JPS6125277A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像データを読み取り、この読み取９データを
デジタル化して処理する画像処理装置に関し、特に中間
調を再現できる画像処理装置に関するものである。

（従来の技術）′ 一般に画像処理装置は画像入力部、処理部、画像出力部
から構成されている。この画像入力部には一部特殊用途
としてＴＶカメラ等が使われているが現在はＣＣＤライ
ンセンサが広く使われており、ＦＡＸの入力部を利用し
たものが多い。また上記処理部には画像解析等の分野工
専用回路を用いたものもあるが画像処理機能を有するＯ
Ａ機器分野等では二股的に高性能マイコンを使用し、か
つ画像処理用のプロ↑ッサをもったものが多い。また上
　　　゛記動像出力部にはソフトコピー用としてビット
マツプディスグレイが用いられておシ、一方ハードコー
ー用としてはサーマルプリンタ、光プリンタ等が用いら
れている。

現在オフィスの省力化機器が氾濫する中で画像処理機能
を有するワークステーションと呼ばれる装置が開発され
ている。この装置は画像入出力部にＦＡＸユニット、画
像中力部のソフトコピー用としてモノクロの高解像度ビ
ットマツプディスプレイ、処理部にマンマシンインタフ
ェース向上を計った高速イメージプロセッサを各々用い
ておシ、ワークステーションで作成された文書の中に画
像入力部から入力された画像をはめ込んで一つの文書を
作成すると言うようなコードデータとイメージデータの
合成を主目的としている。

（発明が解決しようとする問題） しかしながらイメージデータにも地図、サイン、ロゴ、
写真等いろいろなものがち９、このなかには白黒のコン
トラストかはつきシすればそれで良いものや、中間調ま
で再現しなければ目的を達成しないものまである。特に
写真のように中間調が意味をもってくるものは白・黒の
２値化だけでは再現された画像の品質が極端に劣化して
しまい使用に耐えないものとなる欠点があった。

また、この欠点をなくすために階調機能を有する画像入
力装置を使用することも考えられるが処理するデータ量
が多くなるのでイメージメモリの容量を増す必要も有シ
、さらにワークステーションの処理速度を低下させると
言う欠点があった。また、この欠点をなくすためにイメ
ージプロセッサとして処理能力の高いものを使用しても
良いが、この場合には装置価格がアップしてしまうと言
う欠点があった。本発明は上記問題点を解決し、画像の
劣化を防ぎ、かつイメージメモリの容量を減らした画像
処理装置を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は画像処理装置において、画像入力部に画像を２
値化する機能と、画像をモザイク状に細分化し、その細
分化された画像の濃淡の度合をコード化する機能を設け
たものである。

（作用） 本発明によれば２値化機能によシ高分解能のイメージデ
ータを得、ヨード化機能により少ないイメージメモリ容
量で中間調のイメージデータを得ているので上記問題点
を除去できる。

（実施例） 第１図は本発明に係る画像処理装置の一実施例でちゃ、
入力部の概略ブロック図を示す。第１図において１はＣ
ＣＤセンサ部、２はスライスレベル設定部、３はコン７
ぐレータ、４はアナログメモリ、５は濃淡レベル判定部
、６はデコード部である。

このような構成で、スライスレベル設定部２にはＣＣＤ
センサ部１で読み取ったアナログデータを２値化するた
めの基準値が設定されてお、！１１、ＣＣＤセンサ部１
のアナログ出力はこの基準値とコンパレータ３において
比較されて２値化される。またＣＣＤセンサ部１のアナ
ログ出力はアナログメモリ４に蓄積される。以下第２図
、第３図を用いて第１図のコードデータ発生手順を説明
する。

第２図は読取對象物を示し、１つの格子が１ドツトを表
わしている。Ａ、Ｂは領域であって夫々５×５ドツトと
なっている。以下第２図の横格子１行を１ドツトライン
として説明する。画像の読取シが始まると、ＣＣＤセン
サ部１で読み取られたアナログデータは第３図のアナロ
グメモリ４−１に順次蓄積されていく。そして１ドツト
ライン分の読取りデータがアナログメモリ４−１に蓄積
し終ると、次からの読取データはアナログメモリ４−２
に順次蓄積されていく。そして上記同様１ドツトライン
分の読取シデータがアナログメモリ４−２に蓄積し終る
と、次からの読取シデータはアナログメモリ４−３に順
次蓄積されていく。このようにして５ドツトライン分の
読取針データが全てアナログメモ＋）４−’１〜４−５
に蓄積されると次の動作に移る。濃淡レベル判定部５は
アナログメモリ４−１〜４−５の各々から出力されるア
ナログデータを５Ｘ５＝２５ドツト分加算を行ない、第
２図Ａ領域のアナログ量を求めてこれをデコード部６へ
送る。デコード部６ではこれをアナログ量に応じてコー
ドデータに変換する。次に第２図Ｂ領域をアナログ−量
に応じてコードデータに変換する。

以下同様である。

今、画像処理装置が８階調の機能を有しているとすると
、上記コードデータは３ビツトで出力され、０００〜１
１１の値となる。ここで第２図の各領域において２５ド
ツトの読取９データが全て黒でちゃ、これをコード００
０とすると２５ドツトの読取りデータが全て白のときは
コード１１１となり、その他のものはアナログ量に応じ
て００１〜１１０までのコードが割シ当てられることと
なるＯ 上記のようにして得られた２値データとコードデータは
必要に応じてどちらかが選択されて図示せぬイメージゾ
ロセッサへと転送される。例えば高分解能が要求される
文書画像データ等は２値データを用い、一方写真のよう
に高分解能は要求されな匹が中間調が要求されるものは
コードデータを用いれば良い。

以上の説明において画像を５Ｘ５＝２５ドツトを分割単
位として説明してきたが本発明はこれに限定されるもの
ではなく、−用途に応じて適当に変えても良い。

（発明の効果） 本発明は以上説明したように、画像入力部に画像をモザ
イク状に細分化し、その細分化された画像の濃淡の度合
をコード化する機能を備え、そのコードデータをイメー
ジゾロセッサに転送し、そのコードにマツチしたイメー
ジデータを画像出力部へ転送することにより、転送する
イメージデータ量を減少させることができ、イメージメ
モリの容量を減らすことができると共に高速転送が可能
となる利点がある。さらに、画像入力部に上記コード化
する機能と共に２値化する機能を備えているので装置に
柔軟性が備わると言う利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像処理装置の入力部の概略ブロ
ック図、第２図第３図はコードデータ変換動作を説明す
る説明図である。 Ｚ　：　ＣＣＤセンサ部、２ニスライスレベル設定部、
３：コンミ４レータ、４：アナログメモリ、５：濃淡レ
ベル判定部、６：デコード部。 特許比　願人　沖電気工業株式会社 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　センサ部からの画像データを読み取り、この読み取っ
   たデータをデジタル化して処理する画像処理装置におい
   て、センサ部からのアナログ信号を２値化する手段と、
   該アナログ信号をモザイク状に細分化し、その細分化さ
   れた画像の濃淡の度合をコード化する手段とを備え、上
   記両手段のデジタルデータを出力することを特徴とする
   画像処理装置。