JPS61251679A - 抗炎症剤として有用なフエニルアルキル−2,3−ジヒドロベンゾフラン及び類似化合物 - Google Patents

抗炎症剤として有用なフエニルアルキル−2,3−ジヒドロベンゾフラン及び類似化合物

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JPS61251679A
JPS61251679A JP61094966A JP9496686A JPS61251679A JP S61251679 A JPS61251679 A JP S61251679A JP 61094966 A JP61094966 A JP 61094966A JP 9496686 A JP9496686 A JP 9496686A JP S61251679 A JPS61251679 A JP S61251679A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗炎症剤として有用な新規のフェニルアルキ
ル−2,3−ジヒドロベンゾフラン及び相当するジヒド
ロベンゾピランに関する。ベンジルジヒドロベンゾフラ
ンの群は有効な利尿剤として米国特許第4,435,4
22号に開示されている。しかしながら、この特許は、
本発明の新規の化合物を開示していないし、また本発明
の化合物の抗炎症活性を開示していない。
新規の化合物は、腹腔マクロファージアッセイ及び多形
核白血球アッセイにおいて、イン・ビトロ(in vi
tro )  のロイコトリエン及びプロスタグランジ
ン両者の合成阻害剤として有効である。それらはまた、
強力なりポキシゲナーゼ阻害剤である。更にまた、それ
らは、イン、ビツボ(in vivo )における局所
的なマウスの耳アッセイ及び紫外線紅斑アッセイにおい
て局所的な抗炎症剤として活性のあることが認められて
いる。
最近の研究において、リウマチ様の関節炎のような慢性
炎症疾患の発現と進行にはマクロファージ及び多形核白
血球が関与していることが示されている。炎症条件の進
行の過程では、マクロファージ及び多形核白血球の出現
及び/または存在が一般に見られる。マクロファージは
炎症刺激に反応して種々の生産物を分泌することが知ら
れている。例えば、1)中性タンパク分解酵素−リュー
マチ様の軟骨破壊中に直接食まれていることが認められ
ている分野性ペプチド結合の分解酵素、及び 2)プロスタグランジン(PC)(例えば、マウス腹腔
マクロファージによるR2及び1t  )及びシクロオ
キシゲナーゼ及びリポキシゲナーゼ系から得られる他の
7ラキドン酸(arachidonlc acid )
  誘導体。
これらのアラキドン酸酸化生産物は、種々の急性炎症条
件の決定的な媒体として同定されている。
従って、マクロファージまたは多形核白血球の形成、媒
体の遊離、又は機能を阻害することのできる薬剤はリウ
マチ様の関節炎、気腫、気管支炎、喘息、骨関節炎、急
性呼吸阻害症候群、エンドトキシンショック症候群のよ
うなショック症候群、を椎炎、狼癒、痛風、乾癖、疼痛
、眼炎症、及び他の炎症疾患の治療における有効な薬剤
であることができる。
局所的マウス耳アッセイに関して、インドメタシン(i
ndomethacin )  のような古典的非ステ
ロイド性抗炎症剤及びデクサメタゾーンのようなステロ
イド性抗炎症剤はこの試験法で活性のあることが立証さ
れてい為。
紫外線紅斑試験に関して、紫外線紅斑条件は部分的には
PGシンセターゼ、例えばシクロオキシゲナーゼの作用
によシアラキドン酸から酸化的に誘導されるプロスタグ
ランジンの局所的な遊離の結果であることが以前に示さ
れている。それ故、紅斑を阻害する薬剤は、一般に活性
のある局所抗炎症剤であると考えられている。
更に、著しるしく全身的活性の無い抗炎症剤は、それら
が副作用、例えば全身的N5AID3(非ステロイド性
抗炎症剤)の使用者がしばしばこうむる胃腸の潰瘍及び
出血の原因とならない意味において有利である。従って
、本発明の目的は新規のフェニルアルキルジヒドロベン
ゾフラン誘導体及び類似化合物を局所抗炎症剤として提
供することである。これらの薬剤は皮膚炎症状態及び掻
痒症、例えばひやけ、紅斑、湿疹、接触皮膚炎、アレル
ギー性皮膚炎、乾癖、及び他の戊膚疾患の治療に有用で
ある。それらはまた、歯根膜 (peridontal )  疾患の予防または治療
または眼炎症の治療のための局所塗布に有用である。
本発明の他の目的は、主題の新規の化合物の適当な製造
・法を提供することである。
更に本発明の目的は、種々な炎症疾患、特に皮膚科的状
態を含む種々な炎症疾患の治療の九めの活性化合物の有
効量を含む医薬的に受容し得る組成物を提供することで
ある。
最後に、本発明の目的は、そのような治療を必要とする
哨乳動物種に対して新規な化合物または医薬的に受容し
得る組成物の治療的有効量を投与することによる、炎症
特に皮膚炎症を治療する方法を開発することである。
本発明は式(I) 〔式中、 mは1〜4、 。は2または3、 rは1〜3、 Aは (al  (R”)q (ここに、qは1〜5の整数で
り、またR1が一つ以上あるとき、R1は互に同じかま
た異なることができ、また (1)水素、 (2)  ハロゲン、特°にフッ素、塩素または臭素、 (3)低級アルコキシ基、特にC1〜aアルコキシ基、
例えばメトキシ基、エトキ シ基、インプロポキシ基、t−ブトキ シ基またはシクロへキシルチオ基、 または−0CR,0−1 (4)低級アルキルチオ基、特にC1〜6アルキルチオ
基またはC2〜6ハロアルキルチオ基、例えばメチルチ
オ基、エチ ルチオ基、トリフルオロメチルチオ基 またはシクロへキシルチオ基、 (5)  低級アルキルスルフィニル基、特にC8〜6
アルキルスルフイニル基、例えばメチルスルフィニル基
、i−プロピ ルスルフィニル基、及びシクロペンチ ルスルフィニル基、 (6)低級アルキルスルホニル基、特にメチルスルホニ
ル基、エチルスルホニル 基及びn−ブチルスルホニル基のよう なCI〜6アルキルスルホニル基、 (7)置換されていないかまたはベンジルオキシ基のよ
うな置換されたフェニル 低級アルコキシ基、 (8)低級アルキル基、特にメチル基、エチル基、プロ
ピル基、t−ブチル基、 ペンチル基、ベンジル基、シクロプロ ピル基、シクロペンチル基またはシク ロヘキシル基のようなC1〜。アルキル基、 (9)低級アルケニル基、特にC2〜6アルケニル基、
例えば、ビニル基、アリル 基、及びブテン−2−イル基 (10)低級アルカノイル基、特にホルミル基、アセチ
ル基またはl−プロパノイ ル基、 (11)ハロ低級アルキル基、特にトリフルオロメチル
基のようなC1〜6ハロアルキル基、 (121−COOH。
