JPS61244223A - サ−ジ防護回路 - Google Patents

サ−ジ防護回路

Info

Publication number
JPS61244223A
JPS61244223A JP8132385A JP8132385A JPS61244223A JP S61244223 A JPS61244223 A JP S61244223A JP 8132385 A JP8132385 A JP 8132385A JP 8132385 A JP8132385 A JP 8132385A JP S61244223 A JPS61244223 A JP S61244223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
bidirectional
voltage
line
surge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8132385A
Other languages
English (en)
Inventor
秀隆 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP8132385A priority Critical patent/JPS61244223A/ja
Publication of JPS61244223A publication Critical patent/JPS61244223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は雷などのサージに対して通信装置や電子機器等
を保護するためのサージ防護回路に関するものである。
(従来技術) 従来めサージ防護回路としては、例えば第3図に示すよ
うなものがある。
第3図において、通信装置3(例えば加入者電話)は、
A線1とB線2の2本の通信線を用いて通信を行なって
いる。
そして、通信装置3を雷サージから防護するために、A
線1と接地間およびB線2と接地間にはそれぞれ放電型
の避雷管4および5が接続されている。
しかし、第3図の装置においては、雷サージが加わった
場合に、2本の通信線と接地間にそれぞれ接続されてい
る避雷管4.5が同時に動作(放電)しないと、A線1
とB線2との間で線間電圧が生じ、それによって通信装
置3を破壊してしまうおそれがある。
例えば、100OVの雷サージが印加され、避雷管4が
避雷管5より先に放電したとすると、A線1の電位はア
ーク電位20〜30Vになるが、B線と接地間の電位は
雷サージ電圧1000Vであるため、A線とB線との間
の線間電圧は970〜980vとなり、それによって通
信装置3を破壊してしまう。
上記の問題を解決するため、一つの避雷管の中に3つの
電極を設け、A線と接地間またはB線と接地間のどちら
か一方が放電する際に放出する放電光またはイオン等を
トリガにして、もう一方もほぼ同時に放電させることが
出来るようにした二極避雷管(例えば特許第14191
13号又は特許願昭和56年5917号に記載)が提案
されている。
しかし、避雷管は第5図に示すようなサージ放電開始電
圧−放電開始時間特性を有しているため、入力サージの
立上がり峻度によってサージ放電開始電圧が300〜8
00v、放電開始時間が0.3IJs〜30μsと大幅
にばらつくという欠点がある。
例えば、立上がり峻度が100OV/usの雷サージの
場合、第3図のMlに示すように、サージ放電開始電圧
は700vであり、放電開始時間は0.65tlsであ
る。
また、立上がり峻度が100V/μsの雷サージの場合
、第3図のM2に示すように、放電開始時間は450v
となり、放電開始時間は4.5IIsとなる。
さらに、避雷管は立上がり峻度が一定でもサージ放電開
始電圧が±20%程度ばらつくという問題もある。
また、このサージ放電開始電圧は、通信装置の耐圧(例
えば195V)に比べてはるかに高いため。
避雷管のみで十分な保護を行なうことが出来ず。
第4図に示すごとき多段防護回路を用いる必要があった
第4図において、6は三極避雷管、7及び8は酸化亜鉛
バリスタ、9及び1oは抵抗、 11及び12はヒユー
ズである。
第4図の回路において、通信線1.2に雷サージが印加
されると、二極避雷管6は前記第3図に示すように、動
作速度が遅いためにすぐには放電しない。
従って、雷サージは抵抗器9.10、ヒユーズ11゜1
2及び酸化亜鉛バリスタ7.8を流れる。
通信装置3は酸化亜鉛バリスタ7.8のバリスタ電圧に
よって雷サージから保護される。
時間の経過とともに雷サージ電圧は上昇するため、抵抗
9.10、ヒユーズ11.12、酸化亜鉛バリスタ7.
