JPS61245401A - 楕円面反射器と放物面反射器とを組合わせた自動車用主ビ−ム前照灯 - Google Patents
楕円面反射器と放物面反射器とを組合わせた自動車用主ビ−ム前照灯Info
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- JPS61245401A JPS61245401A JP61090182A JP9018286A JPS61245401A JP S61245401 A JPS61245401 A JP S61245401A JP 61090182 A JP61090182 A JP 61090182A JP 9018286 A JP9018286 A JP 9018286A JP S61245401 A JPS61245401 A JP S61245401A
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- ellipsoidal reflector
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- F21S41/365—Combinations of two or more separate reflectors successively reflecting the light
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、長い距離を照明するための自動車用前照灯に
関し、主ビーム前照灯に関する。
関し、主ビーム前照灯に関する。
一般に、即ち、各国の独特の規制の詳細に立入るまでも
なく、前照灯のビームが次の２つの基本的な条件を満た
さねばならないということは、間違いな（言えよう。
なく、前照灯のビームが次の２つの基本的な条件を満た
さねばならないということは、間違いな（言えよう。
第１に、ビームは、自動車の長手方向軸線に対応する光
軸方向に沿って大きな強さをもつべきであり、それによ
り、自動車の前方の相２当の距離まで視認可能となるよ
うＫする。
軸方向に沿って大きな強さをもつべきであり、それによ
り、自動車の前方の相２当の距離まで視認可能となるよ
うＫする。
第２に、ビームは、その軸線の回りの比較的大きな立体
角に多量の光束を放散させるべきであり、それにより、
地表レベルから、自動車のドライバーが全ての種類の障
害物を見うるように成る十分な高さまで、道路の両側が
照明されるようにする。
角に多量の光束を放散させるべきであり、それにより、
地表レベルから、自動車のドライバーが全ての種類の障
害物を見うるように成る十分な高さまで、道路の両側が
照明されるようにする。
大きな光の強さの条件に関連して、反射器によって返送
される光のビームの強さが反射器の前面の面積に比例す
ることは、以前から知られている（プロンデルの法則）
。
される光のビームの強さが反射器の前面の面積に比例す
ることは、以前から知られている（プロンデルの法則）
。
現用されている主ビーム前照灯は、一般に反射器を含み
、この反射器の反射面は、比較的大径の（１０傭よりも
大きくない直径の）開放前面を備えた回転放物面である
ため、大きな前面（送出光軸と直交する平面に投影され
た反射器の面積の表面）を提供し、焦点位置に配された
電球により送出される光束のうちできるだけ多くの部分
を回収するように電球の回りを十分に包絡する形状を備
えている。この構成は、投光レンジと性能との間の成る
満足な妥協を与える。
、この反射器の反射面は、比較的大径の（１０傭よりも
大きくない直径の）開放前面を備えた回転放物面である
ため、大きな前面（送出光軸と直交する平面に投影され
た反射器の面積の表面）を提供し、焦点位置に配された
電球により送出される光束のうちできるだけ多くの部分
を回収するように電球の回りを十分に包絡する形状を備
えている。この構成は、投光レンジと性能との間の成る
満足な妥協を与える。
しかし、前記の形式の放物面の反射器を有する主ビーム
前照灯には、比較的大径であるという考慮すべき欠陥が
ある。実際にこれは、主ビーム前照灯が垂直方向に比較
的大きなスペースを占めねばならないことを意味し、放
物面反射器が一対の水平面間に両端を断たれたとしても
、軸線上の光の強さく前方面積に関係する）を十分高い
値に保つと共に一般的な照明も同様に十分高い値（反射
器によって反射される全光束に関係する）に保つようＫ
するには、成る最小限の高さが必要とされる。
前照灯には、比較的大径であるという考慮すべき欠陥が
ある。実際にこれは、主ビーム前照灯が垂直方向に比較
的大きなスペースを占めねばならないことを意味し、放
物面反射器が一対の水平面間に両端を断たれたとしても
、軸線上の光の強さく前方面積に関係する）を十分高い
値に保つと共に一般的な照明も同様に十分高い値（反射
器によって反射される全光束に関係する）に保つようＫ
するには、成る最小限の高さが必要とされる。