C13) アリール基、特にフェニル基または置換され
たフェニル基、例えば4−メ トキシフェニル基、2,4−ジフルオ ロフェニル基または3−クロロフェニ ル基、 (14)アリールオキシ基、特にフェノキシ基、 C15) シアノ基、 (16)ヒドロキシ低級アルキル基、特に−CH,OH
% Cl03−CH(OH)−のようなヒドロキシC1
〜3アルキル基、 C17)ハロ低級アルカノイル基、特にハロC1〜6ア
ルカノイル基、例えばCF、Co 。
(18)下に定義したようなヘテロアリール基、 (19)低級アルカノイルオキシ基、特にアセチルオキ
シ基、 (20)水酸基、または、 (21)低級アルカノイルまたはハロ低級アルカノイル
低級アルキル基である。) で置換されたフェニル基、 (b)  置換されていないかまたは置換されたヘテロ
アリール基、例えば (1)チェニル基、 (2)ベンゾチェニル基、 (3)  フリル基、 (4)ベンゾフリル基、 (5)  ピリル基、 (6)インドリル基、 (7)  チアゾリル基、 (8)ベンゾチアゾリル基、 (9)  チアジアゾリル基、 (10)ベンゾチアジアゾリル基、 (11)キノリル基、 Cl2)イソキノリル基、 (13)ピリジル基、 (14)ピラジニル基、 (15)テトラゾリル基、 (16)トリアゾリル基、または (17)イミダゾリル基、 であり、上のヘテロアリール基は、1つ以上のR1、例
えば、C1〜6アルキル基、C2〜6アルカノイル基、
”1〜6ハロアルキル基、ハロケン、シアノ基、または
ヒドロキシC7〜3アルキル基で置換されることができ
、R1R2及びR3は独立にR1である。〕の新規な化
合物または薬学的に受容しうるその塩に関する。
本発明の好ましい実施態様においては、AはCRI)q
C式中、qは1または2であシ、R1は (a)  水素、 (b)  低級アルコキシ基、 (c)  ハロゲン、 (a)  低級ハロアルキル基、 (。)低級アルカノイル基、 (f)  ヒドロキシ低級アルキル基、(g)  水酸
基、または (hlcN である。)で置換されたフェニル基であシ、RはR1で
あり、セしてRはR1と同じがまたは異なることができ
、R2は、 (a)  フェニル基、 (b)  低級アルキル基、 (cl  低級アルカノイル基、または(d)  ヒド
ロキシ低級アルキル基、であり、 R3はHであシ、 nは2または3であシ、 mは1〜4であシ、そして rは1 である。
本発明のより好ましい実施態様における化合物は、R1
は低級アルカノイル基またはヒドロキシ低級アルカノイ
ル基であシ、RはR1であシ、そしてRはR1と同じか
または異なることのできる式 本発明の新規な化合物は既知の出発物質から製造され、
次にその例を示す。
略図(at 工程(b) (2)アリール/ヘテロアリールメタン式中(m−1)
>I C■1)                 (VII
[)略図(cl−ベンジル誘導体の製造例 シンナミルフェノールのような出発物質を製造する方法
は既知であり、その製造法は米国特許第3,745,2
22号、第3,775,540号、第3.777.03
9号、第3,865,748号、第3.936.393
号、第3.951.820号及び第4 、105.69
8号に開示されたのと同様である。
本発明はまた、そのような治療を必要とする患者におけ
る炎症特に局所炎症を治療する方法に関する。一般に式
(I)の化合物の十分な量またはその薬学的組成物が活
性成分として患者に投与される。
局所マウス耳アッセイ(TME )が、本発明の新規な
化合物の局所的に適用されたホルボールミリステートア
セテート(PMA )または局所的に投与されたアラキ
ドン酸(AA)によシ引き起こされた炎症反応に対する
効果を評価するのに使用された。炎症反応は浮腫(湿潤
重量で測定)、血管浸透性(”’I−BSAの蓄積によ
シ測定)またはPMN侵潤Cミエロペルオキシダーゼ活
性によシ測定)の形であることができる。このアッセイ
のプロトコノC及びそれらによって得られた幾つかの結
果を以下に要約する。
局所マウス耳アッセイ 方法:マウス(一群5匹)の右耳を5μtのPMAまた
は1000μ2 のAA単独または25μtの賦形剤に
加えた供試化合物で局所的に処理した。その賦形剤は水
/ピリジン/アセトン(1:2:97’)であった。対
照区のマウスは賦形薬のみであった。マウスは2時間毎
にAA及び4時間毎にPMAを投与する治療期間中、自
由に飲食せしめた。マウスは頚部脱臼により犠牲に供し
、処理及び未処理区双方の耳から直径6mの円形組織を
打貫き採取した。組織生検のため、直接秤量し、未処理
区の耳の重量に対する処理区の耳の重量の増加を測定し
た。
血管浸透性の測定のためには、局所投与の15分前、1
μM12! 1−牛血清アルブミン(!25I −B 
S A )を0.54リン酸塩で緩衝した塩水に添加し
て投与した。試験開始時、処理及び未処理区双方の耳の
生検につき放射能の量を測定し、未処理区組織の放射能
の量に対する、処理区組織の放射能の増加量を測定した
PMN侵潤の試験として、ミエロペルオキシダーゼ活性
を同一組織について測定した。
組織生検を11ntの0.5チヘキサデシルトリメチル
アンモニウムブロミド中で均質化し、1200 xtで
45分間遠心分離した。上澄相の7リコート40μtに
ついて、自動化したタイターチック(Titertek
 )分析としてエッチ、ダーティ−(H,Doughe
rty )により考案された比色法により、MPO活性
を測定した。MPO活性は処理区の耳均質化物のOD4
.sOマイナス未処理区の耳の摩砕物の0D45o  
として表わされる。
すべての測定値は平均士SEM、N=5マウス/群とし
て表わされている。結果を第1表に示す。
第  1  表 5−(3−(4−7セチルフエニル)プロピル)−5−
ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン(化合物A
)及び6−(3−(2−ヒドロキシメチルフェニル)プ
ロピル)−5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン(化合物B)の効果 インドメタシン  308 化合物A     221 化合物B       20 炎症、熱または痛みの治療のためには、通常の無毒の医
学的に受容し得る担体、アジュバント及び賦形剤を含む
投与単位形体で吸入噴霧によりまたは直腸に、局所的に
投与される。
活性成分を含む薬学的組成物は局所使用に適した形体、
例えば、水性または油性溶液または懸濁液、分散性粉末
または顆粒、チンキ剤、局所用エーロゾル乳化液、クリ
ーム、軟膏、ゼリー、生薬などにすることができる。
局所用組成物は、医薬組成物の製造のための技術として
