JPS61252201A - セルロ−スエ−テルの精製方法 - Google Patents

セルロ−スエ−テルの精製方法

Info

Publication number
JPS61252201A
JPS61252201A JP61055156A JP5515686A JPS61252201A JP S61252201 A JPS61252201 A JP S61252201A JP 61055156 A JP61055156 A JP 61055156A JP 5515686 A JP5515686 A JP 5515686A JP S61252201 A JPS61252201 A JP S61252201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cellulose ether
solution
extraction solution
impurities
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61055156A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0546361B2 (ja
Inventor
ガリー ジヨン シユルツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24861499&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS61252201(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Dow Chemical Co filed Critical Dow Chemical Co
Publication of JPS61252201A publication Critical patent/JPS61252201A/ja
Publication of JPH0546361B2 publication Critical patent/JPH0546361B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B11/00Preparation of cellulose ethers
    • C08B11/20Post-etherification treatments of chemical or physical type, e.g. mixed etherification in two steps, including purification

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セルロースエーテル組成物から不純物を除去
する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決すべき問題点〕セルロース
エーテルは、セルロースかう誘導される広範な種々のポ
リマーである。これらのポリマーは、水に可溶であるか
有機溶媒に可溶であるかあるいはその両者に可溶である
ことができる。
これらのポリマーは、例えば水溶液又は有機溶液のシッ
クナー、フィルム形成剤及び医薬や食品の分野における
バインダーとしての広範な種々の用途において有用であ
る。
一般的には、セルロースエーテルはアルカリセルロース
と1又はそれ以上のエーテル化剤とを反応させて調製さ
れる。これらのエーテル化剤は通常ハロゲン化アルキル
、酸化アルキレン、ハロカルボン酸又は硫酸ジアルキル
である。これらのエーテル化剤は高反応性であり、そし
て互いに反応して、あるいは水やセルロース上のアルカ
リと反応して不純物を生成することがある。これらの副
反応で生成する不純物は、セルロースエーテルが最終的
な用途、例えば医薬や食品の分野で使用される前に除去
しなければならない。
多くの水溶性セルロースエーテルが熱湯に不溶であると
いう事実を考慮すると、最終生成物中の不純物は、熱湯
中でゲル化点(すなわちセルロースエーテルが沈澱する
温度)を越える温度でセル。ロースエーテル生成物を洗
浄することによって除去することができる。一般的には
、このような操作はセルロースエーテル生成物ヲ大型フ
ィルター上に広げ、次いでその生成物に熱湯をスプレー
することにより行われる。しかし、成る量のセルロース
エーテルが熱湯中に溶けたまま残る。更に、常圧で水の
沸点に近いゲル化点を有するこれらのセルロースエーテ
ルは、その大部分が熱湯に溶けたまま残る。溶けたまま
残るセルロースエーテルの部分は、熱湯による洗浄中に
洗い流されて生成物の欠損を生ずる。例えば、低粘度の
ヒドロキシプロピルメチルセルロースでは約20〜約3
0%、高粘度のヒドロキシプロピル−メチルセルロース
では約5〜約9%が失われるのが一般的である。
低粘度種は、より多くの部分が任意の与えられた温度で
水に可溶性であるため、より多くの欠損を生ずる。
熱湯による洗浄方法における生成物欠損の問題は、所望
量の不純物を除去するために大量の水が必要とされると
いう事実により一層悪化する。一般的には、不純物1部
を除去するために本釣7〜約20部が必要である。この
大量の水は、不純物とともに、相当する大量のセルロー
スエーテル生成物を除去す−る。更にこの不純物と生成
物を含んだ大量の水を廃棄するときに、それらを浄化す
るために大きなコストが必要となる。
最近、米国特許第4,404,370号に、セルロース
エーテルが向流法により精製できることが開示されてい
る。この方法では、セルロースエーテル懸濁物をコンベ
アベルト上に滴下し、水−アルコール系精製剤で連続的
に洗浄する。該精製剤は数多くの噴霧口からセルロース
エーテル上に噴霧され、濾別される。濾別された精製剤
の一部は循環され、異なった噴霧口で精製剤として再使
用される。このような方法は、精製剤を有効に使用でき
るという利点があるが、温度や圧力といった他の工程パ
ラメーターを制御する手段を提供せず、しかも懸濁剤と
異なった精製剤を添加することが要求される。
既知方法の欠点を考慮すると、セルロースエーテル生成
物の実質的な欠損を生じることなく、かなりの量の不純
物を除去するような効果的で有用な洗浄システム中で、
セルロースエーテル組成物から不純物を除去するための
方法を提供することが望ましい。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は以下のような方法を提供する。本発明は、セル
ロースエーテル組成物から溶媒可溶性不・ 鈍物を除去
する方法であって、(a)濾過装置内に機能的に有効な
厚さのセルロースエーテル組成物を供給し、(b)該セ
ルロースエーテル組成物を、前記不純物用溶媒を有する
抽出溶液が前記の厚さのセルロースエーテル及び前記濾
過装置内を移動することができるように、不純物用の溶
媒を有する抽出溶液に接触させ、そして、(c)(1)
濾過装置内に実質的な厚さのセルロースエーテル組成物
が維持され、しかも、(2)前記の厚さを通して不純物
濃度の勾配が生ずるように、抽出溶液を前記の厚さのセ
ルロースエーテル組成物に通して移動させるようにする
ことから成る、セルロースエーテル組成物から溶媒可溶
性不純物を除去する方法である。
驚くべきことに、本発明方法は、セルロースエーテル生
成物の実質的な欠損を生じることなく、かなりの量の不
純物を除去する、効果的で有用な洗浄システムにおいて
、セルロースエーテル組成物から不純物を除去する手段
を当業者に提供するものである。
本発明方法により不純物が除去されたセルロースエーテ
ル組成物は、例えば、水性液体及び有機液体中のバイン
ダー及びミツフナ−、フィルム形成剤及び医薬や食品の
分野における、従来の精製セルロースエーテルの用途に
おいて有用である。
本発明は、例えばメチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロー
ス、ヒドロキシブチルメチルセルロース、エチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース等の既知の全てのセ
ルロースエーテル組成物から不純物を除去するのに有用
である。セルロースエーテルは、例えば米国特許第3.