第１および第２図は、それぞれ従来の技術による放物面
反射器の概略の正面図及び縦断面図であり、反射器によ
って得られる効果を示している。
反射器の概略の正面図及び縦断面図であり、反射器によ
って得られる効果を示している。
放物面反射器Ｒの焦点ＰＫは光源りが配置されている。
この反射器は頂部側と底部側とで、２つの水平面Ｈ１，
馬によって頭を断たれた形状となっている。水平面Ｈ１
＋ Ｈ２は、焦点Ｆを通る光軸ＯＯの上下両側に配され
ている。明らかなように、反射器Ｒに高さｈｔ（即ち、
水平面Ｈ１＃Ｈ２Ｑ間の距離）を与えると、この高さは
、前面の面積Ｓ１と送出される光束φ話に対応する。こ
の高さをｈに減少させた場合、第１図かられかるように
、前面の面積８１がＳに減少するため、性能は低下する
。更に、＠２図かられかるように、反射器Ｒの焦点ＦＫ
配された光源は同時にその包絡がより不完全となるため
・、全反射光束はφ１からφに減少する。
馬によって頭を断たれた形状となっている。水平面Ｈ１
＋ Ｈ２は、焦点Ｆを通る光軸ＯＯの上下両側に配され
ている。明らかなように、反射器Ｒに高さｈｔ（即ち、
水平面Ｈ１＃Ｈ２Ｑ間の距離）を与えると、この高さは
、前面の面積Ｓ１と送出される光束φ話に対応する。こ
の高さをｈに減少させた場合、第１図かられかるように
、前面の面積８１がＳに減少するため、性能は低下する
。更に、＠２図かられかるように、反射器Ｒの焦点ＦＫ
配された光源は同時にその包絡がより不完全となるため
・、全反射光束はφ１からφに減少する。
不都合なことに、最近の自動車の設計の傾向は、スタイ
ルの上の理由からも、また空気力学的な理由からも、前
照灯の全高を減少させる方向にあり、この全高は４〜８
ｃｍの範囲にあると考えられる。
ルの上の理由からも、また空気力学的な理由からも、前
照灯の全高を減少させる方向にあり、この全高は４〜８
ｃｍの範囲にあると考えられる。
前述した理由のために、このように小さクシタ全高は、
放物面反射器を用いた従来の前照灯とは一般に調和しな
い。
放物面反射器を用いた従来の前照灯とは一般に調和しな
い。
これらの不具合を解消する１つの方法は、小さな開口を
備えた楕円面反射器を用いることであり、光源を１つの
楕円面反射器の内側焦点のところに配置して、楕円面反
射器が光束捕集系を形成するようにする。この構成は、
光源からの光束の成る最適量を回収するという利点を備
えている。明らかなように、楕円面反射器は、放物面反
射器に比べて非常に大きな立体角を占めるため、成る与
えられた光源及び等量の光束の送出に対して、楕円面反
射器が占める容積とその開放外側端の直径とは、放物面
反射器の場合に比べてどちらも非常に小さい。より正確
には、光束捕集系として作用する楕円面反射器を具体化
するには、楕円面反射器、つまりその一方のほぼ焦点位
置に配置された光源と共働する楕円面反射器と光学的偏
向要素との組合せを用いることが必要となる。ここで前
記楕円面反射器は、前記光源からの光線を収れんビーム
として他方の焦点に向って送出する。また光学的偏向要
素は、楕円面反射器によって反射された収れんビームを
ピックアップしてそのビームを実質的に平行な光線ビー
ムに変換する。この平行光線ビームは、前照灯によって
送出される全体的なビームを形成する。楕円面反射器と
共働する光学的偏向要素は、収れんレンズでも、放物面
反射器でもよい。
備えた楕円面反射器を用いることであり、光源を１つの
楕円面反射器の内側焦点のところに配置して、楕円面反
射器が光束捕集系を形成するようにする。この構成は、
光源からの光束の成る最適量を回収するという利点を備
えている。明らかなように、楕円面反射器は、放物面反
射器に比べて非常に大きな立体角を占めるため、成る与
えられた光源及び等量の光束の送出に対して、楕円面反
射器が占める容積とその開放外側端の直径とは、放物面
反射器の場合に比べてどちらも非常に小さい。より正確
には、光束捕集系として作用する楕円面反射器を具体化
するには、楕円面反射器、つまりその一方のほぼ焦点位
置に配置された光源と共働する楕円面反射器と光学的偏
向要素との組合せを用いることが必要となる。ここで前
記楕円面反射器は、前記光源からの光線を収れんビーム
として他方の焦点に向って送出する。また光学的偏向要
素は、楕円面反射器によって反射された収れんビームを
ピックアップしてそのビームを実質的に平行な光線ビー
ムに変換する。この平行光線ビームは、前照灯によって
送出される全体的なビームを形成する。楕円面反射器と
共働する光学的偏向要素は、収れんレンズでも、放物面
反射器でもよい。
本発明は、より詳細には、後者の構造、即ち、楕円面反
射器と放物面反射器との組合せを用いた前照灯に関する
。
射器と放物面反射器との組合せを用いた前照灯に関する
。
より正確には、本発明は、光源と、一方の焦点が光源の
近傍にあり他方の焦点が光源の前方にある二つの焦点を
備えた楕円面反射器と、さらに放物面反射器とを備えた
