JPS61249843A - 車両用シ−ト装置 - Google Patents

車両用シ−ト装置

Info

Publication number
JPS61249843A
JPS61249843A JP60092553A JP9255385A JPS61249843A JP S61249843 A JPS61249843 A JP S61249843A JP 60092553 A JP60092553 A JP 60092553A JP 9255385 A JP9255385 A JP 9255385A JP S61249843 A JPS61249843 A JP S61249843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
side member
spring
cushion panel
gas spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60092553A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Takanishi
高西 聡夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP60092553A priority Critical patent/JPS61249843A/ja
Publication of JPS61249843A publication Critical patent/JPS61249843A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車などの座席に使用される車両用シート
装置に関する。
〔従来の技術〕
例えばトラックなどの大形車両は一般に懸架機構部のば
ね定数が高く、いわゆる硬い足回りをもつため乗り心地
は良くない。従ってシートの撮動特性を改善するために
は、シートの下に別途にサスペンション機構を付加した
サスペンションシートを用いる必要があった。
また最近は、道路以外の地面や悪路などを走行可能ない
わゆるオフロード用車両、特に4輪駆動車の需要が高ま
っており、こうしたオフロード用車両の場合にも、良路
悪路を問わず良好な乗り心地を得るために、5サスペン
シヨンシートを搭載することが望まれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第4図に例示したように、一般的なシート1は座部2と
背もたれ部3とからなる。これら座部2と背もたれ部3
には、それ自身にスプリングや厚手のパッドなどの緩衝
材が内蔵されていてクツシ・ヨン性をもたせているが、
シートのみでは良好な振動特性を得難い。一方、第5図
に例示されるように、サスペンションシート1′の場合
には、座部2の下面にリンクやコイルばね、ショックア
ブソーバなどからなるサスペンション機構5が別途に設
けられていて、座部2の荷重を支えている。
従ってサスペンションシート1′は座面までの所要寸法
りがかなり高くなる。このため乗用車などのように寸法
上の制約が大きい車種にあっては、従来のサスペンショ
ンシートを搭載するのは寸法的に無理があり、乗用車に
は採用されていないのが現状である。
〔問題点を解決するための手段) 本発明の車両用シート装置は、体型に沿わせた座曲面を
有するクッションパネルおよびこのクッションパネルの
上面側を覆う薄形パッドを備えるとともに床側の部材に
対して上下方向に移動自在に設けられる座部と、この座
部の後方に配される背もたれ部と、座部側の部材と床側
の部材との間に収容されて座部に加わる荷重を支える気
体ばねと、この気体ばねに任意の量の圧縮気体たとえば
圧縮空気を送給可能な気圧ユニットと、上記座部側の部
材と床側の部材との間に設けられる減衰力発生手段とを
具備したことを特徴とする。
〔作用〕
上記構成のシート装置において、座部に加わる着座者の
荷重は、クッションパネルおよびこのクッションパネル
を覆う薄形パッドと気体ばねによって弾性的に支持され
る。また路面の凹凸などによる座部の上下の動きは、減
衰力発生手段によって減衰される。
上記構成のシート装置は気体ばねを用いたサスペンショ
ンシートであるが、従来のサスペンションシート、すな
わち座部の下方にサスペンション機構を別途に付加した
ものに比べて上下寸法をかなり小さくすることができ、
乗用車などにも搭載が可能である。そして上記気体ばね
に所望量の気体を送り込むことによって座面高さを自由
に設定できるばかりでなく、気体ばねの使用により固有
振動数を低くすることができ、乗り心地を改善すること
ができる。
〔実施例〕
第1図に示された一実施例において、シート装置10の
座部11は、クッションパネル13と薄形パッド14と
表皮15などからなる。
上記クッションパネル13は、鋼板あるいはFRPなど
の合成樹脂から一体成形されていて、その座面は人体モ
デルのライン(臀部、大腿部等)に沿って曲面状に形成
されている。薄形パッド14は、スラブウレタンを切出
して得たワディングなどであり、着座時に異物感が生じ
ない程度の薄さにしである。このパッド14はクッショ
ンパネル13の上面側に接着等により貼り付けられてい
て、更にその外側を表皮15で覆うことにより、外観と
肌ざわりを良好に保つようにしている。座部11の幅方
