JPS6125156B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6125156B2
JPS6125156B2 JP5721077A JP5721077A JPS6125156B2 JP S6125156 B2 JPS6125156 B2 JP S6125156B2 JP 5721077 A JP5721077 A JP 5721077A JP 5721077 A JP5721077 A JP 5721077A JP S6125156 B2 JPS6125156 B2 JP S6125156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
row
discharge
electrode
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5721077A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53141547A (en
Inventor
Toyoshi Kawada
Hisashi Yamaguchi
Hirobumi Kashiwara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5721077A priority Critical patent/JPS53141547A/ja
Priority to IT7823261A priority patent/IT1095138B/it
Priority to FR7813988A priority patent/FR2391523A1/fr
Priority to CA303,411A priority patent/CA1108324A/en
Priority to US05/906,342 priority patent/US4190789A/en
Priority to DE2821535A priority patent/DE2821535C2/de
Priority to GB20272/78A priority patent/GB1589686A/en
Priority to NLAANVRAGE7805323,A priority patent/NL188073C/xx
Publication of JPS53141547A publication Critical patent/JPS53141547A/ja
Publication of JPS6125156B2 publication Critical patent/JPS6125156B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、セルフシフト型ガス放電パネルの
駆動方法に係り、特に多行表示用のセルフシフト
型ガス放電パネルにおいて選択した行のシフト動
作を他の非選択行と独立して行わせるようにした
新しい駆動方法に関するものである。
放電スポツトのシフト機能をそなえたいわゆる
セルフシフト型のガス放電パネルは、マトリツク
ス表示用AC駆動型プラズマ・デイスプレイ・パ
ネルにおける駆動回路の簡素化を図るべく開発さ
れたもので、基本的には複数の放電セルの規則的
配列からなるシフトチヤンネルをもつて構成さ
れ、従来既に種々のタイプのものが提案されてい
る。ところでこのようなセルフシフト型のガス放
電パネルにおいて多行表示を達成する場合には、
各行ごとに独立したシフト動作が要求され、例え
ば選択したシフト行において新しい文字の書込み
や書替えがなされる間、残りの非選択シフト行に
おける情報は所定の位置に保持されなければなら
ない。
このような多行表示に伴う選択シフト動作の一
般的なやり方としては、例えば昭和50年電子通信
学会電子装置研究会資料ED75―57「セルフシフ
トプラズマデイスプレイ」の第43―45頁に述べら
れているように、マトリツクス電極構造を有する
パネルの各シフト行を構成するY電極群を個別に
導出し、非選択シフト行のY電極には、情報を保
持すべきである特定の相タイミングにおいてのみ
シフト電圧を印加する方法が採られていた。しか
しながら、かかる従来の方法では、選択シフト動
作と非選択保持動作におけるパネル内部の放電形
態が異なるところから動作マージンに差が生じ、
両動作の切換え移行に際して情報の消滅やミス点
火等の障害を発生する欠点があつた。
他方、最近新しいタイプのセルフシフト型ガス
放電パネルとしてミアンダ型の電極構造をそなえ
たガス放電パネルが特願昭51―82410号(特公昭
56―36538号公報参照)等において提案されてい
る。このガス放電パネルは、後で詳しく述べるよ
うに隣接する2つの電極にまたがつて互いに対向
する2群×2群のXおよびY電極の間に4相の放
電セルの周期的配列からなる放電スポツトのシフ
トチヤンネルを構成した点に特徴を有するもの
で、従来のマトリツクス電極構造を有するセルフ
シフト型のガス放電パネルに比べて多くの利点を
そなえている。
この発明は、上記ミアンダ型のセルフシフト型