形式の前照灯、即ちヘッドランプに関し、この放物面反
射器の焦点は、楕円面反射器の前方焦点の付近にあるた
め、光源から送出され楕円面反射器によって放物面反射
器の焦点に向って反射された光線は、前照灯のビームを
形成する実質的に平行な光線のビームとして、放物面反
射器によって最終的に反射される。
近傍にあり他方の焦点が光源の前方にある二つの焦点を
備えた楕円面反射器と、さらに放物面反射器とを備えた
形式の前照灯、即ちヘッドランプに関し、この放物面反
射器の焦点は、楕円面反射器の前方焦点の付近にあるた
め、光源から送出され楕円面反射器によって放物面反射
器の焦点に向って反射された光線は、前照灯のビームを
形成する実質的に平行な光線のビームとして、放物面反
射器によって最終的に反射される。
この構造は、従来の技術では良く知られており、例えば
米国特許第１９８１３２８号、フランス特許第２０６７
９２５号（出願番号６９．４０１５１号）及びドイツ公
告特許公報第３３１７１４９号に記載されている。
米国特許第１９８１３２８号、フランス特許第２０６７
９２５号（出願番号６９．４０１５１号）及びドイツ公
告特許公報第３３１７１４９号に記載されている。
この構成は、光源によって送出された光束を捕集し、小
径の開口を有する楕円面反射器の使用を可能として前照
灯の全高を小さくする点では非常に満足であるが、自動
車の軸線上に非常に強い光を与えないという欠点をもっ
ている。このような理由で、従来技術においては、この
構成を、照明軸上に特に大きな光の強さを必要としない
ディッピングビームランプの作製に用いることが示唆さ
れていたにすぎない。
径の開口を有する楕円面反射器の使用を可能として前照
灯の全高を小さくする点では非常に満足であるが、自動
車の軸線上に非常に強い光を与えないという欠点をもっ
ている。このような理由で、従来技術においては、この
構成を、照明軸上に特に大きな光の強さを必要としない
ディッピングビームランプの作製に用いることが示唆さ
れていたにすぎない。
本発明は、照明軸上の光の高い強さと光がそれに沿って
送出される光軸の回りに延在する立体角中の相当に多量
の光束との両方を与えるように、前述した形式の構造を
使用しながらその欠点を解消した垂直の寸法の小さな主
ビーム前照灯を提供しようとするものである。
送出される光軸の回りに延在する立体角中の相当に多量
の光束との両方を与えるように、前述した形式の構造を
使用しながらその欠点を解消した垂直の寸法の小さな主
ビーム前照灯を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前述の如き楕円面一放物面形前照灯構造を改良
するものであり、そのために、楕円面反射器によって反
射されなかった光を捕集すると共に放物面主反射器から
の主ビームの軸上の光の強さを高くするためにその光を
ほぼ平行なビームとして投光する放物面反射器形の／υ
くともひとつのセクターを用いるものである。楕円面反
射器によって反射されなかった光は、前面開口を通って
逃れる光であっても、或いは特にその目的のために設け
られた基部開口を通って逃れる光であってもよい。前記
の楕円面一放物面前照灯のこの改良及び付加は、本発明
の特徴を形成するべ（、組合せで或いは別々に用いても
よい。
するものであり、そのために、楕円面反射器によって反
射されなかった光を捕集すると共に放物面主反射器から
の主ビームの軸上の光の強さを高くするためにその光を
ほぼ平行なビームとして投光する放物面反射器形の／υ
くともひとつのセクターを用いるものである。楕円面反
射器によって反射されなかった光は、前面開口を通って
逃れる光であっても、或いは特にその目的のために設け
られた基部開口を通って逃れる光であってもよい。前記
の楕円面一放物面前照灯のこの改良及び付加は、本発明
の特徴を形成するべ（、組合せで或いは別々に用いても
よい。
より詳細には、本発明は、
光源；
基部焦点及び前方焦点の二つの焦点を備えた楕円面反射
器であってそれぞれ前記基部焦点が前記光源の近傍で該
楕円面反射器の基底部に近接した位置に配されると共に
前記焦点が前記基部焦点の前方に配置されている楕円面
反射器；および、前記楕円面反射器の前記前方焦点の近
傍に焦点を備えた放物面反射器；を備え、 前記楕円面反射器の基底部が前記光源から光を直接通過
させるための開口を備えており、前記放物面反射器の第
１セクターが、前記光源の近傍にその焦点を備えると共
に、前記開口を通過した後の前記光を自動車の軸線の方
向に沿って反射させることにより軸線上の主ビームの光
の強さを増すように配設されている前照灯を提供するも
のである。
器であってそれぞれ前記基部焦点が前記光源の近傍で該
楕円面反射器の基底部に近接した位置に配されると共に
前記焦点が前記基部焦点の前方に配置されている楕円面
反射器；および、前記楕円面反射器の前記前方焦点の近
傍に焦点を備えた放物面反射器；を備え、 前記楕円面反射器の基底部が前記光源から光を直接通過