向両側部には、着座者の横方向のホールド性を良くする
ために上に凸の曲面状をなすサポート部11aが形成さ
れている。
また座部11の後方に背もたれ部20が配されている。
背もたれ部20は、背もたれフレーム21と、このフレ
ーム21を覆う発泡ウレタンなどの緩衝材22と、表皮
23などからなり、これらはバックラインを形成する。
背もたれ部20の幅方向両側部には前側に凸のサイドサ
ポート部20aが形成され、乗員に対するホールド性を
良くしている。
上記背もたれフレーム21は、リクライニング機構25
を介してクッションパネル13に枢着されている。リク
ライニング機構25は背もたれ部20の傾斜角度を調整
するものであり、周知の機構と同様であってよい。
クッションパネル13は車体の床側の部材28に対し、
リンク機構30を介して上下方向に移動自在に、かつ前
後方向と幅方向には移動が阻止されるように設けられて
いる。このリンク機構30は、図示例に限るものではな
いが、例えば一対のリンク31.32の各前端側をクッ
ションパネル13と床側の部材28に枢着するとともに
、リンク31.32の各後端側をクッションパネル13
と床側の部材28にスライド可能に支持させている。
床側の部材28は、一般のシートアジャスタ装置に用い
られるスライドレールのように前後方向位置を調節可能
な可動部材であってもよい。
そしてクッションパネル13と床側の部材28との間に
、1つ以上の気体ばね35が設けられている。この気体
ばね35の内部には気体の一例として圧縮空気が収容さ
れていて、その反発力によって座部11の荷重を支えて
いる。
上記気体ばね35には、送気管37を介して気圧ユニッ
ト38が接続される。この気圧ユニット38は、モータ
およびポンプなどからなる気圧源40と、ドライヤ41
、逆止弁42、エアタンク43、電磁開閉弁44などを
備えて構成される。
また、好ましい例として送気管37に1個以上の補助タ
ンク48が接続されている。この補助タンク48と送気
管37との間には電磁開閉弁49が設けられる。送気管
37には必要に応じて圧力センサ51が設けられる。ま
た気体ばね35の送気口側に電磁開閉弁53が、また排
気口側に排気弁55が設けられる。
更に、クッションパネル13と床側の部材28との間に
、減衰力発生手段としてのショックアブソーバ60が設
けられている。このショックアブソーバ60は、第2図
に例示された減衰力可変式のものが好ましいが、減衰カ
一定の一般的なショックアブソーバを用いてもよい。
第2図に示されたショックアブソーバ60は、シリンダ
61内にフリーピストン62で仕切られるガス室63と
油室64を有する。そしてこの油室64を往復動するピ
ストン65にオリフィス67を設け、このオリフィス6
7の流路断面積を回転弁体68によって変化させるよう
にしている。
この回転弁体68は、ロンドア0に挿通する駆動軸71
に連結されていて、モータあるいはロータリソレノイド
などを用いた駆動源72によって所定角度ずつ回転させ
られ、オリフィス67の開口量を制御する。なお、シリ
ンダ61を覆うカバー74が設けられ、このカバー74
に取付は部材75が取着される。またシリンダ61にも
取付は部材77が取着される。一方の取付は部材75は
クッションパネル13側に、また他方の取付は部材77
は床側の部材28に枢着される。
上記構成のシート装置10は、開閉弁44と排気弁55
を共に閉じるとともに、開閉弁49と開閉弁53を開け
た状態では、気体ばね35と補助タンク48が互いに連
通し、各圧力が一定となる。
ここで、座部11の高さを高くしたい場合には、開閉弁
44.53を開けて気圧ユニット38から高圧気体を送
り込み、気体ばね35と補助タンク48の圧力を上昇さ
せる。圧力の上昇した気体ばね35は座部11を押上げ
るため、座面を高くすることができる。座面を低くする
には、排気弁55を開けて気体ばね35内の空気を必要
量排出すればよい。こうして乗員の体格や好みなどに応
じた高さに調整することができる。
一方、ばね定数の調整は次のようにして行なうことがで
きる。各補助タンク48の開閉弁49を全て開弁させれ
ば、気体ばね35と各補助タンク48が全て連通状態と
なるため、ガスばねとして働く容積が最大となる。この
ためばね定数は小さくなり、クッション性すなわち乗り
心地が良くなる。逆に、各開閉弁49・・・の一部また
は全部を閉弁させることにより、ガスばねとして働く容
積を少なくすれば、ばね定数が上がり、硬いサスペンシ
ョンとなる。このように気体ばね35に連通する補助タ
ンク48の数を順次切換えることによって、ばね定数を
複数段階に調整できる。
座部11の上下方向の振動入力はショックアブソーバ6
0によって減衰される。この減衰力の調整は、ショック
アブソーバ60の駆動ll72を作動させて弁体68を
駆動し、オリフィス67の流路断面を変化させることに
よって行なえる。
なお、必要に応じて座部11の高さを検出する位置セン
サを設け、このセンサの出力信号をマイクロコンピュー
タを介して気圧ユニット38にフィードバックさせるこ
とにより、気体の出し入れを自動的に行ない、座部11
の高さを一定にできるようにしてもよい。また、車両の
加速度を検出する加速度センサを設け、このセンサの出
力信号を開閉弁49や駆動源72などにフィードバック
させることにより、車両の急発進や急制動時、コ−ナリ
ング時などに減衰力あるいはばね定数を高めて、乗員の
