JPS61252263A - サニタリ−用樹脂組成物 - Google Patents

サニタリ−用樹脂組成物

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JPS61252263A
JPS61252263A JP9418585A JP9418585A JPS61252263A JP S61252263 A JPS61252263 A JP S61252263A JP 9418585 A JP9418585 A JP 9418585A JP 9418585 A JP9418585 A JP 9418585A JP S61252263 A JPS61252263 A JP S61252263A
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JP
Japan
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resin
polymerization
elastomer
weight
copolymer
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JP9418585A
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English (en)
Inventor
Yoshio Nakai
中井 芳雄
Masamitsu Tateyama
立山 正光
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、サニタリー用樹脂組成物に関し・より詳しく
は、耐水性、耐薬品性、耐候性および装飾性にすぐれた
サニタリー成型品を形成し得るサニタリー用樹脂組成物
に関する。
〔従来技術とその問題点〕
不飽和ポリエステル樹脂は、重合性の二重結合残基tも
つエステル系のプレポリマーおよびこれと共重合性の単
量体と反応させて、架橋、硬化し比熱硬化性樹脂である
不飽和ポリエステル樹脂の典型的なものとして、無水マ
レイン酸、無水フタル酸、脂肪族グリコール類を主成分
とする不飽和ポリエステルプレポリマー全スチレンモノ
マーに溶解した粘稠な組成物に、M機過駿化物を加えて
、ラジカル重合により架橋、硬化したものなどがある。
不飽和ポリエステル樹脂は、複雑な成形品の製造が可能
であること、比較的大型の成形品の製造が可能であるこ
とおよびガラス繊維、金属繊維、その他のM機または無
機の充填物を添加して強化樹脂製品とすることが可能で
あることなどの特徴を有しており、バスタブ(浴槽)、
洗面台等のサニタリー関係や車輌部品、船舶の構造部品
など多岐にわたって使用さnている。
とりわけ、最近は給湯方式の普及により、バスタブ、洗
面台等のサニタリー関係の需要が増している。
しかし、ガラス繊維で強化した不飽和ポリエステル樹脂
(FRP樹脂)で作られたバスタブは、たとえばステン
レス製のバスタブ等に比較して、耐水性、耐薬品性、耐
候性等に劣ってお夕、改良が望まれている。その改質方
法として、例えば樹脂中の水酸基またはカルボン酸基の
含量を少なくしたり、ハロゲン、不飽和エーテル結合ま
たはプレポリマーの分子末端への重合性の二重結@を導
入する等の方法も提案さnているが、重合性樹脂の強度
および成形加工性を低下させる欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、耐水性、耐薬品性、耐候性および装飾
性等にすぐnたサニタリー成型品を形成しうるサニタリ
ー用樹脂組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究全型
ねた結果、メタクリル系樹脂中に、特定の物性または構
造を有する弾性体を含有させ几樹脂組成物がサニタリー
用途においてすぐれた特性を示すことを見い出し本発明
を完成するに至った。
本発明に係る樹脂組成物は、ガラス転移温度が0℃以下
である弾性体または該弾性体のグラフト共重合体全含有
するメタクリル系樹脂の組成物であって、該51底物中
の前記弾性体の含有量がα1〜49重量%であることを
特徴とする・本発明に係る組成物の特徴は、サニタリー
成型品の耐水性、耐薬品性、耐候性、FRB硬化物との
密着特性等の性能全大巾に同上させると共に、さらに表
面光沢並びに調色性がすぐ扛でいる交め、サニタリー成
型品の仕上り外観や装飾性も改善させることができると
ころにある。
本発明の組成物においては、上述の効果を得るためには
、メタクリル系樹脂中に、ガラス転移温度が0℃以下の
