JPS61249371A - 栄養飲料組成物 - Google Patents

栄養飲料組成物

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JPS61249371A
JPS61249371A JP60091146A JP9114685A JPS61249371A JP S61249371 A JPS61249371 A JP S61249371A JP 60091146 A JP60091146 A JP 60091146A JP 9114685 A JP9114685 A JP 9114685A JP S61249371 A JPS61249371 A JP S61249371A
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JP
Japan
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acid
oil
fat
weight
palmitic acid
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Pending
Application number
JP60091146A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Tanaka
善晴 田中
Nobuhiro Atobe
跡部 信弘
Kinichi Hasegawa
長谷川 欽一
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油脂の消化吸収性を良好にした乳化状の栄養飲
料組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
現在、健康飲料としてスポーツ飲料、果汁飲料、牛乳、
豆乳、乳酸菌飲料など多くの製品が市販されている。牛
乳・豆乳には約3重量%の油脂が含まれているが、他の
飲料にはほとんど油脂が含まれていない。栄養素の1つ
である油脂は糖質やたん白質にくらべて約2倍のカロリ
ーを有するカロリー栄養源であり、リノール酸、リルン
酸など必須脂肪酸を供給したり、脂溶性ビタiンの給源
などの重要な機能を有する。従って油脂は栄養価の非常
に高い食品である。疲労回復など積極的な栄養補給を必
要とする場合には、油脂の補給、とくに消化吸収性の良
好な油脂の補給が必要とされる。牛乳には乳脂を約3重
量係含むが、必須脂肪酸のリノール酸をわずかしか含ん
でおらず、他の油脂含有飲料においてはコーン油、大豆
油などの植物油を単に配合したものにすぎない。健康維
持を目的とする健康飲料において栄養学的に理にかなっ
た消化吸収性の良好な油脂を使用したものは見当たらな
い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
現在、健康飲料に使用されている油脂は、コーン油、大
豆油、米ぬか油などの植物油または牛乳、乳飲料に使用
されている乳脂である。近年、不飽和脂肪酸の摂取量を
増すことが強調され、植物油の摂取量が増加している。
植物油にはリノール酸、リルン酸などを多く含み、主通
的に望ましい油脂であるが、これらの不飽和酸を多く摂
取した場合、血小板凝集、血管収縮など引き起こし、脳
卒中、心筋こうそくの原因になる。またポリエン酸の過
剰摂取は生体内トコフェロールの不足を招き、生体過酸
化脂質の増加を促し、脳軟化症、糖尿病、肝疾患、老化
の原因にもなシ、また植物油のみの場合法して消化吸収
率は高くない。一方牛乳または乳飲料に使用される乳脂
にはリノール酸が約し5重量係しか含まれていない。ま
たグリセリンの2位の炭素のヒドロキシ基につくパルミ
チン酸は吸収されやすいといわれておシ、人乳脂はパル
ミチン酸の71重量係がグリセリンの2位の炭素のヒド
ロキシ基に結合しているので、消化吸収性は非常に良好
であシしかもリノール酸を適量含むので好ましい油脂で
あるが、人乳脂を工業的に利用できるほど大量に得るこ
とは困難である。
さらに植物油は不飽和酸を多く含むため酸化安定性が悪
く、もどシ臭による風味の劣化になりやすい。牛乳につ
いてはその風味が嫌いで飲めない人がかなり多い。健康
飲料の場合、積極的な栄養補給と同時に風味的に好まし
いものでなければな′らない。
〔問題点を解決するための手段〕
伽i丸油脂が栄養的にさらに優れており、消化吸収性も
