JPS61244443A - 工具の移動制御方法 - Google Patents

工具の移動制御方法

Info

Publication number
JPS61244443A
JPS61244443A JP8568585A JP8568585A JPS61244443A JP S61244443 A JPS61244443 A JP S61244443A JP 8568585 A JP8568585 A JP 8568585A JP 8568585 A JP8568585 A JP 8568585A JP S61244443 A JPS61244443 A JP S61244443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
quadrant
workpiece
interference area
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8568585A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Uemura
和樹 植村
Yukio Itatsu
板津 幸雄
Toshikazu Sakai
坂井 俊和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamazaki Mazak Corp filed Critical Yamazaki Mazak Corp
Priority to JP8568585A priority Critical patent/JPS61244443A/ja
Publication of JPS61244443A publication Critical patent/JPS61244443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/406Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49157Limitation, collision, interference, forbidden zones, avoid obstacles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、数値制御旋盤において、工具を早送りで移動
させる際に、ワークやテールストックと干渉させること
なく円滑に移動させることの出来る工具の移動制御方法
に関する。
(b)、従来の技術 第8図は従来の工具の移動方法を示す平面図である。
従来、加工開始、加工中又は加工が終了した時点におい
て、工具を早送りで移動させる際等には、ワークやテー
ルストックと干渉させることなく移動させるために、第
8図に示すように、例えばスタート点SPとワークに対
するアプローチ点APとの間に中継点VPを加工プログ
ラム中で設定し、該中継点vpを経由して工具1を移動
制御し、テールストック等との干渉を排除していた。
また、その他の方法としては、アプローチ点APと中継
点VPの間は、加工プログラムに基づく自動運転とし、
中継点vPとスタート点SPの間は、オペレータによる
手動運転とした方法も用いられていた。
(C)0発明が解決しようとした問題点しかし、前者の
場合は、プログラマが工具のスタート点からアプローチ
点までの全ての移動経路を加工プログラム中で指示する
必要が有り、加工プログラムの作成作業が繁雑になるば
かりか、プログラムミスの危険性も有り、事前に十分な
検討を必要とした欠点が有った。また、後者の場合は、
工具を早送りで移動させる度に、オペレータが手動操作
する必要が有るので、オペレータの負担が大きくなり、
最近の加工作業の無人化の趨勢−にも逆行するものであ
る。
更に、最近では、各種のバリヤ機能やストロークリミッ
ト機能が付加され、ある禁止区域に工具が侵入する事態
の発生を防止することが出来るようになったが、そうし
た機能はいずれもが、単に工具の侵入を禁止して、その
時点で機械の動作を停止させるものであり、干渉物を回
避して工具を移動させようとしたものでは無かった。
本発明は、前述の欠点を解消すべく、工具の早送りによ
る移動に際して、プログラマが加工プログラム中で、中
継点などをわざわざ指示したり、移動の度にオペレータ
が手動で工具を移動させる必要が無く、従って、最近の
加工の無人化にも十分対応することが出来、しかも工具
の移動動作が停止することの無い、信頼性の高い工具の
移動制御方法を提供することを目的としたものである。
(d)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明のうち第1の発明は、加工プログラム中で
、工具の早送りが、工具を移動させるべき始点と終点に
より指示された際に、ワークに対してワーク干渉領域を
設定し、ワーク干渉領域には、工具の進入を禁止した進
入禁止象限及び、工具の移動を許容した2個以上の象限