8を流れる雷サージ電流は増加する。
酸化亜鉛バリスタ7.8のバリスタ電圧と抵抗9、lO
による電圧降下との和が二極避雷管6の端子電圧となり
、サージ電圧の上昇によって二極避雷管6の端子電圧が
上昇するので、前記第3図に示す特性に従い、二極避雷
管6は放電する。
二極避雷管6が放電すると通信線1,2の電圧は、二極
避雷管6のアーク電圧20〜50Vとなり。
通信装置3は雷サージから防護される。
また、商用線との混触時に過大電流が連続して抵抗器9
.1o、ヒユーズ11.12、酸化亜鉛バリスタ7.8
を流れると、ヒユーズ11.12が溶断して回路を遮断
し、通信装置3を商用電源から防護する機能を有してい
る。
上記のように、第4図の多段防護回路は、過電圧抑圧機
能と過電流遮断機能とを有している。
しかし、第4図から判るように、多段防護回路は、部品
点数が避雷管1個、抵抗器2個、ヒユーズ2個、酸化亜
鉛バリスタ2個の合計7個とがなり多くなり、形状も大
きくなるという開運があった。
さらに1通信線に直列に挿入されている抵抗9、lOの
抵抗値(例えば15Ω)によって信号が減衰し。
伝送損失が増加するという欠点もある。
また、避雷管は放電によるスパッタやアーク熱で電極面
が劣化するという問題もあった。
次に、海底中継器のサージ防護回路としては。
例えば第6図に示すような多段防護回路が用いられる。
第6図において、 13.14は通信線(入力)、15
.16は通信線(出力)、17は三極避雷管(例えば特
許第793644号に記載)、破線で囲んだ部分18は
海底中継器、19.20はバリスタ、 21〜24は抵
抗である。
三極避雷管17は前記の二極避雷管と同様に、通信線1
3.14間及び15.16間の線間電圧を排除するほか
、同時に放電することで入出力の通信線13.14と通
信線15.16との間の電圧差も解消することが出来る
従って、第6図の回路においては、海底中継器18の入
出力間の耐圧を小さくすることが出来る。
しかし、多段防護回路であるため部品点数が多く、かつ
五極避雷管17を用いているので、前記と同様に動作に
よって劣化するという問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように従来のサージ防護回路においては、放電型
の避雷管を用いているため、■動作速度が遅い、■動作
電圧が高く、かつ、ばらつく、■動作によって劣化する
、等の問題があり、また、避雷管のみでは十分な防護を
行なうことが出来ないので、多段防護回路とする必要が
あり、部品点数が多く、形状が大きくなる等の問題があ
った。
本発明は上記のごとき従来技術の問題を解決するために
なされたものであり、少ない構成部品で優れた防護性能
を有し、かつ劣化の少ないサージ防護回路を提供するこ
とを目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては、サージ
防護素子として、双方向三端子サイリスタ(いわゆるト
ライアック)を用い、n個の双方向三端子サイリスタの
各アノード端子をn本の通信線のそれぞれに1個づつ接
続し、また各カソード端子は相互に接続して接地し、か
つ各ゲート端子は相互に接続した構成とすることにより
、半導体部品のみでサージ防護を有効に行なうように構
成している。
また、本発明の他の構成においては、上記の構成に加え
て、カソード端子とゲート端子間に抵抗を接続すること
により、双方白玉端子サイリスタの保持電流が通信装置
の給電電流より小さい場合であっても、双方向三端子サ
イリスタが連続して導通することのないように構成して
いる。
なお、本発明においては、上記のように構成することに
より、一つの双方白玉端子サイリスタが動作したときに
おけるカソード・ゲート間電圧を他の双方向三端子サイ
リスタのゲート電圧として与えることによって、各双方
向三端子サイリスタを同時に動作させるようにしたもの
である。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の一実施例図である。
第1図において、25及び26は双方向三端子サイリス
タ、27は抵抗、33及び34はヒユーズであり、その
他前記第3図と同符号は同一物を示す。
第1図において、双方向三端子サイリスタ25.26の
ブレイクオーバ電圧は、例えば150vである。
各双方向三端子サイリスタ25.26のアノードは、そ
れぞれA線1及びB線2に接続され、また、各カソード
端子は相互に接続されて接地され、さらに各ゲート端子
も相互に接続されている。
上記の構成において、雷サージが加わり、例えば双方向
三端子サイリスタ25が先にブレイクオーバして動作し
たとすると、A線1の電圧は双方向三端子サイリスタ2
5の動作電圧約1vとなり、通信装置3は過電圧から保
護される。
また、動作時における双方向三端子サイリスタ25のカ
ソード、ゲート間の電圧は、pn接合で生じる電圧降下
となり、この電圧が動作していない(入力サージがブレ
イクオーバ電圧に達していない)方の双方向三端子サイ