ガス放電パネルが前に述べたような多行表示動作
を達成する上できわめて都合の良い電極構造をそ
なえている点に着目し、従来のような欠点を解消
した新しい多行駆動方法の提供を目的とするもの
である。簡単に述べるとこの発明は、選択された
シフト行においてシフト動作がなされる間、残り
の非選択シフト行においてはあらかじめ定められ
た放電セル配列周期内で順方向シフト動作と逆方
向シフト動作を繰返し、当該セル配列周期内に放
電スポツトを保持することを特徴とするものであ
る。このような順方向シフト動作と逆方向シフト
動作の繰返しは、選択シフト行におけるシフト動
作と同じ放電形態において行われるので、パネル
全体としての動作マージンは、選択シフト行と非
選択シフト行との間で均一となる。なお上記のご
とき順方向シフト動作と逆方向シフト動作の繰返
しを以下の説明においては「スウエイシフト」
(SwayShift)と呼ぶことにする。
以下この発明の好ましい実施例につき図面を参
照してさらに詳細に説明する。
まず駆動方法の説明に先立つて、この発明を適
用するミアンダ型の電極構造をそなえたセルフシ
フト型ガス放電パネルの構造について説明する
と、第1図はそのようなパネルの電極配置を示す
平面図で、この場合2本のシフトチヤンネルSC
1とSC2が代表的に示されている。これらのシ
フトチヤンネルは、図示しない下側の基板上に交
互に配列され、かつそれぞれ共通の母線Y1,Y
2に導出されたミアンダ型のパターンを有する2
つのY電極群y1iとy2i(iは正の整数)、およびこ
れらのY電極群に対向するよう上側の基板内面に
交互に配列され、かつそれぞれ共通の母線X1,
X2に導出された2つのX電極群x1jとx2j(jは
正の整数)との間に構成されている。X電極群
x1jとx2jの各電極は対向するY電極群y1iとy2iの
隣接する2つの電極にまたがるような開係位置に
おかれており、かつ各電極の表面はそれぞれの基
板上において誘電体で被覆されている。また一方
のX電極群に属する最右端の電極x11に隣接し、
かつ一方のY電極群の右端電極y11に対向して書
込み電極W1,W2が各チヤンネル毎に設けられ
ている。しかして放電用のガスで満された上記各
電極の対向間隙には、4つの電極群の組合せに応
じて、対向する電極の一方を交互に共通とした4
グループ4相の放電セルai,bi,ciおよびdiが規
則的周期的に配列された形となり、書込み放電セ
ルWで発生させた放電スポツトをこれら放電セル
の配列にそつて順次シフトさせることが可能とな
る。なお上記のようなミアンダ型の電極構造をそ
なえたセルフシフト型ガス放電パネルのさらに詳
しい構造と基本的駆動方法については、本出願と
同じ譲受人に譲渡され先に引用した特願昭51―
82410号明細書に述べられている。
この発明においては、上記のように隣接した放
電セルが対向する一方の電極を交互に共通とした
規則的繰返し周期をもつて配列されてなるシフト
チヤンネルを複数行有する多行表示用のセルフシ
フト型ガス放電パネルが、新しい駆動方法に対象
となる。第2図は上記第1図について代表的に説
明したシフトチヤンネルを同一パネル内に複数行
分含ませた多行表示用のパネルを模型的に示す図
で、SR1,SR2…SRnの複数のシフト行(Shift
Row)をそなえている。各シフトはこの場合はそ
れぞれ7本のシフトチヤンネルからなり、5×7
のドツトパターンで文字情報を表す。そして放電
スポツトのシフト動作が各行毎に可能となるよ
う、2つのY電極群は各行ごとにそれぞれY1
1,Y12…Y1nとY21,Y22…Y2nで
示す2種類の端子に個別に導出されている。また
前に述べた2つのX電極群は各行共通にX1およ
びX2で示す端子にそれぞれ導出されている。
さてこの発明は、以上のような多行表示のセル
フシフト型ガス放電パネルを駆動するに際し、選
択シフト行において書込み動作とそれに伴なうシ
フト動作がなされる間、残りの非選択シフト行の
情報をスウエイシフト動作により保持することを
特徴とするものである。
第3図はこのような複数のシフト行にまたがつ
たシフト動作とスウエイシフト動作を達成するた
めの駆動電圧波形図であり、第1および第2のシ
フト行SR1,SR2について、第1のシフト行SR
1が選択され、第2のシフト行SR2が非選択状
態にある場合を示している。また同図において、
AおよびBはそれぞれ表記した母線端子子を通し
て選択された第1シフト行と非選択第2シフト行
の各電極に印加される電極電圧波形を示し、第3
図CおよびDはそれぞれ第1および第2シフト行
の表記した電極間の放電セルグループに前記電極
印加電圧の合成波形として加わるセル電圧波形を
示している。なお書込み動作のために書込み電極
に印加される書込み電圧波形はこの発明の本質と
余り関係がないので、この場合省略されている。
今例えば、第3図においてt0―t1の間、各行共
に静止表示状態(フイツクス状態)におくものと
すると、各行の一方のY電極端子Y11とY12
には共通のシフト電圧パルスSPが印加され、2
つのX電極端子X1とX2には共に逆相のシフト