させるための開口を備えており、前記放物面反射器の第
１セクターが、前記光源の近傍にその焦点を備えると共
に、前記開口を通過した後の前記光を自動車の軸線の方
向に沿って反射させることにより軸線上の主ビームの光
の強さを増すように配設されている前照灯を提供するも
のである。
本発明の別の特徴によれば、前記楕円面反射器で反射さ
れた光線以外の前記光源により直接に送出された光線を
遮えぎると共にこの遮えぎられた光線を前記送光の方向
に沿って反射させるように、前記楕円面反射器との共働
関係に配置された放物面反射器型の第２の反射器をさら
に含んでいる。
れた光線以外の前記光源により直接に送出された光線を
遮えぎると共にこの遮えぎられた光線を前記送光の方向
に沿って反射させるように、前記楕円面反射器との共働
関係に配置された放物面反射器型の第２の反射器をさら
に含んでいる。
本発明の更に別の付加的な特徴によれば、前記光源は、
楕円面反射器の軸線を横切る向きに配された電球である
。
楕円面反射器の軸線を横切る向きに配された電球である
。
一諸に或いは別々に、光源から直接到来する光線と共働
する２つの放物面のセクターは、軸線上の光の強さを増
大させるために用いられる。その結果のビームは、前照
灯の主ビームとして最適の特性を有する罠もかかわらず
、前照灯の垂直方向の寸法は楕円ミラーの有効直径で制
限された値に保持される。
する２つの放物面のセクターは、軸線上の光の強さを増
大させるために用いられる。その結果のビームは、前照
灯の主ビームとして最適の特性を有する罠もかかわらず
、前照灯の垂直方向の寸法は楕円ミラーの有効直径で制
限された値に保持される。
本発明による前照灯即ちヘッドランプは、第３および４
図に示すように、路面車両のための主ビームを供給する
ようになっている。本発明は光学上の問題の解決にのみ
向けられているので光学系のみを図示し、組立体部分は
ハウジング及び調節装置の部分と同様に図示していない
。
図に示すように、路面車両のための主ビームを供給する
ようになっている。本発明は光学上の問題の解決にのみ
向けられているので光学系のみを図示し、組立体部分は
ハウジング及び調節装置の部分と同様に図示していない
。
ヘッドランプは、基本的に、光源を形成する電球１０と
、電球１０と共働する楕円面反射器２゜と、楕円面反射
器２０によって反射されたヘッドランプの光線を反射さ
せて送出ビームを供給する放物面反射器３０とを備えて
いる。より詳細には、光軸２１を有する楕円面反射器２
０は、二つの焦点、即ち、楕円面反射器２００基部に接
近した焦点Ｆ１と、該基部から成る距離にあって反射器
２０の前面から先にある焦点Ｆ２とを備えている。光源
を形成する電球１０を：、焦点Ｆ１の近傍に、光軸２１
とほぼ直角の方向に図示したように延在するフィラメン
ト１１を備えている。フィラメント１１からの光線は、
楕円面反射器２０によって反射され、実質的に、焦点Ｆ
２に収れんした後、焦点Ｆ２に焦点を有する放物面反射
器３０に入射する。ヘッドランプから最終的に送出され
る光線は、放物面反射器３０の軸線３１に沿って送出さ
れる。
、電球１０と共働する楕円面反射器２゜と、楕円面反射
器２０によって反射されたヘッドランプの光線を反射さ
せて送出ビームを供給する放物面反射器３０とを備えて
いる。より詳細には、光軸２１を有する楕円面反射器２
０は、二つの焦点、即ち、楕円面反射器２００基部に接
近した焦点Ｆ１と、該基部から成る距離にあって反射器
２０の前面から先にある焦点Ｆ２とを備えている。光源
を形成する電球１０を：、焦点Ｆ１の近傍に、光軸２１
とほぼ直角の方向に図示したように延在するフィラメン
ト１１を備えている。フィラメント１１からの光線は、
楕円面反射器２０によって反射され、実質的に、焦点Ｆ
２に収れんした後、焦点Ｆ２に焦点を有する放物面反射
器３０に入射する。ヘッドランプから最終的に送出され
る光線は、放物面反射器３０の軸線３１に沿って送出さ
れる。
軸線３１は、楕円面反射器２ｏの軸線２１に対して相対
的に横切る向きに、好ましくはこれに対し直角に延長し
ている。
的に横切る向きに、好ましくはこれに対し直角に延長し
ている。
この基本的構成は、それ自体として知られており、これ
により供給される光線は、電球１ｏから集められる光束
の量についても、光軸３１の回りの比較的大きな立体角
に亘って光束を分布させる仕方についても、満足なもの
である。
により供給される光線は、電球１ｏから集められる光束
の量についても、光軸３１の回りの比較的大きな立体角
に亘って光束を分布させる仕方についても、満足なもの
である。
しかし、よく知られているように、電球１ｏと楕円面反
射器２０と放物面反射器６ｏから成る系は、送光方向で
ある光軸３１に沿った方向に、光軸３１上の光の強さに
ついて満足な主光線を与えることはできない。
射器２０と放物面反射器６ｏから成る系は、送光方向で
ある光軸３１に沿った方向に、光軸３１上の光の強さに
ついて満足な主光線を与えることはできない。
