JPS61252321A - 紡機あるいは撚糸機の可調整スピンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スピンドル上側部分とこれを受ける軸受ハウ
ジングとから成り、軸受ハウジングのフランジがボルト
によってスピンドル台座に固定すれているような紡機あ
るいは撚糸機の可調整スピンドルに関する。

〔従来の技術〕

スピンドルの回転数が大きい場合、ピポフト軸受および
一部ではジャーナル軸受が弾性的に配置されているよう
な軸受系統が必要とされる。この弾性は、スピンドル軸
心が理想的な位置から大きくずれる原因となる。このｉ
！清は駆動ベルト張力によって一眉強められる。

スピンドルの上側部分を運転中に自由軸にすることも知
られている。しかしこの場合、接線ヘルド駆動装置、糸
切断装置および糸車Ｕｉ装置によって駆動されるか、あ
るいはローフによって引き連れられるリング並びにスピ
ンドル爪管の上側部分の長さが、不利に増加する。更に
スピンドルとリングとの固定部並びにリング往復装置に
おける避けられない寸法誤差および位置誤差は、特に最
も高いリング位置において、スピンドル上側部分とリン
グの中心をずらせる結果となり、このずれは回転性能お
よび糸品質に悪い影響を与える。即ちその偏心によって
、糸張力が高まり、それに伴って糸が破断したり毛のよ
うに細くなってしまう。

この偏心およびそれに伴う問題を解消するために、可調
整スピンドルが採用されている。

ドイツ連邦共和国特許出願公開第２２０５９７７号公報
において、スピンドルのフランジが３本のｆｌｉ整ボル
トによってスピンドル台上側面に支持されている構造が
、既に知られている。そのスピンドルは、一般的な公知
の方式で、スピンドル台の下側面に押圧する中央ナンド
によって締め付けられている。この構造は、スピンドル
の調整が非常に複雑で、経費がかかり、ＩＩｇ整範囲が
狭いという欠点を有している。剛性構造により、ｍｗボ
ルトによる調整は、固く締め付けられた状態ではできな
い、中央ナツトが緩められ、調整後に再び締め付けられ
ることによって、スピンドル位置が変化するので、十分
な結果を得るには、？！縁と長い作業時間を必要とする
。これによって全く不可能とは思えないが、あらゆる影
響を補償するためのスピンドル回転中における調整は煩
雑である。

更に調整範囲の大きさは、ナンド接触面の大きな直径に
よって制限される。

ドイツ連邦共和国特許出願公開第２３５５００４号公報
において、スピンドル台に対する外側弾性固定装置を備
えた可調整スピンドルが知られている。そのスピンドル
台の下側にある弾性ブツシュに、ボルトによって位置を
変更する心出し部材が作用する。スピンドルフランジお
よび中央固定ナツトの平面が相互の平行度を不変のまま
において、スピンドル下側部分の場合によって必要な傾
斜調整は、二つの弾性ブツシュが行う。

この構造はスピンドルの回転中において限られた範囲内
で調整できる。

特に弾性ブツシュは、殊に接線ベルト駆動装置の場合に
生ずるような大きな尖頭負荷において不利に作用する。

ブツシュの偏心および劣化によって、永続的な追加調整
が必要である。

更にＳＫＦ社の可調整スピンドル軸受ＨＣ２１が知られ
ており、その場合スピンドル台の中にほとんど隙間なし
に、スリーブが固くねじ込まれてＧする。このスリーブ
は細長い内側カラーが軸受場所となっており、弾性範囲
内で軸受スリーブは揺動できるｌ心から間隔を隔てて、
軸受スリーブは円板によって取り囲まれ、その円板はス
ピンドル台に固定されたスリーブに別のナツトでねじ止
めされている。

この構造の場合、スピンドル自体にその位置を微調整す
る装置がないという欠点を有している。

組立の際の調整だけでなく追従調整ができるようにする
ために、円板の範囲における塑性変形は禁止される。純
粋な力接続は調整の永続的な安定性に関して不確実であ
る。更に意図する目的は、かなりの材料費および製造質
をかけねば達成できない。

