JPS6124816A - 非線形制御型磁気軸受 - Google Patents
非線形制御型磁気軸受Info
- Publication number
- JPS6124816A JPS6124816A JP14398184A JP14398184A JPS6124816A JP S6124816 A JPS6124816 A JP S6124816A JP 14398184 A JP14398184 A JP 14398184A JP 14398184 A JP14398184 A JP 14398184A JP S6124816 A JPS6124816 A JP S6124816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnets
- electromagnet
- magnetic bearing
- speed
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0444—Details of devices to control the actuation of the electromagnets
- F16C32/0451—Details of controllers, i.e. the units determining the power to be supplied, e.g. comparing elements, feedback arrangements with P.I.D. control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0444—Details of devices to control the actuation of the electromagnets
- F16C32/0446—Determination of the actual position of the moving member, e.g. details of sensors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0474—Active magnetic bearings for rotary movement
- F16C32/0476—Active magnetic bearings for rotary movement with active support of one degree of freedom, e.g. axial magnetic bearings
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、磁気浮上装置等に用いられる磁気軸受に係わ
り、特に非線形制御型磁気軸受に関する。
り、特に非線形制御型磁気軸受に関する。
従来、電磁石の吸引力を利用した各種の磁気軸受が開発
されているが、この種の軸受は一般に高価である。これ
は、磁気軸受に必要な位置変位センサ及び電力増幅器が
高価で消費電力も大きいためである。従って、これらの
欠点を克服すれば、非接触、無摩擦及び無潤滑を特徴と
する磁気軸受の応用範囲は更に広くなると考えられる。
されているが、この種の軸受は一般に高価である。これ
は、磁気軸受に必要な位置変位センサ及び電力増幅器が
高価で消費電力も大きいためである。従って、これらの
欠点を克服すれば、非接触、無摩擦及び無潤滑を特徴と
する磁気軸受の応用範囲は更に広くなると考えられる。
ところで、高価な位置変位センサの代りに、加工が容易
で安価なサーチコイルを用いた速度センサ利用による磁
気軸受の実現は線形制御法の範囲で既に実用化され、製
品化もなされている。この方式は、ゼロ・パワ一方式と
しての長所も有しており、その技術は既に確立している
。しかし、この方式の短所は、本質的に静止時からの浮
上起動ができない点にあり、通常は別にリフト・オフ回
路を具備させ、それによって浮上させると云う方法を採
っている。このため、変位センサに相当する別のセンサ
が必要となり、これが上記方式の魅力を半減させる要因
となっている。
で安価なサーチコイルを用いた速度センサ利用による磁
気軸受の実現は線形制御法の範囲で既に実用化され、製
品化もなされている。この方式は、ゼロ・パワ一方式と
しての長所も有しており、その技術は既に確立している
。しかし、この方式の短所は、本質的に静止時からの浮
上起動ができない点にあり、通常は別にリフト・オフ回
路を具備させ、それによって浮上させると云う方法を採
っている。このため、変位センサに相当する別のセンサ
が必要となり、これが上記方式の魅力を半減させる要因
となっている。
本発明の目的は、高価な位置変位センサや電力増幅器等
を必要とせず、被浮揚体を電磁石の吸引力で軸受するこ
とができ、さらに静止時からの浮上起動も可能で、且つ
消費電力の低減化をはかり得る非線形制御型磁気軸受を
提供することにある。
を必要とせず、被浮揚体を電磁石の吸引力で軸受するこ
とができ、さらに静止時からの浮上起動も可能で、且つ
消費電力の低減化をはかり得る非線形制御型磁気軸受を
提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の骨子は、速度センサの出力信号と電磁石の励磁
電流とに基づいて被浮揚体の変位を求めることにより、