知られるいずれの方法によっても製造することができ、
またそのような組成物は一つまたはそれ以上の活性化合
物を含むことができる。
水性懸濁液は、水性懸濁液の製造に適した賦形剤との混
合物として活性物質を含有する。
そのような賦形剤は懸濁剤、例えばナトリウムカルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリ
ビニルピロリドン、トラガカントガム及びアカシアゴム
であり、分散剤または湿潤剤は天然に存在するリン脂質
、例えばレシチンまたはアルキレンオキシドと脂肪酸と
の網金生産物、例えばポリオキシエチレンステアレート
、または工チレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールとの
縮合生産物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタノー
ル、またはポリオキシエチレンンルビトールモノオレー
トのようなヘキシトール及び脂肪酸から誘導される部分
エステルとエチレンオキシドとの縮合生産物、または脂
肪酸とへキシトール無水物から誘導される部分エステル
とエチレンオキシドとの縮合生産物、例えばポリオキシ
エチレンソルビタンモノオレートである。前記水性懸濁
液はまた、一つまたはそれ以上の防腐剤、例えばp−ヒ
ドロキシ安息香酸エチル、またはn−プロピルを含むこ
とができる。
油性懸濁液は、活性成分を植物油、例えば、落花生油、
オリーブ油、ゴマ油、またはココナツツ油、または流動
パラフィンのような鉱物油に懸濁することによシ処方す
ることができる。油性懸濁液は増粘剤、例えば密ロウ、
固形パラフィンまたはセチルアルコールヲ含むことがで
きる。これらの組成物はアスコルビン酸のような抗酸化
剤の添加により保存することができる。
水を添加して水性懸濁液を製造するのに適した分散性粉
末及び顆粒は、湿潤剤、懸濁剤及び一つまたはそれ以上
の防腐剤との混合物として活性成分を提供する。適当な
、分散剤または湿潤剤及び懸濁剤は、既に上で述べた物
によシ例示される。
本発明の医薬組成物はまた。水中油型エマルジョンの形
体とすることができる。油相は植物油、例えばオリーブ
油または落花生油、または鉱物油、例えば、流動パラフ
ィンまたはそれらの混合物とすることができる。適当な
乳化剤は天然に存在するガム、例えばアカシアゴムまた
はトラガカントゴム、天然に存在するリン脂質、例えば
大豆レシチン、及び脂肪酸及びへキシトール無水物から
誘導される部分エステル又はエステル、例えばソルビタ
ンモノオレート、及び前記部分エステルとエチレンオキ
シドとの縮合生産物、例えばポリオキシエチレンソルビ
タンモノオレートであることができる。
本発明の薬学的組成物を含む軟膏は、当該技術分野で知
られている他の方法の中で、活性成分をグリコール低級
アルカノール、及び水からなる媒質;ゲル化剤;または
任意にアジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル
、カプロン酸エチル及びラウリン酸エチルのようなアジ
ュバントと組み合わせることにより製造される。適当な
グリコールはプロピレングリコール、ブチレンゲリコー
ル、ポリエチレングリコールなどを含む。一般に、ジイ
ソプロピルアミン及びトリエチルアミンのような有機ア
ミンで予め中和したカルボキシビニルポリマー、セルロ
ース、例えばヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロースがゲル化剤として使用される。
また本発明の化合物は薬剤の直腸投与のための生薬の形
で投与することができる。これらの組成物は、薬剤を常
温では固体であるが胃腸内温度では液体であり、従って
胃腸内で融解して薬剤を放出するような適当な無刺激性
の賦形剤と混合することにより製造される。
そのような物質はココアバター及びポリエチレングリコ
ールである。
一日当り体重にg当り0. I IIyi〜140qの
水準の投与量は上に示した条件(−日当り患者−人当、
!t5IN!〜7 fms )での治療に有用である。
例えば、炎症は一日当シ体重g当り約0.5〜50#v
(−日当り患者−人当り25Ing〜52)の化合物の
投与により有効に治療される。好都合にも、−日当シ体
重にg当シ約2η〜約20#v(−日当シ患者−人当シ
50INi〜12)の投与量は、高度に有効な結果を与
える。
担体物質と組み合わせて単位投与形体を作り出す活性成
分の量は、治療される主体及び投与の個別の方法によシ
変動する。単位投与形体は一般に、約25η〜約12の
活性成分を含む。
特ニ、緑内障または他の眼の炎症のような上昇した眼内
圧に伴うそれを含む眼科症状の治療に用いる場合、活性
化合物は適当な場合、局所的にまたは全身的に投与する
ことができる。投与量は一日当シ0.1程度の少量から
25η以上を一日当シー回、または好ましくは2〜4回
投与することができるが、−日当シー回投与が満足すべ
き治療となっている。
全身的に投与する場合、薬剤はいずれの径路でも投与す
ることができるが、経口径路が好ましい。経口投与にお
いては、薬剤は、錠剤またはカプセルのような通常の投
与形体のいずれでも、また同時供給または持続的放出形
体で使用することができる。通常の賦形剤または打錠助
剤のかなシ多くを、同様に含むことができる。
局所径路で投与する場合、活性薬剤または、ナトリウム
塩またはカリウム塩のような眼科的に受容し得るその塩
を眼科製剤中に配合することができる。そのような処方
においては、重量で0.11〜15係を使用することが
できる。目的は、症状が存続する限シ継続する治療にお
いて、患者に一日当り一眼当り0,1チル15%を投与
することである。
かくして、眼科における局所供給用の溶液挿入剤、軟膏
または懸濁液、または全身供給用の錠剤、筋肉注射、ま
たは静脈注射用組成物においては、活性薬剤またはその
塩の同当量が用いられ、残シは担体、賦形剤、防腐剤な
どのような、そのような組成物に通常使用される物であ
る。
本発明の活性薬剤は、懸濁液、軟讐、または固形挿入剤
のような眼への局所投与に用いられる眼科用薬学的組成
物の形で投与されるのが最も適当である。これらの化合
物の処方は0.01〜15チ及び特に0.5チ〜2係の
薬を含む。より高い投与量、例えば約10%、またはよ
シ少い投与量は、その投与によシ上昇した眼内圧を減少
するか制限することに有効であることを前提として用い
ることができる。化合物の0.001〜110In、好
ましくは、0.005〜2.0■、また特に0.1〜1
.0!IIgの単位投与量が一般に、治療されるべき症
状が存続する限り一回または分割投与の毎日の基準とし
て人間の眼に適用される。