本発明は、必ずではないが好ましくは組合せて適用され
る２つの構成によって、この欠陥を解消しようとするも
のである。
る２つの構成によって、この欠陥を解消しようとするも
のである。
第１に、楕円面反射器２０は基部開口２２を有し、この
基本開口は、全角度アパーチュアの１０００にもなりう
る大きな立体角に亘り拡がっている。
基本開口は、全角度アパーチュアの１０００にもなりう
る大きな立体角に亘り拡がっている。
放物面反射器型の第１反射セクター４０は、基部開口２
２と向い合うように配置される。第１反射セクター４０
の焦点は、実質的に焦点Ｆ１と同じ位置にあり、その軸
線４１は、軸線３１と平行になっている。明らかなよう
に、フィラメント１１によって送出される光の波は基部
開口２２を通過し、放物面の第１反射セクター４０に入
射し、これらの光線は送光方向である光軸３１に沿った
方向に送出される。このように、放物面の第１反射セク
ター４０は、成る大きな量（基本開口２２が向い合う立
体角によって規定される）の光束を遮えぎり、この光束
を送光方向に反射することにより、送光方向の光の強さ
を高くして、ヘッドランプの主ビーム（第３図に符号Ｒ
４０によって示した光線）にとって必要な光学的性能を
ヘッドランプに与える。
２と向い合うように配置される。第１反射セクター４０
の焦点は、実質的に焦点Ｆ１と同じ位置にあり、その軸
線４１は、軸線３１と平行になっている。明らかなよう
に、フィラメント１１によって送出される光の波は基部
開口２２を通過し、放物面の第１反射セクター４０に入
射し、これらの光線は送光方向である光軸３１に沿った
方向に送出される。このように、放物面の第１反射セク
ター４０は、成る大きな量（基本開口２２が向い合う立
体角によって規定される）の光束を遮えぎり、この光束
を送光方向に反射することにより、送光方向の光の強さ
を高くして、ヘッドランプの主ビーム（第３図に符号Ｒ
４０によって示した光線）にとって必要な光学的性能を
ヘッドランプに与える。
なお、楕円面反射器２０の軸線２１に対して横方向に電
球１０を配したこと自体、公知ではなく、この公知でな
い取付配置は、楕円面反射器２００基底部に光を導く開
口を共存する上に不可欠である。
球１０を配したこと自体、公知ではなく、この公知でな
い取付配置は、楕円面反射器２００基底部に光を導く開
口を共存する上に不可欠である。
前述した構成によって得られる光軸上の光の強さの増大
は、それだけで良好な主ビームを得るのに十分なもので
ある。
は、それだけで良好な主ビームを得るのに十分なもので
ある。
しかし本発明は、電球１０によって直接送出されて楕円
面反射器３０に入射することなく楕円面反射器２０から
その主開口即ち前面開口２３を経て送出される光線をで
きるだけ多（集光することも可能にする。こ′のことを
目標として、放物面型の第２反射セクター５０は、前記
開口との共働関係に、主送光方向である軸１ｊ３１，４
１に関して前記アパーチュアの少し後方に配設されてい
る。
面反射器３０に入射することなく楕円面反射器２０から
その主開口即ち前面開口２３を経て送出される光線をで
きるだけ多（集光することも可能にする。こ′のことを
目標として、放物面型の第２反射セクター５０は、前記
開口との共働関係に、主送光方向である軸１ｊ３１，４
１に関して前記アパーチュアの少し後方に配設されてい
る。
この第２反射セクター５０の焦点は、実質的に焦点Ｆ１
のところにあり、その軸線５１（送光軸線）は、主送光
方向である軸線３１．４１と実質的に同じ方向に指向し
ている。
のところにあり、その軸線５１（送光軸線）は、主送光
方向である軸線３１．４１と実質的に同じ方向に指向し
ている。
第３図に示すように、光線例えばＲ５０は電球１０のフ
ィラメント１１から送出され、楕円面の反射セクター５
０の開口２３を通った後、主送光方向に沿って反射器５
０によって反射され、この方向に送出される光の強さを
補なうことによって、主要ビームの照度を更に改善する
。
ィラメント１１から送出され、楕円面の反射セクター５
０の開口２３を通った後、主送光方向に沿って反射器５
０によって反射され、この方向に送出される光の強さを
補なうことによって、主要ビームの照度を更に改善する
。
第４図は、第１図に示したヘッドランプの正面図である
。この図かられかるように、ヘッドランプの垂直方向の
寸法は、反射セクター３０．４０゜５０を通る２つの水
平面によりヘッドランプの上下を截断することによって
値Ｈに制限されている。
。この図かられかるように、ヘッドランプの垂直方向の
寸法は、反射セクター３０．４０゜５０を通る２つの水
平面によりヘッドランプの上下を截断することによって
値Ｈに制限されている。
この高さＨは好ましくは、楕円面反射器２０の前面開口
２３の外周縁の直径に等しくする。
２３の外周縁の直径に等しくする。
本発明による構成を用いると、法定規格による主ビーム
ヘッドランプが得られるだけでなく、従来の技術による