を設定し、前記始点と終点との属する象限に応じて、工
具の移動態様を前記進入禁止象限を回避する形で制御す
るようにして構成される。
また、本発明のうち第2の発明は、加工プログラム中で
、工具の早送りが、工具を移動させるべき始点と終点に
より指示された際に、加工中のワークに対してワーク干
渉領域を設定し、ワーク干渉領域には、工具の進入を禁
止した進入禁止象限及び、工具の移動を許容した2個以
上の象限を設定すると共に、テールストックに対してテ
ールストック干渉領域を設定し、テールストック干渉領
域には、工具の進入を禁止した進入禁止象限及び、工具
の移動を許容した2個以上の象限を設定し、始点と終点
が属する、ワーク干渉領域及びテールストック干渉領域
の象限に応じて、工具の移動態様を前記2つの干渉領域
に関する進入禁止象限を回避する形で制御するようにし
て構成される。
(e)0作用 上記した構成により、本発明の内、第1の発明は、設定
されたワーク干渉領域中の進入禁止象限を回避する形で
工具が移動駆動されるので、ワークと工具の干渉が生じ
ないように作用し、第2の発明は、ワーク干渉領域及び
テールストック干渉領域中の進入禁止象限を回避する形
で工具が移動駆動されるので、ワーク、テールストック
と工具の干渉が生じないように作用する。
(f)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による工具の移動制御方法が適用される
数値制御旋盤の一例を示す制御ブロック図、第2図はワ
ーク周辺に設定されるワーク干渉領域の一例を示す平面
図、第3図及び第4図はワーク及びテールストックの周
辺に設定される干渉領域の一例を示す平面図、第5図は
工具移動プログラムの一例を示すフローチャート、第6
図及び第7図は各干渉領域における工具の移動態様を示
した図である。
数値制御旋盤2は、第1図に示すように、主制御部3を
有しており、主制御部3にはバス線5を介して加工プロ
グラムメモリ6、象限設定演算部7、システムプログラ
ムメモリ9、刃物台駆動制御部10、パラメータメモリ
11等が接続している。刃物台駆動制御部10には刃物
台駆動モータ12及び刃物台位置演算部13が接続して
おり、刃物台位置演算部13には、刃物台駆動モータ1
2に設けられ、刃物台駆動モータ12の所定回転角度毎
に信号S1を出力するトランスデユーサ15が接続して
いる。
数値制御旋盤2は、以上のような構成を有するので、加
工に際して、まず、主制御部3は加工プログラムメモリ
6から加工すべきワーク16に対応した加工プログラム
PROを読み出して、当該加工プログラムPROに示さ
れたワークの素材寸法から象限設定演算部7に対して、
第2図に示すように、ワーク干渉領域ARA 1を設定
させる。
ワーク干渉領域ARA1には、加工プログラムPROに
指示されたワーク16の素材寸法に対して図中水平方向
であるZ軸及びそれと直角な方向であろX軸方向に所定
のクリアランス量CL(通常、111m1程度)を取っ
た形で、座標軸010が設定される。この時、座標軸0
x10□により区分される4つの象限を、AlB、C,
Dとしたと、象限りは加工領域として設定され、早送り
状態の工具の侵入禁止領域とされる。なお、番号19は
ワーク16を保持するチャックである。
また、象限設定演算部7は、テールストック17が有る
場合には、パラメータメモリ11からテールストック1
7の先端のZ座標および側面のX座標を読み出して、第
3図に示すように、テールスト、り干渉領域ARA2を
設定する。テールストック干渉領域ARA2には、テー
ルストック17先端を通過する座標軸02及び、テール
ストツク17側面に対して所定のクリアランス量を考慮
した形で座標軸0 を設定する。この時、座標軸08.
02により区分される4つの象限を、alblc、dと
したと、象限dは工具の侵入禁止領域として設定される
。なお、この象限a、b、c、dは、象限A、B、C,
Dの設定状態に対してミラーイメージ、即ち、線対称な
配置となる。
こうして設定された、ワーク干渉領域ARA1及びテー
ルストック干渉領域ARA2を、第3図に示すように、
重ね合わせると、各象限の重なり具合により、通常9つ
の領域が生じる。各領域では、当該領域が属するワーク
干渉領域ARA 1に対する象限を大文字で最初に、次
に当該領域が属するテールストック干渉領域ARA2に
対する象限を小文字で表示している。即ち、領域Baは
、ワーク干渉領域ARA1では象限Bに属し、テールス
トック干渉領域ARA2では象限aに属することを意味
する。また、座標軸Oxとoxにより挾まれた3つの領
域は、座標軸Oxとoxの位置関係により、表示された
2つの領域記号の内、どちらか一方のみ有効となる。即
ち、座標軸Oが0 に対して、第3図下方に存在する場
合には、各領域中の括弧外の記号Bc、Ac、、Adが
有効になり、座標軸Oxがoxに対して、第3図上方に
存在する場合には、各領域中の括弧内の記号Da、Ca
Cbが有効になる。