リスタ26のゲート電圧となるため、2つの双方向三端
子サイリスタ25.26のゲート電圧は等しくなり、両
者は同時に動作する。
従って、A線1とB線2との間の線間電圧もなくすこと
が出来る。
また、商用電源との混触時に過大電流が連続して流れる
と、双方向三端子サイリスタ25が短絡故障となるため
、通信装置3には電圧がほとんどかからず、通信装置3
は保護される。万一、開放で故障した場合には、通信製
W3へ電流が流れても、ヒユーズ33.34が溶断して
回路を遮断するので、通信装置3を商用電源から保護す
る機能も有している。
次に抵抗27について説明する。
双方向三端子サイリスタ25.26の保持電流値が通信
装置3の給電電流より小さい場合には、双方向三端子サ
イリスタ25.26が雷サージで一旦導通すると、サー
ジが解消した後も、導通状態を継続し、電流が連続して
流れてしまうことになる。
上記の問題を解決するためには、ゲートとカソード間に
抵抗27を接続し、保持電流値を大きくしてやればよい
本発明の回路においては、各双方向三端子サイリスタの
ゲート端子同志及びカソード端子同志がそれぞれ接続さ
れているため、ゲート、カソード間に接続する抵抗は1
個でよい。
従って、構成部品が少なくなるとともに、各双方向三端
子サイリスタの保持電流値を定める抵抗が共通の1個で
あるため、各双方向三端子サイリスタの保持電流値を一
定に揃えることが出来るという利点もある。
なお、上記の説明からも判るように、通信装置3の給電
電流が保持電流値よりも小さい場合には、双方向三端子
サイリスタが連続して導通するおそれはないため、抵抗
27は不要となる。
次に、第2図は本発明の他の実施例図であり、海底中継
器のサージ防護回路に本発明を適用した場合を示す。
第2図において、28〜31は双方向三端子サイリスタ
、32は抵抗であり、その他前記第6図と同符号は同一
物を示す。
第2図の回路においても、各双方向三端子サイリスタ2
8〜31のアノードは、各通信線13〜16のそれぞれ
に1個づつ接続されており、また、カソードは相互に接
続されて接地され、ゲートは相互に接続されている。
また、抵抗32は前記第1図の抵抗27と同様に、保持
電流値を設定するための抵抗である。
第2図の回路においても、雷サージが加わって、いずれ
か1つの双方向三端子サイリスタがブレイクオーバして
導通すれば、その双方向三端子サイリスタのゲート、カ
ソード間に生じる電圧が他の双方向三端子サイリスタの
ゲート信号となってすべての双方向三端子サイリスタが
導通するため、各通信線間の線間電圧はもちろん、海底
中継器18の入力と出力との間の電圧差も解消され、海
底中継器18は絶縁破壊から完全に保護される。
上記のように、第1図及び第2図の回路においては、サ
ージ防護素子として双方向三端子サイリスタを用いてい
るが、双方向三端子サイリスタは動作速度が早く、しか
もサージ耐量も大きい(例えば特許願昭和59年272
555号に記載)という特徴を有するため、従来の多段
防護回路の代りに、双方向三端子サイリスタだけで十分
な保護機能を持たせることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく本発明によれば、少ない回路素子で
十分な防護機能を有するサージ防護回路を構成すること
が出来、また、通信線に直列に抵抗を挿入する必要が無
いので、伝送損失が増加するおそれも無い。
また、構成素子が同一の半導体プロセスによって得られ
るため、ワンチップ上にサージ防護回路を集積化するこ
とも可能であり、小形で安価に形成することが出来る。
また、ブレイクオーバ電圧を半導体プロセスで一定の値
に設定することも出来、動作速度が早く、しかも線間電
圧が小さくなる等の特徴を有するため、特に過電圧に弱
い半導体部品で構成された通信装置用のサージ防護回路
として大きな効果を発揮することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2′図はそれぞれ本発明の実施例図、第3
図及び第4図は従来装置の一例図、第5図は放電型避雷
管のサージ放電開始電圧と放電開始時間との関係図、第
6図は従来装置の他の一例図である。 符号の説明 1.2・・・通信線    3・・・通信装置13〜1
6・・・通信線    18・・・海底中継器25.2
6・・・双方向三端子サイリスタ  27・・・抵抗2
8〜31・・・双方向三端子サイリスタ32・・・抵抗
       33.34・・・ヒユーズ特許出願人 
 日本電信電話株式会社 代理人弁理士  中 村 純 之 助 い       X 区        :ご 手続補正書(1釦 昭和60年1o月25日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示   昭和60年特許願第81323号
2、発明の名称   サージ防護回路 3、補正をする者