楕円面一放物面光学系を用いては得られなかったヘッド
ランプの垂直高さの制限も可能となることが理論的な計
算および実験の結果によっても確かめられている。放物
面型の反射セクター４０．５０は、それらが受光した光
線の実質的部分な送光方向に沿って無°限遠に向って反
射させるものである限り、真の放物面から多少かけ離れ
ていてももちろん差支えない。
ヘッドランプが得られるだけでなく、従来の技術による
楕円面一放物面光学系を用いては得られなかったヘッド
ランプの垂直高さの制限も可能となることが理論的な計
算および実験の結果によっても確かめられている。放物
面型の反射セクター４０．５０は、それらが受光した光
線の実質的部分な送光方向に沿って無°限遠に向って反
射させるものである限り、真の放物面から多少かけ離れ
ていてももちろん差支えない。
第１および２図は、従来技術によるヘッドランプを示す
それぞれ９略の正面図及び縦断面図、第３図は、本発明
によるヘッドランプを示す蟹略の水平断面図、第４図は
、第３図に示したヘッドランプの正面図である。 符号の説明 １０・・・電球（光源）、２０・・・楕円面反射器、Ｆ
ｌ・・・焦点（基部焦点）、Ｆ２・・・焦点（前方焦点
）、２０・・・楕円面反射器、２３・・・前面開口（開
口）、６０・・・放物面反射器、４０・・・第１反射区
画（第１区画）。
それぞれ９略の正面図及び縦断面図、第３図は、本発明
によるヘッドランプを示す蟹略の水平断面図、第４図は
、第３図に示したヘッドランプの正面図である。 符号の説明 １０・・・電球（光源）、２０・・・楕円面反射器、Ｆ
ｌ・・・焦点（基部焦点）、Ｆ２・・・焦点（前方焦点
）、２０・・・楕円面反射器、２３・・・前面開口（開
口）、６０・・・放物面反射器、４０・・・第１反射区
画（第１区画）。
Claims (7)
- （１）光源； 基部焦点及び前方焦点の二つの焦点を備えた楕円面反射
器であつてそれぞれ前記基部焦点が前記光源の近傍で該
楕円面反射器の基底部に近接した位置に配されると共に
前記前方焦点が前記基部焦点の前方に配置されている楕
円面反射器；および前記楕円面反射器の前記前方焦点の
近傍に焦点を備えた放物面反射器；を備え、 前記楕円面反射器の基底部が前記光源から光を直接通過
させるための開口を備えており、前記放物面反射器の第
１セクターが、前記光源の近傍にその焦点を備えると共
に前記開口を通過した後の前記光を自動車の軸線の方向
に沿つて反射させることにより軸線上の主ビームの光の
強さを増すように配設されている前照灯。 - （２）前記楕円面反射器で反射された光線以外の前記光
源により直接に送出された光線を遮えぎると共にこの遮
えぎられた光線を前記送出の方向に沿つて反射させるよ
うに、前記楕円面反射器との共働関係に配された放物面
反射器型の第２の反射器をさらに含む特許請求の範囲第
１項に記載の前照灯。 - （３）前記光源が楕円面反射器の軸線を横切る向きに配
された電球である特許請求の範囲第１項に記載の前照灯
。 - （４）前記電球が、前記楕円面反射器の軸線を実質的に
横切る向きに延在する軸向きフィラメントを有する特許
請求の範囲第３項に記載の前照灯。 - （５）前記放物面反射器と前記放物面型のひとつ以上の
セクターとが、前記楕円面反射器の主開口に実質的に等
しい距離Ｈにわたつて垂直方向に展開するように端を断
たれている特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の前
照灯。 - （６）楕円面反射器及び放物面反射器のそれぞれの軸線
を互に直角に配した特許請求の範囲第１項に記載の前照
灯。 - （７）前照灯の垂直方向の寸法を４〜８ｃｍとした特許
請求の範囲第１項に記載の前照灯。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8506050 | 1985-04-22 | ||
| FR8506050A FR2580782B1 (fr) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | Projecteur de route pour vehicule automobile incorporant un reflecteur elliptique et un reflecteur parabolique |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61245401A true JPS61245401A (ja) | 1986-10-31 |
| JPH0616361B2 JPH0616361B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=9318493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61090182A Expired - Lifetime JPH0616361B2 (ja) | 1985-04-22 | 1986-04-21 | 楕円面反射器と放物面反射器とを組合わせた自動車用主ビ−ム前照灯 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4680679A (ja) |