こうして、象限設定演算部7により、加工すべきワーク
16及びテールストック17に対応した各干渉領域が設
定されたところで、主#御部3は、加工プログラムPR
Oに基づいてワーク16に対する加工を実行するが、そ
の際に、工具を早送りで移動させる必要が、工具交換、
別な加工位置に対する位置決めの際等、多々生じる。そ
うした移動指令(通常、EIA/ISOコードによると
、Gooによる指令)が加工プログラムPRO中で指令
されると、主制御部3は直ちに、システムプログラムメ
モリ9から工具移動プログラムTPRを読み出して、移
動を指示された工具が、ワーク16やテールストック1
7と干渉しないように、その移動方法を制御する。即ち
、工具移動プログラムTPRは、第5図に示すように、
ステップS1で現在の工具の刃先位置が、ワーク干渉領
域ARAIにおける象限Bに属しているか否かを判定す
る。現在の工具の刃先位置は、刃物台位置演算部13が
、刃物台駆動モータ12に装着されたトランスデユーサ
15から出力される信号S1から常時演算しており、刃
物台駆動制御部1oを介して容易に求めることが出来る
。工具が象限Bに存在する場合には、ステップS2に入
り、加工プログラムPROで指示されている工具を移動
すべき終点(加工プログラムPROにおける、終点の指
示方式は、始点を基準としたインクリメンタル値による
指示でも、機械原点を基準としたアブソリュート値によ
る指示のどちらの方式でもよい。
)が、象限Cに有るか否かを、象限設定演算部7が設定
したワーク干渉領域ARA 1から判定する。
その結果、工具を移動すべき終点が、象限Cに有るもの
と判定された場合には、即ち工具が象限Bから象限Cへ
移動する場合には、ステップs3に入って、刃物台駆動
制御部10に、まず工具を象限Bの現在位置から、座標
軸OzまでZ軸方向に移動させるよう指示する。刃物台
駆動制御部1oはこれを受けて、刃物台駆動モータ12
を駆動して、工具をそれを装着する刃物台と共にZ軸方
向に移動させ、工具が象限りに侵入してワーク16と工
具とが干渉することを未然に防止し、工具が座標軸0□
に達し、工具とワーク16との干渉の危険性が無くなっ
た時点で、ステップS4に入り、終点までx、Z軸の同
時2軸駆動(ここでいう、同時2軸駆動には、どちらか
一方の軸の速度がOの場合も含む。なお、この場合、工
具は、X又はZ軸方向へのみ移動する。以下、同時2軸
駆動と称した場合は、同様である。)によって工具を移
動させる。
次に、ステップS1で工具の現在位置、即ち移動の際の
始点が、象限Bに無い場合には、ステップS5に入り、
始点が象限Cに有るか否かを判定させる。始点が象限C
に有る場合には、ステップS6に入り、終点が象限Bに
有るか否かを判定する。終点が象限Bに有る場合、即ち
工具を象限Cから象限Bに移動させる場合には、ステッ
プS7に入り、刃物台駆動制御部10にまず工具を象限
Cの現在位置から、座標軸OxまでX軸方向に移動させ
るよう指示する。刃物台駆動制御部10はこれを受けて
、刃物台駆動モータ12を駆動して、工具をそれを装着
する刃物台と共にX軸方向に移動させ、工具が象限りに
侵入してワーク16と工具とが干渉することを未然に防
止し、工具が座標軸Oxに達し、工具とワーク16との
干渉の危険性が無くなった時点で、ステップ88に入り
、終点までx1Z軸の同時2軸駆動によって工具を移動
させる。なお、ステップS4.87において、象限Cに
、第2図に示すように、テールストック17が存在しな
い場合には何らの問題も無いが、第3図に示すように、
テールストック17が存在する場合には、テールストッ
ク17と工具が干渉する危険性が考えられるが、テール
ストック17が有る場合に、通常角ニブログラムPRO
において示される始点及び終点の位置は、第3図におけ
る象限Cc内で有り、象限Cdを指示することは明らか
なプログラムミスとなるので、加工プログラムPROが
正しく作成されている限り、前述の制御によっても工具
とテールストック17が干渉することは無い。また、仮
にそうした事態が生じた場合には、公知のテールストッ
クバリヤ等の衝突防止手段が存在するので、工具ないし
は刃物台とテールストック17の干渉は未然に排除され
る。
即ち、本発明は、工具の早送りによる移動が、その始点
、終点の位置が正しく加工プログラムPRO中で示され
た際の、工具の移動制御方法を提供するのもであること
を確認しておく。なお、息後の説明においても、加工プ
ログラムPROは適正な状態でミス無く作成されている
のもとして説明する。
次に、ステップS2で始点が象限Bで終点が象限Cでな
く、従って象限Bから象限B又はAへ移動する場合(象
限りは、ワーク16の加工中以外は、侵入禁止領域なの
で、本発明が適用される、早送り時には、工具が象限り
に存在することは無い。)、ステップS5で始点が象限
BでもCでもなく、従って象限Aの場合、又はステップ
S6で始点が象限Cで終点が象限Bでない場合、従って
象限Cから象限C又はAへ移動する場合には、ステップ
