JPS61249923A - 血小板凝集抑制剤 - Google Patents

血小板凝集抑制剤

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JPS61249923A
JPS61249923A JP9052685A JP9052685A JPS61249923A JP S61249923 A JPS61249923 A JP S61249923A JP 9052685 A JP9052685 A JP 9052685A JP 9052685 A JP9052685 A JP 9052685A JP S61249923 A JPS61249923 A JP S61249923A
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JP
Japan
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salt
platelet aggregation
inhibiting agent
present
inosine
Prior art date
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Pending
Application number
JP9052685A
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English (en)
Inventor
Masahiro Okubo
大久保 雅啓
Takao Oota
隆男 太田
Isamu Tsunashima
綱島 勇
Shigeo Okumura
奥村 重雄
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NIPPON KURINITSUKU KK
Original Assignee
NIPPON KURINITSUKU KK
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の核酸のカリウム塩を有効成分とする血
小板凝集抑制剤に関する。
〔従来の技術〕
血栓症は、血小板が凝集することによって発症する疾病
である。従って、循環器系疾患として最近特に注目され
ているものであり、優れた血小板凝集抑制剤が待望され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、新規血小板凝集抑制剤を提供すること
である。  − 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、有効なる血小板凝集抑制剤を開発すべく
種々研究を重ねてきたところ、5゛−アデノシンモノホ
スフェートのカリウム塩(5’−AMPのに塩)が血小
板凝集抑制作用を有することを見出して本発明を完成す
るに至った。
即ち、本発明は、5 ’−AM Pのに塩を有効成分と
する血小板凝集抑制剤に関する。
本発明にて使用される5’−AMPのに塩はその由来を
特に限定されるものではなく、合成、天然のいずれもが
使用される。
本発明の血小板凝集抑制剤は、5′−AMPのに塩に加
えて、さらにマグネシウム金属錯体を含有していること
が好ましい、当該マグネシウム金属錯体としては、分子
量1000〜3000程度のものが好ましい。
さらには、上記5”−AMPのに塩に加えて遊離5’−
AMP、イノシン、イノシンモノホスフェ−)(IMF
)等を含有してもよい。
本発明の好ましい一態様は、カキ肉、シジミ等の貝類由
来の核酸、あるいは核酸含有物を使用する態様である。
特に、カキ肉の温湯抽出物(日本クリニック株式会社製
のカキ肉エキス、「シーミルク」、「牡蛎」)を使用す
ることが好ましい。
貝類、特にカキ肉の温湯抽出物中には上記5゛−AMP
のに塩が豊富であることに加えて、遊離5“−AMP、
イノシン、イノシンモノホスフェート(IMF)等を含
をするとともにタウリン等をも含有し、特に優れた血小
板凝集抑制作用を発揮する。
当該カキ肉の温湯抽出物を得るための温湯の温度は、通
常50〜90℃程度、好ましくは70〜80℃程度であ
り、1〜3時間加熱抽出することによって得られる。温
湯抽出物は、そのまま本発明の有効成分としてもよく、
また、温湯抽出物を′アルコール分画に付して得られる
沈澱物を本発明の有効成分としてもよい。
温湯抽出物の水溶液は、アルコール分画に付す前に固形
分含量を20〜45(W/W)%に調整しておくことが
好ましい、当該調製は、濃縮等自体既知の方法にて実施
すればよい。
アルコール分画に用いられるアルコールとしては、エタ
ノールが好適に使用される。アルコール分画は、通常、
終濃度40〜80(W/W)%にて実施される。アルコ
ール分画処理時間は、通常5〜168時間、好ましくは
48〜96時間である。
かくして得られた活性成分は、たとえばスプレードライ
ヤー、ドラムドライヤー、凍結乾燥等によって、乾燥し
てから本発明に供することが好ましい。
また、参考例3によって得られうる後記Fnは特に好ま
しい血小板凝集抑制作用を有するものである。かかるF
nの両分は、カキ肉の温湯抽出物中の分子量1000〜
3000の画分を分取しうる手段、たとえばクロマトグ
ラフィー、膜分画法、イオン交換法等にて分画すること
ができる。当該F11の特性として、第3図に赤外線吸
収スペクトルを、第4図に薄層クロマトグラフィーを、
第5図に紫外線吸収スペクトルを、第6図に液体クロマ
トグラフィーを示した。
〔血小板凝集抑制作用〕
健康人の静脈から採取した血液に、3.8%クエン酸ナ
トリウム溶液を1 /10容量添加し、1 、000r
p−で10分間遠心処理して、その上層を血小板の豊富
な血漿(P RP)とし、残余の下層を3.00Orp
mで10分間遠心処理して、その上層を血小板の少ない
血漿(PPP)とした、血小板凝集能の測定には、一般
に用いられる血小板凝集針を用い、ボリン及びオブライ
エンによる方法に従い、PRPに一定濃度の惹起物質、
アデノシンジホスフェート(ADP)を加えて、37℃
に保温し、攪拌し、凝集によって生ずる透過度の増大を
付属の記録計にて描記し、血小板凝集を抑制する最小濃
度を求め、その結果を第1表に示した。
第1表 本発明で使用される有効成分は公知の核酸の塩であり、
その無毒性はすでに確立されている本発明の血小板凝集
抑制剤は、ヒトを含む温血動物(マウス、ラット、イヌ