| EP (1) | EP0200629A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0616361B2 (ja) |
| FR (1) | FR2580782B1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002100218A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用前照灯 |
| JP2003331616A (ja) * | 2002-05-14 | 2003-11-21 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
| JP2006019049A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
| JP2008124045A (ja) * | 1998-06-16 | 2008-05-29 | Stanley Electric Co Ltd | 自動車用前照灯 |
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| US4881152A (en) * | 1987-09-22 | 1989-11-14 | Koito Seisakusho Co., Ltd. | Headlight for automobile |
| JPH01115001A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-08 | Koito Mfg Co Ltd | 車輌用前照灯 |
| JPH0666121B2 (ja) * | 1988-05-06 | 1994-08-24 | スタンレー電気株式会社 | 車両用前照灯 |
| US4989125A (en) * | 1988-05-10 | 1991-01-29 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Reflector using fresnel-type structures having a plurality of active faces |
| JP2591094B2 (ja) * | 1988-08-23 | 1997-03-19 | 市光工業株式会社 | 自動車用前照灯 |
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| US5227773A (en) * | 1989-05-25 | 1993-07-13 | Hughes Aircraft Company | High-intensity light display device |
| JPH0368305U (ja) * | 1989-11-02 | 1991-07-04 | ||
| US5303126A (en) * | 1991-11-26 | 1994-04-12 | Stanley Electric Co., Ltd. | Headlight for irradiating light beam for a vehicle passing by in the opposite direction |
| JP3256937B2 (ja) * | 1999-03-25 | 2002-02-18 | スタンレー電気株式会社 | 縦型ヘッドランプ |
| JP3553471B2 (ja) * | 2000-02-25 | 2004-08-11 | スタンレー電気株式会社 | 車両用前照灯 |
| JP2001283618A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
| US6796696B2 (en) * | 2000-12-05 | 2004-09-28 | Stanley Electric Co., Ltd. | Vehicle light with movable reflector portion and shutter portion for selectively switching an illuminated area of light incident on a predetermined portion of the vehicle light during driving |
| DE60202105T2 (de) * | 2001-08-14 | 2005-12-01 | Stanley Electric Co. Ltd. | Fahrzeugscheinwerfer |