S9に入り、設定された領域が、ワーク干渉領域ARA
1のみか、それともテールストック17が存在して、ワ
ーク干渉領域ARA 1の他にテールストック干渉領域
ARA2も設定されているかを象限設定演算部7の領域
の演算結果から判定する。ステップS9で、設定領域が
ワーク干渉領域ARA 1だけの場合は、いずれの場合
にも、テールストック17と干渉することが無いので、
ステップS8に入り、刃物台駆動制御部10により、x
1Z軸の同時2軸駆動で刃物台を工具と共に終点まで移
動させる。
ステップS9で、象限設定演算部7により、テールスト
ック干渉領域ARA2もワーク干渉領域ARA1と共に
設定されているのもと判定された場合には、ステップ3
10に入り、今度は始点の象限がテールストック干渉領
域ARA2の象限すに存在しているか否かを判定する。
始点が象限すに存在している場合、従って象限Ab又は
Cbの場合(象限Bb、Bd、Db、Ddは、座標軸0
□は常に、座標軸0□の、第3図左方に位置するので、
存在しない。)には、ステップ311に入る。ステップ
311では、終点の象限がCである場合、従って、象限
Ac1Be、Ccのいずれかであろ場合には、ステップ
312に入る。なお、この場合の始点と終点の組み合わ
せは、始点がAbで終点Ac、Bc、Cc、始点がCb
で終点がCcの場合のみとなり、他の場合は、ステップ
81〜S8で排除される。なお、始点cbで終点ACの
組み合わせは、既に説明したように、座標軸0 、Oの
関係から有り得ない。ステップ312では刃物台駆動制
御部10を介して工具をまず座標軸OまでZ軸方向に、
始点が象限Ab又はcbの工具を、テールストック17
との干渉を避けつつ移動させ、工具が座標軸0□に達し
、工具とテールストック17との干渉の危険性が無くな
った時点で、ステップ313に入り、終点の存在する象
限Ac、BeXCeまで、X、Z軸の同時2軸駆動で工
具を移動させる。また、ステップ311で、終点の象限
がCで無い場合には、即ち象限a、bの場合(象限dは
工具の侵入禁止領域であり、象限dが終点となることは
、通常有り得ない。)には、移動は象限Ab又はCbの
始点から象限A a 。
Ab、Ba (始点が象限Abの場合のみ)、Ca1C
bまでの移動となり(象限Da、Dcは、工具の侵入禁
止領域なので、終点が当該象限である加工プログラムP
ROは通常有り得ない。)、工具とワーク16及びテー
ルストック17どの干渉が生じる可能性が無いので、ス
テップ313に直ちに入り、始点から終点までx1Z軸
の同時2軸駆動で工具を移動させる。
次に、ステップ310で、始点の象限がbでない場合に
は、ステップ314に入り、始点は象限Cか否かを判定
する。始点が象限C1従って、Ac、Bc、Ccの場合
は、ステップ315に入り、終点の象限がbか否かを判
断する。終点の象限がb、従って始点がAc、、Bc、
Ccで終点がAb、始点がCcで終点がcbの場合は、
ステップ316に入り、工具をOxまでX軸方向に移動
させ、工具とテールストック17との干渉の可能性を排
除し、次いでステップ318で、X、Z軸の同時2軸駆
動により終点まで移動させる。
また、ステップ315で終点が象限すでなく、象限a、
cの場合、即ち象限AaXAc、Ba。
Bc、Ca1Ccの場合には、始点と終点の組み合わせ
は、始点がAcで終点が、Aa、Ac、Ba、Be、C
cの場合、始点がBeで終点がAa。
Ab、Ba、Beの場合、及び始点がCcで終点がAa
、Ac、Ca、Ccの場合となり(その他の組み合わせ
は、ステップ81〜S8で排除されている。ステップS
10に入る場合は、■始点が象限Aの場合、■始点が象
限Bで、終点がB又はA1■始点が象限Cで終点が象限
C又はAの場合に限られる。)、いずれの場合も、干渉
の危険が無いので、ステップS13に入り、X、Zの同
時2軸制御により工具を始点から終点まで移動させる。
更に、ステップ314で、始点が象限Cに無い場合、従
って、象限aのAa、Ba、Caの場合には、始点と終
点の組み合わせは、始点がAaで終点がAa、Ab、A
c、Ba、Be、Ca。
CblCCの場合、始点がBaで終点がAa、Ab、A
C,Ba5Be、始点がCaで終点がAa。
Ab、Ca、Cb、Ccの場合であり、いずれの場合も
、干渉の危険が無いので、ステップ313に入り、xl
zの同時2軸制御により工具を始点から終点まで移動さ
せる。
こうして、工具が始点から終点まで、工具移動プログラ
ムTPRに基づいて、ワーク16及びテールストック1
7との干渉を排除しつつ移動し、当該動作が完了すると
主制御部3は、加工プログラムPROに基づく加工を再
開する。
なお、工具移動プログラムTPRに示されたワーク干渉
領域ARA 1及びテールストック干渉領域ARA2に
おける、工具の移動態様を、第6図及び第7図にまとめ
て示す。
また、第3図は、テールストック17が存在しつつ、ワ
ーク16に対して使用していない、状態を示しているが
、第4図に示すように、テールストック17を用いた加
