JPH03221006A - 自動車のシート構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 この発明は、シート座面をなすクッション部材を袋体で
気密に覆い、その袋体内の空気の出入れによりシート座
面のフィツト形状を変更せしめるような自動車のシート
構造に関する。

（従来の技術〉 従来、着座者を安定的に支持可能なよういわゆるホール
ド性の向上を図った自動車のシート構造に関しては、例
えば実開昭６３−１８０３３９号公報などに開示されて
いるようなものなど、様々な提案がすでになされており
、公知となっている。

すなわち、シートバックの両側に前方へ張出すサイド部
を設けると共に、シートクッションの両側には上方へ張
出すサイド部を設けており、これらのサイド部により着
座者はすっぽりとっつみ込まれるように保持されること
となり、ホールド性が高められていた。

（発明が解決しようとする課題） ところで、自動車のシートにあっては、ホールド性の良
さはもちろん、座り心地の良さつまり良好な着座感や車
体からの振動等を吸収あるいは緩和する防振性など様々
な性能が要求されており、それらの要求性能は、例えば
上述のサイド部に。

リホールド性か高められる一方、サイド部の張りしが大
きいと着座者が大きくっつみ込まれて逆（拘束感か高ま
り着座感が悪化するなど、相互の捗があるため全てを良
好に達成するには多大な目難かあった。

また、着座者は、不安でありその体格つまりｐ形や体重
には個人差があり、このため、シート８面の受任分布か
着座者毎に相違することとなり、ホールド性や着座感な
どの諸性能を良好にしえイ基準が一意に定まらず、性格
の異なる様々不安ｔ。

着座者の全てについて好適な性能を示すものとすること
か極めて難しく、問題となっていた。

この発明は、上記のような背景に鑑みてなさｔたちので
あり、着座者に良好にフィツトできて寸−ルド性および
着座感などの性能向上を図れると共に、体格の異なる様
々不安な着座者に対して的適に対応可能な自動車のシー
ト構造の提供をそＣ目的とする。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この発明は、シート座面をな
すクッション部材を袋体で気密に覆ってクッション袋と
し、そのクッション袋の減圧によりシート座面を着座者
体形に変形保持せしめる自動車のシート構造において、
シート座面に、着座者体位の各部位に各々当接されるご
とくに複数のクッション袋を配列したことを特徴とする
。

また、上記自動車のシート構造において、上記袋体の境
界縁部に他部材と重合される７ラング部位を形成したこ
とを特徴とする。

（作　用〉 以上のように構成すると、シート座面に配列した複数の
クッション袋が着座者体位の各部位に各々当接され、当
接した各部位を各々支持することとなり、すなわち、着
座者は体位の各部位が複数のクッション袋により分割的
に支持されることとなる。ここで、各クッション袋は５
持した各部位に各々減圧変形により適切にフィツトされ
るので、シート座面の全体ではシート形状がより細かく
着座者にフィツトすることとなり、フィツト性を良好に
向上できる。

また、クッション袋の減圧の際に、袋体のフランジ部位
かこれと重合された他部材を連係して細動することとな
り、クッション袋と他部材との境界部には段差を生ぜず
、なだらかに連なりフィツト性の悪化を防げる。

（実　施　例） 以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。

第１図は、本発明による自動車のシート構造の好適な一
実施例を示すシート装置の斜視図である。

このシート装置１は、−人掛けの掛座面をなすシートク
ッション２と、シートクッション２の後端部にリクライ
ニング機構３を介して一体的に連結されて背座面をなす
シートバック４とを備えており、シートバック４は、リ
クライニング機構３により前後回動すなわちリクライニ
ングが自在とされ、その上部には着座者の頭をサポート
するヘッドレスト５が配設される。

第２図は、第１図に示すシートパック部位の断面図であ
り、第３図は、第１図に示すシートクッション部位の断
面図である。そして、第４図は、第１図をＩＶ−ＩＶ矢
視したシートクッション部位の断面図である。