更に軸受ハウジングフランジのスピンドル支持体側の端
面に、塑性変形可能な範囲が形成されている可調整スピ
ンドルの固定装置が提案されている（ドイツ民主共和国
特許出願第２６６７１５４号　国際分類［１０１）。

心出しをするためのスピンドルの揺動は、軸受ハウジン
グに曲げモーメントを与えることによって行われるので
、スピンドル位置のｗＬ調整は非常に困難である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、スピンドル位置の簡単で永続的な調整
が可能であり、非常に質素な、それに伴って安価なスピ
ンドルの製造が許されるような紡機あるいは撚糸機の可
調整スピンドルを作ることにある。

本発明の課題は、紡機あるいは撚糸機の可調整スピンド
ルを、スピンドル上側部分のスピンドル軸心の理想的な
位置に対する調整が、付加的な補助装置なしに、スピン
ドル台におけるスピンドルの固定に関連して非常に微細
に行え、スピンドルの運転位置でもできるように、改善
することにある。

ｃ問題点を解決するだめの手段〕 本発明によればこのｔａｎは、固定ボルトが同時に調整
ボルトとして形成され、このボルトを受けるネジ孔が、
好適にフランジに配置されていることによって達成され
る。

〔実施例〕

以下図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
る。

図面は本発明に基づく可弱整スピンドルの固定個所を断
面図で示している。

スピンドルの軸受ハウジングｌは、駆動ベルト２で駆動
されるスピンドル上側部分に対する軸受部および振動減
衰装置を有し、フランジ５の短軸４を介してスピンドル
台７の孔６内に案内されている。その場合フランジ５は
円錐圧力ばめによって軸受ハウジングｌに一体に固定さ
れている。互いに１２０°の間隔を隔てられた３本のボ
ルト８は、軸受ハウジング１をフランジ５を介してスピ
ンドル台７に接続している。ボルト８を受は入れるネジ
孔９は、ネジが損傷した際に最低の費用で修理できるよ
うにするために、フランジ５にある、フランジ５とスピ
ンドル台７との間に中間部材１０がある。これは好まし
くは丸棒線で作られたリングである。しかしボルト８の
回りに配置された数個のリングでもよい、中間部材１０
の心出し位置は、フランジ５にある縁１１の形成によっ
て決定される。ボルト８はまず通常運転を保証する基本
トルクで一様に締め付けられている。これは目的に通っ
たトルクスパナによって行われる。中間部材１０はある
寸法だけ平坦にされる。その際に形成された中間部材１
０の接触面は、通常のスピンドル運転で生ずる付加的な
荷重を、中間部材ｌＯのそれ以上の変形なしに受ける。

中間部材ｌＯに対する材料は、非常に軟らかいが冷間フ
ローに強くなければならない、これに対して軟鉄あるい
は銅が最も適している０機械の回転中、スピンリング１
２は最高位置に置かれる。そこで測定あるいは検査装置
によって、スピンドル上側部分３とスピンリング１２と
の相対位置が求められる。

これが所定の大きさ以上にずれると、位置および偏心距
離の大きさに応じて、スピンドル上側部分３を所望の方
向に揺動するために、１本あるいは２本のボルト８が一
層締め付けられる。

必要な調整は、フランジ５の最も短い軸４とスピンドル
台座７の孔６との間の隙間の大きさによって決められる
。

調整距離が大きい場合、かじりを防止するために、ボル
ト８の頭部は球面に形成され、座金１３が対応して球面
状にくぼまされている。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に基づく可調整スピンドルの固定個所の断
面−図である。 １：軸受ハウジング、２；駆動ベルト、３ニスピンドル
上側部分、４：短軸、５：フランジ、６；孔、７：スピ
ンドル台、８：ボルト、９：ネジ孔、１０：中間部材、
１１：縁、１２ニスビンリング、１３：座金。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 スピンドル上側部分とこれを受ける軸受ハ ウジングとから成り、軸受ハウジングのフランジがボル
   トによってスピンドル台に固定されているような紡機あ
   るいは撚糸機の可調整スピンドルにおいて、前記ボルト
   （８）が同時に調整ボルトとして形成され、このボルト
   （８）を受けるネジ孔（９）が、好適にフランジ（５）
   に配置されていることを特徴とする紡機あるいは撚糸機
   の可調整スピンドル。