342.805号、第3.388.082号、第3.7
09,876号、第4,477.657号等に開示され
た任意の既知方法から調製することができる。低分子量
、低粘度(約IQ、000CP S未満)のセルロース
エーテルに本発明方法は特に有用であることが分かった
。通常、セルロースエーテルの分子量は、その調製に使
用されるセルロースバルブの分子量によって決定される
。該分子量は、例えば米国特許第4,410.693号
に開示された接触又は酸化分解法によっても調節するこ
とができる。
一般に、セルロースエーテルは、木やオート麦の殻や木
綿から誘導した粉砕セルロースバルブと濃水酸化アルカ
リ金属水溶液(以下「苛性溶液」という)とを反応させ
て調製する。該苛性溶液は、少なくとも20、好ましく
は少なくとも40、より好ましくは少なくとも50重量
%の水酸化ナトリウムを含む水酸化ナトリウム溶液であ
ることが好ましい。該苛性溶液は、セルロースの結晶構
造を破壊し、エーテル化反応を触媒してエーテル基をセ
ルロースに付着する。
エーテル化剤は、通常酸化アルキレン、及び、酸化アル
キレンではない他のエーテル化剤例えばハロゲン化アル
キル、ハロカルボン酸又は硫酸ジアルキルである。しか
し3元(ternary)置換セルロースエーテルを調
製する場合には、酸化第2アルキレンを使用することが
できる。これらのエーテル化剤は、所望のセルロースエ
ーテルの型に基づいて選択され、例えばヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースを調製するには酸化プロピレンと
塩化メチレンが選択される。エーテル化剤の使用量は、
所望のセルロースの置換度に依有する。通常、より高度
に置換されたセルロースエーテルを得るためには、より
大量のエーテル化剤が必要とされる。
本明細書で使用している[セルロースエーテル組成物」
という用語は、アルカリセルロースとエーテル化剤との
反応生成物を意味する。このような組成物はその調製に
使用する液体試薬のため湿っているか、又は液体が除去
されていれば若干乾燥している。
該セルロースエーテル組成物は、成る量の不純物を含ん
でいる。一般に、これらの不純物は、アルカリ金属塩(
例えば塩化ナトリウムや塩化カリウム)、グリコールエ
ーテル、エーテル及び未反応エーテル化剤であることが
できる。これらの不純物は、湿った生成物を形成する液
体と共にあるいはその液体と無関係に溶液中に存在する
ことがあるか、固体として存在することかあ・る。不純
物を含む溶液は、固体のセルロースエーテル生成物の中
の空隙空間だけでなく、生成物の表面に存在することも
できる。使用する試薬のタイプによって、これらの溶液
は水溶液又は有機溶液となることができる。セルロース
エーテルの調製に水溶性試薬を使用すると、不純物を含
む水溶液は塩水の形態となることができる。一般に、こ
のような塩水は苛性溶液を加えたときに反応系に導入さ
れた水を含んでいる。
本発明方法を実施するために好適な濾過装置は、フィル
ターと、セルロースエーテル組成物を機能的に有効な厚
さに維持する手段とから成っている。
この装置は更に抽出溶液を、前記の厚さのセルロースエ
ーテルとフィルターとを移動させるための手段を備えて
いる。例えば、濾過装置は、底部にフィルターが装着さ
れた縦型を円筒体であることができ、これにより前記の
厚さのセルロースエーテルをフィルター上に支持するこ
とができ、そして抽出溶液をその厚さの上部に供給する
ことができ、重力により該抽出溶液を前記の厚さとフィ
ルターとを通過させてその底部から抜き出すことができ
る。同様にして、例えば、装置は横型円筒体であること
ができ、抽出溶液を遠心力又は前記厚みの両端間の圧力
差により移動させるようにすることができる。
好ましくは、該濾過装置は、工程の温度及び/又は圧力
を制御する手段を備えている。このような手段は装置に
有用性を与える。例えば、高温ではより不溶性であるセ
ルロースエーテルでは、温度そして必要ならば圧力を増
加させてこれらのセルロースエーテルを不溶化すること
ができる。圧力を制御することにより、抽出溶液を、前
記の厚さのセルロースエーテルを通して押すか引くかす
ることができる。
機能的に有効な厚さのセルロースエーテルは任意の方法
で濾過装置内に形成することができる。
そのような方法は、湿った反応生成物として又は溶液の
スラリーとしてのものでもよい。このような厚さは均一
なケーキに似ていることができる。
厚さは、抽出溶液がセルロースエーテル組成物を通して
移動する方向と平行の方向で測定される。
この厚さは、抽出溶液が加えられしかもその厚さを通し
て移動する際に実質的にその厚さが維持されるに十分な
厚さとする。「実質的に厚さが維持される」とは、抽出
溶液を加えることにより生ずる攪拌及び抽出溶液からセ
ルロースエーテル生成物を除去した後でも元の厚さの主
要部分が保存され、抽出溶液が均一性を乱すことなく厚
さを通して移動することを意味する。その厚さは、更に
抽出溶液がそれを通して移動した後にその厚さのセルロ
ースエーテル組成物を通して不純物の濃度勾配が生ずる
に十分な厚さとする。
不純物の濃度勾配は、前記厚さの一端の不純物濃度が他
端の不純物濃度と異なっている場合に生ずる。セルロー
スエーテルの厚さが、抽出溶液がその厚みを通して更に
移動するにつれ、より少量の不純物を抽出溶液が除去す
ることができるのに十分な厚みを有する場合に、前記の
勾配は生ずる。
セルロースエーテルの全部の厚みを抽出溶液の添加によ