向上することを見い出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、油脂、乳化剤、無脂固形分および水
からなる栄養飲料組成物において、その油脂の脂肪酸組
成がパルミチン酸10〜30重量%、オレイン酸20〜
50重t%、リノール酸15〜40重量係であり、パル
ミチン酸のうちでグゼ リlリンの2位の炭素のヒドロキシ基に結合したパルミ
チン酸の割合(以下グリセリンの2位のパルミチン酸の
含有率という)が35重量係以上である油脂を用いるこ
とを特徴とする栄養飲料組成物を提供するものである。
本発明に用いる油脂は、グリセリンの2位のパルミチン
酸含有率の高い油脂と、リノール酸を多量に含有する油
脂とを上記の脂肪酸組成になるように配合することによ
って得られる。グリセリンの2位のパルミチン酸含有率
の高い油脂としては、例えばラード、サバ油、乳脂など
かあシ、特にラードの分別液体油が好ましい。リノール
酸を多量に含有する油脂としては、例えばコーン油、大
豆油、綿実油、米ぬか油、サフラワー油などがある。
また本発明の油脂の組成範囲内であれば、中鎖脂肪酸ト
リグリセリド、ヤシ油、牛脂およびこれらのエステル交
換油などの加工油脂をさらに配合してもさしつかえない
本発明に用いる油脂は、パルミチン酸、オレイン酸およ
びリノール酸を所定量含有している必要があシ、これら
の脂肪酸の量が所定量未満では必須脂肪酸が不足し、ま
た所定量を越えても栄養的なバランスが悪くなシ好まし
くない。またグリセリンの2位のパルミチン酸の含有率
が35重量憾未満では油脂の消化吸収性が悪くなシ好ま
しくないO 第1表に主な油脂の脂肪酸組成およびグリセリンの2位
のパルミチン酸の含有率を示す。
第1表 人乳脂は好ましい油脂であるが工業的に利用することは
不可能に近く、コーン油、大豆油などの植物油はグリセ
リンの2位のパルミチン酸含有率が低く、また、乳脂、
ラードではリノール酸含量が低すぎて、それぞれ単独で
は本発明に供しえない。
本発明の栄養飲料組成物は、前記油脂以外に、無脂固形
分としてたん白質、糖質、ビタミン類、ミネラル類等を
配合するのが好ましい。さらに飲食しやすくするために
、果汁、二午ス、7レーバーなどを添加してもよい。無
脂固形分としては、例えば脱脂粉乳、粉末乳酸発酵乳、
大豆たん白、ショ糖、プドク穂、果糖、乳糖、ソルビト
ールなどがある。
本発明に用いる乳化剤は、栄養飲料組成物を均一に乳化
させるために添加され、例えば大豆および卵黄リン脂質
、モノグリセライド、シヨ糖脂肪ピ 酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロIレンク
リコールat肪酸エステル、アセチル化モノグリセリド
およびモノグリセリドのクエン酸エステルなどの有機酸
モノグリセリド、上記各種化合物のポリオキシエチレン
付加物などがあり、特に、ショ糖脂肪酸エステル、ポリ
グリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリドを受
用するのが好ましい。
栄養的にバランスのとれた乳化安定性の良い栄養飲料組
成物が得られる。
本発明の栄養飲料組成物は、油脂、乳化剤、無ることが
できるが、間接加熱方式または直接蒸気加熱方式による
超高温瞬間加熱(UHT)での殺菌または滅菌tiψが
好ましい。
(発明の効果) 本発明の栄養飲料組成物は栄養的に優れ、消化吸収性の
よい油脂を使用することによって疲労回復など積極的な
栄養補給が可能となシ、従来使用されている植物油や乳
脂を単独で用いた場合の栄養的な弊害を解消するもので
ある。さらに本発明で用いる配合油は飽和酸および不飽
和酸を最適な割合で含むため、不飽和酸を多く含む植物
油単独のものよシも酸化安定性や乳化安定性に優れてい
る。したがって本発明の栄養飲料組成物は長期間良好な
風味が保たれ、かつ均一な乳化が保たれる。
〔実施例〕
つぎに本発明を実施例により詳細に説明する。
以下係は重量基準である。
実施例 1 600ff)脱脂粉乳と2001ノ砂糖を&9Kfの水
に溶解させ、さらに0.36 fのアスコルビンa、0
.4fのビタミンB群、20fの乳酸カルシた クムを加え、溶解させ鹸。一方1509のラードの分別
液体油と150tの大豆油を配合した油(パルミチン酸
:1791i、オレイン#l:36憾、リノール酸:3
21、グリセリンの2位のパルミチン酸を上記の水溶液
に混合し、さらにクリームフ □V −2モ合し、プニ