すべての薬剤におけるように、要求される投与量は変動
し得るものであシ、患者の疾患及び反応に基づいて、個
別化されなければならない。
活性化合物を含む薬学的調製物は通常、無毒の薬学的有
機担体、または無毒の薬学的無機担体と混合することが
できる。典型的な医薬的に受容し得る担体は、例えば、
水、水と低級アルカノールまたはアラルカノールのよう
な水に混和し得る溶媒との混液、植物油、ポリアルキレ
ングリコール、石油を基材としたゼリー、エチルセルロ
ース、オレイン酸エチル、カルボキシメチルセルロース
、ポリビニルピロリドン、ミリスチン酸イソプロピル及
び他の通常使用される受容し得る担体である。また、薬
学的調製物は乳化剤、保存剤、湿潤剤、増粘剤などのよ
うな無毒の助剤、例えば、ポリエチレングリコール20
0,300゜400及び600、カルボワックス100
0゜1500.4.000,6.000及び10.00
0、低温殺菌性があり、使用に際して無害であることが
知られる第四アンモニウム化合物、フェニル水銀塩のよ
うな抗菌剤、チメロサール、メチル及びプロプリパラベ
ン、ベンジルアルコール、フェニルエタノール、緩衝成
分、例えば塩化ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、酢酸ナ
トリウム、グルコン酸塩緩衝剤、及びソルビタンモノラ
ウレート、トリエタノールアミン、オレート、ポリエキ
シェチレンソルピタンモノパルミチレート、ジオクチル
ソジウムスルホサクンネート、モノチオグリセロール、
チオソルビトール、エチレンジアミン西酢酸などのよう
な他の通常の成分である。その上、通常のリン酸緩衝液
賦形薬系、等偏性ホウ酸賦形薬、等強性塩化ナトリウム
賦形薬、等偏性ホウ酸ナトリウム賦形薬などを含む適当
な眼科用挿入剤は本目的の担体媒質として使用すること
ができる。
医薬製剤はまた、薬剤注入後本質的にそのまま残る挿入
剤、または涙液に溶解するかまたは他の形で分解する生
物分解性挿入剤のような固体挿入剤の形とすることもで
きる。
眼科用処方の次の実施例が実例として与えられる。
実施例A 化合物A          1q 15qリン酸−ナ
トリウム・二水和物  10#v  5■リン酸二ナト
リウム・12水和物 30IIli 15q塩化ベンザ
ルコニウム   0.1η o、ll1v化合物A1リ
ン酸緩衝液用塩、及び塩化ベンザルユニラムを水に添加
し溶解する。組成物のpHを6,8に調節し、所定量ま
で希釈する。゛組成物を電離放射線によシ殺菌する。
実施例B 式(I)の化合物       5■ ワセリン(十分量添加)11 活性化合物とワセリンを無菌的に混合する。
実施例C 式(Ilの化合物          1jlf眼科用
挿入剤はカーバー・プレス(CarverPress 
)上で上記成分の粉末混合物を、1〜4分間5443〜
(12000ポンド)(ゲ=ジ)149℃(300”F
)とすることにょシ製造された圧縮成型フィルムから製
造される。フィルムは定盤中に冷水を循環させることに
より圧力下で冷却する。次いで、眼科用挿入剤はフィル
ムから桿状パンチで個々に切断する。各挿入剤はガラス
瓶の中に置き、次いでこれを湿度キャビネット(30℃
で相対室1i88 % )中に2〜4日間置く。湿度キ
ャビネットから除いた後、ガラス瓶を打栓し、次いでキ
ャップをする。次いで水和された挿入剤を含むガラス瓶
を121℃(250下)で1/2時間オートクレーブで
処理する。
実施例り 式(I)の化合物            1q眼科用
挿入剤は上に挙げた粉末化した成分をメタノールを溶媒
として使用して粘性のある溶液を作ることにより製造し
た溶媒流し込みフィルムから製造される。溶液をテフロ
ン(Teflon )  板上に置き、周囲条件下で乾
燥させる。乾燥後、フィルムを相対湿度88係のキャビ
ネットに置き柔軟にする。適当な大きさの挿入剤をフィ
ルムから切り出す。
実施例E 式(I)の化合物            1ηヒドロ
キシプロピルセルロース (十分量添加(q、s、 ad、))  12■眼科用
挿入剤は、メタノール/水溶媒系(1〇−)使用して上
の成分の粉末化した混合物の粘性のある溶液を作ること
により製造される溶媒流し込みフィルム゛から製造され
る。メタノールを2,51の粉末化した混合物に添加し
、これに11ゴの水(三分割して)を添加する。
溶液をテフロン板上に置き、周辺条件下で乾燥させる。
乾燥後、フィルムを相対湿度88チのキャビネットに置
き、柔軟にする。適当な大きさの挿入剤を切り出す。
実施例F 式(I)の化合物            1!眼科用
挿入剤はカーバープレス上で上記成分の粉末混合物を1
分間5443Ky (12000ポンド)〔ゲージ)177℃(35o下)
とすることにより製造された圧縮成型フィルムから製造
される。フィルムは定盤中に冷水を循環させることによ
り圧力下で冷却する。次いで、眼科用挿入剤はフィルム
から桿状パンチで個々に切断される。各挿入剤はガラス
瓶の中に置き、次いでこれを湿度キャビネット(30℃
で相対湿度88係)中に2〜4日間置く。湿度キャビネ
ットから除いた後、ガラス瓶を打栓し、次いでキャップ
をする。次いで水和された挿入剤を含むバイアルを12
1℃(250下)で1/2曜オートクレーブで処理する
本発明の固形挿入剤は、病原体の無い条件で使用し得る
ことが、特に好ましい。それ故挿入剤を殺菌し、再汚染
を防ぐことが好ましく、殺菌は包装後に行うのが好まし
い。最良の殺菌法は、C06oから放射する放射線また
は高エネルギー電子ビームを含む電離放射線を用いるこ
とである〇 実施例G 次の材料、すなわち予め確立した3、0係平均を見込ん
で、最終試料中で10〜/7!の濃度を与えるに十分な
量の医薬として242の化合物、A、0.42の重亜硫
酸ナトリウム、129のNaα及び28艷の水(82℃
(180下)で)ヲ1250mjのびんの中で混合する
ここの混合物(I)を1.05 Kl/crl (15
psi )の下で、121℃30オートクレーブで処理
する。別に、720rntの水中3fのヒドロキシエチ
ルセルロースの溶液(It) 及び、8〇−の水中0.
42のレシチンの溶液(m)を121℃、30分間オー
トクレーブで処理する。次いで@)に(I)を2時間か
けて混和し、得られた混合物を(n)に注入する。他の
混合物(IV)を201のソルビトール、2.36m/
の塩化ベンザルコニウム、102のニブチン酸二ナトリ
ウム(disodium edetate )  から
製造し、水で900−の最終溶液量とする。次いで、(
IV)を(Il、(II)、(m)  の混合物に十分
量加え、全量1.8tとする。次いで11■、■、及ヒ
■の混合物1.8tをホモジナイザーを用いて140.