弾性体(以下、弾性体という)を0.1〜49重量%、
好ましくは1〜35重量%含有することが必要である。
組成物中の弾性体の含有量が0.1重量%未満の場合に
は、使用中にクラックの発生や白化現象を生じる場合が
あり、また極端な場合には強化不飽和ポリエステル樹脂
で裏打ち(バックアップ)した樹脂層との剥離を生じさ
せることもある。−万含有看が49重量%を越える場合
には、成型品の硬度が低下し、表面に傷がつきやすくな
る。
本発明のm放物は、上記弾性体i0.1〜49重量%含
Mすればよく、その製造方法については特に限定さnな
いが、メタクリル系樹脂と弾性体とをブレンドする方法
、弾性体をメタクリル酸メチル全主成分とする単量体に
溶解させて重合する方法、弾性体全ゴム成分として、メ
タクリル酸メチルを主成分とする単量体またはその混合
物?1段階もしくは多段階重合してグラフト重合するか
、あるいはその得られたグラフト共重合体とメタクリル
系樹脂とをブレンドする方法が好ましい方法としてあげ
らnる。
本発明の組成物を形成するのに用いらnるメタクリル系
樹脂は、メタクリル酸メチル50〜100重量%と他の
共重合性ビニル系単量体0〜50重量%との共重合体か
らなる。メタクリル系樹脂中のメタクリル酸メチル単量
体単位が50重景チ未満では、耐熱性、耐水性、蛙去差
等が低下する。
また、本発明の組成物全形成するのに用いられる弾性体
としては、ブタジェンま几はアルキル基の炭素数が2〜
8のアクリル酸アルキルエステルの単独重合体、それら
の共重合体またはそれらを主取分とする他の共重合性ビ
ニル系単量体との共重合体、例えばポリブタジェン、ブ
タジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリル酸
エステル共重合体、アクリル酸アルキルエステル−スチ
レン共重合体等があげられる。
ま几エチレンー酢酸ビニル共重合体も使用しうる。
また、本発明のm酸物を形成するグラフト共重合体は、
その構造において、ガラス転移温度が0℃以下である上
記の弾性体を含有しておれば、特にその構造において特
に限定さnない。
本発明において使用さnるグラフト共重合体を得るのに
好ましい例として、以下の例があげら扛る。
(1)  アルキル基の炭素数2〜8のアクリル酸アル
キルエステル50〜99.9重量%、他の共重合性ビニ
ル系単量体0〜499重量%および共重合性の架橋性単
量体α1〜10重量%からなる単量体混合物全重合して
得られる弾性体100重量部の存在下に、メタクリル酸
メチル60〜100重量%とこれと共重合性の他のビニ
ル系単量体40−0重量%とからなる単量体又はその混
合物10〜500重1部を重合させることによジ得ら扛
るグラフト共重合体、 (2)°ブタシェフ40〜100重量%と、こnと共重
合性の他のビニル系単量体0〜60重量%からなる単量
体またはその混合物を重合して得た弾性体100重量部
の存在下に、メタクリル酸メチル60〜100重量%と
、これと共重合性の他のビニル系単量体40〜O重量%
からなる単量体4にはその混合物10〜500重量部金
重合置部ことにより得らnるグラフト共重合体、 (3)(i)  メタクリル酸メチル80〜100重−
敬チとこれと共重合性の他のビニル系単量体20〜・0
重量%および共重合性の架橋性単量体0〜10重量%か
らなる単量体またはその混合物1〜60重量部全置部す
る第一段階、(11)  第一段階の重合生成物の存在
下にアルキル基の炭素数が2〜8のアクリル酸アルキル
エステルの少なくとも1種の単量体60〜90重量%と
、スチレンおよび/またはその誘導体29〜39.9重
量%および架橋性単量体01〜5重量%からなる単量体
混合物99〜40重量部金M置部る第二段階および (iii)  第一段および第二段階による重合生成物
の合計100重量部の存在下に、さらにメタクリル酸メ
チル80〜100重量%と、これと共重合性の他のビニ
ル系単量体0〜20重量%および架橋性単量体0〜10
重量部からなる単量体またはその混合物を一段階、ま友
は多段階で、上記の範囲内で任意の組成および割合で重
合させて得られるグラフト共重合体および (4)(i)  アルキル基の炭素数が2〜8のアクリ
ル酸アルキルエステル60〜901iti スチレンお
よび/またはその誘導体9.9〜399重量%および他
の共重合性架橋性単量体0.1〜5重量%からなる単量
体混合物100重量部を重合する第一段階、 ((i)第一段階による生成重合体の存在下にメタクリ
ル酸メチル80〜100重量%、他の共重合性ビニル系
単量体および重合性の架橋性単量体0〜5重量%からな