シートクッション２の底部をなすパンフレーム２０の両
側部には、ガイド部材７，７がブラケット８，８を介し
て各々固定されており、これら左右一対のガイド部材７
，７は、車体底部をなすフロアパネル６上にレールブラ
ケット９，９を介して適宜に固設された左右一対のガイ
ドレール１０゜１０に摺動自在に係合され、シートク、
ツション２がそのフロアパネル６上で前後に摺動自在に
支持される。

なお、ガイド部材７．°７とガイドレール１０゜ｌＯと
の間には、図示省略するも、前後位置の調整機構が設け
られており、これによりシートクッション２が前後摺動
の適宜位置に解除可能に固定される。

パンフレーム２０上には、ウレタンフオーム等からなる
クッション部材２１が配設されると共に、そのクッショ
ン部材２１の上面に複数のクッション袋２２．２３，２
４，２５．２６が適宜に配列されており、それらの全体
が合成樹脂等からなる表皮部材２７て覆われて掛座面を
なす。

クッション袋２２〜２６は、各々、連続気泡性のウレタ
ンフオームからなるクッション部材１１かゴムなどの伸
縮部材からなる袋体１２で気密に覆われてなり、さらに
各々には空気の給排気管１３が接続されており、後述す
る負圧により減圧されて着座者体形に変形され、形状保
持せしめられる。

すなわち、シートクッション２には、その前部よりクッ
ション袋２２，２３．２４が順に横長に配設されると共
に、両側部にクッション袋２５゜２６が各々縦長に配設
されており、クッション袋２２は着座者の大腿部に、ク
ッション袋２３，２４は同尻部に、クッション袋２５．
２６は同尻側部に、各々表皮部材２７を介するものの当
接される。なお、クッション部材２１とパンフレーム２
０との間には、荷重センサ１４が配設されており、シー
トクツンヨン２に作用する荷重が検知され、その検知信
号に基づいて後述するコントローラにより着座者の有無
が判断される。

一方、シートバック３も、上述のシートクッション２と
略同様に構成される。すなわち、シートバック３の背面
をなすバックフレーム３０の前面にウレタンフオーム等
からなるクッション部材３１が配枕されると共に、その
クッション部材３１の前面に複数のクッション袋３２．
３３，３４゜３５が適宜に配列されており、それらの全
体が合成樹脂等からなる表皮部材３６で覆われて背座面
をなす。そして、クッション袋３２〜３５は、前述のク
ッション袋２２〜２６と同様、連続気泡性のウレタンフ
オームからなるクッション部材１１がゴムなどの伸縮部
材からなる袋体１２で気密に覆われてなると共に、各々
には空気の給排気管１３か接続されており、シートバッ
ク３にはその上部より順に横長に配設され、クッション
袋３２は着座者の肩部に、クッション袋３３〜３５は同
腰部に、各々表皮部材３６を介するものの当接される。

そして、クッション部材３１とバンクフレーム３０との
間には、同様荷重センサ１４が配設される。

さて、第５図は、このシート装置における制御系の構成
図である。

各クッション袋２２〜２６．３２〜３５をなす各袋体１
２・・・に接続された各給排気管１３・・・は、各々電
磁式の切替弁１５・・・を介してエンジンの吸気系に連
通される。そして、各切替弁１５・・・には、各々圧力
センサ１６が備えられており、それら圧力センサ１６・
・・の検知信号が各々、コントローラ１７に送られる。

また、コントローラ１７には、シートクッション２およ
びシートバック３各々に配した各荷重センサ１４．１４
の検知信号が送られると共に、ドアの開閉を検知するド
アスイ・ノチ１８およびエンジンのキースイッチ１９よ
りの検知信号が各々送られており、通常はそれらの各検
知信号に基づいてコントローラ１７より制御信号が各切
替弁１５・・・に送られ、各切替弁１５が吸気系側ある
いは大気開放口１５０側の何れかに自動的に切替制御さ
れる。したかって、コントローラ１７により切替弁１５
か吸気系側に切替えられた際は、エンジン吸気の負圧力
により袋体１２が減圧され、形状変形せしめられること
となり、大気開放口１５０側に切替えることで減圧がも
どされ、もとの形状に回復される。