61’g/mゲージ(2000psig )  で均質
化する。次いで、ポリオキシエチレン(20)ソルビタ
ンモノオレートとして、この物質3りを100−の水及
びベンジルアルコール/β−フェニル−エチルアルコー
ルの各アルコール50−の混合に溶解して保存溶液を製
造する。次いで二つの保存溶液の種々な量を、上に記述
したように調製した(I)、(n) 、(m)  及び
fV)の均質化した混合物の四つの90−の7リコート
に添加し、四つの異なった試゛料の各々について十分な
水で全量100mjとする。
油性賦形剤及び軟膏における他の処方は次の実施例に例
示される。
実施例H 溶液の組成 化合物33            0.1mg落花生
油(十分量添加(q、s、ad、))  0.10!溶
液は無菌濾過器で濾過して無菌にする。
実施例■ 化合物A           O15クワセリン(十
分量添加(q、s、 ad、))  1  を化合物及
びワセリンは無菌的に混合する。
しかしながらいずれかの個々の患者の特有な投与量水準
は使用する特別な化合物の活性。
年令、体重、一般的健康状態、性別、食事、投与時間、
投与経路、排泄速度、薬剤の組み合せ及び治療を受ける
個々の疾患の重篤度に依存する。
以下に示すのは本発明の選択された活性化合物を含む局
所用処方の幾つかの例である。
処方NIL1−溶液 蒸留水(十分量(qs))100チ 方法:化合物(A)を十分量の水に溶解し100%とす
る。溶液をF遇する。患部に塗る。
処方N12−チンキ アルコールU、 S、P、      −50%水(十
分量)100チ 方法:化合物(A)アルコールに溶解する。
十分量の水を加えて100%とする。濾過し、患部に塗
る。
処方NIIL3−局所用エーロゾル アルコールU、 S、 P、       −5%ミリ
スチン酸イソプロピル  −5% 通常のハロゲン化炭化水素噴射薬(十分量]100%例
えば、フレオン(Freon ) 11(トリクロロフ
ルオロメタン)、フレオン12(ジクロロジフルオロメ
タン)、フレオン14(四フッ化炭素)、フレオンC3
18(オクタフルオロシクロブタン)、フレオン114
(クリオフルオラン(Cryotluorane))等
、 方法:化合物(Alをアルコール及びミリスチン酸イソ
プロピルに溶解する。十分量の/Xロゲン化噴射薬を添
加し、通常のエーロゾル容器に加圧または低温充填によ
シ導入する。
患部に塗る。
処方m4−軟膏 ワセリンU、 S、P、 (十分i)  100係方法
:ワセリンを60℃に加熱する。化合物(Alを添加し
、攪拌して十分に分散させる。
室温に冷却する。患部に塗る。
以下に示すのは本発明の化合物を製造するためのいくつ
かの実施例である。
実施例1 6−(3−(2−ヒドロキシメチルフェニル)−tra
ns−プロップ−2−エニル)−5−ヒドロキシ−2,
3−ジヒドロベンゾフラン(2,82f;0.01モル
)1−酢酸(35扉7)及びエチルアルコール(10′
rnl)に溶解し、pto、 (0,30? )を触媒
として使用して室温2 、8 kg/c!(40psi
)で水素添加した。わずかな発熱を伴い約3分間で還元
は完了した。触媒をセライト床を通す吸引濾過により除
去した。
床をエチルアルコール(2X 10m)で洗浄し、ν液
の溶媒を真空下で除去し粗ガム状物を得た。ガムを、エ
チルニー5ル(5Qm/)に溶解し、次いでブライン(
2x50mAり及び飽和NaHCOs溶液(2X50罰
)で順次洗浄した。有機層をMjS04上で乾燥し、濾
過し、F液を真空下で蒸発して粗固定物を得た。酢酸エ
チル/n−ヘキサンから再結晶して6−(3−(2−ヒ
ドロキシメチル−フェニル)プロピル)−5−ヒドロキ
シ−2,3−ジヒドロベンゾフランを白色針状晶(1,
4’?、 49%、m、p、 110〜111.5℃)
を得た。
元素分析(c18 H2O03として計算)理論値: 
C,76,03; H,7,09;実測値: C,75
,84; H,7,12。
ラン 6−(3−(4−7セチルーフエニル)−プロペン−2
または1−イル)−5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ
ベンゾフランの異性体混合物(1: 1 ) (740
rn9.2.5ミリモル)を酢酸(1ow/)/エチル
アルコール(2QmAり/PtO,(100!n9)中
で2−8に9/d(40psi )で水素化し、二重結
合を完全に還元した。触媒をセライト床を通して吸引濾
過により除去しフィルターケーキをエチルアルコールで
洗浄した。F液を真空下で濃縮して粗油状物を得念。油
をEt20 (25mlり /H20(20ml)で分
配し十分量の重炭酸ナトリウム粉末を添加して残存酢酸
を中和した、層を分離し、有機層を飽和NaHCOs溶
液(IX207d)、次いでブライン(2x2om/)
で洗浄した。
エーテル層をMgSO4で乾燥し、F液を真空下で蒸発
して粗ガム状物を得た。シリカゲル上テEtOAC/ヘ
キサ:/(30%、70%)を移動相として使用する高
速液体クロマトグラフを用いて標記化合物を7セチル基
の還元で生成するその1−とドロキシエチル類似体から
分離した。単離した生産物f EtOAc / n −
ヘキサンから再結晶して抗炎症剤として有用なフェニル
アルキル−2,3−ジヒドロベンゾフランとその類似体
を白色結晶として得た。
m、p、  1 2 5〜126.5  ℃元素分析(
C11l H2O0sとして計算)理゛論値: C,7
7,00;  H,7,09;実測値: C,77,0
7; H,6,85゜同様に、1−ヒドロキシエチル類
似体を含むHPLCの分画を再結晶して6−(3−(4
−(1−ヒドロキシエチル)−フェニル)−プロピル)
−5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン、m
、p、  104〜105℃を得た。
元素分析(CIQH2□0.として計算)理論値: C
,76,48; H,7,43;実測値: C,76,
32; H,7,45゜実施例3 窒素導入孔、内部温度計、攪拌機及び還流凝縮器を備え
た2リツトル容の二頭フラスコに、5−ヒドロキシ−2
,3−ジヒドロベンゾフラン−6−カルボキサアルデヒ
ド(50,00f ; 0.30モル)、臭化ヘンシル
(38,6WL110.34モル)及び粉砕した無水z
cos(165、84f、1.20モル)を加えた。反
応混合物を16時間還流し、室温まで冷却し、吸引濾過
した。F液を真空下で濃縮して黄色固形物を得た。この
固形物を塩化メチレン(600++Aりに溶解し、0.