って攪拌する場合には、勾配を生じさせることができな
い。前記の厚さの数値は臨界的なものではない。要求さ
れる全てのことは、セルロースエーテル組成物が勾配を
生じるに十分な厚さを有することである。
例えば高さ60インチ(約1.5 m、) 、直径14
インチ(約0.36m)の円筒体の場合、12インチ(
約0.3m)の厚さの組成物は不純物濃度の勾配を生じ
させるために十分である。高さ5フイート(約0.13
m)、直径14フイート(約0.36m)の円筒体の場
合、約8〜約24インチ(約0.2〜約0.6m)の厚
さの組成物は不純物濃度の勾配を生じさせるために十分
である。
しかし、勾配の大きさくつまり両端の濃度差)は層厚の
数値に依存させることができる。例えば、層厚が大きく
なると画濃度間の差も大きくすることができる。層の任
意の部分の不純物濃度は任意の既知方法により決定する
ことができる。例えば第1端部の部分を除去してそれを
溶液に溶解することができ、例えば硝酸銀滴定法を使用
してその不純物濃度を決定する。第2端部又は層の他の
任意の部分の不純物濃度も同様にして決定することがで
きる。
セルロースエーテルのケーキは抽出溶液で洗浄する。該
抽出溶液は、不純物が可溶な溶媒から成っている。本発
明の目的のためには、「溶媒可溶性不純物」は、溶媒と
結合したときに熱力学的に安定な混合物を形成する不純
物をいう二これらの混合物は自然に形成され、真性溶液
(この中で、個々の不純物分子は溶媒中に分散している
)及びミセル又はコロイド状溶液(この中で、不純物分
子は幾分か凝集しているが、凝集体の大きさはコロイド
の寸法よりも大きくなく、しかも抽出溶液とともにセル
ロースエーテル組成物を通過するのに十分な程度に小さ
くなっている)が含まれる。
該抽出溶液は、セルロースエーテルの一部分を不溶化で
きることが好ましい。
例えば、いくつかの水溶性セルロースエーテルは、塩基
性又は酸性pHにおいて水溶液に僅かに不溶である。溶
液を塩基性又は酸性にすればするほどこれらのセルロー
スエーテル不溶性になることがある。例えば、95℃で
は、4000CP Sのヒドロキシプロピルメチルセル
ロースは、0%塩溶液に14%溶解するが、20%塩溶
液には2%°しか溶解しない。
上記抽出溶液は、水溶液でも有機溶媒例えばアルコール
の溶液でも、それらの組合せであってもよい。抽出溶液
はセルロースエーテル組成物上及び組成物中に含まれる
不純物を含む溶液と同じタイプであると好都合である。
これにより不純物の抽出溶液への溶解性が保証される。
抽出溶液は成る量の不純物を含んでいることが好ましい
。その量は、0%から飽和まで変化することができるが
、そのような溶液の不純物濃度はセルロースエーテル組
成物の不純物濃度より小さいことが望ましい。
セルロースエーテル組成物は、必要ならば異なった抽出
溶液で1回より多く洗浄してもよい。組成物を、より多
く洗浄すると、より多くの不純物を除去することができ
る。
1回洗浄の場合、不純物を含むセルロースエーテル組成
物の成る量を組成物のケーキ状層が生ずるように濾過装
置に加える。「ケーキ状層(または、ケーキ状厚さ)」
とは、厚さが実質的に均一であることを意味する。該ケ
ーキの一端に、不純物を溶解する溶媒から成る抽出溶液
を加える。抽出溶液はケーキと濾過装置を通って移動す
る。該溶液を加えかつ移動する間、組成物の層厚が維持
される。この目的を達成するため、前記層における実質
的な攪拌を回避し、かつ溶液がケーキ内を均一性を乱す
ことなく通過するように溶液を組成物に加える。同様に
、セルロースエーテル組成物の僅かな量しか失われない
ように溶液を加えかつ移動させる。
例えば、セルロースエーテル組成物の僅かな量とは、約
5重量%未満、好ましくは約2重量%未満、より好まし
くは約1重量%未満、最も好ましくは約0.5重量%未
満である。
前記抽出溶液は、組成物の厚みを移動する際に、該組成
物の厚みに不純物濃度の勾配を生じさせることができる
。そのような勾配を生じさせるために、向流システムを
用いる。溶液が組成物から不純物を抽出する際、より不
純物濃度の大きい溶液部分が、より不純物濃度の大きい
組成物部分に接触する。同様に、より不純物濃度の小さ
い溶液及び組成物の部分同士が接触する。従って、溶液
が組成物を通過する際、組成物は、溶液の流れの方向に
対して逆流するように「流れる」。溶液が組成物を通過
した後の組成物の不純物含量は減少している。
本発明の好ましい態様では、セルロースエーテル組成物
は異なった抽出溶液で1回より多く洗浄される。セルロ
ースエーテル組成物はスラリーとして濾過装置に加える
と好都合である。スラリー溶液は、セルロースエーテル
の一部分を不溶化させるものであることができる。好ま
しくは、このようなスラリー溶液は、セルロースエーテ
ル組成物から除去すべき不純物を成る量含んでいる。ス
ラリーを加えることは、組成物を濾過装置に加えること
を容易にし、かつ溶液が除去されたときに組成物のケー
キ状層を形成することを容易にする。
好ましくは、該濾過装置は、温度及び圧力を制御するの
に適当な縦型円筒形タンクである。このような装置を使
用すると、ケーキの上端に加えられた抽出溶液の移動を
重力の作用によって促進することができる。更に、温度
(もし必要ならば圧力も)をセルロースエーテルのゲル
化点よりも上昇させることができる。圧力制御も、抽出
溶液を層に通して押し出すことにより抽出溶液の移動を
促進することができる。しかし、抽出溶液が全熱通過で
