JPS61244431A - 部品の自動組立装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、部品の自動組立装置に関するものである。

［発明の概要コ この発明は、搬送装置で搬送された部品の姿勢を検出ス
テーションで検出し、該検出ステーションで検出された
検出値が正しい範囲内にない姿勢不良部品は組立作業を
行わないで組立ステーションを通過させ、不良品排出ス
テーションから排出するようにすることにより、 装置全体を停止することなく、正常な部品は組立作業を
行い、姿勢不良部品は排出して生産効率の向上を図った
ものである。

［従来の技術］ 従来は、装置に供給された複数の部品の組立整合姿勢を
検出し、その姿勢が正しい範囲内にない姿勢不良部品が
検出された際に、装置全体を停止して該姿勢不良部品を
排除していた。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、姿勢不良部品が検出される毎に、装置全体を停
止して該姿勢不良部品を排除していると、他の正常な姿
勢の部品の組立及びその他の作業が中断され、生産効率
の低下を招く問題があった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明をその一実施例を示す第１図乃至第３図を参照し
て説明すると、矢印ａで示す部品２乃至４の搬送方向の
固定系に沿って設けられた各供給ステーション１１．１
２及び１４から部品搬送装置１に部品２乃至４を供給し
て組立てる組立装置であって、部品２乃至４の搬送方向
の前方の固定系に設けられている組立ステーション１６
により部品搬送装置１で搬送されてくる正常な姿勢の部
品の組立作業を行い、組立ステーション１６に至る前の
固定系に設けられている検出ステーション１３及び１５
で供給ステーション１１．１２及び１５により供給され
た部品２乃至４の姿勢を検出し、組立ステーション１６
よりも部品２乃至４の搬送方向の前方の固定系に設けら
れている不良品排出ステーション１７により姿勢不良部
品を排出し、不良品排出ステーション１７よりも部品２
乃至４の搬送方向の前方の固定系に設けられている組立
品搬出ステーション１８により正常な姿勢の部品を組立
てた組立体５を搬出し、姿勢不良部品を検出ステーショ
ン１３及び１５が検出した際に、制御装置Ａにより組立
ステーション１６には該姿勢不良部品の組立てを行わな
いようにする制御信号を与え且つ不良品排出ステーショ
ン１７には該姿勢不良部品の排出を行わせる制御信号を
与える−ようになっている。

［作　用］ 上記のように構成すると、検出ステーション１３及び１
５で姿勢が正しい範囲内にない姿勢不良部品が検出され
た際に、この姿勢不良部品をその組立を行わないまま組
立ステーション１６を通過させるとともにその後不良品
排出ステーション１７から排出するようにしたので、姿
勢不良部品が検出されても装置全体を停止することなく
、他の正常な姿勢の部品においては、組立ステーション
１６で通常の組立作業を行える。

［実施例］ 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。

本発明の組立装置には、例えば第１図に示されているよ
うに部品搬送装置としてのターンテーブル１を備えたも
のがある。このターンテーブル１を備えた組立装置につ
いて、例えば第２図に示されている底部材２、封入体３
及び蓋体４等の部品を組立てて第３図に示すような組立
体５を構成するものとして以下説明する。ターンテーブ
ル１は該テーブル１の所定位置を後記する各ステーショ
ンに位置決めするように間欠的に回転駆動されるように
なっている。矢印ａで示すターンテーブル１の回転方向
（部品の搬送方向）の固定系には部品の組立における種
々の作業を行う複数のステーションが設けられている。

即ち、部品の搬送方向に沿った固定系の成る位置に底部
材２をターンテーブル１０所定位置に供給する第１の供
給ステーション１１が設けられ、その隣には底部材２に
封入体３を供給する第２の供給ステーション１２が設け
られている。第２の供給ステーション１２よりも部品の
搬送方向の前方（先方）の固定系には該第２の供給ステ
ーション１２における底部材２の供給位置及び該部材の
姿勢を検出するとともに封入体３の有無及び該封入体３
が存在する場合のその姿勢を検出する第１の検出ステー
ション１３が設けられている。第１の検出ステーション
１３の検出信号は制御装＠Ａに与えられるようになって
いる。第１の検出ステーション１３よりも部品の搬送方
向の前方の固定系には底部材２に封入体３を挿入したも
のに対して蓋体４を供給する第３の供給ステーション１
４が設けられている。第１、第２及び第３・の供給ステ
ーション１１．１２及び１４にはそれぞれ部品供給用の
パーツフィーダ１１ａ、１２ａ及び１４ａが接続されて
いる。第３の供給ステーション１４よりも部品の搬送方
向の前方の固定系には蓋体４の有無及び蓋体４が存在す
る場合のその姿勢を検出する第２の検出ステーション１
５が設けられている。第２の検出ステーション１５の検
出信号も制御装置Ａに与えられるようになっている。制
御装置Ａは、第１．第２の検出ステーション１３．１５
から入力される検出信号をもとにして部品が正しい姿勢
にあるか否かを判断して正しい姿勢でない場合には所定
の時間後に、後記する組立ステーションと不良品排出ス
テーションとに制御信号を出力するようになっている。