電圧パルスが印加される。また各行の他方のY電
極端子Y21とY22には前記X電極端子に対す
るシフト電圧パルスの立上りおよび立下りにおい
て消去パルスの時間幅に相当する位相差τeをも
つたシフト電圧パルスが印加される。この結果、
各シフト行の一方のY電極y1iとそれに共通に対
向するX電極x1j,x2jとの間の隣接するD,A相
の放電セルグループdiとaiには交番シフト電圧パ
ルス列が加わり、他方のy電極y2iを共通とした
各行のB,C相の放電セルグループbiおよびciに
は前記位相差によつて第3図C,Dに示すような
細幅の消去パルスEPが実効的に加わることにな
る。従つてこのt0―t1の期間、先に書込まれた各
行の文字情報は、隣接した2つの放電セルdiとai
の相D,Aに放電スポツトを共有した形で保持さ
れ、第2図に例示したような状態で文字のフイツ
クス表示がなされることになる。
しかして引続き第1シフト行SR1に対しての
みの独立したシフト動作が要求される場合、選択
された第1シフト行の7本のシフトチヤンネルを
構成する4つの電極群に対し、各母線端子を通し
て印加されるシフト電圧パルスが第3図Aのt1
t2,t2―t3,t3―t4…で示すような関係で、所定の
単位周期ごとに順次切換えられる。すなわち、各
電極群に対する単位周期ごとの4つの基本パルス
列をそれぞれ,,およびの符号で示す
と、これらのパルス列は順次回転する関係で各電
極群に分配され、第3図Cに示すごとく隣接した
2つの放電セルの相A・B,B・C,C・D,
D・A…が順次付勢されて放電スポツトの選択シ
フト動作がなされるわけである。なお書込み動作
は詳しく述べないけれどもD,A相のセルが付勢
される単位周期において行われるものである。第
4図Aは、選択された第1シフト行SR1のある
シフトチヤンネルにおける放電スポツトのシフト
動作を第3図Cのセル電圧波形図と対応づけて模
式的に示したもので、D,A相の隣接放電セルd1
とa2でフイツクスされていた放電スポツトは、シ
フト電圧パルスの切替えに従つて、a2,b2→b2
c2→c2,d2→d2,a3→a3,b3の順に2の隣接セル
を共有した図示の態様でシフトして行く。
一方、選択シフト行SR1において上述のよう
なシフト動作がなされる間、非選択シフト行SR
2においては、この発明の特徴とするスウエイシ
フト動作が次のようにして行われる。すなわち、
非選択シフト行SR2の各シフトチヤンネルを構
成する2つのX電極群は、選択シフト行SR1の
X電極群と共通に端子X1,X2に導出されてい
るので、これらのX電極群には選択シフト行にお
けると同じ関係で単位周期毎のパルス列が与えら
れるが、他方2つのY電極群に対しては、各行個
別に導出された端子Y12,Y22を通して選択
シフト行のY電極群に対するそれとは異なる順序
で単位周期ごとのパルス列が加えられる。第3図
Bの電極電圧およびDのセル電圧の関連におい
て、非選択シフト行では、選択シフト行における
4つの単位周期の4ステツプ動作からなる1シフ
ト周期の内、第3ステツプでのY電極群に対する
シフト電圧パルス列との印加順序を選択シフ
ト行での順序と入れかえているのである。
従つて、フイツクス状態から第2ステツプ目の
シフト動作では選択行、非選択行とも順方向シフ
トがなされるが、選択シフト行SR1において
A,B相の隣接セルai,biからB,C相の隣接セ
ルbi,ciに放電スポツトが順方向シフトする第3
ステツプt2―t3の間、非選択シフト行SR2では一
方のY電極端子Y12に対してのみX電極群側の
パルス列,と逆相のシフト電圧パルス列が
印加されるので(選択シフト行ではこの間他方の
Y電極端子Y21に対してのみ逆相関係のパルス
列が印加されている)、放電スポツトはA,B
相のセルから再びD,A相のセルdi,aiに逆戻り
する。次の第4ステツプにおいては選択シフト行
と同じくD,C相のセルが付勢されるが、放電ス
ポツトは前記D,A相のセルからそれに隣接した
後方のD,C相セルdi,ciに向つて引続き逆方向
にシフトする。
第4図Bは非選択シフト行SR2におけるスウ
エイシフト動作を模式的に示す図で、第4ステツ
プにおいて上記のごとく放電スポツトがD,C相
のセルd1,c1に逆方向シフトしたとき、選択シフ
ト行SR1における放電スポツトは第4図Aから
明らかなようにセル配列周期の1周期分空間的に
進んだ同相セルd2,c2までシフトした状態にあ
る。次の2周期目の第1ステツプにおいては非選
択シフト行と選択シフト行に同じ関係のシフト電
圧パルスが印加されるので、放電スポツトC,D
相のセルからD,A相のセルに順方向シフトして
元のフイツクス時の位置に戻り、以後同様のステ
ツプによる順方向と逆方向のシフト動作が繰返さ
れて、非選択シフト行SR2における放電スポツ
トは4グループ4相の空間的セル配列周期内で振
動しながら保持される。
以上のようにこの発明は、選択シフト行におい
て通常の順方向シフト動作がなされる間、非選択
シフト行における情報を所定の空間的セル配列周
期内でのスウエイシフト動作により保持するもの
