JPS61249904A - シロアリ防除剤 - Google Patents

シロアリ防除剤

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Publication number
JPS61249904A
JPS61249904A JP8745585A JP8745585A JPS61249904A JP S61249904 A JPS61249904 A JP S61249904A JP 8745585 A JP8745585 A JP 8745585A JP 8745585 A JP8745585 A JP 8745585A JP S61249904 A JPS61249904 A JP S61249904A
Authority
JP
Japan
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microcapsules
active ingredient
water
compound
termites
Prior art date
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Pending
Application number
JP8745585A
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English (en)
Inventor
Minoru Nomichi
稔 野路
Kazumi Higashikozono
東小薗 和巳
Masuko Kobayashi
小林 益子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP8745585A priority Critical patent/JPS61249904A/ja
Publication of JPS61249904A publication Critical patent/JPS61249904A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/025Applications of microcapsules not provided for in other subclasses

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建造物の有害生物のうち、シロアリの防除剤に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来多くの土壌処理用シロアリ防除剤はクロルデンをは
じめとした有機塩素系化合物が粉剤、乳剤、水和剤等に
製剤されて使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の土壌処理用シロアリ防除剤は、人体への影響の高
い有機塩素系薬剤が、かなり高濃度に使用されてきた。
有機塩素系薬剤以上にシロアリに対して速効的な殺虫効
果をもち、人体への影響の低い薬剤は種々あるにもかか
わらず。
その不充分な残効性のために使用されずにきた。
すなわち、白アリ防除剤は主として建造物の基礎の内外
、束石の周囲に予め散布されるために長期にわたって殺
虫効果を維持することが必要とされてきたが有機塩素剤
以外は残効性に優れたものはなかった。
シロアリは建造物を直接食害する代表的な昆虫で、シロ
アリの防除は建造物の保存対策上まことに重要である。
日本ではヤマトシロアリとイエシロアリが特に重要であ
る。このうちヤマトシロアリは地中や地面近くに営巣し
、地主から水分や餌を得たりして生活の基盤を地下にお
いており、一般に地中で木材を食べたり、蟻道をのばし
て周辺の建造物の下部や木材類を加害くりそこを根城に
水を運びながら蟻道をのばし湿らしながら建造物や木材
類を激しく食害するため、被害はヤマトシロアリより大
きく建物全体に及ぶ。したがって人体に影響がなく、か
つ残効性に優れた白アリ防除剤が強く望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、シロアリの生態習性を研究した結果、驚
くべきことに殺虫剤の有効成分化合物が水不溶性合成高
分子膜でマイクロカプセル化されしかもそのマイクロカ
プセルから有効成分化合物の水への溶出速度が1時間当
り3,5%以下であるシロアリ防除剤を用いれば少量の
有効成分化合物を使用するのみで極めて速効的にしかも
長時間シロアリを防除しうろことに成功して本発明を完
成した。本発明のシロアリ防除剤はヤマトシロアリ、イ
エシロアリ等、土壌を媒介として生活するシロアリ類に
対し特に有効である。
次に1本発明において使用されうる有効成分としては、
白アリを有効に防除しうるものであればいかなるものも
使用でき、たとえばジクロルホス:ジメチル−2,2−