高価な位置変位センサを不要とし、さらに一対の電磁石
の択一的励磁により高価な電力増幅器を不要とすること
にある。
電流とに基づいて被浮揚体の変位を求めることにより、
高価な位置変位センサを不要とし、さらに一対の電磁石
の択一的励磁により高価な電力増幅器を不要とすること
にある。
即ち本発明は、非線形制御型磁気軸受において、被浮揚
体を挟んでこの被浮揚体と離間して対向配置され該被浮
揚体を磁気力により吸引する一対の電磁石と、これらの
電磁石に択一的に励磁電流を供給する手段と、上記各電
磁石に流れる電流値を検出する手段と、前記被浮揚体の
前記電磁石の対向方向に対する移動速度を検出する速度
センサと、上記検出された電流値及び速度に基づいて所
定の演算を行い前記電磁石の通電切換タイミングを制御
する演算器とを設けるようにしたものである。
体を挟んでこの被浮揚体と離間して対向配置され該被浮
揚体を磁気力により吸引する一対の電磁石と、これらの
電磁石に択一的に励磁電流を供給する手段と、上記各電
磁石に流れる電流値を検出する手段と、前記被浮揚体の
前記電磁石の対向方向に対する移動速度を検出する速度
センサと、上記検出された電流値及び速度に基づいて所
定の演算を行い前記電磁石の通電切換タイミングを制御
する演算器とを設けるようにしたものである。
本発明によれば、浮上起動の機能を本質的に備えている
点で、ゼロパワ一方式に類する省エネルギー効果、リフ
ト・オフの機能、更にスイッチング・アンブリファイア
を原理としているため、スイッチング要素としてトラン
ジスタを用いたとしても、常に発熱の最小な領域で使用
するため、スイッチング・アンプの小型軽量化が可能で
ある。
点で、ゼロパワ一方式に類する省エネルギー効果、リフ
ト・オフの機能、更にスイッチング・アンブリファイア
を原理としているため、スイッチング要素としてトラン
ジスタを用いたとしても、常に発熱の最小な領域で使用
するため、スイッチング・アンプの小型軽量化が可能で
ある。
また、高価な位置変位センサや電力増幅器等が不要とな
る。このため、非接触、無摩擦、無潤滑を特徴とする磁
気軸受を容易且つ安価に実現することができ、その効果
は絶大である。
る。このため、非接触、無摩擦、無潤滑を特徴とする磁
気軸受を容易且つ安価に実現することができ、その効果
は絶大である。
第1図は本発明の一実施例に係わる非線形制御型磁気軸
受を示す概略構成図である。図中10は被浮揚体であり
、この被浮揚体10の上下方向には該被浮揚体10を間
にして第1及び第2の電磁石11.12が離間対向配置
されている。電磁石11.12は切換スイッチ13及び
判定器14を介してそれぞれ電i!15に接続されてい
る。そして、切換スイッチ13がSi側のとき第1の電
磁石11が励磁され、切換スイッチ13が82側のとき
第2の電磁石12が励磁される。つまり、第1及び第2
の電磁石11.12は択一的に、励磁されるものとなっ
ている。なお、切換スイッチ13は、スイッチング要素
として例えばトランジスタを用いて構成されている。
受を示す概略構成図である。図中10は被浮揚体であり
、この被浮揚体10の上下方向には該被浮揚体10を間
にして第1及び第2の電磁石11.12が離間対向配置
されている。電磁石11.12は切換スイッチ13及び
判定器14を介してそれぞれ電i!15に接続されてい
る。そして、切換スイッチ13がSi側のとき第1の電
磁石11が励磁され、切換スイッチ13が82側のとき
第2の電磁石12が励磁される。つまり、第1及び第2
の電磁石11.12は択一的に、励磁されるものとなっ
ている。なお、切換スイッチ13は、スイッチング要素
として例えばトランジスタを用いて構成されている。
判定器14は、電tljt15から流れる電流が最大値
で一定時間以上連続したか否かを判定するものであり、
その判定情報は後述する演算器20に供給されている。
で一定時間以上連続したか否かを判定するものであり、
その判定情報は後述する演算器20に供給されている。
電磁石11.12とスイッチ13どの間には電流検出用
の抵抗16.17がそれぞれ直列接続されている。そし
て、これらの抵抗16.17の両端電圧が電流値情報と
して演算器20に供給されている。また、前記被浮揚体
10の下方には該°被浮揚体10の下面に対向してサー
チコイル等からなる速度センサ18が配置されている。
の抵抗16.17がそれぞれ直列接続されている。そし
て、これらの抵抗16.17の両端電圧が電流値情報と
して演算器20に供給されている。また、前記被浮揚体
10の下方には該°被浮揚体10の下面に対向してサー
チコイル等からなる速度センサ18が配置されている。
このセンサ18により被浮揚体10の上下方向の移動速
度が検出され、この検出速度情報は演算器20に供給さ
れている。
度が検出され、この検出速度情報は演算器20に供給さ
れている。
演算器20は、第2図に示す如く加減器21゜微分器2
2.アナログ演算器23及び切換判別器24等から構成
されている。前記検出された電流値iA、iBは加減器
21に入力され、1=i八−iBとして演算される。加
減器21の出力iはアナログ演算器23に供給される。
2.アナログ演算器23及び切換判別器24等から構成
されている。前記検出された電流値iA、iBは加減器
21に入力され、1=i八−iBとして演算される。加