であるが、このような駆動方法を採る場合、上記
のごとき対向する電極が交互に反転した形のセル
配列を有するミアンダ電極構造のセルフシフト型
ガス放電パネルでは、各行ごとに容易にシフト電
圧パルスの印加順序を入れ替えることができる点
できわめて都合が良い。
第5図は、上述のような多行表示ガス放電パネ
ルの選択シフト動作と非選択スウエイシフト動作
を達成するための駆動回路の一例構成を示すブロ
ツク図で、大きく分けてそれぞれ点線で囲んだ基
本タイミング信号発生回路ユニツト10と、制御
信号発生回路ユニツト20と、ローテーシヨン回
路ユニツト30と、行選択回路ユニツト40と、
シフトドライバユニツト50、ならびに書込み信
号発生回路ユニツト60および書込みドライバユ
ニツト70から構成されている。基本タイミング
信号発生回路ユニツト20は前述した4つの基本
パルス列,,,の発生タイミングを制御
するもので、クロツクパルス発生器11からのク
ロツクパルスを計数するバイナリ6ビツトカウン
タ12を主体とし、その第1および第2ビツトの
インバータ13,14による反転出力をアンドゲ
ート15に通してクロツクパルス4計数毎に前述
の基本パルス列に対応した第1のタイミング信
号をライン〓上に出力する。また第1ビツトの反
転出力と第2ビツトの出力をアンドゲート16に
通して前述の基本パルス列,に対応した第
2、第4のタイミング信号をライン〓および〓上
に出力し、さらにそのタイミング信号を遅延回路
17に通して位相の遅れた基本パルス列に対応
する第3のタイミング信号をライン〓上に得てい
る。
一方、制御信号発生回路ユニツト20は、前記
6ビツトカウンタ12の第5および第6ビツトの
出力をアンドゲート21,22に通し、ローテー
シヨン切換信号A,Bとしてローテーシヨン回路
ユニツト30の4ラインデコーダ35に入れてい
る。アンドゲート21,22は、前記6ビツトカ
ウンタ12の第6ビツトの出力を計数する3ビツ
トカウンタ23のナンドゲート24を通した出力
により制御され、該第6ビツトの出力を8計数す
るまでローテーシヨン切換信号A,Bを出力す
る。つまり、5×7ドツトのパターンで文字の書
込みをなす場合、第1図に示したようなミアンダ
型の電極構造を有するセルフシフト型のガス放電
パネルでは、4グループ4相の放電点が周期的に
配列されているのでシフト動作のローテーシヨン
は4単位周期が1回転となり、従つて7本のシフ
トチヤンネルに対して5回のローテーシヨンをな
すことにより1文字分のパターンを書込めること
になる。ここで2ライン分の文字間スペースをと
ればちようど8回目のローテーシヨン周期が次の
新しい文字の書込みタイミングとなり、この新し
い文字のエントリーを該3ビツトカウンタ23の
出力で制御するようにしているのである。3ビツ
トカウンタ23が8計数して、すなわちクロツク
パルスの16計数を単位周期とした4単位周期1回
転のローテーシヨン動作が8回なされてその出力
がすべて“1”となつたとき、ナンドゲート2
1,22が閉じられるとともに、次の文字の書込
み操作指令が発せられる。
一方、ローテーシヨン回路ユニツト30は、4
個ずつ4組のアンドゲート311〜314,32
1〜324,331〜334および341〜34
4とオアゲート31,32,33および34を含
んでいる。そしてこれらアンドゲートの各一方の
入力には前述の基本タイミング信号を発するライ
ン〓,〓,〓,〓がそれぞれ図示の関係で接続さ
れ、それらの各他方の入力には、前述のローテー
シヨン切換信号A,Bをデコードする4ラインデ
コーダ35の出力が図示の組合せ関係で接続され
ている。また各組のアンドゲートの出力を受ける
オアゲートの各出力は、次の行選択回路ユニツト
40を介してシフトドライバユニツト50に接続
されている。
行選択回路ユニツト40は、図の場合2行分の
選択機能をもつとして示されており、各シフト行
のY電極群に対する駆動用の基本パルス列を第3
ステツプのシフト動作時に行指定信号RS1,RS
2に応じて入れ代えるべく、ローテーシヨン回路
ユニツト30からのY側信号IY1およびIY2の
出力経路に挿入された各2組ずつ4組のアンドゲ
ートペア411―412,421―422,43
1―432,441―442と各ペアの出力側に
接続されたオアゲート41,42,43および4
4を含んでいる。各アンドゲートペアの一方すな
わちアンドゲート412,421,431,44
2は一方のY側基本信号IY1を一方の入力とし
て受け、他方のアンドゲート411,422,4
32,441は他方のY側基本信号IY2を一方
の入力として受けている。そしてこれら各アンド
ゲートペアの各他方の入力には、4ラインデコー
ダ35の第3ビツト目の出力と行指定信号との一
致により開くアンドゲート45および46の出力
がインバータ47および48を含んだ図示の関係
で接続されている。
しかして行指定信号RS1,RS2が共に“0”
の場合は、インバータ47,48の反転出力を受
けるアンドゲート412,422,432および
442が開いてオアゲート41と44の出力IY