きないほど層を緻密化するまで圧力を増加させるべきで
はない。
セルロースエーテル組成物を濾過装置に有効な層厚を有
するように形成し、温度と圧力を所望のレベルに設定し
てから、第1の抽出溶液を層の上端に加える。好ましく
は、抽出溶液はセルロースエーテル組成物の一部を不溶
化するものである。
このような抽出溶液はセルロースエーテル組成物に含ま
れる不純物の成る量を含んでいると好都合である。もし
装置に組成物を提供するために使用するスラリー溶液が
同様に不純物を含んでいる場合は、抽出溶液の不純物濃
度はスラリー溶液の不純物濃度よりも小さいと好都合で
ある。第1の抽出溶液は重力により及び場合により圧力
を掛けることにより層を乱すことなく層を通して移動す
る。
抽出溶液は層の上端から下端までに不純物濃度の勾配を
生じさせることができる0層の上端の不純物濃度は、下
端の不純物濃度よりも小さい。
第1の抽出溶液で洗浄した後、層を第2の抽出溶液で洗
浄することができる。第2の抽出溶液は、初期の不純物
濃度が第1の抽出溶液の初期の不純物濃度よりも小さい
ことを除き、全ての点で第1の抽出溶液と同一であるこ
とが好ましい。第2の抽出溶液を層に加え、第1の抽出
溶液へ同様にして層を通して移動し、層は乱されること
なく洗浄され、不純物濃度の勾配が生ずる。
層は望むだけ多くの回数、必要とされるだけ多くの異な
った抽出溶液で洗浄することができる。
後から使用するそれぞれの抽出溶液は、前に使用した抽
出溶液よりも不純物濃度が小さいことが望ましい。
連続的に不純物濃度が減少する抽出溶液で層を洗浄する
と、二重の向流洗浄システムが生ずる。
第1の向流効果は上述の通り層内を移動する抽出溶液に
より達成される。第2の向流効果は連続的に不純物濃度
が減少する抽出溶液を使用することにより達成される。
層の不純物濃度が減少するにつれ、不純物濃度の小さい
抽出溶液で洗浄されることになる。
この多数回洗浄を行う態様では、各洗浄液を蓄えておき
将来のセルロースエーテル組成物のバッチの洗浄に使用
できるようにすることが望ましい。
例えば、あるバッチの組成物を洗浄するために使用する
第1の抽出溶液を蓄えておき、セルロースエーテル組成
物の他のバッチをスラリー化するために使用することが
できる。あるバッチの第2の抽出溶液は、第1の抽出溶
液のように蓄えておき他のバッチのセルロースエーテル
組成物の洗浄に使用することができる。同様に、多く洗
浄液を使用する場合、これらの洗浄液は再使用すること
ができ、各洗浄液はそれぞれの連続するバッチ内でより
早く使用することができる。
セルロースエーテル組成物を所望の回数洗浄した後、該
組成物は濾過装置から任意の便利な方法で除去すること
ができる。このような方法は、例えば、湿った組成物ケ
ーキとしてのものであっても、スラリーとしてのもので
あってもよい。8亥組成物は、水中に、又は使用した最
後の抽出溶液とほぼ同等か若しくはより少ない不純物濃
度を有する溶液中に再スラリー化することができる。ス
ラリーを濾過装置から除去し、セルロースエーテル組成
物とスラリー溶液を分離し、そして場合により、生成物
を熱湯で洗浄し、そして最終生成物を既知の方法に従っ
て乾燥することができる。上述した通り、組成物を再ス
ラリー化しそして濾過装置から除去する際に使用する水
又は溶液は蓄えて循環させることができる。
水と溶液を循環させることにより、与えられた量の水で
数個のバッチのセルロースエーテル組成物を洗浄する方
法が提供される。この水と溶液は実質的な飽和点に達し
たときにのみ廃棄される。
従って、与えられた任意量の水は、除去することのでき
る最大限の量の不純物を除去する。更に不純物を含む抽
出溶液がセルロースエーテルの一部分を不溶化する場合
には、与えられた任意量の水は生成物の最大限の量を不
溶化することができる。
本発明方法の多数の変数の最適のパラメーターは、既知
の物質収支計算により決定することができる。これらの
変数とは、例えば、一定量の不純物に対して使用する新
鮮な水の量、抽出溶液の初期濃度(「濃度」とは、もし
存在するならば成る量の溶液に存在する不純物の量をい
う)、層(厚み)を通って移動した後の抽出溶液の最終
的な不純物濃度、層(厚み)の量、重さ及び高さく密度
)、本発明方法を実施する際の温度及び圧力、ある量の
層に含まれる不純物を含む溶液の量、層の初期不純物濃
度、層の所望の最終不純物濃度、実施する洗浄(抽出溶
液)の回数、並びに理論的に実施できる洗浄の段階数°
である。理論的に実施できる洗浄の段階とは、同一量の
抽出溶液を用いて、不純物濃度の勾配を生じさせること
なく、層中に同一の不純物濃度を得るために必要な回数
である。
理論的な洗浄段階は、主として不純物を含む成る量の層
中の溶液の量に依有する。これらは、例えばR,H,ベ
リー(Perry)とC,H,ジルトン(Schilt
on)がマグロ−ヒル(McGrow−Hill)社の
ケミカル・エンジニアズ・ハンドブック(Chemic
alEngineers Handbook)第5版で
述べている抽出段階及び蒸留段階に類似している。
本発明方法は、実質的な生成物欠損を伴わずにセルロー
スエーテル組成物がら実質的に全ての不純物を除去する
方法を提供する。こうして得られる純度レベルは、セル
ロースエーテル生成物中での不純物が一般的には約2重
量%未満、好ましくは約1重量%未満、最も好ましくは
約0.5重量%未満である。一般的に、約95%より高
く、好ましくは約98%より高く、最も好ましくは約9
9%より高い純度を有するセルロースエーテル生成物が