減器21の出力iはアナログ演算器23に供給される。
前記速度センサ18で検出された検出速度Xは、微分器
22に入力されて微分される。微分器22の出力である
加速度Xは上記電流値iと共にアナログ演算器23に供
給される。アナログ演算器23では、上記入力した各信
号から前記被浮揚体10の位置変位Xを演算する。この
変位Xは、前記速度交と共に切換判別器24に供給され
る。また、前記判定器14の判定情報は切換判別器24
に供給される。この切換判別器24は上記入力した各信
号に応じて前記切換スイッチ13を切換えるものとなっ
ている。
22に入力されて微分される。微分器22の出力である
加速度Xは上記電流値iと共にアナログ演算器23に供
給される。アナログ演算器23では、上記入力した各信
号から前記被浮揚体10の位置変位Xを演算する。この
変位Xは、前記速度交と共に切換判別器24に供給され
る。また、前記判定器14の判定情報は切換判別器24
に供給される。この切換判別器24は上記入力した各信
号に応じて前記切換スイッチ13を切換えるものとなっ
ている。
このように構成され・た磁気軸受の作用及び動作原理に
ついて説明する。
ついて説明する。
被浮揚体10にかかる力は重力と電磁力とであるが、重
力を無視して電磁力のみを考えるど、被浮揚体10の運
動方程式は m交=M(x) ・12 ・・・・・・■とな
る。ここで、mは浮揚体買置、M(X)は電磁石のコイ
ル・インピーダンスを含む変位Xの関数である。
力を無視して電磁力のみを考えるど、被浮揚体10の運
動方程式は m交=M(x) ・12 ・・・・・・■とな
る。ここで、mは浮揚体買置、M(X)は電磁石のコイ
ル・インピーダンスを含む変位Xの関数である。
速度センサ18の検出速度信号Xを微分すると加速度X
が得られ、また電磁石11.12の電流値は常に測定可
能であるから上記■式を用いてM(x)が、更にM(x
)の関数形は予め知ることが可能であるから、変位Xが
求まる。このようにして、電流値1と速度交とから変位
Xが得られる。
が得られ、また電磁石11.12の電流値は常に測定可
能であるから上記■式を用いてM(x)が、更にM(x
)の関数形は予め知ることが可能であるから、変位Xが
求まる。このようにして、電流値1と速度交とから変位
Xが得られる。
この変位Xと速度信号Xとを用いて切換スイッチ13の
切換タイミングを決定する。最適制御理論によると mx=f、or−f、 (一定) の運動場における位置移動最短時間制御のスイッチ切換
判別式は F (x、x)=mxli+fx=0 となり、F (x、x)≧0のときf、F (x、x)
<Oのとき−fに切換えれば最適制御が実現される。
切換タイミングを決定する。最適制御理論によると mx=f、or−f、 (一定) の運動場における位置移動最短時間制御のスイッチ切換
判別式は F (x、x)=mxli+fx=0 となり、F (x、x)≧0のときf、F (x、x)
<Oのとき−fに切換えれば最適制御が実現される。
上記理論を適用するとき問題になるのが■式の右辺が定
数でなく、電流値と位置との関数となることである。電
磁石11.12のコイルに電圧eを付勢した時に流れる
電流値iは e=Rt +d (L i ) /d t
−−−−−−■で得られる。ここで、Rはコイルの
抵抗値、し=L(x)はコイルのインピーダンスである
。
数でなく、電流値と位置との関数となることである。電
磁石11.12のコイルに電圧eを付勢した時に流れる
電流値iは e=Rt +d (L i ) /d t
−−−−−−■で得られる。ここで、Rはコイルの
抵抗値、し=L(x)はコイルのインピーダンスである
。
■式は電流値のlI間遅れを示す式であるが、本実施例
ではこの時間遅れを逆に利用し、これでもって消費電力
の極小化をはかっている。
ではこの時間遅れを逆に利用し、これでもって消費電力
の極小化をはかっている。
いま、便利のために、■式の代りに次式を考える。
mx−αX+β1 ・・・・・・■この式は
、電磁石に永久磁石を併用し、これを非線形化した時に
得られる式であるが、■式の代りにこれを用いたどして
も、本発明の本質に影響はないので、以後これを用いて
説明する。
、電磁石に永久磁石を併用し、これを非線形化した時に
得られる式であるが、■式の代りにこれを用いたどして
も、本発明の本質に影響はないので、以後これを用いて
説明する。
■式でi−±io (一定)と仮に仮定すると、電流
に時間後れがない時の最適切換判別式が得られる。つま
り、■式を1回積分して Q(x、x) =mX2−αX2−β1QIXI =Q・・・・■が
得られる。これを用いて、実際には時間後れのある制御
系のシミュレーションを行い、位相平面にその軌跡を描
いたのが第3図及び第4図である。
に時間後れがない時の最適切換判別式が得られる。つま
り、■式を1回積分して Q(x、x) =mX2−αX2−β1QIXI =Q・・・・■が
得られる。これを用いて、実際には時間後れのある制御
系のシミュレーションを行い、位相平面にその軌跡を描
いたのが第3図及び第4図である。
なお、これらの図において、(a)は速度にと変位Xと
の関係を示す特性図、(b)は電磁石のコイル電流変化
を示す信号波形図である。
の関係を示す特性図、(b)は電磁石のコイル電流変化
を示す信号波形図である。
コイルの時定数が小さい時は第3図(a)に示す如く、