なお、コントローラ１７には、手動操作スイッチ１７０
が接続されており、この手動操作スイッチ１７０の操作
により、各切替弁１５・・・の切替手動を適宜に制御可
能となっている。

第６図は、第５図に示す制御系における制御作動を説明
するフローチャートである。

コントローラ１７においては、着座者の有無をモニタし
ており（Ｓｌ）、本実施例では、シートクッション２お
よびシートバック３各々に配した各荷重センサ１４．１
４による荷重検知により着座したか否かを判断しており
、着座があった場合（ＹＥＳ）はオートモードか否かを
判別しくＳ２）、すなわち、手動操作スイッチ１７０よ
りの手動による制御指示があるか否かを判別するもので
、手動による制御指示がない場合はオートモードと判断
（ＹＥＳ）して、まず、各荷重センサ１４゜１４の検知
値に基づいて各袋体１２・・・の減圧値を決定する（Ｓ
３）。このとき、各荷重センサ１４゜１４よりの検知値
の読込みは着座者の姿勢が安定するに要す適宜な所定時
間の経過した後に行われ、読込んだ検知値から当該着座
者の重量分布を推定し、各袋体１２・・・が各々受持つ
べき分担重量から各々についての減圧値を決定しており
、つづいて、各袋体１２・・・の内圧を、各々について
の決定値にまで減圧すべく各圧力センサ１６・・・をモ
ニタしつつ各切替弁１５・・・の適宜な切替制御を実行
する（Ｓ４）。これにより、各袋体１２・・・において
は、内部に密封されたクッション部材１１中に混入され
ている空気が外部に排出されることとなり、当該袋体１
２が着座者との当接部位に対応して変形することになる
。そして、当該袋体１２の内圧が前述した決定値に保持
されるので、その変形形状は保持せしめられることとな
る。

一方、手動操作スイッチ１７０よりの手動による制御指
示がある場合は手動モードと判断（ＮＯ）して、その制
御指示に従って各切替弁１５・・・の切替制御を実行す
る（Ｓ５）。この手動モードにおいては、袋体１２の減
圧値をコントローラ１７内のメモリに適宜に設定（記憶
）する機能や、そのメモリから設定値を呼出す機能、お
よび設定値にまで袋体１２の内圧を減圧すべく圧力セン
サ１６をモニタしつつ切替弁１５の切替制御を実行する
機能などが備えられており、そうした各機能が手動操作
スイッチ１７０の手動操作によって起動される。これに
より、各袋体１２・・・の内圧を着座者の好みに応じて
適宜調整することが可能となっている。

そして、オートモードおよび手動モードの何れの場合も
、離席したか否かをモニタしており（Ｓ６）、本実施例
では、キースイッチ１９のオフ検知や、ドアスイッチ１
８の再度の開閉検知および各荷重センサ１４，１４によ
る荷重検知などにより離席したか否かを判断しており、
着座が継続中の場合（Ｎｏ）は再びオートモードか否か
の判別（Ｓ２）に戻り、離席かあった場合（ＹＥＳ）は
、全切替弁１５・・・を大気開放口１５０側に切替えて
全袋体１２・・・の減圧状態を解除（Ｓ７）Ｌ、各袋体
１２・・・をもとの形状に復帰させた後、再び着座した
か否かの判別（Ｓｌ）に戻る。なお、袋体１２・・・の
減圧解除は、圧力センサ１６をモニタすることにより、
袋体１２の減圧が予め定めた限界値に達し、これを超過
した際にも自動的に行われる。