11とIY12にIY1からの基本信号が現れ、オ
アゲート42と43の出力IY21とIY22とIY
2からの基本信号が現れる。従つてこの状態にお
いて、4ラインデコーダ35の出力が1単位周期
に相当するクロツクパルスの16計数ごとに切換わ
ると、それに伴つて基本タイミング信号の分配順
序も順次回転する関係で切換わり、セルフシフト
型ガス放電パネルPDPの2つのシフト行に対して
並行したシフト動作が行われる。
一方、第1行目の選択シフト動作を達成すべく
行指定信号RS1を“1”にすると、1ローテー
シヨン周期の第3ステツプにおいて、すなわち4
ラインデコーダ35の第3ビツトの出力が“1”
となるタイミングにおいて、第2シフト行のY電
極端子Y12およびY22に連なる出力ライン
IY12,IY22上の信号がアンドゲート431
と441を通したものに切換わり、結果として第
2シフト行のY電極端子には第1シフト行のY電
極端子Y11とY21に対する基本信号とは入れ
代つた関係の信号が供給されることになる。かく
して第3図について前述した通り、選択した第1
シフト行においてはシフトドライバユニツト50
に含まれるY側ドライバ41,42とX側共通ド
ライバ45,46を通して供給される第3図Aの
ような駆動電圧パルス列により通常の順方向シフ
ト動作がなされ、非選択第2シフト行において
は、第2行目Y側ドライバ43,44とX側共通
ドライバ45,46を通して供給される第3図B
のような駆動電圧パルス列が供給されてスウエイ
シフト動作による情報の保持が行われる。
他方、第2行目の選択シフト動作を達成すべく
行指定信号RS2を“1”にした場合には、同じ
く第3ステツプにおいて第1シフト行のY電極端
子に連なる出力ラインIY11とIY21上の信号
が入れ代り、前述と同様の関係で第2シフト行に
おいて選択シフト動作、第1シフト行においてス
ウエイシフト動作が行われる。
第5図の構成において、書込み信号発生回路ユ
ニツト60は、外部からの文字コードデータ信号
によつて選択され、選択された5×7ドツトの文
字パターン信号を4単位周期毎に7ドツト分ずつ
順次電力するキヤラクタジエネレータ68と、そ
れらの出力を基本パルス列のタイミングに一致
させるアンドゲート60〜67を含んでいる。そ
して該アンドゲート61〜67からの文字パター
ン信号は次の書込みドライバユニツト70に含ま
れる書込みドライバ71〜77に並列に加えら
れ、書込み電圧レベル+VWの書込みパルスをパ
ネルPDPにおける各シフトチヤンネル対応の書込
み電極W1〜W7に所定の関係で印加する。かく
して文字パターンに対応する情報が選択された1
行分7本のシフトチヤンネルに順次書込まれ、こ
れによつて発生した放電スポツトは前述のローテ
ーシヨン動作により順次2つの隣接放電点を共有
した形でシフトされることになる。
以上この発明の1実施例について説明したので
あるが、本発明の本質はかかる実施例に限らず他
に種々の拡張および変形が可能である。
例えば上記第5図の回路構成において、所定の
書込みおよびシフト動作の終了後、各行の放電ス
ポツトをフイツクスして表示動作をなすには、制
御信号発生回路ユニツト20の3ビツトカウンタ
23をフルカウント状態に止め(書込みストロー
ブ信号STBの導入によるリセツトを停止させ
る)て、ナンドゲート24の出力でアンドゲート
21および22を禁止すれば良い。この結果第3
図のt0〜t1の期間に示したごとくD,A相の放電
セルグループのみが継続して付勢され、di,aiの
隣接2セルを共有した形で静止表示がなされるけ
れども、このフイツクス形態は、上述した非選択
シフト行における1周期4つの放電セル間でのス
ウエイシフト形態とは異なつている。従つて、多
行選択シフト動作からフイツクス動作に動作モー
ドを切換えたとき、それまでスウエイシフトによ
り放電スポツトを保持していた非選択行において
は放電絵素の大きさが実質的に異なるため輝度に
差やチラツキが生じて観視者に寄異な感じを与え
る場合がある。
この発明の1つの拡張によれば、上記のような
スウエイシフト時とフイツクス時との輝度差を解
消する目的で、表示動作時にもスウエイシフトモ
ードを採ることが提案される。すなわち、第5図
の構成において、表示動作時にも制御信号発生回
路ユニツト20からの切換信号A,Bを有効にす
るとともに、行指定信号RS1,RS2をすべて
“1”にすれば、第3ステツプにおけるY電極端
子に対する基本パルス列の分配関係が順方向シフ
ト時のそれと入れ代つた関係となり、全シフト行
においてスウエイシフト動作を行わせることがで
きる。従つてこのようなスウエイシフト動作によ
る表示形態を採れば、表示動作への移行に際して
非選択行においてはスウエイシフトが連続して行
われるので前述のような輝度差やチラツキを感じ
ることがなくなる外、実質的に大きな絵素として
情報を表示できるので隣接絵素との間隔のつまつ
た品質の良好な表示を与えることが可能となる。
また上に述べた実施例においては、第3図に例
示したごとく同じパルス幅の基本パルス列を位相
を違えて用意し、それら相互の位相差により隣接