初期値A点で電磁石11側にスイッチ13が切換えられ
、0点で電磁石12側に切換えられた後、すぐに目標地
点0に到達する。つまり、最短時間最適制御が実現され
る。このことは、第3図(b)に示す電磁石11.12
の電流値変化を見、でも良く判る。0点に到着後は頻繁
に切換えを行って0点維持が実現される。この系では電
磁石11.12のいずれかのコイルに常に最大電流が流
れており、小電力用としては不向きである。
初期値A点で電磁石11側にスイッチ13が切換えられ
、0点で電磁石12側に切換えられた後、すぐに目標地
点0に到達する。つまり、最短時間最適制御が実現され
る。このことは、第3図(b)に示す電磁石11.12
の電流値変化を見、でも良く判る。0点に到着後は頻繁
に切換えを行って0点維持が実現される。この系では電
磁石11.12のいずれかのコイルに常に最大電流が流
れており、小電力用としては不向きである。
なお、第3図において、破線Pは切換曲線を示し、時刻
t1は0点に相当する。
t1は0点に相当する。
第4図はコイルの時定数を大きくした場合で、第3図と
同じ切換曲線Pを用いている。この系では、一時遅れの
影響で最終的にリミット・サイクルが残り、振動・位置
出し誤差が大きい。即ち、リミッ1−・サイクルが大き
く実用的でない。
同じ切換曲線Pを用いている。この系では、一時遅れの
影響で最終的にリミット・サイクルが残り、振動・位置
出し誤差が大きい。即ち、リミッ1−・サイクルが大き
く実用的でない。
そこで、本実施例では第5図に示す如く直線状の切換線
Qを採用した。この場合、第5図(a)に示プ如く初期
値A点から目標値0点に収束し、リミット・サイクルは
のこらない。また、第5図(b)に示す如く電磁石11
.12の励磁電流が極めて少なくて済む。このため、即
応性はいくらか低下するものの、実用的に重要な安定性
と小電力に魅力がある。しかも、切換線Qは変位Xと速
度Xとの一次関数どなり、そのアナログ計篩は極めて単
純化される。なお、第5図(b)中yは被浮揚体の位置
を加速度から算出したもので、制胛同の思い込み1直を
示している。
Qを採用した。この場合、第5図(a)に示プ如く初期
値A点から目標値0点に収束し、リミット・サイクルは
のこらない。また、第5図(b)に示す如く電磁石11
.12の励磁電流が極めて少なくて済む。このため、即
応性はいくらか低下するものの、実用的に重要な安定性
と小電力に魅力がある。しかも、切換線Qは変位Xと速
度Xとの一次関数どなり、そのアナログ計篩は極めて単
純化される。なお、第5図(b)中yは被浮揚体の位置
を加速度から算出したもので、制胛同の思い込み1直を
示している。
今までは、外部からの外乱がない状態の話を進めてきた
が、例えば系を重力場に置いた場合、被浮揚体10は第
6図(a)に示す如く電磁石11゜12の電磁力と重力
とが静的に釣合う位@B点に自動的に移動させられ、こ
の位置に維持されるのである。また、この場合第6図(
b)に示す如く電磁石11の通電時間の方が電磁石12
のそれより僅かに長くなるのである。
が、例えば系を重力場に置いた場合、被浮揚体10は第
6図(a)に示す如く電磁石11゜12の電磁力と重力
とが静的に釣合う位@B点に自動的に移動させられ、こ
の位置に維持されるのである。また、この場合第6図(
b)に示す如く電磁石11の通電時間の方が電磁石12
のそれより僅かに長くなるのである。
このように本実施例によれば、被浮揚体10の移動速度
交及び電磁石11.12の励磁電流iに基づき演算器2
0で切換スイッチ13を切換制御することによって、被
浮揚体10を磁気浮上させることができる。そしてこの
場合、電磁石11゜12に流れる電流はコイルのインピ
ーダンスにより極めて小さい値となるので、消費電力を
極めて少なくすることができる。さらに、高価な位置変
位センサや電力増幅器等を必要としないので、安価に実
現することができる。
交及び電磁石11.12の励磁電流iに基づき演算器2
0で切換スイッチ13を切換制御することによって、被
浮揚体10を磁気浮上させることができる。そしてこの
場合、電磁石11゜12に流れる電流はコイルのインピ
ーダンスにより極めて小さい値となるので、消費電力を
極めて少なくすることができる。さらに、高価な位置変
位センサや電力増幅器等を必要としないので、安価に実
現することができる。
また、判定器14及び演算器20の作用により、静止時
からの浮上起動も確実に行うことができる。
からの浮上起動も確実に行うことができる。
即ち、静止時に被浮揚体10が例えば電磁石12側にあ
り、切換スイッチ13が82側にあったとすると、速度
センサ18の出力が零であるので切換スイッチ13はす
ぐには切換わらない。しかし、この場合電磁石12に最
大電流が連続して流れることになり、判定器14にてこ
れが判定される。
り、切換スイッチ13が82側にあったとすると、速度
センサ18の出力が零であるので切換スイッチ13はす
ぐには切換わらない。しかし、この場合電磁石12に最
大電流が連続して流れることになり、判定器14にてこ
れが判定される。
そして、判定器14の判定情報が演算器20の切換判別
器24に供給され、切換スイッチ13が81側に強制的
に切換えられることになる。切換スイッチ13がSl側
に切換えられた後は、前記第5図及び第6図を用いて説