すなわち、第１の発明は基本的には、シート座面をなす
クッション部材１１を袋体１２で気密に覆ってクッショ
ン袋とし、そのクッション袋の減圧によりシート座面を
着座者体形に変形保持せしめる自動車のシート構造にお
いて、シート座面に、着座者体位の各要部に各々当接さ
れるごとくに複数のクッション袋２２〜２６．３２〜３
５を配列したものであり、このような構成によれば、シ
ート座面に配列した複数のクッション袋２２〜２６゜３
２〜３５が着座者体位の各部位つまり着座者の大腿部、
尻部、尻側部、肩部、腰部などの各部位に当接され、当
接した各部位を各々支持することとなり、すなわち、着
座者は体位の各部位が複数のクッション袋２２〜２６．
３２〜３５により分割的に支持されることになる。ここ
で、各クッション袋２２〜２６．３２〜３５は当接した
各部位に各々減圧変形により適切にフィツトされるので
、シート座面全体ではシート形状がより細かく着座者に
フィツトすることとなり、フィツト性を良好に向上でき
る。したがって、ホールド性および着座感などの性能を
向上でき、また、各クッション袋２２〜２６．３２〜３
５が着座者の体形に応じて各々変形されるので、着座者
が様々不安で体格の異なっていても適切にフィツトでき
、好適に対応できる。

特に、着座者の肩胛骨部位は、体格の相違によってシー
ト座面に対する当接位置が大きくズレ、着座感の好悪に
個人差があるも、本発明によれば、肩胛骨部位が当接さ
れるはクッション袋３２であり、そのクッション袋３２
が大きな当接面を有すると共に、減圧変形により着座者
の肩胛骨部位に適切にフィツトされるので、当接位置の
ズレを許容でき、着座感を好悪の個人差にかかわらず良
好にできる。

また、着座者の大腿部は、クッション袋２２に当接され
、すなわち、クッション袋２２が減圧変形により大腿部
に適切にフィツトしてその支持（ホールド）を行うこと
から、当該大腿部の体圧はクッション袋２２に分散され
ることになり、体圧の局所的な集中がなくなるので、し
びれ等を防止でき、特に着座が長時間に及ぶ場合に優れ
る。

なお、本実施例では、クッション袋２２か着座者の大腿
部に当接される構成としたが、これに限定されるもので
はなく、例えば、第７図は他の実施例におけるシートク
ッション前部を示す斜視図であり、第８図は、第７図を
■−■矢視したシートクッション前部の断面図であって
、同図に示すように、シートクッション２の前部には二
つのクッション袋２２１，２２２を左右に配設し、り・
ノション袋２２１．が着座者の左足大腿部に、クッショ
ン袋２２２が同右足大腿部に、各々表皮部材２７を介す
るものの当接される構成としても良く、この場合、手動
操作スイッチ１７０よりの制御指示などにより左右のフ
ィツト性を適宜に変更（設定）できることになる。すな
わち、二つのクッション袋２２１．２２２が着座者の大
腿部を左右分割的に支持することになり、各々フィツト
性を適宜に変更設定できるので、例えば運転席などにお
いては、運転操作のため左右足の動きが各々異なりフィ
ツト性などの性能が良好になる条件が左右で異なるも、
左右各々について適切な設定を行なえ、好適に対応でき
る。また、着座者の好みに応じた減圧値変更にも前述の
実施例以上に細かく対応でき、より一層の性能向上を図
れる。

さて、第９図は、請求項２に対応する本発明の好適な一
実施例におけるクッション袋を示す斜視図である。そし
て、第１０図は、第９図に示すクッション袋を配設した
シートクッション前部の斜視図であり、第１１図は、第
１０図に示すシートクッション前部の断面図である。

この第２の発明は基本的には、シート座面をなすクッシ
ョン部材１１を袋体１２０で気密に覆ってクッション袋
とし、そのクッション袋の減圧によりシート座面を着座
者体形に変形保持せしめる自動車のシート構造において
、上記袋体１２０の境界縁部に他部材と重合されるフラ
ンジ部位１２１を形成したものであり、同図に示すは、
シートクッション２の最前部に配列されるクッション袋
２２３であるも、本発明の適用が当該配列部位に限定さ
れるものではない。

なお、図中、シートクッション２の表皮部材２７は図示
を省略してあり、前述の他実施例と同様部位には同一符
号を付し、その説明を省略する。

すなわち、クッション袋２２３をなす袋体１２０には、
境界縁部にフランジ部位１２１が形成されており、当該
クッション袋２２３の所定配設により袋体１２０のフラ
ンジ部位１２１が配設にかかる他部材つまり本実施例で
はクッション部材２１に重合され、連続的に一体化され
る。

