JPS61249754A

JPS61249754A - 印刷機のインキ供給装置における練りロ−ラ横振り機構

Info

Publication number: JPS61249754A
Application number: JP60091864A
Authority: JP
Inventors: Yasutaka Kojima; 小島　泰隆
Original assignee: AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK
Current assignee: AKIYAMA INSATSUKI SEIZO KK
Priority date: 1985-04-27
Filing date: 1985-04-27
Publication date: 1986-11-06
Anticipated expiration: 2009-06-08
Also published as: JPH0643125B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、印刷機のインキ供給装置における練りローラ
横振り機構である。

従来の技術従来の印刷機におけるインキ供給装置の練りローラは、
印刷機本体の駆動モーターにより駆動される回転軸に回
転エキセン輪を取付け、更にレバーとロフトを介して各
線りロラーを往復動させていた。したがって、各線りロ
ラーは左右それぞれに逆の方向に動き、しかもいずれの
練りローラも振り横軌跡の停止と始動が同じになるため
に、動き始めに過大な加重が付加されて大きなシジック
があるばかりか、回転むらなどの現象が生じて良好なイ
ンキ練りとすることができなかった。また従来の装置に
おいては、印刷スピードが８０００枚／時程度ならば、
本機１回転に対して練りローラは１往復する機構でもよ
いが、それ以上のスピードを要求される現在では、練り
ローラの往復動は本機１回転に対して局〜届にダウンさ
せているので、とくにゴーストと称される濃い影と薄い
影とからなっている絵柄においては、版面に対する前部
のインキ付はローラに多量のインキを供給し、後部のイ
ンキ付はローラには少量のインキが供給できるよう□な
らし効果を持たせていた。その際、後部のインキ伺はロ
ーラ上に現われる絵柄のならし□効果は、印刷機の１回
転よりも少ない往復動しかできない練りローラでは、充
分なインキ練りができないことになる。

発明が解決しようとする問題点本発明は上記の如き問題点を解決するために開発したも
のであって、呼゛出しローラを介してインキを練りロー
ラ郡に順次供給して版胴面に転移させるインキ供給装置
において、これらを支持するフレームの一外側面に前記
練りローラ郡の中心部が回転可能となる円筒溝カムを装
設し、更に振りレバーを介して円筒溝カムに各線りロー
ラを連動せしめて、練りローラ郡の横振りを自在ならし
めることによって、各線りローラの横振りショックをな
くすと共に、いずれかの練りローラを常に横振りさせる
ことができるので、充分かつ良好なキンキ練りが可能と
なる印刷機のインキ供給装置における練りローラの横振
り機構を目的とするものである。

問題点を解決するための手段未発明の問題点の解決手段は、Ｄ練りローラ郡の中心部
が回転可能となる円筒溝カムを装設したこと、■振りレ
バーを介して円筒溝カムに各綽すローラを連動させたこ
と、つ・練りローラの横振りを自在になるようにしたこ
と、・■この練りローラの作動に印刷機本体の駆動モー
ター若しくは、それとは別の駆動モーターを用いたこと
、にある。

′実施例とその作用以下、図面に従って本発明の一実施例について説明する
。

第１図は、本発明のインキ供給装置のインキ供給状況を
示したものであり、インキ溜りＣＡ）のインキが呼出し
ローラを介して多数の練りローラ郡に順次送られ版胴（
Ｂ）に転移されるようになっている。

第２図乃至第４図は、第１図に示したインキ供給装置に
おける本発明の練りローラ横振り機構を示したものであ
る。■は円筒溝カムであり、斜面・状の溝が形成されて
おり、しかも練りローラ郡の中心部が回転可能となるに
ようにしてインキ供６か装器を支持するフし・−ムの一
外側面に取付けである。つまり、円筒溝カム１はベアリ
ング４を介してナツト５と溝カム付ピン２とによってフ
レームに取付けられており、更に中間ギヤー付ピンを介
して中間ギヤー７．８に連動されてる。３は、練りロー
ラ郡の各振りローラ１１の各振りレバー１０の先端にベ
アリング付ピン１３を介して取付けたベアリングである
。

すなわち、４個から成る振りローラ１１は各振りレバー
軸９ａ、９ｂ、８ｃ、８ｄに固定されているベアリング
付の各振りレバー１０ａ、　１０ｂ、　１０ｃ、　ｉｏ
’ｄを介して円筒溝カムｌの溝部に連設されており、各
ｔ’ｌレバー１０はベア゛リング３を介して円筒溝カム
１と各振りローラ１１とを連動させである。１２は振り
ローラ１１のローラメタルである。