2セルを同時に付勢しつつ、残り2セルには消去
パルスを実効的に加える方式について説明した。
この方式は単独の細幅消去パルスやシフトのため
のオーバーラツプパルスを用いる単セルシフト方
式に比較して駆動回路の簡素化や制御の容易さの
点できわめて有利であるが、本発明の本質は、こ
のような駆動形式の差異とは無関係であり、単セ
ルシフト方式所謂1つの画素を1つのセルによる
放電によつて表示する方式にも同様に適用できる
ものである。
さらにこの発明は、先に述べたごとくミアンダ
型の電極構造を有するセルシフト型のガス放電パ
ネルに対して好適なものであるが、他に特願昭51
―79308号(特開昭53―5568号公報参照)に示さ
れるような迂回路状のシフトチヤンネルをそなえ
た多行表示用のパネルや、それらの電極群数を2
群×2群以上に増加した電極構造を有するパネ
ル、ならびに特開昭48―73064号公報に示される
ような平行電極構造をそなえたパネルにも適用可
能である。平行電極構造を備えたパネルに適用す
るにあたつては一方の基板に支持された平行な電
極をX電極、他方の基板に支持された平行電極を
X電極と同方向ではあるがY側電極とし、X電極
を交互にX1,X2電極に更に分割して各シフト
行共通に母線接続する一方、Y側電極は交互にY
1,Y2電極に更に分割するとともに各シフト行
ごとに個別に母線接続して導出すれば、上記ミア
ンダ型セルフシフトパネルと同様のセル配列が得
られるので2群のX電極と、行ごとに2群のY電
極に適宜シフト電圧を印加することでシフト行毎
にシフト動作、スウエイシフト動作を選択的に行
なわせることができる。
またこの発明のその他の変形例を列挙すると次
の通りである。
1 シフト行が少なくとも1本のシフトチヤンネ
ルで構成される場合に適用可能であり、従つて
1本のシフトチヤンネルごとに選択駆動をなす
ことができる。また各シフト行がそれぞれ独立
したパネルとして構成されていても良い。
2 スウエイシフト動作の1周期のステツプ数ま
たは切換えタイミングは選択行におけるシフト
動作の1周期のステツプ数または切換えタイミ
ングと同じである必要はなく、スウエイシフト
の速度を速めたり遅くしたりしてもよい。また
スウエイシフト動作は任意の空間的セル配列周
期内で行わせることができ、そのセル数がセル
の駆動相数に一致せず隣接周期のセルとオーバ
ラツプする関係にあつても差し支えない。
3 シフト動作の各単位周期は、必ずしも同一で
ある必要はなく、それらの期間または放電回数
を異ならせても良い。
4 シフト行の方向は、横方向のみならず縦方向
に配列された場合でも同様であり、縦横2次元
シフトの可能をパネルにも適用可能である。
さて、以上の説明から明らかなように、この発
明においては、多行表示用のセルシフト型ガス放
電パネルにおいて選択された行でのシフト動作が
なされる間、非選択行においてはスウエイシフト
動作により放電スポツトの形の情報を保持するよ
うにしているので、充分なマージンをもつてかつ
簡単な回路構成でパネルを駆動することができる
外、その間非選択行の情報を充分な明るさで観察
することができる。また、表示に際しても全行ス
ウエイシフト動作を採るようにした場合には、動
作の移行に伴う輝度差やチラツキが解消するので
表示品質の向上を図ることができる。よつてこの
発明は、多行表示用セルシフト型ガス放電パネル
の行選択駆動方法として多くの利点を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用するセルシフト型ガス
放電パネルの1例構成を示す電極配置図、第2図
は第1図のパネルを多行構成とした場合の表示例
を模型的に示す平面図、第3図AおよびBはそれ
ぞれ選択行および非選択行の各電極に対して印加
される駆動電圧波形、第3図CおよびDはそれぞ
れ選択行および非選択行の各放電セルに対して加
わる合成電圧波形、第4図AおよびBはそれぞれ
選択行および非選択行における放電スポツトのシ
フト形態とスウエイシフト形態を模式的に示す
図、第5図は駆動回路の1例構成を示すブロツク
図である。 SC1およびSC2…シフトチヤンネル、Y1お
よびY2…Y電極群端子、X1およびX2…X電
極群端子、SR1―SRn…シフト行、10…基本
タイミング信号発生回路ユニツト、20…制御信
号発生回路ユニツト、30…ローテーシヨン回路
ユニツト、40…行選択回路ユニツト、50…シ
フトドライバユニツト、60…書込み信号発生回
路ユニツト、70…書込みドライバユニツト、
PDP…ガス放電パネル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のシフト行をそなえたパネル構成におい
    て、各シフト行は少なくとも1本のシフトチヤン
    ネルよりなり、各シフトチヤンネルは少なくとも
    2つのY電極群と、該Y電極群の隣接する電極に
    規則的にまたがつて対向する少なくとも2つのX
    電極群との間のガスを封入された対向間隙に空間
    的に所定の繰返し周期をもつて画定された複数の