明したのと同様に0点に自動的に移動することになり、
これにより浮上起動ができるのである。
器24に供給され、切換スイッチ13が81側に強制的
に切換えられることになる。切換スイッチ13がSl側
に切換えられた後は、前記第5図及び第6図を用いて説
明したのと同様に0点に自動的に移動することになり、
これにより浮上起動ができるのである。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、前記切換スイッチはトランジスタに限るも
のではなく、パワーリレーで構成してもよい。また、前
記判定器は、前記電磁石のいずれかに最大電流が一定時
間以上流れたことを判定するものであればよいので、そ
の取付は位置は適宜変更可能である。その他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが
できる。
い。例えば、前記切換スイッチはトランジスタに限るも
のではなく、パワーリレーで構成してもよい。また、前
記判定器は、前記電磁石のいずれかに最大電流が一定時
間以上流れたことを判定するものであればよいので、そ
の取付は位置は適宜変更可能である。その他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが
できる。
第1図は本発明の一実施例に係わる非線形制御型磁気軸
受を示す概略構成図、第2図は上記実施例の要部構成を
示すブロック図、第3図乃至第6図はそれぞれ被浮揚体
の位相平面軌跡及び電磁石電流特性を示すもので第3図
はコイルの時定数が小さい場合の模式図、第4図はコイ
ルの時定数が′大きく一次後れの影響でリミット・サイ
クルが生じた場合の模式図、第5図は本実施例のように
直線状の切換線を用いた場合の模式図、第6図は第5図
の例で重力を考慮した場合の模式図である。 10・・・被浮揚体、11・・・第1の電磁石、12・
・・第2の電磁石、13・・・切換スイッチ、14・・
・判定器、15・・・直流電源、16.17・・・電流
検出用抵抗、18・・・速度センサ、20・・・演算器
、21・・・加減器、22・・・微分器、23・・・ア
ナログ演算器、24・・・切換判別器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3目 第40
受を示す概略構成図、第2図は上記実施例の要部構成を
示すブロック図、第3図乃至第6図はそれぞれ被浮揚体
の位相平面軌跡及び電磁石電流特性を示すもので第3図
はコイルの時定数が小さい場合の模式図、第4図はコイ
ルの時定数が′大きく一次後れの影響でリミット・サイ
クルが生じた場合の模式図、第5図は本実施例のように
直線状の切換線を用いた場合の模式図、第6図は第5図
の例で重力を考慮した場合の模式図である。 10・・・被浮揚体、11・・・第1の電磁石、12・
・・第2の電磁石、13・・・切換スイッチ、14・・
・判定器、15・・・直流電源、16.17・・・電流
検出用抵抗、18・・・速度センサ、20・・・演算器
、21・・・加減器、22・・・微分器、23・・・ア
ナログ演算器、24・・・切換判別器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3目 第40
Claims (3)
- (1)被浮揚体を挟んでこの被浮揚体と離間して対向配
置され、該被浮揚体を磁気力により吸引する一対の電磁
石と、これらの電磁石に択一的に励磁電流を供給する手
段と、上記各電磁石に流れる電流値を検出する手段と、
前記被浮揚体の前記電磁石の対向方向に対する移動速度
を検出する速度センサと、上記検出された電流値及び速
度に基づいて所定の演算を行い前記電磁石の通電切換タ
イミングを制御する演算器とを具備してなることを特徴
とする非線形制御型磁気軸受。 - (2)前記演算器は、前記検出された被浮揚体の移動速
度を微分して加速度を求め、この加速度と前記検出され
た電流値とをアナログ演算して被浮揚体の運動方程式か
ら上記被浮揚体の変位を求め、この変位と上記速度とに
基づいて前記電磁石の通電切換タイミングを制御するも
のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
非線形制御型磁気軸受。 - (3)前記被浮揚体がいずれかの電磁石側に吸引されて
いる状態が一定時間以上連続するとき、電磁石の通電を
強制的に反対側に切換えることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の非線形制御型磁気軸受。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14398184A JPS6124816A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 非線形制御型磁気軸受 |
CA000482077A CA1231162A (en) | 1984-07-11 | 1985-05-22 | Non-linear control type magnetic bearing |
US06/736,858 US4623202A (en) | 1984-07-11 | 1985-05-22 | Non-linear control type magnetic bearing |
