JPS61249415A - 厨房用調理容器 - Google Patents
厨房用調理容器Info
- Publication number
- JPS61249415A JPS61249415A JP9163685A JP9163685A JPS61249415A JP S61249415 A JPS61249415 A JP S61249415A JP 9163685 A JP9163685 A JP 9163685A JP 9163685 A JP9163685 A JP 9163685A JP S61249415 A JPS61249415 A JP S61249415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooking container
- aluminum
- layer
- alloy layer
- kitchen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cookers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本願は遠赤外線放射効果により風味ある独自の料理を可
能とする厨房用調理容器に関する。
能とする厨房用調理容器に関する。
(従来の技術)
従来セラミック等の放射物質と通電を併用して加熱する
ことで塗装の乾燥焼付に応用するものは報じられている
が、電気の回路を持たないものとしては、商品名サンワ
ミーという放射体が知られている。それは厚さ5粍、直
径170のセラミック円板で、前記サンワミーをそのま
ま鍋の中に入れて中央に沈め、此の状態で油を入れ天ぷ
らを揚げると通常の油温より40〜50度C低い温度で
調理出来、特に水分の多い野菜や魚などはハネることが
少く、早く、中心まで火が通ると報じられている。
ことで塗装の乾燥焼付に応用するものは報じられている
が、電気の回路を持たないものとしては、商品名サンワ
ミーという放射体が知られている。それは厚さ5粍、直
径170のセラミック円板で、前記サンワミーをそのま
ま鍋の中に入れて中央に沈め、此の状態で油を入れ天ぷ
らを揚げると通常の油温より40〜50度C低い温度で
調理出来、特に水分の多い野菜や魚などはハネることが
少く、早く、中心まで火が通ると報じられている。
同じく食品用として遠赤外線を利用したものとしては、
三井金属工芸製でサイウィール万能むし焼器と称して販
売されているが、それはなべそのものを新しいセラミッ
クスにして効果的な遠赤外線放射体にし、なべの底に小
石を敷き、其の上に直接食品を並べ水を入れずにガスこ
んろにのせ、強火で加熱すると、石焼きいも、甘栗等が
皮を焦がさず中までふっくら焼き上ると報じられている
。
三井金属工芸製でサイウィール万能むし焼器と称して販
売されているが、それはなべそのものを新しいセラミッ
クスにして効果的な遠赤外線放射体にし、なべの底に小
石を敷き、其の上に直接食品を並べ水を入れずにガスこ
んろにのせ、強火で加熱すると、石焼きいも、甘栗等が
皮を焦がさず中までふっくら焼き上ると報じられている
。
併し乍ら万能の調理用容器で遠赤外線放射の効果を利用
した調理容器は未だ報告されていない。
した調理容器は未だ報告されていない。
出願人は先に実願昭58−168320号電磁調理器用
の厨房加熱容器を開発したが、其の材質の表面が堅牢で
、さびない等の特性を生かした、中華なべ及びフライパ
ン等の加熱容器を試作し長期に渉り研究を続行した結果
其れ等長所が生かされていることを確認したので、専門
機関を通じて特定主婦料理家グループに対して、其の使
い勝手の評価を依頼した結果想定した特徴は一様に評価
されたが、被加工食品の風味が良いとの予想外の報告に
接した。其の原因の調査の一部として従来品との遠赤外
線放射比較テストを工業試験所に依頼したところ、前記
電磁調理器用容器の材質が従来品に比して予想外の遠赤
外線を放射していることを確認したもので、其の差異が
調理時間の短縮及び被調理品に様々の風味等を付与して
ることが判明したものである。
の厨房加熱容器を開発したが、其の材質の表面が堅牢で
、さびない等の特性を生かした、中華なべ及びフライパ
ン等の加熱容器を試作し長期に渉り研究を続行した結果
其れ等長所が生かされていることを確認したので、専門
機関を通じて特定主婦料理家グループに対して、其の使
い勝手の評価を依頼した結果想定した特徴は一様に評価
されたが、被加工食品の風味が良いとの予想外の報告に
接した。其の原因の調査の一部として従来品との遠赤外
線放射比較テストを工業試験所に依頼したところ、前記
電磁調理器用容器の材質が従来品に比して予想外の遠赤
外線を放射していることを確認したもので、其の差異が
調理時間の短縮及び被調理品に様々の風味等を付与して
ることが判明したものである。
一般の家庭等にて使用する厨房用の加熱調理容器として
鋼板にて調理容器を形成し、従来公知のアルミニウム浸