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数n本の通信線を使用して通信する通信装置や電
    子機器等のサージ防護回路において、n個の双方向三端
    子サイリスタの各アノード端子を上記n本の通信線のそ
    れぞれに1個ずつ接続し、また各カソード端子は相互に
    接続して接地し、かつ各ゲート端子は相互に接続してあ
    ることを特徴とするサージ防護回路。 2、複数n本の通信線を使用して通信する通信装置や電
    子機器等のサージ防護回路において、n個の双方向三端
    子サイリスタの各アノード端子を上記n本の通信線のそ
    れぞれに1個ずつ接続し、また各カソード端子は相互に
    接続して接地し、かつ各ゲート端子は相互に接続し、更
    に上記カソード端子と上記ゲート端子間に抵抗を接続し
    たことを特徴とするサージ防護回路。
JP8132385A 1985-04-18 1985-04-18 サ−ジ防護回路 Pending JPS61244223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8132385A JPS61244223A (ja) 1985-04-18 1985-04-18 サ−ジ防護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8132385A JPS61244223A (ja) 1985-04-18 1985-04-18 サ−ジ防護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61244223A true JPS61244223A (ja) 1986-10-30

Family

ID=13743187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8132385A Pending JPS61244223A (ja) 1985-04-18 1985-04-18 サ−ジ防護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61244223A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012506687A (ja) * 2008-10-21 2012-03-15 デーン+シェーネ ゲーエムベーハ+ツェオー.カーゲー 特には情報技術システムのための多段の過電圧保護回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012506687A (ja) * 2008-10-21 2012-03-15 デーン+シェーネ ゲーエムベーハ+ツェオー.カーゲー 特には情報技術システムのための多段の過電圧保護回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4695916A (en) Protector circuit
US4683514A (en) Surge voltage protective circuit arrangements
IE913429A1 (en) Circuit Protection Device
EA006997B1 (ru) Схема защиты от перенапряжений
US6930871B2 (en) Lightning arrester device for low-voltage network
EP0186873B1 (en) Protector circuit
JP2791979B2 (ja) 過電圧過電流から保護する保護回路
US3660719A (en) Transient suppression system
JPH0354844B2 (ja)
JPS60187002A (ja) サ−ジアブソ−バ
JPH0145812B2 (ja)
JPS61244223A (ja) サ−ジ防護回路
US5721663A (en) Overvoltage protection modules with back-up protection for communication lines
JP3473819B2 (ja) 雷防護アダプタ
JP2783150B2 (ja) 正特性サーミスタ素子及びそれを用いた電信電話用端末装置
JPH07184319A (ja) 保護回路
JPH01268427A (ja) 異常電圧抑制装置
JPS62135226A (ja) サ−ジ防護回路
JPH0222607B2 (ja)
KR890002311B1 (ko) 과전압 보호 회로
KR200296699Y1 (ko) 과 전압 차단 회로
JPH0771379B2 (ja) 通信用保護回路
JPS6347053B2 (ja)
RU69333U1 (ru) Устройство защиты от перенапряжения
CN116826660A (zh) 一种浪涌保护电路及系统