JPS61252034A

JPS61252034A - ドレンプラグ自動締付機

Info

Publication number: JPS61252034A
Application number: JP60093480A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Seki; 哲男関; Toru Saijo; 西條　徹; Nagatoshi Kurata; 倉田　長俊; Kenji Oura; 健二大浦
Original assignee: CHUBU GIKEN KK; Toyota Motor Corp
Current assignee: CHUBU GIKEN KK; Toyota Motor Corp
Priority date: 1985-04-30
Filing date: 1985-04-30
Publication date: 1986-11-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本１１Ｊｈ、）ランスミッシロンユニット（以下トラン
スミッションと称す）の組み立て時に、ドレンプラグを
自動で締付けるためのドレンプラグ自動締付機に関する
ものである。

（従来の技術）従来、車両等のトランスミッションを組み立てる工程に
おいて、トランスミッション内の潤滑油を抜くためのド
レン孔にドレンプラグを締付ける作業は、最終工程時に
、作業者によジインバクトレンチで行なわれていた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、トランスミッションの組み立て、および
洗浄等は、自動化されているため、前述したように、ド
レンプラグの取り付は作業は、最終工程で行なセれてお
り、それで、洗浄時には、ドレン孔のマスキングを行な
わなければならなく、手間がかかると共に、マスキング
の不良によ如洗浄水が内部に浸入することがあった。

ま九、作業者によりインバフトレンチで締付けているた
めに締付トルクを一定にできなく、締付トルクが大き過
ぎるとドレン孔を傷めたり、締付トルクが小さいと潤滑
油が滲み出るという問題が生じた。

そこで、これらの問題を解決し、また、合理化を図るた
めに、ドレンプラグを自動的に締付ける装置が必要とな
っ九。

しかし、ドレンプラグを自動的に締付けるには、ドレン
孔を傷付は走り、ネジ山をつぶしたりしないように、ド
レン孔の位置決めを精度良く行なわなければならないが
、このように自動化されたトランスミッションの組み立
て工程においては、搬送する手段がコンベアにより行な
われる。そのためコンベア上で、搬送パレットに載置し
たトランスミッションのドレン孔を精度良く位置決めす
ることは非常に困難であるという問題が生じた。

本発明は、以上の問題点を解決し、作業の合理化とトラ
ンスミッションの品質の向上を図ることのできるドレン
プラグの自動締付機を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明は、以上の問題点を解決するための手段として、搬送コンベア上の所定位置にて停止可能な搬送パレット
と、該搬送パレットに載置されたトランスミッションのエン
ジン接合用ノック孔に向って突出づる位置決めピンと、該位置決めピンの突出後、前記トランスミツシランを挾
持するクランプ爪と、該クランプ爪によ）挾持されたトランスミッションのド
レン孔に、パーツフィーダーかう供給されるドレンプラ
グを取り付けるナツトランナーと、該ドレンプラグを所定のトルクで締付ける締付は用ナツ
トランナーで構成したものである。

（作　用）このように構成すると、搬送パレット上に載置されて、
搬送コンベア上を搬入されてくるトランスミッションを
、所定位置にて停止させ、この停止位置にて、トランス
ミッションに設けられている、エンジンと接合するため
の精度の良い接合ノック孔に位置決めピンが突出し挿入
し、その後に、クランプ爪によりてトランスミッション
を挾持する。このように、トランスミッションを、エン
ジンとの接合ノック孔を基準として保持することによシ
ドレン孔は精度良く位置決めされるので、ナツトランナ
ーによりドレンプラグを自動的にドレン孔に、孔を傷め
ることなく取り付けられることになる。

そして、次の工程で締付用ナツトランナーにより適正ト
ルクでトランスミッションに取り付けられたドレンプラ
グを締付ける。

（実施例）次に本発明の一実施例を第１〜４図を用いて説明する。

第１図は、この実施例の平面図を示し、第２図は側面図
を示すものである。

搬送パレット１に載置されたトランスミッション２は、
搬送コンベア３によシ搬送される。

この搬送コンベア３は、下側に設けられたモータ４によ
り駆動して搬送パレット１を移動させるものである。

搬送コンベア３には、搬送パレット１を所定位置にて停
止させるパレットストッパーシリンダ５，６．７が設け
られている。パレットストッパーシリンダ５は、順次送
られて来る搬送パレットを、前のトランスミッションの
ドレンプラグ取付作業が終了するまで待機させるための
ものである。

次ニ、パレットストッパーシリンダ６により停止した搬
送パレット１は、パレット位置決めピン８，８が搬送パ
レット１の底面に設けられた位置決め孔９．９（挿入し
て位置決めされ、その状態で上方へ持ち上げられる。１
０は、パレット位置決めピン８，８および搬送パレット
１の上下を行なうためのシリンダ機構である。

こうして持ち上げられたトランスミッション２は、治具
プレー）１１１／（保持される。

第３〜４図は、この保持された状態を示したものである
。

次にこの保持機構について説明する。

治具プレート１１は、シリンダ機構１２を設けた中間プ
レート１３に支持部材１４．１４・・・を介して固定さ
れており、シリンダ機構１２のピストンロッド１２ａの
伸縮により、前後に移動することができるようになって
いる。また、中間プレート１３にはシリンダ機構１５が
設けられておシ、このシリンダ機構１５のピストンロッ
ド１５ａはシャフト支持プレート１６に固着している。