漬処理を施した後、少くも其の内表面のアルミニウム層
を取除いて、Fe−Aj1合金層を表面に露出せしめ、
被調理品を加熱して調理中にFe−Al合金層より同時
に遠赤外線を放射せしむることを特徴とするものである
。
鋼板にて調理容器を形成し、従来公知のアルミニウム浸
漬処理を施した後、少くも其の内表面のアルミニウム層
を取除いて、Fe−Aj1合金層を表面に露出せしめ、
被調理品を加熱して調理中にFe−Al合金層より同時
に遠赤外線を放射せしむることを特徴とするものである
。
(実施例)
鋼板を使用して第1図の如き中華鍋及び第2図の如きフ
ライパンを搾り加工した成形品を常法により750℃の
アルミニウム溶湯内に5分間浸漬し引上げて水洗乾燥し
た後の拡大断面は第4図に示すとおりである。図で2は
当初のFe層で、3はFe−Al合金層で4はアルミナ
イズされた表面のアルミニウム層である。そしてアルミ
ニウム層4を取除くため、800℃のフラックス浴にて
拡散処理してFe−Al合金層を増大せしめAl層を減
小した後、残のアルミニウム層はろくろを利用して完全
に取除くものである。要はFe−Al合金層を内表面に
露出すれば良く其の手段を限定するものでは無い。そし
て其の表面には商品名■テフロンコーティング等は施さ
ず其の侭にて使用するものである。
ライパンを搾り加工した成形品を常法により750℃の
アルミニウム溶湯内に5分間浸漬し引上げて水洗乾燥し
た後の拡大断面は第4図に示すとおりである。図で2は
当初のFe層で、3はFe−Al合金層で4はアルミナ
イズされた表面のアルミニウム層である。そしてアルミ
ニウム層4を取除くため、800℃のフラックス浴にて
拡散処理してFe−Al合金層を増大せしめAl層を減
小した後、残のアルミニウム層はろくろを利用して完全
に取除くものである。要はFe−Al合金層を内表面に
露出すれば良く其の手段を限定するものでは無い。そし
て其の表面には商品名■テフロンコーティング等は施さ
ず其の侭にて使用するものである。
前記Fe−AA!合金層の露出内面は極めて堅牢で且つ
さびることが無く、種々異なる調味料に対しても耐食性
を有し、金属ヘラや其の他研摩ブラシの使用も製品を損
傷するものでは無い。
さびることが無く、種々異なる調味料に対しても耐食性
を有し、金属ヘラや其の他研摩ブラシの使用も製品を損
傷するものでは無い。
アルミニウム製品と比較すると重いのは欠点であるが、
アルミニウム製は柔らかいので陽極酸化皮膜を施こすが
、それでも摩耗して生地が出るので取扱いは注意する必
要がある。他方鉄製品は使用後さびが発生する欠点があ
った。
アルミニウム製は柔らかいので陽極酸化皮膜を施こすが
、それでも摩耗して生地が出るので取扱いは注意する必
要がある。他方鉄製品は使用後さびが発生する欠点があ
った。
出願人はさびない、金属ヘラが使える又空焼きの必要が
無い製品として、中華なべ及びフライパンに関して客観
的な製品評価を外部機関に依頼した結果、加工する料理
側を通じて、調理容器の長所としては、油なじみが良好
で、油保持力大で急ぎのときは、空焼き無しで良く、使
用後の後始末簡単で、長年使い込んだ鉄製鍋頻の使い勝
手と全く同じ等のほか食品の仕上り具合に於て、風味若
しくは焼具合等が良好で料理の専門家になった感を受け
るとの評価を受け、重いという点を除くと予想外の特性
があることが客観的に確認された。
無い製品として、中華なべ及びフライパンに関して客観
的な製品評価を外部機関に依頼した結果、加工する料理
側を通じて、調理容器の長所としては、油なじみが良好
で、油保持力大で急ぎのときは、空焼き無しで良く、使
用後の後始末簡単で、長年使い込んだ鉄製鍋頻の使い勝
手と全く同じ等のほか食品の仕上り具合に於て、風味若
しくは焼具合等が良好で料理の専門家になった感を受け
るとの評価を受け、重いという点を除くと予想外の特性
があることが客観的に確認された。
そこで意外の風味等の相異に対し、本願によるサンプル
と鋼製の未処理サンプルの遠赤外線の分光放射率の対比
試験を長野工業試験所に依頼したところ第5図に示す如
き線図を得た。即ち本願による処理サンプルの分光放射
率は波長域3μm〜線の透過力が影響して独自の風味焼
具合を有する加工食品を得たものと判断している。
と鋼製の未処理サンプルの遠赤外線の分光放射率の対比
試験を長野工業試験所に依頼したところ第5図に示す如
き線図を得た。即ち本願による処理サンプルの分光放射
率は波長域3μm〜線の透過力が影響して独自の風味焼
具合を有する加工食品を得たものと判断している。
以上述べたとおり、本願による調理容器は、調理容器自
体がさび無い点でホウロウに匹敵し、外力による破損に
強く、容器そのものがホウロウ製品や鉄製品に無い長所
を有すると共に、使用に際しては鉄製品やホウロウ製品
より油なじみが良い、こげつきが無い等の特性を有し、
更に遠赤外線の効果によりいろいろの被処理食品に対し
て、料理専門家跣しのフックラした或は風味ある料理を
可能とし、且つ耐用年数も長く家庭調理分野に寄与する