5ノルマル水酸化ナトリウム溶液(3X250fnlり
及びブライン(2X250m/)で順次洗浄した。有機
相をMgSO4上で乾燥し、吸引濾過し、F液を真空下
で濃縮して粗固形物(85F)を得た。固形物を塩化メ
チレン(300ml ) / n −ヘ−1−サン(2
00m/)に溶解し、活性炭で処理し、セライト床を通
して吸引濾過した。F液を真空下で蒸発して約300ゴ
とし、ゆつ<、シ、0℃に冷却して黄色扁平針状晶(6
0f、78%)を得た。
滴下ロート、攪拌機及び温度計を備えた火焔で乾燥し窒
素ガスで清浄にした1リツトル容の二頭フラスコに5−
ペンシルオキシ−2゜3−ジヒドロベンゾフラン−6−
カルボキサルデヒド(30,00グ、0.12モル)及
び無水トルエン(1somJ)e加えた。得られる黄色
溶液を一65℃に冷却し、十分に攪拌しなカラトルエン
中ジイソブチルアルミニウムハイドライド溶液(25重
量%の77m/)i30分間に渡って滴下した。添加完
了後、反応混合物を室温まで昇温せしめ、更に1時間攪
拌した。反応混合物を2ノルマルHC/ (300m)
及び砕氷(400m7)を速やかに攪拌する中へゆっ〈
フ注入した。氷冷した混合物1Et2o (2X 30
0mAり及びEtOAc (2X20(1mりで順次抽
出した。合併した有機層をブライン(2X300m/)
で洗浄し、Miso、上で乾燥し、濾過し、F液を真空
下で濃縮して5−ベンジルオキシ−6−ヒドロキシメチ
ル−2,3−ジヒドロベンゾフランを白色沈殿物(30
,Of、  97.5%)として得た。
滴下ロート、攪拌機、窒素ガス導入孔及び内部温度計を
備えた火焔で乾燥した1リツトル容の二頭フラスコに5
−ベンジルオキシ−6−ヒドロキシメチル−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン(28,90f、0.11モル)、
塩化メチレン(250x/)及びトリエチルアミン(1
6ml、0.11モル)を加えた。反応混合物を10℃
に冷却し、内部反応温度を10℃に保ちながら塩化メタ
ンスルホニル(8,9d。
0.11モル)を滴下添加した。得られる黄緑色混合物
を室温まで暖め、15時間攪拌した。
水(1007d)i反応物に添加し、層を分配し分離し
た。有機相を飽和重炭酸ナトリウム溶液(2X100ゴ
)及びブライン(1×109m1)で順次洗浄し、幾ら
かの緑色を除いた。黄色有機層をMiS 04で乾燥し
、吸引濾過し、F液を真空下で濃縮して5−ベンジルオ
キシ−6−(メタンスルホニルオキシメチル) −2,
3−ジヒドロベンゾフランの黄色沈殿物(33,Of、
88%)を得た。粗生産物は更に精製すること無しに次
工程に使用したので、以後の反応は必要でなかった。
の製造 内部温度計及び攪拌機を備えた火焔で乾燥し窒素ガスで
清浄にした1リツトル容の二頭丸底フラスコに5−ベン
ジルオキシ−6−(メタンスルホニルオキシメチル)−
2,3−ジヒドロベンゾフラン(30,60f、0.1
0モル)及び無水アセトン(25QrILt) ?加え
た。得られる溶液6o℃に冷却し、十分に攪拌しながら
アセトン(159x/)中ヨウ化ナトリウム(59,9
0f、0.40モル)を一度に添加した。反応混合物を
室温で72時間攪拌し、次いでセライト床を通して吸引
濾過した。ろ液を真空下で濃縮して粗生産物を得た。こ
れをエチルエーテ/L (400ml )及び水(20
0m7りに溶解し、層を分配し、分離した。有機相を飽
和NaH3O8溶液(2×200m/)及び水(1x2
oomJ)で洗浄し、A4gS04上で乾燥し、吸引濾
過し、F液を真空下で濃縮して5−ベンジルオキシ−6
−ヨードメチル−2,3−ジヒドロベンゾフランを黄色
固形物(33,Of、98%)として得た。
の製造 攪拌機、窒素ガス導入孔、還流凝縮器及び内部温度計を
備えた火焔で乾燥した1リツトルの二頭フラスコに5−
ペンシルオキシ−6−ヨードメチル−2,3−ジヒドロ
ベンゾフラ:/ (25,0?、0.7モル)及び無水
ベンゼン(2501nl)?加えた。この溶液を十分に
攪拌しながら、ベンゼン(100ml)中トリフェニル
ホスフィン(18,4y、0.7モル)の溶液を滴下添
加した。添加完了後、反応混合物を1/2時間還流した
、その結果溶液が形成された。この溶液を0℃に冷却し
て、生成した微細白色沈殿を吸引濾過によシ単離した。
フィルターケークをエチルエーテルで洗浄し、窒素気流
下真空オーブン中で乾燥した。ホスホニウム塩(41,
Of、96.0%)は次工程反応用として十分な純度で
あった。
滴下ロート、温度計及び磁気攪拌機を備えた火焔で乾燥
し、窒素ガスで清浄にした100m1の丸底フラスコに
5−(ペンシルオキシ)−2,3−ジヒドロベンゾフラ
ン−6−イルメチル−トリフェニルホスホニウムヨー化
物(3、Of、4.8ミリモル)及び無水THF (1
5at )を加えた。懸濁液を一20℃に冷却し、内部
反応温度を一20℃に保ちなからn−ブチルリチウム(
3,1ゴ、4.8ミリモ/L、 )の1.55モル溶液
を滴下添加した。懸濁液は赤色溶液となシ、攪拌を0℃
でさらに一時間継続し友。反応混合物を一25℃に永劫
しTHF(1OX/)中1−メチルイミダゾールー2−
カルボキサルデヒドの溶液(525!IK9.4.8ミ
リモル)を5分間にわたって滴下添加した。
反応混合物を室温まで昇温せしめ、12時間攪拌した。
次いで0℃に冷却し水(1,0m)を添加した。さらに
72時間攪拌し、溶媒を真空下で除去して粗生産物を得
た。粗生産物をエチルエーテル(207d)及び水(2
0m)に溶解した。層を分配し、分離し念。有機相を水
(2X20ゴ)で洗浄し、Atgso4上で乾燥し、吸
引濾過し、ろ液を真空下で濃縮して粗黄色油状物を得た
。高速液体クロマトグラフによシさらに精製して、1−
(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン
−〇−イル)−2−11−メチル−イミダゾール−2−
イル〉エデンの約1=1比率のシス及びトランス異性体
(600rn9.38%)を得た。
の製造 1−(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒド゛ロベンゾ
フラン−6−イル)−2−(1−メチルイミダゾール−
2−イル)エデン(104IQ、0.3ミリモル)の約
1=1比率のシス及びトランス異性体をエチルアルコー
ル(15ゴ)中室温で10%Pd/C(15〜)を触媒
として使用して水素添加し、反応混合物をセライト床を
通して吸引濾過によシ触媒を除いた。触媒Jlilエチ
ルアルコール(2X10mJりで洗浄し、F液を真空下
で蒸発して白色固形物を得た。塩化メチレン/n−ヘキ
サンから再結晶して6−(2−(1−メチルイミダゾー
ル−2−イル)エチル)−5−ヒドロキシ−2,3−ジ
ヒドロベンゾフランを微細白色結晶(60■、79%)
として得た。m、1)、 190〜191℃であった。
実施例4 ドの製造 ピリジン(10rILl)中5−ヒドロキシ−2゜3−
ジヒドロベンゾフラン−6−カルボキサルデヒド(5,
0り、0.030モル)の溶液を冷却して内部温度を一
5℃とした。無水酢酸(3,2f、 0.03モル)を
滴下添加した。冷却浴を除き、混合物を窒素ガス下で1
8時間攪拌し次。反応物を水(5ome)中で冷却する
と生成物が結晶化しセして濾過によって集められた。生
産物を塩化メチレン(100ml)に溶解し、水(25
rlIl)、飽和重炭酸ナトリウム(25ml)、飽和
食塩水(251111)C洗浄し乾燥(MgS04)シ
、濃縮して薄黒い油状物としこの物を静置して固形化し
た。生産物を粉砕しエチルエーテルで洗浄し、乾燥して
5−7セトキシー3,4−ジヒドロベンゾフラン、−6
−カルボキサルデヒド(4,6P、74%)を得た。m
、p、 68〜70℃であった。
四塩化炭素(10(lyAり中2−メチルチオフェン(
IO?、0.10モル)及びN−ブロモスクシンイミド
(18f、0.10モル)の混合物を窒素ガス下で還流
加熱した。過酸化ベンゾイル(50In9)t−添加し
、混合物を3時間還流した。室温豊で冷却後反応液’t
−濾過し、濃縮して薄黒い油状物を得た。粗2−ブロモ
メチルチオフェン及びトリフェニルホスフィシ(29f
、0.011モル)を窒素ガス下でテトラヒドロフラン
(170m/)に溶解シ、4時間還流加熱し、次いで室
温まで冷却して沈殿させた。この生産物を濾過により捕
集し、エチルエーテル(4/15ml)で洗浄し、乾燥
して(2−チェニル)メチルトリフェニルホスホニウム
プロミド(35F、80%)を得た。m、p、 250
℃であった。
テトラヒドロフラン(20(ltAり中(2−チェニル
)メチルトリホスホニウムプロミド(222,0,05
4モル〕の混合物を窒素ガス下で冷却して内部温度を8
℃とじn−ブチルリチウム(ヘキサン中1.55モI呟
33 ml。
5.5モル)の溶液を滴下添加した。得られた混合物を
10分間攪拌し、次いで5−アセトキシ−2,3−ジヒ
ドロベンゾフラン−6−カルボキサルデヒド(7,0?