る単量体またはその混合物10〜1. OO0重量部を
、少なくとも一段階、上記の範囲内で任意の組成および
割合で重合させて得らnるグラフト共重合体。
本発明の組成物を形成させるのに使用さnるメタクリル
酸メチルと共重合性の他のビニル系単量体としては、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
シクロヘキシルなどのメタクリル酸エステル、アクリル
酸メチル、アクリル酸ブチル等のアクリル酸エステル、
スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン等のビ
ニル芳香族化合物、アクリロニトリル等のニトリル化合
物、桂皮酸メチル、クロトン酸メチルなどがあげら扛、
こ扛らは、単独でまたは二種以上を組み合せて用いるこ
とができる。
また、ブタジェンおよびアルキル基の炭素数が2〜8の
アクリル酸アルキルエステルと共重合性のビニル系単量
体としては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル等
のメタクリル酸エステル、スチレン、ビニルトルエン、
α・−メチルスチレン等のビニル芳香族化合物、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル等のニトリル系ビニル
化合物等があげらnlこn、らは単独でまたは二種以上
全組み合わせて用いることができる。
架橋性単量体としては、エチレングリコールジメタクリ
レート、1,3−ブチレンジメタクリレート、1.4−
ブタンジオールジアクIJレート、アリルメタクリレー
ト、アリルシンナメート、アリルアクリレート、ジビニ
ルベンゼン、ジアリルマレエート、シアリルフマレート
、ジアリルフタレート、ジアリルイソフタレート、ジア
リルテレフタレート、トアリルシアヌレート、トリアリ
ルインシアヌレート、トリメリット酸トリアリル、トリ
メチロールプロパントリ了クリレートなどがあげられ、
こnらは単独でま九二種以上全組み合わせて用いられる
、本発明の樹脂組成物を形成するメタクリル系樹脂、弾
性体およびグラフト共重合体は塊状重合、乳化重合、懸
濁重合法で製造できる。
重合に際しては、重合開始剤やメルカプタン等の重合調
節剤が使用される。
使用さnる重合開始剤としては、例えば過酸化アセチル
、過酸化プロピオニル、過酸化ブチリル、過酸化力プリ
リル、過酸化オクタノイル、過酸化デカノイル、過酸化
ラウロイル、過酸化ステアロイル、過酸化ベンゾイル、
過酸化−2゜4−ジクロロベンゾイル等のジアシルパー
オキシド、t−ブチルパーアセテ−11t−ブチルパー
ヒバレート、t−ブチルパーオクタノニー・)、t−7
’チルパーベンゾエート等のパーエステル、2.2′−
アゾビスインブチロニトリル、2゜2′−アゾビス−2
,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾビス化合物があ
げられる。
ま几乳化重合による場合、過硫酸カリウム、亜硫酸水素
ナトリウム、過硼酸ナトリウムなどを単独で、または組
み合せて使用することも可能であり、クメンノ・イドロ
バ−オキサイドとロンガリットを組み合せレドックス開
始剤とすることも可能である。
ま次使用さnるメルカプタン類の例としては、アルキル
基″!之は置換アルキル基をMする第1級、第2級、第
3級メルカプタン:例えばn−プチルメルカブタン、イ
ンブチルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、n
−ドデシルメルカプタン、SeC、−ブチルメルカプタ
ン、sec、−ドデシルメルカプタン、tert、−ブ
チルメルカプタン、tert、−ドデシルメルカプタン
:芳香族メルカプタン、例えば、フェニルメルカプタン
、チオクレゾール、4− tert、−ブチル−0−チ
オクレゾール:チオグリコール酸とそのエステル:エチ
レングリコール等の如き炭素数3〜180メルカプタン
が挙げら詐る。こnらは単独で、または二種以上を組合
せて用いることができる。これらのメルカプタンのうち
、tert。
−ブチルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン、n−
オクチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタンおよ
びtert、−ドデシルメルカプタンが好ましい。メル
カプタンを使用する場合は、単量体に対して1モルチ以
下である。1モル%全こえる場合は、分子量が小さくな