EP85303636A EP0168145B1 (en) | 1984-07-11 | 1985-05-23 | Non-linear control type magnetic bearing |
DE8585303636T DE3582522D1 (de) | 1984-07-11 | 1985-05-23 | Magnetlager mit nichtlinearer steuerung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14398184A JPS6124816A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 非線形制御型磁気軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6124816A true JPS6124816A (ja) | 1986-02-03 |
JPH0510530B2 JPH0510530B2 (ja) | 1993-02-10 |
Family
ID=15351537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14398184A Granted JPS6124816A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 非線形制御型磁気軸受 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4623202A (ja) |
EP (1) | EP0168145B1 (ja) |
JP (1) | JPS6124816A (ja) |
CA (1) | CA1231162A (ja) |
DE (1) | DE3582522D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002061646A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-02-28 | Kenzo Nonami | 電磁吸引式磁気軸受とその非線形制御方法 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8601195A (nl) * | 1986-05-12 | 1987-12-01 | Stichting Tech Wetenschapp | Elektromagnetische vibrator voor seismische en civiel-technische toepassingen. |
FR2632354B1 (fr) * | 1988-06-06 | 1990-09-28 | Mecanique Magnetique Sa | Dispositif formant joint suiveur pour machine tournante |
DE69223030T2 (de) * | 1992-01-03 | 1998-06-10 | British Nuclear Fuels Plc | Vorrichtung zur Lagesteuerung eines elektromagnetisch gelagerten Objektes |
US5262692A (en) * | 1992-04-13 | 1993-11-16 | Center For Innovative Technology | Variable voltage switched current control |
US5696412A (en) * | 1993-10-20 | 1997-12-09 | Iannello; Victor | Sensor-less position detector for an active magnetic bearing |
US5495221A (en) * | 1994-03-09 | 1996-02-27 | The Regents Of The University Of California | Dynamically stable magnetic suspension/bearing system |
US5736800A (en) * | 1994-10-18 | 1998-04-07 | Iannello; Victor | Light weight, high performance radial actuator for magnetic bearing systems |
FR2742497B1 (fr) * | 1995-12-18 | 1998-04-03 | Aerospatiale | Palier magnetique a actionneurs et capteurs alternes |
US5921505A (en) * | 1996-12-02 | 1999-07-13 | Trw Inc. | System and method for reducing mechanical disturbances from energy storage flywheels |