    放電セルの配列よりなり、前記各シフト行を構成
    するシフトチヤンネルの2つのY電極群を各シフ
    ト行ごとに個別に導出し、選択されたシフト行を
    構成する前記Y電極群と各シフト行に共通のX電
    極群とに順次シフト電圧を印加して放電スポツト
    の一方向シフト動作を行わせる間、非選択シフト
    行を構成するシフトチヤンネルの前記個別に導出
    されたY電極群に与えるシフト電圧の順序を前記
    選択シフト行のY電極群に対するシフト電圧の印
    加順序と異ならしめ、あらかじめ定められた空間
    的セル配列周期内で放電スポツトの順方向シフト
    動作と逆方向シフト動作を繰返し行わせることを
    特徴とするセルフシフト型ガス放電パネルの駆動
    方法。 2 前記選択シフト行および非選択シフト行にお
    けるシフト動作が常時隣接する2つの放電セル間
    に放電スポツトを共有した形で行われることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載したセルフ
    シフト型ガス放電パネルの駆動方法。 3 複数のシフト行をそなえたパネル構成におい
    て、各シフト行は少なくとも1本のシフトチヤン
    ネルよりなり、各シフトチヤンネルは少なくとも
    2つのY電極群と、該Y電極群の隣接する電極に
    規則的にまたがつて対向する少なくとも2つのX
    電極群との間のガスを封入された対向間隙に空間
    的に所定の繰返し周期をもつて画定された複数の
    放電セルの配列よりなり、前記各シフト行を構成
    するシフトチヤンネルの2つのY電極群を各シフ
    ト行ごとに個別に導出し、選択されたシフト行を
    構成する前記Y電極群と各シフト行に共通のX電
    極群とに順次シフト電圧を印加して放電スポツト
    の一方向シフト動作を行わせる間、非選択シフト
    行を構成するシフトチヤンネルの前記個別に導出
    されたY電極群に与えるシフト電圧の順序を前記
    選択シフト行のY電極群に対するシフト電圧の印
    加・順序と異ならしめ、あらかじめ定められた空
    間的セル配列周期内で放電スポツトの順方向シフ
    ト動作と逆方向シフト動作を繰返し行わせるとと
    もに、前記選択シフト動作の終了後、すべてのシ
    フト行の放電スポツトをあらかじめ定められた空
    間的セル配列周期内での順方向シフト動作と逆方
    向シフト動作の繰返しによつて当該セル配列周期
    内を振動させながら表示動作を行わせることを特
    徴とするセルフシフト型ガス放電パネルの駆動方
    法。
JP5721077A 1977-05-17 1977-05-17 Driving system of self-shift-type gas discharge panel Granted JPS53141547A (en)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5721077A JPS53141547A (en) 1977-05-17 1977-05-17 Driving system of self-shift-type gas discharge panel
IT7823261A IT1095138B (it) 1977-05-17 1978-05-11 Dispositivo di eccitazione per un pannello indicatore a scarica in gas del tipo a scorrimento automatico
FR7813988A FR2391523A1 (fr) 1977-05-17 1978-05-11 Procede et dispositif d'attaque pour un panneau a decharge dans un gaz
CA303,411A CA1108324A (en) 1977-05-17 1978-05-16 Self-shift type gas discharge panel driving system
US05/906,342 US4190789A (en) 1977-05-17 1978-05-16 Driving system for a self-shift type gas discharge panel
DE2821535A DE2821535C2 (de) 1977-05-17 1978-05-17 Verfahren zum Antreiben eines Selbstverschiebungsgasentladungspaneels
GB20272/78A GB1589686A (en) 1977-05-17 1978-05-17 Self-shift gas discharge panel display apparatus