ところ大である。又底の平らな容器では電磁調理器用と
しても兼用可能である。
体がさび無い点でホウロウに匹敵し、外力による破損に
強く、容器そのものがホウロウ製品や鉄製品に無い長所
を有すると共に、使用に際しては鉄製品やホウロウ製品
より油なじみが良い、こげつきが無い等の特性を有し、
更に遠赤外線の効果によりいろいろの被処理食品に対し
て、料理専門家跣しのフックラした或は風味ある料理を
可能とし、且つ耐用年数も長く家庭調理分野に寄与する
ところ大である。又底の平らな容器では電磁調理器用と
しても兼用可能である。
第1図は中華鍋の外観図、第2図はフライパンの外観図
である。第3図は中華鍋の縦断面図、第4図は第3図に
於けるIV−IV視拡大断面図である。 第5図は遠赤外線放射性能線図で、縦軸は分光放射率、
横軸は放射波長を示す。測定温度は、250℃で上段は
本願による処理サンプルの性能曲線、下段は未処理の綱
サンプルの性能曲線である。 1・・・中華鍋の縦断面図、2・・・Fe層、31・・
・Fe−Al合金層、4・・・Afi層。 特許出願人 ホクセイ日軽家庭用品株式会社代理人 弁
理士 加 藤 正 明 第1図 第2図 第3図 第4図
である。第3図は中華鍋の縦断面図、第4図は第3図に
於けるIV−IV視拡大断面図である。 第5図は遠赤外線放射性能線図で、縦軸は分光放射率、
横軸は放射波長を示す。測定温度は、250℃で上段は
本願による処理サンプルの性能曲線、下段は未処理の綱
サンプルの性能曲線である。 1・・・中華鍋の縦断面図、2・・・Fe層、31・・
・Fe−Al合金層、4・・・Afi層。 特許出願人 ホクセイ日軽家庭用品株式会社代理人 弁
理士 加 藤 正 明 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (2)
- (1)鋼板製の調理容器を、ほぼ700℃以上のアルミ
ニウム溶湯中に浸漬してアルミニウム浸漬処理を施し、
常法により表面のアルミニウム層を取除いて、その表面
にFe−Al合金層を露出せしめ、被調理品が遠赤外線
放射を受けながら加熱調理される厨房用調理容器。 - (2)表面のアルミニウム層を取除く手段が、ほぼ80
0℃のフラックス液にて拡散処理してFe−Al合金層
を増大せしめ、表面にFe−Al合金層を露出せしめて
なる特許請求の範囲第(1)項記載の厨房用調理容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9163685A JPS61249415A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 厨房用調理容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9163685A JPS61249415A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 厨房用調理容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61249415A true JPS61249415A (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=14032016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9163685A Pending JPS61249415A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 厨房用調理容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61249415A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH027917A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-11 | Komatsu Ltd | 電磁調理器 |
JPH0617628U (ja) * | 1992-03-05 | 1994-03-08 | 昭和マツタカ株式会社 | 調理器物 |
-
1985
- 1985-04-27 JP JP9163685A patent/JPS61249415A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH027917A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-11 | Komatsu Ltd | 電磁調理器 |
JPH0617628U (ja) * | 1992-03-05 | 1994-03-08 | 昭和マツタカ株式会社 | 調理器物 |
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