次に、本発明機構の作用について説明する。

駆動モーター（Ｍ）を作動させて中間ギヤー７．８を介
して円筒溝カムｌを回転させる。この円筒溝カム１の回
転により、各振りレバー１０を介して各振りロニラ１１
を順次横振りさせる。つまり、円筒溝カム１が回転始動
すれば各振りローラ１１は、第４図（イ）に示すように
矢印方向に順次移動して一定のところまで移動され、次
に第４図（ロ）に示すように矢印方向に順次移動され、
もとにもどることになる。このように、練りローラ１１
が横振りされるのである。この場合の駆動モーター（Ｍ
）は印刷機本体の駆動モーターとは別モーターを使用す
ることによって、駆動モーター（Ｍ）の回転を調整すれ
ば、練りローラ１１の横振りを、本機１回転に１往復又
は月更に局など本機回転中でも任意に設定することが可
能となる。□なお、実施例は、印刷機本体の駆動モータ
ーとは別のモーターによって円筒溝カムを駆動させる方
法であるが、印刷機本体の駆動モーターにより駆動され
る回転軸にて円筒溝カムを駆動させても、動き始めと終
点では加速度を０にすることができ、各線りローラの横
振り時に生ずるショックを和らげることができるのであ
る。

第５図は、従来の機構を示したものである。

２０は印刷機本体の駆動による圧胴と同一の回転をする
回転軸であり、エキセン輪２１が取付けである。このエ
キセン輪２１にはロット２２．２３トレバー２４とを介
して振りローラ２５に連着されている。すなわち、従来
機構は、印刷機本体の駆動モーターの駆動によりエキセ
ン輪２１付の回転軸２０を回転させ、ロット２２．２３
を矢印方向に移動させることによって、振りローラ２５
を往復運動させるものである。このような機械的な往復
運動による従来方式では、各線りローラが左右それぞれ
に逆方向に動き、しかもその振り軌跡はどの練りローラ
も停止と始動が同時となるために、動き始めには過大な
加重が付加されるばかりか、始めのショックも大きく常
に回転むらなどの現象が生じて充分なインキ練りを行う
ことができないことになる。なお、２６はレバー軸、２
７はベアリングである。

発明の効果本発明は以上のように構成されているので、次のような
効果を有している。

ア、円筒溝カムを用いているから、動き始めと終点では
、加速度を０にすることができ、各線りローラの横振り
時に生ずるショックを和らげるとかできる。

イ、また、円筒溝カムの溝カムを介して各線りローラを
別々のレバーを介して振ることができるため、各線りロ
ーラに加わる力を分散でき、しかも常にいずれかの練り
ローラが横振りされている状態にすることができる。

つ、更に力の分散によって、フレーム、版胴等インキ供
給装置の全体に及ぼす振動やシリンダーの回転むらをな
くして、印刷面に均等な膜面を形成させることができる
。

以上の如き多くの効果を有する本発明は、性能面は勿論
のこと操作面、経済面、実用面等あらゆる面から見ても
従来機構よりも優れた印刷機のインキ供給装置における
練りローラ横振り機構と言える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のインキ供給装置を示した機構概要図、
第２図乃至第４図は本発明装置の要部を示した一部拡大
説明図、第５図は従来装置の機構概要図である。１・・・・・・円筒溝カム　　２・・・・・・溝カム付
ピン３．４・・・・・・ベアリング７．８・・・・・・中間ギヤー１０・・・・・・振りレバー　　１１・・・・・・振り
ローラ２０・・・・・・回転軸　　　　２１・・・・・
・エキセン輪２２．２３・・・・・・ロット　　２４・
・１・・レバー２５・・・・・・振りローラ

Claims

【特許請求の範囲】１、呼出しローラを介してインキを練りローラ郡に順次
供給して版胴面に転移させるインキ供給装置において、
これらを支持するフレームの一外側面に前記練りローラ
郡の中心部が回転可能となる円筒溝カムを装設し、更に
振りレバーを介して円筒溝カムに各練りローラを連動せ
しめて、練りローラの横振りを自在ならしめることを特
徴とする印刷機のインキ供給装置における練りローラ横
振り機構。２、前記各練りローラの横振りを、印刷機本体の駆動モ
ーター若しくは、それとは別の駆動モーターにより作動
ならしめた特許請求の範囲第１項記載の印刷機のインキ
供給装置における練りローラ横振り機構。