したがって、このような構成によれば、クッション袋２
２３の減圧の際に、袋体１２０のフランジ部位がこれと
重合された他部材つまりクッション部材２１を連係して
線動することとなり、クッション袋２２３とクッション
部材２１（他部材）との境界部には段差を生ぜず、なだ
らかに連なりフィツト性の悪化を防止できる。このため
、着座時において境界部に異物感がなく、連続感が得ら
れ、着座感などの性能改善を図れる。

ところで、各クッション袋２２〜２６．３２〜３５．２
２１〜２２３においては、エンジン吸気の負圧力により
袋体１２，１２０が減圧されて着座者の体形に応じた形
状の変形が行われるので、大きな反力なく容易に形状変
形せしめることができ、このため、離席時におけるシー
ト座面の形状をボリューム感のあるデザインとしても着
座感およびホールド性などの性能面には何ら影響はなく
、デザイン面と性能面との両立を図れる。

なお、各切替弁１５・・・は、電磁式に限らず例えば油
圧式であっても何らかまわないものであり、また、エン
ジンの吸気系より負圧力を得るにあたっては、エンジン
系に空燃比の狂いなど悪影響のなきよう防止策を講じて
おり、すなわち、各切替弁１５・・・の作動にアイドル
アップ機構を連動させて減圧の際にアイドル回転数を上
昇させたり、あるいは減圧の際に燃料量を適宜に制御し
て積極的に空燃比の補正を行うなどによりエンジン系に
対する悪影響の防止を図っている。

（発明の効果） 以上、実施例で詳細に説明したように、この発明にかか
る自動車のシート構造によれば、着座者は体位の各部位
が複数のクッション袋により分割的に支持されることに
なり、各クッション袋は当接した各部位に各々減圧変形
により適切にフィツトされるので、シート座面の全体で
はシート形状がより細かく着座者にフィツトすることと
なり、フィツト性を良好に向上できる。したがって、ホ
ールド性および着座感などの性能を向上でき、様々不安
な着座者についても各々に適切にフィツトでき、好適に
対応できる。

また、クッション袋の減圧の際に、袋体のフランジ部位
がこれと重合された他部位を連係して細動することにな
り、重合された境界部に段差を生ぜず、なだらかに連な
り、フィツト性の悪化を防げる。このため、境界部に異
物感がなく、連続感が得られ、着座感などの性能を改善
向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すシート装置の斜視図、
第２図は第１図のシートバック部位断面図、第３図は第
１図のシートクッション部位断面図、第４図は第１図を
ＩＶ−ＩＶ矢視したシートクッション部位断面図、第５
図は制御系の構成図、第６図は第５図の制御系を説明す
るフローチャート、第７図は他の実施例を示すシートク
ッション前部の斜視図、第８図は第７図の■−■矢視断
面図、第９図は他の実施例を示すクッション袋の斜視図
、第１０図は第９図のクッション袋の配設を示す斜視図
、第１１図は第１０図の断面図である。 １１・・・・・・クッション部材 １２．１２０・・・袋　体 ２２〜２８．３２〜３５．２１１〜２２３・・・・・・
クッション袋１２１・・・フランジ部位 第 図 第 図 第 ６ 凶 第 図 第 凶 ０

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）シート座面をなすクッション部材を袋体で気密に
   覆ってクッション袋とし、該クッション袋の減圧により
   シート座面を着座者体形に変形保持せしめる自動車のシ
   ート構造において、上記シート座面に、着座者体位の各
   要部に各々当接されるごとくに複数のクッション袋を配
   列したことを特徴とする自動車のシート構造。
2. （２）シート座面をなすクッション部材を袋体で気密に
   覆ってクッション袋とし、該クッション袋の減圧により
   シート座面を着座者体形に変形保持せしめる自動車のシ
   ート構造において、上記袋体の境界縁部に他部材と重合
   されるフランジ部位を形成したことを特徴とする自動車
   のシート構造。