US6472777B1 (en) * | 1998-08-25 | 2002-10-29 | Nikon Corporation | Capacitive sensor calibration method and apparatus for opposing electro-magnetic actuators |
US6069417A (en) * | 1998-08-27 | 2000-05-30 | Nikon Corporation | Stage having paired E/I core actuator control |
US6373676B1 (en) * | 1998-10-05 | 2002-04-16 | Span Inc. | Magnetic floatation control system |
JP5003879B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-08-15 | 株式会社Ihi | 電磁吸引式磁気軸受とその制御方法 |
US8228762B2 (en) | 2009-08-06 | 2012-07-24 | Geokinetics Acquisition Company | Magnetic mass-lift impulsive seismic energy source including attracting and repulsing electromagnets |
CN113833757B (zh) * | 2021-09-23 | 2022-08-02 | 北京航空航天大学 | 一种五自由度转子轴向位移自传感磁悬浮轴承 |
CN114738385B (zh) * | 2022-04-28 | 2023-03-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种磁悬浮轴承系统及其控制方法、装置和存储介质 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56150617A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-21 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Control system for zero power magnetic bearing |
JPS57116931A (en) * | 1981-01-12 | 1982-07-21 | Nippon Seiko Kk | Controllable support system |
JPS59117915A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-07 | Hitachi Ltd | 磁気軸受装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3090239A (en) * | 1955-05-12 | 1963-05-21 | Bill Jack Scient Instr Co | Accelerometer |
US3785709A (en) * | 1972-06-07 | 1974-01-15 | North American Rockwell | Force-position decoupler for electrostatic gyroscope suspension system |
US3787100A (en) * | 1972-12-11 | 1974-01-22 | Armement Direction Tech Engins | Devices including rotating members supported by magnetic bearings |
US3937533A (en) * | 1974-02-08 | 1976-02-10 | The United States Of America As Represented By The United States National Aeronautics And Space Administration Office Of General Counsel-Code Gp | Axially and radially controllable magnetic bearing |
DE2537597A1 (de) * | 1975-08-23 | 1977-03-03 | Padana Ag | Elektromagnetische lagerungseinrichtung |
US4078436A (en) * | 1976-02-27 | 1978-03-14 | Honeywell Inc. | Adaptive bias for electrically suspended gyroscope |
US4379598A (en) * | 1980-12-22 | 1983-04-12 | North American Philips Corporation | Magnetic bearing |
DE3130974A1 (de) * | 1981-08-05 | 1983-02-24 | Teldix Gmbh, 6900 Heidelberg | Magnetlager |
-
1984
- 1984-07-11 JP JP14398184A patent/JPS6124816A/ja active Granted