ジクロルビニルホスフェート、フェニトロチオン: o
、o−シyi−tルーo −(3−メチル−4−ニトロ
フェニルノチオホスフエート、フェンチオン: 0,0
−ジメチル−o−(3−メチル−4−(メチルチオノフ
ェニルコチオフォスフェート、ダイアジノン:(2−イ
ンプロビル−4−メチルピリミジル−6)−ジエチルチ
オホスフェート、マラチオン:ジメチルジ力ルベトキシ
エチルジチオホスフエート、クロルピリホス: 0,0
−ジエチル−〇−3.5.6−1!Jクロルー2−ピリ
ジルホスポロチオエート、ジメチルビンホス=2−クロ
ル−1−(2,4−ジクロルフェニルノビニルジメチル
ホスフェート、テトラクロルビンホス:2−クロル−1
−(2,/に5−)ジクロルフェニル)ビニルジメチル
ホスフェート、クロルフェンビンホスニ2−クロル−1
−(2,4−ジクロルフェニル)ビニルジエチルホスフ
ェート、エチルチオメトン:o、o−ジエチル−8−2
(エチルチオ)エチルホスホロジチオエート、イソキサ
チオン:0,0−ジエチル−〇−(5−フェニル−3−
イソキサゾル)ホスホロチオエート、ピリダフェンチオ
ン:O,O−ジエチル−o −(3−オキソ−2−フェ
ニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホスホロチオエー
ト、プロチオホス:o−2,4−ジクロロフェニル−〇
−エチルー8−プロピルホスホロジチオエート、トリク
ロルホン:ジメチル−2,2,2−トリクロル−1−ヒ
ドロキシエチルホスホネート、カルバリル=1−ナフチ
ルーN−メチルカーバメート等の有機リン系殺虫剤、カ
ーバメート系殺虫剤、合成ピレスロイド系殺虫剤等があ
げられる。
次に1本発明においては上記のような有効成分化合物は
水不溶性の高分子物質で被膜されマイクロカプセル化さ
れている。
マイクロカプセル化には種々の方法があり、そのいずれ
も使用しうるものであるが、本発明のごときマイクロカ
プセル粒子を得るには界面重合法が有利に使用されるが
、in 5itu法も又有利である。
そこで先ず以下界面重合法について説明する。
この方法は水と実質的に混和しない有機溶媒に疎水性モ
ノマーを溶解しこの溶液を水中で分散し、水中油滴型エ
マルジョンにする。このエマルジョンに親水性モノマー
を添加する。この場合、疎水性及び親水性の両モノマー
が縮重合するもの同志を組み合せると、エマルジョンの
油−水界面で両モノマーが縮重合反応して、有機溶媒を
被覆する。有機溶媒に有効成分化合物を溶解させておけ
ば有効成分化合物の有機溶媒溶液を核とする被覆物が得
られる。
この界面重合法に使用されるモノマーのうち疎水性モノ
マー(油溶性膜珍成物質)としては。
−coct及び−5o2C1の反応性を有する二官能性
及び多官能性酸誘導化合物があげられ、例えばセバコイ
ルクロリド、エチレンビスクロロホルメート、ホスゲン
、アゼラオイルクロリド、アジポイルタロリド、テレフ
タロイルクロリド、ドデカンジ酸クロリド、シマー酸ク
ロリド、1゜3−ベンゼンスルホニルジクロリド、トリ
メソイルクロリド、1.2.4.5−ベンゼンテトラカ
ルボン酸クロリド、1,3.5−ベンゼントリスルホニ
ルクロリド、トリマー酸クロリド、クエン酸クロリド及
び1.3.5−ベンゼントリスクロロホルメートがある
。又他の疎水性モノマーとしては反応性イソシアネート
化合物があげられ例えばp−フ二二レンジイソシアネー
ト、ナフタリン−1,5−ジイソシアネート、テトラク
ロロ−〇−フ二二レしジイソシアネ−ト、2.4−)#
エンジイソシアネート、2.6−1ルエンジイソシアネ
ート、4.4−ジフェニルジイソシアネート、ジクロロ
ジフェニルメタンジイソシアネート、ジベンジルジイソ
シアネート、ビトリレンジイソシアネート、ジフェニル
エーテルジイソシアネート、ジメチルジフェニルジイソ
シアネート、インホロンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソ
シアネート、トリフェニルメタン−4、4,4−)ジイ
ソシアネート、インプロビルベンゼンα−ジイソシアネ
ート及び類似物の如き化合物がある。
親水性モノマー(水溶性膜形成物質)としてはジアミン
及びポリアミンがあげられ、例えばエチレンジアミン、
フェニレンジアミン、トルエンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、ジエチレントリアミン、ピペラジン、1.
3.5−ベンゼントリアミントリヒドロクロリド、2.
4.6−トリアミノトルエントリヒドロクロリド、テト
ラエチレンペンタミン、ペンタエチレンへキサミノ、ポ
リエチレンイミン、1.3.6−トリアミノナフタリン
、3,4.5−トリアミノ−1,2,4−トリアゾール
、メラミン及び1.4.5.8−テトラアミノアントラ
キノンがある。また他の親水性モノマーとしては多価ア
ルコールがあげられ例えハ、エチレングリコール、1.