ターンテーブル１の位置は、位置センサーＢの信号が、
制御装置Ａに与えられて検出されるようになっている。

第２の検出ステーション１５よりも部品の搬送方向の前
方の一定系には組立ステーション１６が設けられ、この
組立ステーション１６において底部材２、封入体３及び
蓋体４が組立てられて組立体５が完成するようになって
いる。この組立ステーション１６には、検出された姿勢
不良部品が通過する時間になると、制御装置Ａから制御
信号が与えられるようになっている。

この制御信号が与えられると、該組立ステーション１６
は図示しないが組立に際して使用される加工治具類が退
避させられて姿勢不良部品の組立が行われないようにな
っている。第１．第２の検出ステーション１３．１５で
姿勢不良部品が検出されてから組立ステーション１６又
は後述する不良品排出ステーションに、制御装置Ａが制
御信号を出すタイミングは、ターンテーブル１の間欠的
回転運動の回数を該制御装置Ａでカウントすることによ
り容易に定めることができる。組立ステーション１６よ
りも部品の搬送方向の前方の固定系には、第１．第２の
検出ステーション１３．１５で検出された姿勢不良部品
を排出する不良品排出ステーション１７が設けられてい
る。この不良品排出ステーション１７には、検出された
姿勢不良部品が通過する時間になると、制御装置Ａから
制御信号が与えられるようになっている。この制御信号
が与えられると、該不良品排出ステーション１７は姿勢
不良部品の排出動作を行うようになっている。不良品排
出ステーション１７はまた第１゜第２の検出ステーショ
ン１３．１５で検出されない重量、寸法及び形状等を検
出してその検出値が正しい範囲内にない不良組立部品を
排出するようになっている。不良品排出ステーション１
７には排出する不良品を収納する受箱１７ａが設けられ
、第１．第２の検出ステーション１３．１５で検出され
た姿勢不良部品と不良品排出ステーション１７で検出さ
れた不良組立部品とを図示しないが選別枠等により分離
して受箱１７ａに収納するようになっている。不良品排
出ステーション１７よりも部品の搬送方向の前方の固定
系には、正常な姿勢の部品を組立てた組立体５を搬出す
る搬出ステーション１８が設けられている。これらの各
ステーションは部品の搬送方向に一定ピッチで設けられ
ている。

上記実施例の装置を用いて部品の組立を行うには、予め
パーツフィーダ１１ａ、１２ａ及び１４ａに所定の部品
例えば底部材２、封入体３及び蓋体４をそれぞれ多数個
ずつ配置しておく。この状態で、先ず、第１の供給ステ
ーション１１からターンテーブル１上にパーツフィーダ
１１ａから底部材２を供給する。次に、ターンテーブル
１を矢印ａ方向に間欠的に回転駆動して該ターンテーブ
ル１上の底部材２が第２の供給ステーション１２に対応
した位置で停止させる。この状態で、ターンテーブル１
上に位置する底部材２内に整合する姿勢で封入体３を第
２の供給ステーション１２から供給し、また、第１の供
給ステーション１１に対応したターンテーブル１上には
次の底部材２を供給する。第２の供給ステーション１２
で封入体３の供給が終ると、ターンテーブル１を再び矢
印ａ方向に間欠的に回転駆動し、底部材２が第１の検出
ステーション１３に対応した位置で停止させる。この時
ターンテーブル１上の次の底部材２は第２の供給ステー
ション１２に対応して停止している。第１の検出ステー
ション１３においては、底部材２の供給位置及び該部材
の姿勢を検出するとともに封入体３の有無及び該封入体
が存在する場合はその姿勢を検出する。この時、第１の
検出ステーション１３で検出された検出信号を制御装＠
Ａに入力し、姿勢の良否の判定をし、不良姿勢と判定し
たときそれを記憶する。検出が終了すると、ターンテー
ブル１を矢印ａ方向に間欠的に回転駆動し、封入体３を
収容した底部材２が第３の供給ステーション１４に対応
した位置で停止させる。第３の供給ステーション１４で
は、該底部材２に蓋体４を供給して被せる。この時も同
様に封入体３を収容した次の底部材２は第１の検出ステ
ーション１３に位置し、底部材２のみのものは第２の供
給ステーション１２に位置する。次に、ターンテーブル
１を矢印ａ方向に間欠的に回転駆動し、封入体３を収容
して蓋体４が被せられた底部材２が第２の検出ステーシ
ョン１５に対応した位置で停止させる。第２の検出ステ
ーション１５においては、ターンテーブル１上の底部材
２．封入体３．蓋体４の有無及びその姿勢を検出する。