NLAANVRAGE7805323,A NL188073C (nl) 1977-05-17 1978-05-17 Werkwijze voor het besturen van een gasontladingsweergeefpaneel.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5721077A JPS53141547A (en) 1977-05-17 1977-05-17 Driving system of self-shift-type gas discharge panel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53141547A JPS53141547A (en) 1978-12-09
JPS6125156B2 true JPS6125156B2 (ja) 1986-06-14

Family

ID=13049143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5721077A Granted JPS53141547A (en) 1977-05-17 1977-05-17 Driving system of self-shift-type gas discharge panel

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS53141547A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442148U (ja) * 1990-08-09 1992-04-09

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5488730A (en) * 1977-12-02 1979-07-14 Fujitsu Ltd Drive system for self-shift type gas discharge panel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442148U (ja) * 1990-08-09 1992-04-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53141547A (en) 1978-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0157248B1 (en) Method for driving a gas discharge panel
US4985698A (en) Display panel driving apparatus
EP0899708B1 (en) Plasma display panel and a method for driving the same
EP1394764A2 (en) Plasma display apparatus and method of driving a plasma display panel
US20030151566A1 (en) Driving method for a plasma display panel and plasma display apparatus
JP2687684B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2004029118A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
JPH0764512A (ja) 液晶駆動装置
US4247802A (en) Self shift type gas discharge panel and system for driving the same
JPS6125156B2 (ja)
US4190789A (en) Driving system for a self-shift type gas discharge panel
JP4166936B2 (ja) 液晶表示パネルの駆動方法
EP0003886B1 (en) Gas discharge display apparatuses using self shift gas discharge panels, and methods of driving such panels
US4458244A (en) Self shift type gas discharge panel driving system
JPH10226102A (ja) 駆動用ic及び光プリントヘッド
JP4694684B2 (ja) 液晶表示パネルの駆動方法
JPS6239742B2 (ja)
JPS6242509B2 (ja)
JPS6242508B2 (ja)
JPS6242510B2 (ja)
JP3678940B2 (ja) ディスプレイパネルの駆動方法
KR100349917B1 (ko) 플라즈마 표시 패널의 구동 방법
JPS6125155B2 (ja)
JPS6161118B2 (ja)
JPS5832713B2 (ja) 多相パルス駆動装置の駆動方式