り、物性が低下する。
重合温度は、重合方法により若干異なるものの、概ね、
30℃〜170℃の範囲、好ましくは50℃〜140℃
の範囲である。
本発明の樹脂組成物には、必要に応じて着色剤、紫外線
吸収剤、抗酸化剤、無機質充てん剤等の添加剤全添加す
ることもできる。
本発明の樹脂組放物から、サニタリー用反型品の形成は
、目的とする成型品によって一概に限定さnないが、ま
ず本発明の樹脂組成を押出機にかけて200〜290℃
の温度で押出してα1〜2〇−厚の板状体に成形するか
、あるいは樹脂組成物を射出成形して底形品を形成して
、その裏面全必要に応じて、ガラス繊維を混入した不飽
和ポリエステル樹脂を吹きつけてバックアップする方法
がとらnる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明全具体的に説明する。なお、
実施例中の部は重量部を、チは重1チを表わす。
実施例1 内容積500tのステンレス・スチール製の反応器に、
下記の重合原料(Alおよび(B)’を入扛、攪拌しな
がら窒素置換した後、65℃に昇温したO 次いで下記のN@原料(C)?添加して80℃に昇温し
で、90分間重合し九。
さらに下記の重合原料(BJで示したものと同じ組成の
厚料50Kli’e90分間にわ九って添加して、さら
に120分間重合継続してゴム状弾性体ラテックスを製
造した。
重合原料(A) 脱イオン水          300Klilザルコ
シネー)LN         IKg(乳化剤、日光
ケミカルズ(抜部) ホウ酸             1Kg炭酸ソーダ 
         1002重合原料(B) アクリル酸ブチル       39.5 K’;1ス
チレン            9.5 K9ジアリル
フタl/ −ト       1. OK9重合原料(
C) 脱イオン水           5 K90ンガリッ
ト         500℃次に上記のラテックスの
はいった反応器に、脱イオン水5 K9、ザルコシネー
トLNZsof全添加して攪拌し、80℃に保持して、
下記の単量体混合物を40Kq/時間の速度で連続的に
添加した後、さらに1時間重合を続けてラテックス金得
た。
単量体混合物 メタクリル酸メチル       5&2時アクリル酸
エチル        1.8 K9N−オクチルメル
カプタン    1802クメンハイドロパーオキサイ
ド  180℃次にステンレススチール容器に1.5チ
硫酸水20oK17’r入n1攪拌しながら85℃に昇
温し、上記のラテックスを15分間にわたって連続的に
添加した後、反応器内の温度を90℃に昇温して15分
間保持した。そnt室温に冷却した後、ポリマーを1過
し、脱水して75℃で36時間莞燥して白色粉状のグラ
フト共重合体全書たO 上記の粉状グラフト共重合体160Kgと、メタクリル
樹脂(アクリベット(商[) V H2三菱レイヨン(
株)製)240K17、ダイヤレジンブルーN(三菱化
成工業(株)製)121およびトリフェニルフォスファ
イト1.2に9fヘンシエルミキサーで混合した後、押
出機(日立造船(株)製、5HT−12028DV)に
かけて5問厚の青色の押出板を製造した。
上記の樹脂板を加熱炉で、樹脂板の両面を190℃に加
熱した後、バスタブ用の上部700門×900態、底部
600mmX800m、深さ700rtmの鋳型を用い
て加圧成形し、バスタブを作製し九〇このバスタブの裏
面にポリライトGc−300(大日本インキ化学工業(
株)製)97%、バーメツクーN(日本油脂(株)製)
2.5チ、ダイヤレジンブルーN(三菱化成工業(株)
製)0.5%およびガラス繊維ロービングチョツプドス
トランド R8220PE−535(日東紡績(株)製
)からなるガラス繊維含有硬化樹脂m酸物(樹脂/ガラ
ス繊維=773(重量比))ラスプレーアップ法により
数回吹きつけテ、約5IIIll厚にロールアップした
。その後、40℃の温風の加熱炉に入nて40分間加熱
して硬化し九〇 このバスタブを用いて評価し、第1表にその結果を示す
比較例1 実施例1において、樹脂板全市販の青色のメタクリル樹
脂板(アクリライト(商標)L、4−厚、三菱レイヨン
(株)製)に変えて実施例1と全く同じ操作でバスタブ
を作製して、その性能全評価した。表1にその結果を示
す。
比較例2 バスタブ底型用の木型(上部700mX900鱈、底部
600■X800m、深さ700m!11)の面上にパ
ラフィンワックス 5P−0145(日本精蝋(株)製
)を加熱してうす〈塗布し、その上にポリライ)GO−
300(大日本インキ化学工業(株)製)97%、パー