工の場合にも、工具移動プログラムTPRは同様に適用
することが出来、この場合には、座標軸0 とOが一致
するので、第3図における象限Aa、Ac、Ca、Cc
が無くなる。
(g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、加工プログラ
ムPRO中で、工具の早送りが、工具を移動させるべき
始点と終点により指示された際に、ワーク16に対して
ワーク干渉領域ARA1を設定し、ワーク干渉領域AR
A 1には、工具の進入を禁止した象限り等の進入禁止
象限及び、工具の移動を許容した2個以上の象限A、B
、Cを設定し、前記始点と終点との属する象限に応じて
、工具の移動態様を前記進入禁止象限を回避する形で制
御するようにして構成したので、工具の移動経路を自動
的に制御してワーク16と干渉するととを防止すること
が出来、プログラマが加工プロダラムPRO中で、中継
点などをわざわざ指示したり、移動の度にオペレータが
手動で工具を移動(・ させる必要が無くなり、最近の加工の無人化の趨勢にも
十分対応することが可能となる。また、禁止領域に達し
た時点で、工具の移動動作を停止させる、バリヤ機能や
ストロークリミット機能に比して、工具の移動動作が停
止することな(継続されるので、無人加工中の加工プロ
グラムPROの予期せぬ停止状態の発生を未然に防止す
ることが出来、信頼性の高い数値制御旋盤の提供が可能
となる。
更に、ワーク干渉領域ARA 1の他に、テールストッ
ク17に対してテールストック干渉領域ARA2を設定
し、テールストック干渉領域ARA2には、工具の進入
を禁止した象限d等の進入禁止象限及び、工具の移動を
許容した2個以上の象限aSb、cを設定し、始点と終
点が属する、ワーク干渉領域ARA1及びテールストッ
ク干渉領域ARA2の象限に応じて、工具の移動態様を
前記2つの干渉領域に関する進入禁止象限を回避する形
で制御するようにして構成した場合には、ワーク16及
びテールストック17に対する干渉を防止した形で工具
を移動制御することが出来、よりキメの細かな制御が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による工具の移動制御方法が適用される
数値制御旋盤の一例を示す制御プロッり図、第2図はワ
ーク周辺に設定されるワーク干渉領域の一例を示す平面
図、第3図及び第4図はワーク及びテールストックの周
辺に設定される干渉領域の一例を示す平面図、第5図は
工具移動プログラムの一例を示すフローチャート、第6
図及び第7図は各干渉領域における工具の移動態様を示
した図、第8図は従来の工具の移動方法を示す平面図で
ある。 2・・・・・・数値制御旋盤 16・・・・・・ワーク 17・・・・・・テールスト、り 0x10x10□、02・・・・・・座標軸PRO・・
・・・・加工プログラム ARA1・・・・・・ワーク干渉領域 ARA2・・・・・・テールストック干渉領域出願人 
 株式会社 山崎鉄工所 代理人  弁理士  相1)伸二 (ほか1名) 第2図 11ヨハジワークも$4−v

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、工具を加工プログラムからの指示に基づいて早
    送りで移動させ得る数値制御旋盤において、前記加工プ
    ログラム中で、工具の早送りが、工具を移動させるべき
    始点と終点により指示された際に、ワークに対してワー
    ク干渉領域を設定し、ワーク干渉領域には、工具の進入
    を禁止した進入禁止象限及び、工具の移動を許容した2
    個以上の象限を設定し、前記始点と終点との属する象限
    に応じて、工具の移動態様を前記進入禁止象限を回避す
    る形で制御するようにして構成した工具の移動制御方法
  2. (2)、ワーク干渉領域が、ワークの素材寸法を基準に
    してZ軸及びX軸方向に設定された2本の座標軸により
    形成されることを特徴とした特許請求の範囲第1項記載
    の工具の移動制御方法。
  3. (3)、工具を加工プログラムからの指示に基づいて早
    送りで移動させ得る数値制御旋盤において、前記加工プ
    ログラム中で、工具の早送りが、工具を移動させるべき
    始点と終点により指示された際に、ワークに対してワー
    ク干渉領域を設定し、ワーク干渉領域には、工具の進入
    を禁止した進入禁止象限及び、工具の移動を許容した2
    個以上の象限を設定すると共に、テールストックに対し
    てテールストック干渉領域を設定し、テールストック干
    渉領域には、工具の進入を禁止した進入禁止象限及び、
    工具の移動を許容した、2個以上の象限を設定し、始点
    と終点が属する、ワーク干渉領域及びテールストック干
    渉領域の象限に応じて、工具の移動態様を前記2つの干
    渉領域に関する進入禁止象限を回避する形で制御するよ