-
1985
- 1985-05-22 US US06/736,858 patent/US4623202A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-05-22 CA CA000482077A patent/CA1231162A/en not_active Expired
- 1985-05-23 DE DE8585303636T patent/DE3582522D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-05-23 EP EP85303636A patent/EP0168145B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56150617A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-21 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Control system for zero power magnetic bearing |
JPS57116931A (en) * | 1981-01-12 | 1982-07-21 | Nippon Seiko Kk | Controllable support system |
JPS59117915A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-07 | Hitachi Ltd | 磁気軸受装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002061646A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-02-28 | Kenzo Nonami | 電磁吸引式磁気軸受とその非線形制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3582522D1 (de) | 1991-05-23 |
US4623202A (en) | 1986-11-18 |
EP0168145B1 (en) | 1991-04-17 |
JPH0510530B2 (ja) | 1993-02-10 |
CA1231162A (en) | 1988-01-05 |
EP0168145A2 (en) | 1986-01-15 |
EP0168145A3 (en) | 1988-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6124816A (ja) | 非線形制御型磁気軸受 | |
EP1155425A1 (en) | System for control of an electromagnetic actuator | |
KR890014320A (ko) | 흡인식 자기 부상장치 | |
WO2008126462A1 (ja) | 電磁吸引式磁気軸受とその制御方法 | |
JPH06288431A (ja) | 除振装置 | |
JPS594330B2 (ja) | 磁気浮上鋼板搬送装置 | |
JP4154804B2 (ja) | 鋼板の制振装置 | |
JPH0340566B2 (ja) | ||
JPH02219455A (ja) | リニアモータの支持機構 | |
JP2522743Y2 (ja) | 鋼板の振動抑制位置制御装置 | |
JPS6032581A (ja) | 磁気浮上案内 | |
JP2985313B2 (ja) | ギャップ制御装置 | |
JPH0669244B2 (ja) | 磁気浮上搬送方式 | |
Higuchi et al. | Reluctance Control Magnetic Suspension System Suspension System with Permanent Magnet and Linear Actuator | |
JP4521846B2 (ja) | 電磁吸引式磁気軸受とその非線形制御方法 | |
JPH07123321B2 (ja) | 吸引式磁気浮上案内装置 | |
JP2002333019A5 (ja) | ||
JP2519537Y2 (ja) | 磁気軸受の制御回路 | |
Xiaoming et al. | High precise position control of a novel electromagnetic actuator using sensorless detection | |
JP2001165164A (ja) | 能動制御電磁吸引式磁気軸受け | |
JPS61132003A (ja) | 浮上式搬送装置 | |
Banerjee et al. | System and Method for Obtaining Simultaneous Levitation and Rotation of a Ferromagnetic Object | |
JPH0429613A (ja) | 磁気軸受 | |
JPS592023Y2 (ja) | 磁気吸引浮上搬送装置 | |
JPH0475404A (ja) | 磁気浮上搬送装置の制御装置 |