4−7’タンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコールがあ
る。
界面重合法により得られた被覆物(マイクロカプセルノ
は、必要に応じて噴霧乾燥等により乾燥したマイクロカ
プセルとしてとり出すこともできる。
他の一例としてin 5itu法による被覆化法がある
in 5itu重合によるカプセル化法は芯物質の内側
からか、あるいは外側からのどちらか一方のみからりア
クタント(モノマー、プレポリマー]を供給し、芯物質
の周囲にポリマー壁を形成させカプセル化する方法であ
る。
リアクタントとしては、上記の親水性、又は親油性のモ
ノマー、プレポリマーのいずれも利用され通常の重合反
応に使われる素材が用いられるうこれらは2種以上組み
合わせて用いてもよ℃1゜ このような方法によって得られるマイクロカプセルのう
ち、本発明の害虫防除剤を得るのに好ましいものは以下
のようにしてつくられるものである。
すなわち、 下記一般式(1)で示されるモノマーユニットヲ含有す
る単独重合体および/または共重合体である水溶性高分
子を溶解した水溶液中に、油溶性膜形成物としての多価
インシアネートおよび/または多価カルボン酸クロライ
ドおよび/または多価スルホン酸クロライドと有効成分
化合物との混合物を分散させた後、水溶性膜形成物とし
ての多価アミンおよび/または多価ヒドロキシン化合物
の水溶液を添加して界面反応を行わせ、生成した高分子
膜で一有効成分化合物を包被して得られるマイクロカプ
セルである。
(式中、Rtは水素原子又はメチル基を示しR2゜R3
は炭素数1〜8個のアルキル基を示す。)一般式(1)
のモノマーと共重合可能なモノマーとしては次のような
ビニル化合物がある。
疎水性モノマーとして、スチレン、酢酸ビニル。
(メタノアクリル酸メチル、(メタンアクリル酸エチル
、(メタノアクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸
イソブチル% (メタノアクリル酸t−ブチル、(メタ
)アクリル酸2エチルヘキシル、アクリルニトリル、塩
化ビニルなどで、親水性モノマーとして、スチレンスル
ホン酸ソーダ、ビニルスルホン酸ソーダ、(メタンアク
リル酸、無水マレイン酸、N−ビニルピロリドン、(メ
タ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸ジメチルアミ
ノエチルなどがあるが、これらに限定されるものではな
い。
本発明の水溶性高分子は各種の公知の方法により製造さ
れる。この水溶性高分子の分子量は重合開始剤の量、モ
ノマー濃度、重合温度などの変化や、連鎖移動剤を用い
ることによって調節できる。好ましい分子量は、極限粘
度〔η〕(25℃、0.25 N  Na NO3水溶
液)で表わして0.05〜5.0.最も好ましくは0.
2〜3.0である。
また共重合体中には一般式(1)に示したモノマーユニ
ットを5重量%以上、好ましくは10重量%以上含有し
なければ本発明の目的が達成されない。
一方、カプセル化する時に用いる水溶性高分子の使用量
は、分散する有効成分と油溶性膜形成物質との混合物に
対して0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜10重
量%である。なお厳密には、所望するカプセルの粒径に
応じてその適量をこの範囲内で決定する。また、このカ
プセル製造系に必要に応じて、ポリビニルアルコール、
ゼラチンなどの一般的な保護コロイド剤、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステルなどの界
面活性剤を併用することもできるが、その使用量は、本
発明の効果を阻害しない範囲、例えば用いる水溶性高分
子の量に対し50%以下が好ましい。
このようにして得られた白アリ防除用マイクロカプセル
においては中の有効成分化合物が土1中の水に溶出しに
くいことを特徴とするものであってこの土壌中の水への
溶出速度は有効成分化合物の水への溶解度、空気中への
蒸散、マイクロカプセルの材質、厚さ、製法、等により
左右されるが後記の条件で測定したとき有効成分化合物
の水中への溶出速度が1時間に、3.5%以下であり好
ましくは2.4%以下である。