、0.034モル)を少しづつ添加した。水浴を除き、
反応液を三日間攪拌した。濾過濃縮後粗生産物をシリカ
ゲル(ヘキサン/酢酸エチル、80/20t−溶離剤と
して使用)上のクロマトグラフィーによシ精製し1−(
5−アセトキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−6−
イル)−2−(2−チェニル)エテノの1=1比率のシ
ス及びトランス−異性体(0,5?M’、39%)を得
た。
エタノール(2om/)中1−(5−アセトキシ−2,
3−ジヒドロベンゾフラン−6−イル)−2−(2−チ
ェニル)エテノ(0,552,0,0019モル)及び
12ノルマルHα(0,5ゴ)の混合物を、10%Pd
/C(0,551)を触媒として使用し2.8時/i 
(40psi)で水素添加した。濾過濃縮後粗5−アセ
トキシ−6−(2−(2−チェニル)エチル)−2,3
−ジヒドロベンゾフランを塩化メチレン(20m)に溶
解し、飽和重炭酸ナトリウム(2X 10 ’ ) 、
飽和食塩水(lQmlりで洗浄し、濃縮した。得られた
黄色油状物をエタノール(IQmAり及び50%NaO
H(0,2m7りに溶解した。混合物を室温で1/2時
間攪拌し、濃縮した。粗生産物を塩化メチレン(20m
l )に溶解し、10%酢酸(10WLt)、飽和炭酸
ナトリウム水(1o ml ) 、飽和食塩水<10m
1)で洗浄した。合併した有機層を乾燥(M9so+)
t、、濃縮して薄黒い油状物を得た。シリカゲル(ヘキ
サン/酢酸エチル、90/10’e溶離剤として使用)
上のクロマトグラフによシ精製して5−ヒドロキシ−6
−(2−(2−チェニル)エチル)−2,3−ジヒドロ
ベンゾフラン(66mg、13%)を得た。m、p、 
79〜85℃であった。
テトラヒドロフラン(20ml )中(5−ベンジルオ
キシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−6−イル)メチ
ルトリフェニルホスフィンヨー化物(2,Oflo、 
0033モル)の混合物を窒素ガス下で冷却して内部温
度を5℃とし、n−ブチルリチウム(ヘキサン中1.5
5モル、1.9111.0.0030モル)の溶液を滴
下添加した。得られる混合物を10分間攪拌し、次いで
ベンゾフェノン(0,47f、0.0030モル)を少
しづつ添加した。水浴を除き、反応液を18時間攪拌し
、次いで4時間還流加熱した。
反応混合物を濃縮して薄黒い油状物を得、酢酸エチル(
2Qm/)に溶解し、水(1o rnt )、飽和食塩
水(1omj)で洗浄した。合併した有機層を乾燥(M
iS04)シ、濃縮し、次いでシリカゲル(ヘキサン/
酢酸エチル、90/10を溶離剤として使用)上でクロ
マトグラフを。
行い、1−(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロベ
ンゾフラン−6−イル)−2,2−ジフェニルーエテン
(0,27f、22%)を得た。
この物質をエタノール(lQml)及び12、zルvヌ
uct(o、am)に懸濁し、10%pd/Cを触媒と
して使用し2−8 kg/ffl (40psi)で水
素添加した。濾過、濃縮後、粗生産物をシリカゲル(ヘ
キサン/酢酸エチル、90/10’ii=溶離剤として
使用)上のクロマトグラフィーによシ精製し、6−(2
−(2,2−ジフェニル)エチル)−5−ヒドロキシ−
2,3−ジヒドロベンゾフラン(0,12F、13%)
を得た。m、p、 153〜157℃でおった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 mは1〜4、 nは2または3、 rは1〜3、 Aは (a)(R^1)_q(ここで、qは1〜5の整数であ
    り、またR^1が一つ以上ある 場合、R^1は同一かまたは互に異な ることができ、そして (1)水素、 (2)ハロゲン、 (3)低級アルコキシ基、 (4)低級アルキルチオ基、 (5)低級アルキルスルフィニル基、 (6)低級アルキルスルホニル基、 (7)置換されていないまたは置換さ れたフェニル低級アルコキシ基、 (8)低級アルキル基、 (9)低級アルケニル基、 (10)低級アルカノイル基、 (11)ハロ低級アルキル基、 (12)−COOH、 (13)アリール基、 (14)アリールオキシ基、 (15)シアノ基、 (16)ヒドロキシ低級アルキル基、 (17)ハロ低級アルカノイル基、 (18)下で定義される通りのヘテロア リール基、 (19)低級アルカノイルオキシ基、 (20)水酸、基、または (21)低級アルカノイルまたはハロ低 級アルカノイル低級アルキル基 である。)で置換されたフェニル基、 (b)(1)チエニル基、 (2)ベンゾチエニル基、 (3)フリル基、 (4)ベンゾフリル基、 (5)ピリル基、 (6)インドリル基、 (7)チアゾリル基、 (8)ベンゾチアゾリル基、 (9)チアジアゾリル基、 (10)ベンゾチアジアゾリル基、 (11)キノリル基、 (12)イソキノリル基、 (13)ピリジル基、 (14)ピラジニル基、 (15)テトラゾリル基、 (16)トリアゾリル基、 (17)イミダゾリル基、 から成る群より選ばれる置換されてい ないまたは置換されたヘテロアリール 基 であり、上のヘテロアリール基は一つまた はそれ以上のR^1で置換されており、R、R^2及び
    R^3は独立にR^1である。〕の化合物またはその薬
    学的に受容し得る塩。 2、Aは(R^1)_q(式中、qは1または2であり
    、R^1は (a)水素、 (b)低級アルコキシ基、 (c)ハロゲン、 (d)低級ハロアルキル基、 (e)低級アルカノイル基、 (f)ヒドロキシ低級アルキル基、 (g)水酸基、または (h)CN である。)で置換されたフェニル基であり、RはR^1
    でありそしてRはR^1と同じか異なることができ、R
    ^2は (a)フェニル基、 (b)低級アルキル基、 (c)低級アルカノイル基、または (d)ヒドロキシ低級アルキル基 であり、 nは2または3、 mは1〜4、また rは1 である特許請求の範囲第1項に記載の化合 物。 3、R^1は低級アルカノイルまたはヒドロキシ低級ア
    ルカノイル基であり、RはR^1でありまたRはR^1