姿勢をより安定化させることも可能である。
上記実施例のシート装置1oは、気体ばね35を用いた
サスペンションシートであって、クッションパネル13
と薄形バッド14との組合わせからなる極薄の座部11
の下面側に気体ばね35やショックアブソーバ60など
を収容しているため、上下寸法が従来品のサスペンショ
ンシートに比較して小さくなり、乗用車など寸法的に制
約の大きり車種にも搭載できる。そして気体ばね35の
採用により固有振動数を低く押えることができ、乗り心
地を改善できる。また、前述した如く座面高さとクッシ
ョン性(ばね定数、減衰力)を調整可能であり、最適な
状態でシートを使用することができ、疲労軽減に役立つ
なお第3図に本発明の他の実施例を示す。以下この実施
例につき説明するが、前記実施例と共通の部位には同一
符号を付して説明は省略する。
第3図において、枠状をなす座部フレーム80は床側に
設けられている。この座部フレーム80には、クッショ
ンパネル13の前端側がサポート部材82を介して取付
けられている。このサポート部材82は例えば空気袋や
スプリングなどであって、要するに座部11の上下方向
の動きは許容するが、前後方向と左右方向の動きを拘束
する。
座部11は、前後に別れた複数個の気体ばね35.35
’ によって支えられている。各気体ばね35″。35
′には、前記実施例と同様に、それぞれ気圧ユニット3
8や補助タンク48などが接続され、ばね定数や座面高
さを調整可能としている。
従ってこの実施例では、前後の気体ばね35゜35′を
各々別個に制御することにより、座部11の傾きを調節
することができる。加速度センサ84は車両に働く加速
度を検出し、位置センサ85は座部11の高さを検出す
る機能をもつ。またショックアブソーバ60は減衰力を
調整できるものを使用する。
座部フレーム80の後部には、リクライニング機構25
によって背もたれ部20が枢着されている。座部11と
背もたれ部20との連結部分は、柔軟な部材88により
結ばれている。
上記前もたれフレーム21は、バックパネル90を支え
ている。このバックパネル90と背もたれフレーム21
との間には、スプリングあるいは空気袋などを用いたサ
ポート部材92が設けられていて、バックパネル90を
前後方向に弾性的に支持するとともに、左右方向の動き
を拘束する。
上記バックパネル90は、鋼板あるいはFRPなとの合
成樹脂から一体成形されていて、その曲面は人体モデル
のバックラインに沿って形成されている。このバックパ
ネル90に貼り付けられた薄形バッド95は、スラブウ
レタンを切出して得たワディングなどであり、着座時に
異物感が生じない程度の薄さにしである。このバッド9
5は表皮23で覆われる。なお、背もたれ部20は第1
図の実施例のものと同様にフレーム21と緩衝材22か
ら構成されていてもよい。
〔発明の効果〕
本発明による気体ばねを用いたシート装置は、上下寸法
が従来のサスペンションシートよりもコンパクトになる
ため、乗用車などにも搭載可能であり、しかも乗り心地
が良く、かつ座面高さを自由に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1因は本発明の一実施例に係るシート装置を気圧ユニ
ットと共に示す断面図、第2図は第1図中のショックア
ブソーバの断面図、第3図は本発明の他の実施例を示す
シート装置の断面図、第4図は従来のシート装置を示す
側面図、第5図は従来のサスペンションシートを示す側
面図である。 10・・・シート装置、11・・・座部、13・・・ク
ッションパネル、14・・・薄型パッド、2o・・・背
もたれ部、28・・・床側の部材、35.35’・・・
気体ばね、38・・・気圧ユニット、60・・・ショッ
クアブソーバ(減衰力発生手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 体型に沿わせた座曲面を有するクッションパネルおよび
    このクッションパネルの上面側を覆う薄形パッドを備え
    るとともに床側の部材に対して上下方向に移動自在に設
    けられる座部と、この座部の後方に配される背もたれ部
    と、座部側の部材と床側の部材との間に収容されて座部
    に加わる荷重を支える気体ばねと、この気体ばねに任意
    の量の圧縮気体を送給可能な気圧ユニットと、上記座部
    側の部材と床側の部材との間に設けられる減衰力発生手
    段とを具備したことを特徴とする車両用シート装置。
JP60092553A 1985-04-30 1985-04-30 車両用シ−ト装置 Pending JPS61249843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60092553A JPS61249843A (ja) 1985-04-30 1985-04-30 車両用シ−ト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60092553A JPS61249843A (ja) 1985-04-30 1985-04-30 車両用シ−ト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61249843A true JPS61249843A (ja) 1986-11-07