回収される。このような収率と純度レベルは、低粘度で
水溶性のセルロースエーテル生成物についてさえも達成
される。このようなセルロースエーテルは、再循環抽出
溶液を含む貯蔵タンク中に蓄積するようなことは観察さ
れない。そのように拘束することを意図するものではな
いが、ケーキ状層はこれらのセルロースエーテルを凝集
させて不溶性部分にすることを容易にするものと考えら
れる。
次の実施例は、例として示すことのみを意図し、本発明
の範囲を限定することを意図するものではない。
〔実施例〕
ヒドロキシプロポキシモル置換度約0.1〜約0.35
、及びメトキシ置換度約1.1〜約1.65を有し、2
%溶液として測定したときの粘度が100CPSであり
、そして塩化ナトリウム含量が約30%であるヒドロキ
シプロピルメチルセルロースエーテルを調製した。
直径14インチ(約0.36m) 、高さ60インチ(
約1.52m)で底部を横切るスクリーンを有する攪拌
タンクから成る縦型円筒形の濾過装置に、熱を与えそし
て圧力を制御できるようにした。
呈上バヱ± 成る量のセルロースエーテル組成物を、塩化ナトリウム
の初期温度約12%の溶液中でスラリー化した。該スラ
リーは固形公約10%を含んでいた。前記濾過装置に、
約5フイート(約1.52m)のセルロースエーテル組
成物のスラリーを加えた。
装置の温度を約120℃に上げ、圧力を10psigに
上昇させた。該スラリー溶液を濾過して約12インチ(
約0.3 m)の厚さを有するセルロースエーテル組成
物のケーキ状層を形成した。スラリーの濾液は約19%
の塩化ナトリウム濃度を有していた。濾液を2つに分け
、1つを廃棄し、他を将来のバッチのスラリー化に使用
するために貯留タンク(タンクA)に入れた。初期塩化
ナトリウム温度約3%の抽出溶液を、攪拌が起こらない
ようにケーキの上端に加え、ケーキ中をそれを乱さない
ように移動させた。この洗浄による濾液は約12%の塩
化ナトリウム濃度を有し、これを上記タンクAに加えた
。塩化ナトリウム温度約0.7%の第2抽出溶液をケー
キの上端に加え、ケーキを乱すことなくケーキを通して
移動させた。この洗浄による濾液は約3%の塩化ナトリ
ウム濃度を有し、この濾液を別のタンク(タンクB)に
、将来のバッチの第1抽出溶液として使用するために蓄
えた。
該ケーキは約0.7%の塩化ナトリウム濃度を有する溶
液で再度スラリー化し、濾過装置から取り出して連続的
吸引フィルターに移した。この再スラリー化溶液を濾過
し、将来のバッチで第2抽出溶液として使用するために
別のタンク(タンクC)に蓄えた。場合により、将来の
バッチの第2抽出溶液又は再スラリー溶液として使用す
るために、新鮮な水をタンクCに加えてもよい。生成物
を乾燥した。生成物の不純物濃度は約1.5重量%より
小さく、約97%より多い生成物が回収される。
約11.3ボンド(約5kg)の不純物をセルロースエ
ーテル組成物から除去するのに約45.5ボンド(約2
0kg)の水を使用した。
玉1バヱ± 上記のように調製したヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースエーテル組成物の成るIを、mlバッチで蓄えられ
スラリー化濾液と第1抽出溶液の濾液とを含むタンクA
からの溶液中でスラリー化した。該溶液は約12%の塩
化ナトリウム濃度を有していた。該スラリーは約10%
の固体を含んでいた。約5フイート(約1.5m)のセ
ルロースエーテル組成物のスラリーを濾過装置に加えた
装置の温度を120℃に上げ、圧力を10ρsigに上
昇させた。該スラリー溶液を濾過して約12インチ(約
0.3m)の厚さを有するセルロースエーテル組成物の
層を得た。スラリー濾液は塩化ナトリウム温度約19%
を有していた。該濾液を2つに分け、1つの部分を廃棄
して他の部分をタンクAに入れた。第1バツチで使用し
た第2抽出溶液の濾液を含む抽出溶液をタンクBから取
り出した。
この溶液は、塩化ナトリウム温度約3%を有していた。
該溶液はケーキを攪拌しないように加え、ケーキを乱さ
ないようにその中を移動させた。この洗浄による濾液は
塩化ナトリウム温度約12%を有し、この濾液をタンク
Aに入れた。タンクCから、第1バツチで使用した再ス
ラリー化濾液及び/又は熱湯洗浄した濾液を含む第2抽
出溶液を取り出した。該溶液は約0.7%の塩化ナトリ
ウム濃度を有し、前述の洗浄と同様にして該溶液をケー
キに加えかつケーキ内を移動させた。この洗浄による濾
液は約3%の塩化ナトリウム濃度を有し、タンクBに蓄
えた。第1バツチの場合と同じように、セルロースエー
テル組成物を再スラリー化し、前記装置から吸引フィル
ターへ移し、乾燥させた。
この再スラリー化された濾液は場合により、新鮮な水と
ともに、第1バツチで使用した再スラリー化濾液も含む
タンクCに加えた。生成物は約1.5重量%より小さい
不純物濃度を有し、97%より多い生成物が回収された
。11.3ボンド(約5kg)の不純物をセルロースエ
ーテル組成物から除去するために約45.5ポンド(約
20kg)の水を使用した。
〔発明の効果〕
上記実施例は本発明方法の効果を例示するものである。
本発明では、洗浄水は将来のバッチ用として再使用され
、lバッチ当たり一部分の水のみが廃棄される。水がシ
ステムから除去されるのは、それが塩で飽和されたとき
だけである。この塩濃度の高い溶液は、それに対応して
小量の水を有している。塩濃度の高い溶液はセルロース
エーテルを不溶化するので生成物欠損は減少し、水はセ