そして、シャフト支持プレート１６Ｖｃは、回動自在に
支持されたシャツ）　１７，１７．１７が設けられてお
シ、前記シリンダ機構１５のピストンロッド１５ａの伸
縮によシシャフト１７も前後に移動可能となっている。

また、シャフト１７，１７．１７は、シリンダ機構１８
とクランク装置１９によシ回動するようになっており、
また、先端部には、クランプ爪２０．２０．２０が固着
している。

２１は、位置決めピンで、中間プレートにシリンダ機構
２２を介（７て設けられており、このシリンダ機構２２
によシ前後に可動するようになっている。

このように構成されたトランスミッションの保持装置の
作動について説明すると、治具プレート１１が、シリン
ダ機構１２により前進し、トランスミッション２のエン
ジン接合面２３に当接すると、位置決めピン２１がシリ
ンダ機構２２により前方に突出しトランスミッションに
設けられているエンジン接合用ノック孔２４（Ｃ挿入す
る。そして挿入すると同時にシリンダ機構１５によりシ
ャ７　ト１７，１７，１７に固着したクランプ爪２０，
２０．２０がトランスミッション２のクランク部２５に
：係止する方向に回動し、また、シリンダ機構１８のピ
ストンロッド１８ａが伸張してシャツ）　１７．１７．
１７を後方に移動することＫより、クランプ爪２０，２
０．２０がトランスミツシラン２のクランク部２５を治
具プレート１１に挾持するととくなる。

このように、）ランスミッシ璽ン２を精度のあるエンジ
ン接合用ノック孔２４に位置決めピン２１を挿入して治
具プレート１１に保持することによシ、ドレン孔２６の
位置が規制される。

このように位置が規制されたドレン孔２６の軸線上には
、ナツトランナー２７のソケット部２８が設けられてお
シ、このソケット部２８にはガスケット２９が組み込ま
れたドレンプラグ３０が嵌められている。そして、ソケ
ット部２８が弱いトルクで回転しながら前進してドレン
孔にドレンプラグ３０を取シ付ける。ここで、ガスケッ
ト２９とドレンプラグ３０は、パーツフィーダー５１．
５２から自動供給され、また、ガスケット２９Ｆｉ自動
的にドレンプラグ５０に組み込まれるものである。

尚、このす・ットランナ２７には、ドレンプラグ３０を
ドレン孔２６に組み付ける時にドレン孔２６を傷つけな
いため、また、ドレンプラグ３０のネジのダコン、不良
等を検知するための電気制御回路（図示せず）を設けて
いる。

これは、ナツトランナー２７のトルクの信号とドレンプ
ラグ３０の前進端の位置検出信号を併用して異常検出す
るものである。

このようにして、ドレンプラグ３０を取り付けたトラン
スミツシラン２は、保持機構からはずされ、搬送パレッ
ト上に載置されて搬送コンベアにより移動する。そして
、次にパレットストップシリンダ７によシ停止させられ
、それと同時に、搬送コンベア３に設けられているパレ
ット位置決めピン３２．５２がシリンダ機構３３により
前記搬送パレット１の位置決め孔９，９に挿入すること
により搬送パレット１は搬送コンベア５上で位置が規制
される。そして、締付ナツトランナー３４により、トラ
ンスミッション２に取り付けられているドレンプラグ３
０を所定のトルクで締め付ける。

このようにして、トランスミッション２のエンジン接合
ノック孔の精度が良いことを利用して、これを基準とし
て保持することにより、ドレン孔２６とナツトランナー
２９の軸線を一致させることができる。それにより、ド
レンプラグ３０をドレン孔２６を傷つけることなくドレ
ン孔２６に取り付け、そして次の工程で、所定トルクで
の締め付けを行なうことＫよシ、ドレンプラグの自動締
付を行なうことができるようにしたものである。

（発明の効果）本発＃Ｊは以上のような構成としたので、自動でドレン
プラグをトランスミッシ璽ンに締め付けることができる
ため、作業の合理化が図れると共に、所定のトルクで締
付けられることにより、不良を大巾に減少でき品質の向
上を図ることができる。

また、トランスミッシ四ンの洗浄前にこの装置に設けら
れるため、ドレン孔のマスキングの手間を省き、また洗
浄水の浸入を防ぐことができる等の効果を奏するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の平面図、第２図は、第１図の側面図、第３図は、トランスミッシ璽ンの保持状態を示す側面図
、第４図は、第３図における■−■断面図を示す。１・・・搬送パレット　　２０・・・クランプ爪２１・
・・位置決めピン　　２７・・・ナツトランナー３１．
３２・・・パーツフィーダー３４・・・締付ナットランナー

Claims

【特許請求の範囲】

（１）搬送コンベア上の所定位置にて停止可能な搬送パ
レットと、該搬送パレットに載置されたトランスミッションユニットのエンジン接合用ノック孔に向って突出
する位置決めピンと、該位置決めピンの突出後、前記トランスミッションユニットを挾持するクランプ爪と、該クランプ
爪により挾持したトランスミッションユニットのドレン孔に、パーツフィーダーから供
給されるドレンプラグを取り付けるナットランナーと、該ドレンプラグを所定のトルクで締付ける締付け用ナットランナーとでなることを特徴とするドレ
ンプラグ自動締付機。