    うにして構成した工具の移動制御方法。
  4. (4)、ワーク干渉領域が、ワークの素材寸法を基準に
    してZ軸及びX軸方向に設定された2本の座標軸により
    形成されることを特徴とした特許請求の範囲第3項記載
    の工具の移動制御方法。
  5. (5)、テールストック干渉領域が、テールストックの
    先端位置及びテールストックの側面位置を基準にしてZ
    軸及びX軸方向に設定された2本の座標軸により形成さ
    れることを特徴とした特許請求の範囲第3項又は第4項
    記載の工具の移動制御方法。
JP8568585A 1985-04-22 1985-04-22 工具の移動制御方法 Pending JPS61244443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8568585A JPS61244443A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 工具の移動制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8568585A JPS61244443A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 工具の移動制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61244443A true JPS61244443A (ja) 1986-10-30

Family

ID=13865699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8568585A Pending JPS61244443A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 工具の移動制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61244443A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618256A (ja) * 1984-06-22 1986-01-14 Hitachi Seiki Co Ltd Ncデ−タ干渉防止装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618256A (ja) * 1984-06-22 1986-01-14 Hitachi Seiki Co Ltd Ncデ−タ干渉防止装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4489377A (en) Method for preventing machine component interference
US4758961A (en) Tool move control method and apparatus for preventing tool interference with an object.
JP3199319B2 (ja) 多軸多系統数値制御方法
JPS61244443A (ja) 工具の移動制御方法
JPH0253161B2 (ja)
JPH1058279A (ja) タレット工具選択指令方法
US5654618A (en) Process for the two-dimensional determination of a work-area contour for lathes
JPS6243805B2 (ja)
JP4770076B2 (ja) 数値制御装置
JP4469488B2 (ja) 工作機械における工具刃先位置の設定方法
JPS63236106A (ja) 工具通路制御方式
JPS61203251A (ja) 工具干渉チエツク方式
JP2685832B2 (ja) 数値制御研削盤
US12093016B2 (en) Numerical controller which can be parametrised by the machine manufacturer
JP2624174B2 (ja) 数値制御装置の自動運転方式
JP3464894B2 (ja) 工作機械の制御方法
JPS62120995A (ja) ロボツトにおける干渉防止方法
JPH06104291B2 (ja) 数値制御旋盤におけるタレット旋回制御方式及びその装置
JP2568111B2 (ja) Nc施盤における干渉防止バリアの作成方法
JP4031571B2 (ja) Nc旋盤の制御装置
JP2795563B2 (ja) 工具重量による工具の傾き補正手段を備えた数値制御装置
JPH01205956A (ja) 数値制御工作機械
JP3230886B2 (ja) 数値制御研削盤
JPH0463401B2 (ja)
JPS59205253A (ja) 4軸旋盤における工具干渉チエツク方法