ルロースエーテルを除去するのにほとんど使用されない
。濾過装置は熱を与えそして圧力制御できるようになっ
ているので、本発明方法はセルロースエーテルのゲル化
温度より高い温度で良好に実施することができ、実質的
に全ての生成物を不溶化して更に欠損を減少させる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)濾過装置内に機能的に有効な厚さのセルロー
    スエーテル組成物を形成し、 (b)溶媒可溶性不純物用の溶媒を有する抽出溶液が前
    記の厚さのセルロースエーテル組成物及び前記濾過装置
    を通過して移動できる態様で、不純物用の溶媒を有する
    抽出溶液に前記セルロースエーテル組成物を接触させ、
    そして、 (c)(1)濾過装置内に実質的な厚さを有するセルロ
    ースエーテル組成物が維持され、し かも (2)その厚さを通して不純物濃度の勾配が生ずるよう
    に、 抽出溶液を前記の厚さのセルロースエーテル組成物を通
    して移動させるようにすることから成る、セルロースエ
    ーテル組成物から溶媒可溶性不純物を除去する方法。 2、更に、 (d)セルロースエーテル組成物を、前記不純物用の溶
    媒を有する溶液によってスラリー化し、(e)濾過装置
    からセルロースエーテル組成物のスラリーを除去し、 (f)該スラリー溶液からセルロースエーテル組成物を
    分離する 工程を有する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、第2の抽出溶液を使用して工程(b)と工程(c)
    とを繰り返すようにした特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 4、セルロースエーテルが水溶性セルロースエーテルで
    ある特許請求の範囲第1項又は第3項に記載の方法。 5、セルロースエーテルがヒドロキシプロピルメチルセ
    ルロースエーテルである特許請求の範囲第4項に記載の
    方法。 6、セルロースエーテルがヒドロキシプロポキシモル置
    換度約0.1〜約0.35およびメトキシル置換度約1
    .1〜約1.65を有する特許請求の範囲第5項に記載
    の方法。 7、セルロースエーテルが2%溶液で約10,000C
    PS未満の粘度を有している特許請求の範囲第6項に記
    載の方法。 8、濾過装置が、縦型円筒タンク、温度制御手段及び圧
    力制御手段を備えている特許請求の範囲第1項又は第7
    項に記載の方法。 9、濾過装置が温度制御手段を備えている特許請求の範
    囲第8項に記載の方法。 10、濾過装置が圧力制御手段を備えている特許請求の
    範囲第9項に記載の方法。 11、不純物が塩化ナトリウムからなる特許請求の範囲
    第4項に記載の方法。 12、抽出溶液がセルロースエーテル組成物の一部分を
    不溶化することができるものである特許請求の範囲第1
    項又は第11項に記載の方法。 13、抽出溶液が塩化ナトリウム水溶液である特許請求
    の範囲第12項に記載の方法。 14、スラリー溶液が水である特許請求の範囲第2項に
    記載の方法。 15、抽出溶液と第2の抽出溶液とが水溶液である特許
    請求の範囲第3項に記載の方法。 16、抽出溶液と第2の抽出溶液とがセルロースエーテ
    ル組成物の一部分を不溶化することができるものである
    特許請求の範囲第15項に記載の方法。 17、抽出溶液と第2の抽出溶液とが或る量の不純物を
    含んでいる特許請求の範囲第16項に記載の方法。 18、第2の抽出溶液が抽出溶液より少ない濃度の不純
    物を含んでいる特許請求の範囲第17項に記載の方法。 19、セルロースエーテルが2%溶液で約10,000
    CPS未満の粘度を有している特許請求の範囲第4項に
    記載の方法。 20、セルロースエーテル組成物がスラリーとして濾過
    装置に加えられ、該組成物を該装置に加えた後で該スラ
    リー溶液を除去する特許請求の範囲第8項に記載の方法
    。 21、スラリー溶液が或る量の不純物を含んでいる特許
    請求の範囲第20項に記載の方法。 22、スラリー溶液が抽出溶液より大量の不純物を含ん
    でいる特許請求の範囲第21項に記載の方法。 23、更に、 (d)前記の厚さのセルロースエーテル組成物を、水に
    よって又は第2の抽出溶液中の不純物濃度とほぼ等しい
    か若しくはより小さい濃度の不純物を有する溶液によっ
    てスラリー化し、 (e)濾過装置からセルロースエーテル組成物のスラリ
    ーを除去し、そして (f)該スラリー溶液からセルロースエーテル組成物を
    分離する 工程を有する特許請求の範囲第22項に記載の方法。
JP61055156A 1985-03-15 1986-03-14 セルロ−スエ−テルの精製方法 Granted JPS61252201A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US712287 1985-03-15
US06/712,287 US4581446A (en) 1985-03-15 1985-03-15 Purification of cellulose ethers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61252201A true JPS61252201A (ja) 1986-11-10