、ウサギ等)に対して、たとえば血栓症予防・治療等の
予防・治療薬として使用される。
本発明の血小板凝集抑制剤は、前記有効成分を適当かつ
常用の製薬上許容されるキャリアによって製剤化し、経
口剤、非経口剤として使用される。
その具体的剤型としては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、
散剤、水剤、シロップ、注射剤等が例示される。
キャリアとしては、例えば、シェラツク、ゼラチン、ア
ラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、タルク、マンニット、ソルビ
ット、でんぷん、蔗糖エステル、デキストリン、シェー
クロース、ラクトース、ブドウ糖、炭酸カルシウム、リ
ン酸カルシウムなどの固体希釈剤、また、水、生理食塩
水、エタノール、プロピレングリコール、リンゲル液な
どの液体希釈剤をあげることができる。
血小板凝集抑制剤における有効成分は、その経口投与の
場合、通常1〜500mg/kg体重を1日1回〜数回
投与するが、年齢、体重および/または処置すべき病状
の重篤度や治療に対する反応により、その投与方法は変
わりうる。
〔作用・効果〕
本発明の血小板凝集抑制剤のを効成分であるところの5
°−AMPのに塩は優れた血小板凝集抑制作用を示し、
かつ毒性のないものであるから血小板凝集抑制剤として
極めて優れたものである。また、カキ肉より得られる5
’−AMPのに塩を含む両分は特に優れた血小板凝集抑
制作用を示すものであり、より優れた血小板凝集抑制剤
である。
〔実施例〕
実施例1 下記の処方の顆粒剤を常法によって調製した。
参考例3のFI[lag 乳糖      100mg デンプン     50■g メチルセルロース 10mg 実施例2 下記の処方の顆粒剤を常法によって調製した。
5’ −A M Pのに塩 10wg 乳II             100閤gデンプン
     50−g メチルセルロース 10s+g 参考例1 凍結生牡蛎に等量の蒸留水を加え、60〜70℃で2〜
3時間加熱抽出し、固液分離を行う、固液分離後の上澄
液を固形分含量が30 (W/W)%となるまで濃縮し
た後、スプレードライして粉末状の本発明活性成分を得
る。
参考例2 凍結生牡蛎に等量の蒸留水を加え、60〜70℃で2〜
3時間加熱抽出し、固液分離を行う。固液分離後の上澄
液を5〜6倍に濃縮し、得られた濃縮液にエタノールを
最終濃度が75%になるように添加する。エタノール添
加液を2〜4日間静置し、得られた液を沈澱部と上澄液
に分離する。
沈澱部をドラムドライヤーによって140℃で乾燥し、
常法にて粉末化して本発明活性成分を得る。
参考例3 凍結生牡蛎に等量の蒸留水を加え、80℃で60分間温
湯抽出後、遠心分離を行う、その上澄液をセファデック
スG−50にて分画を行い、高分子画分と低分子画分を
得た(第1図参照)、その後低分子画分をNaBH4で
還元したセファデックスC−10にて再分画し、第2図
に示すフラクシヨン■(F II)を得た。当該FII
中の核酸は大部分は5“−AMPのに塩であり、またマ
グネシウム金属錯体を含んでいる。Fnの赤外線数スペ
クトル(臭化カリウム中)は第3図に、FI[の薄層ク
ロマトグラフィー〔溶媒・・n−プロパツール:水酸化
アンモニウム:水(60:30:10)、UVディテク
ター〕は第4図に、Fllの紫外線吸収スペクトルは第
5図に、FI[の液体クロマトグラフィーは第6図に、
セファデックスG−10によるゲル濾過による5”−A
MPのに塩画分は第7図に、セファデックスG−10に
よるゲル濾過によるマグネシウム錯体両分は第8図に示
した通りである。
【図面の簡単な説明】
第1図はセファデックスG−50による分画による高分
子画分と低分子画分を、第2図はセファデックスG−1
0にて再分画を行って得たFIIを、第3図はFIIの
赤外線吸収スペクトルを、第4図はFIrの薄層クロマ
トグラフィーを、第5図はFnの紫外線吸収スペクトル
を、第6図はFnの液体クロマトグラフィーを、第7図
はセファデックスG−10によるゲル濾過による5’−
AMPのに塩画分を、第8図はセファデックスG−10
によるゲル濾過によるマグネシウム錯体両分を示す。 第1図中、Aは高分子画分を、Bは低分子画分を示す。 第5図 社   88 0寸 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 5′−アデノシンモノホスフェートのカリウム塩を有効
    成分とする血小板凝集抑制剤。
JP9052685A 1985-04-25 1985-04-25 血小板凝集抑制剤 Pending JPS61249923A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9052685A JPS61249923A (ja) 1985-04-25 1985-04-25 血小板凝集抑制剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP9052685A JPS61249923A (ja) 1985-04-25 1985-04-25 血小板凝集抑制剤

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Publication Number Publication Date
JPS61249923A true JPS61249923A (ja) 1986-11-07

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ID=14000871

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9052685A Pending JPS61249923A (ja) 1985-04-25 1985-04-25 血小板凝集抑制剤

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JP (1) JPS61249923A (ja)

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
BIOCHEMICAL PHARMACOLOGY=1980 *

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