なお、本発明のマイクロカプセルの粒径は所望によって
種々変えられ1μから200μの間に調整される。
次に、上記のようにして製造されたマイクロカプセルを
白アリ防除剤に調整するには、それ自体何ら加工するこ
となくそのまま使用に供するか、あるいは適当な担体、
補助剤と混合してたとえば水和剤、粉剤、粒剤、懸濁剤
等に架剤する。
水和剤+!マイクロカプセルを通常10〜40重量部含
有し、残部は固体担体、湿潤剤、分散剤である。
粉剤はマイクロカプセルを通常2ないし10重量部含有
し、残部は固体担体である。必要に応じて湿潤剤等が配
合される。粒剤は、マイクロカプセルを通常2ないし2
0重量部含有し、残部は固体担体である。
配合される。
懸濁剤はマイクロカプセルを通常5ないし50重量部含
有し残部は水である。必要に応じて分散剤、防腐剤等が
配合される。
〔作 用〕
本発明のマイクロカプセル化された白アリ防除剤は土壌
に接触して棲息しているシロアリに対して従来の薬剤に
比べて極めて少量の有効成分化合物で、長期にわたる殺
虫効果を発揮するものである。その理由としては、例え
ば、ヤマトシロアリ職蟻を用いた試験の場合、本発明の
白アリ防除剤を用いて土壌処理すれば高活性な有効成分
化合物が極めて少量ずつ徐放的に土壌中へ移行していく
ため、シロアリに対して接触的又はガス的に高い殺虫効
果をもたらすことが第一にあげられる。第二に、土壌中
に均等に混和されたマイクロカプセルは、土壌粒子や有
機質とともに経口的にシロアリ体内に取り込まれ中腸の
5内の微生物等の影響を受けて分解され有効成分化合物
が腸壁より吸収されて致死効果を発揮するものと考えら
れる。
〔発明の効果〕
後記実施例からも明らかなように1本発明のシロアリ防
除剤は、土壌を媒介として棲息しているヤマトシロアリ
、イエシロアリなどのシロアリ類に対し、従来の粉剤、
水和剤、乳剤又は粒剤なとよりも極めて少量の有効成分
化合物で殺虫効果を発揮する。
また、本発明のシロアリ防除剤はマイクロカプセルでで
きており、土壌中で有効成分化合物が溶出しにくし・為
に、このマイクロカプセルに対する忌避性が見受けられ
ず、しかもこれらシロアリ類に対する効力持続期間が飛
躍的に延びた。
この本発明のシロアリ防除剤は、建造物の基礎の内外、
束石の周囲に予め散布、あるいは土壌中に均一に混和す
ることにより、建造後数年間他の一切のシロアリ防除剤
を施用する必要がないため防除の省力化に役立ち、薬剤
費の大巾な節約をもたらすものである。
特筆すべき点は、この本発明のシロアリ防除剤は、有効
成分化合物が土壌中へ移行する。ことが極めて少量なの
で、従来使われてきた有機塩素系化合物で懸念されてき
たような土壌及び地下水への流出、残留、汚染の心配が
ないことである。
理想的なシロアリ防除剤である。
第三に、経口的に取りこまれたマイクロカプセル剤は、
他個体への給餌等シロアリ特有の行動により、口移しで
伝播され、渠内にもちこまれて、効力を発揮することが
期待される。他のシロアリについても上記と同じメカニ
ズムにより致死効果を発揮すると考えられる。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明を説明する。
製造例1゜ 】1の邪魔板付反応釜に分散剤としてのNN−ジメチル
アクリルアミドーn−ブチルアクリレート−スチレンス
ルフオン酸ソーダ(60%:30%:10%重量バー七
ント)の共重合体を3重量%溶解した水溶液500gを
仕込みこれにダイアジノン260g%セパチン酸ジクロ
■ ライド13g、コロネート3053  (日本ポリンジ
アミン5g、ジエチレントリアミン4g、NaOH5g
の水溶液50gを滴下して液滴の界面に高分子皮膜を生
成しめてマイクロカプセルを得る。最後にHCIにてカ
プセル分散体を中和する。
得られたマイクロカプセルの粒度分布の範囲は20〜8
0μで平均粒径(算術平均値以下同じ)は48μであっ
た。
製造例2゜ 製造例1でコロネー)’305313gを使用■ したかわりにAH−084(第−工業製薬製多価インシ
アネート)20gを使用し、エチレンジアン5g、ジエ
チレントリアミン4gを使用しり変ワりにフェニレンジ
アミン2g、トルエンジアミン2g、1,4,5.8−
テトラアミノアントラキノンを1.5g使用した以外は
製造例1と同じく同様に操作してマイクロカプセルを得
