中等から引抜くもの
であつて、上記駆動ロールの軸間距離Lが、 L=(n+0.5)p 〔但しpは上記より線のよりピツチ、 nは0または正の整数〕 であることを特徴とするより線の引抜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12097182U JPS5928461U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | より線の引抜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12097182U JPS5928461U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | より線の引抜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5928461U JPS5928461U (ja) | 1984-02-22 |
JPS6348390Y2 true JPS6348390Y2 (ja) | 1988-12-13 |
Family
ID=30277039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12097182U Granted JPS5928461U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | より線の引抜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928461U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442475A (en) * | 1977-08-18 | 1979-04-04 | Cassella Farbwerke Mainkur Ag | Level dyeing agent and method for synthetic fiber material |
-
1982
- 1982-08-11 JP JP12097182U patent/JPS5928461U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442475A (en) * | 1977-08-18 | 1979-04-04 | Cassella Farbwerke Mainkur Ag | Level dyeing agent and method for synthetic fiber material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5928461U (ja) | 1984-02-22 |
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