メツクーN(日本油脂(株)製)2.5%およびダイヤ
レジンブルーN(三菱化成工業(株)製)からなるゲル
コート粗硬化樹脂m#L物全平均α7mm厚にスプレー
アップして40℃の温風乾燥器中で40分間硬化させて
バスタブ全作製した。このバスタブについての評価結果
を表1に示す。
実施例2〜6.比較例3〜4 実施例1の方法で製造したグラフト共重合体とメタクリ
ル樹脂(アクリベット(商標)VH1三菱レイヨン(株
)製)とを下記の割合として実施例1の方法をくり返し
てバスタブを製造し几。
そのバスタブについての評価結果を表1に示す。
表    1 *1)ASTM  D−673による α= 60゜ *2)0℃の窒気下に6時間放置し、次いで40℃の温
水に2時間浸漬するというサイクルを300回くり返し
た後の外観を目視した。
*3) 90℃の温水に30分間浸漬し友後の外観を目
視した〇 *4)洗剤(バス用マジックリン、花王石鹸(株)製)
を含潰させたスポンジタワシで表面を往復30回洗浄す
る操作を100回くり返しt後の外観全目視した。
実施例4 内容積500tのステンレススチール製反応器にまず下
記の重合原料(Nを入れ、攪拌下に窒素置換した後、7
0℃に昇温しで下記の重合原料(B)’を添加し、次い
で下記の重合原料(C!1t60分間にわたって連続的
に添加し、さらに2時間重合した@ 重合原料(A) 脱イオン水         220 Kgザルコシネ
ートLN       240り(乳化剤、口元ケミカ
ルズ(株) 製)ホウ酸            I 
K9炭酸ソーダ          100r重合原料
(B) 脱イオン水          10に9ソジウムーホ
ルムアルデヒドスルホキシレート重合原料(C) クメンハイドロパーオキサイド   150fこのラテ
ックスのメタクリル酸メチルの重合率は911L5%で
、粒径はα16μmであつ几。
このラテックスのはいつ比容器内に、ザルコシネートL
N420f、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレー
ト350tおよび脱イオン水10Kg’i加えて80℃
に昇温し友。
次いで下記の重合原料を150分間にわ−たつて連続的
に添加し、添加終了後さらに3時間重合を続けた。
重合原料CD) クメンハイドロパーオキサイド  650fこの時のア
クリル酸ブチルの゛重合率は97%、スチレンの重合率
は925%以上で、得られ几ラテックスの粒子径はα2
8μmで6つ之。
上記で得られ九二重構造の重合体の固型分100部に相
当するラテックスを入れ友上記容器内に、ザルコシネー
トLN15fおよび脱イオン水10Kg1添加して攪拌
し友後、下記の重合原料(E)t−45分間にわたって
連続的に添加した。その後さらに1時間重合を継続した
。次にこの反応容器に下記の重合原料CF)e90分間
にわたって連続的に添加し、さらに1時間重合を継続し
て多層構造のグラフト重合体ラテックスを得た・重合原
料(K)および(巧の重合率はそnぞA 99.5 %
以上、および99,5%であつfc7このラテックス全
実施例1と全く同じ方法で凝固、洗浄、乾燥して粉体状
の多層構造グラフト重合体を得た。
重合原料(E) クメンハイドロパーオキサイド      62重合原
料(珂 N−オクチルメルカプタン    789クメンハイド
ロパーオキサイド    116f次に上記のグラフト
共重合体を用いて実施例1と全く同じ方法をくり返して
バスタブを作り、その性能全評価した。結果を表2に示
す。
実施例5 下記に示す重合原料(A)i500tの反応器に入れ、
窒素置換し友後、50℃に昇温しで重合し九〇重合は9
時間でほぼ完了し友。重合率は98%、粒径は0.07
2μmであつtoこの弾性体ラテックスに、アクリル酸
ブチル/メタクリル酸の比が80720の酸基含有共重
合体を33チ含有するラテックス5 K9と、10チの
硫酸ナトリウム2.8 Kfiとを加えて30分間保持
して弾性体ラテックスを肥大化させた。
この肥大化弾性体ラテックスのはいった容器に、脱イオ
ン水6r:JK9、ロンガリット200グ、N−ラウロ
イルザルコシン酸ナトリウム5002を加え、内温を7
5℃に上昇し、下記の重合原料(E) i 60分間に
わ之って連続的に添加して重合した。添加終了後、さら
に60分間、重合を行つ窺。メタクリル酸メチルの重合
率はほぼ100チであった。
重合原料(A) アクリル酸ブチル         60に91.3−
ブタジェン         40稽ジイソグロビルベ
ンゼンヒドロバーオキシド200f牛脂脂肪酸カリウム
      1000fN−ラウロイルザルコシン酸ナ