Family

ID=14057591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60092553A Pending JPS61249843A (ja) 1985-04-30 1985-04-30 車両用シ−ト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61249843A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63176731U (ja) * 1986-12-25 1988-11-16
JPH02125835U (ja) * 1989-03-28 1990-10-17
JP2012126276A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Nhk Spring Co Ltd シート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57160733A (en) * 1981-03-10 1982-10-04 Uop Inc Supporter for seat for car

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57160733A (en) * 1981-03-10 1982-10-04 Uop Inc Supporter for seat for car

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63176731U (ja) * 1986-12-25 1988-11-16
JPH02125835U (ja) * 1989-03-28 1990-10-17
JP2012126276A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Nhk Spring Co Ltd シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9802521B2 (en) Multilayer seat
US8424967B2 (en) Cushion for a seat and method of adapting same
US5607204A (en) Adjustable vehicle seat
US7237847B2 (en) Automotive seat with active back
US8308216B2 (en) Adjustable cushioned intermediate system for seat, in particular for vehicle seat
CN108297752B (zh) 分布板载荷分配
US6663177B2 (en) Advanced elastomeric integral suspension seating system
WO2002049874A1 (en) An accessory for a vehicle seat
US4521057A (en) Automobile seat with adjustable damping
JPS61249843A (ja) 車両用シ−ト装置
CN86209542U (zh) 气垫姿态减振座椅
JP7157016B2 (ja) 車両用シート
KR19980045974A (ko) 헤드 레스트가 자동으로 승하강되는 자동차의 시트
JP2595948Y2 (ja) 車両用座席構造
CN206690924U (zh) 一种智能汽车及其座椅
JPS6033175A (ja) 騎乗形車両用シ−ト
JP2876840B2 (ja) シートバック構造
CN115195561B (zh) 一种汽车座椅
KR0127890B1 (ko) 자동차의 시트쿠션
KR100241941B1 (ko) 자동차용 시트 백의 높이 조절장치
KR20080042216A (ko) 차량용 시트의 진동 저감 구조
JPS6332512Y2 (ja)
JPH03221006A (ja) 自動車のシート構造
JPH05245016A (ja) 乗用車用シートのクッション性調整機構
KR100334288B1 (ko) 승합차용 시트