| US6793372B2 (en) * | 2002-09-03 | 2004-09-21 | Guide Corporation | Multiple reflector indirect light source lamp |
| JP5381348B2 (ja) * | 2009-06-02 | 2014-01-08 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置、照明系、プロジェクター |
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|---|---|---|---|---|
| US1489646A (en) * | 1922-11-25 | 1924-04-08 | Russell H Neil | Light projector |
| US1981328A (en) * | 1930-02-18 | 1934-11-20 | Rivier Louis | Illuminating device |
| US2004831A (en) * | 1934-10-13 | 1935-06-11 | Rice Clifford Mercer | Automobile headlight |
| US2516377A (en) * | 1946-05-22 | 1950-07-25 | Frank P Fink | Indirect lighting projector producing transversely elongated light beams |
| US3679893A (en) * | 1970-09-03 | 1972-07-25 | Sylvan R Schemitz And Associat | Luminaire reflector comprising elliptical and parabolic segments |
| US4333130A (en) * | 1980-02-28 | 1982-06-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Slit illuminating device |
| FR2503832B1 (fr) * | 1981-04-14 | 1986-04-04 | Cibie Projecteurs | Projecteur de vehicule automobile a fenetre de sortie etroite |
-
1985
- 1985-04-22 FR FR8506050A patent/FR2580782B1/fr not_active Expired
-
1986
- 1986-04-17 EP EP86400833A patent/EP0200629A1/fr not_active Withdrawn
- 1986-04-17 US US06/853,060 patent/US4680679A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-04-21 JP JP61090182A patent/JPH0616361B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008124045A (ja) * | 1998-06-16 | 2008-05-29 | Stanley Electric Co Ltd | 自動車用前照灯 |
| JP4627325B2 (ja) * | 1998-06-16 | 2011-02-09 | スタンレー電気株式会社 | 自動車用前照灯 |
| JP2002100218A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用前照灯 |
| JP4498574B2 (ja) * | 2000-09-26 | 2010-07-07 | スタンレー電気株式会社 | 車両用前照灯 |
| JP2003331616A (ja) * | 2002-05-14 | 2003-11-21 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
| JP2006019049A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0200629A1 (fr) | 1986-11-05 |
| US4680679A (en) | 1987-07-14 |
| JPH0616361B2 (ja) | 1994-03-02 |
| FR2580782B1 (fr) | 1987-07-10 |
| FR2580782A1 (fr) | 1986-10-24 |
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