る粒度分布範囲は100〜200μで平均粒径は150
μであった。
製造例3 メチルへキサメチレンイソシアネート12.5g。
■ ミリオネートMR400(日本ポリウレタン裂多価イン
シアネート)12.5gを混合した疎水性液体を回転数
50 Orpmで5分間攪拌して分散させる。次に回転
数25 Orpmにし、ヘキサメチレンジアミン9g、
ジエチレントリアミン4gの水溶液50gを滴下して液
滴の界面に高分子膜を生成せしめてマイクロカプセルを
得る。
最後にHCIにてカプセル分散体を中和する。得られた
マイクロカプセルの粒度分布範囲は10〜70μで平均
粒径は35μであった。
製造例4゜ 製造例20分散剤500gの変わりにアラビアガム3重
量%を使用し、ダイアジノン200g、トリメチルへキ
サメチレンジイソシアネート12.!5gの変わりにイ
ンヅオロンジイソシアネート6gとへキサメチレンジイ
ソシアネート8gを使用しミリオネートMR400の変
わりに■ ミリオネートMR300(日本ポリウレタン製多価イン
シアネート)18gを使用し他は全く合成例3と同様に
操作してマイクロカプセルを得る。
4られたマイクロカプセルの粒度分布は42〜200μ
で平均粒径は100μであった。
製造例5゜ 1ぷの邪魔板付反応釜に分散剤としてゴーセノール!’
GLO5S(日本合成化学■製ポリビニルアルコール)
を0.3重量%溶解した水溶液450g仕込み、これに
ダイアジノン100g、メチルメタアクリレート90g
、エチレンジメタアクリレート10g、アゾビスイソブ
チルニトリル0.3gを混合した疎水性液体を回転数4
0 Orpmで攪拌して分散させる。
その後反応温度を60℃にして4時間反応させる。
得られたマイクロカプセルの粒度分布は20〜100μ
で平均粒径は50μであった。
比較例1゜ コンプレックスコアセルベーション法の手法を用いて4
0°Cに加温した水170gにゼラチン3g、およびア
ラビアガム2.5gを加え均一に溶解する。
この溶液にダイアジノンlogを加え、ホモジナイザー
で均一に分散し液温を40℃に保ちな。
がら5%酢酸水溶液を滴下して液のpHを5.8に調節
する。
この液を10℃に冷却し25%グルタルアルデヒド水溶
液5 mlを加え、液温を室温にして10時間撹拌する
。この液にニカレジン305(日本カーバイド■裂メチ
ロールメラミン)30gを水800 mlに溶解した液
を加え攪拌しながら10%塩酸を滴下して液のpHを5
.OK調節し。
10時間攪拌を続ける液をろ過してマイクロカプセルを
ろ取し、80℃の通風乾燥機で2時間乾燥する。
このマイクロカプセルの粒径は10〜100μで平均粒
径は50μであった。
比較例2゜ 製造例5でニカレジン305を30g使用したかわりに
ニカレジン305を10g使用(水200m1に溶解)
した以外は参考例6と全く同様に操作してマイクロカプ
セルヲ得ル。
このマイクロカプセルの粒径は20〜110μで平均粒
径は52μであった。
なお、有効成分の水への溶出速度は以下のようにして求
めた。
製造例工ないし5及び比較例1,2で得るマイクロカプ
セルについて有効成分濃度が0.2g/Aになるように
水分散液を調整して30℃にて1時間毎分80回1周期
の往復振とう器で振とうする。
その後東洋ろ紙N11L5Cでろ過し、ろ液中の有効成
分化合物を定量する。
次にろ紙上のマイクロカプセルはろ紙とともに新しい水
l!に投入し前期操作を6回繰り返し各回毎にろ液中の
有効成分化合物の量を定量しその各々の定量値より、マ
イクロカプセルからの有効成分の溶出率を個々算出し溶
出率と時間との関係をグラフにプロットしそのグラフか
ら溶出速度(57時間)を求めた。
溶出速度(57時間) 製造例   1O14 32,0 42,4 53,4 比較例   18.8 2          15.9 対照ダイアジノン3%粒剤100.0 上記の結果から界面重合法、 Jn 5itu法の方法
によって得られた。製造13’lJ 1から5のダイア
ジノンマイクロカプセルの水への溶出がかなり抑制され
ていることがわかる。
製造例6゜ 製造例1のダイアジノン260gを使用する変りにバイ
ジット240g、大豆油20gを使用しコロネート30
53.13gを使用する変わり■ にミリオネートMR200(日本ポリフレタン裂多価ア