この時も上記第１の検出ステーション１３の場合と同様
に第２の検出ステーション１５で検出された検出信号を
制御装置Ａに入力し、姿勢の良否の判定をし、姿勢不良
と判定したときそれを記憶する。

次に、ターンテーブル１を矢印ａ方向に間欠的に回転駆
動し、封入体３を収容して蓋体４が被せられた底部材２
が組立ステーション１６に対応した位置で停止させる。

この時、組立ステーション１６に停止された部品が姿勢
不良部品であった場合には、制御装置Ａから制御信号が
該組立ステーション１６に与えられる。制御信号が与え
られると、組立ステーション１６は図示しない組立加工
冶具類を退避させる。従って、姿勢不良部品の組立作業
を行わない。また正常な姿勢の部品においては、制御信
号が与えられないので、正常に組立ステーション１６で
組立作業を行い、組立体５を得る。

次に、ターンテーブル１を矢印ａ方向に間欠的に回転駆
動し、組立体５が不良品排出ステーション１７に対した
位置で停止させる。この時、不良品排出ステーション１
７に停止された部品が姿勢不良部品であった場合には、
制御装置Ａから制御信号が該不良品排出ステーション１
７に与えられる。

制御信号が与えられると、不良品排出ステーション１７
は姿勢不良部品を排出する手段を駆動し、その姿勢不良
品を排出する。この不良品排出ステーション１７では、
第１．第２の検出ステーション１３．１５で検出されな
い重量、寸法及び形状等を検出してそれが正しい範囲内
にない不良組立部品を排出する。この時も同様に、ター
ンテーブル１上の後続の部品は対応するステーションで
順次作業を行う。次に、ターンテーブル１を矢印ａ方向
に間欠的に回転駆動し、組立体５が組立体搬出ステーシ
ョン１８に対応した位置で停止させ、停止した組立体５
を搬出するｌこのような動作を順次行って部品の組立を
行う。

上記実施例においては、ターンテーブル１の間欠的な送
り長さは各ステーション間の距離と一致するようになっ
ており、ターンテーブル１が一回転したときに部品の組
立が完了して搬出されるようになっている。

上記実施例においては、組立てる部品を３個として部品
の供給ステーションを３か所に配設したが、この供給ス
テーションの数は組立てる部品の数に応じて変えられる
のは勿論である。

上記実施例においては、各ステーションを部品の搬送方
向としての円周方向に一定ピッチで設けたが１、本発明
はこれに限定されるものではなく、直線的に部品を移送
するチェーコンベアの移送方向に一定ピッチで各ステー
ションを設けることもできる。

また上記実施例においては、部品搬送装置の送り動作を
間欠的な回転運動としたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、部品を連続的に搬送するものでもよい。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、検出ステーションで正し
い姿勢でない姿勢不良部品を検出した際に、この姿勢不
良部品をその組立を行わないまま組立ステーションを通
過させるとともにその先の不良品排出ステーションで排
出するようにしたので、姿勢不良部品が検出されても装
置全体を停止することなく、他の正常な部品においては
、組立ステーションで通常の組立作業を行って生産効率
の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る装置の一実施例を示す平面説明図
、第２図及び第３図はそれぞれ第１図に示す組立装置に
より組立てられた部品及びその組立体を示す断面説明図
である。 １・・・ターンテーブル（部品搬送装置）、２・・・底
部材（部品）、３・・・封入体く部品）、４・・・蓋体
（部品）、１１．１２及び１４・・・供給ステーション
、１３及び１５・・・検出ステーション、１６・・・組
立ステーション、１７・・・不良品排出ステーション、
１８・・・組立体搬出ステーション。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 部品の搬送方向の固定系に沿つて設けられた各供給ステ
   ーションから部品搬送装置に前記部品を供給して組立て
   を行う部品の自動組立装置において、 前記部品の搬送方向の前方の固定系に設けられて前記部
   品搬送装置で搬送されてくる正常な姿勢の部品の組立作
   業を行う組立ステーションと、前記組立ステーションに
   至る前の固定系に設けられて前記供給ステーションによ
   り供給された前記部品の姿勢を検出する検出ステーショ
   ンと、前記組立ステーションよりも部品の搬送方向の前
   方の固定系に設けられて前記姿勢不良部品を排出する不
   良品排出ステーションと、 前記不良品排出ステーションよりも部品の搬送方向の前
   方の固定系に設けられて前記正常な姿勢の部品を組立て
   た組立体を搬出する組立品搬出ステーションと、 前記姿勢不良部品を前記検出ステーションが検出した際
   に、前記組立ステーションには該姿勢不良部品の組立て
   を行わないようにする制御信号を与え且つ前記不良品排
   出ステーションには該姿勢不良部品の排出を行わせる制
   御信号を与える制御装置とを具備していることを特徴と
   する部品の自動組立装置。