    と同じかまたは異なることのできる式 (a)(a)▲数式、化学式、表等があります▼ または (b)(b)▲数式、化学式、表等があります▼ の特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 4、薬学的担体及び 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中 mは1〜4、 nは2または3 rは1〜3、 Aは (a)(R^1)_q(ここでqは1〜5の整数であり
    、またR^1が一つ以上ある場合、 R^1は同一かまたは互に異なることが でき、そして (1)水素、 (2)ハロゲン、 (3)低級アルコキシ基、 (4)低級アルキルチオ基、 (5)低級アルキルスルフィニル基、 (6)低級アルキルスルホニル基、 (7)置換されていないまたは置換され たフェニル低級アルコキシ基、 (8)低級アルキル基、 (9)低級アルケニル基、 (10)低級アルカノイル基、 (11)ハロ低級アルキル基、 (12)−COOH、 (13)アリール基、 (14)アリールオキシ基、 (15)シアノ基、 (16)ヒドロキシ低級アルキル基、 (17)ハロ低級アルカノイル基、 (18)下で定義される通りのヘテロアリ ール基、 (19)低級アルカノイルオキシ基、 (20)水酸基、または (21)低級アルカノイルまたはハロ低級 アルカノイル低級アルキル基、 である。)で置換されたフェニル基、 (b)(1)チエニル基、 (2)ベンゾチエニル基、 (3)フリル基、 (4)ベンゾフリル基、 (5)ピリル基、 (6)インドリル基、 (7)チアゾリル基、 (8)ベンゾチアゾリル基、 (9)チアジアゾリル基、 (10)ベンゾチアジアゾリル基、 (11)キノリル基、 (12)イソキノリル基、 (13)ピリジル基、 (14)ピラジニル基、 (15)テトラゾリル基、 (16)トリアゾリル基、または (17)イミダゾリル基、 から成る群より選ばれる置換されて いないまたは置換されたヘテロアリ ール基 であり、上のヘテロアリール基は一つまた はそれ以上のR^1で置換されており、R、R^2及び
    R^3は独立にR^1である。〕の化合物または薬学的
    に受容し得るその塩の有 効量から成る局所炎症を治療するための医 薬組成物。 5、Aは(R^1)_q(式中、qは1または2であり
    、R^1は、 (a)水素、 (b)低級アルコキシ基、 (c)ハロゲン、 (d)低級ハロアルキル基、 (e)低級アルカノイル基、 (f)ヒドロキシ低級アルキル基、 (g)水酸基、または (h)CN である。)で置換されたフェニル基であり、RはR^1
    でありまたRはR^1と同じか異なることができ、R^
    2は (a)フェニル基 (b)低級アルキル基 (c)低級アルカノイル基、または (d)ヒドロキシ低級アルキル基 であり、 nは2または3 mは1〜4、そして rは1 である特許請求の範囲第4項に記載の薬学 組成物。 6、活性化合物は、R^1は低級アルカノイルまたはヒ
    ドロキシ低級アルキル基であり、 RはR^1でありそしてRはR^1と同じかまたは異な
    ることのできる、式 (a)(a)▲数式、化学式、表等があります▼ または (b)▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第4項に記載の医薬 組成物。 7、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 mは1〜4、 nは2または3、 rは1〜3、 Aは (a)(R^1)_q(ここでqは1〜5の整数であり
    、またR^1が一つ以上ある場合、 R^1は同じかまたは互に異なることが でき、そして (1)水素、 (2)ハロゲン、 (3)低級アルキル基、 (4)低級アルキルチオ基、 (5)低級アルキルスルフィニル基、 (6)低級アルキルスルホニル基、 (7)置換されていないまたは置換され たフェニル低級アルコキシ基、 (8)低級アルキル基、 (9)低級アルケニル基、 (10)低級アルカノイル基、 (11)ハロ低級アルキル基、 (12)−COOH、 (13)アリール基、 (14)アリールオキシ基、 (15)シアノ基、 (16)ヒドロキシ低級アルキル基、 (17)ハロ低級アルカノイル基、 (18)下で定義される通りのヘテロアリ ール基、 (19)低級アルカノイルオキシ基、 水酸基、または (21)低級アルカノイルまたはハロ低級 アルカノイル低級アルキル基、 である。 (b)(1)チエニル基、 (2)ベンゾチエニル基、 (3)フリル基、 (4)ベンゾフリル基、 (5)ピリル基、 (6)インドリル基、 (7)チアゾリル基、 (8)ベンゾチアゾリル基、 (9)チアジアゾリル基、 (10)ベンゾチアジアゾリル基、 (11)キノリル基、 (12)イソキノリル基、 (13)ピリジル基、 (14)ピラジニル基、 (15)テトラゾリル基、 (16)トリアゾリル基、または (17)イミダゾリル基、 から成る群より選ばれる置換されてい ないまたは置換されたヘテロアリール 基 であり、上のヘテロアリール基は一つまた はそれ以上のR^1で置換されており、R、R^2及び
    R^3は独立にR^1である。〕の化合物またはその薬
    学的に受容し得る塩の製 造法であつて、 (a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは塩素、臭素またはヨー素であ り、またAは前に定義した通りである。) のハロゲン化物とアルキル化条件下で処理 し、そして工程(a)からの生成物をNaBH_4及び
    H_2/Pdから成る群から選ばれる還元剤で還元する
    か、または (b)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、(m−1)■1であり、φはフェ ニル基である。)のウイツテイヒの試薬で 処理し、次いで還元することを含む方法。
JP61094966A 1985-04-25 1986-04-25 抗炎症剤として有用なフエニルアルキル−2,3−ジヒドロベンゾフラン及び類似化合物 Granted JPS61251679A (ja)

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