ルコ−A/)を15g使用した以外は合成例1と全く同
様に操作してマイクロカプセルを得る。
得られたマイクロカプセルの粒度分布範囲は20〜90
μ平均粒径は50μであった。
製造例7゜ 製造例3のダイアジノン250gの変わりにバイジッド
200gを使用しミリオネートAHL■ 400の変わりにAH−087(第−工業類薬裂多価イ
ンシアネート)20gを使用した以外は合成例3と全く
同様に操作しマイクロカプセルを得る。
得られたマイクロカプセルの粒度分布範囲は30〜90
μで平均粒径は60μであった。
製造例8゜ 製造例4のゴーセニールGLO5Sの変わりにカルボキ
シメチルセルロールアラビアガム(1: 5 )’Y2
%使用しダイアジノン100gの変わりにバイジッ)1
10.8gを使用した以外は合成例4と全く同様に操作
してマイクロカプセルを得る。
得られたマイクロカプセルの粒度分布は、1〜70μで
平均粒径は38μであった。
比較例3゜ 比較例6のダイアジノン10gの変わりにバイジッド8
gを加えニカレジン305 30gの変わりにニカレジ
ン305 20gを使用(水200 mlに溶解2した
以外は合成例9と全く同様に操作してマイクロカプセル
を得る。
得られたマイクロカプセルの粒度分布は20〜120μ
で平均粒径は62μであった。
製造例6ないし7で得られたマイクロカプセルと全く同
様にバイジットの水中溶出速度を求めた。
溶出速度(%/時間] 製造例   60,1 72.3 83.5 比較例   3           12.5対照バ
イジッド5%粒剤     100.0上記の結果から
界面重合法、In 5itu法によって得られた製造例
6ないし8のダイアジノンマイクロカプセルの水への溶
出がかなり抑制されていることがわかる。
試験例1゜ 與造例工ないし3及び比較例1,2の操作によりて得ら
れたダイアジノンマイクロカプセルをダイアジノン10
重量%含有マイクロカプセル懸濁液に調整するために、
キサンタンガム0.3重量部、アラビアガム0.1重量
部、デヒドロ酢酸ソーダ0.3重量部と残部は精製水で
調整した。
このマイクロカプセル懸濁液を井水で所定濃度に希釈し
、東洋口紙■ml!400.2径9 cm 口紙に2m
lを滴下し、温度25±1℃、湿度65±5%(RH)
の薬剤処理室に静置した。処理一定期口径に薬剤処理し
たこれら口紙を径9cmのシャーレに入れ井水2 ml
を加え、ヤマトシロアリ職蟻を放虫し24時間後に生死
車数を調査した。1区20頭2連制で実施した。
結果は表1に示した。
■ −一一一一 ロ ロロ 0Ω ロロ ロa’+mΦ へ尽   p−
1+−1+m m  +−T m  mへ ++1 +++ m m−p−1m  m m  m 
−宏 削 定 愼   −へ    の    −へ    入上記の
結果よりダイアジノンのマイクロカプセルからの溶出率
の少ないものほど殺虫効果が高く持続性にも優れていた
試験例2゜ 製造例1ないし3及び比較例1の操作で得られたダイア
ジノンマイクロカプセルを試、験例1で調整した10%
ダイアジノンマイクロカプセル懸濁液を用い、埼玉県上
尾市内の篩分けした畑土壌に有効成分化合物がi o、
o ppmと2,5ppmそして土壌水分が35%にな
る様に希釈液を処理し、良く混和した後、その処理±1
1jl。
gを径9crnシャーレに入れて蓋をし温度26士1℃
、湿度65±5%(RH)の室内に静置した。
一定期日後に減少分の井水を加えた後、ヤマトシロアリ
の職蟻を放生し、24時間後に死虫数を調査した。
放生は1区20頭2連制で実施した。
結果は表2に示した。
ロ ロ■ ロΦ ロoOcou)     寸ト■  
−−− 寸 −F−1−+++  m         +−+
探 ロ ロ00■ ロ0 ロoo  ヘ  ロロロCIJ 
 P−IF−1m−1−I      P−IF−1に
N 刺Δ 上記の結果からダイアジノンマイクロカプセルの土壌混
和によりヤマトシロアリ殺虫効果は、対照薬剤クロルデ
ン油剤に比べて、製造例1ないし3の10.0 ppm
処理区は80日後においても完全であった。
試験例3゜ 製造例1ないし3及び比較例1の操作で得られたダイア
ジノンマイクロカプセルより試験例1の如き10%ダイ
アジノンマイクロカプセル懸濁液を作成し、井水で所定
濃度に希釈した薬液をミズホ式回転散布塔によって2.