イ2式撹拌機を□い、□0℃で15分間予備乳化させ丸
。この予備乳化液を1段目250 Kr/d、2段目5
0 Kf/do2段階均質化で均質処理し丸。つぎに1
400で4秒間で滅菌処理後、70℃で150Kt/−
で無菌的に均質化処理を行い、20℃に冷却し、無菌容
器に無菌光てんした。
これを3ケ月室温く放置したところ、離水・油分分離は
認められず、乳化安定性は良好であった。
また風味の良好な栄養飲料として飲むことができた。
実施例 2 2009の乳脂と1oorのサフラワー油の配合油(パ
ルきチン酸:2396、オレイン酸=21憾、リノール
酸:231.グリセリンの2位のパルミチン酸の含有率
:37%)を、あらかじめ10fのデカグリセリンモノ
ステアレートを溶解させ九690fの水に加え、プロペ
ラ式撹拌機を用いて75℃で15分間予備乳化させた。
この予備乳化液を5001に/−の高圧で均質化し、原
液を得た。別に水&8Ktに、700fのブドウ糖、1
1fの塩化ナトリウム、23fの塩化カリウム、17f
のグリ七ロリン酸カルシクム、’j、2fの塩化マグネ
シウム、10tのアスコルビン酸、L12のビタミンB
群、3fのレモン7レー〉V加え溶解した。これに50
0fの上記原液を配合し、この液を250Kt/−で均
質化した。つぎに80℃で10分間で殺菌処理し、容器
に充てんした後、冷却し丸。
これを3ケ月室温に放置したところ、離水、油分離は認
められず、乳化安定性は良好であった。
また風味の良好な栄養飲料として飲むことができた。
実施例 3 10fのへキサメタリン酸ナトリウム、100F(10
1に相当)ショ糖脂肪酸エステル(HLB15)を!L
9−の水に溶解させ、この液に2Ktの脱脂粉乳、1−
の粉末乳噴発酵乳、12のアスコルビン酸を溶解させ丸
。一方660fのラード、220fのコーン油および2
20fの中鎖脂肪酸トリグリセリドを配合した油(パル
ミチン酸=17チ、オレイン酸:351 リノール酸:
’15’!、グリセリンの2位のパルミチン酸の含有率
257幅)に150f(15mに相当)のグリセリンモ
ノステアレートを溶解させ、この配合油を上記の水溶液
に混合して、プロペラ式撹拌機を用いて70℃で15分
間予備乳化させ丸。この予備乳化液を150 K4/c
f/Iで均質化処理し、95℃、30秒間で殺菌処理し
た後、無菌容器に充てんした。
管したところ、離水、油分離は認められず、乳化安定性
は良好であった。また約5倍まで水で希釈して風味の良
好な栄養飲料として飲むことができた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、油脂、乳化剤、無脂固形分および水からなる栄
    養飲料組成物において、その油脂の脂肪酸組成がパルミ
    チン酸10〜30重量%、オレイン酸20〜50重量%
    、リノール酸15〜40重量%であり、パルミチン酸の
    うちでグリセリンの2位の炭素のヒドロキシ基に結合し
    たパルミチン酸の割合が35重量%以上である油脂を用
    いることを特徴とする栄養飲料組成物。
  2. (2)、油脂0.5〜15重量%、乳化剤0.03〜3
    .0重量%、無脂固形分5.0〜35.0重量%および
    水49.0〜94.0重量%からなる特許請求の範囲第
    1項記載の栄養飲料組成物。
  3. (3)、乳化剤がシヨ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリ
    ン脂肪酸エステルおよび有機酸モノグリセリドから選ば
    れる少くとも1種である特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の栄養飲料組成物。
JP60091146A 1985-04-30 1985-04-30 栄養飲料組成物 Pending JPS61249371A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11209293A (ja) * 1998-01-21 1999-08-03 Fideline ストレス、不安および攻撃性を低減するブタ鎮静フェロモン
JP2002501019A (ja) * 1998-01-21 2002-01-15 フィドゥラン ストレス、不安及び攻撃性を低減するブタ鎮静フェロモン

Cited By (3)

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