JPH0546361B2 JPH0546361B2 (ja) 1993-07-13

Family

ID=24861499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61055156A Granted JPS61252201A (ja) 1985-03-15 1986-03-14 セルロ−スエ−テルの精製方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4581446A (ja)
EP (1) EP0194877B2 (ja)
JP (1) JPS61252201A (ja)
BR (1) BR8601149A (ja)
CA (1) CA1275650C (ja)
DE (1) DE3665312D1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2737109B2 (ja) * 1985-09-20 1998-04-08 株式会社リコー 音声区間検出方式
US4820813A (en) * 1986-05-01 1989-04-11 The Dow Chemical Company Grinding process for high viscosity cellulose ethers
DE3628826A1 (de) * 1986-08-25 1988-03-03 Henkel Kgaa Verfahren zur aufarbeitung von wasserloeslichen cellulosederivaten mit hohen flockungspunkten
DE3729268A1 (de) * 1987-09-02 1989-03-16 Henkel Kgaa Verfahren und anlage zur abtrennung und reinigung von celluloseethern und anderen cellulosederivaten
CA2008240A1 (en) * 1989-01-23 1990-07-23 Stephen B. Christensen Removal of undesirable material from water-soluble polymer solution
US5500124A (en) * 1991-12-06 1996-03-19 Hoechst Ag Process for the purifying working-up of reaction media and/or wash media obtained during preparation of cellulose ethers
US5218107A (en) * 1991-12-30 1993-06-08 The Dow Chemical Company Removal of undesirable material from water-soluble cellulose ether aqueous solutions
KR100461564B1 (ko) * 2001-11-24 2004-12-14 삼성정밀화학 주식회사 셀룰로스에테르의 제조방법
DE602005010362D1 (de) * 2004-11-02 2008-11-27 Shinetsu Chemical Co Verfahren zur Abtrennung wasserlöslicher Celluloseether
KR20170025168A (ko) * 2015-08-27 2017-03-08 롯데정밀화학 주식회사 셀룰로오스 에테르의 제조 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57109801A (en) * 1980-11-19 1982-07-08 Wolff Walsrode Ag Refinement of cellulose or starch ether
JPS57117501A (en) * 1980-11-27 1982-07-22 Wolff Walsrode Ag Purification of cellulose ether and starch ether

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1468048B2 (de) * 1964-11-28 1975-02-20 Henkel & Cie Gmbh, 4000 Duesseldorf Verfahren zur Herstellung von Hydroxypropyl-methylcellulosen
US3448100A (en) * 1968-04-18 1969-06-03 Dow Chemical Co Manufacture of carboxymethyl hydroalkyl mixed cellulose ethers
US4018681A (en) * 1972-10-13 1977-04-19 International Telephone And Telegraph Corporation Filtration of cellulosic solutions