OX5.OXO,3弾)の杉板に5 mlあて散布した
。埼玉県上尾市内の篩別し、土壌水分35%に調整した
畑土1に5g!径9cmシャーレに入れ、その土壌表面
に薬剤処理した風乾後の杉板の処理面を合せて蓋をした
。処理一定期日後にヤマトシロアリの職蟻を放生し、1
日後と10日後の生死虫数(R−H)の薬剤処理室で実
施した。
結果は表3に示した。
表3゜ 2     1.2  1000  103     
2.0  1000 10比較例 1  8.8 10
0010 対照ダイアジノン?瞬1 100   1000  4
対照クロルデン油剤 100  1000 10無  
 処   理 100  100  100     ′−−0100
9090士 01009090士 0 100  80  87.5 − −1−Jo  
100 95 100     扛o   too  
 so   so        −+ニー7.5  
47.5  15.0  20.0   升   田5
.0 100   62.5  70.0  −   
−)+−食痕跡−処理面の76〜100%冊 51〜75  @ 26〜50  + 6〜25    + 1〜5士 上記の結果から製造例工ないし3は比較例1と対照クロ
ルデン油剤に比較して殺虫効果も勝り食痕跡も少いこと
が明らかである。
試験例4゜ その他の有効成分化合物による有効成分化合物含有マイ
クロカプセルを製造例1と全く同様に操作して製造し1
MI造例1ないし5の有効成分化合物の水への溶出率を
求めた方法と全く同様に水への溶出率を求めそれぞれを
有効成分量で10重量%含有マイクロカプセル懸濁液に
調整するために、キサンタンガムo、 3 重量部、ア
ラビアガム0.1重量部、デヒドロ酢酸ソーダ0.3重
量部と残部は精展水で調整した。埼玉系上尾市内の篩別
した畑土壌に有効成分化合物が5ppmに、そして土壌
水分が35%になる様にマイクロカプセル懸濁液を希釈
して処理し、良く混和した後、その処理土壌10 gを
径9αシャーレに入れ、2.OX 5.OX 0.3c
rn(厚さ]の杉板を入れて蓋をした。
薬剤処理90日後にヤマトシロアリの職蟻を放生l、、
10日後の生死束数と杉板のヤマトシロアリによる食痕
跡を調査した。
試験は1区20頭2連制、放生時減少後の土壌水分は追
加し、温度26±1℃、湿度6515%(R−H)の薬
剤処理室で実施した。
結果は表4に示した。
表4゜ 1.25    85.0   + クロルピリホス   1.9 5.0  100  −
1.25  95.0 +−=士 エチルチオメトン    3.2 5.0  100 
  士1.25  87.5  + ジメチルビンホス    1.5 5.0   97.
5  士1.25  75.0−FH− クロルフェンピンホス     2.2  5.0  
 100   −1.25   90.0  十〜士 フェンチオン  0.5 5.0 100  ±1.2
5   80.0   + テトラクロルピンホス     2.5  5.OZo
o    −1,2580,0+ *食痕跡は試験例3に準する。
上記の結果から、有効成分化合物をマイクロカプセル化
したものは対照のクロルデン油剤に比較して同等又はそ
れ以上の死去率又は食痕跡を示しその有意性を示した。
又溶出速度を調整すること罠よってさらに持続効果を高
めることが可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有効成分化合物が水不溶性合成高分子膜でマイク
    ロカプセル化され、しかもそのマイクロカプセルから有
    効成分化合物の水への溶出速度が1時間当り3.5%以
    下であることを特徴とするシロアリ防除剤
JP8745585A 1985-04-25 1985-04-25 シロアリ防除剤 Pending JPS61249904A (ja)

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