トリウム     500fビロリン酸ナトリウム  
    500り硫酸第一鉄            
51デキストローズ         300?脱イオ
ン水          200隨重合原料(B) メタクリル酸メチル      43.20Kgアクリ
ル酸エチル       1゜BOK9N−オクチルメ
ルカプタン     112.5fクメンヒドロパーオ
キシド   1607得られ文型合体ラテックスに、ス
チレン化フェノール5802、ジラウリルチオプロピオ
ネート440り、トリフェニルフォスファイト580f
i加え、50℃の温度条件下、0.25チの硫酸水によ
り、ラテックス/水=1/2で凝固させて、さらに85
℃で5分間保持した。
得らnたスラリ状ポリマーを洗浄、脱水して65℃で3
6時間乾燥し白色の粉末状のグラフト共重合体を得友・ この粉末状のグラフト共重合体145Kg、’i、メタ
クリル樹脂(アクリベット(商標)vH。
三菱レイヨン(株)製)255Kg、ステアリン酸モノ
グリセライド400 f、マーク−329(アデカアー
ガス(株)製)1.2にg、アンテージSp(川口化学
工業(株)製)6QOfおよびダイヤレジンブルーN(
三菱化成工業(株)製)12?と■型タンブラーでブレ
ンドし、実施例1と同じようにして押出し、5闘の樹脂
板を得之。
この樹脂板全実施例1と全く同様にしてバスタブを作製
し几。このバスタブの評価結果を表2に示す。
実施例6 冷却管、温度計および攪拌装置を備え友ステンレススチ
ール製の反応器に、メタクリル酸メfル97に9、エチ
レン−酢ビニル共重合共重体(KV−360:三井ポリ
ケミカル(株)製品)3にgを仕込み、かきまぜながら
溶解させ、その後加熱し、内温70℃で2,2′−アゾ
ビス÷2.4−ジメチルバレロニトリル)120りを加
えて、内温95℃全10分間保持した後、室温まで冷却
し粘稠な部分重合物全得之。
この部分重合物100kgに対して、2.2’−アゾビ
ス+2.4− ジメチルバレロニトリル)50ビニル製
ガスケツト’を介して4rmnの間隙で相対する2枚の
強化ガラス板で形成し九セル数組に注入し、70℃の温
水中で5時間重合し、その後さらに130℃の空気加熱
炉で2時間熱処理し友。冷却後セルを外し、厚みが約4
履の鮮かな青色を呈する弾性体全3%含有する樹脂板金
得た・ この樹脂板を用いて、実施例1と全く同様にしてバスタ
ブを製造し評価し念。その結果を第2表に示す。
表    2 水性、耐薬品性、耐候性、装飾性およびFRPとの接着
性にすぐnるので、バスタブ、洗面台、台所及び浴室の
壁囲p、化粧台、小型プール等のす、ニタリー用途にM
用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガラス転移温度が0℃以下である弾性体または該弾
    性体のグラフト共重合体を含有するメタクリル系樹脂の
    組成物であって、該組成物中の前記弾性体の含有量が0
    .1〜49重量%であることを特徴とするサニタリー用
    樹脂組成物。 2、弾性体がエチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリブタ
    ジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−
    アクリル酸エステル共重合体及びアクリル酸エステル−
    スチレン共重合体からなる群から選ばれるすくなくとも
    一種であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のサニタリー用樹脂組成物。
JP9418585A 1985-05-01 1985-05-01 サニタリ−用樹脂組成物 Pending JPS61252263A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5066718A (en) * 1988-09-16 1991-11-19 Rohm Gmbh Chemische Fabrik Compatible polymer mixtures

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5066718A (en) * 1988-09-16 1991-11-19 Rohm Gmbh Chemische Fabrik Compatible polymer mixtures

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