US4229572A (en) * 1979-03-05 1980-10-21 The Dow Chemical Company Purification of cellulose ether reaction product
DE2912486A1 (de) * 1979-03-29 1980-10-09 Henkel Kgaa Verfahren zum reinigen von kaltwasserloeslichen celluloseethern und verwendung der gereinigten produkte, insbesondere in wasch- und reinigungsmitteln

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57109801A (en) * 1980-11-19 1982-07-08 Wolff Walsrode Ag Refinement of cellulose or starch ether
JPS57117501A (en) * 1980-11-27 1982-07-22 Wolff Walsrode Ag Purification of cellulose ether and starch ether

Also Published As

Publication number Publication date
BR8601149A (pt) 1986-11-25
JPH0546361B2 (ja) 1993-07-13
EP0194877B1 (en) 1989-08-30
US4581446A (en) 1986-04-08
CA1275650C (en) 1990-10-30
EP0194877B2 (en) 1998-01-28
EP0194877A1 (en) 1986-09-17
DE3665312D1 (en) 1989-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61252201A (ja) セルロ−スエ−テルの精製方法
US4398024A (en) Process for the purification of cellulose and starch ethers
FI67862C (fi) Rening av cellulosa- och staerkelseetrar
DE60115793T2 (de) Verfahren zur Beladung von Nicotin auf Ionenaustauschern in nicht-wässrige Umg ebung
US5218107A (en) Removal of undesirable material from water-soluble cellulose ether aqueous solutions
EP0276207B1 (en) Method of purifying 3-chloro-2-hydroxypropyl trialkylammonium chloride
JPS59148789A (ja) 高度に結晶性のナトリウムセフオペラゾンの製法
MX2007011967A (es) Un proceso mejorado para la fabricacion de rabeprazol sodico.
KR100652471B1 (ko) 단백질 결정을 건조시키는 방법
JPH0246592B2 (ja)
IE912360A1 (en) Process for the production of kappa carrageenans
US3228928A (en) Periodate modified polygalactomannan gum and method of preparing same
US2168375A (en) Chitin xanthate
JP2004526805A (ja) 無定形シラスタチンナトリウムの製造方法
JPS6366201A (ja) 高フロキユレ−シヨン点を有する水溶性セルロ−ス誘導体の後処理法
JP2000327562A (ja) リボフラビンを含む噴霧顆粒の製造方法
DE2542155A1 (de) Verfahren zur gewinnung von wasserloeslichem eiweiss aus kartoffelfruchtwasser
US2695285A (en) Processes for drying streptomycin
US4297163A (en) Drying of potassium silicate
US3882177A (en) Process for the preparation of DL-threo-1-(p-nitro-phenyl)-2-acetamino-1,3-propanediol
JPS6130650B2 (ja)
RU2088585C1 (ru) Способ получения очищенного феноксиметилпенициллина
JPH053413B2 (ja)
US3265572A (en) Process for preparing tyrociding and product produced thereby
CA1255702A (en) Method of purifying 3-chloro-2-hydroxypropyl trialkylammonium chloride

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term